JP3590322B2 - 小型電動車の車輪取付け部構造 - Google Patents
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- B62K2204/00—Adaptations for driving cycles by electric motor
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- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体の左右両輪に対してクッションばねを取り付けてある小型電動車の車輪取付け部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の小型電動車では、例えば実開平6−81874号公報に記載されているように、左右輪を支持する一本の車軸を、車体フレームに上下揺動自在に設けた支持フレームに支持させるとともに、この支持フレームと車体フレームとにわたってクッションばねを取付けることにより、左右輪に弾衛機能が備えられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のものであると、左右の両輪を1本の車軸で支持しており、左右車輪の一方が昇降する際の動きが他方の車輪に影響して弾衛機能が低下しがちであった。
【0004】
本発明の目的は、左右輪に良好なクッション性を備えさせるとともに、軽量化できるようにしたり、構造の簡略化ができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕
本発明の請求項1にかかる特徴構成は、小型電動車の車輪取付け部構造において、車体両横側の車体フレーム先端部に、車体前後向きの上辺フレーム部と、車体前後向きの下辺フレーム部と、前記上辺フレーム部と前記下辺フレーム部とを連結する車体上下向きの連結フレーム部とを備えさせ、前記上辺フレーム部と前記下辺フレーム部とを平面視で重なり合う状態に配置し、前記車体左側の車体フレーム先端部において、左車軸を、前記左下辺フレーム部に対して、その左下辺フレーム部よりも前記車体左右中心側に偏位した車体前後向き軸芯のまわりで上下揺動自在に支持させるとともに、前記左上辺フレーム部と前記左車軸とにわたってクッションばねを、前記クッションばねの上端が前記左上辺フレーム部に当接する状態で取付け、右車軸を、前記右下辺フレーム部に対して、その右下辺フレーム部よりも前記車体左右中心側に偏位した車体前後向き軸芯のまわりで上下揺動自在に支持させるとともに、前記右上辺フレーム部と前記右車軸とにわたってクッションばねを、前記クッションばねの上端が前記右上辺フレーム部に当接する状態で取付け、前記左右上辺フレーム部同士を横フレームで連結し、その横フレームに操縦ハンドルを付設してある点にある。
【0006】
〔作用〕
つまり、左右の車輪に対する各々別の車軸を下辺フレーム部に揺動自在に連結するとともに、それぞれの車軸と上辺フレーム部との間にクッションばねを取り付けることによって、左右の車軸が独立して昇降して左右車輪の一方の動きが他方に影響しにくいようにしながら左右車輪にクッションばねを作用させられる。左右車輪を支持するように先端部が下辺フレーム部と上辺フレーム部と連結フレーム部とで成り、フレームを軽量化しながら、左右両輪を所望の支持強度で支持させられる。
【0007】
〔効果〕
よって、左右両輪の一方が障害物に乗り上がるとか凹部に入り込むとかがあっても他方に影響を与えないで昇降して緩衛するような良好なクッション性を備えていて快適に運転できる。しかも、車輪を強固に支持させられる割には、車体フレームが軽量で取扱いなどが楽にできるように軽量化できた。
【0008】
〔構成〕
本発明の請求項2にかかる特徴構成は、請求項1に記載のものにおいて、前記上辺フレーム部と前記下辺フレーム部と前記連結フレーム部とを、折り曲げ成形した1本のフレーム材によって形成した点にある。
【0009】
〔作用〕
つまり、車体フレームに上辺フレーム部と、下辺フレーム部と、連結フレーム部とでなる車体フレームを屈曲形成した一本の車体フレームによって軽量に、安価に得られる。
【0010】
〔効果〕
よって、軽量でありながら車軸を強固に支持する車体フレームをより軽量に、かつ安価に得てなお一層の軽量化ができるとともに、コストダウンできる。
【0011】
〔構成〕
本発明の請求項3にかかる特徴構成は、請求項1或は2に記載のものにおいて、車体左側の前記下辺フレーム部と車体右側の前記下辺フレーム部とを連結する支持フレームを備えるとともに、前記左右車軸を前記支持フレームを介して前記下辺フレーム部に支持させた点にある。
【0012】
〔作用〕
つまり、車軸を支持フレームを介し下辺フレーム部に取り付けることで、車軸を支持させる位置を支持フレーム上で任意に選択することができる。トレッドの割には車輪の昇降支点から接地点までの距離が長くなって車輪の昇降ストロークを大にできる。左右の下辺フレーム部が支持フレームで連結されて、車体フレームの強度がアップする。
【0013】
〔効果〕
よって、トレッドの割には車輪の昇降ストロークが大になってクッション性がアップする。支持フレームを連結フレーム部に利用した簡単な構造で左右の下辺フレーム部を連結して強度アップできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2に、小型電動車の一例である4輪式の小型電動車を示している。この小型電動車は、操縦ハンドル1で操向操作される左右一対の前車輪11,11と、電動モータ3で駆動される左右一対の後車輪4,4とを有する車体フレーム5に、搭乗用の座席6、バッテリー7、制御装置8等を装備して構成している。
【0015】
前記車体フレーム5の車体前方側での車体両横側における先端部を図3、図4に示す如く形成してある。すなわち、車体前後方向に沿う方向の下辺フレーム部5Lと、車体前後方向に沿う上辺フレーム部5Hと、上辺フレーム部5Hと下辺フレーム部5Lとの前端部同士を連結するとともに、車体上下方向に沿う方向の連結フレーム部5MとからなるU字状に形成してある。この車体フレーム5前部の上辺フレーム部5Hと下辺フレーム部5Lと連結フレーム部5Mとは、一本のフレーム材を屈曲させて作成してある。
【0016】
次に前車軸の支持構造について説明する。図3及び図4に示すように、前記車体フレーム5に、左右の上辺フレーム部5Hを連結するハンドル支持台( 横フレームと称する )9を備えるとともに、左右の下辺フレーム部5Lを連接する支持フレーム10を備えてある。そして、左右前輪11を格別に支持する一対の車軸12を、支持フレーム10の前後一対の支持部10aで車体前後向きの軸芯周りで揺動自在に支持するとともに、車軸12の遊端側のボス部12aにはキングピン19を回動自在に設けられており、この車軸12の中間部と前記上辺フレーム部5Hとの間にはクッションばね13が取り付けている。よって、左右の前輪11は、それぞれ独立して揺動昇降し、クッションばねを弾性変位させながら上昇する。
【0017】
前記上辺フレーム部5Hを連結しているハンドル支持台9の後端側には、前記操縦ハンドル1のハンドルシャフト14を支持するハンドル軸受け15が付設されている。そして、前記ハンドルシャフト14の下端部にピットマンアーム16を、右前輪11のキングピン19にナックルアーム17とタイロッドアーム18とを、左前輪11のキングピン19にタイロッドアーム18をそれぞれ一体回動自在に設け、ピットマンアーム16とナックルアーム17とをリンク材20によって連結し、左右のタイロッドアーム18をタイロッド21によって連結してある。
【0018】
つまり、操縦ハンドル1を回転操作することで、ハンドルシャフト14が回動してピットマンアーム16が揺動操作され、ピットマンアーム14の揺動はリンク材20を介してナックルアーム17に伝えられて右前輪11のキングピン19が回動し、さらにタイロッド21及びタイロッドアーム18を介して左前輪11のキングピン19に伝えられてこのキングピン19が回動し、左右それぞれの前輪11に梶取り角を与えて操向操作するように構成してある。
【0019】
〔別実施例〕
車体フレーム5に上辺フレーム部5H、下辺フレーム部5Lを備えさせるのに、車体フレーム部5の上方、或は下方に別部材を付設して、この別部材を上辺フレーム部5H、或は下辺フレーム部5Lとしてもよい。また、車体フレーム5のうち、上辺フレーム部11Hを有するフレーム部分が車体前後方向に長く、下辺フレーム部11Lを有するフレーム部分が短くなるように屈曲形成しても良い。
【0020】
上記実施の形態、及び別実施の形態では、本願発明の構成を4輪式小型電動車のステアリング輪である前輪に採用したが、後輪であっても良く、また3輪式の小型電動車であってもよく、また非ステアリング輪であってもよい。つまり、小型電動車の左右一対の車輪であればよいものである。
【0021】
尚、前記車体フレームをU字状に形成することで得た機体前方に凸する状態の連結フレーム部5Mを、バンパーとして用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】小型電動車の側面図
【図2】小型電動車の平面図
【図3】前車輪の車軸取付部の構造を示す縦断前面図
【図4】前車輪の車軸取付部の構造を示す縦断側面図
【符号の説明】
1 操縦ハンドル
5 車体フレーム
5H 上辺フレーム部
5M 連結フレーム部
5L 下辺フレーム部
9 横フレーム
10 支持フレーム
12 車軸
13 クッションばね
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体の左右両輪に対してクッションばねを取り付けてある小型電動車の車輪取付け部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の小型電動車では、例えば実開平6−81874号公報に記載されているように、左右輪を支持する一本の車軸を、車体フレームに上下揺動自在に設けた支持フレームに支持させるとともに、この支持フレームと車体フレームとにわたってクッションばねを取付けることにより、左右輪に弾衛機能が備えられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のものであると、左右の両輪を1本の車軸で支持しており、左右車輪の一方が昇降する際の動きが他方の車輪に影響して弾衛機能が低下しがちであった。
【0004】
本発明の目的は、左右輪に良好なクッション性を備えさせるとともに、軽量化できるようにしたり、構造の簡略化ができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕
本発明の請求項1にかかる特徴構成は、小型電動車の車輪取付け部構造において、車体両横側の車体フレーム先端部に、車体前後向きの上辺フレーム部と、車体前後向きの下辺フレーム部と、前記上辺フレーム部と前記下辺フレーム部とを連結する車体上下向きの連結フレーム部とを備えさせ、前記上辺フレーム部と前記下辺フレーム部とを平面視で重なり合う状態に配置し、前記車体左側の車体フレーム先端部において、左車軸を、前記左下辺フレーム部に対して、その左下辺フレーム部よりも前記車体左右中心側に偏位した車体前後向き軸芯のまわりで上下揺動自在に支持させるとともに、前記左上辺フレーム部と前記左車軸とにわたってクッションばねを、前記クッションばねの上端が前記左上辺フレーム部に当接する状態で取付け、右車軸を、前記右下辺フレーム部に対して、その右下辺フレーム部よりも前記車体左右中心側に偏位した車体前後向き軸芯のまわりで上下揺動自在に支持させるとともに、前記右上辺フレーム部と前記右車軸とにわたってクッションばねを、前記クッションばねの上端が前記右上辺フレーム部に当接する状態で取付け、前記左右上辺フレーム部同士を横フレームで連結し、その横フレームに操縦ハンドルを付設してある点にある。
【0006】
〔作用〕
つまり、左右の車輪に対する各々別の車軸を下辺フレーム部に揺動自在に連結するとともに、それぞれの車軸と上辺フレーム部との間にクッションばねを取り付けることによって、左右の車軸が独立して昇降して左右車輪の一方の動きが他方に影響しにくいようにしながら左右車輪にクッションばねを作用させられる。左右車輪を支持するように先端部が下辺フレーム部と上辺フレーム部と連結フレーム部とで成り、フレームを軽量化しながら、左右両輪を所望の支持強度で支持させられる。
【0007】
〔効果〕
よって、左右両輪の一方が障害物に乗り上がるとか凹部に入り込むとかがあっても他方に影響を与えないで昇降して緩衛するような良好なクッション性を備えていて快適に運転できる。しかも、車輪を強固に支持させられる割には、車体フレームが軽量で取扱いなどが楽にできるように軽量化できた。
【0008】
〔構成〕
本発明の請求項2にかかる特徴構成は、請求項1に記載のものにおいて、前記上辺フレーム部と前記下辺フレーム部と前記連結フレーム部とを、折り曲げ成形した1本のフレーム材によって形成した点にある。
【0009】
〔作用〕
つまり、車体フレームに上辺フレーム部と、下辺フレーム部と、連結フレーム部とでなる車体フレームを屈曲形成した一本の車体フレームによって軽量に、安価に得られる。
【0010】
〔効果〕
よって、軽量でありながら車軸を強固に支持する車体フレームをより軽量に、かつ安価に得てなお一層の軽量化ができるとともに、コストダウンできる。
【0011】
〔構成〕
本発明の請求項3にかかる特徴構成は、請求項1或は2に記載のものにおいて、車体左側の前記下辺フレーム部と車体右側の前記下辺フレーム部とを連結する支持フレームを備えるとともに、前記左右車軸を前記支持フレームを介して前記下辺フレーム部に支持させた点にある。
【0012】
〔作用〕
つまり、車軸を支持フレームを介し下辺フレーム部に取り付けることで、車軸を支持させる位置を支持フレーム上で任意に選択することができる。トレッドの割には車輪の昇降支点から接地点までの距離が長くなって車輪の昇降ストロークを大にできる。左右の下辺フレーム部が支持フレームで連結されて、車体フレームの強度がアップする。
【0013】
〔効果〕
よって、トレッドの割には車輪の昇降ストロークが大になってクッション性がアップする。支持フレームを連結フレーム部に利用した簡単な構造で左右の下辺フレーム部を連結して強度アップできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2に、小型電動車の一例である4輪式の小型電動車を示している。この小型電動車は、操縦ハンドル1で操向操作される左右一対の前車輪11,11と、電動モータ3で駆動される左右一対の後車輪4,4とを有する車体フレーム5に、搭乗用の座席6、バッテリー7、制御装置8等を装備して構成している。
【0015】
前記車体フレーム5の車体前方側での車体両横側における先端部を図3、図4に示す如く形成してある。すなわち、車体前後方向に沿う方向の下辺フレーム部5Lと、車体前後方向に沿う上辺フレーム部5Hと、上辺フレーム部5Hと下辺フレーム部5Lとの前端部同士を連結するとともに、車体上下方向に沿う方向の連結フレーム部5MとからなるU字状に形成してある。この車体フレーム5前部の上辺フレーム部5Hと下辺フレーム部5Lと連結フレーム部5Mとは、一本のフレーム材を屈曲させて作成してある。
【0016】
次に前車軸の支持構造について説明する。図3及び図4に示すように、前記車体フレーム5に、左右の上辺フレーム部5Hを連結するハンドル支持台( 横フレームと称する )9を備えるとともに、左右の下辺フレーム部5Lを連接する支持フレーム10を備えてある。そして、左右前輪11を格別に支持する一対の車軸12を、支持フレーム10の前後一対の支持部10aで車体前後向きの軸芯周りで揺動自在に支持するとともに、車軸12の遊端側のボス部12aにはキングピン19を回動自在に設けられており、この車軸12の中間部と前記上辺フレーム部5Hとの間にはクッションばね13が取り付けている。よって、左右の前輪11は、それぞれ独立して揺動昇降し、クッションばねを弾性変位させながら上昇する。
【0017】
前記上辺フレーム部5Hを連結しているハンドル支持台9の後端側には、前記操縦ハンドル1のハンドルシャフト14を支持するハンドル軸受け15が付設されている。そして、前記ハンドルシャフト14の下端部にピットマンアーム16を、右前輪11のキングピン19にナックルアーム17とタイロッドアーム18とを、左前輪11のキングピン19にタイロッドアーム18をそれぞれ一体回動自在に設け、ピットマンアーム16とナックルアーム17とをリンク材20によって連結し、左右のタイロッドアーム18をタイロッド21によって連結してある。
【0018】
つまり、操縦ハンドル1を回転操作することで、ハンドルシャフト14が回動してピットマンアーム16が揺動操作され、ピットマンアーム14の揺動はリンク材20を介してナックルアーム17に伝えられて右前輪11のキングピン19が回動し、さらにタイロッド21及びタイロッドアーム18を介して左前輪11のキングピン19に伝えられてこのキングピン19が回動し、左右それぞれの前輪11に梶取り角を与えて操向操作するように構成してある。
【0019】
〔別実施例〕
車体フレーム5に上辺フレーム部5H、下辺フレーム部5Lを備えさせるのに、車体フレーム部5の上方、或は下方に別部材を付設して、この別部材を上辺フレーム部5H、或は下辺フレーム部5Lとしてもよい。また、車体フレーム5のうち、上辺フレーム部11Hを有するフレーム部分が車体前後方向に長く、下辺フレーム部11Lを有するフレーム部分が短くなるように屈曲形成しても良い。
【0020】
上記実施の形態、及び別実施の形態では、本願発明の構成を4輪式小型電動車のステアリング輪である前輪に採用したが、後輪であっても良く、また3輪式の小型電動車であってもよく、また非ステアリング輪であってもよい。つまり、小型電動車の左右一対の車輪であればよいものである。
【0021】
尚、前記車体フレームをU字状に形成することで得た機体前方に凸する状態の連結フレーム部5Mを、バンパーとして用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】小型電動車の側面図
【図2】小型電動車の平面図
【図3】前車輪の車軸取付部の構造を示す縦断前面図
【図4】前車輪の車軸取付部の構造を示す縦断側面図
【符号の説明】
1 操縦ハンドル
5 車体フレーム
5H 上辺フレーム部
5M 連結フレーム部
5L 下辺フレーム部
9 横フレーム
10 支持フレーム
12 車軸
13 クッションばね
Claims (3)
- 車体両横側の車体フレーム先端部に、車体前後向きの上辺フレーム部と、車体前後向きの下辺フレーム部と、前記上辺フレーム部と前記下辺フレーム部とを連結する車体上下向きの連結フレーム部とを備えさせ、前記上辺フレーム部と前記下辺フレーム部とを平面視で重なり合う状態に配置し、前記車体左側の車体フレーム先端部において、左車軸を、前記左下辺フレーム部に対して、その左下辺フレーム部よりも前記車体左右中心側に偏位した車体前後向き軸芯のまわりで上下揺動自在に支持させるとともに、前記左上辺フレーム部と前記左車軸とにわたってクッションばねを、前記クッションばねの上端が前記左上辺フレーム部に当接する状態で取付け、右車軸を、前記右下辺フレーム部に対して、その右下辺フレーム部よりも前記車体左右中心側に偏位した車体前後向き軸芯のまわりで上下揺動自在に支持させるとともに、前記右上辺フレーム部と前記右車軸とにわたってクッションばねを、前記クッションばねの上端が前記右上辺フレーム部に当接する状態で取付け、前記左右上辺フレーム部同士を横フレームで連結し、その横フレームに操縦ハンドルを付設してある小型電動車の車輪取付け部構造。
- 前記上辺フレーム部と前記下辺フレーム部と前記連結フレーム部とを、折り曲げ成形した1本のフレーム材によって形成してある請求項1記載の小型電動車の車輪取付け部構造。
- 車体左側の前記下辺フレーム部と車体右側の前記下辺フレーム部とを連結する支持フレームを備えるとともに、前記左右車軸を前記支持フレームを介して前記下辺フレーム部に支持させてある請求項1又は2記載の小型電動車の車輪取付け部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000093321A JP3590322B2 (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 小型電動車の車輪取付け部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000093321A JP3590322B2 (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 小型電動車の車輪取付け部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001278165A JP2001278165A (ja) | 2001-10-10 |
JP3590322B2 true JP3590322B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=18608518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4018972B2 (ja) | 2002-11-18 | 2007-12-05 | Necインフロンティア株式会社 | 無線通信システム |
CN102849164A (zh) * | 2012-09-19 | 2013-01-02 | 平湖市好儿喜车业有限公司 | 一种童车 |
CN103979470B (zh) * | 2014-05-19 | 2016-02-03 | 安徽昌永得机械有限公司 | 一种高空作业车车架 |
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2000
- 2000-03-30 JP JP2000093321A patent/JP3590322B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001278165A (ja) | 2001-10-10 |
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