JP3645964B2 - 電動アシスト車両のトルク伝達装置 - Google Patents

電動アシスト車両のトルク伝達装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、両端にクランクペダルをそれぞれ有するクランク軸と同軸上に、駆動輪に伝達する動力を出力するための出力部材が前記クランク軸との相対回転を自在として配置され、クランク軸および出力部材間には、第1一方向クラッチを中間部に備える第1動力伝達系が設けられ、電動アシストモータおよび前記出力部材間には、第2一方向クラッチを中間部に備える第2動力伝達系が設けられる電動アシスト車両のトルク伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる装置は、たとえば特開平7−309284号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のものでは、第1動力伝達系の一部を構成するトーションンバーがクランク軸内に収納されており、トーションバーの収納部分での剛性低下を補うためにクランク軸の大径化が余儀なくされ、トルク伝達装置の大型化を招いていた。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、クランク軸の剛性増大化のための大径化を不要とし、小型化を可能とした電動アシスト車両のトルク伝達装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、両端にクランクペダルをそれぞれ有するクランク軸と同軸上に、後輪に伝達する動力を出力するための出力部材が前記クランク軸との相対回転を自在として配置され、クランク軸および出力部材間には、第1一方向クラッチを中間部に備える第1動力伝達系が設けられ、電動アシストモータおよび前記出力部材間には、第2一方向クラッチを中間部に備える第2動力伝達系が設けられる電動アシスト車両のトルク伝達装置において、クランク軸の動力を出力部材側に伝達することを可能として第1動力伝達系の一部を構成し且つトーションバーの機能を発揮し得る動力伝達部材が、クランク軸を同軸に囲繞するパイプ状に形成されていて、該動力伝達部材の軸方向一端がクランク軸に連結されると共に、その軸方向他端と出力部材間に第1一方向クラッチが介装されることを特徴とする。
【0006】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前動力伝達部材がトーションバーの機能を発揮し得るように、該動力伝達部材の軸方向中間部には、その周方向に間隔をあけて複数の開口部が設けられることを特徴とする。
【0007】
さらに請求項記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明の構成に加えて、クランク軸および第1一方向クラッチ間の回転位相を検出する検出器が、前記動力伝達部材の外側方に配置されることを特徴とする。
【0008】
さらに請求項記載の発明は、上記請求項記載の発明の構成に加えて、前記検出器が、動力伝達部材を囲繞する環状に形成されるクランク軸側の第1可動部材と、動力伝達部材を囲繞する環状に形成されて第1可動部材に対向配置される第1一方向クラッチ側の第2可動部材とを備えるとともに、第1および第2可動部材間の回転位相を検出可能に構成されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0010】
図1ないし図6は本発明の一実施例を示すものであり、図1は電動アシスト自転車の側面図、図2はトルク伝達装置の縦断側面図、図3は図2の3−3線に沿う断面図、図4は図3の4−4線拡大断面図、図5は動力伝達部材の周方向展開図、図6は図5の6−6線に沿う動力伝達部材の横断面図である。
【0011】
先ず図1において、電動アシスト車両としての電動アシスト自転車Bは側面視で略V字状をなすメインフレーム11を備えており、このメインフレーム11の前端に設けられたヘッドパイプ12には、フロントフォーク13が回動自在に支承され、該フロントフォーク13の上端にバーハンドル14が連結され、該フロントフォーク13の下端に前輪WF が回転自在に支承される。またメインフレーム11の下部から後方に延びるとともに一対のステー16…で補強された一対のリヤフォーク15…に駆動輪としての後輪WR が回転自在に支承される。
【0012】
図2および図3を併せて参照して、メインフレーム11の下端部には、駆動部ハウジング17が取付けられており、該駆動部ハウジング17で回転自在に支承されたクランク軸18の左右両端にはクランクペダル19L ,19R がそれぞれ固着される。これらのクランクペダル19L ,19R による踏力は、第1動力伝達系20を介してクランク軸18から出力部材としての出力スプロケット21に伝達される。而して後輪WR の車軸に設けられた従動スプロケット22と前記出力スプロケット21とには無端状のチェーン23が巻掛けられており、クランクペダル19L ,19R による踏力を後輪WR に伝達することが可能である。
【0013】
また駆動部ハウジング17には、電動アシストモータ24が付設されており、この電動アシストモータ24の出力は、クランクペダル19L ,19R による踏力をアシストすべく第2動力伝達系25を介して出力スプロケット21に伝達される。
【0014】
メインフレーム11の前部に設けられているバッテリボックス26には、電動アシストモータ24に電力を供給するための複数のNi−Cd電池から成る走行用バッテリ27が収納される。またメインフレーム11の後部には、電動アシストモータ24の作動を制御する電子制御ユニットやモータドライバ等の制御装置28が配設される。
【0015】
駆動部ハウジング17は、右ハウジング29と、該右ハウジング29との間に第1収納室32を形成して右ハウジング29に結合される左ハウジング30と、左ハウジング30との間に第2収納室33を形成して左ハウジング30に結合されるカバー31とから成り、右ハウジング29および左ハウジング30が、一対のボルト34,34によりメインフレーム11の下部に共締めされる。
【0016】
クランク軸18は、その大部分を第1収納室32内に配置するようにして駆動部ハウジング17に回転自在に支承されるものであり、該クランク軸18の右端部は、ボールベアリング35を介して右ハウジング29に支承された回転筒体36の内周にローラベアリング37を介して支承され、クランク軸18の左端部はボールベアリング38を介して左ハウジング30に支承される。而して右ハウジング29の左側方に配置される出力スプロケット21が前記回転筒体36に結合される。
【0017】
図4を併せて参照して、クランク軸18の動力を出力スプロケット21に伝達するための第1動力伝達系20は、第1収納室32内に配置されるものであり、一端がクランク軸18に連結される動力伝達部材40と、該動力伝達部材40の他端に連結される環状の回転部材41と、回転部材41および回転筒体36間に設けられる第1一方向クラッチ42とで構成される。
【0018】
動力伝達部材40は、クランク軸18を同軸に囲繞するパイプ状に形成されるものであり、該動力伝達部材40の一端がスプライン43を介してクランク軸18に連結される。また動力伝達部材40の他端部内周とクランク軸18との間にはローラベアリング44が介装される。さらに動力伝達部材40の他端外周は回転部材41の内周にスプライン45を介して結合される。
【0019】
第1一方向クラッチ42は、動力伝達部材40と一体に回転する回転部材41をクラッチ内輪とするとともに回転筒体36をクラッチ外輪として構成されるものであり、回転部材41の外周に枢支されるとともに環状のスプリング46で拡開方向に付勢された複数たとえば4個のラチェット爪47…と、回転筒体36の内周に設けられたラチェット歯48とを備える。
【0020】
このような第1一方向クラッチ42によれば、クランクペダル19L ,19R を踏んでクランク軸18を正転方向49に回転させると、クランク軸18のトルクが動力伝達部材40、回転部材41、第1一方向クラッチ42および回転筒体36を介して出力スプロケット21に伝達されるが、クランクペダル19L ,19R を踏んでクランク軸18を逆転方向に回転させたときには、第1一方向クラッチ42がスリップしてクランク軸18の逆転が許容される。
【0021】
ところで、クランク軸18および回転部材41間で動力を伝達する動力伝達部材40は、トーションバーとしての機能を発揮するものであり、その軸方向中間部には、図5および図6で明示するように、周方向に間隔をあけた複数たとえば4個の開口部50,50…が設けられる。また動力伝達部材40の最大捩れ量を規制するためのピン51がクランク軸18に固着されており、該規制ピン51は、各開口部50…の1つに挿通される。
【0022】
クランク軸18および第1一方向クラッチ42間の回転位相を検出する検出器としてのポテンショメータ52が、動力伝達部材40の外側方に配置されるものであり、このポテンショメータ52は、左ハウジング30に固定的に支持されて動力伝達部材40を囲繞するケース53と、動力伝達部材40を囲繞する環状に形成されて前記ケース53内に収納されるとともに前記ピン51に係合される第1可動部材54と、動力伝達部材40を囲繞する環状に形成されて前記ケース53内で第1可動部材54に対向配置されるとともに回転部材41に係合される第2可動部材55とを備える。而して第1可動部材54はクランク軸18とともに回転し、また第2可動部材55は回転部材41とともに回転するので、第1および第2可動部材54,55間の回転位相がクランク軸18および第1一方向クラッチ42間の回転位相となるものであり、該ポテンショメータ52によりクランク軸18および第1一方向クラッチ42間の回転位相を検出することが可能となる。
【0023】
動力伝達部材40の一端側外周には、複数の歯40a,40a…が等間隔に設けられており、それらの歯40a,40a…に対向するようにして回転速度センサ56が駆動部ハウジング17の左ハウジング30に取付けられる。而して該回転速度センサ56により、動力伝達部材40すなわちクランク軸18の回転速度が検出される。
【0024】
電動アシストモータ24の動力を出力スプロケット21に伝達するための第2動力伝達系25は、第2収納室33内で電動アシストモータ24の出力軸24aに固着された駆動ギヤ57と、第2収納室33内で第1回転軸58の一端に固着されて前記駆動ギヤ57に噛合される第1中間ギヤ59と、第1収納室32内で第1回転軸58に一体に設けられる第2中間ギヤ60と、第2中間ギヤ60に噛合される第3中間ギヤ61と、第3中間ギヤ61と同軸に配置される第2回転軸62と、第3中間ギヤ61および第2回転軸62間に設けられる第2一方向クラッチ63と、第1収納室32内で第2回転軸62に一体に設けられる第4中間ギヤ64と、出力スプロケット21が結合されている回転筒体36に一体に設けられるとともに第4中間ギヤ64に噛合される被動ギヤ65とを備える。
【0025】
第1回転軸58は、電動アシストモータ24の出力軸24aと平行な軸線を有するものであり、右ハウジング29および第1回転軸58間にボールベアリング66が、また左ハウジング30および第1回転軸58間にボールベアリング67が介装される。第2回転軸64は第1回転軸58と平行な軸線を有するものであり、右ハウジング29および第2回転軸64間にボールベアリング68が、また左ハウジング30および第2回転軸64間にボールベアリング69が介装される。
【0026】
このような第2動力伝達系25では、電動アシストモータ24の作動に伴なうトルクが出力スプロケット21に伝達されるが、電動アシストモータ24の作動が停止したときには、第2一方向クラッチ63の働きにより第2回転軸64の空転が許容され、クランクペダル19L ,19R の踏力による出力スプロケット21の回転が妨げられることはない。 次にこの実施例の作用について説明すると、電動アシスト自転車Bを走行させるべく乗員がクランクペダル19L ,19R を踏むと、クランク軸18の動力が第1動力伝達系20を介して出力スプロケット21に伝達され、チェーン23および従動スプロケット22を介して後輪WR に動力が伝達されることになる。
【0027】
このときのクランクペダル19L ,19R の踏力がポテンショメータ52によって検出される。すなわちクランクペダル19L ,19R の踏力に応じたトルクが動力伝達部材40に作用することにより、該動力伝達部材40は、その一端および他端間で捩れることになり、その捩れに応じて生じるクランク軸18および第1一方向クラッチ42間の回転位相がポテンショメータ52により検出される。またクランク軸18の回転速度は回転速度センサ56で検出されるものであり、ポテンショメータ52の検出値ならびに回転速度センサ56の検出値に応じたアシスト動力を電動アシストモータ24で発揮させることにより、乗員の負荷を軽減することができる。
【0028】
而して第1動力伝達系20の一構成要素であるとともにトーションバーとしての機能をも発揮するパイプ状の動力伝達部材40が、クランク軸18を同軸に囲繞して配置されることにより、動力伝達部材40の配置に伴ってクランク軸18をその剛性増大のために大径化することが不要となり、トルク伝達装置の小型化に寄与することができる。
【0029】
しかもポテンショメータ52は、動力伝達部材40を囲繞するようにして該動力伝達部材40の外側方に配置されるものであり、ポテンショメータ52の配置に大きなスペースを必要としないコンパクトな配置で、クランク軸18および第1一方向クラッチ42間の回転位相を直接かつ高信頼度で検出することができる。
【0030】
また動力伝達部材40の軸方向中間部において周方向に間隔をあけた複数個所に開口部50…が設けられていることにより、動力伝達部材40にその周方向に沿ってほぼ等しい曲げ荷重が作用するようになり、動力伝達部材40に局部的な大荷重が作用することを回避して動力伝達部材40の耐久性向上に寄与することができる。
【0031】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
【0032】
たとえば、本発明は、電動アシスト自転車Bだけでなく、電動アシスト車椅子にも適用可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上のように発明によれば、クランク軸の動力を出力部材側に伝達することを可能として第1動力伝達系の一部を構成し且つトーションバーの機能を発揮し得る動力伝達部材が、クランク軸を同軸に囲繞するパイプ状に形成されていて、該動力伝達部材の軸方向一端がクランク軸に連結されると共に、その軸方向他端と出力部材間に第1一方向クラッチが介装されるので、第1動力伝達系の一部を構成しトーションバーの機能を発揮し得る動力伝達部材の配置に伴ってクランク軸をその剛性増大のために大径化することが不要となり、即ち、クランク軸を大径化することなく該クランク軸の剛性を確保することができるため、トルク伝達装置の小型化に寄与することができる。
【0034】
また特に請求項2の発明によれば、動力伝達部材にその周方向に沿ってほぼ等しい曲げ荷重が作用するようにして、動力伝達部材に局部的な大荷重が作用することを回避し、動力伝達部材の耐久性向上に寄与することができる。
【0035】
さらに特に請求項3又は4の発明によれば、検出器の配置に大きなスペースを必要としないコンパクトな配置で、クランク軸および第1一方向クラッチ間の回転位相を直接かつ高信頼度で検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電動アシスト自転車の側面図である。
【図2】 トルク伝達装置の縦断側面図である。
【図3】 図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】 図3の4−4線拡大断面図である。
【図5】 動力伝達部材の周方向展開図である。
【図6】 図5の6−6線に沿う動力伝達部材の横断面図である。
【符号の説明】
18・・・クランク軸
19L ,19R ・・・クランクペダル
20・・・第1動力伝達系
21・・・出力部材としての出力スプロケット
24・・・電動アシストモータ
25・・・第2動力伝達系
40・・・動力伝達部材
42・・・第1一方向クラッチ
50・・・開口部
52・・・検出器としてのポテンショメータ
54・・・第1可動部材
55・・・第2可動部材
63・・・第2一方向クラッチ
B・・・電動アシスト車両としての電動アシスト自転車
R ・・・駆動輪としての後輪

Claims (4)

  1. 両端にクランクペダル(19L ,19R )をそれぞれ有するクランク軸(18)と同軸上に、駆動輪(WR )に伝達する動力を出力するための出力部材(21)が前記クランク軸(18)との相対回転を自在として配置され、クランク軸(18)および出力部材(21)間には、第1一方向クラッチ(42)を中間部に備える第1動力伝達系(20)が設けられ、電動アシストモータ(24)および前記出力部材(21)間には、第2一方向クラッチ(63)を中間部に備える第2動力伝達系(25)が設けられる電動アシスト車両のトルク伝達装置において、
    クランク軸(18)の動力を出力部材(21)側に伝達することを可能として第1動力伝達系(20)の一部を構成し且つトーションバーの機能を発揮し得る動力伝達部材(40)が、クランク軸(18)を同軸に囲繞するパイプ状に形成されていて、該動力伝達部材(40)の軸方向一端がクランク軸(18)に連結されると共に、その軸方向他端と出力部材(21)間に第1一方向クラッチ(42)が介装されることを特徴とする、電動アシスト車両のトルク伝達装置
  2. 前記動力伝達部材(40)がトーションバーの機能を発揮し得るように、該動力伝達部材(40)の軸方向中間部には、その周方向に間隔をあけて複数の開口部(50)が設けられることを特徴とする、請求項記載の電動アシスト車両のトルク伝達装置。
  3. クランク軸(18)および第1一方向クラッチ(42)間の回転位相を検出する検出器(52)が、前記動力伝達部材(40)の外側方に配置されることを特徴とする、請求項または記載の電動アシスト車両のトルク伝達装置。
  4. 前記検出器(52)が、動力伝達部材(40)を囲繞する環状に形成されるクランク軸(18)側の第1可動部材(54)と、動力伝達部材(40)を囲繞する環状に形成されて第1可動部材(54)に対向配置される第1一方向クラッチ(42)側の第2可動部材(55)とを備えるとともに、第1および第2可動部材(54,55)間の回転位相を検出可能に構成されることを特徴とする、請求項記載の電動アシスト車両のトルク伝達装置。
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