JP3575074B2 - 電子楽器のディジタル波形信号処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、電子楽器において、ディジタル波形信号を歪ませて倍音成分を変化させる電子楽器のディジタル波形信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来波形信号を歪ませて倍音成分を変化させ音色に変化を与える効果回路としては、例えば、ディストーション回路があった。ディストーション回路は、飽和特性を持つ増幅回路を用い、入力信号のレベルを該増幅回路の最大入力レベル程度まで大きくして入力することにより、信号のピーク付近を緩やかに歪ませて倍音成分を増やして音色を変えるものである。
【0003】
また、近年効果回路もディジタル化が進行しており、上記ディストーションもディジタル化されたものが実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ディジタル回路でアナログ回路の特性を利用した効果回路を模倣しようとすると処理が複雑化するうえ、ディジタル回路の特性を有効に生かせないという問題点があった。
【0005】
この発明は、ディジタル信号処理回路の特性を生かした簡略で高い効果を得ることができる電子楽器のディジタル波形信号処理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、複数ビットのディジタル波形信号を入力し、この入力信号を制御信号で固定小数点演算の除算をすることにより小数点以下を切り捨て、その演算結果である中間値に前記制御信号を乗算した結果を出力信号として出力することを特徴とする。
この発明は、前記中間値にディザー信号を加算することを特徴とする。
この発明は、前記中間値をフィルタ処理することを特徴とする。
【0007】
【作用】
この発明のディジタル波形信号処理方法では、入力された複数ビットのディジタル波形信号に対して、下位ビットのみ非線形な処理を施す。非線形な処理とは入力信号と出力信号とでビットの誤りが生じる処理のことをいう。このような処理を施すことにより、波形信号の大枠の形状を維持しつつ、細部に歪みを持たせることができる。具体的な非線形処理としては、入力された信号に対してある係数Pを用いて固定小数点表現の除算を行って小数点以下を切り捨て、この値に再度係数Pを用いて乗算を施して桁を戻すことにより、下位ビットに切り捨て分の誤りを生じさせるという処理方法がある。このような処理であると、係数Pを変えることで簡単にその処理特性を変更することができ、アナログの効果回路(例えばディストーション回路)に比してリアルタイムの特性変更が極めて容易になる。
【0008】
【実施例】
図1はこの発明の実施例であるエフェクト回路のブロック図である。このエフェクト回路1は除算回路4および乗算回路5を備えている。これら除算回路4,乗算回路5は固定小数点表現の演算回路であり、除算回路4→乗算回路5の順に接続されている。これら除算回路4,乗算回路5にはディジタル波形信号発生部2からディジタル波形信号Xが入力される。また、除算回路4,乗算回路5には制御信号発生部3から係数として制御信号Pが入力される。ディジタル波形信号Xはnビット(例えば16ビット)信号である。制御信号Pはmビット(m<n)のディジタル信号である。
【0009】
エフェクト回路1において、Xはまず被除数として除算回路4に入力される。除算回路4はXをPで除して中間値Nを出力する。中間値Nのビット数はNビット(N<m+n)とする。除算回路4は、固定小数点回路であるため商の有効桁以下の少数部は切り捨てられ、有効桁の範囲内の数値のみがデータとして扱われる。さらに、この中間値Nは乗算回路5に入力される。乗算回路の乗数は除算回路4の除数と同様の制御信号Pである。乗算回路5の乗算出力が出力信号X′としてこのエフェクト回路1から出力される。
【0010】
ここで、演算例を示す。この演算例では少数点を最下位桁に固定し、整数演算を行っている。XおよびPがともに16ビットでそれぞれ、
Figure 0003575074
とすると、除算回路の演算結果N(=X/P)は、
Figure 0003575074
となる。少数部(剰余分として$6=%0110) は切り捨てられる。さらに乗算回路5では、N*P=X′が実行され、
Figure 0003575074
となる。すなわち、入力信号Xと出力信号X′との間には上記剰余分$6=%0110の誤差が生じている。入力されるディジタル波形信号は常時変動するものであるため、入力信号Xと出力信号X′との間の誤差も変動し、これによって波形に変化が生じる。
【0011】
また、上記演算例では制御信号(除数)Pとして$0014を用いたが、制御信号Pとして16ビット中の1ビットのみ“1”である値(たとえば$0080)を用いた場合には、“1”のたっているビットより下位ビットのXの値を全て0にしてX′とする演算を行うことができる。すなわち、ビットシフトによる省略演算が可能になる。この場合、除算,乗算のうち、一方のみシフトしても両方シフトしてもどちらでもよい。これにより、波形歪みの度合いを大きく変化させることができる。また、このときに最下位の2ビット程度はそのまま保存しておき、中間のビットのみ非線形にすることもできる。さらに、上記演算では少数部分を切り捨て演算したが、切上げ演算や少数第一位のビットに応じて振り分ける(いわゆる四捨五入)ようにしてもよい。また、除算は逆数をとって乗算するという方式でもよい。信号を対数変換して乗除算を対数の加減算に置き換えて行い、最後に指数変換して出力を得るようにしてもよい。
【0012】
このエフェクト回路は、固定少数点(整数)表現で除算を行うことにより入力信号と出力信号との間で下位ビットを非線形としたが、下位ビットを非線形とする方式はこれに限定されるものではない。たとえば、テーブルを用いて入力信号を変換し、下位ビットのみランダム化することも考えられる。また、入力信号の信号レベルが大きいときには荒くビットを変化させ、入力信号のレベルが小さいときには比較的細かくビットを変化させるようにしてもよい。なお、係数として制御信号Pを入力しているが、制御信号を別に入力せず、入力信号から制御信号を生成するようにしてもよい。たとえば、最も単純な方法としては入力信号を自乗して新たな値を生成する方式が考えられる。
【0013】
さらに、制御信号Pは正の数に限定されるものではなく、ピッチベンドホイールなどのように正負の値を出力するコントローラなどから出力するようにしてもよい。この場合には、その絶対値をとって係数としてもよく、また、図1の回路であれば、制御信号Pが負数であっても、除算および乗算によって信号X′は正の数になるからである。いずれにしても、制御信号Pの値をリアルタイムに変動させることはコントローラ等によって容易にでき、さらに、エフェクト回路1は制御信号Pに応じてその演算内容を容易に変更できるため、このエフェクト回路1は効果のリアルタイム制御が極めて容易にできる。
【0014】
このエフェクト回路1は、ハードウェアで構成しても、マイコン,DSPなどの処理装置およびソフトウェアで構成してもよい。
【0015】
なお、制御信号Pを発生する操作子は、ホイール,スライダ,ペダル,ダイアル,ジョイスティック,マウスなどのほか、演奏者の身振り動作検出によるものなどどのようなものでもよい。また、操作によらなくても、任意の値、あるいは時変信号を制御信号Pとして発生してもよい。時変信号の発生は、電子楽器の技術では公知の振幅エンベロープ発生器の構成を適用することも可能である。なお、操作子の操作またはその操作対応信号の変化が急激で、そのままでは効果出力にクリックノイズが生じるおそれがある場合には、操作信号Pにフィルタ処理を施せばよい。
【0016】
図1において、ディジタル楽音波形発生部2は、どのような方式で波形信号を発生するものでもよい。例としては、波形メモリの読出回路、FMやAMなどの変調による音源回路、物理モデルによる音源回路などを適用することができる。その他、CD,DAT,MDなどのディジタルオーディオ再生装置の出力信号を入力するようにしてもよい。マイクロフォン入力をA/D変換した信号でもよい。
【0017】
図2〜図4は上記実施例の変形例を示す図である。
【0018】
図2では、ディザー発生部10を設けるとともに、除算回路4と乗算回路5との間に加算器11を挿入し、この加算器11にディザー発生部10が発生するディザー信号を入力している。加算器11において、除算回路4が出力する中間値Nにディザーが付加される。これにより、入力信号Xのレベルが低いレベルのとき、この回路によって歪みを散らしノイズ成分が局所的に大きくなり過ぎないようにしている。
【0019】
図3では、除算回路4と乗算回路5との間にフィルタ部12を挿入している。フィルタ部12は、たとえば、ローパスフィルタで構成することができ、この場合には、除算によって発生する折り返しノイズ成分等を除去して波形成分のみを取り出すことができる。また、フィルタ部12としてはこれ以外にバンドパスフィルタ等を用いてもよい。このフィルタ部12のカットオフ特性は、除算回路4,乗算回路5に入力される制御信号Pを用いてリアルタイムに制御するようにしてもよい。
【0020】
図4の回路は、図1のエフェクト回路1と原音(ディジタル波形信号X)とをミキサ15を用いて混合するようにした回路である。ミキサ15は原音であるディジタル波形信号Xおよびエフェクト回路1で処理された信号X′を入力し、これらを混合して出力信号として出力する。これらの信号の混合比はMIXControl信号によって制御される。なお、このMIXControl信号として制御信号Pを用いてもよい。
【0021】
図5は上記エフェクト回路をディレイ型音源に適用した例を示している。ディレイループは、加算器22,エフェクト回路23,フィルタ部24およびディレイ部25からなっている。加算器22にはエネルギ信号(DC波形)が入力される。エネルギ信号は励振波形発生部20が発生し、エフェクト回路21を介して加算器22に入力される。エフェクト回路21は励振波形発生部20が発生した波形信号の波形に変化を与え倍音成分を豊かにする。ディレイループはエフェクト回路23およびフィルタ部24で音色を制御し、ディレイ部25で共振周波数(音高)を制御する。エフェクト回路23は主として波形に歪みを与え、フィルタ部24は主として倍音成分を制御する。出力信号はディレイループ中のどの点からでも取り出すことができる。なお、エフェクト回路21,23にはそれぞれ、制御信号としてP,Pが入力されている。
【0022】
なお、この音源回路のパラメータを適当に設定することにより、いわゆる物理モデル音源を構成することができる。すなわち、フィルタ部24およびディレイ部25を自然楽器の共鳴部の伝達特性や共振特性を模倣するように設定し、励振波形発生部20が出力するエネルギ信号を自然楽器を演奏する演奏操作のパワーに対応させることにより自然楽器の発音機構をシミュレートして楽音信号を形成することができる。基本的なディレイループ型音源は特公昭58−48109号公報に詳細に記載され、物理モデル音源(管楽器型)は特開平2−293898号公報に詳細に記載されている。
【0023】
図6は前記エフェクト回路をFM音源に適用した例を示している。このFM音源は2オペレータのFM音源である。第1のオペレータである変調波を発生する変調波発生回路30は自己が発生した信号(変調波)をフィードバックして該自己の発生する信号を変調するいわゆる自己FM動作をしている。このフィードバック回路にエフェクト回路31が挿入されている。また、この変調波はキャリア発生回路33に供給されるが、変調波発生回路30とキャリア発生回路33との間にエフェクト回路32が挿入されている。キャリア発生回路33は、入力される変調波で変調しつつオペレータ(キャリア)を発生出力する。エフェクト回路31,32にはそれぞれ制御信号P,Pが入力されている。これにより、変調波発生回路30に入力される自己FM信号およびキャリア発生回路33に入力される変調信号とも複雑な波形となり、2オペレータであっても複雑な楽音波形信号を形成することができる。FM音源は特公昭57−43920号公報に詳細に記載され、フィードバックによる自己FM方式の音源は特公昭61−20875号公報に詳細に記載されている。
【0024】
また、図1のエフェクト回路は上記音源回路以外に、残響装置などの効果装置にも適用することができる。この場合には、任意の信号経路に図1の回路を設ければよい。
【0025】
なお、この発明の下位ビットのみ非線形な処理としては、固定小数点表現による除算と乗算を連続して行う処理などの、関数とその逆関数による連続演算を適用することができる。この発明の処理をDSPやマイコンシステムで実行する場合、演算はDSPやCPUにとって極めて容易な処理であるため、非常に高速にこの処理を実行することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、入力したディジタル波形信号の下位ビットのみ非線形な演算を施すようにしたことにより、簡略な構成で信号の波形を大きく変化させることができる。また、リアルタイムに波形制御の態様を変化させることも簡略にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である効果回路のブロック図
【図2】同効果回路の変形例を示す図
【図3】同効果回路の変形例を示す図
【図4】同効果回路の変形例を示す図
【図5】同効果回路を用いた音源回路のブロック図
【図6】同効果回路を用いた音源回路のブロック図
【符号の説明】
1−エフェクト回路、2−ディジタル波形信号発生部、3−制御信号発生部
4−除算回路、5−乗算回路

Claims (3)

  1. 複数ビットのディジタル波形信号を入力し、この入力信号を制御信号で固定小数点演算の除算をすることにより小数点以下を切り捨て、その演算結果である中間値に前記制御信号を乗算した結果を出力信号として出力することを特徴とする電子楽器のディジタル波形信号処理方法。
  2. 前記中間値にディザー信号を加算することを特徴とする請求項1記載のディジタル波形信号処理方法。
  3. 前記中間値をフィルタ処理することを特徴とする請求項1記載のディジタル波形信号処理方法。
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