JP3653005B2 - 遠心圧縮機および冷凍機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多段遠心圧縮機の中間段又は最終段に気体を導入する中間吸込み流路の全周吸込みチャンバ内に整流手段を備えた多段遠心圧縮機および冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】
多段遠心圧縮機では、吸入口と吐出口との他に中間段又は最終段に気体を導入する中間吸込み流路を備えるものがある。例えば、エコノマイザを有する冷凍サイクルに使用される冷凍機用多段遠心圧縮機などでは、エコノマイザからの冷媒蒸気を再圧縮する必要がある。エコノマイザからの冷媒蒸気の圧力は圧縮機吸入圧力より高いため、冷媒蒸気を再圧縮する場合には冷媒蒸気を圧縮機の入口に戻すのではなく、圧縮機中間段又は最終段に導入することが好ましい。従って、このような場合には多段遠心圧縮機の中間段又は最終段に冷媒蒸気を導入するための中間吸込み流路が必要となる。
【0003】
多段遠心圧縮機の中間段又は最終段に気体を吸入させる場合には、インペラ回転軸に対して直角方向から気体を供給する必要があるため、中間段又は最終段インペラ入口全周にわたって均一に気体を流入させるためには、回転軸直角方向から供給される気流をインペラ入口全周にわたって均一に分散させる必要が生じる。
中間吸込み流路ではなく、通常の吸入口(第1段の吸入口)であっても、インペラ回転軸に直角方向から気体を吸入させる場合には同様な問題が生じるが、通常、第1段吸入口ではインペラ入口周囲に比較的大きな入口チャンバを設けるとともに、更にインペラ入口周囲に入口チャンバからインペラに流入する気体の流れを整流する入口ベーンを配置することなどにより、インペラ入口全周から均一に気体がインペラ入口に流入するようにされている。
【0004】
例えば、特開平10−318191号公報はこのような遠心圧縮機の第1段吸込み口の構造を開示している。同公報の遠心圧縮機では、インペラ回転軸に直行する向きの吸入口から第1段インペラに気体を供給する際に、第1段インペラ入口部周囲のケーシング内に比較的大きな入口チャンバを設け、このチャンバを吸入口と反対側の周壁に突起を有する断面形状とし、チャンバ周壁を吸入口から上記突起になめらかに接続するハート形状としている。また、インペラ入口部には全周にわたって入口チャンバ内の気体をインペラ入口に均一に導くための入口ベーンを設けており、更に吸入口近傍には吸入口からチャンバに流入する気体の円周方向における速度分布を均一化するための曲線形状のガイド板を配置している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平10−318191号公報の吸込み口構造は、遠心圧縮機の第1段入口に関するものであるが、このような構造を、例えば冷凍機用遠心多段圧縮機の中間吸込み流路に適用しようとすると問題が生じる場合がある。
【0006】
多段遠心圧縮機の中間段又は最終段吸込み流路は、圧縮機の段間の限られたスペースに設ける必要がある。このため、通常中間吸込み流路では十分な大きさの入口チャンバを設けることが出来ない場合が多い。また、スペースの制約のためチャンバの形状も上記公報のように気流の整流のために複雑な構造をとることが困難な場合が多く、単純な円環形状とされる場合が多い。また、通常、各圧縮段のインペラ出口から次圧縮段のインペラ入口へ気体を導く通路にはリターンガイドベーンが設けられるが、特に冷凍圧縮機などでは負荷変動時に圧縮効率を最適化するためにこれらのリターンガイドベーンを負荷に応じて角度を変更可能な可動式とすることが多い。このような、可動式ガイドベーンを有する多段圧縮機では、段間のスペースに可動式ガイドベーンの駆動機構を収納する必要があり、入口チャンバの形状や容積の制約が更に厳しくなる。また、入口チャンバから中間段又は最終段インペラ入口部周囲に気体を導入する通路にはスペース上の制約から入口ガイドベーンを設けることができず、単にインペラ入口部周囲にスリットまたは孔列を設けただけの構成とされる。
【0007】
また、上記公報のように曲面状のガイド板を用いる場合にはガイド板はケーシングと一体に鋳造されるが、中間吸入流路にこのような複雑な形状のガイド板をケーシングと一体に形成することはスペースと構造上の制約から困難な場合がある。
上記のような制約から、従来は中間段又は最終段吸込み流路には中間段又は最終段インペラ入口の全周にわたって均一に気体を流入させる構造はほとんどとられていない。このため、中間吸込み流路では気流の偏流が生じやすく、中間段又は最終段インペラに流入する気流の周方向の偏りが生じやすくなっている。このように、中間段又は最終段インペラに流入する気流の偏りが生じると中間段又は最終段インペラの圧縮効率が低下するのみならず、極端な場合にはインペラで局所的にサージが発生して圧縮機の運転領域が狭くなったり、吐出圧の脈動やケーシングの振動などが発生する問題がある。
【0008】
本発明は、上記問題に鑑み、簡易な構成で中間段又は最終段インペラに流入する気流を周方向に均一化することが可能な多段遠心圧縮機の中間吸込み流路構造を備えた多段遠心圧縮機およびこの多段遠心圧縮機を備えた冷凍機を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、多段遠心圧縮機の中間段又は最終段に気体を導入する吸込み流路に設けられる吸込み口フローガイドであって、
前記中間吸込み口は、気体を導入すべき中間段又は最終段インペラの入口部分周囲のケーシング内に形成された円環状の全周吸込みチャンバと、該全周吸込みチャンバに気体を導入する中間吸込み口と、前記全周吸込みチャンバ及び前記インペラ入口とを連通する円環状スリット又は孔列を備え、
前記吸込み口フローガイドは、前記全周吸込みチャンバ内の、前記中間吸込み口中央部を通るセパレータ板と、該セパレータ板の両側に配置され前記セパレータ板との間にそれぞれ拡開する流路を形成する一対のガイド板とよりなる、吸込み口フローガイドを備えた遠心圧縮機が提供される。
【0012】
すなわち、請求項1の発明では中間吸込み口の円環状の全周吸込みチャンバには、中間入口開口付近に中間吸込み口中央部を通るセパレータ板と一対のガイド板とが備えられている。セパレータ板は中間吸込み口からインペラ回転軸に直角名方向に全周吸込みチャンバ内に流入する気体をインペラ回転軸に対して両側に分岐させ、セパレータ板の両側に配置された一対のガイド板に分岐された気体流を円環状の全周吸込みチャンバの周壁に沿って流れるようにガイドする。これにより、吸込み口から全周吸込みチャンバに流入する気流のうち、チャンバ中央部にあるインペラ入口部に直接到達するものの割合が減少し、チャンバ周壁に沿って流れた後インペラ入口部周囲から均等にインペラに流入するようになる。このため、入口チャンバを整流するために複雑な形状に形成したり、インペラ入口部周囲に入口ベーンを設けることなくインペラ入口全周から均一に気体を導入することが可能となる。
【0013】
請求項2に記載の発明によれば、多段遠心圧縮機の中間段又は最終段に気体を導入する中間吸込み流路に設けられる吸込み口フローガイドであって、前記中間吸込み流路は、気体を導入すべき中間段又は最終段インペラの入口部分周囲のケーシング内に形成された円環状の全周吸込みチャンバと、該全周吸込みチャンバにインペラ回転軸直角方向から気体を導入する中間吸入口と、ケーシング内の前記気体を導入すべき中間段又は最終段インペラ入口全周にわたって設けられ前記全周吸込みチャンバ及び前記インペラ入口とを連通する円環状スリット又は孔列とを備え、前記吸込み口フローガイドは、前記全周吸込みチャンバ内の、前記中間吸入口中央部を通りインペラ回転軸軸線を含む平面上に配置された平板状のセパレータ板と、該セパレータ板の両側に互いに鏡面対称に配置され前記セパレータ板との間にそれぞれインペラ回転軸軸線方向に拡開する流路を形成する一対のガイド板とよりなる吸込み口フローガイド、を備えた、遠心圧縮機が提供される。
【0014】
すなわち、請求項2の発明では中間吸込み口の全周吸込みチャンバには、中間吸入口開口付近にセパレータ板と一対のガイド板とが備えられている。セパレータ板は中間吸入口からインペラ回転軸に直角な方向に全周吸込みチャンバ内に流入する気体をインペラ回転軸に対して両側に分岐させ、セパレータ板の両側に互いに鏡面対称に配置された一対のガイド板は分岐された気体流を円環状の全周吸込みチャンバの周壁に沿って流れるようにガイドする。これにより、請求項1同様に吸入口から全周吸込みチャンバに流入する気流のうち、チャンバ中央部にあるインペラ入口部に直接到達するものの割合が減少し、チャンバ周壁に沿って流れた後インペラ入口部周囲から均等にインペラに流入するようになる。このため、入口チャンバを整流のために複雑な形状に形成したり、インペラ入口部周囲に入口ベーンを設けることなくインペラ入口全周から均一に気体を導入することが可能となる。また、セパレータ板、ガイド板はともに平板形状であり、複雑な形状の鋳物を使用する必要がないため、スペースや構造上の制約がある中間吸込み口にも容易に設置することができ、しかも鋳物を用いたりする場合に比べて装置コストを大幅に低減することができる。
【0015】
なお、本発明のフローガイドでは中央のセパレータ板とその両側の一対のガイド板が最低限必要であるが、ガイド板は必要に応じて複数対設けるようにしてもよい。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、更に、前記セパレータ板とインペラ回転軸軸線に対して反対側の前記全周吸込みチャンバ周壁にインペラ回転軸方向に突出する整流突起を備えた、請求項1又は2に記載の遠心圧縮機が提供される。
【0017】
すなわち、請求項3の発明では全周吸込みチャンバの中間吸入口と反対側の周壁には整流突起が設けられているため、吸入口近傍のセパレータ板とガイド板とによりチャンバ周壁に沿って流れる気流は整流突起により再度チャンバ中央のインペラ入口に向けて導かれる。これにより、最も気体流が到達しにくいインペラ入口部の中間吸入口と反対側の部分にも気流が到達するようになり、インペラ入口部に流入する気流は更に周方向に均一になる。
【0018】
請求項4に記載の発明によれば、前記整流突起は、全周吸込みチャンバ周壁からインペラ中心軸線方向に延びる平板により形成される、請求項3に記載の遠心圧縮機が提供される。
【0019】
すなわち、請求項4の発明では請求項3の整流突起として、セパレータ板、ガイド板と同様に平板が用いられる。これにより、容易かつ安価に整流突起を設けることが可能となる。
【0020】
請求項5に記載の発明によれば、前記整流突起は、その形状を山形とし、その先端がインペラ中心軸線方向と一致するように形成される、請求項4に記載の遠心圧縮機が提供される。
【0021】
すなわち、請求項5の発明では請求項4の整流突起として、セパレータ板、ガイド板のごとき平板のみでなく、2枚の平板を組み合わせた山形形状とされるので周壁に沿って流れてきた冷媒蒸気がよりスムーズにインペラ入口部に向けて方向を変えて流れるようにできる。但し、請求項4の整流突起に比べ多少複雑となるが平板2枚の組み合わせであり比較的容易にかつ安価に設置できる。
【0022】
請求項6に記載の発明によれば、請求項1から5のいずれか1項に記載の遠心圧縮機と、該遠心圧縮機によって圧縮された冷媒を凝縮、液化させる凝縮器と、該凝縮器によって液化された冷媒を減圧する絞り弁と、該絞り弁によって減圧された冷媒と被冷却物との間で熱交換を行なわせる該被冷却物を冷却するとともに前記冷媒を蒸発、気化させる蒸発器とを備えた冷凍機が提供される。
【0023】
すなわち、請求項6の発明では、上記請求項1から5のいずれか1項に記載の遠心圧縮を有することにより、圧縮機の運転領域が広くなり、吐出圧の脈動やケーシングの振動などが抑制され、冷凍機全体としての性能向上と安定した運転が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を冷凍機用多段圧縮機に適用した実施形態を示す遠心圧縮機の内部構造を示す断面図、図2はその部分断面図である。
図1、2において、1は圧縮機全体、10は圧縮機1のケーシングを示す。ケーシング10は、鋳物または溶接構造とされ、内部に複数のインペラ(図では2つのインペラ21、23)を収容している。
インペラ21、23は共通の回転軸25に軸線方向に離間して配置されている。回転軸25は軸受27により支持されており、モータ28などの駆動機によりギヤー機構29を介して駆動力が伝達され、インペラ21、23とともに回転する。
【0025】
図において、インペラ21は第1圧縮段、インペラ23は第2圧縮段を構成している。圧縮される気体(本実施形態では、冷媒蒸気)は、ケーシング10の端部に設けられた吸入口13から入口案内羽根(吸込み容量の制御を行なう)20−1を通過して第1段インペラ21に軸線方向に沿って流入し、第1段インペラ21の周囲から吐出される。
第1段インペラ21から吐出された冷媒は、ケーシング10内のインペラ21全周にわたって設けられた円環状の吐出通路14に流入し、ベンド部15で方向を変えて再度中心方向に向って流れて第2段入口案内羽根20−2を通過して第2段インペラ23入口部周囲に設けられた環状の吸入通路16から第2段インペラ23に流入する。そして、第2段インペラ23内で圧縮された冷媒は、インペラ23周囲に設けられた吐出通路17を経てケーシング10の吐出口18から図示しない吐出配管に吐出される。
【0026】
第1段インペラの吐出通路のベンド部15下流側には全周にわたって放射状にリターンベーン19が配置されている。本実施形態では、リターンベーン19は角度を調整可能な可動式とされ、圧縮機負荷に応じて第2段吸入通路16に流入する冷媒蒸気流の旋回方向速度を変更することにより、各負荷領域における効率の向上とサージマージンの拡大を可能としている。
【0027】
本実施形態では、冷凍サイクル中に設けられた図示しないエコノマイザで発生する冷媒蒸気を第1段インペラの吐出流に合流させて第2段インペラに供給する中間吸込み流路が設けられている。図に31で示すのは、エコノマイザからの冷媒蒸気が供給される吸入口、33で示すのはケーシング10内の第1段インペラと第2段インペラとの間の位置に設けられた全周吸込みチャンバである。全周吸込みチャンバ33は、第2段インペラ23の入口部周囲を囲む円環状の空間として形成されている。
【0028】
図3(A)は、図2のIII−III線に沿った断面を示している。第1段インペラ21のリターンベーン19と第2段インペラ23の吐出通路17との間には、リターンベーン19、第2段入口案内羽根20−2及びデイフューザ可動壁47の駆動機構46を収容する必要があるため、本実施形態では全周吸込みチャンバ33は比較的容積が小さくなっており、断面形状も単純な円環状となっている。
【0029】
全周吸込みチャンバ33の内周部には、全周にわたってスリット又は孔列35が設けられており、吸込みチャンバ33に流入した冷媒蒸気はこのスリット又は孔列35を通って第2段インペラ23の入口通路16に流入し第1段インペラから吐出された冷媒蒸気とともに第2段インペラ23に吸入される。
【0030】
この場合、全周吸込みチャンバ33から第2段インペラ23の入口通路に流入する冷媒蒸気の流れに周方向の偏りが生じると、インペラ23内を流れる冷媒の流量が円周方向にばらつきを生じることになる。このようなばらつきが生じると、例えばインペラ全体として見れば流量、圧縮比が最適となる条件で運転されていても、インペラの一部では局所的に流量、圧縮比などの運転条件が最適値からずれた状態が生じ、全体としての効率の低下が生じる問題がある。また、インペラ円周方向に流量のばらつきがあると、全体としてみればサージが生じる条件から十分に離れた運転条件で圧縮機が運転されているにもかかわらず、インペラ内で局所的にサージに突入する領域が生じ、圧縮機吐出圧の脈動や圧縮機自体の振動の増大などが生じる場合がある。
【0031】
上述したように、中間吸込み流路の全周吸込みチャンバは、段間のケーシング内に設けられるため構造上、スペース上の制約が多く、十分に大きな容積を確保することができない場合が多い。また、特に冷凍機用多段圧縮機では前段(第1段)のリターンベーン、入口案内羽根及びデイフューザ可動壁等の駆動機構を段間に収納する必要があるため、更に構造上の制約が生じ、本実施形態においても全周吸込みチャンバ33から第2段インペラ23の入口通路16に冷媒蒸気を導入するスリット又は孔列35には、冷媒流を整流するための入口ベーンが設けられていない。このため、特に中間吸込み流路では、インペラ入口で周方向に中間吸込み流れの不均一が生じやすくなっている。
【0032】
本実施形態では、図3(A)に示すように全周吸込みチャンバ33内の吸入口31開口直近にフローガイド40を設けることによりこの問題を解決している。図3(A)に示すように、本実施形態のフローガイド40は、インペラ回転軸25の軸心を含み中間吸入口31中心を通る平面内に配置された平板状の中央セパレータ板41と、その両側に配置された一対のガイド板43から成っている。本実施形態では、2つのガイド板43も平板状とされ、セパレータ板41に対して互いに鏡面対称になるようにセパレータ板41に対して所定の角度をなして配置されており、セパレータ板41との間に吸入口31からインペラ回転軸25に向って拡開する流路を形成している。
【0033】
このようなフローガイド40を設けたことにより、吸入口31から全周吸込みチャンバ33に流入した冷媒蒸気は、まず中央のセパレータ板41により両側に分割され、それぞれ分割された流れの一部はセパレータ板41に沿ってインペラ回転軸25方向に流れ、スリット又は孔列35から第2段インペラ入口通路16に流入する。また、残りの冷媒蒸気は、それぞれガイド板43に沿って流れ、全周吸込みチャンバの周壁方向に向きを変えて周壁に沿って流れながらスリット又は孔列35に流入するようになる。このため、特にインペラ入口部の吸入口に近い側に集中して冷媒蒸気が流入してしまうことが防止され、インペラ入口部の周方向に均一に冷媒蒸気が流入するようになる。
【0034】
また、この場合インペラ入口部の吸入口から遠い側では、他の部分と較べて吸入口からの冷媒蒸気が流入しにくい。そこで、本実施形態では、図3(A)に45で示すように、セパレータ板41とインペラ回転軸25に対して反対側のチャンバーの周壁に平板からなる整流突起45を配置している。このように整流突起45を設けることにより、周壁に沿って流れて来た冷媒蒸気は整流突起45によりインペラ入口部に向けて方向を変えて流れるようになるため、インペラ入口の吸入口と反対側の部分にも冷媒蒸気が十分に供給されるようになり、インペラ入口全周にわたって流れが更に均一になる。
【0035】
上述のように、構造上及びスペース上の制約のために全周吸込みチャンバに十分な容積をとれず、しかも整流のための複雑なチャンバ形状や入口ベーンを採用することができない多段遠心圧縮機の中間段吸込み口においても、本実施形態のように平板状のフローガイドを設けることにより、容易にインペラ入口周囲の流れを均一化することが可能となっている。また、フローガイドのセパレータ板41、ガイド板43、及び整流突起45はいずれも平板から形成された簡素な形状であり、複雑な形状の鋳造品を用いる必要がないため容易かつ安価に製造することが可能となっている。
なお、整流突起45は、図3(B)に示すごとく平板を組み合わせて山形形状としても簡素な組み合わせであり容易にかつ安価に製造することが可能である。
【0036】
なお、本実施形態ではフローガイドの基本的な構成として、セパレータ板41の両側に一対のガイド板43を配置した場合を示しているが、ガイド板43を複数対(すなわち、セパレータの両側にガイド板を複数個)配置すれば、更にインペラ入口周囲の流れを均一化することができる。この場合も、それぞれのガイド板の対はインペラ回転軸に向けて拡開するようにセパレータに対して互いに鏡面対称に配置される。
【0037】
図4に本発明の遠心圧縮機を用いた冷凍機の斜視図を、また、図5にそのシステム構成の概略を示す。
本実施形態における冷凍機は、冷媒と冷水との間で熱交換を行なわせて冷水を冷却するとともに冷媒を蒸発、気化する蒸発器51と、蒸発器51において気化された冷媒を圧縮する圧縮機1と、圧縮機1において圧縮された冷媒と冷却水との間で熱交換を行なわせて冷媒を凝縮、液化する凝縮器52と、凝縮器52において液化された冷媒を減圧する絞り弁53と、凝縮器52において液化された冷媒を一時的に溜め置いて冷却する中間冷却器54と、凝縮器52において冷却された冷媒の一部を利用して圧縮機1の潤滑油を冷却する油冷却器55と、圧縮機1を駆動するモータ28とを備えている。
【0038】
蒸発器51、圧縮機1、凝縮器52、絞り弁53、および中間冷却器54は主配管56によって接続されて冷媒を循環させる閉じた系を構成している。
【0039】
圧縮機1には、図1、2で説明した通り本発明のフローガイドを有した2段式の遠心圧縮機が採用されており、前段のインペラに導入してガス冷媒を圧縮し、その冷媒を後段のインペラに導入してさらに圧縮したのち凝縮器52に送出する。
【0040】
凝縮器52は主凝縮器52aとサブクーラと呼ばれる補助凝縮器52bとからなり、主凝縮器52a、サブクーラ52bの順に冷媒が導入されるが、主凝縮器52aにおいて冷却された冷媒の一部は分岐配管57を通じてサブクーラ52bを経ずに油冷却器55に導入されて潤滑油を冷却する。また、それとは別に主凝縮器52aにおいて冷却された冷媒の一部が分岐配管57を通じてサブクーラ52bを経ずにモータ28のケーシング内に導入され、ステータやコイル(図示省略)を冷却したのち、蒸発器51に導入される。
【0041】
絞り弁53は凝縮器52と中間冷却器54との間、中間冷却器54と蒸発器51との間にそれぞれ配設されており、凝縮器52において液化された冷媒を段階的に減圧する。
【0042】
中間冷却器54の構造は中空の容器に等しく、主凝縮器52a、サブクーラ52bにおいて冷却され、絞り弁53において減圧された冷媒を一時的に溜め置いてさらに冷却を進める。なお、中間冷却器54内の気相成分は、蒸発器51を経ずにバイパス配管58を通じて圧縮機1に導入される。
【0043】
以上のごとき構成の冷凍機によれば、上記したように優れた性能を発揮し得る遠心圧縮機を備えることにより、冷凍機自体の性能向上と安定した運転が可能となる。
【0044】
【発明の効果】
各請求項に記載の発明によれば、多段遠心圧縮機の中間吸込み口から吸入される気体を、簡易な構成で圧縮機中間段又は最終段インペラ入口の周囲から均一に流入させることが可能となる共通の効果を奏する。
これにより、中間段又は最終段インペラの圧縮効率を向上させるだけでなく、インペラにおける局所的なサージ発生の抑制により、圧縮機の運転領域を広くするとともに吐出圧の脈動やケーシングの振動なども抑制され圧縮機および冷凍機の性能向上と運転領域の拡大、安定した運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を冷凍機用多段遠心圧縮機に適用した実施形態を示す遠心圧縮機の内部構造を示す断面図である。
【図2】図1に示す多段遠心圧縮機の部分構成を示す断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】本発明の遠心圧縮機を用いた冷凍機の斜視図である。
【図5】図4に示した冷凍機のシステム構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1…多段遠心圧縮機
10…ケーシング
13…第1段吸入口
18…吐出口
21…第1段インペラ
23…第2段インペラ
31…中間吸入口
33…全周吸込みチャンバ
35…スリット又は孔列
40…フローガイド
41…セパレータ板
43…ガイド板

Claims (6)

  1. 多段遠心圧縮機の中間段又は最終段に気体を導入する吸込み流路に設けられる吸込み口フローガイドであって、
    前記中間吸込み口は、気体を導入すべき中間段又は最終段インペラの入口部分周囲のケーシング内に形成された円環状の全周吸込みチャンバと、該全周吸込みチャンバに気体を導入する中間吸込み口と、前記全周吸込みチャンバ及び前記インペラ入口とを連通する円環状スリット又は孔列を備え、
    前記吸込み口フローガイドは、前記全周吸込みチャンバ内の、前記中間吸込み口中央部を通るセパレータ板と、該セパレータ板の両側に配置され前記セパレータ板との間にそれぞれ拡開する流路を形成する一対のガイド板とよりなる、吸込み口フローガイドを備えた遠心圧縮機。
  2. 多段遠心圧縮機の中間段又は最終段に気体を導入する中間吸込み流路に設けられる吸込み口フローガイドであって、
    前記中間段吸込み口は、気体を導入すべき中間段又は最終段インペラの入口部分周囲のケーシング内に形成された円環状の全周吸込みチャンバと、該全周吸込みチャンバにインペラ回転軸直角方向から気体を導入する中間吸入口と、ケーシング内の前記気体を導入すべき中間段インペラ入口全周にわたって設けられ前記全周吸込みチャンバ及び前記インペラ入口とを連通する円環状スリット又は孔列とを備え、
    前記吸込み口フローガイドは、前記全周吸込みチャンバ内の、前記中間吸入口中央部を通りインペラ回転軸軸線を含む平面上に配置された平板状のセパレータ板と、該セパレータ板の両側に互いに鏡面対称に配置され前記セパレータ板との間にそれぞれインペラ回転軸軸線方向に拡開する流路を形成する一対のガイド板とよりなる吸込み口フローガイドを備えた遠心圧縮機。
  3. 更に、前記セパレータ板とインペラ回転軸軸線に対して反対側の前記全周吸込みチャンバ周壁にインペラ回転軸方向に突出する整流突起を備えた、請求項1又は2に記載の遠心圧縮機。
  4. 前記整流突起は、全周吸込みチャンバ周壁からインペラ中心軸線方向に延びる平板により形成される、請求項3に記載の遠心圧縮機。
  5. 前記整流突起は、その形状を山形とし、その先端がインペラ中心軸線方向と一致するように形成される、請求項3に記載の遠心圧縮機。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の遠心圧縮機と、該遠心圧縮機によって圧縮された気体状の冷媒を凝縮、液化させる凝縮器と、該凝縮器によって液化された冷媒を減圧する絞り弁と、該絞り弁によって減圧された冷媒と被冷却物との間で熱交換を行なわせる該被冷却物を冷却するとともに前記冷媒を蒸発、気化させる蒸発器とを備えることを特徴とする冷凍機。
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