JP3611884B2 - 乗物の屋根に適用されたパネル移動機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、乗物の屋根に適用されたパネル移動機構に関する。
【0002】
【従来の技術的背景】
従来、乗物の屋根に適用されたパネルは、乗物の屋根に形成された開口を閉鎖する第1の位置と、その開口の大部分を開放する第2の位置との間を移動可能に構成されている。このようなパネルは、その近傍からパネル移動方向に延出した支持部によって支持されている。この支持部は、パネルが第1の位置から第2の位置に移動するように、位置付け手段によって、上方に傾斜させた状態で軸支されており、また、パネルの移動方向に移動可能に構成されている。
【0003】
この種のパネル移動機構としては、ヨーロッパ特許出願第0543427号に開示されたものが知られており、パネルは、第2の位置において、開口上に延出した状態で静止している。
【0004】
【発明の目的】
本発明の目的は、第2の位置で、乗物の屋根に形成された開口の大部分を開放させることが可能なパネルを備えたパネル移動機構を提供することにある。
【0005】
【発明の概要】
本発明において、支持部には、移動方向に延出したラック状手段が接続されており、一方、他のラック状手段がパネル及びギヤに確保されている。なお、ギヤは、上記2つのラック状手段相互に係合させて配置されている。また、本発明において、支持部に接続され且つ支持部の長手方向に移動可能な2つのラック状手段によって構成される構成手段は、少なくとも支持部の移動領域で、支持部と共に移動している状態から停止させることが可能である。
【0006】
このような本発明によれば、第1の位置と第2の位置との間をパネルが初期動作している間、パネルは支持部及びラック状手段と共に移動する。
【0007】
一のラック状手段が予め設定された距離以上移動して停止した後、パネル及び支持部が位置付け機構によって更に移動した際、ギヤ・ラック伝動装置を介して停止しているラック状手段に対して支持部及びパネルの移動が行われる。この結果、パネルが第1の位置と第2の位置との間を移動したとき、乗物の開口が従来に比して大きく開放されるように、位置付け機構の移動に比較して広範な距離を越えてパネルの移動が行われる。
【0008】
また、ヨーロッパ特許出願第0437283号には、ギヤ・ラック伝動装置を備えたパネル移動機構が開示されている。この機構において、ラックの1つは、屋根に固定されており、屋根に沿って移動可能に構成されている。なお、ヨーロッパ特許出願の内容には、パネルを上方に傾斜させた状態で位置付け可能であることは開示されていない。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の第1の実施例に係る乗物の屋根に適用されたパネル移動機構について、添付図面を参照して説明する。
【0010】
なお、本発明の構成は、ヨーロッパ特許出願第0543427号(以下、関連文献という)に開示された構成に、ほぼ対応している。また、本発明に関する構成及びその作用の詳細な説明は、上記関連文献中に開示されており、その概要は、上記関連文献によって具現化されている。更に、本願発明に開示された構成は、上記関連文献の構成に対応しているため、同一符号が付されている。
【0011】
図1ないし図7に示すように、乗物の屋根1には、開口(又は、凹所)2(図2ないし図5参照)が形成されており、この開口2は、パネル3によって閉鎖可能に構成されている。パネル3の近傍両側には、パネル3の移動方向に沿って延出した位置付け機構4(図3ないし図5参照)が設けられている。この位置付け機構4によって、パネル3は、乗物の長手方向即ち開口2を閉鎖する位置と開口2が少なくとも部分的に開放される位置との間を移動可能に構成されている。
【0012】
このような位置付け機構4は、屋根1に固定されたガイドレール5(図3ないし図5参照)と、屋根1内に配置され且つモータ(図示しない)又は手動操作によって長手方向に引いたり押したり可能な牽引ケーブル7によって往復移動可能な駆動スライダ8(図2ないし図5参照)とを備えている。
【0013】
この駆動スライダ8には、枢軸ピン11(図2ないし図4参照)を介して傾斜レバー10が接続されている。この傾斜レバー10には、湾曲溝32が形成されており、この湾曲溝32は、傾斜レバー10を軸支するように、固定されたガイドピン31と共に稼動可能に構成されている。また、駆動スライダ8は、連結アーム24(図3ないし図5参照)の一端に接続されているため、この連結アーム24の一端に設けられたピン25は、駆動スライダ8に形成された調整用溝穴26内に位置付けられることになる。また、ピン25から離間した他端位置において、連結アーム24には、傾斜用カム27が設けられている。
【0014】
パネル3の夫々の側面に平行に延出したセクション18(図2ないし図5参照)は、パネル3の各側面上に設けられている。このセクション18には、パネル3の側面に平行に延出した溝穴17(図2ないし図5参照)が設けられており、この溝穴17内には、傾斜レバー10に固定されたピン13が摺動自在に配置されている。
【0015】
このようなセクション18は、このセクション18の長手方向に沿って延出する略C字状セクション40(図7参照)と一体的に構成されている。
【0016】
特に図7から明らかなように、C字状セクション40と一体的に形成され且つこのセクションの長手方向に延出するラック41は、C字状セクション40によって規定される空間内に形成されている。
【0017】
更に、C字状セクション40によって構成される空間内には、摺動片42(図6参照)が設けられており、この摺動片42は、C字状セクション40の長手歩行に移動可能に構成されている。このような摺動片42は、ラック41(図6及び図7参照)に対向配置されたラック43(図6及び図7参照)と共に設けられている。このため、ラック43は、パネル3用の支持部を構成するセクション18に対して長手方向に移動可能に構成されている。
【0018】
これら2つのラック41,43の間に相互に係合したギヤ(又は、ピニオン)44(図6及び図7参照)が設けられており、このギヤ44は、その回転軸を中心に回転自在に、連結アーム46が固定された支持ブロック45(図6及び図7参照)によって軸支されている。
【0019】
また、摺動片42には、突出アーム47(図1ないし図7参照)が形成されており、この突出アーム47には、その端部に、ピン48(図2ないし図5参照)が設けられている。このピン48は、後述するように、屋根1に固定配置された止め具49(図1ないし図5参照)と共に稼動するように構成されている。
【0020】
また、ギヤ44を支持する支持ブロック45は、枢軸ピン55(図2ないし図5参照)を介して、連結アーム56の一端に接続されている。この連結アーム56の他端は、枢軸ピン57(図2ないし図5参照)を介して、傾斜用カム27の近傍に配置された連結アーム24の他端に接続されている。
【0021】
駆動スライダ8の移動方向に移動可能に配置された止め具手段58(図2ないし図5参照)は、パネル3の開放方向において、駆動スライダ8の移動量を制限するように構成されている。このような止め具手段58は、パネル3を開放させている間、止め具手段60に固定されたばね59の付勢力に抗して移動可能に構成されている。
【0022】
次に、本実施例の動作について説明する。
【0023】
図1に示された状態からパネル3を開放させるために、駆動スライダ8は、牽引ケーブル7等を介して駆動されて、図中向かって右方向に移動する。このとき、初期状態(図1参照)にあるパネル3は、上記ヨーロッパ特許出願第0543427号に開示されたように、開放される。即ち、傾斜レバー10は、この傾斜レバー10に形成された湾曲溝32を通ってガイドピン31が移動することによって傾斜する。この結果、ピン13は、溝穴17の左端部から右端部に移動することになる(図2参照)。次に、パネル3は、図1ないし図5に示すように、セクション18とラック41,43と共に図中向かって右方向に移動する。
【0024】
この移動中において、摺動片42に接続された突出アーム47に保持されたピン48が、止め具49に当接する(図3参照)。この結果、パネル3の開放方向への摺動片42の移動が停止される。
【0025】
ところで、連結アーム24を経由した連結アーム56は、開放方向に位置付けられているため、ギヤ44を支持し且つ連結アーム56に接続された支持ブロック45は、開放方向に移動することになり、この結果、ギヤ44は、ラック43上を転動することになる。このギヤ44の回転は、ラック41に伝達され、この結果、ラック41及びパネル3に固定されたセクション18は、開放方向に移動することになる。
【0026】
このように、停止したラック43とセクション18に固定されたラック41との間のギヤによる伝動によって、パネル3は、開放方向に移動し、駆動スライダ8及びそれに接続する構成に亘る範囲の2倍の距離に亘って開放方向に移動することになる。この結果、パネル3の開放の最終段階において、パネル3は、位置付け機構4の移動距離を越えて更に移動することになる。この結果、屋根1に形成された開口2は、従来に比して更に広範囲に開放されることになる。
【0027】
駆動スライダ8の最終動作は、止め具手段58,60が協働即ち図5に示すように互いに当接することによって制限される。
【0028】
このようなパネル3の更なる摺動は、障害を発生させることなく実行することが可能である。なぜなら、図3ないし図5に示すように、ピン13は、セクション18に形成された溝穴17に沿って図中向かって左端部から右端部に移動することができるからである。
【0029】
次に、本発明の第2の実施例に係るパネル移動機構について、図8ないし図17を参照して説明する。
【0030】
本実施例に適用された乗物の搭乗者空間(図示しない)に設けられた屋根70(図8ないし図10参照)には、開口71が形成されており、この開口71は、パネル72によって閉鎖可能に構成されている。このパネル72の側面には、パネル72の移動方向に延出した支持部73が固定されている。この支持部73は、支持部73に略平行に延出しているガイド手段74によって長手方向に移動可能に支持されている。
【0031】
また、ガイド手段74の図中向かって左端部には、スタッド即ち植込ボルト75(図8ないし図10参照)が固定されている。この植込ボルト75は、屋根70に固定されている支持部77に確保されたガイド手段76(図11ないし図15参照)に沿って移動可能に構成されている。なお、簡略化のため、ガイド手段76は、図8ないし図10には示さない。
【0032】
ガイド手段76に沿って摺動片78が設けられており、これらガイド手段76と摺動片78との間には、引張ばね79(図13参照)が設けられている。この引張ばね79は、摺動片78をガイド手段76に対して所定位置、即ちパネル72が開口71を閉鎖させる位置に維持させるように構成されている。
【0033】
支持部73を介してパネル72の両側を支持する手段は、双方同一の構成であるため、以下、かかる手段の構成の説明に際しては、パネル72の片側近傍に配置された手段についてのみ説明する。
【0034】
各摺動片78の一端近傍には、枢軸ピン81(図12及び図15参照)を介して傾斜レバー80が枢支されている。枢軸ピン81は、摺動片78に形成され且つ摺動片78の長手方向に延出している溝穴82(図10,12,15参照)内を移動可能に構成されている。また、傾斜レバー80のうち摺動片78から離間した端部は、枢軸ピン83を介してガイド手段74に接続されている。
【0035】
また、傾斜レバー80には、カム84(図10及び図15参照)が固定されており、これらカム84は、摺動片78に形成された溝穴85(図10,11,14参照)内に位置付け可能に構成されている。図9及び図10から明らかなように、溝穴85は、夫々、水平部とこの水平部から上方へ傾斜延出した傾斜部とから構成されており、この傾斜部は、摺動片78の上面で開口している。この結果、カム84は、この開口から溝穴85に対して挿脱させることが可能となる。
【0036】
更に、各摺動片78には、牽引ケーブル(図示しない)が接続可能な接続部78′(図11及び図14参照)が設けられており、このような構成によって、屋根70が開放されるようになっている。
【0037】
また、屋根70に固定された枢軸ピン87にその一端が接続された連結ロッド86が設けられており、この連結ロッド86の他端は、ガイド手段74の長手方向に相対的に移動可能に構成された植込ボルト88を介して摺動片78に接続されている。
【0038】
図16及び17に示すように、パネル72に接続した支持部73には、2つの接続片90(同図には、片側の接続片のみ示す)の間に延出したラック状手段89が固定されている。また、ガイド手段74には、このガイド手段74の長手方向に移動可能に構成されたラック状手段91が接続されている。このラック状手段91は、接続片92からピン88を介して植込ロッド86に接続されている。また、2つのラック状手段89,91の間には、これらラック状手段89,91に相互に係合したギヤ93が設けられている。このギヤ93は、ピン94を介してガイド手段74に回転可能に枢支されている。なお、ピン94は、ガイド手段74に固定されている。
【0039】
図8に示す状態において、パネル72は、閉鎖位置に位置付けられており、植込ボルト75は、止め具(図示しない)に当接されている。この状態では、ガイド手段74は、図8に示す位置から図中向かって右方向に移動可能であるが、左方向には移動させることはできない。
【0040】
いま、パネル72を開放方向に移動させようとする場合、手動操作及びモータ(図示しない)によって牽引ケーブル(図示しない)を動作させることによって、摺動片78を、図8,11,12に示された位置から図中向かって右方向に、引張ばね79の付勢力に抗して移動させる。この結果、摺動片78と傾斜レバー80とが相対的に移動するため、枢軸ピン81は、溝穴82内を図中向かって左方向に移動する。このとき、カム84は、夫々、溝穴85に夫々形成された水平部から抜け出して、傾斜部に沿って上方に移動する。この結果、傾斜レバー80は、枢軸ピン81を中心に旋回することになる。
【0041】
このとき、パネル72及びこれに接続された構成は、枢軸ピン87を中心に回転することになる。この結果、パネル72は、図8に示すような閉鎖位置から図9に示すような上方に傾斜した位置まで旋回する。この状態において、傾斜レバー80の反時計回りの旋回(図8ないし図10参照)は、図示しない止め具手段によって制限されている。
【0042】
次に、摺動片78を図8ないし図10中向かって右方向に移動させると、ガイド手段74も同様に右方向に移動する。このとき、植込ボルト75は、ガイド手段76に沿って移動することになる。このようなガイド手段76の右方向への移動の間、ラック状手段91は、ガイド手段74内に移動可能に配置されているが、ガイド手段74が連結ロッド86に接続されている結果として停止される。
【0043】
しかしながら、ガイド手段74を介してギヤ93を駆動させると、ギヤ93は、ラック状手段91上を転動する。このギヤ93は、支持部73に接続されたラック状手段89にも係合しているため、図16及び図17を比較すると明らかなように、ラック状手段89は、ラック状手段91及びガイド手段74に対して相対的に右方向に移動することになる。即ち、図16には、支持部73及びガイド手段74の位置に夫々対応する2つのラック状手段89及び91の初期位置が概略的に示されており、一方、図17には、図10に示すようなパネル72の開放位置に対応したラック状手段89,91の相対位置が概略的に示されている。
【0044】
パネル72が開放位置まで移動した際、ガイド手段74と支持部73との間の伝動機構は、パネル72を支持するガイド手段74以上の広範な距離に亘ってパネル72を図8ないし図10中向かって右方向に移動させることを可能にする。この結果、傾斜レバー80によって枢支されたガイド手段74に対する固定位置にパネル72が配置されている場合に比べて、屋根70の開口71の大部分を開放させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係り、パネルが、乗物の屋根に形成された開口を閉鎖する第1の位置に位置付けられた状態を概略的に示す図。
【図2】図1に示す状態から、パネルが、第1の位置と第2の位置との間で移動して、上方に傾斜した状態に位置付けられている状態を示す図。
【図3】パネルが、乗物の開口を閉鎖する第1の位置から、開口の少なくとも一部を閉鎖する第2の位置に移動する途中の状態を示す図。
【図4】パネルが、乗物の開口を閉鎖する第1の位置から、開口の少なくとも一部を閉鎖する第2の位置に移動する途中の状態を示す図。
【図5】開口を可能な限り開放させる第2の位置即ち最終位置に、パネルが位置付けられた状態を示す図。
【図6】パネルに接続された支持部、これら両者間に配置された摺動片及びピニオンの部分断面図。
【図7】図6に示された VII−VII線に沿う断面図。
【図8】本発明の第2の実施例に係り、パネルが、乗物の屋根に形成された開口を閉鎖している状態を示す図。
【図9】図8に示す状態に対して、パネルが上方に傾斜した状態を示す図。
【図10】図9に示す状態に対して、パネルによって開口が完全に開放された状態を示す図。
【図11】本発明の機構のうち、図8ないし図10には示されていない部分的な構成を概略的に示す図。
【図12】図11の側面図。
【図13】図11に示された XIII−XIII線に沿う断面図。
【図14】図11に対応する図であって、本発明の機構の他の構成を示す図。
【図15】図14の側面図。
【図16】本発明に適用された伝動機構の部分的な構成を概略的に示す図。
【図17】図16に示された伝動機構の第2の位置に対応する図。
【符号の説明】
1…屋根、2…開口、3…パネル、4…位置付け機構。

Claims (9)

  1. パネル(3;72)を、前記パネルが乗り物の屋根内の開口(2;71)を閉じる第1の位置と、前記パネルが、乗り物の屋根内に設けられた開口を、少なくともその大部分を開く第2の位置との間において、乗り物の屋根(1;70)に対して移動するための機構であって、
    移動方向に延出する両側部を有する1つのパネル(3,72)と、
    パネルの各側にあってパネルの移動方向に延出する1つの固定ガイドレール(5;77)と、
    パネルが上方の傾斜位置に向かって枢動される間に、パネルを前記第1の位置から前記第2の位置に移動するための各ガイドレール内に案内される1つの高さ調節部材としての傾斜レバー(10;80)を含む1つの位置付け機構(4)と、
    パネルの移動方向に延出しており、パネルと第1のラック手段の間の相対移動を可能にするようにパネルに移動可能に接続される第1のラック手段(42;91)と、
    パネルに固定され、第1のラック手段に平行に延出して移動可能である第2のラック手段(41;89)と、
    第1および第2のラック手段と係合し、前記位置付け機構に駆動的に接続された1つのギヤ(44;93)と、
    パネルが前記位置付け機構によって駆動されるように、そして、前記位置付け機構と前記第1のラック手段の間の移動結果として回転するギヤによって更に駆動されるように、前記第1のラック手段を、少なくとも、前記位置付け機構が移動する大部分の間、停止するための手段(47-49;86-88,92)とを備えており、
    パネル(3)の枢動を開始するための高さ調節部材としての傾斜レバー(10,80)は、それが固定ガイドレール(5,77)内において移動したとき、ギヤ-ラック伝導機構を制御するためにギヤ(44,93)に駆動的に接続されている点を特徴とする機構。
  2. 前記パネル(3)は、前記位置付け機構(4)の傾斜レバー(10;80)によって斜め上方に枢支可能であり、また、前記傾斜レバーは、前記パネルの移動方向に移動可能な駆動スライダ(8;78)に枢軸的に接続されていると共に、前記パネルに固定された支持部(18)に枢軸的に接続されており、また、前記傾斜レバーと前記支持部とは、互いに枢軸的に接続され且つ前記支持部の長手方向に移動可能である点を特徴とする請求項1記載の機構。
  3. 前記パネル(3)が前記第2の位置に移動した際、前記位置付け機構(4)の移動を制限する止め具手段を備えており、この止め具手段は、前記移動方向における所定距離に亘って弾性的に移動可能である点を特徴とする請求項1または2記載の機構。
  4. 前記パネルに接続された支持部(47)に対して移動可能に枢支された前記第1のラック状手段(42)には、止め具手段(48)が設けられており、また、前記屋根の開放方向に所定量だけ移動した前記パネルは、前記屋根の所定部位に配置された止め具手段(49)に係合する点を特徴とする請求項1〜3のいずれか1記載の機構。
  5. 前記ピニオン(44)は、枢支可能な連結ロッド(56)によって前記位置付け機構(4)に接続されている点を特徴とする請求項1〜4のいずれか1記載の機構。
  6. 前記支持部(18)は、ガイド手段に対して移動可能であり、前記ガイド手段(74)はギヤ(93)を支持しており、一方、少なくとも前記ガイド手段が閉鎖位置から開放位置に移動する距離の少なくとも一部の範囲の長手方向において、前記第1のラック状手段(91)の移動を規制する手段(86-88,92)が、設けられている点を特徴とする請求項1〜3のいずれか1記載の機構。
  7. 前記ガイド手段(74)によって支持された前記第1のラック状手段(91)は、前記ガイド手段に対して移動可能な連結ロッド(86)の一端(88)に接続されており、また、前記連結ロッドの他端は、前記屋根の所定位置に配置された枢軸ピン(87)の回りに旋回可能である点を特徴とする請求項6記載の機構。
  8. 前記ガイド手段(74)は、その一端(75)近傍の滑斜面(76)を介して摺動自在に案内され、前記滑斜面は、前記パネルの所定の移動方向に平行に延出しており、それによって、前記ガイド手段が、前記一端(75)の回りに更に旋回可能である点を特徴とする請求項6または7記載の機構。
  9. 前記パネルは、傾斜レバー(80)によって斜め上方に枢動されることができ、前記傾斜レバー(80)は、摺動部片(78)に枢動可能に接続されており、前記ガイド手段(74)の方向のみならず、パネルの所定の移動方向にも移動することができる点を特徴とする請求項1〜8のいずれか1記載の機構。
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