JP3624173B2 - 放射線画像撮影装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体等の被写体を透過したX線等の放射線の強度分布を画像検出器により検出する放射線画像撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
被写体の放射線画像を得るための第1の方法として、所謂フィルム/スクリーン法が知られている。このフィルム/スクリーン法は最も一般的とされ、この方法では、X線を照射すると発光する希土類から成る蛍光板が感光性フィルムの両面に密着させられて保持される。被写体を透過したX線は蛍光体により可視光に変換され、この可視光が感光性フィルムに潜像を形成し、この潜像が現像手段によって現像されて可視化される。
【0003】
一方、被写体の放射線画像を得るための第2の方法として、所謂コンピューテッドラジオグラフィ(CR)法が実用化されている。このコンピューテッドラジオグラフィ法では、被写体を透過した放射線の強度分布(放射線画像)が蛍光体の中に潜像として一時的に蓄積され、その後に蛍光体に励起光を照射することにより、この潜像が読み出される。例えば、或る種の蛍光体は、X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等の放射線が照射されると、この放射線のエネルギーの一部を蓄積し、その後可視光等の励起光が照射されると、蓄積したエネルギーに応じた輝尽発光を示す。
【0004】
このような蓄積性蛍光体又は輝尽性蛍光体と呼ばれる蛍光体を使用した放射線画像情報記録再生システムが、例えば特開昭55−12429号公報又は特開昭56−11395号公報等に開示されている。このシステムは、被写体の放射線画像情報を蓄積性蛍光体シートに一時的に記録し、その後に蓄積性蛍光体シートをレーザー光等の励起光を用いて走査することにより輝尽発光光を生じさせ、得られた輝尽発光光を光電的に読み取ることにより画像信号を取得し、この画像信号に基づいて、写真感光材料等の記録材料を用いる記録装置又はCRT等の表示装置等を利用して、被写体の放射線画像を可視化する。
【0005】
そして、被写体の放射線画像を得るための第3の方法として、近年の半導体製造プロセス技術の進歩に伴って開発された半導体センサ(半導体画像検出器又は固体撮像素子ともいう)を使用する方法がある。この半導体センサを使用した放射線画像撮影システムは、被写体を透過した放射線の強度分布を、広いダイナミックレンジを有する光電変換手段により読み取って電気信号に変換した後に、この電気信号に基づき、記録装置又は表示装置等を用いて放射線画像を可視像として出力する。半導体センサは広いダイナミックレンジを有し、広範囲の放射線量を検出可能であるため、半導体センサを使用した放射線画像撮影システムは、放射線露出量の変動に影響され難く、常に良好な放射線画像を得ることができる。このシステムには、上述のフィルム/スクリーン法のシステムと比較して、極めて広範囲の放射線強度分布を有する放射線画像を検出し得るという利点がある。
【0006】
図11は従来の放射線画像撮影システムの例として、上述の半導体センサを用いたX線画像撮影システムを示す。被検者Sを載せたX線画像撮影装置1には、複数の光電変換素子がマトリックス状に配列されて構成される検出面を有するX線画像検出部2が内蔵されている。X線発生部3から照射されたX線は被写体Sを透過した後に、X線画像検出部2により検出される。このX線画像検出部2から出力された画像信号は、画像処理手段4においてデジタル画像処理された後に、モニタ(表示部)5により、可視化された被写体SのX線画像として表示される。なお、ここでは放射線としてX線を用いた例を説明しているが、放射線は必ずしもX線には限られない。
【0007】
上述の3種類の方法の何れかを用いた場合にも、X線画像撮影システムでは、被写体Sの内部で発生した散乱X線を除去するためのグリッドを被写体とX線受像部との間に配置し、X線画像のコントラストを改善する場合がある。このグリッドは、X線吸収率の大きい複数枚の箔とX線吸収率の小さい中間物質とが交互にストライプ状に配列され、これらの箔と中間物質とがX線透過率の高いカバー部材により覆われて構成されている。
【0008】
このグリッドは、例えば図11において被写体SとX線画像検出部2との間に配置される。被写体Sによって散乱されずに被写体Sを透過した一次X線は、グリッドの箔の面に概略沿った方向、つまり箔に対して概略平行に入射して、中間物質を透過する。これに対し、被写体Sで散乱された二次X線、つまり散乱X線は、箔の面に対し平行でなく或る角度をもって入射するため、その大部分が箔に当たって吸収される。よって、グリッドは散乱X線によるX線画像撮影システムの解像力の低下を防止する。
【0009】
図12は上述の第1の方法とグリッドとを用いた従来のX線画像撮影装置を示し、昇降式の撮影台11に、X線画像検出器としての所謂ブッキーユニット12が組み込まれている。撮影台11は基台13を備え、基台13の上面は上下方向に移動自在とされ、基台13の側面は分割されたカバー14により覆われている。基台13の上面には、1対のレール15及び1対のレール16を介して、天板17が前後方向及び左右方向に移動自在に支持されている。そして、ブッキーユニット12は、基台13の上面に1対のレール18を介して左右方向に移動自在に支持されている。
【0010】
ブッキーユニット12は、フィルム及び蛍光体を内包するカセッテをX線受像部として着脱可能に内臓し得ると共に、散乱X線を除去するためのグリッドが平行運動可能に保持されて構成される所謂ブッキー部を内臓しており、その上部にはX線透過率の大きい材料から構成されるカバー12aを有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
天板17には被検者が横臥するので、例えば被検者の重量が100kgである場合、天板17が例えば10〜20mm下方に撓むことになる。従って、天板17とブッキーユニット12との間には、その撓み量以上の隙間を設ける必要があった。一般に、被検者とX線受像部(ブッキーユニット12)との間隔の増大に伴い、取得されるX線画像はボケて解像力(MTF)が低下する。このため、当該間隔を増大させることは好ましくない。
【0012】
また、例えばブッキーユニット12を左方向に最大限に移動し、同時に天板17を右方向に最大限に移動した場合にも、ブッキーユニット12内のフィルムの左端部を天板17の左端部の近傍に位置させることができなかったため、横臥した被検者の端の部位を撮影する際に不都合であった。即ち、被検者の頚椎から大腿まではブッキーユニット12により撮影することが容易であるが、頭部又は下腿等の被検者の端部(上端部又は下端部)の部位はブッキーユニット12により撮影することが容易ではない。
【0013】
この場合には、例えば、ブッキーユニット12を用いる代りに、フィルムカセッテを天板17の上に配置し、フィルムカセッテの上に被検者を横臥させる必要がある。しかも、横臥した被検者に対しフィルムカセッテの位置を適切に配置したり微調整したりする作業は操作者又は被検者にとって煩わしい場合があり、例えば、操作者に、動くことの不自由な被検者を持ち上げるという力作業を余儀なくさせたり、被検者に苦痛を与えたりすることがある。
【0014】
本発明の目的は、上述の問題点を考慮してなされたものであり、2つの移動機構を備え、良好な画像を得る又は効率的な撮影を行うことのできる放射線画像撮影装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る放射線画像撮影装置は、被写体を載置する天板本体と、該天板本体を水平方向に移動するための第1の移動機構と、該第1の移動機構を設置する基台と、放射線画像検出器と、該放射線画像検出器を前記天板本体に対して水平方向に移動するための第2の移動機構とを備え、該第2の移動機構は前記第1の移動機構の可動部に設置したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明を図1〜図10に図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態では、本発明の放射線画像撮影装置の例として、X線を用いて被検者を撮影する医療用の撮影装置(X線画像撮影装置)について説明するが、本発明を他の被写体を撮影するX線画像撮影装置又は他の放射線を用いた撮影装置に適用することも可能である。
【0017】
図1は第1の実施の形態の斜視図であり、本実施の形態のX線画像撮影装置は、撮影室の天井に吊設された支持機構31と、この支持機構31の下部に支持されたX線管球32と、X線管球32の下方に配置された寝台(ここでは撮影用テーブル)33と、被検者を透過したX線を検出するためのX線画像検出器34と、このX線画像検出器34を寝台33に対して移動自在に保持する保持機構35と、散乱X線を除去するための後述のグリッドユニット36とから構成されている。
【0018】
支持機構31は、天井に、矢印A、Bで示す前後及び左右方向に移動自在に支持された水平動部材31aと、この水平動部材31aに、矢印Cで示す上下方向に移動自在に支持された上下動部材31bとから構成されている。X線管球32は上下動部材31bの下部に支持され、支持機構31によって三次元方向に移動可能となっている。なお、X線管球32はX線を破線矢印で示す方向に放出し、寝台33上に横臥した被検者を照射し得るように構成されている。
【0019】
寝台33は例えば昇降式フローティングテーブルとされ、基台41は、その上面が撮影室の床に対して上下動自在に設けられ、その側面は例えば3枚のカバー42a〜42cにより覆われている。基台41の上面には、被検者を横臥させて載置し得る天板43が、左右1対のレール44、左右1対のレール45及び左右1対の固定部材46を介して、前後及び左右方向に水平移動自在に設置されている。天板43はアクリル、ポリカーボネート、カーボン又は木材等のX線透過率の高い材料から構成される天板本体47を有し、この天板本体47の四辺は前後の枠体48と左右の枠体49とにより囲まれ、前述の固定部材46は前後の枠体48に固定されている。
【0020】
なお図示はしないが、支持機構31にはX線管球32の上下、前後及び左右方向の位置をそれぞれ検出するための位置センサが含まれている。また、寝台33には基台41の上面の高さを可変するための駆動機構、基台41の上面の高さ(上下方向の位置)を検出するための位置センサ、天板43の前後及び左右方向の位置をそれぞれ検出するための位置センサ等が設けられている。
【0021】
X線画像検出器34は、フラットパネルセンサとも呼ばれる図示しない大判のX線画像検出部(固体撮像素子)を内蔵しており、当該X線画像検出部は、例えば半導体製造プロセス技術を用いて製造され、複数の光電変換素子又はX線検出素子等が二次元状(マトリックス状)に配列されて構成されている。このX線画像検出部は、例えば43cm×43cm程度の大きさの検出面を有する。X線画像検出器34は、その上面に配置されX線透過率の高い材料から構成されるカバー部材34aと、カバー部材34aと協働して上述のX線画像検出部等を光密に内包するための筐体34bとを有する。後述するようにX線画像検出器34は天板43の下面(鉛直方向下側の面)に付勢されているため、X線画像検出器34と天板43との接触部に発生する摩擦力を極力低減させるよう、X線画像検出器34の表面(上面)は平滑に仕上げられている。なお、X線画像検出器34と天板43との間に転がり部材を介在させて、当該摩擦力を低減させるように構成することもできる。
【0022】
保持機構35において、長筒状(例えば長角筒状)のキャリッジ51を摺動自在に備えた1対のレール52が、天板43の前後の枠体48の内側に左右方向に延在するように配置され、1対のレール52の両端部は天板43の左右の枠体49にそれぞれ固定されている。そして、四角板状のキャリッジ53を摺動自在に備えた1対のレール54が、前後のキャリッジ51の間に配置され、1対のレール54の両端部は前後のキャリッジ51に固定されている。
【0023】
図2は図1の矢印D方向から視た詳細図であり、X線画像検出器34は、リンク機構を介してキャリッジ53によって支持され、付勢手段により天板本体47に付勢されている。即ち、例えば、左右2本ずつのリンク55の下端は支軸56を介してキャリッジ53に連結され、リンク55の上端は支軸57を介してX線画像検出器34に連結されている。そして、リンク55には、バネ等の弾性部材等を用いた付勢手段によりE方向のモーメントが加えられ、X線画像検出器34は天板本体47の下面に付勢されている。これにより、X線画像検出器34は常に被検者に接近し、天板本体47が被検者の重量によって下方に撓んだ際には、水平な姿勢を維持したまま、天板本体47の撓み量に応じた分だけ下降するようになっている。
【0024】
図3は保持機構35と電気回路の説明図であり、例えば前方のキャリッジ51にはDCモータ又はパルスモータ等の駆動源61が設けられ、駆動源61の駆動軸には駆動プーリ62が固定されている。後方のキャリッジ51には、固定台63を介して従動プーリ64が設けられている。駆動プーリ62と従動プーリ64とにはタイミングベルト65が巻回され、タイミングベルト65の所定の一部分はキャリッジ53に固定されている。そして、従動プーリ64は図示しない付勢手段を有し、当該付勢手段の機能によりタイミングベルト65に所望の張力を与えるように構成されている。これにより、例えば、駆動プーリ62が右回転した場合にX線画像検出器34が後方に移動し、左回転した場合に前方に移動するようになっている。
【0025】
前後のキャリッジ51の間にはリニアエンコーダのスケール部66が架設され、キャリッジ53にはリニアエンコーダのセンサ部67が取り付けられている。即ち、リニアエンコーダはスケール部66及びセンサ部67から構成され、センサ部67はスケール部66のパターンを読み取ることにより、キャリッジ53の移動に対応したパルス信号と移動方向を示す信号とを生成すると共に、当該移動方向を考慮して当該パルスを加減算することにより、キャリッジ53の位置を検出し出力するように構成されている。
【0026】
駆動源61はこの駆動源61を制御するコントローラ68に接続され、このコントローラ68には比較回路69が接続されている。この比較回路69にはX線画像検出器34の前後方向の位置を検出するセンサ部67とX線管球32の前後方向の位置を検出する前後方向位置センサ70とが接続されている。同様に、コントローラ68には、支持機構31の各駆動源と各駆動源の各駆動方向に対応する各位置センサ(位置センサ70は既述)、X線画像検出器34の左右方向の位置を検出する左右方向位置センサ、基台41の上面の高さを可変するための駆動源と該上面の高さを検出する上下方向位置センサ、及び天板43の前後方向及び左右方向の各位置を検出する各位置センサ等も接続されている。そして、コントローラ68には各部の操作や一連の制御の設定等を行うためのスイッチ部(入力部)が設けられ又は接続され、コントローラ68は当該操作又は設定等に基づいて、X線管球32とX線画像検出器34とが所定の位置関係で配置されるように各部の制御を行う。
【0027】
従って、例えば、X線管球32の位置に対応して決まる所定位置からX線画像検出器34の位置がずれている場合、コントローラ68は比較回路69からの信号、例えば、X線画像検出器34の各移動方向(可動方向)における位置ずれ量(ベクトル量)を示す信号等の比較結果を示す信号に基づいて、各駆動源(駆動源61等)を制御し、X線画像検出器34の位置をX線管球32の位置に対応する所定位置に一致させる。なお、ここではX線管球32の位置に対応する所定位置に位置するようにX線画像検出器34を駆動する場合を説明したが、本実施の形態のX線画像撮影装置は、X線画像検出器34の位置に対応する所定位置に位置するようにX線管球32を駆動したり、被検者の所定の撮影対象位置(領域)に対応する所定位置に位置するようにX線管球32及び/又はX線画像検出器34を駆動したりすることもできるように構成されている。
【0028】
図4はユーザインタフェイスの説明図であり、天板43の例えば左方の枠体49には、X線画像検出器34を前後方向に移動させる際に操作されるスイッチ列71が配置されていると共に、X線画像検出器34の受像領域の中心及び範囲を表示するための表示ランプ列72がスイッチ列71と平行に配置されている。また、天板43の前方の枠体48には、X線画像検出器34を左右方向に移動させる際に操作されるスイッチ列73が配置されていると共に、X線画像検出器34の受像領域の中心及び範囲を表示するための表示ランプ列74がスイッチ列73と平行に配置されている。
【0029】
操作者がスイッチ列71、73のうちのスイッチ71a、73aを押圧した際には、コントローラ68は保持機構35を駆動制御することにより、X線画像検出器34を、その受像領域の中心がスイッチ71a、73aに対応する位置に一致するように移動させると共に、表示ランプ列72及び74のうち、X線画像検出器34の受像領域中心に対応する表示ランプ72a及び74aと、X線検出器34の受像領域の前後方向範囲を表示する表示ランプ72b及び72cと、X線検出器34の受像領域の左右方向範囲を表示する表示ランプ74b及び74cを点灯させる。これにより、X線画像検出器34を所望の位置に容易に移動させることができると共に、X線画像検出器34の受像領域の位置又は範囲を操作者に容易に認識させることができる。この際に、点灯した表示ランプ72a〜72c及び表示ランプ74a〜74cのうち、中央の表示ランプ72a及び74aがX線画像検出器34の受像領域の中心を示し、前後方向の表示ランプ72b及び72cと左右方向の表示ランプ74b及び74cとが各々X線画像検出器34の受像領域の各方向における範囲を示す。
【0030】
なお、例えば、受像領域の中心を示すランプと両端を示すランプとの何れか一方を点灯させ、他方を点滅させる、又はランプに代えて2色発光素子(2色発光LED等)を用い、受像領域の中心を示す発光素子と両端を示す発光素子とで発光色を変える、等の構成を採用することにより、X線画像検出器34の位置を更に容易に識別可能とし、又は受像領域の中心を示すランプと両端を示すランプとをより明瞭に識別可能とすることができる。また、操作者がX線管球32を移動操作すると共に、X線画像検出器34の位置がX線管球32を追尾するように自動的に制御される等の場合、X線画像検出器34の移動に対応して、その受像領域の中心及び/又は範囲を示すように、表示ランプ列72及び74が点灯するように構成することもできる。
【0031】
図5はグリッドユニット36の動作を説明するための平面図であり、天板43は天板本体47を省いた状態で示している。グリッドユニット36は通常ではX線画像検出器34の直上で、かつ天板43の直下に配置されている。グリッドユニット36は撮影時にグリッドを移動させないグリド固定式のグリッドユニットであってもよいし、撮影時にグリッドを移動させる所謂ブッキー機構を有するグリッドユニットであってもよい。また、グリッドユニット36は、X線画像検出器34の上に図示しない支持機構等により一体的に設けられるか、又は図示しない移動機構によりX線画像検出器34の上又はX線画像検出器34の上から外れた位置に配置可能に設けられる。
【0032】
被検者の撮影対象部位の中には、体厚が薄く散乱X線が少ないため、散乱線除去用グリッドが不要となる部位がある。このため、グリッドユニット36をX線画像検出器34から退避可能に設けることが有効となる。この場合、図6に示すようにX線画像検出器34が天板43の左端部に移動した際には、グリッドユニット36をX線画像検出器34の側方右側に退避させ、また、図7に示すようにX線検出器34が天板43の右端部に移動した際には、グリッドユニット36をX線画像検出器34の側方左側に退避させるようにすればよい。そして、グリッドユニット36がX線画像検出器34の側方に退避した際には、X線画像検出器34は上述の付勢手段により天板43の下面に接触又は圧接するように移動する。
【0033】
コントローラ68は、通常の撮影の場合(これに限られないが)、支持機構31等を制御することにより、X線管球32を、X線画像検出器34の受像領域の中心における受像面(検出面)の垂直の上であって、X線管球32のX線発生位置(焦点)とX線画像検出器34の検出面との間の距離が所定の距離となるように位置決めする。そして、被検者の撮影対象部位を変更するために、天板43を例えば手動で前後及び/又は左右方向に移動させた場合、コントローラ68は、天板43の位置センサからの信号に基づいて天板43の移動ベクトルを算出し、この移動ベクトルを打ち消すように保持機構35を制御することにより、X線画像検出器34を、そのX線管球32に対する相対位置が変化しないように移動させる。また、基台41の上面の高さを変化させた場合、コントローラ68は、X線管球32の焦点とX線画像検出器34の受像面(検出面)との距離を所定の距離に保つように、支持機構31を制御する。
【0034】
この第1の実施の形態では、X線画像検出器34を固体撮像素子から構成されるX線画像検出部を用いて構成したので、従来のようにフィルムカセッテを撮影台に対し着脱する必要がなくなる。それと共に、天板43に上述のような保持機構35を構成し、X線画像検出器34を保持機構35により天板43の略全域にわたって移動させることができるようにしたので、天板43上に存在する被検者のほぼ任意の部位を撮影することが可能となる。従って、従来のようにフィルムカセッテを天板43の上面に配置して被検者を撮影する場合と異なり、本実施の形態によれば、被検者に影響を及ぼす(例えば不快感を与える)ことなくX線画像検出器34を移動させ、被検者や操作者の負担を軽減し、撮影作業効率を向上させ、又は被検者の任意若しくは複数の撮影部位を迅速に且つ高画質で撮影することができる。
【0035】
また、X線検出器34をX線管球32の位置に対応する位置に移動させる代りに、X線画像検出器34の位置を検出する位置検出センサ(センサ部67等)からの検出信号に基づいて支持機構31を制御することにより、X線管球32をX線画像検出器34の位置に対応する位置に移動させることもできる。また、スイッチ列71及び73を使用して、X線画像検出器34をX線管球32の位置に対応する位置に一致させることができる。また、被検者の撮影対象部位に対応する位置を前述の入力部から入力し、当該位置に対応する各位置にX線管球32及びX線画像検出器34の各々を移動させるように構成することもできる。
【0036】
更に、X線管球32の上下方向位置を検出するセンサ及び基台41の上面の高さを検出するセンサの出力に基づいて、基台41の駆動源及び支持機構31の駆動源の少なくとも何れか一方を制御することにより、X線管球32の焦点とX線画像検出器34の受像面との間隔を、撮影対象部位又は撮影方法等に対応する所定の距離となるように又は当該距離を維持するように制御することができる。
【0037】
また、本実施の形態のX線画像撮影装置を用いて、X線管球32及びX線画像検出器34を、被検者を介して所定の相対位置関係で移動させながら(X線管球32及びX線画像検出器34を各々所定の軌道に沿って同期させて移動させながら)連続的又は間欠的にX線を照射することにより、被検者の所定の断層面の撮影を行う所謂断層撮影を行うことができる。
【0038】
図8は第2の実施の形態の要部平面図であり、第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付し、当該部材については詳細な説明を省略する。本実施の形態では、X線画像検出器34が天板43の例えば前後方向の外側に移動し、グリッドユニット36が天板43の内側に残るような状態をとれるように構成されている。図7はX線画像検出器34が不図示の移動機構又は案内機構により、天板43の長辺側の外側に引き出されている状態を示している。ここでは、グリッドユニット36が天板43の内側に残されたままで、X線画像検出器34のみが引き出された状態を示しているが、不図示の機構により、グリッドユニット36及びX線画像検出器34が一体的に引き出されるようにすることも選択可能である。
【0039】
この第2の実施の形態は、散乱X線の少ない撮影対象部位(主として四肢)を、天板43及びグリッドユニット36を介さず且つ被写体により接近して撮影することができるため、好都合である。また、グリッドユニット36をX線画像検出器34と共に天板43の外側に引き出した場合には、グリッドユニット36を介するものの天板43を介さずに撮影できるため、やはり画質(解像力)の点で有利となる。なお、X線画像検出器34を天板43の前後方向(短手方向)の外側でなく、左右方向(長手方向)の外側に移動できるように構成することも可能である。
【0040】
図9は第3の実施の形態の要部平面図であり、第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付し、当該部材については詳細な説明を省略する。本実施の形態では、X線画像検出器34は天板43の外側に移動した後に、X線画像検出器34の検出面(受像面)が天板43の上面と垂直になるように上方に90°回転することが可能となっている。また、グリッドユニット36はX線画像検出器34と一体的に移動するようになっている。この第3の実施の形態では、仰向け又はうつ伏せに横臥した被検者の側面撮影を行うことができる他、鉛直方向に対し垂直な側方から被検者を撮影することができる。
【0041】
図10は第4の実施の形態の要部平面図であり、第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付し、当該部材については詳細な説明を省略する。本実施の形態では、第1の実施の形態と同様な構成となっている上に、X線画像検出器34を、その受像面に垂直な軸線を中心として45゜回転可能に支持する回転支持機構を有している。この第4の実施の形態では、被検者の長尺な撮影対象部位(例えば四肢)を撮影する際、X線画像検出器34の対角線を被検者の撮影対象部位の長手方向に合わせて配置できるため、撮影対象部位をより広く撮影範囲内(受像領域内)に収めることができる。
【0042】
なお、上述の第1〜第4の実施の形態のX線画像撮影装置は、特許請求の範囲を逸脱することなく、多様に変形することが可能であることは云うまでもない。
【0043】
例えば、寝台33は昇降式フローティングテーブルとしたが、被検者を横臥させ得る天板43を有するのであれば、天板43を昇降させないテーブル、或いは天板43を水平方向に移動させないテーブルとすることもできる。そして、寝台33は、その天板43を傾斜状態に支持し得る所謂起倒式とすることもできる。
【0044】
また、寝台33の代りに手術用テーブル、ICU(Intensive Care Unit)用ベッド、救急用ストレッチャ等を使用することができる。この場合には、緊急性を要する被検者に迅速に対応することが可能となり、カセッテを被検者の下に差し入れて撮影する場合と比較して、より容易にかつ迅速にX線画像を得ることができる。そして、他の装置と組み合わせることも可能であって、例えばII(Image Intensifier)付きテレビジョン装置を搭載した外科用Cアーム型装置又は透視装置等と組み合わせてシステム化することができる。
【0045】
更に、上述の実施の形態ではX線画像検出器34が天板43の撓みに従って上下動するように構成したが、X線画像検出器34や保持機構35の剛性によって天板43の撓みを抑制するように構成することもできる。このような構造にすると、天板43の剛性を低下させても被検者の重量を支えることができるため、天板43の厚みを薄くすることができ、この場合、X線画像検出器34が被検者に更に接近するため、X線画像の画質(X線画像撮影装置の解像力又はMTF)を向上させることができる。
【0046】
また、上述の実施の形態では、天板本体47はアクリル、ポリカーボネート、カーボン又は木材等のX線透過率の高い材料から構成されるが、天板本体47を、所定の電磁波を遮蔽する機能を有する材料又は構造により構成することで、電磁ノイズがX線画像検出器34に及ぶことを抑制することができ、好ましい。
【0047】
以上説明した実施の形態のX線画像撮影装置では、次のような効果を得ることができる。
【0048】
(1)X線画像検出器34を、被検者に接触させることなく、天板43の下面の略全域にわたって所望の位置に配置することができる。従って、被検者の広範囲な部位の中から任意の部位を容易に又は短時間に撮影することができると共に、被検者や操作者の負担を軽減して撮影効率を向上させることができる。
【0049】
(2)X線画像検出器34を被検者に接近させることが可能となるため、高画質なX線画像を得ることができる。また、X線画像検出器を天板43の下面に対し付勢することにより、天板43を介し可能な限り被検者に接近させることが可能となるため、高画質なX線画像を得ることができると共に、X線画像検出器34を、天板43の下面に接触させた状態を保ちながら、被検者の荷重による天板43の撓みに応じて下降させることができる。
【0050】
(3)散乱X線を除去するためのグリッドユニット36を選択的に用いることができ、よって適切なX線撮影を行うことができる。
【0051】
(4)X線画像検出器34を天板43の下方から外側に引き出すことができるため、又はX線画像検出器34を天板43の下方から外側に引き出すことができると共にグリッドユニット36を選択的に用いることができるため、被検者の四肢の撮影等、より多くの部位又は撮影法に適切に対応することができる。
【0052】
(5)X線画像検出器34を天板43の下方から外側に引き出すと共に、その受像面が鉛直方向に沿うように姿勢変換することができるため、被検者を鉛直方向からでなく側方から撮影することができる。
【0053】
(6)X線画像検出器34を、その四角形の検出面(受像面)の対角線を被検者の撮影対象部位の長手方向に合わせて配置可能であるため、被検者の長尺な撮影部位をより広く撮影範囲に収めることができる。
【0054】
(7)X線画像検出器34を被検者の撮影対象部位又はX線管球32の位置に対応する情報に応じて自動的に移動させることができる。
【0055】
(8)X線管球32を被検者の撮影対象部位又はX線画像検出器34の位置に対応する情報に応じて自動的に移動させることができる。
【0056】
(9)X線画像検出器34の所望の位置(移動後の位置)を、天板43に設けられる入力部から容易に入力することができる。
【0057】
(10)X線画像検出器34の検出領域(受像領域)の位置情報を天板43に表示することができるため、当該検出領域を操作者に容易に認識させることができる。
【0058】
(11)緊急に対応することの必要な被検者の撮影対象部位を迅速に撮影することができる。
【0059】
(12)X線画像検出器34を支持する天板43を移動させた場合に、X線画像検出器34がX線管球32に対して移動しなかったように、X線画像検出器34を天板43に対し移動させることができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る放射線画像撮影装置によれば、被写体を載置する天板本体を平行移動する第1の移動機構と放射線画像検出器を平行移動する第2の移動機構を備え、良好な画像を得ること又は効率的な撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の斜視図である。
【図2】図1の矢印D方向から視た詳細図である。
【図3】保持機構と電気回路の説明図である。
【図4】ユーザインタフェイスの説明図である。
【図5】グリッドの位置を説明する平面図である。
【図6】X線検出器が左方に移動した状態の平面図である。
【図7】X線検出器が右方に移動した状態の平面図である。
【図8】第2の実施の形態の要部平面図である。
【図9】第3の実施の形態の要部平面図である。
【図10】第4の実施の形態の要部平面図である。
【図11】従来のX線画像撮影システムの概略図である。
【図12】従来のX線画像撮影装置の斜視図である。
【符号の説明】
31 支持機構
32 X線管球
33 寝台
34 X線画像検出器
35 保持機構
36 グリッドユニット
41 基台
43 天板
51、53 キャリッジ
52、54 レール
55 リンク
61 駆動源
62、64 プーリ
65 タイミングベルト
66 スケール部
67 センサ部
68 コントローラ
69 比較回路
70 位置センサ
71、73 スイッチ列
72、74 表示ランプ

Claims (19)

  1. 被写体を載置する天板本体と、該天板本体を水平方向に移動するための第1の移動機構と、該第1の移動機構を設置する基台と、放射線画像検出器と、該放射線画像検出器を前記天板本体に対して水平方向に移動するための第2の移動機構とを備え、該第2の移動機構は前記第1の移動機構の可動部に設置したことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 前記第2の移動機構は、前記天板本体の下面に対し前記放射線画像検出器を付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
  3. 前記放射線画像検出器は複数の光電変換素子又は放射線検出素子をマトリクス状に配列して構成される検出面を有することを特徴とする請求項1又はに記載の放射線画像撮影装置。
  4. 前記第2の移動機構は前記放射線画像検出器を前記天板本体の下面に沿って移動可能に支持することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  5. 前記第2の移動機構は前記放射線画像検出器を前記天板本体の下面に沿う方向及び鉛直方向に移動可能に支持することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  6. 前記第2の移動機構は前記放射線画像検出器を前記天板本体の下側で前記天板部の略全域に渡って移動可能に支持することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  7. 前記天板本体に加わる荷重を、前記天板本体、前記放射線画像検出器及び前記第2の移動機構の付勢手段で支えるように構成したことを特徴とする請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  8. 前記天板本体と前記放射線画像検出器との間に、散乱放射線を除去するための除去部材を挿脱可能に配置した請求項1〜の何れか1つの請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  9. 前記除去部材を前記天板本体と前記放射線画像検出器との間から、前記天板本体の長手方向に沿った2つの向きの何れかの向きに退避可能にしたことを特徴とする請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  10. 前記第2の移動機構の付勢手段は前記放射線画像検出器を前記天板本体の鉛直下方の外側に移動可能に支持することを特徴とする請求項2又は7に記載の放射線画像撮影装置。
  11. 前記第2の移動機構の付勢手段は、前記天板本体の鉛直下方の外側に移動した前記放射線画像検出器を、その受像面が鉛直方向に沿うように回転可能に支持することを特徴とする請求項10に記載の放射線画像撮影装置。
  12. 前記第2の移動機構の付勢手段は前記放射線画像検出器を所定の鉛直な軸線の廻りに回転可能に支持することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
  13. 前記放射線画像検出器の位置を検出するためのセンサと、前記放射線画像検出器を移動させるための駆動部と、前記センサからの信号に基づいて前記駆動部を制御するコントローラとを有することを特徴とする請求項1〜12の何れか1つの請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  14. 前記放射線画像検出器の位置に対応する情報を入力し得る入力部を更に有し、前記コントローラは前記センサによる検出結果と前記入力部による入力情報とに基づいて、前記駆動部を制御することを特徴とする請求項13に記載の放射線画像撮影装置。
  15. 放射線発生部と、該放射線発生部の位置を検出するための第2のセンサと、前記放射線発生部を移動させるための第2の駆動部とを更に有し、前記コントローラは前記第2のセンサからの信号に基づいて前記第2の駆動部を制御することを特徴とする請求項13に記載の放射線画像撮影装置。
  16. 放射線発生部を更に有し、前記コントローラは前記放射線発生部と前記放射線画像検出器との相対位置を制御することを特徴とする請求項13に記載の放射線画像撮影装置。
  17. 前記入力部を前記天板本体を囲む枠体に設けたことを特徴とする請求項14に記載の放射線画像撮影装置。
  18. 前記天板本体を囲む枠体に前記放射線画像検出器の受像領域を表示するための表示部を設けたことを特徴とする請求項1〜17の何れか1つの請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  19. 請求項1〜18の何れか1つの請求項に記載の放射線画像撮影装置を備え、撮影用テーブル、手術用テーブル、ICU用テーブル又は救急用ストレッチャとして用いられる寝台。
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