JP3649284B2 - プリンタヘッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発熱抵抗体を有するインク加圧室を基板上に複数並設し、前記発熱抵抗体を駆動することで、前記インク加圧室内のインクをノズルから吐出させるプリンタヘッドチップを複数並設したプリンタヘッドであって、放熱効果を高めたプリンタヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インクジェット方式のラインプリンタに用いられるプリンタヘッドが知られている。
ラインプリンタにおいては、記録媒体に対して、1ラインを1回で印画するため、そのプリンタヘッドとしては、複数のプリンタヘッドチップを印画ライン方向に並設したものが知られている。
【0003】
各プリンタヘッドチップは、例えば、半導体基板にインクを加熱するための発熱抵抗体が設けられ、この発熱抵抗体の周囲を囲むようにインク加圧室が形成され、さらに、発熱抵抗体の上部に、インク滴を吐出するためのノズルを形成したノズルシートが設けられたものである。そして、発熱抵抗体の急速な加熱によって、インク加圧室内のインクを加熱し、インク気泡(バブル)の力によってインクをノズルから吐出させるものである。
【0004】
また、プリンタヘッドには、プリンタヘッドチップの並設方向に沿って、プリンタヘッドチップのインク加圧室にインクを供給するためのインク流路が設けられている。
さらに、プリンタヘッドチップ上には、インク流路部材が設けられ、インク流路部材には、その長手方向に沿ってインク流路と連通する流路溝が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来の技術において、プリンタヘッドチップの駆動、すなわち発熱抵抗体の加熱によって、プリンタヘッドチップが発熱するが、プリンタヘッドチップで発生した熱を、どのように放熱させるべきかが問題となる。
発熱抵抗体で発生した熱の一部は、吐出するインクによって外部に放出されるが、残った熱は、プリンタヘッドチップに蓄積される。したがって、インクの吐出を連続して行った場合(連続して印画を行った場合)には、プリンタヘッドチップには、短時間で100℃以上の温度上昇が生じる。
【0006】
特に、ラインプリンタのプリンタヘッドでは、多数のプリンタヘッドチップを設けたものであるため、プリンタヘッドチップの数だけ発熱対象が存在するので、発熱を無視することはできない。
インクを正しく吐出しようとする場合には、プリンタヘッドチップの動作温度は、インクの沸点(約100℃)以下に抑えなければならない。仮に、この温度を超えると、正しい量のインクが正しく吐出されなくなり、印画品位が低下してしまうという問題がある。
【0007】
ここで、ある時間の印画を行った後は、ある時間の休みを入れ、温度を低下させてから再度印画を開始する方法が知られている。しかし、温度上昇を抑制するために休みを多くすると、全体の印画速度が低下してしまうという問題がある。
【0008】
また、プリンタヘッドに放熱部材を設けることが考えられる。しかし、プリンタヘッド内に放熱部材を配置する場合において、その放熱部材の表面積を大きくしないと十分な自然放熱は行われない。しかし、大きな放熱部材を組み込むと、プリンタヘッドが大型化してしまうという問題がある。一方、放熱部材の表面積を小さくしてしまうと、十分な自然放熱を行うことが困難となる。
さらに、ラインプリンタのプリンタヘッドでは、プリンタヘッドチップがいわゆる千鳥状に配列されたものが知られているが、このようなプリンタヘッドにおいては、そのプリンタヘッドチップの配列に合わせて放熱部材を精度良く加工し、組み込むことは困難であるという問題がある。
【0009】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、プリンタヘッドチップを並設したラインプリンタのプリンタヘッドにおいて、構造を複雑にすることなく、かつ大型化することなく、プリンタヘッドチップで発生する熱を効率良く放熱できるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
本発明(請求項1に記載の発明)は、インク加圧室を有するとともに、前記インク加圧室内のインクをノズルから吐出させるプリンタヘッドチップを複数並設したプリンタヘッドであって、各前記プリンタヘッドチップの前記インク加圧室と連通し、前記インク加圧室にインクを供給するためのものであって、前記プリンタヘッドチップの並設方向に延在するインク流路を備え、ここで、前記インク流路は、前記プリンタヘッドチップと、前記プリンタヘッドチップと同一の厚みを有するように形成されるとともに前記プリンタヘッドチップ間の前記プリンタヘッドチップが配置されていない領域に配置されたインクの吐出を行わないダミーチップと前記インク流路と連通する流路溝を有するインク流路部材とにより構成され、さらに、前記インク流路部材は、前記インク流路を覆うように複数の前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップ上に接着され、かつ前記プリンタヘッドチップとの接着部分を含む少なくとも一部が前記プリンタヘッドチップに発生した熱を放熱する放熱手段を兼ねていることを特徴とする。
【0011】
(作用)
本発明においては、プリンタヘッドチップで発生した熱は、プリンタヘッドチップに接着されているインク流路部材に伝達される。したがって、プリンタヘッドチップで発生した熱は、速やかにプリンタヘッドチップ外に伝達される。
さらには、インク流路部材は、インクが流通することにより常時冷却されるので、自然放熱以上の冷却効果を有する。
また、プリンタヘッドチップ間のプリンタヘッドチップが配置されていない領域には、インクの吐出を行わないダミーチップが配置されることにより、インク流路は、プリンタヘッドチップとダミーチップとインク流路部材とにより構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるプリンタヘッドに用いられるプリンタヘッドチップ11を示す外観斜視図であり、図2は、図1の外観斜視図において、ノズルシート17を分解して示す斜視図である。
プリンタヘッドチップ11において、基板部材14は、シリコン等から成る半導体基板15と、この半導体基板15の一方の面に析出形成された発熱抵抗体13とを備えるものである。発熱抵抗体13は、半導体基板15上に形成された導体部(図示せず)を介して外部回路と電気的に接続されている。
【0013】
また、バリア層16は、例えば、露光硬化型のドライフィルムレジストからなり、半導体基板15の発熱抵抗体13が形成された面の全体に積層された後、フォトリソプロセスによって不要な部分が除去されることにより形成されている。さらにまた、ノズルシート17は、複数のノズル18が形成されたものであり、例えば、ニッケルによる電鋳技術により形成され、ノズル18の位置が発熱抵抗体13の位置と合うように、すなわちノズル18が発熱抵抗体13に対向するようにバリア層16の上に貼り合わされている。
【0014】
インク加圧室12は、発熱抵抗体13を囲むように、基板部材14とバリア層16とノズルシート17とから構成されたものである。すなわち、基板部材14は、図中、インク加圧室12の底壁を構成し、バリア層16は、インク加圧室12の側壁を構成し、ノズルシート17は、インク加圧室12の天壁を構成する。これにより、インク加圧室12は、図1及び図2中、右側前方面に開口面を有し、この開口面と後述するインク流路とが連通される。
【0015】
上記の1個のプリンタヘッドチップ11には、通常、100個単位の複数の発熱抵抗体13、及びそれら発熱抵抗体13を備えたインク加圧室12を備え、プリンタの制御部からの指令によってこれら発熱抵抗体13のそれぞれを一意に選択して発熱抵抗体13に対応するインク加圧室12内のインクを、インク加圧室12に対向するノズル18から吐出させることができる。
【0016】
すなわち、プリンタヘッドチップ11において、プリンタヘッドチップ11と結合されたインクタンク(図示せず)から、後述するインク流路を通じてインク加圧室12にインクが満たされる。そして、発熱抵抗体13に短時間、例えば、1〜3マイクロ秒の間パルス電流を流すことにより、発熱抵抗体13が急速に加熱され、その結果、発熱抵抗体13と接する部分に気相のインク気泡が発生し、そのインク気泡の膨張によってある体積のインクが押しのけられ、それによって、ノズル18に接する部分の上記押しのけられたインクと同等の体積のインクがインク滴としてノズル18から吐出され、紙等の記録媒体上に着弾される。
【0017】
次に、本実施形態におけるラインプリンタ用のプリンタヘッドについて説明する。ラインプリンタ用のプリンタヘッドでは、上述のプリンタヘッドチップ11が多数設けられている。ラインプリンタにおいては、記録媒体に対して、1ラインを1回で印画するため、複数のプリンタヘッドチップ11を印画ライン方向に並設している。
【0018】
図3は、第1実施形態のプリンタヘッド10を示す平面図である。プリンタヘッド10には、その長手方向に、上述のプリンタヘッドチップ11が並設されている。図3では、5個のプリンタヘッドチップ11(11A〜11E)のみを図示しているが、実際には、多数のプリンタヘッドチップ11が並設されている。
【0019】
各プリンタヘッドチップ11は、プリンタヘッド10の長手方向(印画ライン方向)において千鳥状に配置されている。例えば、図3中、隣接するプリンタヘッドチップ11Aと11Bとは、上下に所定量だけずれて配置されている。さらにプリンタヘッドチップ11Bと隣接するプリンタヘッドチップ11Cは、印画ライン方向においてプリンタヘッドチップ11Aと同一ライン上に位置するように配置されている。
【0020】
さらにまた、隣接するプリンタヘッドチップ11、例えばプリンタヘッドチップ11Aと11Bとは、その隣接部分に位置する双方の複数のノズル18がプリンタヘッドチップ10の並設方向においてオーバーラップするように配置されている。図4は、隣接するプリンタヘッドチップ11間のノズル18がオーバーラップした状態を示す平面図である。
【0021】
図4の例では、隣接するプリンタヘッドチップ11のうち、図4中、左側のプリンタヘッドチップ11の右端側の4個のノズル18と、右側のプリンタヘッドチップ11の左端側の4個のノズル18とが、プリンタヘッド10の長手方向においてオーバーラップしている。このように配置することにより、隣接するプリンタヘッドチップ11間における特性の相違、例えばインクの吐出角度の相違があっても、オーバーラップ部においては、印画時に、隣接する2つのプリンタヘッドチップ11によるインク滴を混在させることができる。よって、隣接するプリンタヘッドチップ11間の特性の相違を目立たなくして、印画品位の低下を防止することができる。
【0022】
説明を図3に戻す。
インク流路20は、各プリンタヘッドチップ11のインク加圧室12と連通し、インク加圧室12にインクを供給するためのものである。
複数のプリンタヘッドチップ11は、インク流路20に沿って配置されるとともに、インク流路20を隔てて千鳥状に配置されている。
さらに、インク流路20を隔てた両側のプリンタヘッドチップ11は、インク流路20を介して対向配置されている。すなわち、各プリンタヘッドチップ11のインク加圧室12の開口された側(図1及び図2中、右前方側)がインク流路20側を向くように配置されている。このため、隣接するプリンタヘッドチップ11は、その向きが180度回転した関係となるように配置されている。これにより、全てのプリンタヘッドチップ11のインク加圧室12とインク流路20とが連通している。
【0023】
さらにまた、インク流路20に沿って配置されたプリンタヘッドチップ11間のプリンタヘッドチップ11が配置されていない領域、例えば図3において、プリンタヘッドチップ11Aと11Cとの間には、ダミーチップ21が配置されている。
【0024】
ダミーチップ21は、プリンタヘッドチップ11と同様に、半導体基板15、バリア層16及びノズルシート17が積層されたものである。ダミーチップ21の半導体基板15、バリア層16及びノズルシート17は、プリンタヘッドチップ11の半導体基板15、バリア層16及びノズルシート17とそれぞれ同一の材料から形成され、同一の厚みを有するものである。よって、ダミーチップ21は、プリンタヘッドチップ11と同一の厚みを有する。しかし、ダミーチップ21には、発熱抵抗体13は形成されていない。さらに、バリア層16は設けられているものの、フォトリソプロセス等の処理は行われていない。このため、インク加圧室12は形成されていない。よって、ダミーチップ21は、プリンタヘッドチップ11と同様の構成からなる積層体であるが、インクの吐出を行わないものである。
なお、ダミーチップ21をプリンタヘッドチップ11と全く同一に、すなわち発熱抵抗体13やインク加圧室12を含めて形成し、単に、ダミーチップ21には電子信号を入力しない(配線を施さない等、電気的接続を行わない)ようにしても良い。
さらに、ダミーチップ21のノズルシート17は、プリンタヘッドチップ11のノズルシート17と同様にノズル18が形成されていても良いが、形成されていないものでも良い。
【0025】
ダミーチップ21の長手方向の長さは、本実施形態では、プリンタヘッドチップ11より短く形成されている。これは、プリンタヘッドチップ11が上記のようにオーバーラップして配置されているので、インク流路20に対して同一側に配置されたプリンタヘッドチップ11間の距離、例えばプリンタヘッドチップ11Aと11Cとの間の距離は、1つのプリンタヘッドチップ11の長さよりも狭いからである。
【0026】
さらに、プリンタヘッド10の両端部においても、ダミーチップ21と同様のダミーチップ22が配置されている。このダミーチップ22は、長手方向における長さがダミーチップ21より短く形成されたものであり、構造としてはダミーチップ21と同一である。また、ダミーチップ22の厚みもダミーチップ21と同一である。
ダミーチップ22は、プリンタヘッド10のインク流路20の両端部を閉塞するために設けられたものであり、その長手方向がプリンタヘッドチップ11及びダミーチップ21の長手方向と直交するように配置されている。
【0027】
以上のようにして、プリンタヘッドチップ11とダミーチップ21及び22が配置されると、インク流路20は、プリンタヘッドチップ11とダミーチップ21及び22とに囲まれるようになる。
【0028】
ここで、プリンタヘッドチップ11とダミーチップ21との隙間の設計値を、例えば0.05mmとし、プリンタヘッドチップ11及びダミーチップ21の長手方向の寸法誤差が±0.01mmであり、組立誤差(プリンタヘッドチップ11及びダミーチップ21の取付位置誤差)が±0.02mmであるとする。この場合、プリンタヘッドチップ11とダミーチップ21との間の距離は、最短で0mm、最長で+0.1mmとなる。よって、+0.1mmの隙間を埋めることができるような接着剤を用いて両者間を封止すれば、製造誤差の範囲内では、常に隙間を埋めることができる。
【0029】
また、プリンタヘッドチップ11とダミーチップ21及び22の厚みはほぼ同一であるので、プリンタヘッドチップ11とダミーチップ21及び22とでインク流路20を囲んでいる部分の上面は、ほぼ平坦面となる。
【0030】
以上のように、プリンタヘッドチップ11とダミーチップ21及び22とが配列された上部には、インク流路部材23が設けられる。
図5は、図3のA−A断面に相当する断面図であって、プリンタヘッドチップ11並びにダミーチップ21及び22上に設けられたインク流路部材23を併せて示すものである。また、図6は、図3のB−B断面に相当する断面図であって、上記インク流路部材23を併せて示すものである。さらにまた、図7は、図3のC−C断面に相当する断面図であって、上記インク流路部材23を併せて示すものである。
【0031】
インク流路部材23は、プリンタヘッドチップ11並びにダミーチップ21及び22が配置された領域を覆うように配置される。インク流路部材23のプリンタヘッドチップ11等側には、断面がほぼ逆凹状の流路溝23aが形成されており、この流路溝23aとインク流路20とが対応するように配置される。これにより、流路溝23とインク流路20とが連通する。
【0032】
インク流路部材23の図5〜図7中、下面と、プリンタヘッドチップ11並びにダミーチップ21及び22の上面とが、接着剤(例えば、シリコーン樹脂系接着剤)により接着されている。これにより、両者の接着面には、接着剤層が介在し、両者の隙間を封止する。よって、インク流路部材23の流路溝23a及びインク流路20を流れるインクは、外部に漏れ出すことはない。
【0033】
ここで、プリンタヘッドチップ11とダミーチップ21及び22とで形成される上面は平坦面であるので、これに対応して、この面に接着されるインク流路部材23の下面もまた平坦面である。
これに対し、ダミーチップ21及び22が配置されていない場合には、プリンタヘッドチップ11の有無に合わせて、インク流路部材23のプリンタヘッドチップ11との接着面を凹凸面に形成する必要がある。
【0034】
しかし、本実施形態では、プリンタヘッドチップ11が配置されていない領域にダミーチップ21及び22が配置されているので、インク流路部材23の接着面側は平坦面となり、断面がほぼ逆凹状の流路溝23aを形成すれば足り、プリンタヘッドチップ11の有無に合わせて凹凸に加工する必要がない。よって、この接着面は、複雑な形状をしていないので、その加工を簡略化することができるとともに、その分だけ、寸法精度を高めることができる。
【0035】
また、インク流路部材23は、アルミニウム又はアルミニウムを含む材料(例えばアルミニウム合金)から形成されている。これは、アルミニウムの熱伝導率が高いからである。すなわち、本発明では、インク流路部材23を熱伝導率の高い材料から形成し、インク流路部材23がプリンタヘッドチップ11の発熱抵抗体13で発生した熱を放熱する放熱手段を兼ねるようにするためである。
【0036】
以上の構成からなるプリンタヘッド10において、印画時には、発熱抵抗体13の加熱によって各プリンタヘッドチップ11が発熱する。しかし、プリンタヘッドチップ11に接着されたインク流路部材23の熱伝導率が高いことから、プリンタヘッドチップ11で発生した熱は、速やかにインク流路部材23に伝達され、インク流路部材23の表面から放熱が行われる。
【0037】
さらに、プリンタヘッドチップ11のノズル18からインク滴が吐出されると、インクタンク(図示せず)からインク加圧室12にインクが補充されるが、これらのインクは、インク流路部材23の流路溝23aを通る。よって、インク流路部材23の流路溝23a内には常にインクが満たされているとともに、流路溝23a内をインクが流れるので、このインクによっても、インク流路部材23が冷却される。よって、インク流路部材23の放熱効率をさらに高めることができる。
【0038】
次に、プリンタヘッドチップ11の温度変化を計算により求めた例を示す。図8は、本発明を適用したプリンタヘッドチップ11の具体的形状を示す断面図である。また、図9は、外形が図8のものと同一であるが、インク流路部材23の材質が異なる断面図を示す。なお、図8及び図9中に示した寸法の単位は、μmである。
【0039】
図8及び図9において、エポキシからなるノズルシート5上に、プリンタヘッドチップ11及びダミーチップ21が接着されている。その上部には、インク流路部材23が接着されている。さらに、インク流路部材23の両側には、アルミナからなるヘッドフレーム6が設けられている。
図8及び図9において、インク流路部材23のうち、斜線部で示す部分は、ガラスエポキシから形成されている。また、点の集合で示す部分(図8中、「Al」の部分)は、アルミニウムから形成されている。
【0040】
すなわち、図8のインク流路部材23は、プリンタヘッドチップ11及びダミーチップ21に接着された部分を含む、約半分がアルミニウムから形成されており、その他がガラスエポキシから形成されている。
これに対し、図9のインク流路部材23は、全体がガラスエポキシから形成されている。
【0041】
以上の構造において、以下の条件にて、温度変化を計算により求めた。
(1)プリンタヘッドチップ11(全体)の発熱を、
1.2〔W〕×1.5〔μs〕×9.6〔KHz〕と仮定。
(2)インクの吐出による放熱を、
3〔pl〕×4.2(インクの比熱)×ΔT(温度上昇分)×9.6〔KHz〕と仮定。
(3)空気の自然対流による表面からの放熱を、熱伝導率10〔W/m K〕により算出。
(4)初期値における全体の温度を0℃(周囲空気は常に0℃)と仮定。
【0042】
図10は、上記条件における、経過時間と温度上昇との関係を示すグラフである。図10中、「A」は図8のものを示し、「B」は図9のものを示す。
図10より、「B(図9)」のものは、5秒後に約100℃に到達したが、「A(図8)」のものは、5秒後の温度は、約70℃程度であった。この結果より、上記のプリンタヘッドチップ11の構造において、インク流路部材23のプリンタヘッドチップ11と接着された一部をアルミニウムから形成することによって、温度上昇を抑制できることがわかる。
【0043】
(第2実施形態)
図11は、本発明の第2実施形態であるプリンタヘッド10Aを示す平面図であり、第1実施形態の図3に対応する図である。
第2実施形態のプリンタヘッド10Aでは、第1実施形態と同様に、各プリンタヘッドチップ11がインク流路20を介して千鳥状に(交互に)配列されているものの、第1実施形態と異なり、オーバーラップ部を有さないものである。
【0044】
また、上述のように配置されたプリンタヘッドチップ11において、各プリンタヘッドチップ11のノズル間の間隔をLとすると、隣接するプリンタヘッドチップ11の端部同士のノズル間の間隔もまたLになるように配置される。具体的には、図11中、プリンタヘッドチップ11Aの右端部のノズルと、プリンタヘッドチップ11Bの左端部のノズルとの間隔(プリンタヘッドチップ11の並設方向の間隔)がLになるように配置される。
このようにすれば、複数のプリンタヘッドチップ11を用いてインクを吐出するときに、全てのインク滴を間隔Lで記録媒体上に着弾させることができる。
【0045】
以上のように各プリンタヘッドチップ11を配列したときには、ダミーチップ21’の長手方向における長さは、プリンタヘッドチップ11の長さとほぼ同一にすることができる。よって、例えば発熱抵抗体13が形成されていないプリンタヘッドチップ11を、そのままダミーチップ21’として用いることも可能となる。
その他の点については、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0046】
(第3実施形態)
図12は、本発明の第3実施形態であるプリンタヘッド10Bを示す平面図であり、第1実施形態の図3に対応する図である。また、図13は、図12のD−D断面を示す断面図であって、インク流路部材23’を併せて示すものである。第3実施形態のプリンタヘッド10Bでは、両端部にダミーチップ22が設けられていない点が第1実施形態と異なる。
【0047】
そして、第3実施形態では、インク流路20の両側を、インク流路部材23’が閉塞している。このため、インク流路部材23’には、第1実施形態のインク流路部材23と異なり、その両端部に凸部23bが設けられている。凸部23bは、ノズルシート5に直接接着される。このように形成すれば、インク流路部材23’の両端部の凸部23bがインク流路20の両端部を閉塞するので、第1実施形態のようにダミーチップ22を設ける必要はない。
なお、図12において、B−B断面及びC−C断面は、第1実施形態で示した図6及び図7と同様であるので説明を省略する。
【0048】
(第4実施形態)
図14は、本発明の第4実施形態であるプリンタヘッド10Cを示す平面図であり、第1実施形態の図3に対応する図である。また、図15は、図14のE−E断面を示す断面図であって、インク流路部材23”を併せて示すものである。さらにまた、図16は、図14のF−F断面を示す断面図であって、インク流路部材23”を併せて示すものである。さらに、図17は、図14のG−G断面を示す断面図であって、インク流路部材23”を併せて示すものである。
【0049】
第4実施形態では、第1実施形態と異なり、ダミーチップ21及び22は設けられていない。このため、インク流路部材23”のプリンタヘッドチップ11との接着面は、凹凸を有する。すなわち、図15等に示すように、インク流路部材23”のプリンタヘッドチップ11が入り込む部分には、凹部23cが形成されている。また、プリンタヘッドチップ11が存在しない部分では、凹部23cは形成されておらず、インク流路部材23”が直接、ノズルシート5に接着される。さらに、インク流路20の両端部を閉塞するため、インク流路部材23”の両端部には、第3実施形態と同様に、凸部23bが設けられている。
【0050】
本実施形態では、インク流路部材23”の形状は、プリンタヘッドチップ11に対応する位置に凹部23cを形成しなければならないので、第1実施形態のインク流路部材23の形状より複雑となる。しかし、ダミーチップ21及び22を設ける必要がなくなる。
【0051】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)インク流路部材23、23’及び23”は、全体を熱伝導率の高い材料から形成する必要はなく、図8で示したように、プリンタヘッドチップ11に接着される部分を含む、少なくとも一部を熱伝導率の高い材料から形成すれば良い。なお、インク流路部材23、23’又は23”の全体を熱伝導率の高い材料から形成しても良いのは勿論である。
【0052】
(2)本実施形態では、インク流路部材23、23’又は23”の少なくとも一部を構成する熱伝導率の高い材料として、アルミニウム又はアルミニウム合金を例に挙げたが、それ以外の材料を用いることも可能である。一般の金属材料においては、純粋な金属材料ほど熱伝導率が優れている。また、熱伝導率の優れる金属材料としては、Ag、Cu、若しくはAu、又はこれらの合金、又はこれらの金属と他の金属を含む合金が挙げられる。あるいは、Ag、Cu、Au又はAl粉末を分散させた樹脂材料であっても良い。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、プリンタヘッドチップで発生した熱が、プリンタヘッドチップ外に設けた放熱手段としてのインク流路部材に速やかに伝達されるようにした。さらに、放熱手段としてのインク流路部材は、インクの流通によって常時冷却される。
これにより、プリンタヘッドチップ又はプリンタヘッドの構造を複雑にすることなく、かつ大型化することなく、プリンタヘッドチップで発生する熱を効率良く放熱することができる。
また、インク流路を、プリンタヘッドチップとダミーチップとにより構成したことで、インクは、外部に漏れ出すことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリンタヘッドに用いられるプリンタヘッドチップを示す外観斜視図である。
【図2】図1の外観斜視図において、ノズルシートを分解して示す斜視図である。
【図3】第1実施形態のプリンタヘッドを示す平面図である。
【図4】隣接するプリンタヘッドチップ間のノズルがオーバーラップした状態を示す平面図である。
【図5】図3のA−A断面に相当する断面図であって、プリンタヘッドチップ及びダミーチップ上に設けられたインク流路部材を併せて示すものである。
【図6】図3のB−B断面に相当する断面図であって、インク流路部材を併せて示すものである。
【図7】図3のC−C断面に相当する断面図であって、インク流路部材を併せて示すものである。
【図8】本発明を適用したプリンタヘッドの具体的形状を示す断面図である。
【図9】外形が図8のものと同一であって、インク流路部材の材質が異なる例を示す断面図である。
【図10】図8及び図9のプリンタヘッドチップにおける経過時間と温度上昇との関係を示すグラフである。
【図11】本発明の第2実施形態であるプリンタヘッドを示す平面図であり、第1実施形態の図3に対応する図である。
【図12】本発明の第3実施形態であるプリンタヘッドを示す平面図であり、第1実施形態の図3に対応する図である。
【図13】図12のD−D断面を示す断面図であって、インク流路部材を併せて示すものである。
【図14】本発明の第4実施形態であるプリンタヘッドを示す平面図であり、第1実施形態の図3に対応する図である。
【図15】図14のE−E断面に相当する断面図であって、インク流路部材を併せて示すものである。
【図16】図14のF−F断面に相当する断面図であって、インク流路部材を併せて示すものである。
【図17】図14のG−G断面に相当する断面図であって、インク流路部材を併せて示すものである。
【符号の説明】
10、10A、10B、10C プリンタヘッド
11(11A、11B、・・) プリンタヘッドチップ
12 インク加圧室
13 発熱抵抗体
14 基板部材
18 ノズル
20 インク流路
21、21’、22 ダミーチップ
23、23’、23” インク流路部材
23a 流路溝
23b 凸部
23c 凹部

Claims (12)

  1. インク加圧室を有するとともに、前記インク加圧室内のインクをノズルから吐出させるプリンタヘッドチップを複数並設したプリンタヘッドであって、
    各前記プリンタヘッドチップの前記インク加圧室と連通し、前記インク加圧室にインクを供給するためのものであって、前記プリンタヘッドチップの並設方向に延在するインク流路を備え、
    ここで、前記インク流路は、前記プリンタヘッドチップと、前記プリンタヘッドチップと同一の厚みを有するように形成されるとともに前記プリンタヘッドチップ間の前記プリンタヘッドチップが配置されていない領域に配置されたインクの吐出を行わないダミーチップと前記インク流路と連通する流路溝を有するインク流路部材とにより構成され
    さらに、前記インク流路部材は、前記インク流路を覆うように複数の前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップ上に接着され、かつ前記プリンタヘッドチップとの接着部分を含む少なくとも一部が前記プリンタヘッドチップに発生した熱を放熱する放熱手段を兼ねている
    ことを特徴とするプリンタヘッド。
  2. 請求項1に記載のプリンタヘッドにおいて、
    前記プリンタヘッドチップは、少なくとも、基板と、前記基板上に形成され前記インク加圧室を構成するバリア層とを備え、
    前記ダミーチップは、少なくとも、前記基板と、前記基板上に形成された前記バリア層と同じ厚みのバリア層とを備える
    ことを特徴とするプリンタヘッド。
  3. 請求項1に記載のプリンタヘッドにおいて、
    前記インク流路部材の前記プリンタヘッドチップとの接着部分を含む少なくとも一部は、アルミニウム又はアルミニウムを含む材料から形成されている
    ことを特徴とするプリンタヘッド。
  4. 発熱抵抗体を有するインク加圧室を基板上に複数並設し、前記発熱抵抗体を駆動することで、前記インク加圧室内のインクをノズルから吐出させるプリンタヘッドチップを複数並設したプリンタヘッドであって、
    各前記プリンタヘッドチップの前記インク加圧室と連通し、前記インク加圧室にインクを供給するためのものであって、前記プリンタヘッドチップの並設方向に延在するインク流路を備え、
    ここで、前記インク流路は、前記プリンタヘッドチップと、前記プリンタヘッドチップと同一の厚みを有するように形成されるとともにインクの吐出を行わないダミーチップと前記インク流路と連通する流路溝を有するインク流路部材とにより構成され
    複数の前記プリンタヘッドチップは、前記インク流路を隔てて両側に配置され、
    前記インク流路を隔てた両側の前記プリンタヘッドチップは、前記インク流路を介して対向配置され、
    前記インク流路を隔てて一方側に位置する前記プリンタヘッドチップと他方側に位置する前記プリンタヘッドチップとは、前記インク流路の延在方向において交互に配置され、
    前記ダミーチップは、前記インク流路に沿って配置された前記プリンタヘッドチップ間の前記プリンタヘッドチップが配置されていない領域に配置され、
    さらに、前記インク流路部材は、前記インク流路を覆うように複数の前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップ上に接着され、かつ前記プリンタヘッドチップとの接着部分を含む少なくとも一部が前記プリンタヘッドチップに発生した熱を放熱する放熱手段を兼ねている
    ことを特徴とするプリンタヘッド。
  5. 請求項4に記載のプリンタヘッドにおいて、
    前記プリンタヘッドチップは、少なくとも、基板と、前記基板上に形成され前記インク加圧室を構成するバリア層とを備え、
    前記ダミーチップは、少なくとも、前記基板と、前記基板上に形成された前記バリア層と同じ厚みのバリア層とを備える
    ことを特徴とするプリンタヘッド。
  6. 請求項4に記載のプリンタヘッドにおいて、
    前記インク流路部材の前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップとの接着部分を含む少なくとも一部は、アルミニウム又はアルミニウムを含む材料から形成されている
    ことを特徴とするプリンタヘッド。
  7. 請求項4に記載のプリンタヘッドにおいて、
    前記プリンタヘッドチップと前記ダミーチップとでなす上面が平坦面であり、
    前記インク流路部材の前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップとの接着面は、平坦に形成されている
    ことを特徴とするプリンタヘッド。
  8. 請求項4に記載のプリンタヘッドにおいて、
    前記ダミーチップは、さらに前記インク流路の両端部に配置され、
    前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップが前記インク流路を囲むように配置されている
    ことを特徴とするプリンタヘッド。
  9. 請求項4に記載のプリンタヘッドにおいて、
    前記インク流路部材の前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップとの接着部分を含む少なくとも一部は、アルミニウム又はアルミニウムを含む材料から形成されており、
    前記プリンタヘッドチップと前記ダミーチップとでなす上面が平坦面であり、
    前記インク流路部材の前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップとの接着面は、平坦に形成されている
    ことを特徴とするプリンタヘッド。
  10. 請求項4に記載のプリンタヘッドにおいて、
    前記インク流路部材の前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップとの接着部分を含む少なくとも一部は、アルミニウム又はアルミニウムを含む材料から形成されており、
    前記ダミーチップは、さらに前記インク流路の両端部に配置され、
    前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップが前記インク流路を囲むように配置されている
    ことを特徴とするプリンタヘッド。
  11. 請求項4に記載のプリンタヘッドにおいて、
    前記プリンタヘッドチップと前記ダミーチップとでなす上面が平坦面であり、
    前記インク流路部材の前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップとの接着面は、平坦に形成されており、
    前記ダミーチップは、さらに前記インク流路の両端部に配置され、
    前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップが前記インク流路を囲むように配置されている
    ことを特徴とするプリンタヘッド。
  12. 請求項4に記載のプリンタヘッドにおいて、
    前記インク流路部材の前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップとの接着部分を含む少なくとも一部は、アルミニウム又はアルミニウムを含む材料から形成されており、
    前記プリンタヘッドチップと前記ダミーチップとでなす上面が平坦面であり、
    前記インク流路部材の前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップとの接着面は、平坦に形成されており、
    前記ダミーチップは、さらに前記インク流路の両端部に配置され、
    前記プリンタヘッドチップ及び前記ダミーチップが前記インク流路を囲むように配置されている
    ことを特徴とするプリンタヘッド。
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