JP3579463B2 - 衛生用器具に接続するための噴流調整器 - Google Patents

衛生用器具に接続するための噴流調整器 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は衛生用器具又は類似物に接続するための噴流調整器であって、噴流分散装置が設けられており、この噴流分散装置が、多数の部分噴流を形成するための多数の貫流孔を備えた有孔板を有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
DE−PS第3000799号特許明細書によれば、冒頭に記載した形式の噴流調整器がすでに公知であり、この噴流調整器は多数の部分噴流を形成するために多数の貫流孔を備えた有孔板を有している。この公知噴流調整器の有孔板の後方には、貫流方向に1つの空気吸い込み装置、次いで複数の噴流調節網が配置されている。しかし、複数の噴流調節網を配置することは不経済である。さらに、良い噴流調整器に課せられる要求のひとつに、石灰の付着、特に石灰の付着に弱い噴流調節網への石灰の付着を少なくすることがある。それゆえ、DE−PS第3000799号特許明細書により公知の噴流調整器では噴流の分散が良好となるように有孔板が形成されており、それに応じて調節網を粗目に形成することができる。粗目の調節網ではこの網の目詰まり及び石灰の付着が貫流する水により比較的わずかとなる。
【0003】
第1の有孔板と、流れ方向でこれのすぐ下流に配置された第2の有孔板とを備えた噴流調整器もすでに公知である(DE−OS第3404662号特許明細書参照)。第1の有孔板及びこれから間隔をおいて配置された第2の有孔板は互いにずれて配置された貫流孔をそれぞれ備えている。第1の有孔板により多数の部分噴流が形成され、第2の有孔板によりこの多数の部分噴流が乱流に変換され、この乱流が空気の混合に必要な負圧を生ぜしめて部分噴流を制動する。第2の有孔板の下流には、それまで一般的であった噴流調節網の代わりに流れ方向で複数の環状壁が配置されており、この環状壁はその内側及び外側に、それも有孔板に面した壁部分に環状段部又は階段状の段部を備えている。有孔板により形成された多数の部分噴流の軌跡内に突入したこの段部は水の噴流を良好に分散してこれを空気と混合せしめる。この公知の噴流調整器は噴流調節網を使用していないため、その限りでは石灰の付着の問題が排除されている。
【0004】
しかし、DE−OS第3404662号特許明細書により公知のこの噴流調整器は比較的大きな全高を有しており、これにより、特別な収容ケーシングが必要であり、そのため、この噴流調整器の使用が制限される。さらに、両方の有孔板の製作及び組み付けは、特にこれらがそれぞれ互いにずれた多数の貫流孔を備えている場合には、高い製作精度が要求され、これにより、少なくない費用がかかる。これらの有孔板で可能な限り騒音の発生をわずかにするためには、例えば、第1の有孔板の貫流孔は流れに向かう側で可能な限り鋭いエッジ状に形成されなければならず、このことは、使用される射出成形型の使用時間増大につれて次第に実現困難となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は比較的わずかな費用で製作でき、可能な限りわずかな騒音の発生で均一な全噴流を生ぜしめ、しかもこの種の噴流調整器の一般の全高を上回らないような、冒頭に記載した形式の石灰の付着に強い噴流調整器を製作することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本発明の構成は、少なくとも若干の貫流孔に、その流出側から間隔をおいて、少なくとも1つの逸らせ傾斜部が対向して配置されており、この逸らせ傾斜部が少なくとも1つの部分噴流に向かった部分領域内で、流れ方向に対して傾斜して位置しており、かつ、この逸らせ傾斜部には逸らせ方向で後方に、互いに間隔をおいたピン及び又はリブによって形成された流れ障害物が配置されていることにある。
【0007】
【発明の効果】
本発明の噴射調整器も多数の部分噴流を形成させるために有孔板を1つしか使用しない。石灰の付着及び目詰まりをおこしやすい従来の噴流調節網の代わりに、本発明に基づく噴流調整器は、互いに隔てられていてほぼ噴流調整器の縦方向に向いたピン及び又はリブを有している。多数の部分噴流は逸らせ傾斜部を介してこれらのピン及びリブから成る流れ障害物内に供給されて良好に分散され、かつ場合により空気と混合される。その場合、部分噴流の高い流れ速度がまず、この部分噴流を受け止める逸らせ傾斜部により、次いで付加的にピン又はリブによって所望どおり制動され、しかもこれによって特に高い騒音が発生しない。本発明に基づく噴流調整器が基本的に有孔板を1つしか備えていないため、例えばずれて配置された2つの有孔板に伴う費用が回避されると共に、本発明噴流調整器は比較的わずかな全高で製作される。
【0008】
本発明の有利な実施態様によれば、ピンの自由端が有孔板へ向けられており、かつ、少なくとも、貫流孔の流出領域内又は流出方向に配置されたピンの自由端が逸らせ傾斜部を備えている。この特別コンパクトかつ簡単な実施態様では、少なくとも貫流孔の流出領域内に配置されたピンの自由端がそれぞれ逸らせ傾斜部として形成されている。ピンの自由端に形成されたこの逸らせ傾斜部の別の実施態様では、例えば有利にはすべてのピンの自由端が有孔板へ向かってテーパしており、かつ、この自由端が有利には円錐形に形成される。ピンの円錐形の自由端の代わりに、例えばピラミッド形又は半球形の逸らせ傾斜部も可能である。
【0009】
貫流孔の流出領域内又は流出方向に配置されたピンの少なくとも若干がずれて、有利には半径方向で内側へずれて配置されていると効果的である。貫流孔の流出領域内に配置されたピンのこの内側へずれた配置により、部分噴流が外向きに偏向されて、別のピン又はリブに衝突する。このピン及びリブはこの外側の環状領域に良好に位置しかつ充分な間隔を保つことができる。その場合、噴流調整器の少なくとも部分領域内で、逸らせ傾斜部の後方に配置されたピンが噴流調整器縦軸線に対して種々異なる間隔で、有利には互いにずれて配置されていると効果的である。これによりピンは実際に互いにラビリンス状に配置された流れ障害物を形成し、噴流と吸い込まれた空気とを混合させるためにこの流れ障害物が部分噴流を特別良好に分散しかつ制動することができる。
【0010】
貫流孔又は少なくともその若干が有孔板の小さい方の孔円上に配置されている場合、この貫流孔に共通の1つの逸らせ傾斜部が対向して配置されており、この逸らせ傾斜部が、有利には有孔板に面した、特に円形及び又は同軸的な環状壁の端面として形成されていると効果的である。
【0011】
流れ方向で有孔板の後方に少なくとも1つの環状壁が配置されており、この環状壁が少なくとも有孔板に面した部分領域内で有孔板へ向かってテーパしていると有利である。この環状壁のテーパした部分領域により部分噴流が案内され、かつ付加的に制動される。その場合、少なくとも1つの環状壁の外側にはそのテーパした領域内にピンが設けられており、かつ、噴流調整器の外壁の内側と環状壁との間、この環状壁と隣合う環状壁との間及び又は後者の環状壁と噴流調整器の軸線に対して同軸的に配置された中央体との間に環状通路が設けられていると効果的である。
【0012】
環状壁を擦過して流れる部分噴流の所望の制動効果、分散効果及び混合効果を付加的に改善するために、少なくとも1つの環状壁が、少なくとも有孔板に面したその部分領域の壁外側及び又は壁内側に環状段状又はカスケード状の段部を備えていると効果的である。
【0013】
本発明の有利なさらに別の実施態様によれば、噴流調整器の外壁の内側及び又は少なくとも1つの環状壁の内側にリブが設けられており、このリブが有利には半径方向に延びている。この環状壁の内側へ向かって流れる部分噴流はこのリブの領域内で捕捉され、再度制動され、場合により付加的に空気と混合されて流れ方向にさらに搬送される。その場合、リブの少なくとも1部分の、流れ方向に向いた狭幅側又は端面が、隣合う環状壁又は中央体から間隔をおいて位置していると有利である。その場合、リブの厚さを、隣合う環状壁に設けたピンの直径に適合させることができる。ピンと同様に、同様の厚さを有するリブが流れ障害物として作用することもできる。
【0014】
製作上の理由により、リブ及び場合によりこれに結合された結合ウエブが−ピンの直径と無関係に−流出側へ向かってテーパしていると効果的である。
【0015】
噴流調整器の外壁と内部に位置する環状壁とを簡単に一体に結合させることができるように、噴流調整器の外壁の内側又は環状壁と、対向して位置する環状壁又は中央体とを結合させている有利には半径方向の結合ウエブに、リブの少なくとも若干が、流れ方向で結合されていると効果的である。
【0016】
噴流調整器を貫流した後の均一な全噴流の形成を改善するために、リブ又は結合ウエブが、流れ方向とは逆の側の狭幅側の縁側に丸みを有している。同じ理由で、有孔板が中央の1つの貫流孔を備えており、この貫流孔の周りに有利には円形にかつ特に同軸的に別の複数の貫流孔が配置される。
【0017】
有孔板による多数の部分噴流の形成に伴う騒音の発生を可能な限りわずかにするために、有孔板の貫流孔が流れに向かう側に丸みを備えており、及び又は流れ方向で漏斗状にテーパしていると効果的である。その場合、丸みの直径が少なくとも0.2mm、有利には少なくとも0.6から0.8mm迄であるのが特に有利である。貫流孔の流れに向かう縁領域のこの丸みにより、部分噴流の層流状の噴流案内が得られ、これにより、有孔板の貫流孔が流出側にも、丸みを有する縁領域を備えることができる。多くの場合、射出成形型の比較的短い寿命でしか達せられない貫流孔の鋭いエッジの形成に要する製作費用が、本発明では貫流孔の両側に丸みを備えることにより回避される。
【0018】
部分噴流の良好な噴流分散を得るために、有孔板の壁が可能な限り薄いことが求められる。有孔板に衝突する水噴流の圧力下では特に水温が高い場合に、なかんずく薄壁の有孔板が振動にさらされ、これにより不所望な騒音の形成に傾く。本発明の別の実施態様では、有孔板が有利には流出側の面に特に半径方向に向いた補強リブを有している。
【0019】
流れ方向で有孔板に続く空気混合領域は、有孔板が皿状の縦断面を有する場合には特に大きく形成される。その場合、有孔板は皿の底に相当する箇所が流れに向いた側に位置するように配置されなければならない。
【0020】
次に本発明を図面に即して説明する。
【0021】
【実施例】
図1は衛生用器具又は類似物へ接続するための噴流調整器1を部分的に縦断面して示す図である。この噴流調整器1は図1には図示されていないが有孔板2を1つだけ備えており(図4から図8までを参照)、この有孔板2は噴流分散装置として役立つ。図示されていないアダプタを流れ方向で前に備えることのできるこの有孔板2は多数の部分噴流の形成のために多数の貫流孔3を備えており、これら貫流孔は、互いに間隔をおいて配置された2つの同軸的な孔円4,5を中央の同軸的な1つの貫流孔3´の周りに備えている。これらの貫流孔は円形の内側横断面を有しているが、しかし、少なくとも部分的には四角形、六角形などの多角形の横断面を有することができる。
【0022】
両方の孔円4,5上に配置された貫流孔には、その流出側から間隔をおいて逸らせ傾斜部6,7が対向して配置されており、この逸らせ傾斜部の少なくとも1つの部分噴流に向けられた部分領域は流れ方向Pf1に対して傾斜して配置されており、この部分領域に衝突した噴流は側方へ外向きに偏向される。
【0023】
この逸らせ傾斜部6,7によって水の噴流の第1番目の制動が行われ、この噴流が、逸らせ傾斜部6,7と有孔板2との間に空気混合領域として設けられた自由スペース内に流入した空気と混合される。この空気は液体噴流により、噴流調整器1の外壁に側方の切欠として設けられた空気流入口8を介して吸い込まれる。
【0024】
図4から図8までに示された有孔板2は流れ方向Pf1に対して垂直な位置に、噴流調整器1の流れ方向に対して垂直な領域10内で噴流調整器の外壁9内に挿入されている。
【0025】
逸らせ傾斜部6,7の後方には、側方向への逸らせ方向でそれぞれ互いに間隔をおいて位置し噴流調整器1のほぼ縦方向に向いたピン11及びリブ12が配置されており、これらのものは流れ障害物として役立つと共に、付加的に噴流の制動、分散及び空気混合を生ぜしめる。ピン11の自由端は有孔板2へ向けられており、この自由端はそれぞれほぼ円形に形成されている。有孔板2へ向かったこの自由端のテーパ形状は球形又は類似形状であってもよい。
【0026】
図1に示すように、有孔板2の外側の孔円5上の貫流孔3の流出方向に対向して配置されたピン11の円錐形の自由端はそれぞれ逸らせ傾斜部6として役立つ。この逸らせ傾斜部は、有孔板2に衝突して孔円5上の貫流孔3によって形成された部分噴流を隣合う外側のピン11へ向けて偏向する。部分噴流をそれぞれ外向きに偏向させることができるように、外側の孔円上の貫流孔3に対向して位置して流れ方向に配置されたピン11は貫流孔3の貫流軸線に対して半径方向内向きにずれて配置されている。従って部分噴流はこのピン11の尖端にではなく、ピンのそれぞれ円錐形の自由端の外向きの外壁面に衝突する。
【0027】
有孔板2の外側の孔円5上の貫流孔に対向して位置するピン11は3つのピン円上に配置されており、その場合、内側のピン円上のピンが孔円5上の貫流孔3の流出領域内に配置されている。隣合う両方の外側のピン円上のピンは内側のピン円上のピンに対して互いにずれて配置されており、その結果、部分噴流は実際にラビリンス状のピン列によって案内され、分散されかつ著しく制動されて空気と混合される。
【0028】
内側の孔円4上に配置された貫流孔3には、共通の1つの逸らせ傾斜部7が対向して配置されており、この逸らせ傾斜部は、同心円状の内側の環状壁13の、有孔板2に面して外向きに傾斜した端面により形成されている。この内側の環状壁13と噴流調整器1の外壁9との間には外側の環状壁14が配置されている。内側の環状壁13と外側の環状壁14との間には、逸らせ傾斜部7の後方に配置され1つのピン円上に配置されたピン11だけが設けられているのに対し、外側の環状壁14と噴流調整器1の隣合う外壁9との間には、外側の孔円5上の貫流孔に対向して位置するピン11が設けられている。その場合、外壁9と外側の環状壁14との間、外側の環状壁14と内側の環状壁13との間及び内側の環状壁13と噴流調整器の縦軸線に対して同軸的な中央体20との間に、水の噴流により貫流されるそれぞれ1つの環状通路15,16,17が設けられている。
【0029】
噴流調整器1のすべてのピン11の自由端と同様に、逸らせ傾斜部7は噴流調整器1の縦軸線に対してほぼ40度の傾斜角を有しており、その結果、内側の孔円4上の貫流孔によって生じた部分噴流が、後方に配置されたピン円上のピンへ偏向され、制動されかつ空気と混合される。
【0030】
部分噴流の制動を改善するために、かつ部分噴流と吸い込まれた空気との混合を良好にするために、環状壁13,14の、有孔板2に面したその部分領域が環状段又はカスケード状に形成されており、その場合、この段部の段はそれぞれ流れ方向に対してほぼ垂直方向の平面内に位置し、環状壁13,14の段部の段を互いに結合する軸方向面はほぼ流れ方向に位置している。段と環状壁13,14の外面の隣合う軸方向面との縁は、環状通路15,16内に突起した鋭いエッジ状に形成されており、この結果、部分噴流の分散及び空気混合が改善される。隣合う軸方向面の半径方向の寸法に比して小さい段部の環状の段上には、図2から判るように、それぞれピン11が設けられている。
【0031】
噴流調整器1の外壁9の内側及び両方の各環状壁13,14の内側には、縦方向に向けられかつピン11と同様に流れ障害物として役立つリブ12が設けられており、これらのリブはほぼ半径方向に延びている。このリブ12の少なくとも狭幅側又は端面18はそれぞれ隣合う環状壁13,14から間隔をおいて終わっている。その場合、図1に示すように、リブ12の厚さは、それぞれ内側へ隣接する環状壁13,14に設けたピンの直径に適合している。例えば、環状通路16内に突入したリブ12の厚さは、この環状通路16内に存在するピン11の直径にほぼ相応している。製作上の理由から、リブ12及び結合ウエブ19がピンの直径と無関係に、図9に示すように流出側に至るその全縦方向の寸法にわたりテーパしていると有利である。
【0032】
すべてのリブ12は、噴流調整器の外壁9の内側と環状壁14とを、又はこの環状壁14と隣合う環状壁13とを、及びこの環状壁13と中央体20とを結合せしめている半径方向の結合ウエブ19に流れ方向で結合されることができる。この結合ウエブ19は流れ方向とは逆の側のその狭幅側で縁側に丸みを備えており、これにより、部分噴流のまとめあわせと、噴流調整器1から流出する全噴流の調和のとれた全体像とが改善される。部分噴流を付加的に制動することができるように、図9に示すようにリブ12と結合ウエブ19との間に別のリブ12´が環状壁13,14の内側及び又は外壁9に設けられてもよく、その場合、この付加的なリブは、隣合う環状壁及び場合により中央体から間隔をおいて終わっている。
【0033】
図3から判るように、噴流調整器の外壁と一方の環状壁、この環状壁と他方の環状壁及び後者の環状壁と中央体の壁との間に設けられたリブ12及び結合ウエブ19は環状通路15,16,17の周囲にわたり均一に分配されかつ互いにずれて配置されている。図3から判るように、環状壁13,14はその内側に環状段又はカスケート形の段部を有している。流れ方向に拡大しているこの段部は流れ方向Pf1とは逆の方向への、部分噴流の不都合な逆流を阻止する。
【0034】
図1及び図2から判るように、有孔板2の中央の貫流孔3´に対向して、同軸的に配置された1つのピン11が中央体20に配置されており、このピンの自由端は有孔板2に面しており、かつ円錐形に形成されていて逸らせ傾斜部を成している。この中央のピン11からわずかな間隔をおいて3つの別のピン11が配置されており、これらのピンも同様に流れ障害物として役立てられる。これら3つの外側のピンは分散された中央の部分噴流を捕捉するために中央のピンを越えて突出している。
【0035】
ピン11の代わりに、中央体20が少なくとも有孔板2に面したその部分領域内で有孔板2へ向かってテーパしていてもよい。中央の部分噴流に高い流れ速度を付与するために、その場合、中央体20が少なくとも有孔板2に面したその部分領域内では円錐形に形成されるか又は環状壁13,14と同様に環状段又はカスケード状の段部を備えるのが効果的である。しかし、中央体20自体が、中央の部分噴流を付加的に分散するために複数の貫流孔を有していてもよい。
【0036】
図5及び図6の縦断面図から判るように、有孔板2は皿状に形成されており、その場合、有孔板は皿の底部に相当する部位を流れ方向Pf1とは逆の方向に向けて配置される。有孔板2は流出側の平面に、半径方向に向いた補強リブ21を備えており、この補強リブにより、噴流の圧力により有孔板2に過剰な振動を生じることなく、有孔板2を薄肉に形成することができる。部分噴流の形成に伴う騒音の形成を可能な限りわずかにするために、図8から判るように、有孔板2の貫流孔3は流れに向かう側に丸みを備え、かつ流れ方向Pf1で漏斗状にテーパしている。その場合、貫流孔3の流れに向かう側のこの縁領域の丸みの半径はほぼ0.6から0.8mmであるのが効果的である。貫流孔3のこの丸みを備えた縁領域により、部分噴流は大きな渦のない層流状の噴流となる。この層流状の噴流は貫流孔3の流出側の縁領域にも若干の丸みを付与するのを可能にする。貫流孔3の丸みを備えた縁は噴流調整器1並びにその有孔板2の製作を簡単ならしめ、使用する射出成形型の耐用寿命を増大させる。
【0037】
有孔板2の上方の端面には複数の係止フックが設けられており、この係止フックは図示しないアタッチメント網の固定に役立てられる。このアタッチメント網の貫流孔の直径並びに流れ方向で下流に配置された有孔板2の貫流孔の直径に、孔円4,5に対向して配置されたピン11の間隔が適合されている。このピン11はこの貫流孔の内径に相応するか又はそれより大きな間隔を互いに有している。これにより、アタッチメント網及び有孔板2を通って噴流調整器1の内部へ到達した汚れ粒子はピン11の間をも通過することができる。
【0038】
図1及び図2ではピン11が円形横断面を備えている。ピン11により場合によっては付加的な制動作用を得ることができるように、ピンは六角形又は八角形又は類似の非円形横断面を有することができる。特に図1及び図2から判るように、すべてのピン11は円錐形又は類似形にテーパした自由端を備えており、これにより、ピンにより捕捉された部分噴流の過剰な分散を阻止することができる。
【0039】
図1に示すように、環状壁13,14の外側の流出側の縁領域が丸みを備えており、他面においてその反対側の内側が鋭いエッジ状に形成されている。環状壁13,14の外側の丸みを有する縁領域により、部分噴流が良好にまとめて案内され、全噴流の均一な全体像が改善される。図6及び図7では、有孔板2の下側に4つの切欠23が設けられており、この切欠は均一間隔で有孔板2の周囲に配置されていて噴流調整器1内での有孔板2の位置決めに役立っている。この切欠23は、噴流調整器1の外壁9から内向きに突出した4つのリブ12に設けられた位置ノーズ24と協働している。この4つのリブ12は有孔板2の支持体として役立っている。図4から図8までに示す有孔板2は図1から図3までに示す噴流調整器1のスリーブ状の部分に係止され又は解離可能に結合される。噴流調整器1の図1に示すスリーブ状の部分は有孔板2と同様にプラスチック射出成形品として形成されており、その外壁9に互いに同間隔で配置された4つの中央突起又は位置ぎめ突起26を備えており、この位置ぎめ突起は、噴流調整器1の製作に使用される機械内でスリーブ状の部分を正確につかんで位置決めするのを簡単化する。
【0040】
図9及び図10に示す噴流調整器は、図1から図8までに示す噴流調整器と大体において一致する。図9及び図10に示す噴流調整器1はリブ12を備えており、このリブ12はこれと一体に結合された結合ウエブ19と一緒に流出側に向かってテーパしている。結合ウエブ19へ移行するこれらのリブ12の間には、少なくとも1つの環状通路、この場合には環状通路16内に付加的なリブ12´が設けられており、この付加的なリブは環状壁13から間隔をおいて終わっており、かつほぼ環状壁13,14の流出側の端部と一緒に延びている。その場合、空気を混入した1つの全体噴流への部分噴流のまとめ合わせを改善するために、可能な限りすべてのリブ12がその流出側の狭幅側に円みを備えている。
【0041】
図9及び図10に示すようなテーパしたリブ12及び結合ウエブ19を備えた実施例は特別簡単に射出成形型から取り出すことができる。
【0042】
スリーブ状の部分と有孔板2とから成る噴流調整器1は図示しない噴流調整器ケーシング内に収容され、このケーシングは内ねじ山又は外ねじ山により水道器具の外ねじ山又は内ねじ山に固定される。本発明に基づく噴流調整器の全高がわずかであることにより、その場合一般の噴流調整器ケーシングを使用することも可能であり、従って本発明噴流調整器は多面的に使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】多数のピン及びリブを流れ障害物として流れ方向で下流に備えた有孔板を1つだけ備えた本発明噴流調整器の部分縦断面図であって、リブを噴流調整器の下方に90度ずらした縦断面で再度示した図である。
【図2】図1に示す噴流調整器の流れ方向で有孔板の下方に配置された部分の平面図である。
【図3】図1及び図2に示す噴流調整器の下面図である。
【図4】噴流調整器の有孔板の平面図である。
【図5】図4のV−V線に沿って有孔板を縦断面した図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿って有孔板を縦断面した図である。
【図7】図4から図6までの有孔板の下面図であって、2つの孔円上に配置された貫流孔を示す図である。
【図8】図4から図7までの有孔板の貫流孔の領域を部分的に縦断面した図である。
【図9】本発明の別の実施例を図1と同様に部分的に縦断面した図であって、噴流調整器のリブと結合ウエブとが流れ方向でその全長にわたりテーパしていることを示す図である。
【図10】図9に示した噴流調整器の下面図である。
【符号の説明】
1 噴流調整器、 2 有孔板、 3,3´ 貫流孔、 4,5 孔円、 6,7 逸らせ傾斜部、 8 空気流入口、 9 外壁、 10 領域、 11 ピン、 12,12´ リブ、 13,14 環状壁、 15,16,17 環状通路、 19 結合ウエブ、 20 中央体、 21 補強リブ、 22 係止フック、 23 切欠、 24 位置ノーズ、 26 位置決め突起

Claims (15)

  1. 衛生用器具又は類似物に接続するための噴流調整器であって、噴流分散装置が設けられており、この噴流分散装置が、多数の部分噴流を形成するための多数の貫流孔を備えた有孔板を有している形式のものにおいて、少なくとも若干の貫流孔(3)に、その流出側から間隔をおいて、少なくとも1つの逸らせ傾斜部(6,7)が対向して配置されており、この逸らせ傾斜部が、少なくとも1つの部分噴流に向かった部分領域内で流れ方向に対して傾斜して位置しており、かつ、この逸らせ傾斜部(6,7)には逸らせ方向で後方に、互いに間隔をおいたピン(11)及び又はリブ(12)によって形成された流れ障害物が配置されていることを特徴とする衛生用器具に接続するための噴流調整器。
  2. ピン(11)の自由端が有孔板(2)へ向けられており、かつ、少なくとも、貫流孔(3)の流出領域内又は流出方向に配置されたピン(11)の自由端が逸らせ傾斜部(6)を備えている請求項1記載の噴流調整器。
  3. べてのピン(11)の自由端が有孔板(2)へ向かってテーパしており、かつ、この自由端が円錐形に形成されている請求項1又は2記載の噴流調整器。
  4. 貫流孔(3)の流出領域内又は流出方向に配置されたピン(11)の少なくとも若干がずれて配置されている請求項1から3までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  5. 貫流孔(3)の少なくとも若干に、共通の1つの逸らせ傾斜部(7)が対向して配置されており、この逸らせ傾斜部(7)が、特に円形及び又は同軸的な環状壁(13)の端面として形成されている請求項1から4までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  6. 流れ方向で有孔板(2)の後方に少なくとも1つの環状壁(13,14)が配置されており、この環状壁が少なくとも有孔板(2)に面した部分領域内で有孔板(2)へ向かってテーパしている請求項1から5までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  7. 少なくとも1つの環状壁(13,14)の外側にはそのテーパした領域内にピン(11)が設けられており、かつ、噴流調整器の外壁の内側と環状壁(14)との間、この環状壁(14)とこれに隣合う環状壁(13)との間及び又は後者の環状壁(13)と噴流調整器の軸線に対して同軸的に配置された中央体(20)との間に環状通路(15,16,17)が設けられている請求項6記載の噴流調整器。
  8. 少なくとも1つの環状壁(13,14)が、少なくとも有孔板(2)に面したその部分領域の外側及び又は内側に環状段部又はカスケード状の段部を備えている請求項1から7までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  9. リブ(12)及びこれに結合された結合ウエブ(19)が流出側へ向かってテーパしている請求項1から8までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  10. リブ(12)又は結合ウエブ(19)が流れ方向(Pf1)とは逆の狭幅側では縁側に丸みを備えている請求項1から9までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  11. 有孔板(2)が貫流孔(3)を備えており、この貫流孔が少なくとも2つの孔円上に配置されている請求項1から10までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  12. 有孔板(2)の貫流孔(3)が流れに向かう側に丸みを備えており、及び又は流れ方向(Pf1)で漏斗状にテーパしている請求項1から11までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  13. 有孔板(2)の貫流孔(3)が流出側に丸みを有する縁領域を備えている請求項1から12までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  14. 有孔板(2)が流出側の面に特に半径方向に向いた補強リブ(21)を有している請求項1から13までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  15. 中央体(20)が少なくとも有孔板(2)に面した部分領域内では 外側で有孔板(2)へ向かってテーパしている請求項1から14までのいずれか1項記載の噴流調整器。
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