JP3652684B2 - 可逆ベルト・プリテンショナを作動させる方法 - Google Patents

可逆ベルト・プリテンショナを作動させる方法 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、請求項1の前提部分に記載の、可逆ベルト・プリテンショナを作動させる方法に関する。
【0002】
現在、通常自動車に取り付けられているシート・ベルトは、ベルト・リールの上に配置されているベルト巻取りローラの上にゆるいベルトひもを自動的に巻く機構を有する。自動的な巻取りにより、装着されているベルトが、車両乗員の身体に対してゆるく載り、かつ、シート・ベルトを使用していないときは、ベルト巻取りローラの上に巻き取られることが保証される。ベルト巻取りローラからのベルトの巻出しは、復帰スプリングによって生成されるトルクに逆らって行われ、また、それは、車両の乗員がほぼ自由に動くことを可能とするために、ベルトが装着されているときも可能である。
【0003】
さらに、ベルト引出しロックとして動作するロッキング装置が、通常存在する。このロッキング装置は、巻出し方向のベルト巻取りローラの事前に規定された加速度から開始して、または、車両の事前に規定された加速度から開始して、ベルトがベルト巻取りローラから急速に巻き出されているとき、ベルトひも感知および車両感知センサを有する作動装置によって起動される。ベルト巻取りローラは、ベルトが巻き出されることを防止するように、当面の位置に固定される。通例のロッキング装置は、例えば、ベルト・リールのロッキング歯部と、旋回式に取り付けられ、かつ、作動装置によって、ベルト・リールのロッキング歯部内に旋回することができるロッキング・ラッチとからなる。ベルト・リール上の歯部とロッキング・ラッチとは、自己ロッキングの設計であり、引張荷重がベルトに加えられる限り、ベルトの引出しをロックする。ベルトが、この引張荷重から解放されている場合、ロッキング機構を解放することができる。すなわち、ロッキング機構を、非作動状態に戻すことができる。この戻りは、例えば、旋回式に取り付けられたロッキング・ラッチの上の回復スプリングによって、磁気的に、電動的に、または、通常機械的に、行われる。そのようなロッキング装置、および、そのようなロッキング装置を有するベルト・プリテンショナを作動させる方法が、後に発行されたDE10061040A1に記載されている。
【0004】
さらに、多くのシート・ベルトには、シート・ベルトの保護効果を増大するベルト・プリテンショナが存在する。ベルト・プリテンショナは、ゆるいベルトひもを短くし、および/または、自動車の乗員を後方に引っ張る機械的な装置を駆動するように作動することができる駆動装置を有する。爆発式エネルギー蓄積の場合、例えば、化学物質は、発火要素によって、発熱反応を受ける。この反応では、機械的装置を駆動するガス流が生成される。駆動された装置は、例えばクラッチによって、ベルト・リールに機械的に接続され、または接続されることができる。この接続によって、機械的装置は、ベルト・リールに対してトルクを作用する。このトルクのために、ベルト・リールは、その上に配置されているベルト巻取りローラと共に回転し、巻き出されたベルトひもを締め付ける。
【0005】
現在自動車で使用されている通常爆発式のベルト・プリテンショナの他に、急速に連続する場合であっても、自動車において、反復して起動することができる可逆ベルト・プリテンショナを使用することも可能である。これらの可逆ベルト・プリテンショナは、異なる装置を有することができ、例えば、そのようなベルト・プリテンショナは、ベルト・リール上で永続的に動作する電気モータによって、または、クラッチによって制御することができるような方式で、駆動することができる。他の可逆ベルト・プリテンショナは、蓄圧器からの圧縮空気で、または、張力をかけられたスプリングによって、駆動され、走行モード中に、蓄圧器を充填し、および、走行モード中に、スプリングに再び応力をかけることが可能である。
【0006】
このように駆動される可逆ベルト・プリテンショナにより、事前に規定可能な速度で、かつ、事前に規定可能な時間期間の間、事前に規定可能な程度まで、シート・ベルトを締め付けることが可能になる。可逆ベルト・プリテンショナの複数の起動機能により、予防的に起動することが可能になる。予防的起動は、例えば、車両動作動的センサまたは車両周囲センサによって検出される、または、ブレーキ・ペダルの作動、かじ取り角度、あるいは運転者の観測の評価によって決定される、安全限界走行状況において、ベルト・プリテンショナが起動されることを意味する。予防的起動の他に、可逆ベルト・プリテンショナは、安全限界状況において、運転者に触覚的に警告するために使用することもできる。衝突を検出する前に生じる可能性があるベルト・プリテンショナの予防的起動が行われるとき、または、ベルト・プリテンショナが、警告のために起動されるとき、締め付けが行われた後、危険な状況が終了した後、および、通常の走行モードが保証されたとき、ベルトが、再び、自動車の乗員に対してゆるく載ることが望ましい。通常の走行モードは、制御ユニットまたはハザード・コンピュータによる状況の評価が、安全限界状況であることを示さない場合、または、ベルト・プリテンショナを起動するために必要な条件が、もはや満たされない場合、保証される。そのような条件は、データ・バスまたはデータ線上における特有の信号の有無とすることが可能である。
【0007】
可逆ベルト・プリテンショナによるシート・ベルトの可逆的締め付け後、ロッキング装置を電気的または機械的に作動する、ベルトひも感知センサ、または、車両感知センサのために、ベルト引出しロックが作動することが可能である。ベルトひも感知センサの例には、ベルト巻取り機構の機械的遠心力センサ、電動遠心力センサ、および、ベルトひもの引出し速度またはその加速度を感知する電子ベルト引出しセンサがある。具体的には、ベルトひも感知センサは、ベルトの締め付け後、引張荷重をかけられている締め付けられたベルトが、開放される場合に、応答することができる。締め付けられたベルトのこの引張荷重は、具体的には、以前に行われた締め付け動作の程度、および、締め付け動作前の自動車乗員の座席位置に依存する。この引張荷重の結果として、ベルトは、締め付け動作後、および、ベルト・プリテンショナの駆動装置によって、ベルト・リール上に作用されたトルクが減少した後、ベルト巻取りローラから、再び巻き出される。ベルトひもの巻出しが、非常に迅速に行われる場合、ベルトひも感知センサが応答し、ロッキング装置が、(通常機械的に)閉鎖するように作動する、すなわち、ベルト引出しロックが作動する。ベルト引出しロックは、ベルトひも感知センサが、ベルトの締め付け中に、巻取り動作のために応答する場合、または、車両感知センサが、自動車の運動のために応答する場合、すでに作動していることがある。ベルト引出しロックが作動している場合、締め付けられたベルトひもを巻き出すことは、もはや可能でなく、自動車乗員の動きの自由は、非常に制限される。したがって、ベルトひもは、ベルト・プリテンショナの起動の理由が、もはや当てはまらない場合、または、通常の走行モードが保証された場合、再び開放される。ベルトひもを再び開放するために、今日自動車では通例であるロッキング装置では、ロッキング・ラッチが、ロッキング歯部から開放されなければならない。ベルトひもは、車両感知センサおよびベルトひも感知センサが、ロッキング装置を閉じるために作動しない場合にのみ、開放することができる。
【0008】
本発明の目的は、可逆ベルト・プリテンショナを適用するときの簡便性を向上させることである。この目的は、請求項1の特徴によって、本発明により、達成される。
【0009】
ベルト・プリテンショナを作動させる本発明による方法では、ベルト・プリテンショナは、自動車の乗員を保護するように、危険状況のために行われたベルトの締め付け動作後、および、危険な状況の終了を示し、したがって、自動車の通常動作状態を示す、事前に規定可能な条件が当てはまるとき、開放モードにおいてロッキング装置を開放するために、作動される。この作動は、ベルトひもが、ロッキング機構にもはや力を作用しない場合のみ、ロッキング装置を開放することができるので、ベルト・リールが、巻取り段階において、まず、巻取り方向に特定の回転角度回転するように行われる。例えば、切込みロッキング歯部を有するロッキング装置の場合、歯の切込みを少なくとも通るベルト・リールの回転が行われ、ベルトひもが、わずかに巻き付けられる。巻取り段階に続く保持段階では、ベルト・プリテンショナの駆動装置は、事前に規定可能な保持時間Tの間、ベルト・リールが、この保持時間T中に、その角度位置に保持されるような方式で、作動される。すなわち、ベルト・リールは、回転せず、ベルトの巻出しおよび巻取りのどちらも行われない。ここで、ロッキング装置は、自動車の乗員に対してきつく載っている締め付けられたベルトから生じた引張荷重の事前に規定可能な保持時間Tの間、解放される。保持段階後、ベルトひもは、巻き出すように、巻出し段階において、開放される。本発明の利点は、保持時間Tを、その終了まで、望ましい確率でベルトひもを巻き出すことができるように、規定することができることである。
【0010】
ロッキング装置は解放されなければならず、かつ、車両感知センサは、ベルトひもを巻き出すことができるように応答してはならないので、保持時間Tは、例えば、これらの条件が、事前に規定可能な確率で満たされるように、事前に規定される。
【0011】
この方法の1つの改良では、保持時間Tは、保持時間Tのおそくとも終了時までロッキング装置を作動する車両感知センサにより、ロッキング装置の解放が可能になることが保証されるように、事前に規定される。これにより、ベルト・プリテンショナの駆動装置の作動が終了し、および、ベルト・リールが、巻出し方向に回転し、かつ、巻出しのために、ベルトひもを開放することができる場合にのみ、ベルト引出しロックを作動させずに、ベルト・プリテンショナの駆動装置のモータ電流が低減されることが保証される。自動車の乗員を当惑させる、またはいらだたせることがある、作動したベルト引出しロックの結果として、ロッキング装置を開放するために必要であるベルト・プリテンショナの駆動装置の反復作動、および関連する反復ベルトひも巻取り動作は、防止される。
【0012】
この方法の1つの展開では、ロッキング装置の開放を示す変数が、登録される。保持時間Tは、少なくとも、ロッキング装置の開放を示す変数によって、ロッキング装置が開放されていることが決定されるまで、続く。この改良は、状況に関係なく、すべての状況、または、少なくとも最も頻繁に起きる状況において、保持時間Tを、ロッキング装置の開放が、保持時間T内において保証されるような大きさを有するように、事前に規定する必要がないという利点を有する。保持時間は、その結果、自動車の乗員の簡便性を増大するように、走行状況に応じて、著しく短縮することができる。
【0013】
ロッキング装置の開放を示す変数は、例えば、まさに、ロッキング装置が、2つの状態、すなわち開放または閉鎖の一方を想定する場合、接点を閉鎖し、かつ、ロッキング装置が、2つの状態の他方を想定する場合、接点を開放する、ロッキング装置上の接点スイッチの信号である。
【0014】
この方法の1つの改良では、保持時間Tは、少なくとも1つの車両動作動的パラメータの関数として、事前に規定される。事前に規定された単数または複数のパラメータは、登録され、保持時間Tは、登録された単数または複数のパラメータによって、事前に規定された関数に従って、決定される。簡単な場合、関数は、例えば、保持時間Tが、速度閾値より大きい速度からの最大制動の場合、速度閾値より小さい速度からの最大制動の場合より、大きいようにすることができる。この改良の利点は、保持時間Tが、それぞれの状況に適合されることである。
【0015】
この方法の1つの改良では、縦方向の加速度またはその特性は、保持時間Tを決定するパラメータとして使用される。例えば、ブレーキ操作中に生じる自動車の縦方向の加速度が登録され、ベルト・プリテンショナは、登録された縦方向の加速度が、事前に規定可能な閾値より、事前に規定可能な時間期間の間、短くなるまで、ベルト・リールが、ベルト・プリテンショナの駆動装置によって、ロッキング装置を開放することができる位置に保持されるように、作動される。この方法の改良の利点は、自動車の縦方向の加速度と共に、ベルト・システムのロッキング装置にやはり影響を与える変数が使用されることである。縦方向の加速度が、事前に規定された閾値より大きい場合は、応答する加速度検知センサが、例えば、0.3gの自動車の加速度から始動するために、ロッキング機構は開放することができない。縦方向の加速度(またはその特性)の代わりに、または、好ましくは縦方向の加速度の他に、横方向の加速度(またはその特性)も、同じように使用することができる。
【0016】
他の改良では、ベルト・リールが、ロッキング装置を開放することができる位置に保持される時間期間を決定するために、ブレーキ圧力(またはその特性)、および/またはタイヤと道路の間の摩擦係数、および/または自動車自体の速度(またはその特性)、および/または加速度ペダルの位置、および/またはかじ取り角度、および/またはヨー角度、および/または横方向の加速度が登録される。代替として、または、これらの他に、ブレーキ・ブースタ・システムの信号、または、車両動作動的制御システムの信号が登録され、保持時間Tを決定するために使用される。
【0017】
1つの簡単な改良では、保持時間Tは、縦方向の加速度の関数であり、この場合、負の加速度(例えば、制動介入による減速度)から正の加速度(例えば、加速度ペダルの作動による)へ加速度が変化するとき、保持時間T=0が設定される。
【0018】
この方法の他の改良では、保持時間Tは、自動車の速度と、ブレーキ・ブースタ・システムの信号との関数である。ブレーキ・ブースタ・システムによるこのブレーキ・ブースタ信号の出力により、自動車の乗員を保護するために、最大制動と可逆ベルト・プリテンショナの起動とが行われる。そのとき、保持時間Tは、このブレーキ・ブールスタ信号の消滅後、および/または、制動ブレーキの終了後、自動車が、速度閾値より小さいかまたはそれに等しい速度を有する場合、第1時間期間Tに等しく、また、保持時間Tは、ブレーキ・ブースタ信号の消滅後、自動車が、速度閾値より大きい速度を有する場合、第2時間期間Tに等しい。速度閾値は、ゼロに等しいことが好ましい。複数の異なる速度閾値と複数の保持時間TからTも、この方法を改良するために、事前に規定することができる。
【0019】
1つの簡単な例では、速度閾値ゼロによって、2つの場合の区別が行われる。最大制動が、自動車の静止状態まで行われる場合、前記最大制動は、自動車が、もはや固有速度を有さない時間から開始して、終了すると見なされる。自動車が静止状態にあるときの固有速度は、ゼロに等しい。すなわち、速度閾値に等しく、したがって、保持時間がTに等しい。最大制動が、自動車の静止状態まで行われない場合、自動車は、ゼロより大きい固有速度を有し、ブレーキ・ブースタ信号の消滅後、保持時間は、Tに等しい。自動車は、その下にある表面上の十分な摩擦で、最大制動中に、車台にエネルギーを蓄えるので、自動車は、短時間(最大で約1秒)静止状態で揺れる。この時間中、加速度が、車台に生じ、それにより、ベルト引出しロックは、車両感知センサのために、作動することが可能になり、したがって、巻出し動作を行うことができない。保持時間 は、例えば、 =1秒に等しいなど、対応する大きさを有するように選択される。自動車が静止状態にある限り、最大制動が、行われない場合、これらの振動は、起こらないか、または、非常に弱く起こるだけであるが、これは、現代の自動車における設計理由のために生じるブレーキ・ライニングが連続的にゆるくなっているためである。したがって、保持時間 は、著しくより短いように選択することができ、例えば、 =0.3秒である。
【0020】
保持モードでは、ベルト・プリテンショナ駆動装置は、ロッキング・ラッチに接した歯部と、ベルト・リール上に配置されたギアとの位置により、ロッキング装置の開放が可能になる位置に、ベルト・リールが、ベルト・プリテンショナ駆動装置によって保持されるような方式で、作動される。
【0021】
ベルト・リールは、ロッキング装置を開放することができる位置に、初めて到達するまさにそのときまで、ベルト・プリテンショナ駆動装置によって回転されることが好ましい。この位置は、例えば、回転角度センサによってなど、ベルト・リールの回転角度を登録することによって、決定することができ、または、モータ電流の特性は、評価される。ロッキング装置を開放するように、作動によって生じたベルトの力の増大は、ベルト・リールを可能な限り小さく回転させることによって、可能な限り小さく維持される。
【0022】
さらに、これは、保持段階に続く巻出し段階において、ベルト・プリテンショナ駆動装置のトルクが、突然ではなく、ゆっくり減少するように、ベルト・プリテンショナの作動が行われる場合、有利である。その結果、巻出し動作は、ベルトひも感知センサが、応答せず、かつ、ロッキング装置が、再び作動しないように、行われる。トルクのゆっくりした減少は、例えば、電動ベルト・プリテンショナのモータ電流を連続的に低減することによって、生じる。巻出し段階後、自動車の乗員は、ベルトが自分に対してゆるく載っているベルトを装着した状態にある。
【0023】
本発明による方法の1つの有利な実施形態について、図面を参照して、以下でより詳細に説明する。唯一の図は、ベルト・プリテンショナ駆動装置の力Fの特性(実線/破線)と、本発明による方法の実施中における時間tにわたるベルトの走行s(点線)の特性とを示す。特性は、量的にのみ表され、2つのそれぞれの時間tとtn+1の間の個々の時間間隔の間の関係は、実際の方法の順序には対応していない。
【0024】
図では、時間tは、可逆ベルト・プリテンショナを作動させるこの方法の開始を表し、時間tは、終了を表す。
【0025】
図を説明するために使用する可逆ベルト・プリテンショナは、例えば、電動式に駆動されるベルト・プリテンショナである。しかし、代替として、空気式または水圧式に駆動されるベルト・プリテンショナを使用することもできる。電動ベルト・プリテンショナの場合、最も重要な直接に制御可能な変数は、駆動装置モータを流れるモータ電流である。このため、以下では、モータ電流Iを参照する。これは、ベルト・プリテンショナ駆動装置が、ベルトに作用する、ベルト・プリテンショナ駆動装置の力Fに密接に関連する。モータ電流の増大により、一般に、ベルト・プリテンショナ駆動装置の力Fも増大する。
【0026】
自動車の乗員を保護するベルトの締め付けは、時間tに開始される。この時間tにおいて、自動車は、通常の動作状態にあり、したがって、ベルト・プリテンショナは、初期状態にある。すなわち、作動していない。対応して、初期状態においてベルト・プリテンショナ駆動装置のモータを流れるモータ電流は、I=0である。時間tにおいて、自動車の乗員を保護するために、可逆ベルト・プリテンショナを起動するブレーキ・ブースタ・システムの制御信号が、登録される。ベルト・プリテンショナ駆動装置モータは、事前に規定可能な大きさの締め付け力で、ベルトを締め付ける。すなわち、モータ電流は、I=Iであり、モータ電流またはベルト・プリテンショナ駆動装置の力を、危険な状況、および/または、ベルト・プリテンショナの実施形態の関数として決定された自動車乗員のパラメータに適合させることが可能である。ベルトの力は、締め付け値まで増大し、ベルト・リールから巻き出されるベルトの長さは、最小値まで短くなる。
【0027】
自動車乗員の保護に役立つ、実際のベルト締め付けの終了は、事前に規定可能な時間間隔t−tによって規定され、さらに、または、代替として、例えば、自動車の加速度またはベルトの力に対する閾値など、事前に規定可能な条件に関連する。この締め付け間隔において、モータ電流は、短い時間期間t−tの間、事前に規定可能な締め付け値Iにあるように、時間tまで増大する。時間間隔t−tは、モータ電流の増大段階に、すぐに、モータ電流が抑制レベルI=Iまで減少する、時間tとtの間の段階が続くように、0秒に設定することもできる。モータ電流のこの抑制レベルは、比較的大きく(tとtの間の破線特性)、ベルトの引出しは、ベルト・プリテンショナの駆動装置モータの保持力によって、ほぼ防止される。しかし、モータ電流の抑制レベルは、比較的小さいことが好ましい(tとtの間の実線特性)。次いで、抑制力の一部が、例えば、ベルトたわみローラなどに生じる摩擦力によって、生成される。さらに、例えば、車両の加速度が、5m/sより大きい場合には、I=I=0までモータ電流を低減することができる。時間tとtの間の望ましくないベルトの引出しは、ベルト・リールが、ロッキング装置が係合し、ベルトのさらなる引出しを防止する位置に到達するまでの、ベルトひものわずかな巻出しを除いて、ロッキング装置によって、この場合(I<<I)ほとんど完全に防止される。
【0028】
自動車の速度、ブレーキ・ペダルの作動、加速度ペダルの作動、または、ハンドルの作動などのパラメータによって、例えば、ブレーキ・ペダルが、最大制動または自動車が停止状態になった後にブレーキ・ペダルが開放されるとき、危険な状況の終了と、自動車の通常の動作状態とが決定される。
【0029】
自動車の通常の動作状態が、時間tに決定された後、および、適切な他の条件が満たされた場合、ベルト・プリテンショナの駆動装置は、開放モードで作動される。ベルト・プリテンショナ駆動装置のモータのモータ電流は、事前に規定可能な保持時間T=t−tの間、保持電流強度I=Iに調整される。モータ電流は、時間tとtの間で、ベルト・リールの位置により、ロッキング装置の開放が可能になるまで、ベルト・リールが、巻出し方向に回転するように、開放モードにおいて調整され、ベルト・リールは、わずかだけ、巻き出される。このために、ロッキング・ラッチと、ベルト・リール上の補完的な歯部とからなる通例のロッキング装置では、ロッキング・ラッチの切込み歯と歯部とは、もはや重なってはならない。回転の最小角度は、そのようなロッキング装置では、切込みの角度によって与えられる。時間tにおいて、ベルト・リールは、必要な回転角度を回転するが、この角度は、回転角度センサによって登録することができ、または、モータ電流を評価することによって決定することができる。
【0030】
危険な状況が終了した後、自動車の乗員が、ベルトひもによる大きな力で、開放モードに保持される、特定の場合では、保持電流Iは、当初の締め付け電流Tより大きい可能性がある。
【0031】
ロッキング装置を開放することができるように、または、ベルトひもが巻き出されるときにロッキング装置が再び閉鎖されないように、さらなる条件が満たされなければならない。例えば、自動車の加速度は、加速度検知センサが応答しないように、事前に規定された加速度閾値より小さくなければならない。最大制動後、これは、しばしば、自動車の短い過渡的な回復段階の後のみの場合である。このため、保持時間T=t−tは、自動車の速度とブレーキ・ブースタ信号との関数として決定され、時間tにおいてブレーキ・ブースタ信号が消滅するため、開放モードが開始されるときに、自動車の速度がゼロに等しい場合、T=Tが設定される。開放モードが開始された時に、走行速度が、ゼロより大きい場合、保持時間T=T、T>Tが設定される。時間tにおいて、ロッキング装置を開放するためのすべての条件が満たされることが保証され、時間tとtの間の巻出し段階において、ベルトひもが開放される。時間tにおいて、可逆ベルト・プリテンショナは、再び初期状態にある。
【0032】
ベルト・プリテンショナ駆動装置として、2つ以上の駆動装置を設けることが可能である。具体的には、第1電気モータの他に、第2電気モータを設けることが可能であり、第1電気モータまたは第1駆動装置は、特に、危険な状況におけるベルト締め付けのために構成され、第2電気モータまたは第2駆動装置は、特に開放モードのために構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ベルト・プリテンショナ駆動装置の力Fの特性(実線/破線)と、本発明による方法の実施中における時間tにわたるベルトの走行s(点線)の特性とを示す図である。

Claims (8)

  1. 自動車のシート・ベルトの、ベルト・リールから巻き出されている、ベルトひもを締め付けるための可逆ベルト・プリテンショナを作動させる方法であって、
    ベルト・プリテンショナが、ベルト・リールに作用する駆動装置を有し、
    シート・ベルトが、ベルト引出しロックとしてロッキング装置を有し、ロッキング装置が、巻出し方向においてベルト・リールに作用するものであり、かつ、ベルト・リールが、巻取り方向に特定の回転角度回転する場合のみ、そのロッキングが開放され得るものであり、
    危険な状況によって引き起こされたベルト・プリテンショナの起動後、および、危険な状況の終了を示す事前に規定可能な自動車の動作状態が当てはまるとき、ロッキング装置を開放するためのベルト・プリテンショナの駆動装置が、まず、巻取り段階において、ベルト・リールが、巻取り方向に、特定の回転角度回転するように、開放モードにおいて作動され、その後の保持段階において、ベルト・プリテンショナの駆動装置が、ベルト・リールがその角度位置に保持されるように、事前に規定可能な保持時間Tの間作動されることを特徴とする方法。
  2. 保持時間Tが、ロッキング装置を作動する車両感知センサにより、おそくとも保持時間Tの終了時までに、ロッキング装置の開放が可能になるように、事前に規定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 保持時間Tが、少なくとも1つの車両動作動的パラメータの関数として事前に規定され、保持時間Tを決定するために必要な単数または複数のパラメータが、登録され、および、保持時間Tが、この登録されたパラメータまたはこれらの登録されたパラメータによって決定されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 保持時間Tが、自動車の縦方向の加速度、および/または自動車の横方向の加速度、および/またはタイヤと道路の間の摩擦係数、および/またはブレーキ圧力、および/または自動車の速度、および/または自動車のヨー・レート、および/またはかじ取り角度の関数であることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 保持時間Tが、車両動作動的制御システムの信号、および/または、ブレーキ・ブースタ・システムの信号の関数であることを特徴とする、請求項3または4に記載の方法。
  6. 保持時間Tが、自動車の速度とブレーキ・ブースタ・システムの信号との関数であり、ブレーキ・ブースタ信号が、自動車の乗員を保護するために、最大制動と可逆ベルト・プリテンショナの起動とを引き起こし、ブレーキ・ブースタ信号の消滅後、および/または、最大制動の終了後、自動車が、速度閾値未満であるか、またはそれに等しい速度を有する場合、保持時間Tが第1時間期間Tに等しく、ブレーキ・ブースタ信号の消滅後、自動車が、速度閾値より大きい速度を有する場合、保持時間Tが第2時間期間Tに等しいことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 第1時間期間Tが、第2時間期間Tより長いことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 速度閾値が、ゼロに等しいことを特徴とする、請求項6または7に記載の方法。
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