JP3641428B2 - 衝撃伝達部材及び衝撃吸収部材の接合構造、並びにバンパ - Google Patents

衝撃伝達部材及び衝撃吸収部材の接合構造、並びにバンパ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衝撃伝達部材及び衝撃吸収部材の接合構造、並びにバンパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、断面略一定の中空構造を有し、衝撃伝達部材に加えられた荷重が軸方向の荷重として伝達されて同荷重を軸方向の塑性変形で吸収して衝撃エネルギーを吸収する衝撃吸収部材として種々のものが知られている。一般に、こうした衝撃吸収部材においては、図4に破線にて示されるように、塑性変形(初期座屈変形)を開始させるために、初期の段階で著しく大きな軸方向の荷重を加えることが必要となっている。そして、一旦、塑性変形が開始されると、衝撃吸収部材は比較的小さな軸方向の荷重で蛇腹状に連続的に座屈変形を繰り返しながら衝撃を吸収する。
【0003】
このような態様で衝撃吸収部材に加えられる軸方向の荷重は、同衝撃吸収部材を介して外部へと伝達される。従って、上述の初期の段階での大きな軸方向の荷重も衝撃吸収部材を介して外部へと伝達されることとなる。このため、衝撃吸収部材に塑性変形(初期座屈変形)を開始させるときの軸方向の荷重を低減する必要性がある。そして、例えば特開平5−65076号公報、特開平7−145842号公報、特開平7−145843号公報、特開平8−216917号公報、特開平11−208518号公報等に記載されたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、こうした公報に記載された手法は、衝撃吸収部材に応力集中する形状、すなわち脆弱部を設け、これを軸方向の荷重に対する塑性変形の起点とすることで、塑性変形を開始させるときの軸方向の荷重を低減するようにしている。従って、こうした公報に記載の衝撃吸収部材においては、
(1)加工が複雑で難しい。
(2)塑性変形を開始させるときの軸方向の荷重の低減が十分でない。
(3)意匠・構造等の制約を受けるために安定した塑性変形の特性が得にくい。
(4)衝撃吸収部材に穴を空ける等することで、次段の連続的な座屈変形の際に穴を起点として裂け等が生じ、同段階での安定した塑性変形の特性が得にくい。
(5)溶接ビード等は、材料の機械的性質を低下させるため、衝撃吸収部材に引っ張り荷重が加わると破断しやすくなる。
(6)多数の隔壁によって内部の隔成された中空体に対してビード等を設ける加工は、型抜き等のために複雑で難しい。
(7)切削等の機械加工は製造コストを増大する。
等のいずれか対応する問題があり、安定した十分な性能の確保と効率的な生産性の確保との両立が難しい。
【0005】
本発明の目的は、生産性を低減することなく、塑性変形を開始させるときの軸方向の荷重を低減することができる衝撃伝達部材及び衝撃吸収部材の接合構造、並びにバンパを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、荷重が加えられる衝撃伝達部材と、断面略一定の中空構造を有し、該衝撃伝達部材に加えられた荷重が軸方向の荷重として伝達されて該荷重を軸方向の塑性変形で吸収して衝撃エネルギーを吸収する衝撃吸収部材とを接合する衝撃伝達部材及び衝撃吸収部材の接合構造において、前記衝撃伝達部材は、前記衝撃吸収部材の開口端面の隣接する壁面の各接続部を避けて脆弱部に対向して突出する突設部を備えることを要旨とする。
【0009】
請求項に記載の発明は、荷重が加えられるバンパリインホースと、該バンパリインホースに接合され、断面略一定の中空構造を有して該バンパリインホースに加えられた荷重が軸方向の荷重として伝達されて該荷重を軸方向の塑性変形で吸収して衝撃エネルギーを吸収するクラッシュボックスとを備えるバンパにおいて、前記バンパリインホースは、前記クラッシュボックスの開口端面の隣接する壁面の各接続部を避けて脆弱部に対向して突出する突設部を備えることを要旨とする。
【0010】
請求項に記載の発明は、荷重が加えられるバンパリインホースと、該バンパリインホースにジョイントを介して接合され、断面略一定の中空構造を有して該バンパリインホースに加えられた荷重が該ジョイントを介して軸方向の荷重として伝達されて該荷重を軸方向の塑性変形で吸収して衝撃エネルギーを吸収するクラッシュボックスとを備えるバンパにおいて、前記ジョイントは、前記クラッシュボックスの開口端面の隣接する壁面の各接続部を避けて脆弱部に対向して突出する突設部を備えることを要旨とする。
【0011】
(作用)
一般に、衝撃伝達部材に加えられた荷重が軸方向の荷重として伝達され、同荷重を軸方向の塑性変形で吸収して衝撃エネルギーを吸収する衝撃吸収部材においては、塑性変形(初期座屈変形)を開始させるために、初期の段階で著しく大きな軸方向の荷重を加えることが必要となっている。そして、一旦、塑性変形が開始されると、衝撃吸収部材は比較的小さな軸方向の荷重で蛇腹状に連続的に座屈変形を繰り返しながら衝撃を吸収する。
【0012】
このような態様で衝撃吸収部材に加えられる軸方向の荷重は、同衝撃吸収部材を介して外部へと伝達される。
請求項1に記載の発明によれば、上記衝撃伝達部材は、衝撃吸収部材の開口端面の隣接する壁面の各接続部を避けて脆弱部に対向して突出する突設部を備えている。従って、上記衝撃伝達部材に衝撃(荷重)が加えられると、この衝撃は突設部から衝撃吸収部材の開口端面の脆弱部に軸方向への荷重として伝えられる。このため、衝撃吸収部材に塑性変形を開始させるために必要とされる初期の段階での軸方向の荷重は好適に低減される。
【0013】
また、このような軸方向の荷重に対する塑性変形の起点は、衝撃伝達部材に衝撃吸収部材の開口端面の隣接する壁面の各接続部を避けて脆弱部に対向して突出する突設部を設けるという極めて簡易な手法で形成が可能である。そして、衝撃吸収部材に対して何ら加工を施す必要はない。従って、好適な生産性の確保が可能で製造コストが削減される。
【0015】
請求項に記載の発明によれば、上記バンパリインホースは、クラッシュボックスの開口端面の隣接する壁面の各接続部を避けて脆弱部に対向して突出する突設部を備えている。従って、上記バンパリインホースに衝撃(荷重)が加えられると、この衝撃は突設部からクラッシュボックスの開口端面の脆弱部に軸方向への荷重として伝えられる。このため、クラッシュボックスに塑性変形を開始させるために必要とされる初期の段階での軸方向の荷重は好適に低減される。
【0016】
また、このような軸方向の荷重に対する塑性変形の起点は、バンパリインホースにクラッシュボックスの開口端面の隣接する壁面の各接続部を避けて脆弱部に対向して突出する突設部を設けるという極めて簡易な手法で形成が可能である。そして、クラッシュボックスに対して何ら加工を施す必要はない。従って、好適な生産性の確保が可能で製造コストが削減される。
【0017】
請求項に記載の発明によれば、上記ジョイントは、クラッシュボックスの開口端面の隣接する壁面の各接続部を避けて脆弱部に対向して突出する突設部を備えている。従って、上記バンパリインホースに衝撃(荷重)が加えられると、この衝撃は上記ジョイントの突設部からクラッシュボックスの開口端面の脆弱部に軸方向への荷重として伝えられる。このため、クラッシュボックスに塑性変形を開始させるために必要とされる初期の段階での軸方向の荷重は好適に低減される。
【0018】
また、このような軸方向の荷重に対する塑性変形の起点は、ジョイントにクラッシュボックスの開口端面の隣接する壁面の各接続部を避けて脆弱部に対向して突出する突設部を設けるという極めて簡易な手法で形成が可能である。そして、クラッシュボックスに対して何ら加工を施す必要はない。従って、好適な生産性の確保が可能で製造コストが削減される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を自動車のフロント部分に適用した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0020】
図2は、本実施形態が適用される自動車のフロント部分を示す斜視図である。同図に示されるように、このフロント部分にはバンパの骨格となるバンパフレーム11、ラジエータサポート12及びボディの一部を構成するサイドメンバ13が配設されている。
【0021】
上記バンパフレーム11は、車両の幅方向に伸びる衝撃伝達部材としてのバンパリインホース16と、同バンパリインホース16の両端部にそれぞれ接合されて車両後方に軸線が伸びる中空構造を有する対の衝撃吸収部材としてのクラッシュボックス17とを備えている。そして、このクラッシュボックス17の後端部には、ボルト締結用のブラケット18が設けられている。
【0022】
上記ラジエータサポート12は略四角枠状に形成されてボディに固定されており、その両側部には上記クラッシュボックス17のブラケット18に対応して幅方向に突出するブラケット12aが設けられている。そして、各クラッシュボックス17のブラケット18は、ラジエータサポート12のブラケット12aに対向するようになっている。
【0023】
上記サイドメンバ13は、上記クラッシュボックス17の軸線に略一致して軸線が伸びる略四角筒状に形成されている。そして、このサイドメンバ13の前端部には、上記クラッシュボックス17のブラケット18に対応してボルト締結用のブラケット19が設けられている。従って、バンパフレーム11は、クラッシュボックス17のブラケット18が、ラジエータサポート12(ブラケット12a)を介してサイドメンバ13のブラケット19に締結されることで、ボディに固定されるようになっている。
【0024】
ここで、車両の衝突等により前方から衝撃が加えられると、この衝撃はバンパフレーム11のバンパリインホース16からクラッシュボックス17を介してボディ(サイドメンバ13)に伝達されるようになっている。そしてこの際、上記クラッシュボックス17は軸方向に座屈変形を繰り返すことにより、ボディへと伝達される衝撃を緩衝するようになっている。これにより、ボディ及び乗員に加えられる衝撃エネルギーが吸収される。
【0025】
次に、上記バンパリインホース16及びクラッシュボックス17の各構造、並びにそれらの接合構造について、図1及び図3に基づき更に詳述する。なお、図1は、上記クラッシュボックス17を縦断する態様でのバンパフレーム11の断面図であり、図3は、クラッシュボックス17を接合側から見た斜視図である。
【0026】
図1に示されるように、上記バンパリインホース16は前部側壁21、後部側壁22、上壁23、下壁24を有して略四角筒状に形成されている。そして、バンパリインホース16の内部には、上壁23側と下壁24側とを略均等に区画する態様で軸線に略沿って伸びる隔壁25が設けられている。このバンパリインホース16は、上記隔壁25によって内部の隔成された略日の字の一定の断面を有する中空体となっている。このような形状は、例えばアルミニウム合金材を押出し成形することで形成される。
【0027】
上記後部側壁22の上壁23、下壁24及び隔壁25近傍は前方(図1の左側)に曲成されており、これにより上壁23及び隔壁25の中間部、下壁24及び隔壁25の中間部はそれぞれ突設部としての膨出部26,27となっている。すなわち、これら膨出部26,27は、上記クラッシュボックス17に対向して突設されている。そして、これら膨出部26,27の各後端面は、それぞれ平坦面26a,27aを形成している。なお、これら膨出部26,27は、上記アルミニウム合金材の押出し成形に併せて形成されることはいうまでもない。
【0028】
また、上記上壁23及び下壁24には、前記クラッシュボックス17の各位置に対応して後方に伸びるブラケット28,29が形成されている。これらブラケット28,29は、上記クラッシュボックス17との接合に供されるものである。
【0029】
図3に併せ示されるように、前記クラッシュボックス17は側壁31,32、上壁33及び下壁34を有して略四角筒状に形成されている。そして、クラッシュボックス17の内部には、互いに直交する態様で軸線に略沿って伸びる第1隔壁35及び第2隔壁36が設けられている。このクラッシュボックス17は、上記第1及び第2隔壁35,36によって内部の隔成された略田の字の一定の断面を有する中空体となっている。このような形状は、例えばアルミニウム合金材を押出し成形することで形成される。
【0030】
図1に示されるように、上記クラッシュボックス17は、上記バンパリインホース16のブラケット28,29間に挟まれる態様で同バンパリインホース16に接合されている。すなわち、クラッシュボックス17は、ブラケット28,29においてそれぞれボルト締結されることでバンパリインホース16に接合されている。このとき、クラッシュボックス17の開口端面17aは、前記後部側壁22に形成された膨出部26,27の各平坦面26a,27aに当接している。
【0031】
上記膨出部26の平坦面26aは、上壁33及び第2隔壁36の中間部において同上壁33及び第2隔壁36と略平行に伸びている。従って、上記バンパリインホース16の後部側壁22(膨出部26)は、上壁33及び第2隔壁36の中間部において側壁31,32及び第1隔壁35の各端面に対向・当接している。
【0032】
一方、上記膨出部27の平坦面27aは、下壁34及び第2隔壁36の中間部において同下壁34及び第2隔壁36と略平行に伸びている。従って、上記バンパリインホース16の後部側壁22(膨出部27)は、下壁34及び第2隔壁36の中間部において側壁31,32及び第1隔壁35の各端面に対向・当接している。
【0033】
ここで、バンパリインホース16の後部側壁22は、側壁31,32及び第1隔壁35のみの各端面に対向・当接している。換言すると、バンパリインホース16の後部側壁22は、図3において2点鎖線で示される側壁31,32、上壁33、下壁34、第1及び第2隔壁35,36の各接続部、すなわちクラッシュボックス17の軸方向の強度の高い位置を避けて開口端面17aの脆弱部に対向・当接している。
【0034】
従って、上記バンパリインホース16に衝撃が加えられると、この衝撃は膨出部26,27からクラッシュボックス17の開口端面17aに伝えられる。そして、この衝撃はクラッシュボックス17の軸方向の強度の低い開口端面17aの脆弱部から伝達される。このとき、クラッシュボックス17の開口端面17aには、一部にのみ集中する軸方向の荷重(衝撃)が膨出部26,27から印可される。そして、上記クラッシュボックス17は膨出部26,27の各平坦面26a,27aが対向・当接する位置を起点として、図4に実線にて示されるように比較的小さな荷重で塑性変形を開始する。次いで、クラッシュボックス17は比較的小さな軸方向の荷重で蛇腹状に連続的に座屈変形を繰り返しながら衝撃を吸収する。
【0035】
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、バンパリインホース16は、クラッシュボックス17の開口端面17aの一部にのみ対向して突出する膨出部26,27を備えている。従って、上記バンパリインホース16に衝撃(荷重)が加えられると、この衝撃は膨出部26,27からクラッシュボックス17の開口端面17aの一部にのみ軸方向への荷重として伝えられる。このとき、クラッシュボックス17の開口端面17aには、一部にのみ集中する軸方向の荷重(衝撃)が膨出部26,27から印可され、同クラッシュボックス17はこの開口端面17aの一部を起点として比較的小さな荷重で塑性変形を開始する。従って、クラッシュボックス17に塑性変形を開始させるために必要とされる初期の段階での軸方向の荷重を低減できる。そして、クラッシュボックス17を介してボディ(サイドメンバ13)へと伝達される軸方向の荷重も低減され、乗員に伝えられる衝撃も緩和できる。
【0036】
また、このような軸方向の荷重に対する塑性変形の起点は、バンパリインホース16にクラッシュボックス17の開口端面17aの一部にのみ対向して突出する膨出部26,27を設けるという極めて簡易な手法で形成が可能である。そして、クラッシュボックス17に対して何ら加工を施す必要はない。従って、好適な生産性の確保が可能で製造コストを削減できる。
【0037】
(2)本実施形態では、バンパリインホース16は、側壁31,32、上壁33、下壁34、第1及び第2隔壁35,36の各接続部、すなわちクラッシュボックス17の軸方向の強度の高い位置を避けて開口端面17aの脆弱部に対向している。従って、上記バンパリインホース16に衝撃(荷重)が加えられると、この衝撃は膨出部26,27からクラッシュボックス17の開口端面17aの脆弱部に軸方向への荷重として伝えられる。このため、クラッシュボックス17に塑性変形を開始させるために必要とされる初期の段階での軸方向の荷重を好適に低減できる。
【0038】
(3)本実施形態では、クラッシュボックス17が塑性変形を開始する起点は、バンパリインホース16側となっている。従って、車両が衝突等をしてクラッシュボックス17に軸方向の荷重が加えられると、同クラッシュボックス17は上記バンパリインホース16側からボディ(サイドメンバ13)に向かって順次、次段の塑性変形を進行させる。従って、クラッシュボックス17のボディ側は、塑性変形に伴う衝撃吸収の最終段階とされるため、例えば衝突等の初期の段階でクラッシュボックス17のボディ側に大きな荷重が加わることはない。このため、衝突等の初期の段階でクラッシュボックス17とボディとの間が折れ曲がるなどして衝撃吸収の機能を果たさなくなることも回避することができる。
【0039】
なお、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではなく、次のように変更してもよい。
・前記実施形態においては、バンパリインホース16とクラッシュボックス17とを直結する構造を採用した。これに対して、図5に示される衝撃伝達部材としてのジョイント41を介した接合構造を採用してもよい。この場合、バンパリインホース42は、前記ブラケット28,29を省略していることを除き、バンパリインホース16と同様の形状を有している。また、上記ジョイント41は、前記クラッシュボックス17の各位置に対応してそれぞれ配置されている。そして、このジョイント41は、上記膨出部26,27に略沿って曲成された突設部としての膨出部43,44と、前記上壁33及び下壁34を挟むように後方に折り返されたブラケット45,46が一体的に形成されている。
【0040】
上記ジョイント41及びバンパリインホース42は、上記膨出部26,43間及び膨出部27,44間においてボルト締結されている。また、クラッシュボックス17は、ブラケット45,46においてそれぞれボルト締結されることでジョイント41(バンパリインホース42)に接合されている。そして、クラッシュボックス17の開口端面17aは、前記膨出部43,44の各平坦面43a,44aに当接している。
【0041】
上記膨出部43の平坦面43aは、前記実施形態と同様に上壁33及び第2隔壁36の中間部において同上壁33及び第2隔壁36と略平行に伸びている。従って、上記ジョイント41は、上壁33及び第2隔壁36の中間部において側壁31,32及び第1隔壁35の各端面に対向している。
【0042】
一方、上記膨出部44の平坦面44aは、前記実施形態と同様に下壁34及び第2隔壁36の中間部において同下壁34及び第2隔壁36と略平行に伸びている。従って、上記ジョイント41は、下壁34及び第2隔壁36の中間部において側壁31,32及び第1隔壁35の各端面に対向している。
【0043】
このように変更をすると前記実施形態の(3)と同様の効果に加えて以下の効果が得られる。
(1)本実施形態では、ジョイント41は、クラッシュボックス17の開口端面17aの一部にのみ対向して突出する膨出部43,44を備えている。従って、上記バンパリインホース43に衝撃(荷重)が加えられると、この衝撃は上記ジョイント41の膨出部43,44からクラッシュボックス17の開口端面17aの一部にのみ軸方向への荷重として伝えられる。このとき、クラッシュボックス17の開口端面17aには、一部にのみ集中する軸方向の荷重(衝撃)が膨出部43,44から印可され、同クラッシュボックス17はこの開口端面17aの一部を起点として比較的小さな荷重で塑性変形を開始する。従って、クラッシュボックス17に塑性変形を開始させるために必要とされる初期の段階での軸方向の荷重を低減できる。そして、クラッシュボックス17を介してボディ(サイドメンバ13)へと伝達される軸方向の荷重も低減され、乗員に伝えられる衝撃も緩和できる。
【0044】
また、このような軸方向の荷重に対する塑性変形の起点は、ジョイント41にクラッシュボックス17の開口端面17aの一部にのみ対向して突出する膨出部43,44を設けるという極めて簡易な手法で形成が可能である。そして、クラッシュボックス17に対して何ら加工を施す必要はない。従って、好適な生産性の確保が可能で製造コストを削減できる。
【0045】
(2)本実施形態では、ジョイント41は、側壁31,32、上壁33、下壁34、第1及び第2隔壁35,36の各接続部、すなわちクラッシュボックス17の軸方向の強度の高い位置を避けて開口端面17aの脆弱部に対向している。従って、上記バンパリインホース16に衝撃(荷重)が加えられると、この衝撃は上記ジョイント41の膨出部43,44からクラッシュボックス17の開口端面17aの脆弱部に軸方向への荷重として伝えられる。このため、クラッシュボックス17に塑性変形を開始させるために必要とされる初期の段階での軸方向の荷重を好適に低減できる。
【0046】
・また、図6に示される衝撃伝達部材としてのジョイント51を介した接合構造を採用してもよい。この場合、バンパリインホース52は、略直線状に連続する壁面によって中空構造を形成している。従って、ジョイント51に対向する壁面も平坦面となっている。また、上記ジョイント51は、前記クラッシュボックス17の各位置に対応してそれぞれ配置されている。そして、このジョイント51のバンパリインホース52側は、同バンパリインホース52の対向壁面に対応して平坦面となっている。一方、上記ジョイント51のクラッシュボックス17側は、開口端面17aの一部にのみ対向する断面略長方形の突設部53,54が形成されている。さらに、このジョイント51には、前記上壁33及び下壁34を挟むように後方に折り返されたブラケット55,56が一体的に形成されている。
【0047】
上記ジョイント51及びバンパリインホース52は、上記突設部53,54においてボルト締結されている。また、クラッシュボックス17は、ブラケット55,56においてそれぞれボルト締結されることでジョイント51(バンパリインホース52)に接合されている。そして、クラッシュボックス17の開口端面17aは、前記突設部53,54の各平坦面53a,54aに近接配置されている。
【0048】
上記突設部53の平坦面53aも、上壁33及び第2隔壁36の中間部において同上壁33及び第2隔壁36と略平行に伸びている。従って、上記ジョイント51は、上壁33及び第2隔壁36の中間部において側壁31,32及び第1隔壁35の各端面に対向している。
【0049】
一方、上記突設部54の平坦面54aも、下壁34及び第2隔壁36の中間部において同下壁34及び第2隔壁36と略平行に伸びている。従って、上記ジョイント51は、下壁34及び第2隔壁36の中間部において側壁31,32及び第1隔壁35の各端面に対向している。このように変更をしても 上記同様の効果が得られる。
【0050】
・前記実施形態においては、略日の字の一定の断面を有する中空構造のバンパリインホース16を採用した。これに対して、例えば略目の字の一定の断面を有する中空構造のバンパリインホース、略四角形の一定の断面を有する中空構造のバンパリインホース、略田の字の一定の断面を有する中空構造のバンパリインホース等、任意の一定の断面を有する中空構造のバンパリインホースを採用してもよい。また、バンパリインホースは必ずしも中空構造である必要はなく、内部が充填された構造であってもよい。要は、クラッシュボックス17の開口端面17aの一部にのみ対向して突出する突設部を有するのであればよい。これら各場合においても、前記実施形態と同様の効果が得られるようになる。
【0051】
・前記実施形態においては、略田の字の一定の断面を有する中空構造のクラッシュボックス17を採用した。これに対して、例えば略目の字の一定の断面を有する中空構造のクラッシュボックス、略四角形の一定の断面を有する中空構造のクラッシュボックス、略日の字の一定の断面を有する中空構造のクラッシュボックス等、任意の中空構造のクラッシュボックスを採用してもよい。要は、略一定の断面を有する中空構造のクラッシュボックスであればよい。これら各場合においても、前記実施形態と同様の効果が得られるようになる。
【0052】
・前記実施形態においては、アルミニウム合金材にて衝撃伝達部材としてのバンパリインホース16を製造したが、その他の材料を採用してもよい。この場合においても、前記実施形態と同様の効果が得られるようになる。
【0053】
・前記実施形態においては、アルミニウム合金材にて衝撃吸収部材としてのクラッシュボックス17を製造したが、その他の材料を採用してもよい。この場合においても、前記実施形態と同様の効果が得られるようになる。
【0054】
・前記実施形態においては、押出し成形により中空構造を有するクラッシュボックス17を製造したが、例えば板金を筒状に屈曲若しくは接合するなどその他の製法を採用してもよい。この場合においても、前記実施形態と同様の効果が得られるようになる。
【0055】
・前記実施形態においては、バンパフレーム11とサイドメンバ13とをラジエータサポート12を介して接続したが、これらバンパフレーム11及びサイドメンバ13を直結してもよい。
【0056】
・前記実施形態においては、自動車のフロント部分のバンパ(バンパフレーム11)に本発明を適用したが、リヤ部分のバンパに本発明を適用してもよい。この場合においても、前記実施形態と同様の効果が得られるようになる。
【0057】
・前記実施形態においては、自動車のバンパ(バンパフレーム11)に本発明を適用したが、例えば建築材等に適用してもよい
【0059】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1〜3のいずれかに記載の発明では、生産性を低減することなく、塑性変形を開始させるときの軸圧縮荷重を低減することができる。
【0060】
さらに、衝撃吸収部材に塑性変形を開始させるために必要とされる初期の段階での軸方向の荷重を好適に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図。
【図2】同実施形態が適用される自動車のフロント部分を示す斜視図。
【図3】同実施形態を示す斜視図。
【図4】同実施形態の軸圧縮荷重とストロークとの関係を示すグラフ。
【図5】同実施形態の別例を示す断面図。
【図6】同実施形態の別例を示す断面図。
【符号の説明】
16 衝撃伝達部材としてのバンパリインホース
17 衝撃吸収部材としてのクラッシュボックス
17a 開口端面
26,27,43,44 突設部としての膨出部
41,51 衝撃伝達部材としてのジョイント
53,54 突設部

Claims (3)

  1. 荷重が加えられる衝撃伝達部材と、断面略一定の中空構造を有し、該衝撃伝達部材に加えられた荷重が軸方向の荷重として伝達されて該荷重を軸方向の塑性変形で吸収して衝撃エネルギーを吸収する衝撃吸収部材とを接合する衝撃伝達部材及び衝撃吸収部材の接合構造において、
    前記衝撃伝達部材は、前記衝撃吸収部材の開口端面の隣接する壁面の各接続部を避けて脆弱部に対向して突出する突設部を備えることを特徴とする衝撃伝達部材及び衝撃吸収部材の接合構造。
  2. 荷重が加えられるバンパリインホースと、該バンパリインホースに接合され、断面略一定の中空構造を有して該バンパリインホースに加えられた荷重が軸方向の荷重として伝達されて該荷重を軸方向の塑性変形で吸収して衝撃エネルギーを吸収するクラッシュボックスとを備えるバンパにおいて、
    前記バンパリインホースは、前記クラッシュボックスの開口端面の隣接する壁面の各接続部を避けて脆弱部に対向して突出する突設部を備えることを特徴とするバンパ。
  3. 荷重が加えられるバンパリインホースと、該バンパリインホースにジョイントを介して接合され、断面略一定の中空構造を有して該バンパリインホースに加えられた荷重が該ジョイントを介して軸方向の荷重として伝達されて該荷重を軸方向の塑性変形で吸収して衝撃エネルギーを吸収するクラッシュボックスとを備えるバンパにおいて、
    前記ジョイントは、前記クラッシュボックスの開口端面の隣接する壁面の各接続部を避けて脆弱部に対向して突出する突設部を備えることを特徴とするバンパ。
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