JP3613370B2 - 平形冷蔵オープンショーケース - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、飲食品を保冷しながら展示販売するための特に平形の冷蔵オープンショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
中央部に冷気吹出口を備え、その前後に若干傾斜を持たせた陳列台を配置したいわゆる平形冷蔵オープンショーケースは既に知られている。このようなオープンショーケースに一般に嵩の高い青果類を積み重ねて展示販売する場合には、陳列台上の商品の高さが高くなり、中央部にある冷気吹出口が低くなり冷気が万遍なく商品上に分布せず、商品が十分に冷却されず、また、冷気吹出口に妨げられて、一方の側の陳列台の方から冷気吹出口の向かい側の陳列台の商品を見ることができないという欠点がある。更に商品として青果類を取扱う場合、その新鮮度を保持するため青果に適度の湿分を与えるため噴霧器で水を吹き付けることが行われているが、一個所から集中的に噴霧するため商品全体に均質に行き渡らず、ある個所では過剰な水分が加えられ、他の個所では殆ど水分が与えられないという事態が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、嵩高の商品を扱う場合にも、冷気が全商品に均一に当たり、水分も均一に全商品に加えることができ、しかも一方の側の陳列台から反対側の陳列台の商品を見ることが可能な冷蔵平形オープンショーケースを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明においては、本体の両側部および中央部に中空の支柱を植立させ、これら各支柱を複数の貫通孔を有する中空の管で連結して内部に冷却風通路を形成し、加湿器に接続された噴霧導管を支柱および管内に導き、管内に配置した噴霧導管に貫通孔を設けて噴霧を冷却風の流れる向きに噴出させ、管の貫通孔から冷却風と共に噴霧を陳列台上に分布させるようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明においては、中央に横方向に延びる中空の管が陳列台の上面から距離を有し、陳列台と中空の管との間から反対側の陳列台上の商品が見られるようにし、管に設けた貫通孔、噴霧導管に設けた貫通孔は噴霧が冷却風の流れに誘導されて流出するように設けるのが好ましい。
【0006】
【実施例】
次ぎに本発明の実施例を図面について説明する。
【0007】
図1a、bは本発明の一実施例のそれぞれ正面図、側面図、図1cはその要部の詳細を示す断面説明図で、1はオープンショーケースの本体で、上面を除いて四面は断熱壁で囲まれている。2、3は陳列台で、それぞれ若干の傾斜を持たせて形成され、陳列台の両端および中央に中空状の支柱4、5および6が立てられ、これらの支柱4、5および6を連結するように中空状の管7が陳列台2、3間の上方に間隔dをおいて横方向に延び、管7の両側面には多数の貫通孔8が設けられている。支柱4、5および6並びに管7は冷却器9、10、送風用ファン11、12に接続され、支柱4、5および6並びに管7の内部には冷却風通路が形成される。支柱4、5および6並びに管7内には更にそれぞれ噴霧導管13、14、15、16が配置され、これらは相互に接続され、また加湿器17に接続されている。特に管7内に配置された噴霧導管16には多数の貫通孔18が設けられている。図1cに示すように、管7の貫通孔8は冷気が陳列棚の上に均一に面をなして広がり流れるように上下に多段に分路され、この各段に矢印で示すように流れる冷気の流れの方向に噴霧が流れ出すように噴霧導管16の貫通孔18は形成されている。
【0008】
冷却器9、10、送風用ファン11、12が駆動されると、冷却風は矢印で示すように支柱4、5、6、管7内の冷却風通路を流れ、管7の貫通孔8から横方向に陳列台2、3上に向け放出される。一方、加湿器17により生成された細かい粒子状の水分は噴霧導管13、14、15、16を介して導かれ、噴霧導管16の貫通孔18から噴出されるが、図1cの説明図から分かるように、この噴霧の噴出方向が管7の貫通孔8へ向け流出する冷却風の流れの向きとほぼ等しいから、粒子状の水分はこの冷却風に乗って勢いよく管7の貫通孔8から放出され、陳列台2、3上に均一に分布される。なお、陳列台2、3と両陳列台間に配置された管7との間には大きな空間19、20が存在し、一方の陳列台側にいる利用者も反対側の陳列台上の商品を容易に見ることができる。
【0009】
【発明の効果】
本発明によれば、冷気、湿分の両者を均一に陳列台上に分布させることができるから商品の品質を長く保持することができ、しかも嵩高の商品が陳列されても一方の側から他方の陳列台上の商品を見ることができるから、商品の選択に動き回ることが少なくてすむという優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の、aは正面図、bは側面図、cは要部の断面説明図である。
【符号の説明】
1 オープンショーケースの本体
2、3 陳列台
4、5、6 支柱
7 管
8 貫通孔
9、10 冷却器
11、12 送風用ファン
13、14、15、16 噴霧導管
17 加湿器
18 貫通孔
19、20 空間
【産業上の利用分野】
本発明は、飲食品を保冷しながら展示販売するための特に平形の冷蔵オープンショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
中央部に冷気吹出口を備え、その前後に若干傾斜を持たせた陳列台を配置したいわゆる平形冷蔵オープンショーケースは既に知られている。このようなオープンショーケースに一般に嵩の高い青果類を積み重ねて展示販売する場合には、陳列台上の商品の高さが高くなり、中央部にある冷気吹出口が低くなり冷気が万遍なく商品上に分布せず、商品が十分に冷却されず、また、冷気吹出口に妨げられて、一方の側の陳列台の方から冷気吹出口の向かい側の陳列台の商品を見ることができないという欠点がある。更に商品として青果類を取扱う場合、その新鮮度を保持するため青果に適度の湿分を与えるため噴霧器で水を吹き付けることが行われているが、一個所から集中的に噴霧するため商品全体に均質に行き渡らず、ある個所では過剰な水分が加えられ、他の個所では殆ど水分が与えられないという事態が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、嵩高の商品を扱う場合にも、冷気が全商品に均一に当たり、水分も均一に全商品に加えることができ、しかも一方の側の陳列台から反対側の陳列台の商品を見ることが可能な冷蔵平形オープンショーケースを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明においては、本体の両側部および中央部に中空の支柱を植立させ、これら各支柱を複数の貫通孔を有する中空の管で連結して内部に冷却風通路を形成し、加湿器に接続された噴霧導管を支柱および管内に導き、管内に配置した噴霧導管に貫通孔を設けて噴霧を冷却風の流れる向きに噴出させ、管の貫通孔から冷却風と共に噴霧を陳列台上に分布させるようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明においては、中央に横方向に延びる中空の管が陳列台の上面から距離を有し、陳列台と中空の管との間から反対側の陳列台上の商品が見られるようにし、管に設けた貫通孔、噴霧導管に設けた貫通孔は噴霧が冷却風の流れに誘導されて流出するように設けるのが好ましい。
【0006】
【実施例】
次ぎに本発明の実施例を図面について説明する。
【0007】
図1a、bは本発明の一実施例のそれぞれ正面図、側面図、図1cはその要部の詳細を示す断面説明図で、1はオープンショーケースの本体で、上面を除いて四面は断熱壁で囲まれている。2、3は陳列台で、それぞれ若干の傾斜を持たせて形成され、陳列台の両端および中央に中空状の支柱4、5および6が立てられ、これらの支柱4、5および6を連結するように中空状の管7が陳列台2、3間の上方に間隔dをおいて横方向に延び、管7の両側面には多数の貫通孔8が設けられている。支柱4、5および6並びに管7は冷却器9、10、送風用ファン11、12に接続され、支柱4、5および6並びに管7の内部には冷却風通路が形成される。支柱4、5および6並びに管7内には更にそれぞれ噴霧導管13、14、15、16が配置され、これらは相互に接続され、また加湿器17に接続されている。特に管7内に配置された噴霧導管16には多数の貫通孔18が設けられている。図1cに示すように、管7の貫通孔8は冷気が陳列棚の上に均一に面をなして広がり流れるように上下に多段に分路され、この各段に矢印で示すように流れる冷気の流れの方向に噴霧が流れ出すように噴霧導管16の貫通孔18は形成されている。
【0008】
冷却器9、10、送風用ファン11、12が駆動されると、冷却風は矢印で示すように支柱4、5、6、管7内の冷却風通路を流れ、管7の貫通孔8から横方向に陳列台2、3上に向け放出される。一方、加湿器17により生成された細かい粒子状の水分は噴霧導管13、14、15、16を介して導かれ、噴霧導管16の貫通孔18から噴出されるが、図1cの説明図から分かるように、この噴霧の噴出方向が管7の貫通孔8へ向け流出する冷却風の流れの向きとほぼ等しいから、粒子状の水分はこの冷却風に乗って勢いよく管7の貫通孔8から放出され、陳列台2、3上に均一に分布される。なお、陳列台2、3と両陳列台間に配置された管7との間には大きな空間19、20が存在し、一方の陳列台側にいる利用者も反対側の陳列台上の商品を容易に見ることができる。
【0009】
【発明の効果】
本発明によれば、冷気、湿分の両者を均一に陳列台上に分布させることができるから商品の品質を長く保持することができ、しかも嵩高の商品が陳列されても一方の側から他方の陳列台上の商品を見ることができるから、商品の選択に動き回ることが少なくてすむという優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の、aは正面図、bは側面図、cは要部の断面説明図である。
【符号の説明】
1 オープンショーケースの本体
2、3 陳列台
4、5、6 支柱
7 管
8 貫通孔
9、10 冷却器
11、12 送風用ファン
13、14、15、16 噴霧導管
17 加湿器
18 貫通孔
19、20 空間
Claims (1)
- 本体の両側部および中央部に中空の支柱を植立させ、これら各支柱を複数の貫通孔を有する中空の管で連結して内部に冷却風通路を形成し、加湿器に接続された噴霧導管を支柱および管内に導き、管内に配置した噴霧導管に貫通孔を設けて噴霧を冷却風の流れる向きに噴出させ、管の貫通孔から冷却風と共に噴霧を陳列台上に分布させるようにしたことを特徴とする平形冷蔵オープンショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6387797A JP3613370B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 平形冷蔵オープンショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6387797A JP3613370B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 平形冷蔵オープンショーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10246555A JPH10246555A (ja) | 1998-09-14 |
JP3613370B2 true JP3613370B2 (ja) | 2005-01-26 |
Family
ID=13241974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6387797A Expired - Fee Related JP3613370B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 平形冷蔵オープンショーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3613370B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001263909A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-09-26 | Okamura Corp | 平型冷蔵オープンショーケース |
JP5449810B2 (ja) * | 2009-03-24 | 2014-03-19 | 株式会社七洋製作所 | 冷蔵ショーケース |
CN109114855B (zh) * | 2017-06-26 | 2022-03-22 | 博西华电器(江苏)有限公司 | 冰箱 |
WO2024075573A1 (ja) * | 2022-10-06 | 2024-04-11 | 株式会社Zero Food | エアカーテン加湿オープン冷蔵ショーケース |
-
1997
- 1997-03-03 JP JP6387797A patent/JP3613370B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10246555A (ja) | 1998-09-14 |
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Legal Events
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