JP3600032B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に装備される用紙後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の用紙後処理装置としては、例えば特開平8−26579号公報に記載のものが知られている。これは1つの排紙トレイを装置側面に有しており、画像形成装置から受け取った画像形成済みの用紙を装置内のトレイに一旦スタックして綴じ処理をした後上記排紙トレイに排出したり、あるいは綴じ処理をせずに直接上記排紙トレイに排出する機能を有している。また、上記排紙トレイを昇降可能にして大量排紙できるようにしたものもある。
しかしながら、1つの排紙トレイに全ての用紙群又は用紙束群が区別なく積載されるため、例えば複数の使用者がある場合にはその区別がつかなくなるという問題がある。
近年においては、画像形成装置がコピー機能のみならずネットワークプリンタ、ファクシミリ等と拡張・複合化されており、それに伴って用紙後処理装置における排出の区分け機能はますます重要視されるようになってきた。
【0003】
大量排紙構造の排紙トレイに加えて、これとは別の排出口とこれに対応したプルーフトレイ(排紙トレイ)を設けることとすれば上記問題を幾分解消することができる。しかしながらこの場合でも、各排出口と排紙トレイが一対一で対応するため、仕分けモード、綴じモード等が制限され、プルーフトレイへの出力時には綴じ処理等の高付加価値の恩恵を享受できないという問題が残る。
特開平9−48559号公報には、一つの排出口を有する用紙後処理装置の側面に複数の排紙トレイが固定されたトレイユニットを昇降可能に設け、トレイユニットの移動量を制御して指定された排紙トレイを排出口に任意に対応させる技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平9−48559号公報に記載された複数の排紙トレイを1つの排出口に任意に対応させる構成では、用紙を指定された排紙トレイ上に排出する際には、トレイユニットを移動させて指定された排紙トレイを排出口に臨ませてから排紙動作を行わせることになる。
このため、排紙トレイ(トレイユニット)の移動時間分だけ排紙動作を遅らせる必要があり、排紙動作の時間短縮という観点から望ましいとはいえない状況にあった。
また、複数の排紙トレイをトレイユニットに固定する構成では、各排紙トレイに大量排紙機能を持たせることができない、という問題があった。
【0005】
本発明は、1つの排出口に対する複数トレイ化構成において、排紙動作の時間短縮を図ることができるとともに、排紙トレイの大量排紙機能を得ることができる用紙後処理装置の提供を、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、複数の排紙トレイを個別に移動させることとした。
具体的には、画像形成装置から受け取った用紙を排出する排出口と、この排出口に個別に対応可能な複数の排紙トレイを有し、上記複数の排紙トレイのうち少なくとも2以上の排紙トレイがそれぞれ独立して昇降可能に設けられ、これらの排紙トレイの昇降を制御して指定された排紙トレイを上記排出口に移動させる制御手段を有している用紙後処理装置において、上記独立して昇降可能な排紙トレイのうち、指定された排紙トレイを上記排出口に移動させる場合に邪魔になる排紙トレイがある場合には該邪魔になる排紙トレイを退避移動させるものであって、上記退避移動させる排紙トレイの移動速度を、上記排出口に対応する排紙トレイの移動速度より大きくし、且つ、双方の排紙トレイの移動を同時に開始させる、という構成を採っている。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
図1は用紙後処理装置としてのフィニッシャの全体概要図である。画像形成装置としての複写機Gとの用紙受け渡し部位Jの近傍には、入口センサーSN1、入口ローラ4が備えられており、入口ローラ4により取り込まれた用紙は、その処理モードに応じて、排出口E1から装置上面に形成されたプルーフトレイPに排出され(クリアモード)、または綴じ処理をせずに直接排出口E2から排紙トレイ1又は2に排出され(非綴じ処理モード)、又は綴じ処理を経て排出口E2から排紙トレイ1又は2に排出される(綴じ処理モード)。
【0011】
プルーフトレイPへの排出ルートは、入口ローラ4の下流側に設けられた分岐爪21によって切り換えられ、用紙は搬送ローラ5aによって搬送され、排紙ローラ7によって排出される。分岐爪21はソレノイド21a(図2)によって駆動され、ソレノイド21aがオフ状態になると、図1に示すように、用紙はプルーフトレイPへ向かって搬送される。符号SN2は排紙センサーを示す。
分岐爪21がオン状態になると、用紙は水平方向の搬送路に送られる。分岐爪21の下流には分岐爪20が設けられており、水平方向に送られた用紙はこの分岐爪20によって綴じ処理をしないノンステイプルルート又は綴じ処理を行うステイプルルートへ選択的に送られる。分岐爪20はソレノイド20a(図2)によって駆動され、ソレノイド20aがオン状態になると用紙は垂直方向のステイプルルートへ送られる。図1ではソレノイド20aのオフ状態を示している。
【0012】
ノンステイプルルートでは用紙は搬送ローラ5bで搬送され、排紙ローラ8によって排紙トレイ1又は2に排出される。符号SN4は排紙センサーを示す。排紙トレイ1又は2は別々の駆動源によって個別に駆動され、制御手段100によって排出口E2に対する位置付け等を制御されるようになっている。これについては後述する。
ステイプルルートでは用紙は搬送ローラ5cで搬送され、ステイプルユニット12へ送られて綴じ処理をされる。綴じ処理された用紙(束)は排紙ローラ8により排紙トレイ1又は2に排出される。符号SN3は排紙センサーを示す。
【0013】
次に、ステイプルモードが選択された場合の動作を説明する。
ステイプルルートへ導かれた用紙は、搬送ローラ5c、排紙ローラ6によりステイプルトレイへ積載される。この場合、用紙毎に叩きコロ9で縦方向(搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス11にて横方向(幅方向)の整合が行われる。ジョブの切れ目、すなわち、用紙束の最終紙から次の用紙束の先頭紙の間で制御手段100からのステイプル信号によりステイプルSが駆動され、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われた用紙束は、ただちに放出爪10を有する放出ベルト10aにより排紙ローラ8へ送られ、排出口E2に対応している所定の排紙トレイ1又は2上に排出される。
叩きコロ9は支点9aを中心に戻しソレノイド9b(図2)によって回転駆動され、ステイプルトレイへ送り込まれた用紙に間欠的に作用して用紙を後端フェンス46に突き当てる。このとき、排紙ローラ6にはブラシローラ6aがあるため、これによって用紙後端の逆流が防止される。なお、叩きコロ9は反時計回りに回転している。符号SN8は放出爪10の検知センサーである。
【0014】
マイクロコンピュータとしての制御手段100は、図2に示すように、CPU102、I/Oインターフェース104等を有しており、図示しない装置本体のコントロールパネルの各スイッチ(SW)、及び各センサーからの信号がI/Oインターフェース104を介してCPU102へ入力される。CPU102は、入力された信号に基づいて、排紙トレイ1用の上下モータ50、排紙トレイ2用の上下モータ51、ソレノイド20a、ソレノイド21a、戻しソレノイド9b、搬送ローラ5a,5b,5cをそれぞれ駆動する搬送モータ52、排紙ローラ7,8をそれぞれ駆動する排紙モータ53、ステイプルSを駆動するステイプルモータ54、放出ベルト10aを駆動する放出モータ55、ステイプルSを移動させるステイプル移動モータ56、ジョガーフェンス11を駆動するジョガーモータ57等を駆動する。搬送ローラ5cを駆動する搬送モータ52のパルス信号はCPU102に入力されてカウントされ、このカウントに応じて戻しソレノイド9bが制御される。
【0015】
装置本体の排出口E2側には上より順に、排出口E2に排紙トレイ2を対応させる場合に排紙トレイ1の退避位置を検知するための退避位置検知センサーSN5、排出口E2に排紙トレイ1又は2を対応させる場合にその用紙受入れ位置を検知するための紙面検知センサーSN6、排紙トレイ2の下限位置を検知するための下限位置検知センサーSN7が設けられている。これらのセンサーによる検知信号はI/Oインターフェース104を介してCPU102へ入力される。
図示しない画像形成装置Gの操作部や画像形成装置Gに接続されたコンピュータなどから、処理モード及び排紙トレイの設定がなされる。この場合、排紙先がプルーフトレイPであるにも拘わらず、綴じモードが選択された場合には排紙先が優先され、モード設定は解除されるようになっている。
【0016】
次に、排紙トレイ1,2の昇降機構を説明する。
図3に示すように、排紙トレイ1は、側板39a,39b間に固定されたベース40に取り付けられている。側板39a,39bには図示しない短軸を介して回転自在なガイドコロ44が取り付けられており、ガイドコロ44は断面コ字形のガイドレール30a,30bの内側に係合されて移動可能に設けられている。また、ガイドコロ44は、側板39a,39bとベース40との組み付けによって位置決めされているので、ガイドレール30a,30bからの外れが防止される。
上下モータ50によって駆動される駆動軸33aと、従動軸33bにはタイミングプーリ36を介してタイミングベルト37がテンションをもって掛けられている。このタイミングベルト37の一部に側板39a,39bの一部が固定されており、かかる構成によって排紙トレイ1を含むユニットが昇降可能に吊り下げられている。
【0017】
排紙トレイ2は、排紙トレイ1と同様に、側板42a,42b間に固定されたベース43に取り付けられている。側板42a,42bには図示しない短軸を介して回転自在なガイドコロ44が取り付けられており、ガイドコロ44は断面コ字形のガイドレール30a,30bの内側に係合されて移動可能に設けられている。また、ガイドコロ44は、側板42a,42bとベース43との組み付けによって位置決めされているので、ガイドレール30a,30bからの外れが防止される。
上下モータ51によって駆動される駆動軸41aと、従動軸41bにはタイミングプーリ34を介してタイミングベルト35がテンションをもって掛けられている。このタイミングベルト35の一部に側板42a,42bの一部が固定されており、かかる構成によって排紙トレイ2を含むユニットが昇降可能に吊り下げられている。
【0018】
排紙トレイ2の駆動構成を図4に基づいて具体的に説明する。上下モータ51で発生した動力はウォームギヤ58を介して駆動軸41aに固定されたギヤ列の最終ギヤに伝達される。ウォームギヤ58を介しているため、排紙トレイ2を一定の位置に保持することができる。排紙トレイ1の駆動構成も同様である。
図4に示すように下限位置検知センサーSN7はタイミングベルト35のベルト間に位置するように設けられており、排出方向側のベルト片に固定された側板42a、42bの一部分でオン・オフされる。退避位置検知センサーSN5も同様に設置されている。なお、図4においては従動ローラ8aは省略している。
【0019】
紙面検知センサーSN6は、排出された用紙の中央付近に設けられており、且つ、後端が接触する面、すなわち後端フェンスとしての側板32上において検知可能に設けられている。
具体的に説明すると、紙面検知センサーSN6はマイクロスイッチであり、図5に示すように、装置本体の固定部材60に固定された固定部62と、この固定部62に一端側を軸支された可動片64等から構成されている。可動片64の一部が側板32から用紙排出方向に突出しており、排紙トレイ2の後端又は積載された用紙の上面によりオン・オフされるようになっている。退避位置検知センサーSN5、下限位置検知センサーSN7についても同じ構成のものを採用している。
【0020】
図1に示すように、本実施例では、排出口E2からの用紙の排出時に側板32に用紙が引っ掛からないように、あるいは用紙の後端が残らないようにする等の理由から、排紙ローラ8を側板32より突出させているが、後述する排紙トレイ1の退避移動(上方移動)においては排紙トレイ1と排紙ローラ8とが干渉することになる。これを回避するために、図6に示すように、ガイドレール30a,30bには屈曲部31が設けられている。
図6は排出口E2に排紙トレイ1が対応し、排紙トレイ2が下限位置に退避している状態を示す。排紙トレイ2が排出口E2に対応する場合の排紙トレイ1の上方移動時には、図7に示すように、排紙トレイ1はガイドコロ44の変位によって揺動し、これによって排紙ローラ8との干渉が回避される。排紙トレイ1におけるガイドコロ44間の距離L1は、屈曲部31の長さLよりも大きく設定されている。
この排紙トレイ1の揺動によってタイミングベルト37とのテンションが変化するが、この不具合を回避するために、図6又は図8に示すように、下方のタイミングプーリ36はバネ66が係止された可動ブラケット68に固定されており変位可能となっている。図8は排紙トレイ2を排出口E2に対応させて排紙トレイ1を退避させた状態を示している。
なお、図示しないが、排紙トレイ1のエンドフェンス1aには、図4に示す寄せコロ70との衝突を回避するために、中央部に切り欠き部が形成されている。これに対応して、紙面検知センサーSN6はこの切り欠き部を避けた位置においてエンドフェンス1a、排紙トレイ2の後端又は積載された用紙の上面を検知可能に設けられている。
【0021】
以下、制御手段100による排紙トレイ1,2の制御動作を説明する。
まず、図1に基づいて排紙トレイ1,2のホームポジション(電源投入時の位置)を説明する。排紙トレイ1のホームポジションは、そのエンドフェンス1aの上端が紙面検知センサーSN6に検知された後、所定距離(一定量)上昇した位置である。排紙トレイ2のホームポジションは下限位置検知センサーSN7に検知された位置である。
電源投入時、制御手段100はまず下限位置検知センサーSN7をチェックし、非検知状態であれば排紙トレイ2は上方に位置していると判断し、排紙トレイ2を下降させるように上下モータ51を制御する。そして下限位置検知センサーSN7によって検知された時点で排紙トレイ2を停止させる。次に、退避位置検知センサーSN5をチェックし、非検知状態であれば排紙トレイ1を一旦上昇させるように上下モータ50を制御し、退避位置検知センサーSN5により検知されたら下降させる。そして、紙面検知センサーSN6によりエンドフェンス1aの上端が検知されたら所定距離上昇させて停止させる。また、退避位置検知センサーSN5をチェックし、検知状態であれば排紙トレイ1を下降させ、紙面検知センサーSN6によりエンドフェンス1aの上端が検知されたら所定距離上昇させて停止させる。
【0022】
次に、図9及び図10のフローチャートに基づいて参考制御動作を説明する。
なおフローチャート上では、排紙トレイ1をトレイ1と、排紙トレイ2をトレイ2と、退避位置検知センサーSN5を退避センサーS5と、紙面検知センサーSN6を紙面センサーS6と、下限位置検知センサーSN7を下限センサーS7と略している。
図示しない画像形成装置Gの操作部や画像形成装置Gに接続されたコンピュータなどからステイプルモードが選択され、出力が開始されると(S1)、制御手段100は排紙先が排紙トレイ1であるかどうかを判断し(S2)、且つ下限位置検知センサーSN7をチェックする。下限位置検知センサーSN7が非検知状態であれば排紙トレイ2が上方にいると判断し、排紙トレイ2を下降させる(S3)。引き続いて下限位置検知センサーSN7のオン・オフをチェックし(S4)、排紙トレイ2を停止させる(S5)。次いで、排紙トレイ1を下降させ(S6)、紙面検知センサーSN6のオン・オフをチェックする(S7)。紙面検知センサーSN6がオンしたら排紙トレイ1を一旦停止させる(S8)。その後、排紙トレイ1を所定距離(一定量)上昇させ(S9)、停止させる(S10)。
これによって排紙先を排紙トレイ1とする排紙準備が完了したことになる。
フィニッシャの機内ステイプルトレイへ用紙が排出されると(S11)、ステイプル処理が終了したかどうかが判断され(S12)、終了の場合には排紙トレイ1への用紙排出がなされる(S13)。
【0023】
画像形成装置Gの操作部や画像形成装置Gに接続されたコンピュータなどから排紙先に排紙トレイ2が選択された場合には、まず退避位置検知センサーSN5のオン・オフをチェックし、非検知状態であれば排紙トレイ1を上昇させる(S14)。引き続いて退避位置検知センサーSN5のオン・オフをチェックし(S15)、退避位置センサーSN5がオンしたら、排紙トレイ1を停止させる(S16)。次に、排紙トレイ2を上昇させ(S17)、紙面検知センサーSN6のオン・オフをチェックする(S18)。紙面検知センサーSN6がオンしたら排紙トレイ2を一旦停止させた後(S19)、所定距離(一定量)下降させ(S20)、停止させる(S21)。これによって排紙先を排紙トレイ2とする排紙準備が完了したことになる。
フィニッシャの機内ステイプルトレイへ用紙が排出されると(S22)、ステイプル処理が終了したかどうかが判断され(S23)、終了の場合には排紙トレイ2への用紙排出がなされる(S24)。
【0024】
排出口E2に対する排紙トレイ1又は2の位置付け動作は、画像形成装置Gの操作部や画像形成装置Gに接続されたコンピュータなどにおける排紙トレイ設定の情報に基づき、ステイプル処理動作中に事前に行われるので、排紙トレイ1又は2の移動に関わる時間を短縮することができる。換言すれば、設定された排トレイ1又は2の排出口E2に対する移動が個別に行われずに、必要不可欠な時間としてのステイプル処理動作内で並行処理されるので、従来方式に比べて全体としての作業時間を短縮することができる。
【0025】
排紙トレイ1,2のいずれにおいても、排出口E2に位置付けられた後、すなわち、指定された排紙トレイとして位置付けられた後、用紙が順次積載された場合、積載量が一定量に達して紙面検知センサーSN6により検知されると、所定距離下降させられて停止させられる。この動作が順次繰り返され、排紙トレイ1,2のいずれにおいても大量排紙が可能となる。この大量排紙機能は以下の各実施例においても同様に得られる。
ノンステイプルモードにおいては、プルーフトレイP、排紙トレイ1,2を任意に選択でき、且つ、排紙トレイ1,2を使用する場合には大量排紙を行うことができる。
また、プルーフトレイPをファクシミリ用、排紙トレイ1をコピー用、排紙トレイ2をプリンター用として、あるいは、プルーフトレイPをファクシミリ用、排紙トレイ1をプリンター用、排紙トレイ2をコピー用として自由に指定・利用できるので、画像形成装置のマルチファンクション化に対応できる。
【0026】
次に、他の参考制御動作を、図11乃至図14のフローチャートに基づいて説明する。
2つ以上の排紙トレイの移動を独立させた場合、排紙トレイ同士が衝突する可能性があるが、これを防止するための制御である。
【0027】
図11及び図12に示すように、図示しない画像形成装置Gの操作部や画像形成装置Gに接続されたコンピュータなどから用紙出力要求が通知されると(S1)、制御手段100は画像形成装置G等へ用紙出力待機を通知する(S2)。
制御手段100は排紙先が排紙トレイ1であるかどうかを判断し(S3)、且つ下限位置検知センサーSN7のオン・オフをチェックする。下限位置検知センサーSN7が非検知状態であれば排紙トレイ2が上方にいると判断し、排紙トレイ1の排出口E2への位置付けにおいて邪魔になる排紙トレイとしての排紙トレイ2を先に下降させ(S4)、所定時間(本実施例では0.1〜0.5秒程度)経過後(S5)、排紙トレイ1を下降させる(S6)。次いで、下限位置検知センサーSN7のオン・オフをチェックし(S7)、下限位置検知センサーSN7がオンしたら排紙トレイ2を停止させる(S8)。
次いで、紙面検知センサーSN6のオン・オフをチェックし(S9)、紙面検知センサーSN6がオンしたら排紙トレイ1を一旦停止させる(S10)。その後、排紙トレイ1を所定距離(一定量)上昇させ(S11)、停止させる(S12)。これによって排紙先を排紙トレイ1とする排紙準備が完了したことになる。
次いで、制御手段100は画像形成装置G等へ用紙出力待機解除を通知し(S13)、これを受けて画像形成装置G等から用紙排出がなされ(S14)、排紙トレイ1への用紙排出がなされる(S15)。
【0028】
S7において、下限位置検知センサーSN7が非検知状態の場合には、紙面検知センサーSN6のオン・オフをチェックし(S16)、紙面検知センサーSN6がオンしたら排紙トレイ1を一旦停止させる(S17)。その後、排紙トレイ1を所定距離(一定量)上昇させ(S18)、停止させる(S19)。これによって排出口E2に排紙トレイ1が対応したことになる。次いで、下限位置検知センサーSN7のオン・オフをチェックし(S20)、オンの場合には排紙トレイ2を停止させる(S21)。以後はS13へ進む。
排紙先が排紙トレイ2の場合には、図13及び図14の動作となる(S22)。
【0029】
排紙先が排紙トレイ2の場合を、図13及び図14のフローチャートに基づいて説明する。
まず、退避位置検知センサーSN5のオン・オフをチェックし、非検知状態であれば、排紙トレイ2の排出口E2への位置付けにおいて邪魔になる排紙トレイとしての排紙トレイ1を先に上昇させ(S1)、所定時間(本実施例では0.1〜0.5秒程度)経過後(S2)、排紙トレイ2を上昇させる(S3)。次に退避位置検知センサーSN5のオン・オフをチェックし(S4)、オンであれば排紙トレイ1を停止させる(S5)。
次に紙面検知センサーSN6のオン・オフをチェックし(S6)、オンしたら排紙トレイ2を一旦停止させ(S7)、所定距離(一定量)下降させた後(S8)、排紙トレイ2を停止させる(S9)。これによって排紙先を排紙トレイ2とする排紙準備が完了したことになる。
次いで、制御手段100は画像形成装置G等へ用紙出力待機解除を通知し(S10)、これを受けて画像形成装置G等から用紙排出がなされ(S11)、排紙トレイ2への用紙排出がなされる(S12)。
【0030】
S4において、退避位置検知センサーSN5が非検知状態の場合には、紙面検知センサーSN6のオン・オフをチェックし(S13)、紙面検知センサーSN6がオンしたら、排紙トレイ2を一旦停止させる(S14)。その後、排紙トレイ2を所定距離(一定量)下降させ(S15)、停止させる(S16)。
次いで、退避位置検知センサーSN5のオン・オフをチェックし(S17)、オンの場合には排紙トレイ1が停止させられる(S18)。これによって排紙先を排紙トレイ2とする排紙準備が完了したことになる。以後は、S10へ進む。
【0031】
次に、本実施例における制御動作を、図15乃至図18のフローチャートに基づいて説明する。
2つ以上の排紙トレイの移動を独立させた場合の排紙トレイ同士の衝突を防止するために各排紙トレイの動作タイミングをずらすと、その時間分だけ排紙トレイの移動に関わる時間が必要になる。本実施例ではこれを解消することを特徴としている。
【0032】
図15及び図16に示すように、図示しない画像形成装置Gの操作部や画像形成装置Gに接続されたコンピュータなどから用紙出力要求が通知されると(S1)、制御手段100は画像形成装置G等へ用紙出力待機を通知する(S2)。
制御手段100は排紙先が排紙トレイ1であるかどうかを判断し(S3)、且つ下限位置検知センサーSN7のオン・オフをチェックする。排紙先が排紙トレイ1で、下限位置検知センサーSN7が非検知状態であれば排紙トレイ2が上方にいると判断し、排紙トレイ2を速度1で下降させる(S4)。
これと同時に排紙トレイ1を速度2で下降させる(S5)。ここで、速度1は速度2より大きく設定されている。すなわち、退避する側の排紙トレイの速度を大きくしている。この速度制御は、ステッピングモータである上下モータ50、51を制御することによってなされる。
その後、下限位置検知センサーSN7のオン・オフをチェックし(S6)、オンすると排紙トレイ2を停止させる(S7)。
【0033】
次いで、紙面検知センサーSN6のオン・オフがチェックされ(S8)、オンしたら排紙トレイ1を一旦停止させる(S9)。その後、排紙トレイ1を所定距離(一定量)速度2にて上昇させ(S10)、停止させる(S11)。これによって排出口E2に排紙トレイ1が対応したことになる。
次いで、制御手段100は画像形成装置G等へ用紙出力待機解除を通知し(S12)、これを受けて画像形成装置G等から用紙排出がなされ(S13)、排紙トレイ1への用紙排出がなされる(S14)。
S6において、下限位置検知センサーSN7が非検知状態の場合には、紙面検知センサーSN6のオン・オフがチェックされ(S15)、オンしたら排紙トレイ1を一旦停止させる(S16)。
その後、排紙トレイ1を速度2で所定距離(一定量)上昇させ(S17)、停止させる(S18)。次いで、下限位置検知センサーSN7のオン・オフをチェックし(S19)、オンの場合には排紙トレイ2が停止させられる(S20)。これによって排紙先を排紙トレイ2とする排紙準備が完了したことになる。以後はS12へ進む。
排紙先が排紙トレイ2の場合には、図17及び図18の動作となる(S21)。
【0034】
排紙先が排紙トレイ2の場合を、図17及び図18のフローチャートに基づいて説明する。
まず、退避位置検知センサーSN5のオン・オフをチェックし、非検知状態であれば排紙トレイ1を速度1で上昇させる(S1)。
これと同時に排紙トレイ2を速度2で上昇させる(S2)。ここで、速度1は速度2より大きく設定されている。すなわち、退避する側の排紙トレイの速度を大きくしている。この速度制御は、ステッピングモータである上下モータ50、51を制御することによってなされる。
その後、退避位置検知センサーSN5のオン・オフがチェックされ(S3)、オンしたら排紙トレイ1を停止させる(S4)。
【0035】
次いで、紙面検知センサーSN6のオン・オフがチェックされ(S5)、オンしたら排紙トレイ2を一旦停止させる(S6)。その後、排紙トレイ2を所定距離(一定量)速度2にて下降させ(S7)、停止させる(S8)。これによって排出口E2に排紙トレイ2が対応したことになる。
次いで、制御手段100は画像形成装置G等へ用紙出力待機解除を通知し(S9)、これを受けて画像形成装置G等から用紙排出がなされ(S10)、排紙トレイ2への用紙排出がなされる(S11)。
S3において、退避位置検知センサーSN5が非検知状態の場合には、紙面検知センサーSN6のオン・オフがチェックされ(S12)、オンしたら排紙トレイ2を一旦停止させる(S13)。
その後、排紙トレイ2を速度2で所定距離(一定量)下降させ(S14)、停止させる(S15)。次いで、退避位置検知センサーSN5のオン・オフをチェックし(S16)、オンの場合には排紙トレイ1が停止させられる(S17)。これによって排紙先を排紙トレイ2とする排紙準備が完了したことになる。以後はS9へ進む。
【0036】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、退避する排紙トレイの移動速度を排出口に位置付けられる排紙トレイの移動速度より大きくするとともに、双方の排紙トレイの移動を同時に開始するようにしたので、衝突回避のための余分な時間発生を防止することができる。
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る用紙後処理装置の概要側面図である。
【図2】図1で示した用紙後処理装置の制御ブロック図である。
【図3】図1で示した用紙後処理装置における排紙トレイの昇降機構の正面図である。
【図4】下側の排紙トレイの駆動機構を示す斜視図である。
【図5】紙面検知センサーの構成及び動作を示す概要側面図である。
【図6】上側の排紙トレイが排出口に対応し、下側の排紙トレイが下限位置に位置する状態の概要側面図である。
【図7】上側の排紙トレイの退避動作を示す概要側面図である。
【図8】下側の排紙トレイが排出口に対応し、上側の排紙トレイが退避している状態の概要側面図である。
【図9】後処理動作中に排紙トレイを移動させる制御におけるフローチャートの上半部である。
【図10】図9のフローチャートの下半部である。
【図11】排紙トレイを時間差を設けて移動させる制御におけるフローチャートの上半部である。
【図12】図11のフローチャートの下半部である。
【図13】排紙トレイを時間差を設けて移動させる制御におけるフローチャートの上半部である。
【図14】図13のフローチャートの下半部である。
【図15】排紙トレイを速度差を設けて移動させる制御におけるフローチャートの上半部である。
【図16】図15のフローチャートの下半部である。
【図17】排紙トレイを速度差を設けて移動させる制御におけるフローチャートの上半部である。
【図18】図17のフローチャートの下半部である。
【符号の説明】
G 画像形成装置
E2 排出口
1 排紙トレイ
2 排紙トレイ
100 制御手段
Claims (1)
- 画像形成装置から受け取った用紙を排出する排出口と、この排出口に個別に対応可能な複数の排紙トレイを有し、上記複数の排紙トレイのうち少なくとも2以上の排紙トレイがそれぞれ独立して昇降可能に設けられ、これらの排紙トレイの昇降を制御して指定された排紙トレイを上記排出口に移動させる制御手段を有している用紙後処理装置において、
上記独立して昇降可能な排紙トレイのうち、指定された排紙トレイを上記排出口に移動させる場合に邪魔になる排紙トレイがある場合には該邪魔になる排紙トレイを退避移動させるものであって、上記退避移動させる排紙トレイの移動速度を、上記排出口に対応する排紙トレイの移動速度より大きくし、且つ、双方の排紙トレイの移動を同時に開始させることを特徴とする用紙後処理装置。
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