JP3573050B2 - 雑音除去装置 - Google Patents

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    • H03G3/345Muting during a short period of time when noise pulses are detected, i.e. blanking

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オーディオ信号受信の際の雑音除去装置に関わり、より具体的には、パルス性雑音が混入しやすい、例えばカーラジオ等に用いられる雑音除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車の環境における電磁波ノイズ(電磁波雑音)を考えた場合、イグニッションノイズ、電動ミラーノイズ(電動ミラーの昇降に供うパルス性のノイズ)など多数のパルス性の電磁波ノイズ(パルス性ノイズと称する場合もある)が発生している。これらのパルス性ノイズは車両内部のカーラジオに接続された受信アンテナに混入するため、その出力音声信号にパルス性ノイズが発生することは通常良く経験されることであり、このためカーラジオでは一般にパルス性ノイズを除去するための雑音除去装置が用いられる。
【0003】
図12は、例えば特開昭63−87026号公報に記載された従来の(パルス性)雑音除去装置のブロック図である。
図においてFM受信機のFM中間周波数信号を入力するとFM検波回路1から出力された検波信号がLPF(ローパスフィルタ)からなる遅延回路2に供給されて遅延され、遅延回路2の出力はゲート回路3、そしてレベルホールド回路4を介してステレオ復調回路5に供給される。また、検波信号はHPF(ハイパスフィルタ)6に供給され、HPF6を通過したノイズ成分(雑音成分)はノイズアンプ7によって増幅されてノイズ検波回路8に供給される。
【0004】
ノイズ検出回路8はノイズアンプ7の出力信号を整流する整流回路からなり、これによりノイズ検出出力を得る。このノイズ検波出力は波形整形回路9および積分回路10に供給される。なお、HPF6、ノイズアンプ7、ノイズ検波回路8、波形整形回路9および積分回路10を含んでノイズ検出手段11が構成される。
【0005】
波形整形回路9はノイズ検波出力を所定の時間幅のパルス幅のパルスに変換してゲート回路3に供給する。波形整形回路9からゲート回路3に供給されたパルスによってゲート回路3は駆動されて信号遮断状態になり、信号遮断状態時にはレベルホールド回路4によって信号遮断前の遅延出力レベルが保持されてステレオ復調回路5に供給される。
【0006】
これによってパルス性ノイズに起因する復調信号の電位の急変によるスパイク状ノイズの発生が防止される。波形整形回路9からパルスが供給されない場合は、ゲート回路3とレベルホールド回路4は信号通過状態(スルー)になる。
【0007】
また、積分回路10はノイズ検波回路8から出力されるノイズ検波出力を平滑化してノイズレベルに応じた直流信号を得てノイズアンプ7に積分回路10の出力を与える(フィードバックする)ことによりAGCループを形成する。
【0008】
なお、遅延回路2はパルス性ノイズがHPF6に供給されてからゲート回路3を遮断状態にするまでの時間を補うために設けられている。また、ステレオ復調回路5には、図13に示すようにLch(左チャンネル)信号とRch(右チャンネル)信号が(Lch+Rch)/2を中心として周波数38kHzにより平衡変調された形で入力されるので、例えば38kHzで時分割することによりLch信号とRch信号とを分離して取り出すことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、受信地点と放送局との距離などにより受信した放送波の電界の強さは様々な大きさになる。FM復調をするときに電界の強さの違いによる影響をなくするためFM中間周波信号は所定のレベルまで増幅される。このため、受信FM放送波の電界が弱い場合はノイズアンプ7の増幅率が大きくフロアーノイズがふえる。
【0010】
ここで、受信FM放送波の振幅が大きい場合と小さい場合について同じ振幅とパルス幅のパルス性ノイズが発生したときのノイズアンプ7の出力を図14示す。ノイズアンプ7の出力はフロアーノイズが所定値になるようゲインの調整がおこなわれる。図14(a)に示すように強電界の場合においては、フロアーノイズが小さいためフロアーノイズを所定値にするのに大きな増幅率になり、パルス性ノイズも大きくなる。よって、閾値を越える期間が実際のパルス性ノイズの期間に近くなる。
【0011】
一方、図14(b)に示すように弱電界の場合においては、フロアーノイズが大きいためフロアーノイズを所定値にするのに小さな増幅率になり、パルス性ノイズも小さくなる。よって、閾値を越える期間が実際のパルス性ノイズよりも小さくなる。
【0012】
図15にパルス性ノイズを補正した場合の波形を示す。図中、(a)は発生したパルス性ノイズと同じ期間をノイズ検出手段11が検出した場合、(b)は発生したパルス性ノイズ期間よりも短い期間をノイズ検出手段11が検出した場合を示している。ここで図15の太線は補正結果、点線はパルス性ノイズを示している。
【0013】
図15(a)に示すように補正期間が発生したパルス性ノイズに近い場合は補正による誤差も小さい。一方、図15(b)に示すように発生したパルス性ノイズの期間より補正期間が短い場合には補正誤差が大きくなる。
【0014】
本発明においては以上のような状況に鑑み、受信した放送波の電界が弱いい場合においても、ノイズ抑圧効果が高い雑音除去装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る雑音除去装置においては、受信電波の電界強度と予め与えられた所定値とを比較することにより、前記受信電波の強弱を判定する電界レベル判定手段と、前記受信電波から復調される復調信号に含まれるパルスノイズを検出するノイズ検出手段と、該ノイズ検出手段からの出力および前記電界レベル判定手段からの出力に基づいて前記パルスノイズに対応するゲート信号を出力するノイズ幅生成手段と、該ノイズ幅生成手段から出力されるゲート信号に応じて前記復調信号を補正する補正手段とを備え、前記電界強度が弱い場合には前記ゲート信号を拡大することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、例えばカーラジオ等のカーオーディオ機器、車載型テレビ等のオーディオ出力装置、またはこのオーディオ出力装置を含むような映像音声装置等に適応することで雑音除去に絶大なる効果を発揮することが可能な構成の実施の形態について述べる。
【0022】
以下の説明においては、以下に説明するノイズゲート生成手段や補正手段への入力を、基本的にはコンポジット信号である場合について説明する。このノイズゲート生成手段や補正手段への入力となるコンポジット信号は、モノラル信号やFMステレオ復調信号(基本的には、左チャンネル(Lch)、右チャンネル(Rch)の複数チャンネル信号より構成され、以下の説明においては、それぞれのチャンネルにおいて雑音除去の操作が加えられる)の各信号に置き換えることができる。
【0023】
また、以下の説明における動作は、ハードウェアによる構成、ソフトウェア(例えば、DSP(Digital Signal Processer))による構成のいずれによっても同様に行わせることができる。
【0024】
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1である雑音除去装置のブロック構成図である。1000は受信した放送波の電界の強さと所定値(受信した放送波の電界が強いか弱いかを決める基準値)との比較をする電界レベル判定手段、11bは受信した放送電波によりFM信号を復調した信号からノイズを検出する検出手段、100は電界レベル判定手段1000の出力信号に応じてノイズ検出手段11bが検出したノイズ期間を生成(あるいは変更)するノイズ幅生成手段である。
【0025】
102はノイズ検出手段11bとノイズ幅生成手段100から構成されるノイズゲート生成手段、101はノイズ幅生成手段100の出力に応じて補正する補正手段である。
【0026】
次に図1を参照してその動作について説明する。
まず、電界レベル判定手段1000は受信したFM放送波の電界の強さが入力され、所定値との比較により電界の強さを判断する。例えば、この電界が所定値より強い場合は高レベル(Hレベル)、弱い場合は低レベル(Lレベル)を出力する。
【0027】
ノイズ検出手段11bは例えば従来のノイズ検出手段11と同じようにパルス性ノイズを検出する。このノイズ検出手段11bの出力信号としては、例えばパルス性ノイズを検出した期間に対してHレベル、検出しなかった期間に対してLレベルのゲート信号を出力する。
【0028】
ノイズ幅生成手段100は、電界レベル判定手段1000のゲート信号がLレベルの場合にはノイズ検出手段11bから出力するHレベルの期間(ノイズ検出期間)に対するゲート信号の時間的な拡大量を大きくして出力する。
【0029】
またノイズ生成手段100は、電界レベル判定手段1000のゲート信号がHレベルの場合にはノイズ検出手段11bから出力するノイズ検出期間に対するゲート信号の時間的な拡大量を小さくして出力する。
【0030】
すなわち、電界強度が小さい程ゲート信号の拡大量を増加する。この場合、補正誤差が小さくなる迄拡大するが、その拡大の割合は段階的であって良い。また、電界強度が大きい程ゲート信号の拡大量を減少する。この場合、補正誤差が小さくなる迄減少するが、その減少の割合は段階的であって良い。
【0031】
補正手段101はノイズ幅生成手段100が出力したノイズゲートがHレベルの期間に対し、入力信号を補正する。なおここにおける入力信号としてはFM復調された信号(コンポジット信号)、またはコンポジット信号からステレオ復調した信号、または、コンポジット信号からモノラル復調をした信号などが考えられる。
【0032】
ここで、図2は受信したFM放送波の振幅が小さい場合にFM復調した信号にパルス性ノイズが発生した波形を示しており、破線部分はパルス性ノイズが発生した様子を示している。
【0033】
図中、(a)はノイズ幅生成手段100がノイズ検出手段11bが出力するゲート信号を時間的に拡大しなかった場合の波形を示しており、パルスノイズの一部が残っている。
【0034】
また、図中(b)はノイズ幅生成手段100が出力したゲート信号を時間的に拡大した波形で、パルス性ノイズはほとんど残らないことを示している。
【0035】
図1に示した構成により、受信したFM放送波の電界が弱い場合には図2(b)に示すような補正波形によって補正される。
【0036】
以上のように、受信した放送波の電界が弱い(受信したFM放送波の振幅が小さい)ためにノイズ検出手段11bが検出されたパルス性ノイズの期間が実際より小さくなっても、受信したFM放送波の電界強度に応じて検出されたノイズの期間からより拡大することにより、ノイズの抑圧効果が向上する。
【0037】
上記の説明では、電界レベル判定手段1000の所定値(判定レベル)を1つ与える場合について説明したが、複数の判定レベルを設定してノイズ幅生成手段100がゲート信号を拡大する時間を複数設定しても良い。
【0038】
実施の形態2.
上述の実施の形態1では基本的なノイズゲート生成、ノイズ幅生成について説明したが、図3に示すものは、ノイズゲート生成手段102およびノイズ幅生成手段100の他の構成例を示した雑音除去装置のブロック構成図である。
【0039】
図において、12はノイズ検出手段11bによって検出されたノイズの期間を拡大する補正期間拡大手段、13はノイズ補正期間拡大手段12の出力を遅延する遅延手段である。
【0040】
14はノイズ検出手段11bによって検出されたノイズの期間を拡大する補正期間拡大手段、15は補正期間拡大手段13の出力信号を遅延させる遅延手段、16は受信したFM放送波の電界の強さにより遅延手段13と遅延手段15とを切り替える(遅延手段13または15のいずれかの出力を選択する)スイッチである。
【0041】
101はスイッチ16によって選択されたいずれかの遅延手段からの出力に対応する期間についてコンポジット信号またはFMステレオ復調信号に対する補正を行う補正手段である。
【0042】
基本的な動作は、上述の実施の形態1について説明したように、コンポジット信号またはFMステレオ復調信号を補正手段101に入力し、電界レベル判定手段1000の受信した信号の大きさを所定値との大小に基づいてノイズ検出手段のパルス性ノイズの期間を拡大する。
【0043】
なお、電界レベル判定手段1000、補正手段101の動作は上述の実施の形態1について説明したものと同様である。
【0044】
次に、図3を参照してその動作について説明する。
ノイズ検出手段11bの出力信号としては、パルス性ノイズを検出した期間に対して高レベル(Hレベル)、検出しなかった期間に対して低レベル(Lレベル)のゲート信号を出力する。補正期間拡大手段12はノイズ検出手段11bの出力信号のHレベル期間を少し拡大しする。補正期間拡大手段14はノイズ検出手段11bの出力信号のHレベル期間を補正期間拡大手段12より出力されるHレベル期間より大きく拡大する(すなわち、電界強度に応じて適応的に切換える)。
【0045】
補正手段101に与えられる入力信号は、フィルタ等を経由するため遅延を含むものとなる。従って、遅延手段13と遅延手段15は補正期間拡大手段12の出力信号と補正期間拡大手段14のタイミングをあわせる。すなわち、この場合には遅延量を適宜変更して充分補正が可能な遅延量を設定する。
【0046】
なお、このような遅延量の決め方の一例としては、パルス性ノイズ加算された正弦波を入力信号とし、その入力信号に対応する補正した信号の歪み率が最小になる遅延量を選択する。
【0047】
また、スイッチ16は電界レベル判定手段1000がLレベルの場合は遅延手段13、Hレベルの場合は遅延手段15に接続される。
【0048】
図4にノイズゲート生成手段102の各部波形を示す。
図4(a)はノイズ検出手段11bの出力信号、(b)は補正期間拡大手段12の出力信号、(c)は補正期間拡大手段14の出力信号、(d)は遅延手段13の出力信号、(e)は遅延手段15の出力信号である。
【0049】
図4(a)は、ノイズ検出手段11bがD0の期間の1個のパルス性ノイズを検出した場合のゲート信号を示す。このゲート信号は補正期間拡大手段12および補正期間拡大手段14に入力される。
【0050】
補正期間拡大手段12は図4(b)のようにノイズ検出手段11bのHレベル期間をD1に拡大しD0<D1とする。これは、ノイズ検出手段11bの出力波形の立ち下がりから一定期間Hレベルを保って信号を出力することで実現できる。
【0051】
これにより、ノイズ検出手段11bが検出したノイズ期間が実際より短いため、補正手段101が検出されたままのノイズ期間を用いて補正することによって生じてしまう補正誤差を低減する。
【0052】
補正期間拡大手段12は、FM放送波の振幅が比較的大きい場合に用いるのでD1の拡大量は小さくて良い。
【0053】
また、補正期間拡大手段14は図4(c)のようにノイズ検出手段11bのHレベル期間をD2(D1<D2)に延長する。
【0054】
これは、ノイズ検出手段11bの出力波形の立ち下がりから一定期間Hレベルを保って信号を出力することで実現できる。
【0055】
これにより、ノイズ検出手段11bが検出したノイズ期間が実際より短いため、補正手段101が検出されたままのノイズ期間を用いて補正することによって生じてしまう補正誤差を低減する。
【0056】
補正期間変更手段14はFM放送波の振幅が小さい場合に用いるためD2の拡大量を大きくする。また、遅延手段13で補正期間変更手段12の出力信号をD3遅延させる。
【0057】
この遅延D3によってオーディオ信号に発生したパルス性ノイズの位置(時間的なタイミング)と遅延手段13の出力信号に対応するHレベルの位置(時間的なタイミング)を合わせる。
【0058】
また、遅延手段15で補正期間変更手段14の出力信号をD4遅延させる。この遅延D4によってオーディオ信号に発生したパルス性ノイズの位置(時間的タイミング)と遅延手段15の出力信号の対応するHレベルの位置(時間的タイミング)を合わせる。
【0059】
スイッチ16を電界レベル判定手段1000の出力に応じて切り替えることにより、遅延手段13と遅延手段15のいずれかの出力を選択的に補正手段101に与える。
【0060】
ここで、補正期間変更手段12の出力D1<補正期間変更手段14の出力D2とすれば、スイッチ16は以下のような接続状態をとる。すなわち、
1.電界レベル判定手段1000の出力がLレベル(受信した電界強度が弱い)の場合には、遅延手段15の出力が補正手段101に与えられるように接続
2.電界レベル判定手段1000の出力がHレベル(受信した電界強度が強い)の場合には、遅延手段13の出力が補正手段101に与えられるように接続
【0061】
なお、この場合には、図4(d)および(e)に示すように、遅延手段13の出力のHレベルが遅延手段15のHレベルの期間に含まれるように設定し、補正期間の位置をあわせる。
【0062】
次に、補正手段101はスイッチ16の出力信号がHレベルの期間に対応する入力信号に対し、その入力信号を補正する。具体的な例として、この補正手段101では、スイッチ16の出力信号がHレベルの期間について前値ホールドや直線補間などの補正が入力信号に対して施される。
【0063】
このように、FM放送波の電界が弱い場合など、検出されたパルス性ノイズが実際のパルス性ノイズの期間より小さく検出されても、受信したFM放送波の電界強度に応じて検出されたパルス性ノイズの期間を拡大するので、補正が正しく行える。
【0064】
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3である雑音除去装置のブロック構成図である。図において、37はFM復調またはFMステレオ復調した信号を記憶するメモリ、36はノイズ幅生成手段100の出力に応じてメモリ37のデータを更新するための演算を行う演算手段である。
【0065】
次に、動作について説明する。
ここでは、パルス性ノイズが発生すると、例えば従来のノイズ検出手段11と同様に、パルス性ノイズを検出した場合はHレベル、検出しなかった場合はLレベルを出力する。
【0066】
また、メモリ37は、受信した放送波を復調した信号を記憶する。ここで、補正手段101は図5に示すように、演算手段36、メモリ37を含んで構成される。
【0067】
次に、図6を用いて、補正手段101の動作を説明する。
図6は、メモリ37のアドレスとデータとの関係を示す図であり、図において、データ(M0〜M17)の数が18である場合(それぞれ、アドレスi〜i+17に格納されている)について示している。
【0068】
なお、ここでは、格納される、受信した放送はを復調した信号に対応するデータの数を18としているが、このデータの数は、例えば、平衡変調のキャリア周波数である38KHzのサンプルにおける20個(ポイント)程度あれば十分である。
【0069】
また、ミラーノイズ等のノイズの性質によって、10数個(ポイント)であっても、複数のノイズ源(例えば、複数のモータからのノイズ)からのノイズの性質を考慮して40個(ポイント)であっても良い。
【0070】
以下、動作の詳細を説明するが、まず、メモリ37からアドレスi+17のデータを読み出す。ここでは、すでに、先のデータがアドレスi〜i+17に格納されており、次のデータがさらに入力、格納される場合について説明する。
【0071】
まず、既に格納されている先のデータをビットシフト、すなわち、データM16をM17(アドレスi+16に格納されているデータをアドレスi+17に格納する)、M15をM14(アドレスi+15に格納されているデータをアドレスi+16に格納する)、...、M0をM1(アドレスiに格納されているデータをアドレスi+1に格納する)に代入した後、アドレスiに新たなデータを書き込む。これによりM17のデータはM0に比べ18サンプル遅れたデータになる。
【0072】
ここでは、説明のため、パルス性ノイズが発生しノイズ検出手段11bの出力信号がHレベルからの立ち下がりが、図6のi+10のアドレスに対応するものとする(すなわち、M10のタイミングではノイズ期間が終了している)。
【0073】
ここで、図6における、i+8とi+9の2サンプル、すなわちデータM8とM9とがパルス性ノイズが含まれる信号であるとする。
【0074】
この条件の下で、演算手段36は、ノイズゲート生成手段102の出力信号がHレベル(ノイズが発生していると判断している期間)の両端のデータM10とM7を読み込む。
【0075】
前値保持による補正を行う場合には、演算手段36はノイズ期間直前のアドレスi+7に格納されているサンプル(データ)M7を、それぞれサンプル(データ)M8およびM9としてアドレスi+8およびi+9に書き込む(格納する)。
【0076】
また、平均値補間を行う場合には、演算手段36はノイズ発生前後のアドレスi+7およびi+10に格納されたサンプル(データ)M7およびM10をもとに、(M10+M7)/2の値を求め、これをそれぞれサンプル(データ)M8およびM9としてアドレスi+8およびi+9に書き込む(格納する)。
【0077】
もちろん、前値保持や平均値補間以外にも、多項式補間などを用いて補間を行ってもよい。
【0078】
以上の処理により、電界レベル検出手段1000の出力信号に応じてノイズ検出手段11bが検出したパルス性ノイズの期間を補正できるので、受信した放送波の電界が弱い場合であってもパルス性ノイズの抑圧効果が向上する。
【0079】
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4である雑音除去装置のブロック構成図である。
図において、44は補正手段101の出力の高域レベルを検出する高域レベル検出手段、45は補正手段101の出力信号の大きさを検出するレベル検出手段、47は高域レベル検出手段44とレベル検出手段45の出力信号を比較する比較手段47、100は電界レベル判定手段1000と比較手段47の出力に応じてノイズ検出手段11bが検出したノイズ期間を生成変更するノイズ幅生成手段である。
【0080】
以下に動作の説明をする。
高域レベル検出手段44は、補正手段101の出力される信号における高域レベル成分を検出する。
【0081】
ここで、図8に高域レベル検出手段44の構成の一例を示す。図に示すように、高域レベル検出手段44に入力される補正手段101からの出力はハイパスフィルタ(HPF)48に入力されて高域成分が検出される。
【0082】
このHPF48の出力は絶対値回路49に入力され、高域成分の絶対値が求められる。この絶対値回路49の出力は、次に低域フィルタLPF50に入力され低域成分が取り出される。
【0083】
ここで、LPF50の出力信号は信号のエンベロープ波形となり、HPF48の出力信号の大きさに比例する。従って、このLPF50の出力は補正された信号中に含まれる高域成分に比例したものとなる。
【0084】
高域レベル検出手段44では取り出した低域成分に係数をかけた値を出力する。この場合の係数は高周波成分が多い(例えば、6KHz以上の信号や音声の「さ」行が多い)信号に対して、聴感上のノイズや違和感が少ないように設定することができる。
【0085】
レベル検出手段45では補正手段101の出力信号の大きさを求める。
図9にレベル検出手段の構成の一例を示す。
補正手段101の出力信号を絶対値回路51に入力し、絶対値回路51の出力信号をLPF52に入力し、LPF52の出力信号を取り出す。
ここで、LPF52の出力信号は信号のエンベロープ波形となり、補正手段101の出力信号の大きさに比例している。
【0086】
次に、比較手段47は下記の条件の場合、Hレベルを出力する。
高域レベル検出手段44の出力信号>レベル検出手段45の出力信号
【0087】
ノイズ幅生成手段100は比較手段47の出力信号がHレベルの場合電界レベル判定手段1000の出力に関係なく(関わらず)ノイズ幅生成手段100にパルス幅を拡大させない(電界レベル判定手段1000の出力の代わりにHレベルの信号をノイズ幅生成手段100に入力する)。
【0088】
このような場合には、補正される信号の周波数が高いほど誤差が大きくなってしまうため、かえって誤差がノイズとなってしまい、聴感上の耳障りな音となるため、これを防止するため上述のように処理を行う。
【0089】
補正する期間に対し補正する波形の周波数が高いと補正誤差が多くなるが、上記の処理により、受信した放送波のレベルが小さく、メモリ手段43の出力信号に高い周波数成分の割合が大きい場合の補正誤差を低減できる。
【0090】
このように、電界強度により補正幅を適応的に変えるので、補正する幅が補正に適当なものとすることができる。
【0091】
実施の形態5.
図10はこの発明の実施の形態5である雑音除去装置のブロック構成図である。図において、11cは受信した放送電波により、FM信号を復調した信号からノイズを検出する検出手段、100はノイズ検出手段11cが検出するノイズ期間を拡大するノイズ幅生成手段、103はパルス性ノイズの大きさが所定のレベルに達した場合にHレベルを出力する下限検出手段である。
【0092】
次に動作の説明をする。
ノイズ検出手段11cはノイズ幅生成手段100に対してパルス性ノイズを検出した期間をHレベルにしたゲート信号を出力する。
【0093】
またノイズ検出手段11cは下限検出手段103に対しては例えばコンポジット信号の高域成分をHPFで取り出し更にHPFの出力信号の絶対値信号をLPFで高域成分をカットし、ノイズ成分のエンベロープ信号(以下ノイズレベルとする)として出力する。
【0094】
ここで、下限検出手段103はノイズ検出手段11cの出力がHレベルのときであって(すなわち、ノイズが検出された場合)、かつ検出されたノイズのノイズレベルが所定値以下の場合はHレベルを出力する。
【0095】
ノイズ生成手段100は下限検出手段103の出力がHレベルの場合、電界レベル判定手段1000の出力に関係なく(関わらず)、ノイズ幅生成手段100にパルス幅を拡大させない。
【0096】
これにより、パルス性ノイズの大きさが所定のレベル以下の場合には、ノイズ生成手段100は補正期間を拡大する処理を行わないので、小さなパルス性ノイズを広い補正幅により補正してしまうことによる補正誤差が大きくなることを防ぐ。
【0097】
実施の形態6.
図11はこの発明の実施の形態6である雑音除去装置のブロック構成図である。
図において、1000は受信した放送波の大きさと所定値との比較をする電界レベル判定手段、11cは受信した放送電波等により、FM信号を復調した信号からノイズを検出する検出手段、100はノイズ検出手段11cが検出するノイズ期間を拡大するノイズ幅生成手段、104はパルス性ノイズの大きさが所定値以上かどうかを出力するノイズレベル判定手段、101はノイズ幅生成手段の出力に応じて補正する補正手段である。
【0098】
次に動作の説明をする。
パルス性ノイズが大きい場合、FMステレオ復調回路などでパルス性ノイズが拡がる場合がある。このため、コンポジット信号からノイズ検出手段11cが検出したパルス性ノイズの期間より、補正手段101で取り扱われる信号の方がパルス性ノイズが拡大している場合がある。
【0099】
図11のノイズレベル判定手段104はノイズ検出手段11cが出力したノイズレベルが所定値以上の場合Hレベルを出力する。ノイズ生成手段100はノイズレベル検出手段104の出力がHレベルの場合、ノイズ検出手段11cのゲート信号のHレベルを拡大して出力する。
【0100】
これによりノイズ幅生成手段100はノイズが大きい場合、フィルタなどによるパルス性ノイズの拡がりの影響を小さくできる。
【0101】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、以下に示すような効果を奏する。
本発明に係る雑音除去装置においては、受信電波の電界強度と予め与えられた所定値とを比較することにより、前記受信電波の強弱を判定する電界レベル判定手段と、前記受信電波から復調される復調信号に含まれるパルス性ノイズを検出するノイズ検出手段と、該ノイズ検出手段からの出力および前記電界レベル判定手段からの出力に基づいて前記パルス性ノイズに対応するゲート信号を出力するノイズ幅生成手段と、該ノイズ幅生成手段から出力されるゲート信号に応じて前記復調信号を補正する補正手段とを備え、前記電界強度が弱い場合には前記ゲート信号を拡大することを特徴とするので、弱電界においても適正なパルス性ノイズ除去を行うことができ、パルス性ノイズの抑圧能力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における雑音除去装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1におけるFM復調信号にパルス性ノイズが発生した波形を示す説明図である。
【図3】実施の形態2における雑音除去装置の構成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態2におけるノイズゲート生成手段の波形を示す説明図である。
【図5】実施の形態3における雑音除去装置の構成を示すブロック図である。
【図6】実施の形態3における補正手段の動作を説明するための説明図である。
【図7】実施の形態4における雑音除去装置の構成を示すブロック図である。
【図8】実施の形態4における高域レベル検出手段の構成を示すブロック図である。
【図9】実施の形態4におけるレベル検出手段の構成を示すブロック図である。
【図10】実施の形態5における雑音除去装置の構成を示すブロック図である。
【図11】実施の形態6における雑音除去装置の構成を示すブロック図である。
【図12】従来の雑音除去装置の構成を示すブロック図である。
【図13】ステレオ復調器の復調動作を説明するための説明図である。
【図14】ノイズアンプの出力とノイズ検出期間との関係を説明するための説明図である。
【図15】従来のパルス性ノイズの補正を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 FM検波回路、2 遅延手段、3ゲート回路、4レベルホールド回路、5ステレオ復調回路、6HPF、7 ノイズアンプ、8ノイズ検波回路、9 波形整形回路、10 積分回路、12 補正期間変更手段、13 遅延手段、14補正期間変更手段、15 遅延手段、36 演算手段、37 メモリ、44 高域レベル検出手段、45 レベル検出手段、47 比較手段、100 ノイズ生成手段、101 補正手段、102 ノイズゲート生成手段、1000 電界レベル判定手段。

Claims (6)

  1. 受信電波の電界強度と予め与えられた所定値とを比較することにより、前記受信電波の強弱を判定する電界レベル判定手段と、
    前記受信電波から復調される復調信号に含まれるパルス性ノイズを検出するノイズ検出手段と、
    該ノイズ検出手段からの出力および前記電界レベル判定手段からの出力に基づいて前記パルス性ノイズに対応するゲート信号を出力するノイズ幅生成手段と、
    該ノイズ幅生成手段から出力されるゲート信号に応じて前記復調信号を補正する補正手段とを備え
    前記電界強度が弱い場合には前記ゲート信号を拡大することを特徴とする雑音除去装置。
  2. ノイズ幅生成手段は、
    電界レベル判定手段の出力に基づいてノイズ検出手段からの出力の時間幅を変更するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の雑音除去装置。
  3. ノイズ幅生成手段は、
    ノイズ検出手段からの出力についてそれぞれ異なる時間幅の信号を補正期間信号として出力する複数の補正期間変更手段と、
    該複数の補正期間変更手段のそれぞれに対応して設けられ、当該複数の補正期間変更手段から出力される前記補正期間信号のそれぞれに遅延を与える複数の遅延手段とを含み、電界レベル判定手段の出力に基づいて前記複数の遅延手段のいずれかの出力を選択するように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の雑音除去装置。
  4. 補正手段は、
    復調信号を記憶するメモリを有し、ノイズ幅生成手段の出力するゲート信号に対応して前記メモリに記憶された復調信号を補正するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の雑音除去装置。
  5. 補正手段の後段に、
    該補正手段の出力の信号レベルを検出するレベル検出手段と、
    前記補正手段の出力の高域信号のレベルを検出する高域レベル検出手段とをさらに備え、
    前記レベル検出手段からの出力よりも前記高域レベル検出手段からの出力が大なる場合には、電界レベル判定手段からの出力に関わらずノイズ検出手段からの出力をゲート信号とする請求項1に記載の雑音除去装置。
  6. ノイズ検出手段の後段に、
    該ノイズ検出手段からの出力のレベルが所定値以下であるかどうかを検出する下限検出手段をさらに備え、
    該下限検出手段により前記ノイズ検出手段からの出力のレベルが所定値以下であると検出された場合には、電界レベル判定手段からの出力に関わらずノイズ検出手段からの出力をゲート信号とする請求項1に記載の雑音除去装置。
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