JP2542263Y2 - 引出し付き机 - Google Patents

引出し付き机

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JP2542263Y2
JP2542263Y2 JP7114391U JP7114391U JP2542263Y2 JP 2542263 Y2 JP2542263 Y2 JP 2542263Y2 JP 7114391 U JP7114391 U JP 7114391U JP 7114391 U JP7114391 U JP 7114391U JP 2542263 Y2 JP2542263 Y2 JP 2542263Y2
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Japan
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drawer
hook
guide rail
legs
top plate
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秀樹 村松
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Itoki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、引出し付き机に関し、
特に、引出しを摺動自在に支持するガイドレールの取付
構造の改良に係り、例えば、オフィス等で使用されるス
チール机に利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スチール机において、引出しを
摺動自在支持するガイドレールが引出し口に固定的に取
り付けられる場合、ねじ止め手段が用いられると、その
組付作業性が低下するばかりでなく、固定が不確実にな
るため、ねじ止め手段を廃止することができる技術が使
用されている。
【0003】従来のこの種の技術として、実公昭63−
43961号公報に開示されているセンタレール受け装
置を特徴とする机、がある。すなわち、この机は、受け
装置としてのガイドレールに取付金具を付設し、取付金
具の爪片およびダボの作用によってねじ止め手段を用い
ることなく、机の平脚および袖本体へガイドレールの取
り付けを簡単かつ確実に実行することができるようにし
たものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
取付金具を用いた引出し付き机においては、取付金具を
取付口に挿入した後、取付金具をスライドさせる必要が
あるため、構造が複雑になるとともに、組付作業が若干
面倒になる。
【0005】本考案の目的は、組付作業をより一層高め
ることができる引出し付き机を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る引出し付き
机は、天板と、この天板を支える一対の脚とによって囲
まれる足入れ空間の上部に形成された引出し口に引出し
が、引出し口の両脚側面にそれぞれ敷設されたガイドレ
ールに引出しの両側面にそれぞれ敷設されたスライドレ
ールが摺動自在にそれぞれ嵌入されて、前後方向に引き
出し可能に挿入されている引出し付き机において、前記
両脚の前記天板との当接面に前後で一対の取付口が前後
位置にそれぞれ開設されており、他方、前記両ガイドレ
ールの各脚との当接面に前後で一対のフック金具が前記
各取付口に対向する前後位置にそれぞれ固着されている
とともに、各フック金具はガイドレールに固着された被
固着部片の上端辺からフック部片が突設された構造に構
成されており、前記フック金具のフック部片が前記脚の
取付口に脚の上面から挿入されて、前記両ガイドレール
が両脚にそれぞれ吊持されており、これらのガイドレー
ルが両脚に支えられた天板に当接されて上から押さえら
れていることを特徴とする。
【0007】
【作用】前記手段において、ガイドレールの引出し口へ
の組付作業に際して、ガイドレールに予め固着されたフ
ック金具を脚の取付口に挿入するだけで、ガイドレール
を引出し口にセットすることができる。そして、両脚上
に天板が載せられて固定されると、ガイドレールが天板
に押さえられるため、ガイドレールに固着されたフック
金具は取付口からの抜けを阻止された状態になる。
【0008】したがって、前記した手段によれば、机へ
の組み立て作業を下から上へと順次進めて行くことによ
り、ガイドレールが引出し口に組み付けられることにな
るため、組付作業性がきわめて良好になる。
【0009】
【実施例】図1は本考案の一実施例である引出し付き机
を示す一部省略正面断面図、図2はその分解斜視図、図
3はその一部省略分解斜視図、図4はガイドレール部分
を示す分解斜視図、図5はその拡大部分分解斜視図、図
6は(a)、(b)、(c)は組付作業を説明するため
の各部分正面断面図および一部切断平面図、図7
(a)、(b)は天板を固定するためのロック装置を示
す各一部省略側面断面図である。
【0010】本実施例において、本考案に係る引出し付
き机は、オフィス等で使用される片袖付きスチール机
(以下、片袖机、または、単に、机という。)として構
成されている。この片袖机は天板1と、天板1の向かっ
て左側(以下、左側とする。)下面に配されてこれを支
える左側脚2と、天板1の右側下面に配されてこれを支
える右側脚を実質的に構成する袖引出しユニット3とを
備えており、この天板1と、左側脚(以下、脚とい
う。)2と、袖引出しユニット3とによって足入れ空間
4が構成されている。足入れ空間4の上部には引出し口
5が形成されており、この引出し口には引出し6が、左
右で一対のガイドレール9およびスライドレール8を介
して前後方向に摺動自在に挿入されている。
【0011】引出し6は四角形で底の浅いトレー形状に
形成された本体7と、本体7の左右側面に前後方向にそ
れぞれ敷設された一対のスライドレール8、8とを備え
ている。本体7は左右の幅が引出し口5の間口よりも若
干小さく、その奥行きが足入れの空間の奥行きよりも小
さくなるように形成されている。スライドレール8はチ
ャンネル形状に形成されており、そのチャンネル形状の
背面が本体の側面に当接されてスポット溶接されること
により、本体7の側面に固着されている。
【0012】天板1は脚2、足入れ空間4および袖引出
しユニット3を上から被覆することができる長方形の平
盤形状に形成されている本体10と、本体10を補強す
るための前後一対の補強リブ11、11と、本体10を
脚2および袖引出しユニット3に固定するための前後で
一対の梁部材12、12とを備えている。各補強リブ1
1は本体10下面の前後位置に配されて一体化されてお
り、その下面がガイドレールに当接するように形成され
ている。各梁部材12はチャンネル形状に形成されてお
り、脚2および袖引出しユニット3間に前後位置に配さ
れてそれぞれ架橋され、ビス13により固定されてい
る。
【0013】図7に示されているように、各梁部材12
には左右で一対のロック装置14、14が、左右の適当
位置に配設されている。このロック装置14は、梁部材
12の外側側面壁に開設されている取付口に外側から内
側に向けて挿入されている筒形状のボデー15と、この
ボデー15に前後方向に摺動自在に挿通されたロックピ
ン16と、ロックピン16を外側へ常時付勢しているス
プリング17とを備えている。ロックピン16にはその
突出端部が外へ行くにしたがって下方に傾斜する傾斜面
18が形成されており、その突出端部の下面が天板本体
11の内側側面壁に開設されたロック孔19に係止し得
るようになっている。
【0014】脚2は前後で一対の脚部材20、20と、
両脚部材20の上端部間に架設されている梁部材21と
を備えており、梁部材21が両脚部材20、20間に架
橋されて固定されることにより一体化されている。脚部
材20の上端面には天板1の前記梁部材締結用のビス1
3がねじ込まれる締結孔22が開設されている。梁部材
21は断面が長方形のパイプ形状に形成されており、そ
の上面壁にはフック取付口としての取付孔23が前後で
一対、前後位置にそれぞれ配されて前後方向に長い矩形
形状に開設されている。
【0015】袖引出しユニット3は直方体の箱形状に形
成されている本体30と、本体30の前面に開設された
引出し口に前後方向に摺動自在に挿入されている複数段
の袖引出し31と、本体30の上面に当接されて固着さ
れている取付枠32とを備えている。取付枠32は外形
が本体30の平面形状と略同一の長方形の枠形状に形成
されており、その四隅には前記した天板の梁部材12を
締結するためのビス13がねじ込まれる締結孔33がそ
れぞれ開設されている。また、少なくとも、取付枠32
の脚2側に位置する梁部材34にはフック取付口として
の切欠部35が前後で一対、前後位置にそれぞれ配され
て前後方向に長い矩形形状に切設されており、両切欠部
35、35は脚2の両取付孔23、23にそれぞれ対向
するようになっている。
【0016】左右一対のガイドレール9はチャンネル形
状に形成されており、引出し口4の左右に互いの開口側
が正対するようにそれぞれ取り付けられている。すなわ
ち、各ガイドレール9は側面壁41と、側面壁41の上
下に隣接して水平方向に屈曲された上面壁42および下
面壁43と、側面壁41および上下面壁42、43によ
って囲まれ、内面側が開口しているガイド溝44とを備
えており、このガイド溝44において前記スライドレー
ル8を摺動自在に嵌入し得るように構成されている。
【0017】そして、ガイドレール9には前後一対のフ
ック金具45、45が、前記脚2の取付孔23および前
記袖引出しユニット3の切欠部35にそれぞれ対向する
前後位置に配されて、スポット溶接により固着されてい
る。
【0018】フック金具45はプレス加工により一体成
形されており、スポット溶接部46が形成されてガイド
レール9の側面壁に固着される被固着部片47と、この
被固着部片47の上端辺から屈曲成形されているフック
部片48と、被固着部片47の前後両脇に一体的に突設
されている一対の板ばね部片49、49とを備えてい
る。フック部片48は被固着部片47の上端辺の中央部
から水平方向外向きに屈曲されるとともに、その水平部
をさらに垂直方向下向きに屈曲された形状に形成されて
いる。また、板ばね部片49は被固着部片47の前後端
部が若干外側に突出するように屈曲されてなり、図5に
示されているように、このフック金具45がガイドレー
ル9に溶着された状態において、ガイドレール9の側面
壁41の外面との間に隙間Gが形成されるようになって
いる。そして、板ばね部片49は脚2または袖引出しユ
ニット3の側面に押圧することにより、隙間Gによって
弾発力を創出するようになっている。
【0019】次に、前記構成に係る片袖机の組立作業に
ついて説明する。この説明により、前記片袖机の構成の
詳細が共に明らかにされる。
【0020】図5に示されているように、フック金具4
5がスポット溶接により予め固着されたガイドレール9
は、脚2および袖引出しユニット3にそれぞれ組み付け
られる。このとき、例えば、図6の(a)に示されてい
るように、フック金具45の板ばね部片49が脚2の梁
部材21内面に押接されながら、フック部片48が梁部
材21に開設された取付孔23に上から挿入される。そ
して、図6の(b)および(c)に示されているよう
に、フック部片48が梁部材21の上面に突き当たるま
で取付孔23に挿入されると、板ばね部片49が梁部材
21に反力をとって弾発するため、フック部片48は取
付孔23にがたつきなく取り付けられた状態になる。
【0021】同様に、袖引出しユニット3側において
も、フック部片48が梁部材34の切欠部35に上から
挿入される。この場合においても、フック金具45の板
ばね部材49が袖引出しユニット本体30の側面に反力
をとって弾発するため、フック部片48は切欠部35に
がたつきなく取り付けられた状態になる。したがって、
外方が開放した切欠部35であっても、フック金具46
は切欠部35から抜け出ることなく、固定されることに
なる。
【0022】次に、天板固定用の梁部材12が一対、脚
2および袖引出しユニット3の上面における前後の端部
にそれぞれ当接され、ビス13により締結される。
【0023】その後、引出し6が引出し口5に前後方向
に摺動自在に挿入される。すなわち、引出し6の左右の
スライドレール8、8が左右のガイドレール9、9にお
けるガイド溝44、44にそれぞれ摺動自在に挿入され
る。なお、図示しないが、スライドレール8の後端部お
よびガイドレール9の前端部には、互いに係合自在にス
トッパがそれぞれ止着される。
【0024】引出し6が引出し口5に挿入された後、ま
たは以前に、天板本体10が前後の梁部材12、12に
被せられる。天板本体10が前後の梁部材12、12に
被せられると、図7(a)に示されているように、ロッ
ク装置14においてロックピン16が天板1の内面によ
りスプリング17に抗して押される。その後、図7
(b)に示されているように、ロックピン16が天板1
のロック孔19に対向すると、ロックピン16はスプリ
ング17により押されてロック孔19に嵌入する。この
ロックピン16のロック孔19への嵌入により、天板本
体10は梁部材12にロックされた状態になる。
【0025】この天板本体10の梁部材12へのロック
状態において、この天板1の補強リブ11の下面はガイ
ドレール9の上面壁42に上から当接した状態になる。
したがって、ガイドレール9は天板の補強リブ11によ
り上から押さえられた状態になるため、ガイドレール9
に固着されたフック金具45は取付孔23および切欠部
35から上方へ抜け出ることを阻止された状態になる。
なお、図1においては、補強リブ11の下面がフック金
具45の位置でガイドレール9に当接しているように図
示されているが、補強リブ11はフック金具45以外の
位置でガイドレール9に当接してもよい。
【0026】以上説明したように、本実施例によれば、
ガイドレール9に固着されたフック金具45を、脚2お
よび袖引出しユニット3の取付孔23および切欠部35
に上からそれぞれ挿入し、その後、脚2および袖引出し
ユニット3に上方から被せられた天板1によりガイドレ
ール9を上から押さえることにより、フック金具45の
取付孔23および切欠部35からの抜け出しを防止する
ことができるため、組付作業がきわめて良好になる。す
なわち、組立作業が下から上へ積み重ねられて行く作業
であるため、きわめて作業能率がよく、作業中の姿勢も
きわめて楽な状態になる。
【0027】図8は本考案の他の実施例である平机を示
す一部省略正面断面図、図9はその側面断面図、図10
はその中間ガイドレール部を示す分解斜視図である。
【0028】本実施例2が前記実施例1と異なる点は、
袖引出しユニットの代わりに右側にも脚が形成された平
机として構成されており、この平机の中間部に中間ガイ
ドレール50が前後方向に延在するように架設されて、
引出し口が左右一対形成されている点にある
【0029】すなわち、中間ガイドレール50は左側ガ
イドレール51と右側ガイドレール52とを備えてお
り、両ガイドレール51と52とはいずれもチャンネル
形状に形成されて、互いに背合わせに固着されている。
そして、左側ガイドレール51は左側脚2に取り付けら
れたガイドレール9と対になり、右側ガイドレール52
は右側脚2Aに取り付けられたガイドレール9と対にな
るようになっている。
【0030】中間ガイドレール50の前端部の上面壁に
は横挿入形フック金具53がスポット溶接により固着さ
れている。横挿入形フック金具53はプレス加工により
一体成形されており、スポット溶接部54が形成されて
中間ガイドレール50の上面壁に固着される被固着部片
55と、この被固着部片55の両端部から垂直方向上向
きにそれぞれ屈曲されている一対の挿入部片56、56
とを備えている。挿入部片56の前端部の下端辺には凸
状弯曲傾斜面57が、先細りになるように形成されてお
り、傾斜面57の後方には段部58が形成されている。
【0031】他方、天板固定用梁部材12における内側
側壁にはフック取付口としての取付孔59が左右で一
対、中央部において左右に隣合わせに配されて上下方向
に長く開設されている。各取付孔59は横挿入形フック
金具53の挿入部片56が挿入可能で、かつ、段部58
の挿入が阻止可能な高さの縦に細長い透孔に形成されて
いる。
【0032】また、中間ガイドレール50の後端部の上
面壁には縦挿入形フック金具60がスポット溶接により
固着されている。このフック金具60はプレス加工によ
り一体成形されており、スポット溶接部61が形成され
て中間ガイドレール50の上面壁に固着される被固着部
片62と、被固着部片62の後端部から屈曲成形されて
いるフック部片63とを備えている。フック部片63は
被固着部片62の後端部から垂直方向上向きに屈曲され
るとともに、その垂直部を水平に屈曲され、さらに、そ
の水平部を垂直下向きに屈曲された形状に形成されてい
る。
【0033】他方、天板固定用の梁部材12における上
面壁にはフック取付口としての切欠部64が前記取付孔
59に対応するように中央部に配されて、左右に長い矩
形形状に切設されており、この切欠部64はフック部片
62を嵌入し得るように形成されている。本実施例にお
いて、この切欠部64と前記取付孔59とは前後両方の
梁部材12、12にそれぞれ配設されており、一対の梁
部材12、12を前後いずれに配置してもよいように構
成されている。
【0034】次に、前記構成に係る中間ガイドレール5
0の組付作業を説明する。
【0035】一対の天板固定用の梁部材12、12が脚
2、2A間の前後端部に架設された後、前記中間ガイド
レール50が前後の梁部材12、12間に架設される。
このとき、まず、中間ガイドレール50の前端部に予め
固着された横挿入形フック金具53の両挿入部片56、
56が、前側の梁部材12の取付孔59、59に挿入さ
れる。この挿入時、挿入部片56の先端に形成された凸
状弯曲傾斜面57による案内作用により、挿入作業が容
易に実施される。
【0036】続いて、中間ガイドレール50の後端部に
予め固着された縦挿入形フック金具60のフック部片6
3が、後側の梁部材12の切欠部64に上から挿入され
る。この際、前側のフック金具53に形成された凸状弯
曲傾斜面57により、中間ガイドレール50は上下方向
の回動が案内されるため、後側のフック部片63の切欠
部64への挿入作業は円滑に実施される。この挿入状態
で、前側のフック金具53においては、段部58が取付
孔59の開口縁辺に係合した状態になるため、ガイドレ
ール50は前後方向の移動が規制された状態になる。
【0037】その後、天板本体10が梁部材12、12
に上から被せられてロック装置14によって固定される
と、天板の補強リブ11の下面により、中間ガイドレー
ル50が上から押さえられるため、間接的にフック金具
60は切欠部64からの抜け出しを阻止された状態にな
る。
【0038】本実施例2によれば、前記実施例1の効果
に加えて、引出し6、6を複数台、引出し口5に摺動自
在に、しかも、簡単な作業にて組み付けることができる
という効果が得られる。
【0039】なお、本考案は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々
変更可能であることはいうまでもない。
【0040】例えば、前記実施例においては、本考案が
片袖机および平机に適用された場合につき説明したが、
本考案はこれに限らず、両袖机等の引出し付き机全般に
適用することができる。
【0041】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
引出し付き机における引出しガイドレールについて組付
作業性を大幅に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である引出し付き机を示す一
部省略正面断面図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】その一部省略分解斜視図である。
【図4】ガイドレール部分を示す分解斜視図である。
【図5】その拡大部分分解斜視図である。
【図6】組付作業を説明するための各部分正面断面図お
よび一部切断平面図である。
【図7】天板を固定するためのロック装置を示す各一部
省略側面断面図である。
【図8】本考案の他の実施例である平机を示す一部省略
正面断面図である。
【図9】その側面断面図である。
【図10】その中間ガイドレール部を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…天板、2、2A…脚、3…袖引出しユニット
(脚)、4…足入れ空間、5…引出し口、6…引出し、
7…引出し本体、8…スライドレール、9…ガイドレー
ル、10…天板本体、11…補強リブ、12…梁部材、
13…ビス、14…ロック装置、15…ボデー、16…
ロックピン、17…スプリング、18…傾斜面、19…
ロック孔、20…脚部材、21…梁部材、22…締結
孔、23…取付孔(取付口)、30…袖引出ユニット本
体、31…袖引出し、32…取付枠、33…締結孔、3
4…梁部材、35…切欠部(取付口)、41…ガイドレ
ール側面壁、42…上面壁、43…下面壁、44…ガイ
ド溝、45…フック金具、46…スポット溶接部、47
…被固着部片、48…フック部片、49…板ばね部片、
50…中間ガイドレール、51…左側ガイドレール、5
2…右側ガイドレール、53…横挿入形フック金具、5
4…スポット溶接部、55…被固着部片、56…挿入部
片、57…凸状弯曲傾斜面、58…段部、59…取付孔
(取付口)、60…縦挿入形フック金具、61…スポッ
ト溶接部、62…被固着部、63…フック部片、64…
切欠部(取付口)。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と、この天板を支える一対の脚とに
    よって囲まれる足入れ空間の上部に形成された引出し口
    に引出しが、引出し口の両脚側面にそれぞれ敷設された
    ガイドレールに引出しの両側面にそれぞれ敷設されたス
    ライドレールが摺動自在にそれぞれ嵌入されて、前後方
    向に引き出し可能に挿入されている引出し付き机におい
    て、 前記両脚の前記天板との当接面に前後で一対の取付口が
    前後位置にそれぞれ開設されており、 他方、前記両ガイドレールの各脚との当接面に前後で一
    対のフック金具が前記各取付口に対向する前後位置にそ
    れぞれ固着されているとともに、各フック金具はガイド
    レールに固着された被固着部片の上端辺からフック部片
    が突設された構造に構成されており、 前記フック金具のフック部片が前記脚の取付口に脚の上
    面から挿入されて、前記両ガイドレールが両脚にそれぞ
    れ吊持されており、 これらのガイドレールが両脚に支えられた天板に当接さ
    れて上から押さえられていることを特徴とする引出し付
    き机。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の引出し付き机におい
    て、前記引出し口の中間位置に、前記引出しのスライド
    レールが摺動自在に嵌入される中間ガイドレールが前後
    方向に架設されており、この中間ガイドレールの一端部
    に横挿入形のフック金具が固着されているとともに、そ
    の他端部にフック金具が固着されており、他方、前記両
    脚間の前後位置にそれぞれ架設された前後で一対の梁部
    材に挿入口およびフック取付口がそれぞれ開設されてお
    り、中間ガイドレールの前記横挿入形フック金具が前記
    挿入口に挿入されているとともに、他端の前記フック金
    具が前記フック取付口に上から挿入されていることを特
    徴とする引出し付き机。
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