JPH0881112A - シート仕分け装置 - Google Patents

シート仕分け装置

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JPH0881112A
JPH0881112A JP6220296A JP22029694A JPH0881112A JP H0881112 A JPH0881112 A JP H0881112A JP 6220296 A JP6220296 A JP 6220296A JP 22029694 A JP22029694 A JP 22029694A JP H0881112 A JPH0881112 A JP H0881112A
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JP
Japan
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sheet
discharging
roller
paper
discharge
Prior art date
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Pending
Application number
JP6220296A
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English (en)
Inventor
Minoru Kawano
実 川野
Masaaki Sekiguchi
政明 関口
Shigeya Yukimi
重弥 行実
Hirotaka Kataoka
裕隆 片岡
Hirohiko Okabe
宏彦 岡部
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Priority to EP95306338A priority patent/EP0702276B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフト手段から排出されたシートを排紙手段
により減速排紙するとき、シートが排出ローラや押圧部
材やガイド部材に衝突して排紙不良やシート損傷発生を
防止して安定して排紙トレイ上に排出・積載する。 【構成】 通常のシート排出時には、駆動手段がオフ状
態で、前記減速排紙押圧部材は上ガイド板の更に上方の
位置に退避し、下ガイド板は下ローラのシート圧接面よ
り下方の停止位置にあり、排出されるシートは減速排紙
押圧部材と排紙下ローラに接触することなく排紙トレイ
に排出され、シートを仕分け搬送するときには、排出シ
ートのシフト完了後に、制御手段が駆動手段を制御して
減速排紙押圧部材を排紙下ローラに圧接させるととも
に、下ガイド板を下ローラ圧接位置より下方に移動さ
せ、シートを排紙トレイに排出可能にするシート仕分け
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機やプリ
ンタ等の画像形成装置により画像を記録された記録紙
(シート)を、排紙トレイ上で所望の設定枚数毎に仕分
けるためのシート仕分け装置に関し、特に高速処理の画
像形成装置やソータやシート後処理装置等に対応出来る
シート仕分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像記録されたシートを所望の設定枚数
毎に排紙トレイ上で仕分け排紙して載置するシート仕分
け装置として、搬送経路に沿って排出されるシートを、
一対のローラにより圧接挟持して排紙方向と直交する方
向に移動させるシフト手段と、該シフト手段の排紙方向
下流側であってシートを挟持して排紙トレイに排出する
排出手段との間で、設定枚数ごとにシートの排出位置を
変えてシートを仕分けするシート仕分け装置が知られて
いる(特開昭62-16982号公報、特開平3-3862号公報
他)。
【0003】この種のシート仕分け装置においては、先
ず、一対のローラの支軸を、そのスラスト方向に平行移
動させるシフト手段により排紙方向と直交する方向に移
動させてシートを横方向にシフトさせ、次いで該シート
の後端部が前記シフト手段を通過後に、搬送方向下流側
の排出手段によってシートを挟持して排紙トレイ上に排
出している。この動作を繰り返す事により、後続のシー
トを排紙トレイ上に所望の設定枚数毎に仕分けする。
【0004】一方、画像形成装置より排紙される画像記
録済の複数枚のシートを、コピー部数ごとに丁合してス
テープラにより綴じ合わせる装置としてフィニッシャと
呼ばれるシート後処理装置が利用されている。このフィ
ニッシャは画像形成装置本体と機能が接続されていて、
コピープロセスのシーケンス作動に対応して駆動される
ようになっている。従ってコピープロセスを高速で処理
することの可能な画像形成装置に対しては、そのスピー
ドに追従して機能を果すことの出来る高速処理の可能な
フィニッシャが必要とされる。
【0005】このような高速処理の可能なフィニッシャ
に対しても、大量のシートを仕分け可能なシート仕分け
装置が装備されている。また、画像形成装置から多数枚
のコピーをとる場合に自動的に丁合い及び仕分けをする
ソータにも前記シート仕分け装置を設けたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのシー
ト仕分け装置では、シフト手段から排出されたシートが
離間状態の排紙手段、例えば一対の排紙ローラ間を通過
するとき、シートの先端部が前記排紙ローラの上ローラ
または下ローラに突き当たり、シート先端部が損傷した
り排出不良を発生させることがある。
【0007】また、前記排紙手段の一対のローラの圧接
力をシート全幅に亙って均一な一定圧力にすることは困
難である。特に、上ローラを支軸に固定した複数の押圧
レバーとした場合には、部品の精度、組み立て精度、支
軸の湾曲等により、各押圧レバーの下ローラへの圧接力
を一定にすることは難しく、圧接力が不均一になること
で、シート全幅の搬送力がばらつき、シートの斜行や皺
発生等の問題が発生する。
【0008】更に、前記押圧レバーを揺動させる駆動源
(例えば電磁ソレノイド)をシート仕分け装置の固定機
枠に設置すると、前記ソレノイドのストロークを一定に
することは難しく、またストロークが大きくなるとソレ
ノイドの容量、外形が大きくなり、駆動力伝達手段の構
造も複雑になる。
【0009】更にまた、前記排紙ローラと押圧レバーと
の圧接位置から排出されるシートの後端部が舞い上がっ
て排紙トレイ上でシート束が不揃いになったり、また、
該排紙トレイ上を自重で滑落して後端ストッパに突き当
たらず、シート後端部が停滞して後続の排紙シート先端
部と干渉して、排紙不良を発生する問題がある。
【0010】本発明の目的は、上記の問題点を解決して
改良した結果、毎分90〜100枚程度の高速プリントの画
像形成装置にも充分対応可能な多数枚のシートを揃えて
ステープルなどの後処理をして、シート束の折れや皺発
生を防止し、円滑に排出出来るシート後処理装置(フィ
ニッシャ)を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、搬送経路に
沿って排出されるシートを、一対の排紙ローラにより圧
接挟持して排紙方向と直交する方向に移動させるシフト
手段と、該シフト手段の排紙方向下流側であってシート
を挟持して排紙トレイに排出する排出手段とにより、設
定枚数ごとにシートの排出位置を変えてシートを仕分け
するシート仕分け装置において、前記排出手段を、前記
シートを排出可能にする回転可能な排紙下ローラと、該
排紙下ローラに圧接・離間する移動可能な減速排紙押圧
部材と、前記排紙下ローラのシート搬送面を埋没・露出
可能に移動する下ガイド板と、前記排紙下ローラ上方に
設けた搬送シート案内用上ガイド板と、前記減速排紙押
圧部材と前記下ガイド板とを移動可能に駆動する駆動手
段と、前記搬送経路の所定位置に設けたシート通過検出
センサの検出信号により前記駆動手段を制御する制御手
段とから構成し、通常のシート搬送時には、前記駆動手
段がオフ状態で、前記減速排紙押圧部材は前記上ガイド
板の更に上方の位置に退避し、下ガイド板は前記下ロー
ラのシート圧接面より上方の停止位置にあり、搬送され
るシートは前記減速排紙押圧部材と排紙下ローラに接触
することなく排紙トレイに排出され、シートを仕分け搬
送するときには、排出シートのシフト完了後に、前記制
御手段が駆動手段を制御して前記減速排紙押圧部材を前
記排紙下ローラに圧接させるとともに、前記下ガイド板
を前記下ローラ圧接位置より下方に移動させ、シートを
前記排紙トレイに排出可能にすることを特徴とするシー
ト仕分け装置によって達成される。
【0012】また、上記目的は、前記排出手段を、前記
シートを排出可能にする回転可能な排紙下ローラと、該
排紙下ローラに圧接・離間する移動可能な減速排紙押圧
部材と、前記排紙下ローラのシート搬送面を埋没・露出
可能に移動する下ガイド板と、前記排紙下ローラ上方に
設けた搬送シート案内用上ガイド板と、前記減速排紙押
圧部材と前記下ガイド板とを移動可能に駆動する駆動手
段と、前記シフト手段を駆動する駆動源と、搬送経路の
所定位置に設けたシート通過検出センサと、該センサの
検出信号により前記駆動手段及び駆動源を制御する制御
手段とから構成し、通常のシート搬送時には、前記駆動
源がオフの状態で、前記シート通過検出センサによるシ
ート通過検出信号は、前記制御手段を介して前記排紙手
段の駆動手段を駆動し、前記搬送経路から搬送されたシ
ートを初期位置にある前記シフト手段、前記排紙手段を
経て前記排紙トレイに排出し、シートの仕分け搬送時に
は、前記シート通過検出センサによるシート通過検出信
号から前記制御手段により前記シフト手段の駆動源を制
御駆動するとともに前記排出手段の駆動手段を制御して
前記減速排紙押圧部材と下ガイド板とを駆動してシフト
されたシートを前記排紙トレイに排出するようにしたこ
とを特徴とするシート仕分け装置によって達成される。
【0013】更に上記目的は、前記排出手段を、前記シ
ートを排出可能にする複数のローラ部を有し駆動回転可
能な排紙下ローラと、該排紙下ローラの複数のローラ部
に圧接・離間する複数の押圧レバー部材と該押圧レバー
部材を揺動自在に支持する支軸とから成る減速排紙押圧
部材と、前記減速排紙押圧部材を駆動する駆動手段と、
前記搬送経路の所定位置に設けたシート通過検出センサ
の検出信号により前記駆動手段を制御する制御手段とか
ら構成し、前記減速排紙押圧部材の複数の押圧レバー部
材は、前記支軸に揺動可能に軸着され、かつそれぞれば
ね付勢されて、複数の各押圧レバー部材は前記下ローラ
の複数の各ローラ部に均一に圧接するようにしたことを
特徴とするシート仕分け装置によって達成される。
【0014】更にまた、上記目的は、前記排出手段を、
前記シートを排出可能にする複数のローラ部を有し駆動
回転可能な排紙下ローラと、該排紙下ローラの複数のロ
ーラ部に圧接・離間する複数の押圧レバー部材と該押圧
レバー部材を揺動自在に支持する支軸とから成る減速排
紙押圧部材と、前記シート減速排紙部材を駆動する駆動
手段と、前記搬送経路の所定位置に設けたシート通過検
出センサの検出信号により前記駆動手段を制御する制御
手段とから構成し、前記減速排紙押圧部材の複数の押圧
レバー部材のシート接触面を、前記排紙下ローラに圧接
してシートを減速排出させるための押圧面と、排出され
るシートの後端部を前記排紙トレイ側に落下させる規制
面と、自重で落下してくるシート後端部を排紙下ローラ
の下方に案内する案内面とから構成したことを特徴とす
るシート仕分け装置によって達成される。
【0015】更にまた、上記目的は、前記排出手段を、
前記シートを排出可能にする複数のローラ部を有し駆動
回転可能な排紙下ローラと、該排紙下ローラの複数のロ
ーラ部に圧接・離間する複数の押圧レバー部材と該押圧
レバー部材を揺動自在に支持する支軸とから成る減速排
紙押圧部材と、前記シート減速排紙部材を駆動する駆動
手段と、前記搬送経路の所定位置に設けたシート通過検
出センサの検出信号により前記駆動手段を制御する制御
手段とから構成し、前記減速排紙押圧部材を前記排紙下
ローラに揺動して圧接する駆動手段を、前記減速排紙押
圧部材を支持する揺動可能な支持板上に装着したことを
特徴とするシート仕分け装置によって達成される。
【0016】
【実施例】次に、この発明のシート仕分け装置を備えた
シート後処理装置の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
【0017】図1はシート後処理装置を備えた複写機の
全体構成図であり、100は複写機本体、200は給紙ユニッ
ト(PFU装置)、300は循環式の自動原稿搬送装置
(RDH装置)、400はシート後処理装置(フィニッシ
ャ、以下FNS装置とも称す)である。
【0018】複写機本体100は、走査露光部110、画像形
成部120、給紙部130、搬送部140、定着部150、排紙切換
部160、複数の給紙カセット170及び両面記録用シート再
給紙装置(ADU装置)180から構成されている。
【0019】図中一点鎖線はシートPの搬送経路を示
す。複写機本体100下部の給紙カセット170、または給紙
ユニット(PFU装置)200に収容されたシートPが、
画像形成部120により画像形成されたのち、搬送部140
と、定着部150、排紙切換部160を経てFNS装置400に
収容されるメインルートと、前記排紙切換部160から分
岐されたシートPがADU装置180に一旦ストックされ
たのち、再給送されて複写機本体100の給紙部130に至る
循環ルートとから成る。
【0020】RDH装置300の原稿載置台上に積載され
た原稿Dは、複写機本体100の操作パネル上のコピー釦
の操作により、給紙が開始され、給紙部301を経て搬送
ベルト302によりプラテンガラス111上に搬送され露光位
置に設置される。
【0021】該原稿Dは前記走査露光部110の作動によ
り原稿画像の露光走査を受けて読み取りが行われ、読取
終了後に搬送ベルト302が再び回動して給送され、反転
排紙路303を経由して原稿載置台上の原稿束の最下層に
収納される。
【0022】尚、以上原稿Dの循環給紙について述べた
が、前記RDH装置300は自動原稿給紙装置(ADF)
の機能も備えていて、その場合画像の読み取りを終えた
原稿Dは直進し、排紙ローラを介して排紙トレイ304上
に排出、積層される。
【0023】露光走査により得られた原稿Dの複写画像
は、複写機本体100の画像処理プロセスを経て給紙カセ
ット170もしくはPFU装置200より給紙されるシートP
に記録される。
【0024】画像を記録したシートPは、前記のADU
装置180に一旦給送されて表裏反転し、画像面を下向に
した姿勢で排紙切換部160より排紙され、本発明のFN
S装置400に給紙される。
【0025】図2は前記FNS装置400の構成を示す断
面図である。該FNS装置400はシートPの受け入れロ
ーラ401が複写機本体100の排紙口と合致するよう位置と
高さを調節して設置され、複写機本体100の作動に対応
して駆動されるよう制御系に接続される。
【0026】前記受け入れローラ401の後方に接続する
シートPの搬送路は上段のオフセット搬送路410(第1
搬送路)と中段の第2の搬送路420及び下段の第3搬送
路430の3系統に分岐されていて、切替ゲートG1及び
G2の占める角度の選択によりシートPが何れかの搬送
路に給送されるようになっている。U1は上記第1搬送
路を構成する第1ユニット、U2は第2搬送路を構成す
る第2ユニット、U3は第3搬送路を構成する第3ユニ
ットである。
【0027】前記の第2搬送路420及び第3搬送路430
は、搬送下流側の各端部に案内ベルト422及び432を備
え、シートP後端をステープラ部に送り込む。また各案
内ベルト422及び432に対向する位置には、それぞれ排出
爪424及び434を突設した排出ベルト(タイミングベル
ト)425,435と、これ等の各排出ベルト425,435を挟む
位置に第1スタッカ426及び第2スタッカ436がそれぞれ
所定の傾斜角をもって設置されている。上記案内ベルト
422,432を巻回する各3個のローラのうち、最下方のロ
ーラを羽根車423,433にすることにより、シートPがス
イッチバックするとき該羽根車423,433の摺接作用によ
り後述のストッパ441,451に確実に当接するようにして
もよい。
【0028】更に、前記の第1スタッカ426及び第2ス
タッカ436の各下端部に対向する位置には第1ステープ
ラST1及び第2ステープラST2が配置されている。
【0029】前記第1のスタッカ426のシート搬送下流
側で、FNS装置400のシート排紙部近傍には、上下一
対の排紙ローラから成る第1の排紙手段460が設けてあ
る。同様にして第2のスタッカ436の下流側には第2の
排紙手段470が設けてある。
【0030】更に、FNS装置400の右側部には、排紙
トレイ昇降手段480が配置されている。該排紙トレイ昇
降手段480には、複数のガイドローラ481に係合して上下
動する前後に一対の支持部材482が設けられていて、該
支持部材482に第1排紙トレイT1と第2排紙トレイT
2がそれぞれ挟持されて別々に上下動する。
【0031】前記の各ステープラST1,ST2、スタ
ッカ426,436、排出ベルト425,435等は前後一対の各ユ
ニットU2,U3の各基板に支持され、それぞれに設け
た一対のガイドレールR1,R2を介してFNS装置40
0内に着脱する構造となっているので、装置の図示手前
側を扉によって解放出来るように構成すれば、前記のス
テープラ等をユニットの状態で取り外すことが出来て、
ジャム処理等のメンテナンスを容易に行うことが出来
る。
【0032】前記一対の支持部材482は個別の専用モー
タM1,M2とプーリ483の間に張架した昇降ワイヤ484
に固定されていて、モータM1,M2の回転により前記
の第1排紙トレイT1及び第2排紙トレイT2が個別に
上下方向に平行移動されるようになっている。
【0033】複写機本体100及びFNS装置400に内蔵す
る制御回路は図3のブロック図に示すような基本回路か
ら構成されている。コピー操作の開始に先立ち、排紙モ
ード(ステープルモード又はノンソートモード)が選択
され、原稿枚数とコピー部数の設定が行われる。
【0034】綴じ合わせ不要のノンソートモードに設定
されたときには、切替えゲートG1,G2は初期状態に
保持されて、シートPは直進して、受け入れローラ40
1、中間ローラ402、搬送ベルト403、排出ローラ405によ
り成る第1搬送路(オフセット搬送路)410を経て機外
に排出され上段の第1排紙トレイT1上に載置収納され
る。
【0035】また排紙モードにオフセットモードが選択
された場合には、前記の切替ゲートG1とG2が初期状
態に保持されて、シートPは上向き給送されて第1の搬
送路410に給紙されて搬送ベルト403、オフセットローラ
対404及び排出ローラ405を介して第1排紙トレイT1の
上に排出される。駆動ローラと従動ローラとから成る一
対の前記オフセットローラ対404は図面に対し垂直方向
に往復動の出来るオフセット駆動部を備えていて、排出
されるシートPの後端通過検知(S4)後にシフト駆動
してシートPを部数別に排紙に対し左右方向にジグザグ
状に積み重ねて容易に仕分け出来るように構成されてい
る。
【0036】排紙モードに綴じ合わせモードが選択され
た場合、前記の切替ゲートG2は回動し、受け入れロー
ラ401によって給送されるシートPは直進して第2の搬
送路420に給紙され、第2ユニットU2内の案内ベルト4
22を介して一旦前記第1スタッカ426の上に押し上げ載
置されるが、この際シートPの後端部は案内ベルト422
の回転とシートPの自重とにより第1のスタッカ426上
を滑落し、前記第1ステープラST1の綴じ込み部(シ
ート受け渡し手段440のストッパ441)へと誘導される。
【0037】原稿Dの枚数に該当する1部目のシートP
の最終紙がセンサS1で検知された後、前記の切替ゲー
トG1が回動して、2部目のシートPは下向きに給送さ
れて第3の搬送路430に給紙され、前述同様案内ベルト4
32の作用により第2スタッカ436の上に押し上げ載置を
開始される。尚、第3ユニットU3の受け渡し部450は
第2ユニットU2のシート受け渡し手段440と同一構造
をなす。
【0038】一方では2部目のシートPの給紙の間に、
積層を終了した前記の1部目のシートPは第1ステープ
ラST1の作動により綴じ合わせが行われ、そのあと受
け渡しレバー442の押し戻し動作により第1スタッカ426
の上を重力に抗して所定の位置まで押し上げ保持され
る。
【0039】前記の第1排出ベルト425がモータ駆動に
より歯車やベルトによる動力伝達手段を介して回動を開
始し、排出爪424によりシートPの後端面を押し上げて
1周したのち停止するまでの間に綴じ合わせをした1部
目のシートPの束を前記の第1排紙トレイT1の上に排
出する。
【0040】またこの間に、2部目のシートPの積層が
終了して、前記の切り替えゲートG2を再び復帰させる
とともに、第2ステープラST2の作動により2部目の
シートPの綴じ合わせをした2部目のシートPの束が前
記の第2排紙トレイT2の上に排出される。
【0041】このように画像を記録した複数部のシート
Pを時間差を特におくことなく、上下2箇所で並行して
丁合いし、綴じ合わせることができるので、シートPの
後処理が迅速に行われることになる。
【0042】また、シートPの排出量に応じて前記のモ
ータM1,M2が作動して、処理枚数に応じただけ前記
の第1の排紙トレイT1および第2の排紙トレイT2を
下降させて、シートPの排出積載を可能とする。
【0043】図4は第1搬送路(オフセット搬送路)41
0の排紙部近傍の断面図、図5は該排紙部の平面図であ
る。
【0044】前記第1の搬送路410の切り替えゲートG
1,G2,G3を経由して搬送されるシートPは、並行
配置されて回動する複数本の搬送ベルト403と、複数本
の固定ワイヤ4033とに挟持されて斜め上方に搬送され、
上ガイド板406A,406Bと、下ガイド板406Cとの間に
搬送通路を通過して、オフセットローラ対404に向か
う。前記搬送ベルト403は、駆動軸4031に固定された駆
動ローラ4032に巻回されて回動される。駆動軸4031の一
方の軸端には歯付プーリP1に固定され、図示しないモ
ータから歯付ベルトB1を介して駆動回転される。な
お、前記上ガイド板406Aの一部には、シート後端通過
検知用のセンサS4が固設されている。
【0045】前記駆動軸4031の軸端には、もう一つの歯
付プーリP2が固定されていて、歯付ベルトB2を介し
て中間軸408と歯付プーリP3と歯車G1とを一体に回
転させる。該歯車G1は揺動軸409の軸端に固定された
歯車G2および歯付プーリP4を一体に回転させる。ま
た揺動軸409の軸端には、軸方向に長い歯車G3が固定
され、該歯車G3は前記オフセットローラ対404の下ロ
ーラ4042の回転軸4043の軸端に固定した歯車G4を軸方
向にシフトさせたときにも(図示破線位置)常時歯合し
て回転を伝達する。
【0046】前記オフセットローラ対404は、圧接して
回転可能な一対のローラ(上ローラ4041、下ローラ404
2)であって、上下一対の可動ガイド板407(上ガイド板
407A、下ガイド板407B)と一体に構成されていて、シ
ート搬送方向と直交する方向に往復動(シフト)可能で
ある。即ち、ローラシフト用モータM3は、ウォーム歯
車G5、ウォームG6、歯車G7,G8を介してカム軸
4111およびカム411を回転させる。該カム411は、前記可
動下ガイド板407Bの側壁に当接して、該可動下ガイド
板407Bおよびこれと一体をなす可動上ガイド板407A、
オフセットローラ対404を軸方向に移動させる(図4の
紙面垂直方向、図5の矢示方向)。4071は可動ガイ
ド板407Bの復帰ばねである。S26は前記カム411の
ホームポジションと検知するセンサである。なお、図
中、可動ガイド板407Bのシフト案内部は省略してあ
る。また、前記カム411は可動ガイド板407Bに回転自在
に支持されたコロに当接させて可動ガイド板407Bをシ
フトさせるようにしてもよい。
【0047】前記揺動軸409に固定された歯付プーリP
4は、歯付ベルトB3を介して、歯付プーリP5と歯車
G5を固定した揺動軸412を揺動回転させる。該揺動軸4
12は、複数個(例えば5個)の減速排紙押圧部材(減速
レバー)413を揺動可能に支持している。該減速レバー4
13は個々にばね付勢されて前記排出ローラ405の周面に
均一に圧接する。
【0048】さらに、揺動軸412は歯車G5が前記プー
リP5とともに一体に固定され、該歯車G5は前記排出
ローラ405の回転軸4051の軸端に固定した歯車G6に歯
合し、排出ローラ405を回転させる。該排出ローラ405は
前記減速レバー413に当接するスポンジを外装して硬質
ゴムローラ部4052と、該硬質ゴムローラ部4052に隣接し
てこれにより直径のやや大きい弾性ローラ部(スポンジ
ローラ)4053とが各複数組回転軸4051上に配置されてい
る。
【0049】前記排出ローラ405を通過するシートP
は、上方の上ガイド板4151と下方の揺動ガイド板414と
により形成される間隙から成る排紙経路を通過して排紙
トレイT1上に載置される。
【0050】前記上ガイド板4151は揺動基板415に固定
されている。該揺動基板415は前記揺動軸409に固定さ
れ、該揺動軸409を中心にして揺動可能である。該揺動
基板415の上面には吸引型の電磁ソレノイドSDが固定
されている。該ソレノイドSDののプランジャーには、
第1レバー416の一端が係合している。該第1レバー416
の他端には第2レバー417が揺動可能に当接している。
該第2レバー417は支軸4171を中心にして揺動可能であ
る。該第2レバー417の一部にはピン4172が植設されて
いて、前記揺動軸412の軸端に固定されたリンク板418に
係合して、リンク板418および揺動軸412を揺動させる。
また、前記支軸4171には揺動ガイド板414が固定されて
いて、支軸4171の回転により揺動ガイド板414の先端部
が排出ローラ405の排紙通路側の周面近傍を上下して、
排出ローラ405の周面を露出または遮閉する。
【0051】図6は減速排紙ユニット近傍の要部拡大断
面図、図7(A)は減速レバー413の正面図、図7
(B)は該減速レバー413のD−D断面図である。図に
おいて実線は、減速レバー413、揺動ガイド板414の減速
排紙状態を示し、破線はオフセット排紙状態を示す。
【0052】前記揺動軸412には、複数個のスタッド412
2が固定されている。各スタッド4122の頂部と前記各減
速レバー413の後端部との間には、引張りばね4123がそ
れぞれ張設されていて、各減速レバー413の先端部は、
ばね付勢されて、排出ローラ405の弾性ローラ部4052に
均一の圧接している。
【0053】図7(A)において、減速レバー413の先
端部は、硬質ゴムローラ部4052に圧接しシートPを減速
排出するための押圧部Aと、該押圧部Aに隣接して形成
された曲面部分で排出ローラ405から排出されたシート
Pの後端部を排紙トレイT1のシート載置面に押し付け
る作用をなす中間部Bと、該中間部Bに隣接した最先端
部分で排出ローラ405から排出されたのちのシートPが
排紙トレイT1上をシートPの自重で滑落してくるとき
前記排出ローラ405の硬質ゴムローラ部4052にシートP
の後端部を案内する先端部Cとから構成されている。
【0054】図7(B)に示す減速レバー413の押圧部
A近傍は、凸形状の断面を有し、413Dは補強用の脊柱
部、413Eは幅6mmのフラットな押圧面である。該押圧
面413Eの両側部は滑らかなR曲面(R1mm)に形成さ
れていて中央の平面部の幅は4mmである各減速レバー41
3の押圧面における1個当たりの押圧力はそれぞれ約150
gfになるように引張りばね4123の張力を設定した。これ
によって厚紙排出性向上のために減速レバー413の押圧
力を高めに設定したが、減速レバー413により排出ロー
ラ405の周面が削れてしまうことは防止された。
【0055】減速排紙時には、減速レバー413の先端部
が下降して、排出ローラ405の硬質ゴムローラ部4052の
周面に圧接しているとともに、揺動ガイド板414の先端
部も下降して硬質ゴムローラ部4052の周面とほぼ同じ位
置に達し、減速レバー413に当接する。この状態におい
てシートPは硬質ゴムローラ部4052、減速レバー413、
揺動ガイド板414に圧接・挟持されて実線矢印方向に排
出される。
【0056】オフセット排紙状態においては、オフセッ
トローラ対404と可動ガイド板407A,407Bのシフト動
作中、減速レバー413は上昇して、固定ガイド板4131の
搬送通路より上方に退避して、破線で示すシートPの搬
送経路に干渉することはない。また、同時に揺動ガイド
板414も上方に移動されて、硬質ゴムローラ部4052の周
面を遮蔽する。オフセット排紙されるシートPは、減速
レバー413や排出ローラ405に遮られることなく、固定ガ
イド板4131と揺動ガイド板414との間の搬送経路を支持
なく排出される。
【0057】図8は、減速排紙ユニットがシート排出前
の待機状態を示す断面図である。ソレノイドSDは非通
電状態でプランジャは突出した位置にあるから、第1レ
バー416は図示左方の位置に停止し、第2レバー417はば
ね付勢されて第1レバー416に当接し、第2レバー417の
ピン4172はリンク板418を反時計方向に回転させ、該リ
ンク板418と一体をなす支軸4171および減速レバー413を
反時計方向に揺動させる。これによって減速レバー413
の先端部は上カバー4151より上方に揺動されて、排出中
のシートPの上面が接触することはない。同時に、第2
レバー417と一体をなす揺動ガイド板414も反時計方向に
揺動し、排出ローラ405より上方に移動するから、排出
中のシートPの下面が排出ローラ405に接触することは
ない。なお、減速排紙ユニットを搭載した前記揺動基板
415は引張りばね4152により反時計方向に付勢されて、
自重分の負荷を軽減している。揺動軸409を中心にして
時計方向に揺動し、図示しないストッパにより定位置に
停止している。4153は除電ブラシである。
【0058】図9は減速排紙ユニットがシートPを減速
排出する状態を示す断面図である。ソレノイドSDの吸
引動作により第1レバー416、第2レバー417が移動し、
前述のように減速レバー413が排出ローラ405の硬質ゴム
ローラ部4052の周面を圧接し、同時に揺動ガイド板414
が排出ローラ405の排紙経路より下方に退避する。この
状態で、シートPの後端部が排出ローラ405と減速レバ
ー413に挟持されて、排紙トレイT1へ減速排出され
る。
【0059】図10は、排紙トレイT1上に多数枚のシー
トPが積載されるに伴い、減速排紙ユニットが上昇した
状態を示す断面図である。排紙トレイT1上にシートP
が積載されるに従って、シートPの後端部は、排出ロー
ラ405の弾性ローラ部4053の回転力によって、ストッパ4
19に突き当てられながら、次第にシート束の厚さが増し
ていく。このシート束の厚さの増加により、排出ローラ
405は押し上げられ、減速排紙ユニットは引張りばね415
2の付勢力に抗して揺動軸409を中心にして反時計方向に
揺動され、排紙トレイ上のシート束はほぼ均一の圧力で
押圧・挟持して堆積される。
【0060】図11は本発明に係るシート後処理装置400
のセンサ配置と排紙トレイ移動を示す構成図である。
【0061】先ず、FNS装置400のシート導入開口付
近には用紙通過センサS1が設けられ、シートPの通過
によりFNS装置400内にシート有りを検知する。前記
オフセット搬送路410の排出ローラ405の上流側には、シ
ート後端通過検知センサS4があり、オフセットモード
搬送時に、後端通過検知により排出ローラ405は紙面直
角方向にシフトされる。さらに下流側の排出ローラ405
の下流には排紙センサS5があり、シート有りを検知す
る。
【0062】上記オフセット搬送路410の下方の第2の
搬送路420の搬送ローラ421の上流側には用紙通過センサ
S6,S42が設けてあり、シートPの通過を検知する。
センサS8は上段の第1スタッカ426上のシート無しを
検知する。S16は上段の受け渡し部の紙押さえ位置を検
出するセンサである。S24は排出ベルト425のホームポ
ジションセンサである。S9は排紙センサである。
【0063】同様にして第3搬送路430にも、用紙通過
センサS11,S43、紙無し検知センサS12、紙抑え位置
検出センサS18、排紙センサS13が設けてある。
【0064】次に、排紙トレイT1,T2の昇降駆動部
には、最上段のオフセット搬送路410の排出口付近にオ
フセット上段検知センサS69、オフセット紙抜き検知セ
ンサS70が配設され、中断の第2搬送路420の排出口付
近及びその下方に第1排紙トレイT1の昇降を制御する
トレイ上限検知センサS27、トレイ紙抜き検知センサS
29、トレイ衝突検知センサS63、トレイ下段位置検知セ
ンサS28が配設され、下段の第3搬送路430の排出口付
近に、第2排紙トレイT2の昇降を制御するトレイ上限
位置検知センサS65、トレイ紙抜き検知センサS30が配
設され、最下段には第2排紙トレイT2の下降を制御す
るトレイ下限位置検知センサS66が配設されている。
【0065】図11において、T1Aは第1排紙トレイT
1のステープル作動時のイニシャライズ位置(初期設定
位置)を、T1Bは最大1500枚のシートを積載してステ
ープル作動時の下限位置を、T1Cは最大2000枚のシー
トを載置したときのオフセット下限位置を、T1Dはオ
フセットイニシャライズ位置をそれぞれ示す。
【0066】また、下段の第2排紙トレイT2の昇降位
置として、T2Aはステープル作動のイニシャライズ位
置を、T2Bは、第1排紙トレイT1に最大2000枚積載
した時の第2排紙トレイ2の退避下限位置を示す。この
第2排紙トレイT2の下限位置T2Bでは第1スタッカ
の426は勿論、第2スタッカ436からの排紙は禁止され
る。
【0067】図12は本発明によるシート仕分け装置によ
る減速排紙動作を示すフローチャートで図12(A)は減
速排紙動作を示し、図12(B)はシフト動作を示す。図
13は2枚ずつシフトさせて減速排紙させる動作を示すタ
イムチャートである。
【0068】搬送ベルト403の搬送通路出口近傍に設け
た通過センサS4が搬送中の1枚目のシートPの後端通
路を検知すると、タイマTM2(オンタイマ)がスター
トして所定時間t2(例えば160ms)後にソレノイドS
Dをオンさせる。同時にタイマTM3(フオタイマ)が
スタートして、所定時間t3(例えば330ms)経過後に
ソレノイドSDをオフさせる。このソレノイドSDの動
作中に図9に示すシート減速排紙が行われ、排紙トレイ
T1上に載置される。2枚目のシートPも同様にして減
速排紙されて排紙トレイT1上に積載される。
【0069】次に、3枚目と4枚目のシートPをシフト
して排紙するには、前記通過センサS4が3枚目のシー
トPの後端通路を検知すると、タイマTM1がスタート
して所定時間t1(例えば20ms)経過後ローラシフトモ
ータM3を駆動回転させる。該モータM3の駆動回転に
よりカム411が回転し、カムホームポジションセンサS2
6がカム411の所定位置通過を検知すると、その検知信号
により、モータM3を停止させる。このカム411の回転
により、オフセットローラ対404および可動ガイド板407
A,407Bが所定量だけ直線移動して、シートPをシフ
トさせる。このシフト動作中、減速排紙ユニットは図8
に示すように、排出ローラ405と減速レバー413とが離間
した状態でシートPの先端を通過させる。
【0070】一方、通過センサS4の後端検知後、所定
時間t2通過後にソレノイドSDをオン、さらに所定時
間t3経過後にソレノイドSDをオフさせ、前述と同様
に減速レバー413を排出ローラ405に圧接させてシートP
を減速排紙する。このソレノイドSDの駆動は、オフセ
ット動作終了後でもよいが、オフセット動作終了直前で
もよい。
【0071】
【発明の効果】本発明により、シフトローラ対から搬送
されたシートの先端が、減速排紙ユニットの排紙ローラ
の周面や、該排紙ローラに圧接・離間するレバーやロー
ラ等の押圧部材に衝突して排紙不良やシート損傷を発生
することが防止されるシート仕分け装置が提供される。
【0072】また、上記複数の押圧部材は排出ローラに
均一な圧力で圧接されるから、シートの傾斜が皺発生も
解消される。
【0073】さらに、上記減速排紙ユニットの押圧部材
やガイド部材を駆動するソレノイドは該ユニットの基板
上に搭載されているから、排紙トレイ上のシート束の厚
さに関係なく、排出ローラと押圧部材の圧接を一定のス
トロークで動作出来、ソレノイドの外形・容量を小さく
できる。またユニットとして組み立て調整可能であるか
ら、組み立てが容易である。
【0074】さらにまた、前記押圧部材は、排出ローラ
と圧接する両側部材を滑らかなRを付すことにより、押
圧部材の押圧力を高めに設定しても排出ローラが削れて
しまうことがなく、厚紙排出時の排紙性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート後処理装置を備えた複写機の全
体構成図。
【図2】シート後処理装置の断面図。
【図3】制御系の基本を示すブロック図。
【図4】オフセット搬送路の排紙部近傍の断面図。
【図5】上記排紙部近傍の平面図。
【図6】減速排紙ユニット近傍の要部拡大断面図。
【図7】減速レバーの正面図およびD−D断面図。
【図8】減速排紙ユニットがシート排出前の待機状態を
示す断面図。
【図9】減速排紙ユニットがシートを減速排出する状態
を示す断面図。
【図10】排紙トレイ上多数枚のシートが積載された状
態を示す減速排紙ユニットの断面図。
【図11】本発明に係るシート後処理装置のセンサ配置
と排紙トレイ移動を示す構成図。
【図12】本発明のシート仕分け装置による減速排紙動
作を示すフローチャート。
【図13】上記減速排紙時のタイムチャート。
【符号の説明】
100 複写機本体 400 シート後処理装置(FNS装置、フィニッシャ) 403 搬送ベルト 404 オフセットローラ対 405 排出ローラ(排紙下ローラ) 4052 硬質ゴムローラ部 4053 弾性ローラ部(スポンジローラ) 407A,407B 可動ガイド板 409 揺動軸 410 オフセット搬送路(第1搬送路) 411 カム 412 揺動軸 413 減速排紙押圧部材(減速レバー) 414 揺動ガイド板 415 揺動基板 416 第1レバー 417 第2レバー 418 リンク板 419 ストッパ 420(430) 第2(第3)搬送路 P シート(記録紙),シート束 S1,S4,S5 用紙通過センサ S26 カムホームポジションセンサ M3 ローラシフト用モータ SD 電磁ソレノイド(ソレノイド) T1 第1排紙トレイ(上段トレイ) T2 第2排紙トレイ(下段トレイ) TM1,TM2,TM3 タイマ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送経路に沿って排出されるシートを、
    一対の排紙ローラにより圧接挟持して排紙方向と直交す
    る方向に移動させるシフト手段と、該シフト手段の排紙
    方向下流側であってシートを挟持して排紙トレイに排出
    する排出手段とにより、設定枚数ごとにシートの排出位
    置を変えてシートを仕分けするシート仕分け装置におい
    て、前記排出手段を、前記シートを排出可能にする回転
    可能な排紙下ローラと、該排紙下ローラに圧接・離間す
    る移動可能な減速排紙押圧部材と、前記排紙下ローラの
    シート搬送面を埋没・露出可能に移動する下ガイド板
    と、前記排紙下ローラ上方に設けた搬送シート案内用上
    ガイド板と、前記減速排紙押圧部材と前記下ガイド板と
    を移動可能に駆動する駆動手段と、前記搬送経路の所定
    位置に設けたシート通過検出センサの検出信号により前
    記駆動手段を制御する制御手段とから構成し、通常のシ
    ート搬送時には、前記駆動手段がオフ状態で、前記減速
    排紙押圧部材は前記上ガイド板の更に上方の位置に退避
    し、下ガイド板は前記下ローラのシート圧接面より上方
    の停止位置にあり、搬送されるシートは前記減速排紙押
    圧部材と排紙下ローラに接触することなく排紙トレイに
    排出され、シートを仕分け搬送するときには、排出シー
    トのシフト完了後に、前記制御手段が駆動手段を制御し
    て前記減速排紙押圧部材を前記排紙下ローラに圧接させ
    るとともに、前記下ガイド板を前記下ローラ圧接位置よ
    り下方に移動させ、シートを前記排紙トレイに排出可能
    にすることを特徴とするシート仕分け装置。
  2. 【請求項2】 前記排紙下ローラは弾性ローラであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のシート仕分け装置。
  3. 【請求項3】 前記減速排紙押圧部材は、揺動可能にば
    ね付勢されて前記下ローラに摺接可能な押圧レバー部材
    であることを特徴とする請求項1記載のシート仕分け装
    置。
  4. 【請求項4】 搬送経路に沿って排出されるシートを、
    一対の排紙ローラにより圧接挟持して排紙方向と直交す
    る方向に移動させるシフト手段と、該シフト手段の排紙
    方向下流側であってシートを挟持して排紙トレイに排出
    する排出手段とにより、設定枚数ごとにシートの排出位
    置を変えてシートを仕分けするシート仕分け装置におい
    て、前記排出手段を、前記シートを排出可能にする回転
    可能な排紙下ローラと、該排紙下ローラに圧接・離間す
    る移動可能な減速排紙押圧部材と、前記排紙下ローラの
    シート搬送面を埋没・露出可能に移動する下ガイド板
    と、前記排紙下ローラ上方に設けた搬送シート案内用上
    ガイド板と、前記減速排紙押圧部材と前記下ガイド板と
    を移動可能に駆動する駆動手段と、前記シフト手段を駆
    動する駆動源と、搬送経路の所定位置に設けたシート通
    過検出センサと、該センサの検出信号により前記駆動手
    段及び駆動源を制御する制御手段とから構成し、通常の
    シート搬送時には、前記駆動源がオフの状態で、前記シ
    ート通過検出センサによるシート通過検出信号は、前記
    制御手段を介して前記排紙手段の駆動手段を駆動し、前
    記搬送経路から搬送されたシートを初期位置にある前記
    シフト手段、前記排紙手段を経て前記排紙トレイに排出
    し、シートの仕分け搬送時には、前記シート通過検出セ
    ンサによるシート通過検出信号から前記制御手段により
    前記シフト手段の駆動源を制御駆動するとともに前記排
    出手段の駆動手段を制御して前記減速排紙押圧部材と下
    ガイド板とを駆動してシフトされたシートを前記排紙ト
    レイに排出するようにしたことを特徴とするシート仕分
    け装置。
  5. 【請求項5】 前記シート通過検出センサが、シート後
    端の通過を検出するフォトセンサであることを特徴とす
    る請求項4記載のシート仕分け装置。
  6. 【請求項6】 搬送経路に沿って排出されるシートを、
    一対の排紙ローラにより圧接挟持して排紙方向と直交す
    る方向に移動させるシフト手段と、該シフト手段の排紙
    方向下流側であってシートを挟持して排紙トレイに排出
    する排出手段とにより、設定枚数ごとにシートの排出位
    置を変えてシートを仕分けするシート仕分け装置におい
    て、前記排出手段を、前記シートを排出可能にする複数
    のローラ部を有し駆動回転可能な排紙下ローラと、該排
    紙下ローラの複数のローラ部に圧接・離間する複数の押
    圧レバー部材と該押圧レバー部材を揺動自在に支持する
    支軸とから成る減速排紙押圧部材と、前記減速排紙押圧
    部材を駆動する駆動手段と、前記搬送経路の所定位置に
    設けたシート通過検出センサの検出信号により前記駆動
    手段を制御する制御手段とから構成し、前記減速排紙押
    圧部材の複数の押圧レバー部材は、前記支軸に揺動可能
    に軸着され、かつそれぞればね付勢されて、複数の各押
    圧レバー部材は前記下ローラの複数の各ローラ部に均一
    に圧接するようにしたことを特徴とするシート仕分け装
    置。
  7. 【請求項7】 搬送経路に沿って排出されるシートを、
    一対の排紙ローラにより圧接挟持して排紙方向と直交す
    る方向に移動させるシフト手段と、該シフト手段の排紙
    方向下流側であってシートを挟持して排紙トレイに排出
    する排出手段とにより、設定枚数ごとにシートの排出位
    置を変えてシートを仕分けするシート仕分け装置におい
    て、前記排出手段を、前記シートを排出可能にする複数
    のローラ部を有し駆動回転可能な排紙下ローラと、該排
    紙下ローラの複数のローラ部に圧接・離間する複数の押
    圧レバー部材と該押圧レバー部材を揺動自在に支持する
    支軸とから成る減速排紙押圧部材と、前記シート減速排
    紙部材を駆動する駆動手段と、前記搬送経路の所定位置
    に設けたシート通過検出センサの検出信号により前記駆
    動手段を制御する制御手段とから構成し、前記減速排紙
    押圧部材の複数の押圧レバー部材のシート接触面を、前
    記排紙下ローラに圧接してシートを減速排出させるため
    の押圧面と、排出されるシートの後端部を前記排紙トレ
    イ側に落下させる規制面と、自重で落下してくるシート
    後端部を排紙下ローラの下方に案内する案内面とから構
    成したことを特徴とするシート仕分け装置。
  8. 【請求項8】 前記押圧レバー部材の両側端面の稜線部
    を、R状の曲面に形成したことを特徴とする請求項7記
    載のシート仕分け装置。
  9. 【請求項9】 搬送経路に沿って排出されるシートを、
    一対の排紙ローラにより圧接挟持して排紙方向と直交す
    る方向に移動させるシフト手段と、該シフト手段の排紙
    方向下流側であってシートを挟持して排紙トレイに排出
    する排出手段とにより、設定枚数ごとにシートの排出位
    置を変えてシートを仕分けするシート仕分け装置におい
    て、前記排出手段を、前記シートを排出可能にする複数
    のローラ部を有し駆動回転可能な排紙下ローラと、該排
    紙下ローラの複数のローラ部に圧接・離間する複数の押
    圧レバー部材と該押圧レバー部材を揺動自在に支持する
    支軸とから成る減速排紙押圧部材と、前記シート減速排
    紙部材を駆動する駆動手段と、前記搬送経路の所定位置
    に設けたシート通過検出センサの検出信号により前記駆
    動手段を制御する制御手段とから構成し、前記減速排紙
    押圧部材を前記排紙下ローラに揺動して圧接する駆動手
    段を、前記減速排紙押圧部材を支持する揺動可能な支持
    板上に装着したことを特徴とするシート仕分け装置。
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JP6220296A Pending JPH0881112A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 シート仕分け装置

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JP (1) JPH0881112A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008213987A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Seiko Epson Corp 媒体収納装置
US8220715B2 (en) 2007-03-01 2012-07-17 Seiko Epson Corporation Media storage apparatus and media processing apparatus

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