JP2007216732A - 車両用操舵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】転舵方向の如何に拘らず操舵効率の高い切れ角特性を実現すること。
【解決手段】本発明による車両用操舵装置(100,101等)は、車輪を回転可能に支持する車輪支持部材(110等)と、車体に支持された部材を含み、キングピン軸を構成する車輪支持部材の回動支点110dを、車体に対して車両幅方向又は車両斜め前後方向に直線運動又は近似直線運動可能に支持する直線支持機構300と、一端が車体に回動可能に支持され、他端が前記回動支点よりも車両幅方向外側で前記車輪支持部材に回動可能に支持されるアーム部材200と、車輪支持部材に連結されたタイロッド400を含み、操舵時のタイロッドの移動に連動して車輪支持部材を前記回動支点まわりに回動させる操舵機構とを備え、前記アーム部材は、前記直線支持機構を介して、前記車輪支持部材の回動支点110dを前記タイロッドの移動に連動して前記車両幅方向外側に向けて直線運動又は近似直線運動させることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明による車両用操舵装置(100,101等)は、車輪を回転可能に支持する車輪支持部材(110等)と、車体に支持された部材を含み、キングピン軸を構成する車輪支持部材の回動支点110dを、車体に対して車両幅方向又は車両斜め前後方向に直線運動又は近似直線運動可能に支持する直線支持機構300と、一端が車体に回動可能に支持され、他端が前記回動支点よりも車両幅方向外側で前記車輪支持部材に回動可能に支持されるアーム部材200と、車輪支持部材に連結されたタイロッド400を含み、操舵時のタイロッドの移動に連動して車輪支持部材を前記回動支点まわりに回動させる操舵機構とを備え、前記アーム部材は、前記直線支持機構を介して、前記車輪支持部材の回動支点110dを前記タイロッドの移動に連動して前記車両幅方向外側に向けて直線運動又は近似直線運動させることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、キングピン軸を構成する車輪支持部材の回動支点を、車体に対して車両幅方向に移動させる機構を備える車両用操舵装置に関する。
従来から、車体の側面に、車輪と、該車輪を回転自在に支持するナックルとを具え、該ナックルを回動することにより前記車輪の転舵を行う車両の操舵装置において、操舵時には、前記ナックルを前記車体側面から離れるよう車幅方向外方へ押し出すことにより、前記車輪を転舵することを特徴とする車両の操舵装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−53471号公報
しかしながら、上記の従来技術による車両の操舵装置においては、リンクを一定方向に回動させることで、ナックルを車幅方向外方へ押し出すように構成しているため、転舵方向(外切り又は内切り)によっては、リンクの回動方向と車輪の転舵方向が逆方向となる場合がある。リンクの回動方向と車輪の転舵方向が逆方向となると、その分だけタイヤ切角が小さくなり、操舵効率が悪くなる。
そこで、本発明は、転舵方向の如何に拘らず操舵効率の高い切れ角特性を実現することができる車両用操舵装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明に係る車両用操舵装置は、車輪を回転可能に支持する車輪支持部材と、
車体に支持された部材を含み、キングピン軸を構成する車輪支持部材の回動支点を、車体に対して車両幅方向又は車両斜め前後方向に直線運動又は近似直線運動可能に支持する直線支持機構と、
一端が車体に回動可能に支持され、他端が前記回動支点よりも車両幅方向外側で前記車輪支持部材に回動可能に支持されるアーム部材と、
車輪支持部材に連結されたタイロッドを含み、操舵時のタイロッドの移動に連動して車輪支持部材を前記回動支点まわりに回動させる操舵機構とを備え、
前記アーム部材は、前記直線支持機構を介して、前記車輪支持部材の回動支点を前記タイロッドの移動に連動して前記車両幅方向外側に向けて直線運動又は近似直線運動させることを特徴とする。
車体に支持された部材を含み、キングピン軸を構成する車輪支持部材の回動支点を、車体に対して車両幅方向又は車両斜め前後方向に直線運動又は近似直線運動可能に支持する直線支持機構と、
一端が車体に回動可能に支持され、他端が前記回動支点よりも車両幅方向外側で前記車輪支持部材に回動可能に支持されるアーム部材と、
車輪支持部材に連結されたタイロッドを含み、操舵時のタイロッドの移動に連動して車輪支持部材を前記回動支点まわりに回動させる操舵機構とを備え、
前記アーム部材は、前記直線支持機構を介して、前記車輪支持部材の回動支点を前記タイロッドの移動に連動して前記車両幅方向外側に向けて直線運動又は近似直線運動させることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係る車両用操舵装置において、
前記車輪支持部材の回動支点は、舵角中立状態の車両の上面視で、前記アーム部材の延在する直線と略同一の直線上に設定されることを特徴とする。これにより、車輪の転舵方向の相違によって前記車輪支持部材の回動支点の運動態様が相違することがなくなるので、転舵方向の如何に拘らず適切なタイヤ切角を実現することができる。
前記車輪支持部材の回動支点は、舵角中立状態の車両の上面視で、前記アーム部材の延在する直線と略同一の直線上に設定されることを特徴とする。これにより、車輪の転舵方向の相違によって前記車輪支持部材の回動支点の運動態様が相違することがなくなるので、転舵方向の如何に拘らず適切なタイヤ切角を実現することができる。
第3の発明は、第1又は2の発明に係る車両用操舵装置において、
前記直線支持機構は、車体に支持された2本の第1及び第2リンク部材と、これら第1及び第2リンク部材間を連結する第3リンク部材とからなり、前記第3リンク部材に、前記車輪支持部材の回動支点が設定されたワットリンク機構であることを特徴とする。
前記直線支持機構は、車体に支持された2本の第1及び第2リンク部材と、これら第1及び第2リンク部材間を連結する第3リンク部材とからなり、前記第3リンク部材に、前記車輪支持部材の回動支点が設定されたワットリンク機構であることを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明に係る車両用操舵装置において、
前記直線支持機構は、
車体に支持された2本の第1及び第2リンク部材と、これら第1及び第2リンク部材を連結する第3リンク部材とからなるワットリンク機構であり、前記第3リンク部材に、直線支持機構により支持される前記車輪支持部材の第1回動支点が設定され、前記第1又は第2リンク部材に、前記車輪支持部材の第2回動支点が設定され、
前記車輪支持部材は、
前記第1回動支点まわりに回動可能に支持され、車輪を回転可能に支持する第1部材と、
前記第2回動支点まわりに回動可能に支持され、前記第2回動支点よりも車両幅方向外側で前記アーム部材の前記他端を回動可能に支持する第2部材と、
前記第2部材と前記第1部材との間に連結される連結される第3部材とからなることを特徴とする。
前記直線支持機構は、
車体に支持された2本の第1及び第2リンク部材と、これら第1及び第2リンク部材を連結する第3リンク部材とからなるワットリンク機構であり、前記第3リンク部材に、直線支持機構により支持される前記車輪支持部材の第1回動支点が設定され、前記第1又は第2リンク部材に、前記車輪支持部材の第2回動支点が設定され、
前記車輪支持部材は、
前記第1回動支点まわりに回動可能に支持され、車輪を回転可能に支持する第1部材と、
前記第2回動支点まわりに回動可能に支持され、前記第2回動支点よりも車両幅方向外側で前記アーム部材の前記他端を回動可能に支持する第2部材と、
前記第2部材と前記第1部材との間に連結される連結される第3部材とからなることを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明に係る車両用操舵装置において、
前記第2回動支点は、舵角中立状態の車両の上面視で、前記アーム部材の延在する直線と略同一の直線上に設定されることを特徴とする。これにより、車輪の転舵方向の相違によって前記車輪支持部材の回動支点の運動態様が相違することがなくなるので、転舵方向の如何に拘らず適切なタイヤ切角を実現することができる。
前記第2回動支点は、舵角中立状態の車両の上面視で、前記アーム部材の延在する直線と略同一の直線上に設定されることを特徴とする。これにより、車輪の転舵方向の相違によって前記車輪支持部材の回動支点の運動態様が相違することがなくなるので、転舵方向の如何に拘らず適切なタイヤ切角を実現することができる。
第6の発明は、第1〜5のいずれかの発明に係る車両用操舵装置において、
キングピン軸が、前記車輪支持部材の回動支点の前記車両幅方向外側に向けた運動に伴って、直立方向に変化することを特徴とする。これにより、車輪の転舵時にキャスタトレールを小さくして操舵に必要な力を低減することができる。
キングピン軸が、前記車輪支持部材の回動支点の前記車両幅方向外側に向けた運動に伴って、直立方向に変化することを特徴とする。これにより、車輪の転舵時にキャスタトレールを小さくして操舵に必要な力を低減することができる。
第7の発明は、第6の発明に係る車両用操舵装置において、
一端が車体に回動可能に支持され、他端が前記車輪支持部材に回動可能に連結される第2アーム部材を有し、前記車輪支持部材の回動支点と前記第2アーム部材の他端の連結点がキングピン軸を構成し、前記第2アーム部材は、前記車輪支持部材の回動支点の運動に伴ってキングピン軸が直立方向に変化するように配置されることを特徴とする。
一端が車体に回動可能に支持され、他端が前記車輪支持部材に回動可能に連結される第2アーム部材を有し、前記車輪支持部材の回動支点と前記第2アーム部材の他端の連結点がキングピン軸を構成し、前記第2アーム部材は、前記車輪支持部材の回動支点の運動に伴ってキングピン軸が直立方向に変化するように配置されることを特徴とする。
本発明によれば、転舵方向の如何に拘らず操舵効率の高い切れ角特性を実現することができる車両用操舵装置が得られる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明の実施例1による車両用操舵装置がストラット式サスペンションを備える車両に適用された状態を、車両外側から示す斜視図である。図1は、車輪の1転舵輪に対する構成を代表として示し、他の転舵輪における構成は、左右対称等の形式的な相違以外は実質的に同一であってよい。尚、図1では、明瞭化のため、ホイールやタイヤが図面上省略されている。図示の車輪が駆動輪の場合には、ドライブシャフトが接続されることになる。
本実施例の車両用操舵装置100は、車輪をアクスルベアリングを介して回転可能に支持するナックル110を備える。ナックル110は、上下方向に延びる腕部110a,110bを備える。
ナックル110の上側の腕部110aには、車輪を懸架するストラットアセンブリ70の下側(ショックアブソーバ30のピストンシリンダ34の下端)が接続される。ストラットアセンブリ70の上側は、アッパーサポート10を介して車体に支持される。アッパーサポート10は、エンジンルーム内のサスペンションタワーに設けられる。アッパーサポート10には、ストラットバーとして機能するショックアブソーバ30のピストンロッド32の上端部がゴム等の弾性体を介して支持されている。上下のスプリングシートの間には、ショックアブソーバ30を取り巻くようにコイルスプリング40が設けられる。
ナックル110の下側の腕部110bからは、車両幅方向内側に延びる部位110c(以下、「ナックルアーム部110c」という)が形成される。ナックルアーム部110cは、上面視で、車両幅方向に延在する部位と車両後方に延在する部位とからなるL字状である。ナックルアーム部110cは、ナックル110と別部品であっても良く、その場合、ナックル110にボルト等により結合される。尚、本実施例においては、ナックルアーム部110cを含むナックル110が、添付の特許請求の範囲における「車輪支持部材」に対応する。
本実施例の車両用操舵装置100は、更に、コントロールアーム200、直線支持機構300及びタイロッド400を備える。
コントロールアーム200の車輪側端部200aは、ナックル110のナックルアーム部110cに設定される回動支点202にて、ナックル110に対して回動可能に連結される。回動支点202における支持態様は、実質的にフリーに回転可能な支持態様(例えばボールジョイント等)であってもよいし、弾性部材(例えばブッシュ)を介して回転可能な支持態様であってもよい。
コントロールアーム200の車体側端部200bは、車体に設定される回動支点204にて、車体に対して回動可能に連結される。回動支点204における支持態様は、同様に、ボールジョイントやブッシュにより実現されてよい。回動支点202及び回動支点204におけるコントロールアーム200の回動軸は、車両の上下方向に略対応にするように設定される。
ナックル110のナックルアーム部110cには、タイロッド400の一端が回動可能に連結される。タイロッド400の他端は、車両の左右方向に延在するラックバー(図示せず)に接続される。タイロッド400を含む操舵機構は、適切な任意の構成であってよい。例えばラックアンドピニオン式ステアリングの場合、ステアリングホイールが操舵されると、ピニオン軸の回転がラックバーの左右の動きに変換され、ラックバーの左右の動きによりタイロッド400を介して車輪が転舵される。
ナックル110のナックルアーム部110cは、直線支持機構300を介して、車体に対して車両幅方向に直線運動又は近似直線運動可能に支持される。図示の例では、直線支持機構300は、車両の前後方向に延びる2つのリンク部材302,304と、それらを連結する第3リンク部材(連接リンク)306とからなるワットリンク機構である。第1及び第2リンク部材302,304は、それぞれ、一端が車体に対して回動可能に連結され、他端が第3リンク部材306に対して回動可能に連結される。同様に、これらの回動可能な支持態様は、ボールジョイントやブッシュにより実現されてよい。これらの回動軸は、車両の上下方向に略対応にするように設定される。
第3リンク部材306は、ナックル110のナックルアーム部110cと同様、車両幅方向に延在する。第3リンク部材306は、第1及び第2リンク部材302,304との連結点間に、ナックル110のナックルアーム部110cの回動支点110d(即ちナックル110の回動支点110d)が設定される。即ち、ナックル110は、回動支点110dにて、直線支持機構300の第3リンク部材306に対して回動可能に支持される。回動支点110dにおける支持態様は、ボールジョイントより実現されてよい。回動支点110dにおけるナックル110の回動軸は、車両の上下方向に略対応にするように設定される。この場合、キングピン軸は、ロアボールジョイント中心を構成する回動支点110dと、アッパーサポート10の弾性体の回転中心(弾性中心)とを結んだ直線に対応することになる。以下、回動支点110dについては、他の回動支点202,204等との区別のため、便宜上、「ロアボールジョイント中心110d」とも称する。
図2は、直線支持機構300を簡易モデルで表した平面図である。図2には、ノミナル位置(舵角中立位置)での直線支持機構300の状態が示されており、また、直線支持機構300の動きにより実現されるロアボールジョイント中心110dの軌跡が示されている。ロアボールジョイント中心110dの軌跡は、ワットリンク機構により、ノミナル位置近傍では直線(近似的直線)となる。このようにして、ロアボールジョイント中心110dは、ワットリンク機構である直線支持機構300により、車体に対して車両幅方向に近似直線運動可能に支持される。尚、直線支持機構300は、ワットリンク機構の他、各種のスライダ機構を用いた近似直線運動機構により実現されてもよく、或いは、例えばロバート(Robert)の機構のような、その他の近似直線運動機構により実現されてもよい。例えば、スライダ機構を用いた近似直線運動機構の場合、第3リンク部材306又はナックルアーム部110c(車幅方向に延びる部位)に車幅方向に延びるスライド溝を形成し、当該スライド溝内にロアボールジョイント中心110dを摺動可能に支持させることとしてもよい。
図3は、本実施例による車両用操舵装置100により実現される操舵時の動きを示す平面図である。尚、図3では、車両用操舵装置100の主要構成要素を簡易モデルで表している。
図3(A)は、舵角中立時の右輪における車両用操舵装置100の状態を示し、図3(B)は、右切り時(外切り時)の車両用操舵装置100の状態を示し、図3(C)は、左切り時(内切り時)の車両用操舵装置100の状態を示す。
右切り時について、例えばステアリングホイールが操作され、ラックバー(及びタイロッド400)が車両幅方向内側へと移動すると、図3(B)に示すように、ナックル110のナックルアーム部110cがロアボールジョイント中心110dまわりに回動し始める。また、タイロッド400の上記動きに連動して、コントロールアーム200が、回動支点204まわりに右方向に回動する。この際、ナックル110のナックルアーム部110cは、コントロールアーム200との回動支点202を介した連結により、車幅方向の位置が規制されるので、図3(B)にて矢印で示すように、車両幅方向外側に移動しようとする。この結果、図3(B)に示すように、ナックル110のナックルアーム部110c(ロアボールジョイント中心110d)は、直線支持機構300を介して、車両幅方向外側に直線的に移動することになる。
換言すると、ナックルアーム部110cのコントロールアーム200との連結点(回動支点202)は、タイロッド400の上記動きに連動して、ロアボールジョイント中心110dと、コントロールアーム200の車体側端部の回動支点204とを、両支点として回動しようとする。この際、ロアボールジョイント中心110dを回動支点とする回動半径は、回動支点204を回動支点とする回動半径よりも小さいことから、コントロールアーム200の回動角度が増加していくと、コントロールアーム200の回動によりナックルアーム部110cの連結点(回動支点202)が車両内側に引き込まれる量に対して、ロアボールジョイント中心110dまわりのナックルアーム部110cの回動によりナックルアーム部110cの同連結点が車両内側に引き込まれる量が不足して、ナックルアーム部110cのロアボールジョイント中心110dを車両外側に押し出そうとする力が働く。この結果として、ナックルアーム部110cのロアボールジョイント中心110dは、図3(B)に示すように、直線支持機構300を介して、車両幅方向外側に直線的に移動することになる。
同様に、左切り時について、例えばステアリングホイールが操作され、タイロッド400が車両幅方向外側へと移動すると、当該タイロッド400の動きに連動して、コントロールアーム200が、回動支点204まわりに左方向に回動する。この際、ナックル110のナックルアーム部110cは、コントロールアーム200との回動支点202を介した連結により、車幅方向の位置が規制されるので、図3(C)にて矢印で示すように、車両幅方向外側に移動しようとする。この結果、図3(C)に示すように、ナックル110のナックルアーム部110c(ロアボールジョイント中心110d)は、直線支持機構300を介して、車両幅方向外側に直線的に移動することになる。
このように本実施例によれば、操舵機構の操舵時の動きに連動させて、ロアボールジョイント中心110dを車両幅方向外側に直線的に移動させることができる。即ち、操舵角に応じてキングピン軸を車両外側に移動させることができる。これにより、転舵時のタイヤとサイドメンバー(ホイールハウス)との干渉を防止しつつ、タイヤ切角を増大させることができる。
また、本実施例では、直線支持機構300を用いることで、ロアボールジョイント中心110dを直線的に移動させることができるので、転舵方向の相違によりタイヤ切角に有意差が生じることがなくなる。
また、本実施例では、図3(A)に示すように、ナックルアーム部110cのコントロールアーム200との連結点(回動支点202)と、ロアボールジョイント中心110dと、コントロールアーム200の車体側端部の回動支点204との3点は、上面視で、略一直線上に配置されている。これにより、右切り時と左切り時の何れに対しても、略同様に、ロアボールジョイント中心110dを車両幅方向外側に直線的に移動させることができる。これにより、転舵方向の相違によりキングピン軸の車両外側への移動量に実質的な相違が発生せず、この結果、右切り時と左切り時の何れに対しても同等に最大タイヤ切角を大きくすることができる。
また、本実施例では、上述の如く、操舵角の増加に伴ってコントロールアーム200の回動角度が増加していくと、コントロールアーム200の回動によりナックルアーム部110cの連結点(回動支点202)が車両内側に引き込まれる量に対して、ロアボールジョイント中心110dまわりのナックルアーム部110cの回動によりナックルアーム部110cの連結点が車両内側に引き込まれる量が不足して、ナックルアーム部110cのロアボールジョイント中心110dを車両外側に押し出そうとする力が働く。この力により、ロアボールジョイント中心110dまわりのナックルアーム部110cの回動が促進されるので、大操舵角域において必要な操舵力を低減することができる。
尚、本実施例では、ナックル110のコントロールアーム200との連結点(回動支点202)は、ナックルアーム部110cに設定されているが、ロアボールジョイント中心110dよりも車両幅方向外側に設定される限り、ナックル110の如何なる部分に設定されてもよい。
また、本実施例では、タイロッド400が車輪の車両後方側に接続されているが、タイロッド400が車輪の車両前方側に接続されてもよい。また、タイロッド400は、コントロールアーム200を介してナックル110(ナックルアーム部110c)に接続されてもよい。即ち、コントロールアーム200の中央部等にタイロッド400を連結し、タイロッド400の移動に連動させてコントロールアーム200を回動支点204まわり回動させることとしてもよい。この場合も、コントロールアーム200の回動支点204まわりの回動に伴って、ロアボールジョイント中心110dまわりにナックルアーム部110cが回動されると共に(転舵が実現されると共に)、ロアボールジョイント中心110dが車両外側に直線的に移動される(キングピン軸の車両外側への移動が実現される)。
また、本実施例による車両用操舵装置において、アッパ側に上述の主要構成要素を配置し、ロア側にサスペンション装置を配置することも可能である(即ち、上下反転させることも可能である)。例えば図4に示す変形例では、ナックル110の下側の腕部110bは、ロアアーム150を介して、車体(フレーム等)に対して回動可能に連結される。ロアアーム150の回動軸は、トーションバー42により構成され、ロアアーム150の回動軸には、ロータリーダンパー36(例えば電磁式アブソーバー)が接続される。かかる変形例においては、車輪上下動時(バウンド/リバウンド時)の衝撃は、ロアアーム150の上下方向の揺動に伴うトーションバー42の弾性力及びロータリーダンパー36の減衰力の作用により緩和される。
図5は、本発明の実施例2による車両用操舵装置がダブルウィッシュボーン式を備える車両に適用された状態を、車両外側から示す斜視図である。図5は、車輪の1転舵輪に対する構成を代表として示し、他の転舵輪における構成は、左右対称等の形式的な相違以外は実質的に同一であってよい。尚、図5では、明瞭化のため、ホイールやタイヤが図面上省略されている。図示の車輪が駆動輪の場合には、ドライブシャフトが接続されることになる。
実施例2による車両用操舵装置101は、アッパーアーム160の構成に関して主たる特徴を有する。その他の構成(特にロア側の構成)については、上述の実施例1と同様の構成であってよく、同一の参照符号を付して説明を省略する。
アッパーアーム160の車輪側端部は、ナックル110の上側の腕部110aに設定される回動支点162にて、ナックル110に対して回動可能に連結される。回動支点162における支持態様は、ボールジョイントにより実現されてよい。
アッパーアーム160の車体側端部は、車体に設定される回動支点164にて、車体に対して回動可能に連結される。回動支点164における支持態様は、同様に、ボールジョイントやブッシュにより実現されてよい。回動支点162及び回動支点164におけるアッパーアーム160の回動軸は、車両の上下方向に略対応にするように設定される。即ち、アッパーアーム160は、コントロールアーム200と同様、略水平面内において回動(揺動)可能に構成される。
アッパーアーム160の中央部には、ショックアブソーバ30のピストンシリンダ34の下端が接続される。上下のスプリングシートの間には、ショックアブソーバ30を取り巻くようにコイルスプリング40が設けられる。
本実施例によるアッパーアーム160は、上述の如くナックル110(ナックルアーム部110c)が直線支持機構300を介して車両幅方向外側に直線的に移動する際、車両前方向に回動するように配置されている。即ち、上述の如く、操舵時のタイロッド400の動きに連動して、ナックル110(ナックルアーム部110c)が直線支持機構300を介して車両幅方向外側に直線的に移動すると、ナックル110の動きに連動して、ナックル110の上部を支持するアッパーアーム160が車両幅方向外側に押し出される。この際、本実施例によるアッパーアーム160は、車両前方向に回動して、上記のナックル110の動きを吸収する。
図6は、本実施例による車両用操舵装置101により実現される操舵時の動作を示す図である。図6は、アッパーアーム160の作用の説明のために参照されるものであるため、ロア側の構成(コントロールアーム200や直線支持機構300等)については図面上省略されている。
図6(A)は、舵角中立時の車両用操舵装置101の状態を、簡易モデルにて上面視(上側)及び側面視(下側)で示し、図6(B)は、右切り時(外切り時)の車両用操舵装置101の状態を簡易モデルにて上面視(上側)及び側面視(下側)で示している。
本例では、図6(A)に示すように、回動支点162とロアボールジョイント中心110dとを結ぶキングピン軸は、通常通り、側面視で、上側が車両の後方側となるように傾斜している。即ち、正のキャスタ角を有する。
転舵時には(左切り時も同様)、上述の如く、アッパーアーム160のナックル110との連結点(回動支点162)が、図6(B)の上面視に示すように、車両前方向に回動するので(回動前の状態を2点鎖線にて図示)、キングピン軸が直立方向に変化する(キャスタが立ってくる)。即ち、キャスタ角(及びそれによりキャスタトレール)が小さくなる。
このように本実施例によれば、操舵機構の操舵時の動作に連動して、キングピン軸の傾きを変化させ、操舵角の増加に伴ってキャスタトレールを小さくすることができる。これにより、キャスタトレールが小さくなる舵角領域において、路面に対するタイヤの摩擦力(抵抗)が小さくなり、転舵に必要な操舵力を低減することができる。
尚、本実施例では、アッパーアーム160によりキャスタトレールを小さくさせているが、上下反転した構成であれば、ロアアームにより同様の考え方でキャスタトレールを小さくさせることは可能である。この場合、例えば正のキャスタ角を有する構成であれば、ロアアームは、ナックル110(ナックルアーム部110c)が直線支持機構300を介して車両幅方向外側に直線的に移動する際、車両後方向に回動するように配置されればよい。
また、本実施例は、ダブルウィッシュボーン式のサスペンションを備える車輪に対する適用例であるが、他の形式のサスペンションを備える車輪に対しても同様の適用可能であり、例えば、図1に示したようなストラット式サスペンションを備える車輪に対しても適用可能である。この場合、例えば正のキャスタ角を有する構成であれば、ナックル110(ナックルアーム部110c)は、直線支持機構300を介して車両幅方向外側に向けて車両斜め後方向に沿った近似直線で移動可能なように構成されればよい。この場合、上述の如く、操舵機構の操舵時の動作に連動して、ロアボールジョイント中心110dが車両後方向に移動するので、転舵時にキングピン軸の傾斜が直立方向に変化することになる。尚、このような構成(即ち、車両斜め後方向にロアボールジョイント中心110dを直線的に移動させる構成)は、ダブルウィッシュボーン式のサスペンションに対しても適用可能である。
図7は、本発明の実施例3による車両用操舵装置がダブルウィッシュボーン式を備える車両に適用された状態を、車両外側から示す斜視図である。尚、実施例3による車両用操舵装置102は、上述の実施例1の構成と同様、如何なる形式のサスペンションを備える車両に対しても適用可能である。
実施例3による車両用操舵装置102は、アッパ側の構成については、上述の実施例2と同様の構成を有してよい。ロア側の構成については、以下説明する。
図7に示すように、ナックル110の下側の腕部110bからは、車両幅方向内側に延びる部位112(以下、「ナックル下部112」という)が形成される。ナックル下部112における車両幅方向内側の端部には、連結リンク114が回動可能に連結される。連結リンク114は、車両の前後方向に延在する。連結リンク114は、ナックル下部112と、ナックル下部112に対して車両後方側に比較的大きくオフセットして配置されたナックルアーム116との間を連結する。即ち、連結リンク114の車両後方側の端部は、車両後方側にオフセットして配置されたナックルアーム116に回転可能に連結される。尚、本実施例においては、ナックル下部112、ナックルアーム116及び連結リンク114を含むナックル110が、添付の特許請求の範囲における「車輪支持部材」に対応する。
本実施例の車両用操舵装置102は、更に、コントロールアーム200、直線支持機構300及びタイロッド400を備える。
コントロールアーム200の車輪側端部200aは、ナックルアーム116に設定される回動支点206にて、ナックルアーム116に対して回動可能に連結される。回動支点206における支持態様は、ボールジョイントやブッシュにより実現されてよい。
コントロールアーム200の車体側端部200bは、車体に設定される回動支点204にて、車体に対して回動可能に連結される。回動支点204における支持態様は、同様に、ボールジョイントやブッシュにより実現されてよい。回動支点206及び回動支点204におけるコントロールアーム200の回動軸は、車両の上下方向に略対応にするように設定される。
ナックルアーム116には、回動支点116dにて、タイロッド400の一端が回動可能に連結される。タイロッド400の他端は、車両の左右方向に延在するラックバー(図示せず)に接続される。タイロッド400を含む操舵機構は、適切な任意の構成であってよい。
尚、図7に示す例では、ナックルアーム116は、上面視で、車両幅方向に延在する部位と車両後方に延在する部位とからなるL字状であり、屈曲部に、連結リンク114との連結点が設定され、車両幅方向外側の端部に、コントロールアーム200との連結点(回動支点206)が設定され、車両前後方向後側の端部に、タイロッド400との連結点(回動支点116d)が設定されている。
ナックル下部112は、直線支持機構300を介して、車体に対して車両幅方向に直線運動又は近似直線運動可能に支持される。図示の例では、直線支持機構300は、車両の前後方向に延びる2つのリンク部材302,304と、それらを連結する第3リンク部材(連接リンク)306とからなるワットリンク機構である。第1及び第2リンク部材302,304は、それぞれ、一端が車体に対して回動可能に連結され、他端が第3リンク部材306に対して回動可能に連結される。同様に、これらの回動可能な支持態様は、ボールジョイントやブッシュにより実現されてよい。これらの回動軸は、車両の上下方向に略対応にするように設定される。
第3リンク部材306は、ナックル110のナックル下部112と同様、車両幅方向に延在し、第1及び第2リンク部材302,304との連結点間に、ナックル下部112の回動支点110d(ロアボールジョイント中心110d)が設定される。即ち、ナックル110は、ロアボールジョイント中心110dにて、直線支持機構300の第3リンク部材306に対して回動可能に支持される。ロアボールジョイント中心110dにおけるナックル110の回動軸は、車両の上下方向に略対応にするように設定される。この場合、キングピン軸は、ロアボールジョイント中心110dと、アッパボールジョイント中心(回動支点162)とを結んだ直線に対応することになる。
第1リンク部材302には、第3リンク部材306との連結点と車体との連結点の2つの連結点の間に、ナックルアーム116の回動支点116aが設定される。即ち、ナックルアーム116は、回動支点116aにて、直線支持機構300の第1リンク部材302に対して回動可能に支持される。回動支点116aにおける支持態様は、同様に、ボールジョイントやブッシュにより実現されてよい。
図8は、本実施例による車両用操舵装置102により実現される操舵時の動きを示す平面図である。尚、図8では、車両用操舵装置102の主要構成要素を簡易モデルで表している。
図8(A)は、舵角中立時の右輪における車両用操舵装置102の状態を示し、図8(B)は、右切り時(外切り時)の車両用操舵装置102の状態を示し、図8(C)は、左切り時(内切り時)の車両用操舵装置102の状態を示す。
右切り時について、例えばステアリングホイールが操作され、ラックバー(及びタイロッド400)が車両幅方向内側へと移動すると、図8(B)に示すように、ナックルアーム116が回動支点116aまわりに回動し始めると共に、ナックル110のナックル下部112がロアボールジョイント中心110dまわりに回動し始める。また、タイロッド400の上記動きに連動して、コントロールアーム200が、回動支点204まわりに右方向に回動する。この際、ナックルアーム116の回動支点116aは、コントロールアーム200との回動支点206を介した連結により、車幅方向の位置が規制されるので、図8(B)にて矢印で示すように、車両幅方向外側に移動しようとする。これにより、第1リンク部材302が車両幅方向外側に回動し、それに伴って、図8(B)に示すように、ナックル110のナックル下部112(ロアボールジョイント中心110d)が車両幅方向外側に直線的に移動することになる。
換言すると、ナックルアーム116のコントロールアーム200との連結点(回動支点206)は、タイロッド400の上記動きに連動して、第1リンク部材302に対する回動支点116aと、コントロールアーム200の車体側端部に対する回動支点204とを、両支点として回動しようとする。この際、回動支点116aを回動支点とする回動半径は、回動支点204を回動支点とする回動半径よりも小さいことから、コントロールアーム200の回動角度が増加していくと、コントロールアーム200の回動により回動支点206が車両内側に引き込まれる量に対して、回動支点116aまわりのナックルアーム116の回動により回動支点206が車両内側に引き込まれる量が不足して、ナックルアーム116の回動支点116aを車両外側に押し出そうとする力が働く。これにより、ナックルアーム116の回動支点116aは、図8(B)に示すように、車両幅方向外側に移動しようする。この結果、第1リンク部材302が車両幅方向外側に回動して直線支持機構300が作動し、それに伴って、図8(B)に示すように、ナックル110のナックル下部112(ロアボールジョイント中心110d)が、車両幅方向外側に直線的に移動することになる。
同様に、左切り時について、例えばステアリングホイールが操作され、タイロッド400が車両幅方向外側へと移動すると、当該タイロッド400の動きに連動して、コントロールアーム200が、回動支点204まわりに左方向に回動する。ナックルアーム116は、コントロールアーム200との回動支点206を介した連結により、車幅方向の位置が規制されるので、図8(C)にて矢印で示すように、車両幅方向外側に移動しようとする。これにより、第1リンク部材302が車両幅方向外側に回動し、それに伴って、図8(C)に示すように、ナックル110のナックル下部112(ロアボールジョイント中心110d)が車両幅方向外側に直線的に移動することになる。
このように本実施例によれば、上述の実施例1と同様、操舵機構の操舵時の動きに連動させて、ロアボールジョイント中心110dを車両幅方向外側に直線的に移動させることができる。即ち、操舵角に応じてキングピン軸を車両外側に移動させることができる。これにより、転舵時のタイヤとサイドメンバー(ホイールハウス)との干渉を防止しつつ、タイヤ切角を増大させることができる。また、本実施例では、直線支持機構300を用いることで、ロアボールジョイント中心110dを直線的に移動させることができるので、転舵方向の相違によりタイヤ切角に有意差が生じることがなくなる。
また、本実施例では、図7に示したように、ナックルアーム116を連結リンク114により連結することで、コントロールアーム200やタイロッド400をホイール中心からオフセットして配置することができるので、車軸まわりに比較的大きな自由空間を確保することができる。これにより、例えばドライブシャフトやモータ(電気モータ駆動の場合)をホイール内に配設することが容易となる。
また、本実施例では、コントロールアーム200の車輪側端部の回転支点206が、ナックルアーム116を介して直線支持機構300の第1リンク部材302に設けられているので、コントロールアーム200の車輪側端部の回転支点が直線支持機構300の第3リンク部材306に設けられた上述の実施例1の場合に比べて、コントロールアーム200の回動量(ラックストローク量)に対するロアボールジョイント中心110dの移動量(車両幅方向外側への移動量)を大きくすることができる。即ち、コントロールアーム200の回動量に対するロアボールジョイント中心110dの移動量を、上述の実施例1の場合に比べて、第1リンク部材302における回動支点116aの位置により定まる線分比β/α(図8(A)参照)だけ、増大(増倍)させることができる。これにより、より少ないラックストロークで、ロアボールジョイント中心110dを効率的に車両幅方向外側へと直線移動させることができる。
また、本実施例では、図8(A)に示すように、ナックルアーム116のコントロールアーム200との連結点(回動支点206)と、第1リンク部材302に対するナックルアーム116の回動支点116aと、コントロールアーム200の車体側端部の回動支点204との3点は、上面視で、略一直線上に配置されている。これにより、右切り時と左切り時の何れに対しても、略同様に、ナックルアーム116の回動支点116a及びそれに伴いロアボールジョイント中心110dを車両幅方向外側に直線的に移動させることができる。これにより、転舵方向の相違によりキングピン軸の車両外側への移動量に実質的な相違が発生せず、この結果、右切り時と左切り時の何れに対しても同等に最大タイヤ切角を大きくすることができる。
図9は、本発明の実施例4による車両用操舵装置103を簡易モデルにより概略的に示す平面図である。実施例4による車両用操舵装置103は、上述の実施例1による車両用操舵装置100に対して、コントロールアーム200の車体側端部200bにアクチュエータ700を有する点が主に異なる。その他の構成については、上述の実施例1と同様であってよい。アクチュエータ700は、コントロールアーム200の回動支点204(車体側端部200b)を車両前後方向に移動させるに作動される。尚、アクチュエータ700は、図示しない制御装置により作動制御される。
図10は、本実施例による車両用操舵装置103により実現される操舵時の動きを示す平面図であり、図10(A)は、左切り時(内切り時)の車両用操舵装置103の状態を示し、図10(B)は、右切り時(外切り時)の車両用操舵装置102の状態を示す。
左切り時には、アクチュエータ700の作動により、コントロールアーム200の回動支点204は、図10(A)にて矢印で示すように、車両後方(ラックバー側)へと移動される。コントロールアーム200の回動支点204が車両後方に移動されると、回動支点202(ナックル110のナックルアーム部110cとコントロールアーム200との連結点)が車両幅方向内側に引き込まれる。これにより、操舵角が増大されるので、左切り時のタイヤ切角を大きくすることができる。
同様に、右切り時には、アクチュエータ700の作動により、コントロールアーム200の回動支点204は、図10(A)にて矢印で示すように、車両前方へと移動される。コントロールアーム200の回動支点204が車両前方に移動されると、回動支点202(ナックル110のナックルアーム部110cとコントロールアーム200との連結点)が車両幅方向内側に引き込まれる。これにより、操舵角が増大されるので、右切り時のタイヤ切角を大きくすることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述した各実施例では、ロアボールジョイント中心110dは、直線支持機構300を介して、車両幅方向に略平行な近似直線で移動可能なように構成されているが、車両斜め前後方向に沿った直線又は近似直線で移動可能なように構成されてもよい。
100 車両用操舵装置
200 コントロールアーム
300 直線支持機構
400 タイロッド
200 コントロールアーム
300 直線支持機構
400 タイロッド
Claims (7)
- 車輪を回転可能に支持する車輪支持部材と、
車体に支持された部材を含み、キングピン軸を構成する車輪支持部材の回動支点を、車体に対して車両幅方向又は車両斜め前後方向に直線運動又は近似直線運動可能に支持する直線支持機構と、
一端が車体に回動可能に支持され、他端が前記回動支点よりも車両幅方向外側で前記車輪支持部材に回動可能に支持されるアーム部材と、
車輪支持部材に連結されたタイロッドを含み、操舵時のタイロッドの移動に連動して車輪支持部材を前記回動支点まわりに回動させる操舵機構とを備え、
前記アーム部材は、前記直線支持機構を介して、前記車輪支持部材の回動支点を前記タイロッドの移動に連動して前記車両幅方向外側に向けて直線運動又は近似直線運動させることを特徴とする、車両用操舵装置。 - 前記車輪支持部材の回動支点は、舵角中立状態の車両の上面視で、前記アーム部材の延在する直線と略同一の直線上に設定される、請求項1に記載の車両用操舵装置。
- 前記直線支持機構は、車体に支持された2本の第1及び第2リンク部材と、これら第1及び第2リンク部材間を連結する第3リンク部材とからなり、前記第3リンク部材に、前記車輪支持部材の回動支点が設定されたワットリンク機構である、請求項1又は2に記載の車両用操舵装置。
- 前記直線支持機構は、
車体に支持された2本の第1及び第2リンク部材と、これら第1及び第2リンク部材を連結する第3リンク部材とからなるワットリンク機構であり、前記第3リンク部材に、直線支持機構により支持される前記車輪支持部材の第1回動支点が設定され、前記第1又は第2リンク部材に、前記車輪支持部材の第2回動支点が設定され、
前記車輪支持部材は、
前記第1回動支点まわりに回動可能に支持され、車輪を回転可能に支持する第1部材と、
前記第2回動支点まわりに回動可能に支持され、前記第2回動支点よりも車両幅方向外側で前記アーム部材の前記他端を回動可能に支持する第2部材と、
前記第2部材と前記第1部材との間に連結される連結される第3部材とからなる、請求項1に記載の車両用操舵装置。 - 前記第2回動支点は、舵角中立状態の車両の上面視で、前記アーム部材の延在する直線と略同一の直線上に設定される、請求項4に記載の車両用操舵装置。
- キングピン軸が、前記車輪支持部材の回動支点の前記車両幅方向外側に向けた運動に伴って、直立方向に変化する、請求項1〜5のいずれかに記載の車両用操舵装置。
- 一端が車体に回動可能に支持され、他端が前記車輪支持部材に回動可能に連結される第2アーム部材を有し、前記車輪支持部材の回動支点と前記第2アーム部材の他端の連結点がキングピン軸を構成し、前記第2アーム部材は、前記車輪支持部材の回動支点の運動に伴ってキングピン軸が直立方向に変化するように配置される、請求項6に記載の車両用操舵装置。
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