JP4012128B2 - シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置に関し、特に画像形成後にスタックトレイ上に排出されたシートの上面検知に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成された後の複写用紙等のシートに対する綴じ処理等に要する手間を軽減するため、画像形成された後のシートを順次装置内に取り込み、このシートに対して綴じ処理、穿孔処理等を選択的に施すようにしたシート処理装置を備えたものがある。
【0003】
ここで、このようなシート処理装置においては、シートに綴じ処理等を施すためのシート処理機構の他、シートを多数枚積載するためのスタックトレイを複数(例えば2枚)備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
そして、このような2枚のスタックトレイを備えたシート処理装置において、シートの積載位置を上部のスタックトレイから下部のスタックトレイに変更する場合には、上部のスタックトレイをシート排出口より上方に移動させるとともに、下部のスタックトレイを上方に移動させ、シートを積載するようにしていた。
【0005】
また、スタックトレイ上のシート最上部であるシート積載面を検知するシートセンサを設け、スタックトレイに積載されたシートがシート排出口を塞がない位置にスタックトレイが配置させるよう、シートセンサの検知結果に基づいてスタックトレイを移動させていた。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−002501号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、カールしたシートが積載されている場合、積載紙上面ではなく、スタックトレイ上面を誤って検知してしまうという問題があった。この点について、図15及び図16を用いて説明する。
【0008】
図15及び図16は、フィニッシャ119における上部スタックトレイ18aがシート積載を行うために、排紙ローラ対560の上方から下方に移動して、シートセンサ3がシート積載面を検知する様子を表した図である。
【0009】
シートセンサ3は、フィニッシャ119の外側に向かって付勢されたフラグ(板状部材)11、及びこのフラグ11がフィニッシャ119の内側へ押し込まれているか否かを検知する検知部10から構成されており、上部スタックトレイ18a上のシート最上面を検知するものである。
【0010】
図15(a)は、上部スタックトレイ18aがシート排紙口上方の待機位置から下方に移動している様子を表している。積載されているシートがカールしていると、図15(a)に示すように上部スタックトレイ18a上面と積載紙下面の間に隙間Gができる。上部スタックトレイ18aを下降させると、図15(b)の状態になり、シートセンサ3の検知部10がON状態になる。
【0011】
さらに上部スタックトレイ18aを下降させ、図16(a)に示すように、上部スタックトレイ18aがD0の位置にきたとき、その隙間においてシートセンサ3のフラグ11が回動してしまい、検知部10がOFF状態になってしまう。その後、図16(b)に示すように、L2だけ上部スタックトレイ18aが下降した所で制御回路がOFFを確定して下降動作を停止する。通常L2=0である。
【0012】
そしてシートセンサ3の検知部10がONになる所まで上昇して停止する。すると、図15(b)のような状態になってしまい、カールしたシートが排出口をふさいでしまう。よって、jamの発生や、積載不良が発生するという問題が生じる。
【0013】
本発明は、以上の点に着目してなされたもので、スタックトレイをシート積載位置へ移動させる場合に、カールしたシートが積載されている場合でもシート積載面を正確に検知することで、jamの発生や積載不良の発生を防止するシート処理装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載のシート処理装置は、シートを排出する排出手段と、前記排出手段によって排出されたシートを順次積載する積載手段と、前記積載手段を上昇及び下降させる駆動手段と、前記積載手段及び前記積載手段上のシートを検知するために所定の高さに設けられたフラグであって、前記積載手段及び前記シートに接触しないとき第1の位置に位置し、前記積載手段及び前記シートに接触しているとき第2の位置に位置するフラグと、前記フラグの位置を検知する検知部と、前記積載手段前記排出手段の上方から下方に下降させる場合の方が、前記排出手段から排出されるシートを前記排出手段の下方に位置する前記積載手段により順次積載させる際に前記積載手段を下降させる場合よりも、前記フラグが前記第2の位置から前記第1の位置に変位したことを前記検知部により検知されたときからの前記積載手段の下降量が大きくなるよう前記駆動手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0018】
請求項記載のシート処理装置は、シートを排出する排出手段と、前記排出手段によって排出されたシートを順次積載する積載手段と、前記積載手段を上昇及び下降させる駆動手段と、前記積載手段上のシートの有無を検知するシート検知手段と、前記積載手段及び前記積載手段上のシートを検知するために所定の高さに設けられたフラグであって、前記積載手段及び前記シートに接触しないとき第1の位置に位置し、前記積載手段及び前記シートに接触しているとき第2の位置に位置するフラグと、前記フラグの位置を検知する検知部と、前記積載手段前記排出手段の上方から下方に下降させる場合において、前記シート検知手段の検知結果がシート有りを示す場合の方が、シート無しを示す場合よりも、前記フラグが前記第2の位置から前記第1の位置に変位したことを前記検知部により検知されたときからの前記積載手段の下降量が大きくなるよう前記駆動手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0022】
請求項記載の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、請求項1又は2に記載のシート処理装置とを有することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0024】
(複写機の内部構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である、複写機の概略構成を示す図である。
【0025】
同図において、100は複写機であり、この複写機100は、装置本体101とシート処理装置であるフィニッシャ119とで構成されている。装置本体101の上部には、原稿給送装置102を装備してある。原稿Dは、ユーザによって原稿載置部103に載置されて給送部104により1枚ずつ順次分離してレジストローラ対105に供給される。続いて、原稿Dは、レジストローラ対105によって一旦停止され、ループを形成させられて斜行が矯正される。その後、原稿Dは、導入パス106を通り、読取位置108を通過することで、原稿表面に形成されている画像を読み取られる。読取位置108を通過した原稿Dは、排出パス107を通過して、排出トレイ109上に排出される。
【0026】
また、原稿の表裏両面を読み取る場合には、まず、上記のようにして原稿Dが読取位置108を通過することで原稿の一方の面の画像が読み取られる。その後、原稿Dは、排出パス107を通り、反転ローラ対110によってスイッチバック搬送されて、表裏反転した状態で、再度レジストローラ対105に送られる。
【0027】
そして、原稿Dは、一方の面の画像を読み取ったときと同様にして、レジストローラ対105で斜行が矯正されて、導入パス106を通って、読取位置108で他方の面の画像が読み取られる。そして、原稿Dは、排出パス107を通り、排出トレイ109へ排出される。
【0028】
一方、読取位置108を通過する原稿には照明系111から光が照射され、この後、原稿から反射した反射光はミラー112によって光学素子113(CCDあるいは他の素子)に導かれ、画像データに変換される。そして、この画像データに基づいてレーザ光を感光体ドラム114に照射することにより感光体ドラム上に潜像が形成される。さらに、この後、感光体ドラム114に形成された潜像は、図示しないトナー供給装置から供給されたトナーによって現像され、これにより感光体ドラム上にトナー像が形成される。
【0029】
また、このトナー像形成動作に伴ってカセット115に積載された紙あるいは、プラスチックフィルム等のシートが、記録信号に応じてカセット115から送り出されて感光体ドラム114と転写器116との間に進入する。そして、転写器116によって感光体ドラム114上のトナー像がシートに転写され、この後、トナー像が転写されたシートは定着器117を通過する間に定着器117の加熱加圧によってトナー像が定着される。
【0030】
なお、シートの両面に画像を形成する場合、定着器117によって片面に画像が定着されたシートは、定着器117の下流側に設けた両面パス118を通ってスイッチバックローラ対121によってスイッチバックし、再度、画像形成部の感光体ドラム114と転写器116との間に送り込まれて、裏面にもトナー像が転写される。そして、定着器117でトナー像が定着されて外部(フィニッシャ119側)に排出される。
【0031】
(フィニッシャの内部構成)
図2は、フィニッシャ119の内部構成を表す図である。フィニッシャ119は、装置本体101から排出されたシートを順に取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して1つの束に束ねる処理、束ねたシート束をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込んだシートの後端付近に孔あけをするパンチ処理、ソート処理、ノンソート処理、製本処理などの各シート処理を行うものであり、折り装置400、処理部500等が設けられている。
【0032】
ここで、処理部500は、同図に示すように、装置本体101から搬送されたシートを内部に導くための入口ローラ対502と、入口ローラ対502の下流に設けられ、シートをノンソートモード及びソートモードの際にはソートパス552に、または折りモードの際には製本パス553に導くためのフラッパ551とを備えている。
【0033】
そして、ノンソートモードの場合には、フラッパ551によりソートパス552に導かれたシートは、正逆転可能な排紙ローラ対560の正転によりスタックトレイ18a,18b上に排紙される。
【0034】
なお、装置本体101とフィニッシャ119の間に搬送されてきたシートの後端付近に穿孔するパンチユニット(図示せず)も取り付けることが可能になっている。
【0035】
また、ソートモードの場合には、フラッパ551によりソートパス552に導かれたシートは、排紙ローラ対560の所定量の正転の後の逆転により中間トレイ(以下、処理トレイという)630上に積載される。なお、処理トレイ630上に束状に積載されたシートは、必要に応じて整合処理、ステイプラ601によるステイプル処理等が施された後、排紙ローラ対560により、上下方向に移動(自走)可能に構成されたスタックトレイ18a,18b上に排出される。
【0036】
一方、折り装置400は、綴じ手段である2対のステイプラ818と、シート束を折る折り手段である折りローラ対826を備えており、製本パス553からのシートは、収納ガイド820に収納され、さらにこの後、先端が上下方向に移動可能な位置決め部材823に接するまで搬送されるようになっている。
【0037】
ここで、折りローラ対826の収納ガイド側には収納ガイド820を挟んで突き手段である突出し部材825が設けられている。そして、この折りローラ対826に対向して設けられた突出し部材825を収納ガイド820に収納されたシート束に向けて突き出すことにより、シート束は折りローラ対826の折り部であるニップに押し出され、この折りローラ対826によって折りたたまれた後、サドル排出トレイ832に排出されるようになっている。
【0038】
(スタックトレイの昇降動作)
ところで、上下2つのスタックトレイ18a,18bは、図2に示すように、フィニッシャ本体にそれぞれ独立して上下方向に移動可能に取り付けられると共に、その内部にある移動手段であるスタッカモータ209a,209bの正逆転駆動をピニオンギヤ225により、支柱37の一部に形成されている不図示のラック部に伝達することで、スタックトレイ18a及び18bは夫々独立して上下動(昇降)することができるようになっている。
【0039】
図3(a)は、上部スタックトレイ18aをシート積載位置に配置し、下部スタックトレイ18bを初期位置に配置したことを表す図である。また、図3(b)は、上部スタックトレイ18aを退避位置に配置し、下部スタックトレイ18bをシート積載位置に配置したことを表す図である。
【0040】
本実施の形態において、第1トレイである上部スタックトレイ18aはシート排紙口36から排出されたシートを積載するシート積載位置と、排紙口36の上方の退避位置に移動可能で、かつシート積載位置に移動した後、積載シートの増加に伴って下降するようになっている。
【0041】
また、第2トレイである下部スタックトレイ18bは、初期位置であるHP(図3(a)参照)からシート積載位置(図3(b)参照)の間を移動可能となっており、下部スタックトレイ18bにシートを積載する場合には、上部スタックトレイ18aを退避位置に移動させた後、下部スタックトレイ18bをシート積載位置に移動させるようにしている。
【0042】
そして、この下部スタックトレイ18bは、シート積載位置に移動した後、積載シートの増加に伴って下降するようになっている。また、退避位置に移動している上部スタックトレイ18aにシートを積載する際には、上部スタックトレイ18aの下降を妨げないよう下部スタックトレイ18bが下降するようになっている。
【0043】
ここで、本実施の形態においては、このように上部スタックトレイ18aの下降に伴って下部スタックトレイ18bを下降させた際、下部スタックトレイ18bをHPまで下降させることなく、HPより上方に待機させるようにしている。これにより、この後、再度、下部スタックトレイ18bにシートを積載する場合、下部スタックトレイ18bのシート積載位置への移動時間を短縮することができるようにしている。
【0044】
一方、シートをスタックトレイ18a,18bに排紙するための排出口36には、図4に示すようにスタックトレイ18a,18b上に積載されたシートの最上面を検知するシートセンサ3が設けられており、このシートセンサ3により、積載されたシートが排出口36を塞がない位置にスタックトレイ18a,18bを移動することができる。
【0045】
ここで、このシートセンサ3は、前述のとおりフィニッシャ119の外側に向かって付勢されたフラグ(板状部材)11及びこのフラグ11がフィニッシャ119の内側へ押し込まれているか否かを検知する検知部10から構成されており、スタックトレイ18a,18b上のシートの最上面によってフラグ11がフィニッシャ119の内側に押し込まれなくなったことを検知することにより、排出口36が塞がれていないことを検知することができる。
【0046】
このようなフラグ式のシートセンサ3に限らず、赤外線などの光線をスタックトレイ18a,18bに積載されたシート側へ照射する発光部と、或いはスタックトレイ18a,18bの一方の側から他方の側へ(例えば、図4の前側から奥側へ)照射する発光部と、その光線を受光する受光部とを有し、この光線が受光されるか、さえぎられて受光できないか、によりスタックトレイ18a,18b上のシート上面の位置検知を行うことも可能である。
【0047】
これら検知手段により検知された位置検知信号をフィニッシャ本体に設けられた制御部860に入力するようにしている。なお、制御部860は、装置本体101側に設けられていても構わない。
【0048】
本実施の形態において、スタックトレイ18a,18b上に積載されたシートの最上面の位置と排出口36との距離を一定に保つため、及びスタックトレイ18a,18b上に積載されたシートがスノコ25にもたれかかるのを防止するために、スタックトレイ18a,18bを一旦下方に移動させた後、上昇させてシートセンサ3をオンさせる位置まで移動するようにしている。
【0049】
ところで、図4において、5は下部スタックトレイ18bに積載されたシートの上面を検知する上面検知手段である上面検知センサであり、この上面検知センサ5は、既述した図3に示す下部スタックトレイ18bのHPよりも上方に配置されている。
【0050】
そして、このような位置に上面検知センサ5を設けることにより、上部スタックトレイ18aにシートを積載する場合には、既述したように下部スタックトレイ18bをHPではなく、HPより上方の、この上面検知センサ5により下部スタックトレイ18b上に積載されたシートの上面が検知される位置に待機させるようにしている。
【0051】
そして、このように下部スタックトレイ18bをHPまで下降させることなく、HPよりも上方で待機させることにより、再度下部スタックトレイ18bにシートを積載する場合、既述したように下部スタックトレイ18bがシート積載位置まで移動する際の移動時間、即ちトレイ切換時間を短縮することができるようにしている。
【0052】
なお、図4において、1は積載シートが増加するにつれて徐々に下降するスタックトレイ18a,18bの下限位置を検知する第1下限センサであり、上面検知センサ5は、この第1下限センサ1の下方に配されている。また、29は下部スタックトレイ18bの下限位置を検知する第2下限センサである。
【0053】
そして、このように上面検知センサ5をスタックトレイ18a,18bの下降を規制する第1下限センサ1の下方に設けることにより、上部スタックトレイ18aにシートを積載する際、上面検知センサ5により積載シートの上面が検知される位置(以下、上部待機位置という)で待機している下部スタックトレイ18b上のシートに上部スタックトレイ18aが衝突するのを防ぐことができる。
【0054】
(シート排出処理)
次に、このように構成されたシート処理装置119のシート排出処理について説明する。
【0055】
例えば上部スタックトレイ18aにシートを排出した後、下部スタックトレイ18bにシートを積載する場合について説明する。制御部860は、まず上部スタックトレイ18aにシートの積載を行うため、スタッカモータ209a,209bを逆回転させ、図2に示すように下部スタックトレイ18bを上部待機位置、即ち紙面検知センサ5によりシート積載面が検知される位置まで下降させると共に、上部スタックトレイ18aを排出口36の下方のシート積載位置に移動させる。
【0056】
次に、このようにシート積載位置に移動した上部スタックトレイ18aにシートを排出積載し、所定枚数のシートの積載が終了した後、或いは上部スタックトレイ18aが満載状態となったとき、スタッカモータ209aを正回転させて上部スタックトレイ18aを排出口36より上方の退避位置へ移動させる。
【0057】
なお、このようにトレイの切り替えを行う場合は、まず上部スタックトレイ18aに積載されたシートの逆流を防ぐため、シャッタ部材(図示せず)を上昇させて排出口36を塞ぎ、この後、上部スタックトレイ18aを上昇させるようにする。
【0058】
次に、図5に示すように、シートセンサ3が下部スタックトレイ18bの上面または下部スタックトレイ18bに積載されたシートの上面を検知するまで下部スタックトレイ18bを上昇させてシート積載位置に移動させ、シャッタ部材(図示せず)を下降させて排出口36を開放させ、この後、下部スタックトレイ18bにシートを積載する。
【0059】
なお、下部スタックトレイ18bにシートを積載する際、下部スタックトレイ18bのシートは排出口36より上方に達することはないので、既に排出口36より上方の退避位置へ移動されている上部スタックトレイ18aの位置は下部スタックトレイ18b上に積載されたシートの最上面より上方となる。
【0060】
ところで、このように下部スタックトレイ18bにシートを積載した後、再び上部スタックトレイ18aにシートを積載する場合は、まず下部スタックトレイ18bを、紙面検知センサ5により積載シートの上面が検知される位置まで下降させた後、停止させて待機させるようにしている。
【0061】
なお、本実施の形態においては、下部スタックトレイ18bを一旦、紙面検知センサ5により積載シート上面が検知されてから、検知出来ない下方位置まで移動した後、上昇させて紙面検知センサ5により検知される位置まで移動するようにしている。
【0062】
次に、図6に示すように上部スタックトレイ18aを排出口36の下方に移動させた後、シートSを上部スタックトレイ18aに排出積載する。なお、このようにトレイの切り替えを行う場合は、まず上部スタックトレイ18aに積載されたシートSの逆流を防ぐため、シャッタ部材(図示せず)を上昇させて排出口36を塞ぎ、この後、上部スタックトレイ18aを下降させるようにする。その後、シャッタ部材(図示せず)を下降させて排出口36を開放する。
【0063】
そして、この後、上部スタックトレイ18aに順次シートSが排出されると、上部スタックトレイ18aは徐々に下降し、やがて上部スタックトレイ18a(の下端)が下限センサ1により検知される。
【0064】
ここで、このように下限センサ1により検知されると、この後、上部スタックトレイ18aは上方の待機位置に移動すると共に、下部スタックトレイ18bが図7に示す位置からシート積載位置まで上昇する。
【0065】
ここで、上部スタックトレイ18aにシートが積載される際、下部スタックトレイ18bは、図7に示すように、上部待機位置で待機しているので、短い時間で積載シート上面がシート積載位置に達する位置まで移動することができる。そして、この後、下部スタックトレイ18bにシートが積載される。
【0066】
図8は、トレイ切換動作を繰り返すことにより、上部スタックトレイ18a及び下部スタックトレイ18bが満載状態となった状態を示す図である。このように、スタックトレイ18a,18bが満載状態となり、上部スタックトレイ18a上からシートSが取り除かれると、上部スタックトレイ18aに設けられたシート有無検知センサ7からの信号により、制御部860はシート積載位置まで上部スタックトレイ18aを上昇させる。
【0067】
また、下部スタックトレイ18b上からシートSが取り除かれると、下部スタックトレイ18bに設けられたシート有無検知センサ9からの信号により、制御部860は上部待機位置まで下部スタックトレイ18bを上昇させる。これにより、スタックトレイ18a,18bに対するシートの排出が継続される。
【0068】
なお、本実施の形態において、図4に示すように上面検知センサ5と第2下限センサ29との距離X2を、第1下限センサ1とシートセンサ3との距離X1と同じか距離X1よりも長く設定している。これにより、積載シートSの増加に伴って下部スタックトレイ18bが下降して第1下限センサ1に検知され、この後、第2下限センサ29に検知される位置まで下降するまでに、下部スタックトレイ18bに積載されたシートSの上面が上面検知センサ5により検知されることができる。これにより、第2下限センサ29による下部スタックトレイ18bのシート上面検知を確実に行うことができる。
【0069】
このように、上部スタックトレイ18aにシートSを積載する際、下部スタックトレイ18bにシートが満載されていない限り、下部スタックトレイ18bをHP、すなわち下部スタックトレイ18bの下限位置よりも上方の位置で待機させることにより、スタックトレイ18a,18bの切換時間を短縮することができ、生産性を向上させることができる。
【0070】
また、上面検知センサ5を、第1下限センサ1の下方で、かつHPよりも上方に設けることにより、待機している下部スタックトレイ18b上のシートに、下降する上部スタックトレイ18aが衝突するのを防ぐことができる。
【0071】
(上面検知動作詳細)
図9〜図14は、シートセンサ3により、上部スタックトレイ18a上に積載されたシートの上面を検知するときの様子を表したものである。
【0072】
(A)シート積載時の動作
図9は、上部スタックトレイ18aにシートを積載後、随時その上面を検知する様子を表した図である。(D0)は上部スタックトレイ18a上にシートがない場合にその上面がシートセンサ3に検知される検知位置を表している。図9(a)では上部スタックトレイ18a上にシートが積載されており、上部スタックトレイ18aが(D0)より下にいる。
【0073】
図9(a)の位置でシートを積載した後、上部スタックトレイ18aは下降を始める。図9(b)まで下降した所で、シートセンサ3のフラグ11は回動し検知部10がOFFになる。このとき、積載紙上面が(D0)の位置にある。そこからさらにL2だけ上部スタックトレイ18aが下降し、その間検知部10がずっとOFFであったときに、制御部860は検知部10のOFFを確定し、図9(c)に示す位置で上部スタックトレイ18aの下降動作を停止する。
【0074】
その後、上昇させてシートセンサ3の検知部10をONさせる位置まで移動し、上面検知動作を終了する。本実施例ではL2=0、即ち、検知部10がOFFになってすぐに制御部860はOFFを確定する。
【0075】
(B)トレイ切り替え時の動作
図10、図11は上部スタックトレイ18aが退避位置から下降してくるときの上面を検知する様子を表した図である。
【0076】
図10(a)は退避位置から下降途中を表しており、上部スタックトレイ18aは、シートセンサ3の検知位置(D0)より上にいる。上部スタックトレイ18aを下降させることで、図10(b)に示すようにシートセンサ3のフラグ11が回動し、検知部10がON状態になる。
【0077】
そして、上部スタックトレイ18aは、図11(a)に示す位置まで下降し、シートセンサ3のフラグ11が回動して、検知部10がOFFになる。このとき、積載紙上面が(D0)の位置にある。
【0078】
その後、L1だけ下降し、その間検知部10がずっとOFFであったときに、その位置(D1)で制御部860は検知部10のOFFを確定し、上部スタックトレイ18aの下降動作を停止する。
【0079】
その後、上昇させてシートセンサ3の検知部10をオンさせる位置まで移動し、上面検知動作を終了する。L1の値は、L1>L2であり、かつ、後述する隙間の長さG以上に設定してある。
【0080】
(C)カール紙積載状態でのトレイ切り替え動作
図12〜図14は、積載されたシートがカールしている場合の、上部スタックトレイ18aが退避位置から下降してくるときのシート最上面を検知する様子を表した図である。
【0081】
前述のように、カールしたシートが上部スタックトレイ18aに積載され、上部スタックトレイ18aが退避位置から下降してくる場合、カールしたシートがスノコ25にもたれかかることで、図12に示すように、上部スタックトレイ18aとシート最下面の間に隙間Gが形成される。
【0082】
図12(a)は退避位置から下降途中を表しており、上部スタックトレイ18aは、シートセンサ3の検知位置(D0)より上にいる。上部スタックトレイ18aを下降させることで、図12(b)に示すようにシートセンサ3のフラグ11が回動し、検知部10がON状態になる。
【0083】
そして、上部スタックトレイ18aは、図13(a)に示す位置まで下降し、シートセンサ3のフラグ11が回動して、検知部10がOFFになる。このとき、上部スタックトレイ18a上面が(D0)の位置にある。
【0084】
その後、図13(b)に示すようにL1だけ下降する。その間検知部10がずっとOFFであることができず、その途中で、シートセンサ3のフラグ11は再び反時計周りに回動し、検知部10はONになる。
【0085】
よって、L1だけ下降した位置(D1)では制御部860は検知部10のOFFを確定できず、上部スタックトレイ18aは下降動作を続行する。そして、図14(a)に示す位置まで下降する。このとき、シートセンサ3のフラグ11は、回動し検知部10がOFFになり、積載シート上面が(D0)の位置にある。
【0086】
その後、図14(b)に示すようにL1だけ下降する。その間検知部10がずっとOFFであるので、その位置(D1)で制御部860は検知部10のOFFを確定し、上部スタックトレイ18aの下降動作を停止する。その後、上昇させてシートセンサ3の検知部10をオンさせる位置まで移動し、上面検知動作を終了する。
【0087】
このような動作が行われるので、シートが排出口を塞ぐことはなく、確実に積載紙の上面を検知することができる。
【0088】
本実施例では、スタックトレイ18a,18b上にシートを積載させた状態での動作を説明したが、全くシートがない状態でも同様の動作を行ってよいのはもちろんである。
【0089】
また、図4において、上部スタックトレイ18aが退避位置から下降してくるときに、シート有無検知センサ7がONされていて、シートが積載されていると判断したときは、上述の(B)の動作を行うようにしてもよい。即ち、L1の下降でその間検知部10がずっとOFFであるなら検知部10のOFFを確定する。この場合も、前述と同じようにL1>Gとなるよう設定する。シート有無検知センサ7がOFFされていて、シートがないと判断したときは、上述の(A)のように、L2(<L1)だけの下降でその間検知部10がずっとOFFであるなら検知部10のOFFを確定するようにしてもよい。これにより、シートが積載されていないときの動作時間をより短縮させることができる。
【0090】
また、下部スタックトレイ18bに対してシートを排出、積載するときも、シートセンサ3と同様な動作を行うことができる。
【0091】
また、下部スタックトレイ18bとシート有無検知センサ9においても、同様に動作させることが可能である。例えば、L1下降させてから検知部10のOFFを確定させても良いし、下部スタックトレイ18b上にシートがあるかどうかを検知するシート有無検知センサ9と組み合わせて同様にL1とL2を使い分けても良い。
【0092】
なお、以上の説明においては、シート処理として綴じ処理を行うシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置の場合を例にあげて述べてきたが、本発明はこれに限らずシート処理として穿孔処理を行うものにも適用することができることは言うまでもない。
【0093】
また、これまでは2つのトレイを備えたシート処理装置について述べてきたが、1つまたは、3つ以上のトレイを備えたものにも適用することができることは言うまでもない。
【0094】
【発明の効果】
以上のように、請求項1及び3記載の発明によれば、積載手段排出手段の上方から下方に下降させる場合の方が、排出手段から排出されるシートを排出手段の下方に位置する積載手段により順次積載させる際に積載手段を下降させる場合よりも、フラグが第2の位置から第1の位置に変位したことを検知部により検知されたときからの積載手段の下降量が大きくなるよう駆動手段を制御するので、カールしたシートを積載していても、シート排出口を塞ぐことなく正確に積載手段上のシートの上面検知を行うことができる。
【0095】
また、請求項2及び3記載の発明においても同様に、積載手段排出手段の上方から下方に下降させる場合において、シート検知手段の検知結果がシート有りを示す場合の方が、シート無しを示す場合よりも、フラグが第2の位置から第1の位置に変位したことを検知部により検知されたときからの積載手段の下降量が大きくなるよう駆動手段を制御するので、カールしたシートを積載していても、シート排出口を塞ぐことなく正確に積載手段上のシートの上面検知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。
【図2】フィニッシャ119の内部構成を表す図である。
【図3】(a)は、上部スタックトレイ18aをシート積載位置に配置し、下部スタックトレイ18bを初期位置に配置したことを表す図である。(b)は、上部スタックトレイ18aを退避位置に配置し、下部スタックトレイ18bをシート積載位置に配置したことを表す図である。
【図4】フィニッシャ119の内部構成を表す図である。
【図5】スタックトレイ18bを上昇させてシート積載位置に移動させたことを表す図である。
【図6】フィニッシャ119の内部構成を表す図である。
【図7】上部スタックトレイ18aが下限センサ1に検知され、満載状態となったことを表す図である。
【図8】フィニッシャ119の内部構成を表す図である。
【図9】上部スタックトレイ18aにシートを積載後、随時その上面を検知する様子を表した図である。
【図10】上部スタックトレイ18aが退避位置から下降してくるときの上面を検知する様子を表した図である。
【図11】上部スタックトレイ18aが退避位置から下降してくるときの上面を検知する様子を表した図である。
【図12】積載されたシートがカールしている場合の、上部スタックトレイ18aが退避位置から下降してくるときのシート最上面を検知する様子を表した図である。
【図13】積載されたシートがカールしている場合の、上部スタックトレイ18aが退避位置から下降してくるときのシート最上面を検知する様子を表した図である。
【図14】積載されたシートがカールしている場合の、上部スタックトレイ18aが退避位置から下降してくるときのシート最上面を検知する様子を表した図である。
【図15】従来例を表す図である。
【図16】従来例を表す図である。
【符号の説明】
3 シートセンサ
7 シート有無検知センサ
9 シート有無検知センサ
10 検知部
11 フラグ
18a 上部スタックトレイ
18b 下部スタックトレイ
209a スタッカモータ
209b スタッカモータ
560 排紙ローラ対
860 制御部

Claims (3)

  1. シートを排出する排出手段と、
    前記排出手段によって排出されたシートを順次積載する積載手段と、
    前記積載手段を上昇及び下降させる駆動手段と、
    前記積載手段及び前記積載手段上のシートを検知するために所定の高さに設けられたフラグであって、前記積載手段及び前記シートに接触しないとき第1の位置に位置し、前記積載手段及び前記シートに接触しているとき第2の位置に位置するフラグと、
    前記フラグの位置を検知する検知部と、
    前記積載手段前記排出手段の上方から下方に下降させる場合の方が、前記排出手段から排出されるシートを前記排出手段の下方に位置する前記積載手段により順次積載させる際に前記積載手段を下降させる場合よりも、前記フラグが前記第2の位置から前記第1の位置に変位したことを前記検知部により検知されたときからの前記積載手段の下降量が大きくなるよう前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. シートを排出する排出手段と、
    前記排出手段によって排出されたシートを順次積載する積載手段と、
    前記積載手段を上昇及び下降させる駆動手段と、
    前記積載手段上のシートの有無を検知するシート検知手段と、
    前記積載手段及び前記積載手段上のシートを検知するために所定の高さに設けられたフラグであって、前記積載手段及び前記シートに接触しないとき第1の位置に位置し、前記積載手段及び前記シートに接触しているとき第2の位置に位置するフラグと、
    前記フラグの位置を検知する検知部と、
    前記積載手段前記排出手段の上方から下方に下降させる場合において、前記シート検知手段の検知結果がシート有りを示す場合の方が、シート無しを示す場合よりも、前記フラグが前記第2の位置から前記第1の位置に変位したことを前記検知部により検知されたときからの前記積載手段の下降量が大きくなるよう前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とするシート処理装置。
  3. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    請求項1又は2に記載のシート処理装置とを有することを特徴とする画像形成装置。
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