JP3637768B2 - トイレ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温度設定などのプリセット機能を有するリモコン送信機を用いて洗浄や便座暖房の操作を行うトイレ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のトイレ装置は図4に示すように構成されていた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図に示すように、便座本体1は、人体局部に温水を突出させて洗浄を行う洗浄手段2と、洗浄用の温水を供給するための給湯手段3と、便座の暖房を行う便座暖房手段4と、リモコン送信機からの信号を受信するための受信手段5、受信手段5からの信号に基づいて、洗浄手段2と給湯手段3及び便座暖房手段4を制御するための本体制御手段6から構成されている。
【0004】
また、リモコン送信機7は、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとからなる洗浄操作手段8と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段9と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段10とから構成されている。
【0005】
次にリモコン送信機7の具体的な構成を図5に示す。
図に示すように、洗浄操作手段8は、洗浄手段2を付勢するためのおしり洗浄開始スイッチ13,ビデ洗浄開始スイッチ14,洗浄停止スイッチ15,洗浄の付勢量を変更するための強スイッチ16,弱スイッチ17,洗浄水の温度設定を行うための温度設定VR18,便座温度の設定を行うための便座温度設定VR19で構成されている。
【0006】
この構成で例えば、おしり洗浄開始スイッチを押すと、おしり洗浄開始信号が送信手段10から、便座本体1の受信手段5に送信されて、本体制御手段6を介して洗浄手段2のおしり洗浄が付勢される。次に停止スイッチを押すと、同様におしり洗浄を停止することができる。また、湯温設定VRを操作すると新たな温度設定信号が送信手段10から、便座本体1の受信手段5に送信されて、本体制御手段6を介して給湯手段3で給湯温度が変更される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のトイレ装置では、リモコン送信機7にて洗浄水の温度設定を行ってその設定された温度信号を送信している為、便座本体1でこの温度信号を正常に受信できなくて、温度設定が変更できない場合が有るという課題を有していた。即ち、リモコン送信機7で湯温を30℃から40℃に変更しても便座本体1で正常に受信できなくて30℃のままとなってしまい、洗浄の際30℃の洗浄水が出てしまうという不具合が有った。
【0008】
トイレ装置に用いるリモコン送信機は、壁に取り付けた状態で操作するのが一般的である(特開昭60−133133号公報を参照)。この場合、信号は天井に向けて送信され、天井から反射した信号を本体の受信部で受信することになるが、反射後の信号の強さは天井の材質で大きく左右され一定ではなくなってしまい場合によっては正常に受信できないことが生じてしまう。従って、通常のリモコン装置のように使用者が手に持って、リモコン送信機を本体の受信部に向けて操作・送信をする場合に比べて受信が不安定となっている。
【0009】
その対策として、定期的に温度設定信号を送信する方法が採られている。しかしながら定期的に送信を行うためにはリモコンの制御を行うのに計時機能を持った高価なマイコンを使用する必要がありコストアップになる。或いは、定期的に信号を送信するために送信用の電流を通常のリモコンより多く消費してしまうために電池寿命が短くなるという課題を有していた。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、リモコンの洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と給湯温度設定信号を連続して送信するようにしたものである。
【0011】
上記発明によれば、洗浄スイッチの操作に連動して給湯温度の温度設定信号を送信することにより、従来のような定期的な信号送信が不要となり、電池寿命を短くすること無しに確実に温度信号をすることができるのである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明のトイレ装置は、人体局部を所定の洗浄流量にて洗浄するための洗浄手段と、洗浄に用いる洗浄水を所定の温度に沸かして供給する給湯手段と、便座の表面温度を所定の温度に暖める便座暖房手段と、リモコンからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの信号に基づいて洗浄手段と給湯手段と便座暖房手段を制御する本体制御手段とを有する便座本体と、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとを有する洗浄操作手段と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段と、洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と給湯温度設定信号を連続して送信するリモコン制御手段を有するリモコン送信機とを有するものである。
【0013】
そして、洗浄スイッチ操作時に洗浄開始信号と給湯温度信号を連続して送信することで確実な信号送信を行うことができる。
【0014】
さらに、前記給湯手段は、必要な洗浄水を瞬時に所定温度に沸かすことのできる瞬間式であり、本体制御手段は、受信手段からスイッチ識別信号と給湯温度設定信号の2つの信号を連続して受信した場合に洗浄手段を付勢するものである。
【0015】
そして、洗浄スイッチ操作時に洗浄開始信号と温度信号とが連続して受信できた場合にのみ洗浄を開始することにより設定温度以外の温度で洗浄開始することを防止することができるのである。
【0016】
また、本発明のトイレ装置は、人体局部を所定の洗浄流量にて洗浄するための洗浄手段と、洗浄に用いる洗浄水を所定の温度に沸かして供給する給湯手段と、便座の表面温度を所定の温度に暖める便座暖房手段と、リモコンからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの信号に基づいて洗浄手段と給湯手段と便座暖房手段を制御する本体制御手段とを有する便座本体と、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとを有する洗浄操作手段と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段と、設定された流量のレベルを表示する表示手段と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段と、洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と、洗浄開始時の洗浄流量信号と、給湯温度設定信号を連続して送信するリモコン制御手段を有するリモコン送信機とを有するものである。
【0017】
そして、洗浄スイッチ操作時に洗浄開始信号と洗浄流量信号と給湯温度信号を連続して送信することで確実な信号送信を行うことができる。
【0018】
さらに、前記給湯手段は、必要な洗浄水を瞬時に所定温度に沸かすことのできる瞬間式であり、本体制御手段は、受信手段からスイッチ識別信号と洗浄流量設定信号と給湯温度信号の3つのデータを連続して受信した場合に洗浄手段をONするものである。
【0019】
そして、洗浄スイッチ操作時に洗浄開始信号と流量設定信号と温度信号とが連続して受信できた場合にのみ洗浄を開始することにより設定温度以外の温度で洗浄開始することを防止することができるのである。
【0020】
また、本発明のトイレ装置は、人体局部を所定の洗浄流量にて洗浄するための洗浄手段と、洗浄に用いる洗浄水を所定の温度に沸かして供給する給湯手段と、便座の表面温度を所定の温度に暖める便座暖房手段と、リモコンからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの信号に基づいて洗浄手段と給湯手段と便座暖房手段を制御する本体制御手段とを有する便座本体と、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとを有する洗浄操作手段と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段と、洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と、給湯温度設定信号を1つの信号に合成する信号合成手段と、前記信号合成手段からの合成信号を送信するリモコン制御手段を有するリモコン送信機とを有するものである。
【0021】
そして、洗浄スイッチ操作時に洗浄開始信号と給湯温度信号を1つの信号に合成して送信することで確実な信号送信を行うことができる。
【0022】
さらに、前記給湯手段は、必要な洗浄水を瞬時に所定温度に沸かすことのできる瞬間式であるものである。
【0023】
また、本発明のトイレ装置は、人体局部を所定の洗浄流量にて洗浄するための洗浄手段と、洗浄に用いる洗浄水を所定の温度に沸かして供給する給湯手段と、便座の表面温度を所定の温度に暖める便座暖房手段と、リモコンからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの信号に基づいて洗浄手段と給湯手段と便座暖房手段を制御する本体制御手段とを有する便座本体と、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとを有する洗浄操作手段と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段と、設定された流量のレベルを表示する表示手段と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段と、洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と、洗浄開始時の洗浄流量信号と、給湯温度設定信号を1つの信号に合成する信号合成手段と、前記信号合成手段からの合成信号を送信するリモコン制御手段を有するリモコン送信機とを有するものである。
【0024】
そして、洗浄スイッチ操作時に洗浄開始信号と洗浄流量信号と給湯温度信号を1つの信号に合成して送信することで確実な信号送信を行うことができる。
【0025】
さらに、前記給湯手段は、必要な洗浄水を瞬時に所定温度に沸かすことのできる瞬間式であるものである。
【0026】
また、本発明のトイレ装置は、人体局部を所定の洗浄流量にて洗浄するための洗浄手段と、洗浄に用いる洗浄水を所定の温度に沸かして供給する給湯手段と、便座の表面温度を所定の温度に暖める便座暖房手段と、リモコンからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの信号に基づいて洗浄手段と給湯手段と便座暖房手段を制御する本体制御手段とを有する便座本体と、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとを有する洗浄操作手段と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段と、停止スイッチ操作時に、洗浄停止信号と便座暖房温度信号を連続して送信するリモコン制御手段を有するリモコン送信機とを有するものである。
【0027】
そして、停止スイッチ操作時に洗浄停止信号と便座暖房温度信号を連続して送信することで確実な信号送信を行うことができる。
【0028】
また、本発明のトイレ装置は、人体局部を所定の洗浄流量にて洗浄するための洗浄手段と、洗浄に用いる洗浄水を所定の温度に沸かして供給する給湯手段と、便座の表面温度を所定の温度に暖める便座暖房手段と、リモコンからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの信号に基づいて洗浄手段と給湯手段と便座暖房手段を制御する本体制御手段とを有する便座本体と、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとを有する洗浄操作手段と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段と、停止スイッチ操作時に、洗浄停止信号と便座暖房温度信号を1つの信号に合成して送信するリモコン制御手段を有するリモコン送信機とを有するものである。
【0029】
そして、停止スイッチ操作時に洗浄停止信号と便座暖房温度信号を1つの信号に合成して送信することで確実な信号送信を行うことができるのである。
【0030】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。なお従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0031】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1のトイレ装置のブロック図である。
【0032】
図において、便座本体1は、洗浄手段2,給湯手段3,便座暖房手段4,本体受信手段5,本体制御手段6から構成されている。
【0033】
また、リモコン送信機7は洗浄操作手段8,温度設定手段9,送信手段10及び、洗浄操作手段8の洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と給湯温度設定信号を連続して送信するリモコン制御手段11から構成されている。
【0034】
上記構成において、リモコン送信機7のおしり洗浄開始スイッチ13を操作すると、リモコン制御手段11は、送信手段10により、おしり洗浄開始信号と給湯温度設定信号を連続して便座本体1へ送信する。一方、便座本体1は、受信手段5を介して前記洗浄開始信号と給湯温度設定信号を受信し、給湯温度設定信号に基づいた温度制御で給湯手段3を制御すると共に洗浄手段のおしり洗浄を付勢する。
【0035】
従って、湯温設定VR18操作時に送信された給湯温度設定信号が便座本体1に正常に受信されていなくても、洗浄開始の操作毎に給湯温度設定信号を送信することにより、確実な信号伝送を行うことができるのである。
【0036】
更に、本体制御手段6を、受信手段5からスイッチ識別信号と給湯温度設定信号の2つの信号を連続して受信した場合に洗浄手段2を付勢するようにすれば、給湯温度設定信号を受信できない限り、洗浄を開始しないので設定温度でのみ洗浄を開始することになり、設定以外の湯温で洗浄されるのを防止することができる。この方法は、給湯手段3として、貯湯式を採用している場合は、直ちに設定温度で洗浄できるわけではなく、次回の洗浄時に設定温度にて洗浄できるに過ぎないが、必要な洗浄水を瞬時に所定温度に沸かすことのできる瞬間式を採用している際には非常に有効である。
【0037】
また、図5に示すように、洗浄の付勢レベルの表示手段を設けているリモコンに付いては、洗浄操作手段8の洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と、洗浄開始時の洗浄流量信号と、給湯温度設定信号とを連続して送信することにより同様の効果を得ることができる。
【0038】
さらに、便座温度に付いては、洗浄停止スイッチ操作時に、洗浄停止信号と便座暖房温度設定信号を連続して送信するようにすれば、従来の定期送信と同様の効果を得ることができる。
【0039】
以上のように本発明のリモコン送信機7は、スイッチの操作に連動して給湯温度や便座暖房温度の温度設定信号を送信することにより、従来のような定期的な信号送信をすることなしに同様の効果を得ることができるのである。従って、定期送信のための計時機能を持った高価なマイコンは不要であり、非常に廉価なマイコンを用いつつ信号送信を確実に行うことのできるトイレ装置を提供できるのである。
【0040】
(実施例2)
図2は本発明の実施例2のトイレ装置のブロック図である。
【0041】
図2に示すように、リモコン送信機7は洗浄操作手段8,温度設定手段9,送信手段10及び、洗浄操作手段8の洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と、給湯温度設定信号を1つの信号に合成する信号合成手段12と、前記信号合成手段からの合成信号を送信するリモコン制御手段11から構成されている。
【0042】
なお、実施例1と異なる点は洗浄信号と給湯温度信号を1つの信号に合成して送信するようにしたところである。
【0043】
上記構成において、リモコン送信機7のおしり洗浄開始スイッチ13を操作すると、信号合成手段12により、おしり洗浄開始信号と給湯温度設定信号が1つの信号に合成される。リモコン制御手段11は、前記信号合成手段12により合成された信号を送信手段10により便座本体1へ送信する。一方、便座本体1は、受信手段5を介して前記合成信号を受信し解読して洗浄開始信号と給湯温度設定信号を得ることができる。この解読結果に基づいて得られた給湯温度設定信号に基づいて給湯手段3の給湯温度を制御すると共に洗浄手段のおしり洗浄を付勢する。
【0044】
従って、湯温設定VR18操作時に送信された給湯温度設定信号が便座本体1に正常に受信されていなくても、洗浄開始スイッチの操作毎に給湯温度設定信号を送信することが可能となり、確実な信号伝送を行うことができるのである。給湯手段として瞬間式を採用している際には非常に有効であることは第1の実施例と同様である。
【0045】
また、図3に示すように、洗浄の付勢レベルの表示手段を設けているリモコンに付いては、洗浄操作手段8の洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と、洗浄開始時の洗浄流量信号と、給湯温度設定信号とを信号合成手段12により合成して送信することにより同様の効果を得ることができる。
【0046】
さらに、便座温度に付いては、洗浄停止スイッチ操作時に、洗浄停止信号と便座暖房温度設定信号を信号合成手段12により1つの信号に合成して送信するようにすれば、従来の定期送信と同様の効果を得ることができる。
【0047】
以上のようなリモコン送信機7は、2つ或いは3つの信号を1つの信号として送信することが可能となるので、それぞれを独立の送信する場合に比べて消費電流を少なくすることができる。即ち電池寿命を全く犠牲にすること無くリモコン送信機から便座本体への信号送信を確実に行うことのできるトイレ装置を提供することが可能となるのである。
【0048】
上記の従来例では、温度設定手段として、VRを用いた例を示したが、タクトスイッチと表示素子を組み合わせたものや、スライドスイッチを用いても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0049】
以上のように本実施例によれば、リモコン送信機の制御用のマイコンとして廉価なマイコンを使用でき、リモコン送信機から便座本体への信号送信を確実に行うことのできるトイレ装置を廉価に提供することが可能となり、さらに、電池寿命を犠牲にすること無しにリモコン送信機から便座本体への信号送信を確実に行うことのできるトイレ装置を提供することが可能となるのである。
【0050】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、温度設定をリモコンで行う場合、従来のような定期的な送信を行う必要が無いので、リモコン用マイコンとして低機能の非常に廉価なマイコンを採用できるので、リモコン送信機から便座本体への信号送信を確実に行うことのできるトイレ装置を廉価に提供することが可能となるという有利な効果を有する。
【0051】
また、1つの信号で複数の信号を送信することが可能となり、電池寿命を犠牲にすること無しにリモコン送信機から便座本体への信号送信を確実に行うことのできるトイレ装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のトイレ装置のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例のトイレ装置のブロック図
【図3】本発明のリモコン送信機の第2の構成図
【図4】従来のトイレ装置のブロック図
【図5】従来のリモコン送信機の第1の構成図
【符号の説明】
1 便座本体
2 洗浄手段
3 給湯手段
4 便座暖房手段
5 受信手段
6 本体制御手段
7 リモコン送信機
8 洗浄操作手段
9 温度設定手段
10 送信手段
11 リモコン制御手段
12 信号合成手段

Claims (6)

  1. 人体局部を所定の洗浄流量にて洗浄するための洗浄手段と、洗浄に用いる洗浄水を所定の温度に沸かして供給する給湯手段と、便座の表面温度を所定の温度に暖める便座暖房手段と、リモコンからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの信号に基づいて洗浄手段と給湯手段と便座暖房手段を制御する本体制御手段とを有する便座本体と、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとを有する洗浄操作手段と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段と、洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と給湯温度設定信号を連続して送信するリモコン制御手段を有するリモコン送信機とからなり、前記給湯手段は、必要な洗浄水を瞬時に所定温度に沸かすことのできる瞬間式であり、本体制御手段は、受信手段からスイッチ識別信号と給湯温度設定信号の2つの信号を連続して受信した場合に洗浄手段を付勢することを特徴とするトイレ装置。
  2. 人体局部を所定の洗浄流量にて洗浄するための洗浄手段と、洗浄に用いる洗浄水を所定の温度に沸かして供給する給湯手段と、便座の表面温度を所定の温度に暖める便座暖房手段と、リモコンからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの信号に基づいて洗浄手段と給湯手段と便座暖房手段を制御する本体制御手段とを有する便座本体と、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとを有する洗浄操作手段と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段と、設定された流量のレベルを表示する表示手段と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段と、洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と、洗浄開始時の洗浄流量信号と、給湯温度設定信号を連続して送信するリモコン制御手段を有するリモコン送信機とからなり、前記給湯手段は、必要な洗浄水を瞬時に所定温度に沸かすことのできる瞬間式であり、本体制御手段は、受信手段からスイッチ識別信号と洗浄流量設定信号と給湯温度信号の3つのデータを連続して受信した場合に洗浄手段をONすることを特徴とするトイレ装置。
  3. 人体局部を所定の洗浄流量にて洗浄するための洗浄手段と、洗浄に用いる洗浄水を所定の温度に沸かして供給する給湯手段と、便座の表面温度を所定の温度に暖める便座暖房手段と、リモコンからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの信号に基づいて洗浄手段と給湯手段と便座暖房手段を制御する本体制御手段とを有する便座本体と、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとを有する洗浄操作手段と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段と、洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と、給湯温度設定信号を1つの信号に合成する信号合成手段と、前記信号合成手段からの合成信号を送信するリモコン制御手段を有するリモコン送信機とからなり、前記給湯手段は、必要な洗浄水を瞬時に所定温度に沸かすことのできる瞬間式であることを特徴とするトイレ装置。
  4. 人体局部を所定の洗浄流量にて洗浄するための洗浄手段と、洗浄に用いる洗浄水を所定の温度に沸かして供給する給湯手段と、便座の表面温度を所定の温度に暖める便座暖房手段と、リモコンからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの信号に基づいて洗浄手段と給湯手段と便座暖房手段を制御する本体制御手段とを有する便座本体と、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとを有する洗浄操作手段と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段と、設定された流量のレベルを表示する表示手段と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段と、洗浄開始スイッチ操作時に、どの洗浄開始スイッチが操作されたかを識別するためのスイッチ識別信号と、洗浄開始時の洗浄流量信号と、給湯温度設定信号を1つの信号に合成する信号合成手段と、前記信号合成手段からの合成信号を送信するリモコン制御手段を有するリモコン送信機とからなり、前記給湯手段は、必要な洗浄水を瞬時に所定温度に沸かすことのできる瞬間式であることを特徴とするトイレ装置。
  5. 人体局部を所定の洗浄流量にて洗浄するための洗浄手段と、洗浄に用い る洗浄水を所定の温度に沸かして供給する給湯手段と、便座の表面温度を所定の温度に暖める便座暖房手段と、リモコンからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの信号に基づいて洗浄手段と給湯手段と便座暖房手段を制御する本体制御手段とを有する便座本体と、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとを有する洗浄操作手段と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段と、停止スイッチ操作時に、洗浄停止信号と便座暖房温度信号を連続して送信するリモコン制御手段を有するリモコン送信機とからなるトイレ装置。
  6. 人体局部を所定の洗浄流量にて洗浄するための洗浄手段と、洗浄に用いる洗浄水を所定の温度に沸かして供給する給湯手段と、便座の表面温度を所定の温度に暖める便座暖房手段と、リモコンからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段からの信号に基づいて洗浄手段と給湯手段と便座暖房手段を制御する本体制御手段とを有する便座本体と、複数の洗浄開始スイッチと停止スイッチと洗浄流量を変更するための流量変更スイッチとを有する洗浄操作手段と、給湯温度と便座暖房温度の設定を行う温度設定手段と、前記便座本体に信号を送信するための送信手段と、停止スイッチ操作時に、洗浄停止信号と便座暖房温度信号を1つの信号に合成して送信するリモコン制御手段を有するリモコン送信機とからなるトイレ装置。
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