JP3621354B2 - 半導体集積回路の配線方法及び構造 - Google Patents

半導体集積回路の配線方法及び構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体集積回路の配線方法及び構造に関し、特に、汎用ロジックセルのアレイ構造をベースとする半導体集積回路の配線方法及び構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特定ユーザ向けにカスタマイズされた専用ICであるASIC(application specific integrated circuit)が知られている。
【0003】
このASICは、一般的には、セルベースICとゲートアレイに大きく分類される。セルベースICは、トランジスタ等各素子を形成する工程から配線工程迄、全て専用マスクを必要とする。ゲートアレイは、トランジスタ等各素子を形成する工程は複数のデザインで共通化されており、配線工程のみユーザ毎の設計によって品種毎に異なるデザインとして設計される専用マスクを必要とする。
【0004】
また、設計者が選択可能な複数の論理関数の内1つを選択することができる、マスクプログラマブルな機能ブロックベースのLSI設計・製造手法が知られている(米国特許第5858817号、PCT出願WO9925023号参照)。
【0005】
このマスクプログラマブルな機能ブロックベースのLSI設計手法は、汎用的な機能ブロックのアレイ構造からなるもので、機能ブロック内の各トランジスタ素子間接続配線は、予め、下層メタルで形成されている。この上位配線層に、セグメント化されたアレイ状の配線パタンを形成しておき、ここまで形成されたものを複数のデザインで共通化、つまり、ゲートアレイでいうマスタウェハ化し、各デザインに応じて、最上位配線層を定義する。これによって、1マスクステップでカスタマイズするというものである。
【0006】
更に、最上位配線層の直下のビア(Via)層もカスタマイズとして使用する例も知られている(PCT出願WO9925023号参照)。
【0007】
上述した汎用ロジックブロックのモジュールは、複数の組合せ論理関数を選択できるマルチプレクサから構成され、例えば特開平7−106949号(米国特許第5055718号)公報に、「汎用組み合わせ論理モジュール」が開示されている。この公報に開示されている汎用ロジックモジュールは、4入力のマルチプレクサ(MUX)から構成されており、この4入力のマルチプレクサは3個の2入力マルチプレクサを組み合わせて構成されている。
【0008】
ここでは、上記2入力マルチプレクサの構成は明らかにされていないが、一般的には、正転タイプの2入力マルチプレクサは、第1段目のインバータ、第2段目のトランスファゲート及び第3段目のインバータから構成されている。従って、入力された信号が出力されるまでに、3段の論理素子を通過する。このような構成の2入力マルチプレクサを用いて4入力マルチプレクサを構成した場合、入力された信号が出力されるまでに6段の論理素子を通過する。
【0009】
なお、上記2入力マルチプレクサが反転出力タイプである場合は、第3段目のインバータは除去されるので、この反転出力タイプの2入力マルチプレクサを用いて4入力マルチプレクサを構成した場合、入力された信号が出力されるまでに4段の論理素子を通過する。
【0010】
更に、4入力マルチプレクサは、2入力マルチプレクサを用いないで、インバータ及びトランスファゲートを用いて構成することもできる。このインバータ及びトランスファゲートを用いた4入力マルチプレクサの場合、入力された信号が出力されるまでに4段の論理素子を通過する。
【0011】
また、他の汎用ロジックモジュールとして、米国特許5684412号には、「CELL FORMING PART OF A CUSTOMIZABLEARRAY」が開示されている。この汎用ロジックモジュールは、NANDゲート、2個の2入力マルチプレクサA,A、並びに1個の2入力マルチプレクサLARGEから構成されている。2入力マルチプレクサAは、第1段目のインバータと第2段目のトランスファゲートで構成されている。また、2入力マルチプレクサLARGEは、第1段目のトランスファゲートと第2段目のインバ−夕とから構成されている。従って、汎用ロジックモジュールに入力された信号は、最大4段の論理素子を通って出力される。
【0012】
上記の他に、複数の組合せ論理関数を選択できるマルチプレクサから構成された汎用ロジックモジュールが、米国特許第4910417号、米国特許第6014038号等に開示されている。
【0013】
以上説明した各汎用ロジックモジュールは、複数の論理関数を実現することを目的として、2入力マルチプレクサをシリアルに複数段接続した複数入力・複数段マルチプレクサから構成されており、その入力端子を論理値「1」(例えば電源電位)又は論理値「0」(例えば接地電位)に設定することで所望の論理回路が構成される。
【0014】
図11は、従来のLSI設計手法を説明し、(a)は第1の従来例の平面説明図、(b)は第2の従来例の平面説明図である。この図は、メタル5層構造における最上位の1層のみのカスタマイズ手法を示している。図中、×はメタル5が横方向に配線不可能な格子を表し、○はメタル5が自由に配線可能な格子を表し、●は配線が未だリソースとして余っている(横方向に未だ配線可能)ことを表わす。
【0015】
第1の従来例において、縦方向に延びるセグメントは、上から2番目に位置する第4層(メタル4)の配線であり、その両端に、第4層と第5層を繋ぐビアコンタクト(ビア4)が設けられている。横方向に延びる帯は、最上層(メタル5)を示し、自由にデザインすることができる((a)参照)。
【0016】
第2の従来例において、縦方向に延びるセグメントは、上から2層目に位置する埋め込み配線であり、細分化されないで、その両端だけでなく間にもビアコンタクトが設けられている((b)参照)。
【0017】
この場合、横方向に延びるトラックが、第1の従来例では約1/2だったのが約2/3となり、縦方向に長い配線におけるビアコンタクトの抵抗成分がある程度軽減される。
【0018】
なお、両従来例において、ビアコンタクトとビアコンタクトとの間に3格子以上の配線を設けようとすると、間に挟まれた配線が上下どちら側にも行けなくなってしまうので、何れの場合も2格子の配線となる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した第1の従来例では、非常に大きな配線(ビア)抵抗が付いてしまうため遅延特性の悪化をもたらす。また、配線性及び集積度が著しく低下してしまう。
【0020】
第2の従来例では、第1の従来例に比べ、配線(ビア)抵抗の影響はある程度改善されるが、逆に余分な配線容量が付加されてしまい、これにより配線性も低下する。また、第1の従来例よりは改善されるものの、配線性及び集積度が非常に低下してしまう。更に、第1、第2の従来例と共に縦方向、横方向配線リソースのバランスが悪くクロック信号のスキューが大きくなる。この結果、性能劣化や消費電力の増大等を招くことになる。
【0021】
つまり、第1の従来例は、セグメント化された第4層の配線パタンが短いため、縦方向に長い配線を引く場合は複数のビアを経由する必要がある。これにより、ビア抵抗の多数直列接続となって、非常に大きな配線抵抗が付いてしまい、遅延特性上、大きな不利となる。
【0022】
また、各セグメント配線の両端にビアを備え付けているため、カスタマイズ用の最上位配線層(メタル5)が通過できる格子が約1/2になってしまい、縦方向と横方向で配線リソースのアンバランスが生じる。これにより、配線性が大きく低下することになる。
【0023】
これに対し、第2の従来例は、第4層の配線パタンをある程度長いセグメントにしているため、第1の実施例と比べて、直列ビア抵抗の影響はある程度改善されるが、セグメントが長くなった分、一度ある電位で使用したセグメントが別電位で使用できないことから、セグメントの多くが冗長的になってしまう。この冗長部分による余計な容量の付加によって遅延特性上不利となり、更に配線性も低下する。
【0024】
また、第1の従来例よりは改善されるものの、ビアコンタクトは3格子に1格子存在するため、最上位配線層(メタル5)が通過できる横方向の格子は約2/3である。
【0025】
更に、両従来例では何れも、縦・横方向の配線リソースバランス及び配線容量・抵抗バランスが悪いが、クロック分配用の配線等、容量と抵抗の負荷バランスが要求されるものにおいて、その影響は大きく、性能劣化をもたらすことになる。
【0026】
この発明の目的は、集積度、性能、消費電力等の特性を損なうことなく、デザイン毎に必要となる専用マスクを最小限に削減することができる半導体集積回路の配線方法及び構造を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明に係る半導体集積回路の配線方法は、汎用ロジックセルのアレイ構造をベースとする半導体集積回路の配線方法において、ユーザ回路のデザインに依存せず共通化可能な配線として電源配線、グランド配線、テスト系回路用配線、及びクロック信号配線のうち少なくとも一つを下層配線層で形成し、前記共通化可能な配線を複数のデザインで共通化し、更に、前記ユーザ回路のデザインによる前記下層配線層の上の配線層を前記ユーザ回路毎の専用マスクを用いてカスタマイズして形成することを特徴としている。
【0028】
上記構成を有することにより、ユーザ回路のデザインに依存せず共通化可能な配線として電源配線、グランド配線、テスト系回路用配線、及びクロック信号配線のうち少なくとも一つが下層配線層形成され、この共通化可能な配線を複数のデザインで共通化して、更に、ユーザ回路のデザインによる下層配線層の上の配線層がユーザ回路毎の専用マスクを用いてカスタマイズして形成されることにより、汎用ロジックセルのアレイ構造をベースとする半導体集積回路が配線される。これにより、集積度、性能、消費電力等の特性を損なうことなく、デザイン毎に必要となる専用マスクを最小限に削減することができる。
【0029】
また、この発明に係る半導体集積回路の配線構造により、上記半導体集積回路の配線方法を実現することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0031】
図1は、この発明の一実施の形態に係るASICの層構造を示す断面図である。図1に示すように、ASIC10は、第1から第5の各メタル層がそれぞれ層間膜を介して下から記載順に積層されたメタル5層構造を有する、汎用ロジックセルのアレイ構造をベースとする半導体集積回路である。
【0032】
第1メタル(Metal1)11は、層間膜12に設けられたコンタクト(Contact)13を介して、その下の層に接続されている。この第1メタル11は、層間膜12に設けられた第1ビアコンタクト14(Via1)を介して、第2メタル15(Metal2)に接続されている。
【0033】
同様に、第2メタル15は、層間膜12に設けられた第2ビアコンタクト16(Via2)を介して、第3メタル17(Metal3)に、第3メタル17は、層間膜12に設けられた第3ビアコンタクト18(Via3)を介して、第4メタル19(Metal4)に、第4メタル11は、層間膜12に設けられた第4ビアコンタクト20(Via4)を介して、第5メタル21(Metal5)に、それぞれ接続されている。
【0034】
このASIC10は、5層からなる配線層を、A,B,Cの3つの群に大別することができる。A群22は、リワーク時にリワークしない固定配線層である第4メタル19と第4ビアコンタクト20、及びリワーク時にカスタマイズされる第5メタル21からなるカスタマイズ層である。
【0035】
B群23は、第1ビアコンタクト14、第2メタル15、第2ビアコンタクト16、第3メタル17、及び第3ビアコンタクト18からなる接続配線層である。C群24は、コンタクト13及び第1メタル11からなるロジックブロック内配線層である。
【0036】
B群23の接続配線層は、電源配線、GND配線、テスト系回路用配線、クロック信号配線等の少なくとも一つが含まれる、共通化可能な配線層である。テスト系回路用配線としては、メモリのBIST(built in self test)回路、スキャンのチェイン配線、I/O(input/output)部で使うバウンダリースキャンのチェイン配線、様々なモジュールをテストするように用意されたバス回路等がある。
【0037】
C群24のロジックブロック内配線層は、汎用ロジックブロックを前提にしており、第1メタル11から下は全部ロジックブロックを作るためのものであり共通である。コンタクト13の下にはトランジスタがあり、このトランジスタ及びそのための接続配線(図示しない)を含んでロジックブロックが形成される。
【0038】
即ち、ASIC10は、デザイン(品種)に依存し共通化不可能なカスタマイズ層と、デザインに依存せず共通化可能な接続配線層と、ロジックブロック内配線層の3つの層から構成される。
【0039】
各群は、A群22が2層(3つのマスク)以上、B群23が2層以上、C群24が1〜2層程度に構成され、例えば、メタル8層構造の場合、A群22は3層、B群23は4層、C群24は1層とし、メタル12層構造の場合、A群22は4層、B群23は6層、C群24は2層とする。
【0040】
特に、A群22及びB群23を2層一組ずつ、C群24を1層ずつのステップで増加させた場合、X軸(水平)方向及びY軸(水平)方向の配線リソースの増加が同じになるため、X軸方向及びY軸方向が均等に割り当てられることになる。
【0041】
図2は、図1のASICの平面説明図である。この図は、メタル5層構造における最上位の1層のみによるカスタマイズ手法を示している。図中、○は第5メタルが自由に配線可能な格子を表し、●は配線が未だリソースとして余っている(横方向に未だ配線可能)ことを表わす。
【0042】
図2に示すように、縦方向に延びるセグメントは、上から2番目に位置する第4層の第4メタル19の配線であり、その両端に、第4層と第5層を繋ぐ第4ビアコンタクト20が設けられている。横方向に延びる帯は、最上層の第5メタル21を示し、自由にデザインすることができる。
【0043】
このASIC10においては、縦方向に長く延ばしても抵抗成分は変わらないので、抵抗成分を軽減することができる。これは、従来の場合(図11(a)参照)、縦方向に長く延ばすと多くのビアコンタクトを介するために、非常に大きな配線(ビア)抵抗が付いてしまうのが避けられなかったのに比べ、大きな利点となる。即ち、横方向へのトラック25の本数が自由に選べることになり、配線の自由度が上がる。
【0044】
汎用ロジックセルのアレイ構造をベースとするASIC10は、ロジックブロック内配線の大部分、及びテスト系回路の配線、クロック信号配線等のロジックブロック間配線や電源配線、GND配線等各デザインで共通化可能なものの多くを下層配線層で形成し、それを各デザインで、共通且つ固定化し、更に、その上位2層の配線層を、3マスクステップでカスタマイズする。
【0045】
更に、専用の3つのマスクの内、下層から2つのマスクにおいて、設計パターンデータ(マスクデータ)をチップ全面に敷き詰めたダミーデータと演算処理し、そのマスクデータを最初のデザインのマスクデータとすることによって、配線性、性能、消費電力等の各特性を、さほど損なうことなく、リワーク時にはデザイン専用のマスクを1枚に削減し、短ターンアラウンドタイム(turn around time:TAT)での製造を可能にする。
【0046】
なお、リワーク時に1層での変更でカスタマイズを可能とするために、汎用ロジックセルの各ロジックに与える端子電位や接続の有無は、最上層の配線で決定してもよい。
【0047】
また、全面に敷き詰めたダミーデータと演算処理する際、余分な隣接容量が付き配線遅延が増加するのを避けるために、最初の設計配線データ(マスクデータ)を、例えば、2ピッチ分大きくなるよう幅広にリサイズ処理した後に、その処理済みマスクデータをダミーデータと比較し、ダミーデータから処理済みマスクデータを減算する減算処理(NOT処理)を行い、その後、該減算処理して得られたデータと最初のデザインのマスクデータを加算する加算処理(OR処理)を行えばよい。
【0048】
次に、カスタマイズ層であるA群22の形成方法を説明する。A群22の第4メタルと第4ビアと第5メタルは、ユーザがカスタマイズするため自由にデザインすることができて縦・横両方向が自由に使えるが、マスク使用枚数を少なくするために、リワーク時を考慮して最初のマスクを作成する。
【0049】
図3は、ダミーデータを用いた演算処理によるマスクパターン作成方法(その1)を示し、(a)は元データの説明図、(b)は第4メタルマスクデータの説明図、(c)はリワークデータの説明図である。図4は、図3の内の第5メタルのみのパターンデータを示し、(a)は元データ(図3の(a)に対応)の説明図、(b)はリワークデータ(図3の(c)に対応)の説明図である。
【0050】
このマスクパターン作成方法は、第4メタルと第4ビアと第5メタルで配線した後、第4ビアコンタクトと第5メタルのみでリワークするものである。先ず、A群22の第4メタルと第4ビアと第5メタルで自由にデザインした後、プロセス均一化のためのダミーデータ(ダミーのアルミパターン)を用いた演算処理により、マスクパターンを作成する。
【0051】
ダミーパタンを敷き詰めておかなければ、エッチング時に均一なパターンができ難いことから、プロセスの安定のためにダミーパターンが必要である。
【0052】
図3に示すように、第4メタル(Metal4)と、第4ビアコンタクト(Via4)と、第5メタル(Metal5)の3つのマスクパターンを決定する際に、第4メタルの実配線データ19aは、第4メタルのダミーデータ19bとの演算処理を行って固定化しておき((b)参照)、リワークのときに第4ビアコンタクトのデータ20aと第5メタルのデータ21aを変更する((c)参照)。
【0053】
図3の内の第5メタルのみのデータを示す図4により、ダミーデータの作成方法について更に詳しく説明する。
【0054】
元データの図(図3(a)参照)で、下方に汎用ロジックセルとして使われなかったインバータ26が、ゲート−GNDに固定化され余った状態にあると仮定した場合、この元データの縦方向に延びているのが第4メタルの配線、横方向に延びているのが第5メタルの配線になる。この第4メタルの配線に第4メタルのダミーデータを重ねて演算処理したのが、第4メタル(M4)マスクデータ(図3(b)参照)である。
【0055】
図5は、第4メタルの演算方法を示し、(a)は元データの説明図、(b)はダミーデータの説明図、(c)はリサイズ処理の説明図、(d)はマスクデータの説明図である。図6は、第4ビアコンタクトの演算方法を示し、(a)は元データの説明図、(b)はダミーデータの説明図、(c)はリサイズ処理の説明図、(d)はリサイズ処理後のビアコンタクトの説明図、(e)はマスクデータの説明図、(f)はマスクデータにおけるビアコンタクトの説明図である。
【0056】
図5及び図6に示すように、本来の第4メタルの信号線(実配線)データ19aを有する元データ(図5(a),図6(a)参照)とは違う層で、全面に均一のパターンでセグメント化されているダミーデータ19b(図5(b),図6(b)参照)を設計しておいて、演算処理をする。
【0057】
演算処理に際し、元データを、隣の格子に接近するように広げるリサイズ処理を行い(図5(c),図6(c),(d)参照)、それをNOT処理して得られたパターンと元パターンをOR処理する。これが、第4メタルのマスクデータとなる(図5(d),図6(e),(f)参照)。
【0058】
この第4メタルのデータを使って、第4ビアコンタクトと第5メタルだけの変更を行う。この場合、配線格子的に不自由がない。最初の配線に、途中インバータ(図3(a)参照)を1段論理付加したい場合は、リワークデータという形に変えれば、元の配線との間に論理変更としてインバータを1個入れることができる。なお、インバータに限るものではなく、他のロジックが入っても良い。
【0059】
図7は、第4メタルの他の演算方法を示し、(a)は元データの説明図、(b)はダミーデータの説明図、(c)はリサイズ処理の説明図、(d)はマスクデータの説明図である。図8は、第4ビアコンタクトの他の演算方法を示し、(a)は元データの説明図、(b)はダミーデータの説明図、(c)はリサイズ処理の説明図、(d)はリサイズ処理後のビアコンタクトの説明図、(e)はマスクデータの説明図、(f)はマスクデータにおけるビアコンタクトの説明図である。
【0060】
図7及び図8に示すように、ここでは、元データ(図7(a),図8(a)参照)とダミーデータ19b(図7(b),図8(b)参照)を用いて演算処理する際に、2格子分更に広くする(図7(c),図8(c),(d)参照)。その後、図5の場合と同様に、NOT処理を行った後にOR処理を行って、リワークデータを形成する(図7(d),図8(e),(f)参照)。
【0061】
つまり、第4メタルの演算に際し、図5に示す場合に比べダミーデータ19bの付き方を粗くして、元の配線経路に余計な容量が付くことによる周囲の性能劣化を防止している。更に、第4ビアコンタクトの演算に際し、第4ビアコンタクトの手直しによる変更を行う。
【0062】
ダミーデータ19bのパターンを広くしてNOT処理した場合、使用したいインバータに配線が行かないことも想定されるが、その兼ね合いは、最初の性能を優先するか、リワークの自由度を優先するかで、選択する。
【0063】
このようにして、3つのマスクでパターンデータを作成した後に2つのマスクを変更すれば、リワークすることができる。
【0064】
図9は、ダミーデータを用いた演算処理によるマスクパターン作成方法(その2)を示し、(a)は元データの説明図、(b)は第4メタルマスクデータの説明図、(c)はリワークデータの説明図である。図10は、図9の内の第5メタルのみのパターンデータを示し、(a)は元データ(図9の(a)に対応)の説明図、(b)はリワークデータ(図9の(c)に対応)の説明図である。
【0065】
このマスクパターン作成方法は、第4メタルと第5メタルで配線した後、第5メタルのみでリワークするものであり、元の3つのマスクでパターンデータを作成するときに制限を加えるものである。
【0066】
つまり、予め、元データの左端に●が付いた箇所は、第5メタルの横方向への配線禁止、●が付いた箇所以外への第4ビアコンタクト配置禁止等の制約を設けておく。上記制限を加える他は、ダミーデータを用いた演算処理によるマスクパターン作成方法(その1)(図3及び図4参照)と同様である。
【0067】
これにより、長い配線はビアコンタクトを介さないで自由にパターンデータを作成できることになって、リワーク時に1つのマスクで修正することが可能になり、完全に2層使える場合に比べて自由度は低下するが、その分リワークにおけるマスク枚数の削減が可能になる。
【0068】
第4メタルと第4ビアコンタクトのマスクデータを固定させて出来上がった第4メタルと第4ビアコンタクトのデータに対し、例えば、インバータを付加したい場合は、図10(b)に示すリワークデータになる。これにより、ロジック間にインバータ26が1個追加になる。
【0069】
なお、リワークデータにおいては、第5メタルのクランプ用のGND配線を回避する必要があるため、元データとリワークデータでは、配線ルートが異なる。
【0070】
このように、この発明によれば、汎用ロジックセルのアレイ構造をベースとする半導体集積回路において、ロジックブロック内配線の大部分、及びテスト系回路の配線、クロック信号配線等のロジックブロック間配線や電源配線、GND配線等、各デザインで共通化可能なものの多くを下層配線層で形成し、それを複数のデザインで、共通、且つ、固定化し、更に、その上位2層の配線層を、3マスクステップ、つまり、横方向・縦方向の配線リソース量を均等化した条件で、カスタマイズする。
【0071】
これにより、例えば、実質的に5層分の配線リソースを使用しながら、2層分(3つのマスク)の専用マスクのみでカスタマイズが可能になり、集積度、性能、消費電力等の各特性を損なわず、ユーザ回路のデザイン毎に必要となる専用マスクを最小限に削減することができる。
【0072】
なお、ダミーデータは単なるリワーク時の配線リソースとして有用なだけでなく、チップ全体のメタルデータを平均化するため、プロセス安定化にも有効である。
【0073】
即ち、この発明に係るASIC10にあっては、共通化可能なパターンを、可能な限り下の層に埋め込む。これにより、上位層を、ユーザのロジックデザインに関係する最小限のもののみに使用している。クロック配線やテスト配線というのは、フリップフロップの位置が決まらないと、埋め込むことはなかなか困難であるが、フリップフロップの位置を固定してしまえば、クロック配線やテスト配線もこれに対応した形で作り込むことができる。
【0074】
ここで、テスト配線、クロック配線、電源配線等を埋め込むことの利点について説明する。
【0075】
これらテスト配線等を埋め込むことにより、フリップフロップ(Flip Flop)や大規模マクロ等の配置位置に依存せず、テスト回路の安定動作が可能になり、他の回路からのノイズを受け難い。例えば、スキャン(SCAN)パス回路のチェイン配線が大規模マクロを挟み、長距離配線になることで、テスト時に信号波形が鈍り誤動作してしまう、ということがない。また、配線層を分離しているため、テスト用配線が一般ユーザ回路の障害にならない。
【0076】
また、フリップフロップや大規模マクロ等の配置位置に依存せず、理想的な(クロックスキューの小さい)クロック分配回路を構成することができる。また、スキュー値をユーザ配線形成前に算出可能であるため、過剰なタイミングマージンを取る必要がない。また、他の回路からのノイズを受け難い。更に、配線層を分離しているためクロック配線と一般ユーザ回路配線で互いに干渉することがない。
【0077】
また、ドライブ(Drive)能力の高いブロックやフリップフロップ等、電源を強化しておくべき箇所を効率的に電源強化することができ、エレクトロマイグレーションや電源ノイズ対策を効果的に行うことができる(何処にどんなブロックが配置されるか分からない通常のASICでは、均一な電源構造にせざるを得ない)。また、配線層を分離しているため、電源配線が一般ユーザ回路の障害にならない。つまり、ユーザ回路の配線効率が上がる。
【0078】
また、クロック配線を埋設することは、単に配線リソースを無駄に使わせないだけでなく、クロックを固定パターンとして作ることができるので、より効果的である。更に、ゲート寸法が従来(例えば、0.25μmや0.35μm)に比べより短くなった現在(例えば、0.18μmや0.13μm)のプロセス環境にあっては、電源GNDは、リソースとして多く必要となり、それら配線幅を広くすることにより抵抗が低減できる。
【0079】
なお、A群22のカスタマイズ層で、縦横両方向に自由に配線するためには、第4メタル、第4ビア、第5メタルからなる層構造が必要である。B群23の電源配線層は、第1ビアと第2メタルのみによりマスク2枚で形成することも可能である。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ユーザ回路のデザインに依存せず共通化可能な配線として電源配線、グランド配線、テスト系回路用配線、及びクロック信号配線のうち少なくとも一つが下層配線層形成され、この共通化可能な配線を複数のデザインで共通化して、更に、ユーザ回路のデザインによる下層配線層の上の配線層がユーザ回路毎の専用マスクを用いてカスタマイズして形成されることにより、汎用ロジックセルのアレイ構造をベースとする半導体集積回路が配線されるので、集積度、性能、消費電力等の特性を損なうことなく、デザイン毎に必要となる専用マスクを最小限に削減することができる。
【0081】
また、この発明に係る半導体集積回路の配線構造は、上記半導体集積回路の配線方法により実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るASICの層構造を示す断面図である。
【図2】図1のASICの平面説明図である。
【図3】ダミーデータを用いた演算処理によるマスクパターン作成方法(その1)を示し、(a)は元データの説明図、(b)は第4メタルマスクデータの説明図、(c)はリワークデータの説明図である。
【図4】図3の内の第5メタルのみのパターンデータを示し、(a)は元データ(図3の(a)に対応)の説明図、(b)はリワークデータ(図3の(c)に対応)の説明図である。
【図5】第4メタルの演算方法を示し、(a)は元データの説明図、(b)はダミーデータの説明図、(c)はリサイズ処理の説明図、(d)はマスクデータの説明図である。
【図6】第4ビアコンタクトの演算方法を示し、(a)は元データの説明図、(b)はダミーデータの説明図、(c)はリサイズ処理の説明図、(d)はリサイズ処理後のビアコンタクトの説明図、(e)はマスクデータの説明図、(f)はマスクデータにおけるビアコンタクトの説明図である。
【図7】第4メタルの他の演算方法を示し、(a)は元データの説明図、(b)はダミーデータの説明図、(c)はリサイズ処理の説明図、(d)はマスクデータの説明図である。
【図8】第4ビアコンタクトの他の演算方法を示し、(a)は元データの説明図、(b)はダミーデータの説明図、(c)はリサイズ処理の説明図、(d)はリサイズ処理後のビアコンタクトの説明図、(e)はマスクデータの説明図、(f)はマスクデータにおけるビアコンタクトの説明図である。
【図9】ダミーデータを用いた演算処理によるマスクパターン作成方法(その2)を示し、(a)は元データの説明図、(b)は第4メタルマスクデータの説明図、(c)はリワークデータの説明図である。
【図10】図9の内の第5メタルのみのパターンデータを示し、(a)は元データ(図9の(a)に対応)の説明図、(b)はリワークデータ(図9の(c)に対応)の説明図である。
【図11】従来のLSI設計手法を説明し、(a)は第1の従来例の平面説明図、(b)は第2の従来例の平面説明図である。
【符号の説明】
10 ASIC
11 第1メタル
12 層間膜
13 コンタクト
14 第1ビアコンタクト
15 第2メタル
16 第2ビアコンタクト
17 第3メタル
18 第3ビアコンタクト
19 第4メタル
19a 第4メタルの実配線データ
19b 第4メタルのダミーデータ
20 第4ビアコンタクト
20a 第4ビアコンタクトのデータ
21 第5メタル
21a 第5メタルのデータ
22 A群
23 B群
24 C群
25 トラック
26 インバータ

Claims (7)

  1. 汎用ロジックセルのアレイ構造をベースとする半導体集積回路の配線方法において、
    ユーザ回路のデザインに依存せず共通化可能な配線として電源配線、グランド配線、テスト系回路用配線、及びクロック信号配線のうち少なくとも一つを下層配線層で形成し、前記共通化可能な配線を複数のデザインで共通化し、更に、前記ユーザ回路のデザインによる前記下層配線層の上の配線層を前記ユーザ回路毎の専用マスクを用いてカスタマイズして形成することを特徴とする半導体集積回路の配線方法。
  2. 前記上の配線層であって、ユーザ回路のデザインに依存し共通化不可能な2層の配線層を前記専用マスクでカスタマイズして形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路の配線方法。
  3. 前記上の配線層を、3つの前記専用マスクを用いる3マスクステップでカスタマイズして形成することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路の配線方法。
  4. ップ全面に敷き詰めたダミーデータと設計パターンデータとを演算処理し得られたマスクデータを前記専用マスクのマスクデータとすることを特徴とする請求項に記載の半導体集積回路の配線方法。
  5. 前記汎用ロジックセルの各ロジックに与える端子電位や接続の有無は最上位の配線において行ことを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路の配線方法。
  6. 前記演算処理は、前記設計パターンデータを幅広にリサイズ処理しデータを前記ダミーデータから減算処理して得られた減算済みダミーデータと、前記設計パターンデータとを加算処理するものであることを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路の配線方法。
  7. 汎用ロジックセルのアレイ構造をベースとする半導体集積回路の配線構造において、
    下層となるロジックブロックのトランジスタの接続配線を含むロジックブロック内配線層と、
    中間層となる、ユーザ回路のデザインに依存せず共通化可能な配線として電源配線、グランド配線、テスト系回路用配線、及びクロック信号配線の少なくとも一つが作り込まれている接続配線層と、
    上層となる前記ユーザ回路のデザインによる配線層であるカスタマイズ層との3つの層からなることを特徴とする半導体集積回路の配線構造。
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