JP3589449B2 - 静電容量センサ、管内流動判断装置、管内流動制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、管体内を流れる液体などの流動性物質の流動状態を判断することのできる管内流動判断装置、及び判断結果に基づき流動物質の流動状態を制御する管内流動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の装置としては、例えばビール工場や飲食店などにおいてビールを配送する管内のビールの流動状態を判断するものがある。例えば図9のように、ビールを配送する管体101に電極103,105を差し込み、管体101内を流れるビール107の流動状態を判断する。流動状態の判断は、電極103,105によって管体101内の導電率を検出し、ビール107の液部分109と泡部分111との導電率の相違を検出することにより行っている。この判断結果により、管体101内を流動するビール107の泡部分111を適宜廃棄し、液部分109のビール107を的確に取り出すようにしている。
【0003】
従って、管体101の端末に取り付けられた取出機からは泡の少ないビール107をいつでも的確に取り出すことが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の図9のような装置では、電極103,105が管体101内を流れるビール107に直接接するため、電極103,105の腐蝕を招き易く、衛生面で問題を招く恐れがある。また、検出を導電率の変化で行うため、電圧変化が少なく電圧変化を積分する必要があり、演算量が増大するという問題がある。さらに、導電率で検出する場合には、磁場の影響を受け易く、電磁バルブなどの近辺には配置することができないという問題もある。
【0005】
加えて、管体101内を流れる流動性物質が金属流、土流、石流など固体の物である場合には、電極103,105に流動性物質が衝突することで電極103,105の損傷を招き、検出不良を招く恐れがある。従って、電極103,105を管体101内に差し込む図9のような装置では、固形の流動性物質の流動状態を判断することは困難となっていた。
【0006】
本発明は、管体内を流れる流動性物質の種類を問わず、的確かつ容易に流動状態を判断することができると共に、衛生面でも問題のない管内流動判断装置及び管内流動制御装置の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、通路の外側に周回状に設けられた測定電極及びグランド電極を備え前記通路内の静電容量の変化を検出するための静電容量センサにおいて、前記測定電極及びグランド電極は、相互間に隙間を有して一対設けられると共に、グランド電極が測定電極よりも細く形成され且つ流動方向に沿って螺旋状に巻き付けられ、前記通路の断面の周方向で、前記一対の測定電極及びグランド電極が相互間の隙間を持って前記通路の外側を包囲し、該一対の測定電極及びグランド電極間で静電容量を検出することを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1記載の静電容量センサであって、前記測定電極及びグランド電極の外側を、シールド材で覆ったことを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の静電容量センサであって、前記通路内を流れる流動性物質の流動状態を判断するために該通路内の基準の静電容量の変化を予め記憶する基準値記憶手段と、前記検出した静電容量の変化と記憶した静電容量の変化とを比較して前記通路内を流れる流動性物質の流動状態を判断する流動判断手段とを設けたことを特徴とする。
【0011】
請求項4の発明は、請求項3記載の管内流動判断装置であって、前記通路内を流れる流動性物質の流動状態を調整可能な調整手段と、前記流動判断手段の判断結果に基づき前記調整手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項5の発明は、請求項4記載の管内流動制御装置であって、前記通路は、端末に前記流動性物質の物質取出機を備え、前記調整手段は、前記通路の静電容量センサ位置と物質取出機位置との間に備えられた第1開閉バルブ及び該第1開閉バルブ位置と前記静電容量センサ位置との間で前記通路に接続する分岐管に備えられた第2開閉バルブであり、前記制御手段は、前記静電容量の変化が設定値内であるとき前記第1開閉バルブを開とすると共に第2開閉バルブを閉とし、前記静電容量の変化が設定値を上回るとき前記第1開閉バルブを閉とすると共に第2開閉バルブを開とするように制御することを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】
請求項1の発明では、通路の外側に周回状に設けられた測定電極及びグランド電極を備え前記通路内の静電容量の変化を検出するための静電容量センサにおいて、前記測定電極及びグランド電極は、隙間を有して一対設けられると共に、グランド電極が測定電極よりも細く形成され、且つ流動方向に沿って螺旋状に巻き付けられ、前記通路の断面の周方向で、前記一対の測定電極及びグランド電極が相互間の隙間を持って前記通路の外側を包囲し、該一対の測定電極及びグランド電極間で静電容量を検出するため、通路内の静電容量を的確に検出することができる。
【0015】
請求項2の発明では、請求項1記載の発明の効果に加え、前記測定電極及びグランド電極の外側を、シールド材で覆ったため、より的確な検出を行うことができる。
【0016】
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明の効果に加え、前記通路内を流れる流動性物質の流動状態を判断するために該通路内の基準の静電容量の変化を予め記憶する基準値記憶手段と、前記検出した静電容量の変化と記憶した静電容量の変化とを比較して前記通路内を流れる流動性物質の流動状態を判断する流動判断手段とを設けたため、基準値記憶手段では、通路内を流れる流動性物質の流動状態を判断するために該通路内の基準の静電容量の変化を予め記憶することができる。流動判断手段では、前記検出した静電容量の変化と記憶した静電容量の変化とを比較して、前記通路内を流れる流動性物質の流動状態を判断することができる。
従って、通路内の流動状態の、例えば正常、異常や流動性物質の種類の変化等を的確に判断することができる。また、通路内を流れる流動性物質の流動状態を非接触で判断することができ、流動性物質が飲食物であっても衛生状態を確保することができる。さらに、通路内を流れる流動性物質の流動状態を静電容量又はその変化によって判断することができるため、電圧変化が大きく検出値の積分を不要とし、演算量を少なくすることができる。流動状態を静電容量の変化で判断するため、磁場の影響を受けにくくすることができる。流動性物質が金属流、土流、石流などの固形物質であっても、電極が流動性物質に衝突することがなく、固形の流動性物質の流動状態を的確かつ迅速に判断することができる。
【0018】
請求項4の発明では、請求項3の発明の効果に加え、流動状態の判断結果に基づき、制御手段が調整手段を制御し、通路内を流れる流動性物質の流動状態を的確かつ容易に制御することができる。
【0019】
請求項5の発明では、請求項4の発明の効果に加え、前記制御手段の制御により、前記検出された静電容量の変化が基準の静電容量の変化値内であるとき前記第1開閉バルブを開とすると共に第2開閉バルブを閉とし、前記検出された静電容量の変化が基準の静電容量の変化値を上回るとき前記第1開閉バルブを閉とすると共に第2開閉バルブを開とすることができる。
【0020】
従って、通路内を流れる流動性物質の流動状態が正常、或いは流動性物質の種類の変化がなく、検出される静電容量の変化が基準の静電容量の変化値内であるときは、通路から物質取出機へ流動性物質を流し該物質取出機から正常な流動状態の流動性物質、或いは種類に変化のない流動性物質を的確に取り出すことができる。また、通路内を流れる流動性物質の流動状態が異常,或いは流動性物質の種類が変化して検出される静電容量の変化が基準の静電容量の変化値を上回るときは、通路から物質取出機への流動性物質の流れを停止させ、異常な流動状態の流動性物質、或いは種類の異なる流動性物質を分岐管側へ的確に流すことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態に係る管内流動制御装置の全体概略図である。図1のように、管体1は、本実施形態において流動性物質として、例えばビールを内部側の通路に流し配送する構成となっている。
【0022】
前記管体1の一端にはビールタンク3が接続され、同他端の端末には物質取出機としてビール取出機5が接続されている。管体1のビール取出機5側には、調整手段である第1開閉バルブとして第1電磁開閉バルブ7が介設され、管体1の後述する静電容量センサ位置と物質取出機位置との間に第1開閉バルブが備えられた構成となっている。第1電磁開閉バルブ7によって、管体1内の通路を流れる流動性物質としてのビールの流動状態を制御可能となっている。すなわち、第1電磁開閉バルブ7を開けると、管体1からビール取出機5にビールが送られ、第1電磁開閉バルブ7が閉じられると、ビール取出機5へのビールの配送が停止される。
【0023】
前記管体1には、第1電磁開閉バルブ7の上流側において分岐管としてのドレン管9が接続され、第1開閉バルブ7位置と後述する静電容量センサ位置との間で接続された構成となっている。ドレン管9の端末には、ドレンタンク11が設けられている。ドレン管9には調整手段である第2開閉手段として第2電磁開閉バルブ13が介設され、ドレン管9に備えられた構成となっている。
【0024】
後述する制御により前記第1電磁開閉バルブ7が閉じているときに第2電磁開閉バルブ13が開けられると、管体1内の通路からドレンタンク11にビール(主に泡)が排出され、第1電磁開閉バルブ7が開けられ第2電磁開閉バルブ13が閉じられると、管体1からドレンタンク11へのビールの泡の排出は停止される。
【0025】
前記管体1には、その外側に静電容量センサとしてのセンサユニット15が嵌合して設けられている。センサユニット15により、管体1内通路の静電容量の変化を検出することができる。前記センサユニット15は、例えば図2〜図4のようになっている。
【0026】
図2は前記センサユニット15及びその周辺を示す拡大断面図である。図3は図2のSA−SA矢視における拡大断面図である。図4は図2の一部をさらに拡大して示す要部拡大断面図である。これら図2〜図4のように、前記センサユニット15は、通路を形成する管体の外側に、絶縁材17を介して電極19が周回状に巻き付けられたものである。
【0027】
前記絶縁材17は、本実施形態において、例えば塩化ビニル製のパイプで形成されている。絶縁材17は管体1の外周面に密に嵌合している。この嵌合は、接着剤などで固定することもできる。このように、例えば塩化ビニル製のパイプの絶縁材17を用いることで、センサユニット15を管体1に対しアッセンブリとして一体に取り扱うことができ、管体1への取り付けも容易に行うことができる。管体1は本実施形態において、センサユニット15に対応する部分において塩化ビニルなどの絶縁性樹脂によって形成されている。管体1は、その全体を絶縁性樹脂によって形成することもできる。
【0028】
前記電極19は銅泊などの導電性金属箔製であり、その具体的構成は後述する。電極19の外側には、絶縁材21を介してシールド材23が設けられている。絶縁材21は、本実施形態において塩化ビニル製のパイプで形成されている。絶縁材21は、電極19の外側を密に覆っている。尚、前記絶縁材21は樹脂モールドによって構成することもできる。また、内側の絶縁材17も場合によっては樹脂モールドによって形成することができる。
【0029】
前記シールド材23は、本実施形態においてアルミパイプによって形成されている。シールド材23は、絶縁材21の外面に密に嵌合している。シールド材23の両端部には端部シールド材25a,25bが固着されている。端部シールド材25a,25bは、本実施形態によってアルミニウムによって形成されている。
【0030】
前記一方の端部シールド材25aには、貫通孔27が設けられ、前記電極19の配線29が外部に引き出されている。端部シールド材25aと配線29との間は、例えば樹脂モールド31が施されている。配線29の端部には、接続用のコネクタ31が設けられている。
【0031】
前記電極19の具体的構成は図5のようになっている。図5においては、塩化ビニル製パイプの絶縁材17に電極19を螺旋状に巻き付けた状態を一点鎖線で示し、電極19の展開状態を実線で示している。図5のように、電極19は測定電極33と、グランド電極35とからなっている。両電極33,35ともに銅箔により展開状態で略平行四辺形帯状に形成されている。両電極33,35の短辺の長さ(図5の実線図示の右端又は左端の上下方向の長さ)は、両電極33,35間の後述する隙間37を加えて、絶縁材17の外周長さとほぼ一致している。
【0032】
前記グランド電極35は測定電極33よりも細く形成されている。測定電極33、グランド電極35は絶縁材17の外周面に一点鎖線図示のように流動方向に沿って螺旋状に巻き付けられ、接着などにより固定されている。巻き付け回数は、本実施形態において絶縁材17の外周面をほぼ3周する程度である。但し、電極33,35により管体1の全周に渡って静電容量の変化が検出できる限り、巻き付け回数は任意に選択できるものである。絶縁材17に巻き付けた両電極33,35の間には、隙間37が設けられている。
【0033】
前記両電極33,35は、図5の絶縁材17に巻き付け状態において両者が交互に配置された構成となっている。この巻き付け状態において、隣接する測定電極33相互は、短絡点AB間において短絡接続されている。前記グランド電極35は、巻き付け状態において短絡点CD間において短絡接続されている。電極19の図5の巻き付け状態において、短絡点A,B,C,Dの位置は、便宜的に同一面側に同時に示しているが、実際の短絡点A,B,C,Dの位置は展開状態の位置で示される箇所にある。
【0034】
このような構成によって、例えば図6の電極19Aと同様な構成の電極配置となっている。すなわち図5の電極19は、図6のような電極19Aにおける点A1,B1,C1,D1に前記短絡点A,B,C,Dが位置的に対応し、電極19では略平行四辺形帯状の電極33,35及び前記短絡点A,B,C,Dでの短絡接続とにより絶縁材17の外面に螺旋状に巻き付けることができるようにしたものである。
【0035】
尚、電極19に代え、図6の電極19Aの構成にすることも勿論可能である。図6では、電極19Aが測定電極33Aとグランド電極35Aとを絶縁材17の外面全周に周回状に巻き付けるものである。図5と図6の電極19,19Aの相違は、図5の電極19のように絶縁材17の外面に螺旋状に巻き付ける場合には管体1内通路のビール等の流動物質の流れによる静電容量の変化をより的確かつ容易に検出することができることにある。
【0036】
図7は、管内流動判断装置を含めた管内流動制御装置の概略ブロック図を示している。センサユニット15、発振回路39、周波数電圧変換回路41、A/D変換回路43、MPU45は、管内流動判断装置47を構成している。この管内流動判断装置47に駆動回路49、制御バルブ51を加えて管内流動制御装置53を構成している。この場合、制御バルブ51は、図1の第1,第2電磁開閉バルブ7,13で構成されている。MPU45は、開閉手段としての制御バルブ51を制御する制御手段を構成している。
【0037】
前記MPU45には、流動性物質が通路を流れるときの管体1内通路の基準の静電容量の変化が予め記憶されている。この基準の静電容量の変化は、管体1内通路を流れる流動性物質の流動状態の、例えば正常、異常を判断するためのものである。本実施形態においては、図1の管体1内通路を流れるビールが液状態(正常)であるときと泡状態(異常)であるときとの静電容量の変化を基準の静電容量の変化として記憶している。従って、MPU45は、本実施形態において基準値記憶手段を構成している。基準の静電容量の変化値は、ビール取出機5側へ流したい泡の量などにより任意に調整することができる。またMPU45は、検出した静電容量の変化と記憶した静電容量の変化とを比較して、管体1内の通路を流れるビールの流動状態を判断する。従って本実施形態において、MPU45は流動判断手段を構成している。
【0038】
前記センサユニット15が静電容量の変化を検出すると、発振回路39から静電容量の変化に対応した周波数変化として周波数電圧変換回路41に入力される。周波数電圧変換回路41では、入力された周波数変化を電圧変化に変換し、A/D変換回路43に入力する。A/D変換回路43では、入力された電圧変化をディジタル信号の2進数数値に置き換え、MPU45へ入力する。MPU45では、検出により入力された静電容量の変化と設定された基準の静電容量の変化とが比較される。
【0039】
前記MPU45は、前記比較結果によって通路を流れるビールの流動状態が液状態であるか泡状態であるかを判断し、駆動回路49に出力する。駆動回路49は、MPU45からの出力によって制御バルブ51を制御する。
【0040】
そして、図1のように、ビールタンク3から管体1内をビールが流動し、ビール取出機5まで配送されるとき、センサユニット15において管体1内通路の静電容量の変化が検出される。この検出により、管体1内を液状のビールが流動している間は、静電容量の変化が殆どないか設定値より小さいため、MPU45から駆動回路49を介し、第1,第2電磁開閉バルブ7,13に信号が送られ、第1電磁開閉バルブ7は開、第2電磁開閉バルブ13は閉とされ、液状態のビールがビール取出機5へ配送されることになる。
【0041】
前記管体1内通路を流れるビールの状態が泡状態になると、センサユニット15において大きな静電容量の変化が検出される。この検出結果がMPU45において比較された結果により、駆動回路49を介し制御バルブ51へ信号が出力されると、第1電磁開閉バルブ7が閉、第2電磁開閉バルブ13が開となる。
【0042】
この結果、管体1内通路を流れる泡状態のビールは、ドレン管9を介してドレンタンク11へ廃棄される。このような制御によって、ビール取出機5からは泡の少ない液状のビールを常時確実に取り出すことができる。尚、MPU45における基準の静電容量の変化の設定によって、ビール取出機5から取り出す液状のビールに混在する泡の量を調整することなども可能である。
【0043】
また、管体1内通路を流動するビールの流動状態を非接触で検出することができるため、電極の腐蝕なども起こることはなく、管体1内を流動するビールの衛生状態を高度に保つことができる。静電容量の変化は大きな電圧変化をもたらすため、検出結果を積分する必要はなく、演算量が少なく迅速かつ的確な制御を行うことができ、また装置も小型化することができる。
【0044】
さらに流動状態を静電容量の変化で検出するため、磁場の影響を受けにくく、例えば第1電磁開閉バルブ7に近接した位置にセンサユニット15を設けることも可能であり、設計自由度を広げることができる。
【0045】
図8は、管内流動制御装置の変形例を示している。なお、図8において、図7と対応する構成部分には同符号を付して説明する。図8の管内流動制御装置53Aでは、前記A/D変換回路43及びMPU45に代えて、電圧比較回路55、基準電圧発生回路57を設けている。
【0046】
そして、センサユニット15、発振回路39、周波数電圧変換回路41、電圧比較回路55、基準電圧発生回路57が管内流動判断装置47Aを構成している。
【0047】
基準電圧発生回路57では、電圧比較回路55において比較すべき基準電圧を発生するもので、設定すべき基準の静電容量の変化に対応した基準電圧が発生される。従って、基準電圧発生回路57は、本実施形態において基準値記憶手段を構成している。
【0048】
前記基準電圧発生回路57で発生した基準電圧が電圧比較回路55へ送られ、検出された静電容量の変化に応じた電圧変化と比較され、比較結果に応じて駆動回路49を介し制御バルブ51に信号が出力される。従って、電圧比較回路55は、本実施形態において流動判断手段、及び制御手段を構成している。
【0049】
この図8の実施形態においても、静電容量の変化がないか少ないときは、第1電磁開閉バルブ7が開、第2電磁開閉バルブ13が閉となり、静電容量の変化が設定値を上回ると、第1電磁開閉バルブ7が閉、第2電磁開閉バルブ13が開となる。このため、図8の回路構成によっても、管体1内を流れるビールの状態が液状態であるときはビール取出機5へ確実に送られ、泡状態であるときはドレンタンク11へ的確に廃棄することができる。
【0050】
尚、上記実施形態では、分岐管としてのドレン管9をセンサユニット15と第1電磁開閉バルブ7との間に接続したが、第1電磁開閉バルブ7を3方弁とし、該3方弁にドレン管9を接続し、制御手段による電気的な切り替え制御で3方弁をの切り替え、管体1から、ビール取出機5側への流れとドレンタンク11側への流れとに切り替える構成にすることもできる。
【0051】
上記実施形態では、直線状の管体1にセンサユニット15を嵌合させるようにしたが、絶縁材17,21、シールド材23等を軟質なものとすれことなどにより、管体1にコーナー部があっても容易に嵌合させることができ、またコーナー部に取り付けることも可能である。かかる場合、電極19のように螺旋状に巻き付けられていると、管体1のコーナー部に沿って電極19を的確に配置することができる。
【0052】
電極19,19Aは、塩化ビニル製のパイプなどで形成された管体1に直接巻き付け、内側の絶縁材17を省略することもできる。
【0053】
上記実施形態では、流動性物質をビールとして適用しているが、その他の流動性物質に適用することも可能である。例えば液体では水、オイルなど、気体では空気、二酸化炭素など、固体では金属流、土流、石流、豆類などの流動状態を判断し、所定の仕分け制御等を行わせることができる。
【0054】
例えば食品タンクを、水洗浄、湯洗浄、殺菌剤洗浄などの順で洗浄する場合に、これらを配送する管体内に水、湯、殺菌剤等が流れるときの静電容量の変化を予め基準値として記憶させておき、センサユニットで作業中の管体内の静電容量の変化を検出して基準値と比較することにより、現在タンクを水、湯、殺菌剤のいずれで洗浄しているのかを的確に判断することも可能である。すなわち、流動性物質の流動状態には、流動性物質の種類の変化も含まれる。
【0055】
また、1本の管体に複数の分岐管を接続し、静電容量の変化により流動性物質の種類を検出し、管体から各分岐管に種類の異なる流動性物質を的確に分岐して流す構成にすることもできる。
【0056】
静電容量の比較判断は、その変化値の比較判断に限らず静電容量そのものの比較判断も均等の範囲である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る管内流動制御装置の概略構成図である。
【図2】一実施形態に係り、センサユニット及びその周辺を示す断面図である。
【図3】一実施形態に係り、図2のSA−SA矢視における拡大断面図である。
【図4】一実施形態に係り、センサユニットの要部拡大断面図である。
【図5】一実施形態に係り、電極の巻き付け状態の説明図である。
【図6】一実施形態に係り、図5の電極に対応する電極を展開状態で示す説明図である。
【図7】一実施形態に係り、管内流動制御装置の概略ブロック図である。
【図8】変形例の実施形態に係る管内流動制御装置の概略ブロック図である。
【図9】従来例に係る管内流動判断装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1 管体
7 第1電磁開閉バルブ(開閉手段)
13 第2電磁開閉バルブ(開閉手段)
15 センサユニット(静電容量センサ)
17,21 絶縁材
23 シールド材
25A,25B 端部シールド材(シールド材)
33,33A 測定電極
35,35A グランド電極
45 MPU(基準値記憶手段、流動判断手段、制御手段)
47 管内流動判断装置
47A 管内流動判断装置
53,53A 管内流動制御装置
55 電圧比較回路(流動判断手段、制御手段)
57 基準電圧発生回路(基準値記憶手段)
Claims (5)
- 通路の外側に周回状に設けられた測定電極及びグランド電極を備え前記通路内の静電容量の変化を検出するための静電容量センサにおいて、
前記測定電極及びグランド電極は、相互間に隙間を有して一対設けられると共に、グランド電極が測定電極よりも細く形成され且つ流動方向に沿って螺旋状に巻き付けられ、
前記通路の断面の周方向で、前記一対の測定電極及びグランド電極が相互間の隙間を持って前記通路の外側を包囲し、該一対の測定電極及びグランド電極間で静電容量を検出することを特徴とする静電容量センサ。 - 請求項1記載の静電容量センサであって、
前記測定電極及びグランド電極の外側を、シールド材で覆ったことを特徴とする静電容量センサ。 - 請求項1又は2記載の静電容量センサであって、
前記通路内を流れる流動性物質の流動状態を判断するために該通路内の基準の静電容量の変化を予め記憶する基準値記憶手段と、
前記検出した静電容量の変化と記憶した静電容量の変化とを比較して前記通路内を流れる流動性物質の流動状態を判断する流動判断手段とを設けたことを特徴とする管内流動判断装置。 - 請求項3記載の管内流動判断装置であって、
前記通路内を流れる流動性物質の流動状態を調整可能な調整手段と、
前記流動判断手段の判断結果に基づき前記調整手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする管内流動制御装置。 - 請求項4記載の管内流動制御装置であって、
前記通路は、端末に前記流動性物質の物質取出機を備え、
前記調整手段は、前記通路の静電容量センサ位置と物質取出機位置との間に備えられた第1開閉バルブ及び該第1開閉バルブ位置と前記静電容量センサ位置との間で前記通路に接続する分岐管に備えられた第2開閉バルブであり、
前記制御手段は、前記静電容量の変化が設定値内であるとき前記第1開閉バルブを開とすると共に第2開閉バルブを閉とし、前記静電容量の変化が設定値を上回るとき前記第1開閉バルブを閉とすると共に第2開閉バルブを開とするように制御することを特徴とする管内流動制御装置。
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