JPH0813286B2 - ワゴン - Google Patents

ワゴン

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JPH0813286B2
JPH0813286B2 JP1134195A JP13419589A JPH0813286B2 JP H0813286 B2 JPH0813286 B2 JP H0813286B2 JP 1134195 A JP1134195 A JP 1134195A JP 13419589 A JP13419589 A JP 13419589A JP H0813286 B2 JPH0813286 B2 JP H0813286B2
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JP
Japan
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top plate
horizontal
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wagon
plate
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陽一 善田
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オフィス等で好適に使用されるワゴンに関
するものである。
[従来の技術] 従来、この種のワゴンでは、側板の上端間に板状の横
架材を、その上面を側板の上端面と面一に設けておき、
下面がフラットな天板をその上に載置して溶接或いはボ
ルト等により固定するようにしている。
すなわち、従来のものは、横架材が下方に突出して収
納スペースが狭くなるのを防止するために、横架材を天
板と側板とを接続するためのブラケットとして機能させ
るためだけの偏平なものにし、側板の上端間の接合強度
は、天板自身に担わせている。
[発明が解決しようとする課題] 近時、天板を、製作が容易で軽量化が可能な合成樹脂
製のものにしたいという要望があるが、天板自身に側板
同士を接合するための構造要素としての役割を担わせて
いる従来構造のもので、単に天板の材料を金属から合成
樹脂に置き換えただけでは、強度不足を招くおそれがあ
る。
本発明は、収納スペースが狭くなったり強度不足を招
くことなしに、天板を無理なく合成樹脂製のものにする
ことができるワゴンを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、次のよ
うな構成を採用したものである。
すなわち、本発明に係るワゴンは、側板上端間に対を
なす前、後の横桟を架設し、それら両横桟に合成樹脂製
の天板を取着し得るように構成したものであって、その
前、後の横桟を側板の上端面よりも上方に突出させると
ともに、天板の下面前部及び下面後部に前記横桟を受け
入れる凹部をそれぞれ形成しておき、前記各横桟を前記
凹部に挿入してそれら各横桟と天板とを止着しており、
天板が、その下面に格子状に交差する縦、横のリブを備
えており、前部及び後部に位置するリブを、中間部に位
置するリブよりも背丈の低いものに凹部を形成している
ことを特徴とする。
天板の中央部分の強度を重視する場合には、左右方向
中央部分に位置するリブの配設密度を、他の部分のリブ
の配設密度よりも高くしておくのが望ましい。
[作用] このような構成のものであれば、天板の下面前部及び
下面後部に前記横桟を受け入れる凹部をそれぞれ形成し
て横桟を側板の上端面よりも上方に突出させることがで
きるようにしているので、横桟を収納スペース側に突出
させることなしに、該横桟を厚みのあるものにすること
ができる。そのため、この横桟をチャンネル状のものに
するなど、強度の高い構造体として機能させることが可
能になり、該横桟によって、側板の上端同士を強固に結
合することができる。したがって、天板を側板結合用の
構造体として用いる必要がなくなり、該天板を無理なく
合成樹脂化することが可能になる。
また、天板が、その下面に格子状に交差する縦、横の
リブを備えており、前部及び後部に位置するリブを、中
間部に位置するリブよりも背丈の低いものにして凹部を
形成しているものであるから、横桟に支持されない中間
部分は、凹部を形成している部分よりもその横桟の厚さ
寸法に対応する寸法だけ厚みの大きなものにすることが
できるので、上載荷重に対して十分に強度のあるものに
することが容易である。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
このワゴン1は、第6図に示すように、引出し2、
3、4をワゴン本体5に複数段に設け、そのワゴン本体
5の上面開口部に合成樹脂製の天板6を取着し得るよう
に構成したものである。
ワゴン本体5は、第1図に示すように、左右の側板51
と、背板53とを具備してなり、その側板51の上端間に対
をなす前、後の横桟54、55を架設している。
側板51の前端部上端間に架設した横桟54は、下方に開
口するチャンネル状のもので、側板51の上端面51jより
も上方に位置させて架設してある。具体的には、第2図
に示すように、補強枠材51bの上端に内方に屈曲する取
付片51eを一体に突設しておき、この取付片51e上に横桟
54を載置している。横桟54には、切起片54aを備えた透
孔54bが設けてあり、その切起片54aを前記取付片51eに
穿設した係合孔に係合させて該横桟54を位置決めした上
で、その透孔54bの開口縁と前記取付片51eとを溶接継手
54cを介して接合している。なお、補強枠材51bの内面に
はL形をなす補強金具58の基端部58aが剛着してあり、
その補強金具58の先端部58bを前記取付片51eの底面に固
着している。しかして、この横桟54は、側板51の上端面
51jよりも上方に配設されており、その左右両端は、隙
間を介して側方に開放させてある。この横桟54の両端近
傍部には、天板取付用のボルト挿通孔54dが穿設してあ
る。一方、側板51の後端部間に架設した横桟55は、下方
に開口するチャンネル状のもので、その後縁に後方へ延
出する延出片55aを有している。この横桟55の両端55t
は、左、右両側板51の上折曲片51cの内側片半部上に載
置してあり、その延出片55aは背板53の上折曲片53aの下
側に潜り込ませてある。なお、前記延出片55aには、弾
性変形可能な切起片55bが一体に係止してあり、この切
起片55bと前記延出片55aとで前記上折曲片53aを弾性的
に挾圧した状態で、その横桟55を溶接継手55cを介して
側板51の上折曲片51cに固定している。前記背板53の上
折曲片53aには、前記切起片55bの先端が係合する長方形
の位置決め孔53bが設けてある。しかして、この横桟55
も、側板51の上端面51jよりも上方に位置させて配設さ
れており、その左右両端55tは、全面的に側方に開放さ
せてある。また、この横桟55の両端近傍部には、大きな
幅の通過孔55dと、この通過孔55dより小さな幅の係止孔
55eとを前後方向に連続させて形成してある。
天板6は、第3図及び第4図に示すように、上板部61
と、上板部61の下面61aの両側縁から垂下させた側板部6
2と、上板部61の下面前縁から垂下させた前板部63と、
上板部61の下面後縁から垂下させた背板部64とを具備し
てなる偏平なもので、上板部61の下面前部及び下面後部
に前記横桟54、55を受け入れる凹部6a、6bがそれぞれ形
成してある。具体的には、上板部61の下面61aに、格子
状に交差する補強用の縦リブ65及び横リブ66が設けてあ
り、前記横桟54、55が位置する部位の縦リブ65及び横リ
ブ66の背丈を中間部に位置する縦リブ65及び横リブ66よ
りも低いものにして前記凹部6a、6bをそれぞれ形成して
いる。なお、左右方向中央部に位置する縦リブ65は、左
右両側における縦リブ65よりも配置間隔を狭めて配設密
度を高くしてある。
また、それぞれの凹部6a、6bにおける前記ボルト挿通
孔54dと係止孔55e対応する箇所には、ねじ孔67、68をそ
れぞれ設けてあり、天板6の下面後部に設けたねじ孔68
にピン8を止着してある。ピン8は、第5図に示すよう
に、ねじ孔68に螺合するねじ部8aと、ねじ部8aより大径
で前記係止孔55eよりも若干小径な軸部8bと、この軸部8
bより大径で前記通過孔55dより小さな頭部8cとからなる
段付きボルト状のものであり、その軸部8bの軸方向寸法
は、後部側の横桟55の厚みに対応させてある。
しかして、天板6の凹部6a、6b内に横桟54、55をそれ
ぞれ挿入するとともに、第5図に示すように、ピン8の
頭部8cを通過孔55dに挿入して、その軸部8bが係止孔55e
の前縁に当接するまで天板6を前方へ移動させると、ピ
ン8の頭部8cが係止孔55eの下面側開口端面55fに係接し
て、上方及び横方向への天板6の移動が禁止される。こ
の状態で、前部側の横桟54の下面側からボルト挿通孔54
dにボルト9を挿通し、このボルト9を前記ねじ孔67螺
着して、天板6の前部を横桟54に固定している。
このような構成によれば、横桟54、55を側板51の上端
面51jから上方に突出させてあるので、ワゴンの収納ス
ペースが横桟54、55によって狭められるようなことがな
い。しかも、この横桟54、55は、天板6の下面前部及び
下面後部に設けた凹部6a、6bに有効に収納することがで
きるので、チャンネル状の厚みのある横桟54、55によっ
て側板51の上端同士を強固に結合することができる。し
たがって、天板6には、側板結合用の構造要素としての
役割を担わせる必要が無いので、無理なく天板6を合成
樹脂製のものにすることができる。天板6が合成樹脂製
のものであると、その製作が容易であると共に軽量なも
のとなるため、コストの低減を図ることができるととも
に、製作効率及び使い勝手を有効に高めることができ
る。
また、天板6の下面61aに格子状に交差する複数の縦
リブ65及び横リブ66を配設し、前部及び後部に位置する
縦リブ65及び横リブ66を、中間部に位置する縦リブ65及
び横リブ66よりも低いものにして前記凹部6a、6bを形成
しておけば、強度低下を招くことなしに天板6を軽量化
することができる。このようにしておけば、横桟54、55
に支持されない中間部分では、横桟54、55の厚み寸法に
対応する寸法だけ縦リブ65及び横リブ66の背丈を高くす
ることができるので、中間部分が強度不足となるような
ことがない。
天板6の下面61aに格子状に縦リブ65及び横リブ66を
配設するとともに、左右方向の中央部分に位置する縦リ
ブ65の配設密度を他の部分よりも高くしてあるので、天
板6の中央部分の強度を効果的に高めることができ、上
載荷重に対して十分に強度のあるものとなる。
なお、このワゴン本体は、キャスタを有したムービン
グワゴンとしての態様のみならず、例えば、アジャスタ
を取着して脇机として使用したり、机の天板下に懸吊し
て袖として使用することもできるのは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明に係るワゴンによれば、
収納スペースが狭くなったり強度不足を招くことなし
に、天板を無理なく合成樹脂製のものにすることができ
るので、コストの低減を図ることができるとともに、製
作効率及び使い勝手を有効に高めることができる。
また、天板の下面に複数のリブを格子状に配設すると
ともに、その天板を側板上端間に架設した横桟に支持さ
せるようにしているので、上載荷重に対して十分に天板
の強度を確保しつつ該天板を無理なく軽量化することが
できる。
さらに、天板の下面に複数のリブを格子状に配設する
とともに、左右方向中央部に位置するリブの配設密度を
他の部分よりも高くしてあるので、上載荷重によって天
板の中央部に無理な応力が作用するのを有効に防止する
ことができ、軽量化を図りつつ強度低下を効果的に防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は分解した斜視
図、第2図は横桟の取付部分を示す斜視図、第3図は天
板の底面図、第4図は一部概略の側断面図、第5図は天
板の取付態様を示す説明図、第6図は全体の斜視図であ
る。 1……ワゴン、6……天板 6a、6b……凹部、51……側板 51j……上端面、54、55……横桟 61a……下面、65……縦リブ 66……横リブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側板上端間に対をなす前、後の横桟を架設
    し、それら両横桟に合成樹脂製の天板を取着し得るよう
    に構成したワゴンであって、その前、後の横桟を側板の
    上端面よりも上方に突出させるとともに、天板の下面前
    部及び下面後部に前記横桟を受け入れる凹部をそれぞれ
    形成しておき、前記各横桟を前記凹部に挿入してそれら
    各横桟と天板とを止着しており、天板が、その下面に格
    子状に交差する縦、横のリブを備えており、前部及び後
    部に位置するリブを、中間部に位置するリブよりも背丈
    の低いものにして凹部を形成していることを特徴とする
    ワゴン。
  2. 【請求項2】左右方向中央部分に位置するリブの配設密
    度を、他の部分のリブの配設密度よりも高くしているこ
    とを特徴とする請求項1記載のワゴン。
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