JP3567928B2 - ノイズ抑圧装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、FM受信時に発生する電動ミラーノイズなど電磁波ノイズに起因するパルス性のノイズ(以下、パルス性ノイズと称する)を抑圧し良好な出力オーディオ信号を得るFM受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の環境においてはイグニッションノイズ、ミラーノイズなどパルス性の電磁波ノイズが発生する。このパルス性の電磁波ノイズはカーラジオのアンテナに混入するため、FM信号を復調して得られるオーディオ信号にもパルス性ノイズが発生する。このためカーラジオでは一般にパルス性ノイズ抑圧装置が用いられている。
【0003】
図13は例えば特開昭63−87026号公報に記載の従来のFM受信機におけるパルス性ノイズ抑圧装置のブロック図である。図において、1はFM復調回路、2は遅延回路、3はゲート回路、4はレベルホールド回路、5はステレオ復調回路、6はノイズ検出用のHPF(ハイパスフィルタ)、7はノイズアンプ、8はノイズ検波回路、9は波形整形回路、10は積分回路、11はノイズ検出回路、14は前値保持方式補正回路である。
【0004】
FM受信機のFM中間周波数信号をFM復調回路1に入力すると、FM復調信号が出力される。このFM復調信号がLPF(ローパスフィルタ)からなる遅延回路2に供給されて遅延され、遅延回路2の出力はゲート回路3、そしてレベルホールド回路4を介してステレオ復調回路5に供給され、LchとRchのオーディオ信号が分離され出力される。なお、遅延回路2は後述するパルス性ノイズがHPF6に供給されてからゲート回路3を遮断状態にするまでの時間を補うために設けている。
【0005】
また、前記FM復調信号はノイズ検出用のHPF6に供給され、HPF6により抽出されたノイズ成分信号はノイズアンプ7によって増幅されてノイズ検波回路8に供給される。ノイズ検波回路8はノイズアンプ7の出力信号を整流する整流回路からなり、このノイズ検波出力は波形整形回路9および積分回路10に供給される。波形整形回路9は前記ノイズ検波出力を所定の時間のパルス幅の補正期間信号に変換してゲート回路3に供給する。波形整形回路9からゲート回路3に供給された補正期間信号によってゲート回路3は駆動されて信号遮断状態になり、信号遮断状態時にはレベルホールド回路4によって信号遮断前の遅延出力レベルが保持されてステレオ復調回路5に供給される。
【0006】
以上により、図14(a)に示すような復調信号のノイズ期間t1部分が、同図(b)に示す補正期間信号により、同図(c)に示すように前値補間され、これによって電位の急変によるスパイクの発生が防止される。なお、波形整形回路9からノイズ検出パルスが供給されていない場合は、ゲート回路3とレベルホールド回路4はスルー状態になる。
【0007】
また、積分回路10によりノイズ検波出力を平滑化してノイズレベルに応じた直流信号を得て、その直流信号をノイズアンプ7にフィードバックすることによりAGCループを形成し、ノイズレベルが高くなるとノイズアンプ7の利得を下げるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような構成では、パルス性ノイズの補正に前値ホールドを用いているので補正誤差が大きくなる。そこでステレオ復調後の信号に対して図14(d)に示すような直線補間を行い、補正誤差を小さくすることが考えられる。
【0009】
しかしながら、前記のような構成のノイズ検出回路11によるノイズ検出パルスの生成においては、発生したパルス性ノイズの期間が長い場合は積分回路10の出力信号が大きくなりノイズアンプ7のゲインが小さくなっていく。このため、ノイズアンプ7の出力のパルス性ノイズの振幅が小さくなっていき、パルス性ノイズが検出されなくなる。よって、パルス性ノイズの発生期間が長い場合はパルス性ノイズの検出期間が実際のノイズ発生期間より短くなる。すなわち、波形整形回路9から得られるノイズ検出パルスが実際のノイズ発生期間より短くなることがある。
【0010】
前記のような実際のノイズ発生期間より短いノイズ検出パルスを用いてFM復調信号を直線補間で補正した例を図15に示す。図15(c)に示すように、直線補間に用いる補正期間の終端の値にパルス性ノイズが含まれるので、十分な補正ができないだけではなく、逆に大きな補正誤差を発生することがある。
【0011】
本発明はこの点に鑑み、パルス性ノイズの発生期間が長い場合の補正誤差の低減を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる請求項1のノイズ抑圧装置は、FM復調信号からノイズ発生期間を検出して補正期間信号を出力するノイズ検出手段と、前記補正期間信号に基づき、前記ノイズ発生期間のFM復調信号を前記ノイズ発生期間直前の信号を用いて補正する前値保持方式補正手段と、前記補正期間信号に基づき、前記ノイズ発生期間のFM復調信号を前記ノイズ発生期間の前後の信号を用いて補間補正する補間方式補正手段と、前記補正期間信号が実際のノイズ発生期間より短いと判定された場合に、前記前値保持方式の選択を決定する補正方式判定手段と、前記補正方式判定手段の出力に応じて前記前値保持方式補正手段と前記補間方式補正手段の何れかを選択する補正方式選択手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
また、請求項2のノイズ抑圧装置は、請求項1に記載のノイズ抑圧装置において、補正方式判定手段が、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の差の絶対値がFM復調信号の平均的な振幅より大きい場合に前記補正期間信号が実際のノイズ発生期間より短いと判定することを特徴とする。
【0014】
また、請求項3のノイズ抑圧装置は、請求項2に記載のノイズ抑圧装置において、補正方式判定手段が、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の高域成分の差の絶対値がFM復調信号の高域成分の平均的な振幅より大きい場合に前記補正期間信号が実際のノイズ発生期間より短いと判定することを特徴とする。
【0015】
また、請求項4のノイズ抑圧装置は、請求項2に記載のノイズ抑圧装置において、補正方式判定手段が、複数の帯域に分割されたFM復調信号の高域成分の何れかの帯域において、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の高域成分の差の絶対値がFM復調信号の高域成分の平均的な振幅より大きい場合に前記補正期間信号が実際のノイズ発生期間より短いと判定することを特徴とする。
【0016】
また、請求項5のノイズ抑圧装置は、FM復調信号からノイズ発生期間を検出して補正期間信号を出力するノイズ検出手段と、前記補正期間信号の始端に対応するFM復調信号と前記補正期間信号の終端以後のFM復調信号の差の絶対値がFM復調信号の平均的な振幅より小さくなった時点で、ノイズ発生期間終了の判定信号を出力する補正期間判定手段と、補正期間信号終了後から前記判定信号が出力されるまでの間、前記補正期間信号を延長して修正補正期間信号を出力する補正期間修正手段と、前記修正補正期間信号に基づき、前記ノイズ発生期間のFM復調信号を前記ノイズ発生期間の前後の信号を用いて補間補正する補間方式補正手段とを備えることを特徴とする。
【0017】
また、請求項6のノイズ抑圧装置は、請求項5に記載のノイズ抑圧装置において、補正期間判定手段が、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の高域成分の差の絶対値がFM復調信号の高域成分の平均的な振幅より小さくなった時点で、ノイズ発生期間終了の判定信号を出力することを特徴とする。
【0018】
また、請求項7のノイズ抑圧装置は、請求項5に記載のノイズ抑圧装置において、補正期間判定手段が、複数の帯域に分割されたFM復調信号の高域成分の何れかの帯域において、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の高域成分の差の絶対値がFM復調信号の高域成分の平均的な振幅より小さくなった時点で、ノイズ発生期間終了の判定信号を出力することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
【0020】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1であるFM受信機におけるパルス性ノイズ抑圧装置のブロック構成図であり、図において、1はFM復調回路、5はステレオ復調回路、14は前値保持方式補正回路、21はノイズ検出回路、22は補正方式判定回路、23は直線補間方式補正回路、24はスイッチ回路である。なお、図13と同一部分については重複する説明は省略する。
【0021】
また、図2は検出回路21の一例を示すブロック図であり、図において、26はHPF、27は絶対値回路、28はLPF、29は乗算回路、30は比較回路、31は補正期間生成回路である。
【0022】
FM復調信号に含まれるパルス性ノイズの成分は、広い範囲に分布しており、FM復調信号あるいは出力されるオーディオ信号に必要な周波数成分が分布している帯域の外にもパルス性ノイズの成分が存在する。そこで、HPF26でFM復調信号の高域成分をパルス性ノイズ成分を含むノイズ成分として抽出している。図3(a)にHPF26の入力されるFM復調信号、図3(b)にHPF26の出力信号を示す。図3(a)の期間t1の部分にパルス性ノイズが発生しており、図3(b)ではそのパルス性ノイズが抽出されている様子を示している。
【0023】
次に絶対値回路27でHPF26の出力信号の絶対値を求める。図3(c)に絶対値回路27の出力信号を示す。比較回路30は該絶対値回路27の出力信号が乗算回路29から出力される閾値より大きい場合に、パルス性ノイズが発生したと判断して補正期間信号を補正期間生成回路31に送出する。
【0024】
ここで乗算回路29から出力される閾値について説明する。FM復調された信号にはパルス性ノイズ以外に、バックグラウンドノイズや回路ノイズ(以下、フロアーノイズと称す)が含まれる。自動車は通常移動するので、FM放送信号の受信状態は刻一刻と変化するため、フロアーノイズのレベルも刻一刻と変化する。
【0025】
パルス性ノイズがフロアーノイズより小さい場合、フロアーノイズにマスクされて聞こえにくい。また、フロアーノイズより小さい閾値を設定するとフロアーノイズをパルス性ノイズとして誤った判定をする。そこで、一般にフロアーノイズを基準にして閾値を求める。フロアーノイズは、所謂ランダムノイズであるので強い高周波成分を持たず全帯域に広く分布している。そのため、LPF28により絶対値回路27の出力から低域成分を抽出した信号をフロアーノイズの大きさに比例する信号とし、LPF28の出力信号に乗算回路29で係数を乗算して閾値としている。
【0026】
比較回路30で絶対値回路27の出力信号と乗算回路29から出力される閾値を比較し、絶対値回路27の出力信号の方が大きい場合にパルス性ノイズが発生したと判定する。しかしながら、パルス性ノイズは瞬間的には閾値より小さくなる場合もあるので、比較回路30の出力信号は図3(d)のようにパルス性ノイズが発生した期間t1において連続しないことがある。
【0027】
期間t1においてはパルス性ノイズが発生しているので、期間t1の全期間を補正する必要がある。このために補正期間生成回路31は、図3(d)の期間t1のようにパルス性ノイズの検出間隔が短い場合には、図3(e)の期間t1のように連続した補正期間信号を得る処理をしている。この処理により図3(e)のようにパルス性ノイズ発生期間t1で連続する補正期間信号が得られる。以上がノイズ検出回路21の動作である。
【0028】
次に、パルス性ノイズ発生期間t1より前記補正期間信号が短くなる場合があるので、これについて説明する。前述のように絶対値回路27でHPF26の出力信号の絶対値を求めて図3(c)に示すような信号を得、さらにLPF28を通すと、LPF28の出力は図3(f)に示すように漸増する。すなわち、パルス性ノイズの発生期間が長いとフロアーノイズではなくパルス性ノイズによってLPF28の出力信号が徐々に大きくなり、閾値が次第に高くなる。そのために、パルス性ノイズの発生期間t1の終点に近い側でパルス性ノイズが検出されなくなり、図3(g)に示すように補正期間信号がパルス性ノイズ発生期間t1より短くなることがある。
【0029】
図15に、補正期間信号がパルス性ノイズ発生期間t1より短い状態(以下、短い補正期間信号と称す)でパルス性ノイズ部分を直線補間した例を示す。図15(a)に示すパルス性ノイズを含むFM復調信号を図15(b)に示す短い補正期間信号で直線補間すると、図15(c)のように直線補間部分の終端がパルス性ノイズのため補正誤差が大きくなり、さらに、短い補正期間信号の終端以降はパルス性ノイズが何らの処理もされずに出力される。
【0030】
パルス性ノイズ発生期間より補正期間信号が短い場合の直線補間方式と前値保持方式による補正の例を図4(a)、(b)に示すが、このような場合は前値保持方式の方が補正による弊害が少ない。そのために、補正方式判定回路22でパルス性ノイズ発生期間と補正期間信号の大小関係を判定し、補正期間信号の方が短い場合は前値保持方式を、長い場合は直線補間方式を選択する補正方式選定信号を出力する。
【0031】
以下、補正方式判定回路22の動作について説明する。図5(a)に示すFM復調信号に対して、図5(c)に示すように補正期間信号がパルス性ノイズ発生期間より短い場合には、補正期間信号の終端部のFM復調信号にパルス性ノイズが存在する。このため、補正期間の始点と終点でのFM復調信号値の差(|S−E1|)が大きくなるという問題が生じる。逆に、補正期間信号がパルス性ノイズ発生期間に正しく対応しておれば、補正期間の始点と終点のFM復調信号の値の差(|S−E2|)は、平均的なFM復調信号の振幅レベルより小さいはずである。そこで、前記終点と始点のFM復調信号の差|S−E|が平均的なFM復調信号の大きさより大きい場合(図中|S−E1|)は、補正幅が短いためパルス性ノイズが発生している可能性がある。すなわち、補正期間信号がパルス性ノイズ発生期間より短いと判定する。
【0032】
図6は補正方式判定回路22の構成例を示す図であり、図5によりその動作を説明する。図において、32、33はホールド回路、34は減算回路、35は絶対値回路、36は絶対値回路37とLPF38で構成されるレベル検出回路、39は判定回路である。
【0033】
以下、動作について説明する。図6において、ホールド回路32、33にはFM復調信号と補正期間信号が入力され、ホールド回路32には補正期間信号の立ち上がり部分のFM復調信号の値Sが、ホールド回路33には立ち下がり部分の値E(図5(a)のE1またはE2)が保持される。次いで、減算回路34で(S−E)を計算し、絶対値回路35で(S−E)の大きさを求める。
【0034】
また、レベル検出回路36では絶対値回路37とカットオフ周波数が低いLPF38により、図5(b)に示すようなパルス性ノイズ成分が除去されたFM復調信号の平均的な振幅を示すFM復調信号レベル検出信号Pを求める。
【0035】
次に、図5(c)のように補正期間信号がパルス性ノイズ発生期間t1より短い場合について説明する。パルス性ノイズにより補正期間の始点のFM復調信号の値はS、終点の値はE1である。この場合はFM復調信号の値の差(S−E1)はFM復調信号レベル検出信号の値Pよりも大きくなり得る。
【0036】
次に、判定回路39は絶対値回路35で求めた減算回路の出力|S−E1|とレベル検出回路36のレベル検出信号出力Pを比較し、(S−E1)>Pならば補正期間信号がパルス性ノイズ発生期間t1より短いと判定する。
【0037】
また、補正期間信号が図5(d)のようにパルス性ノイズ発生期間より短くない場合は、絶対値回路35の出力信号|S−E2|よりFM復調信号レベル検出信号の値P方が大きいので、判定回路39は(S−E2)<Pならば補正期間信号がパルス性ノイズ発生期間t1より短いとは判定しない。
【0038】
以上のように、図6に示す補正方式判定回路22はパルス性ノイズ発生期間より補正期間信号が短い場合を検出することができる。
【0039】
よって、図4で示したように補正期間信号の方がパルス性ノイズ発生期間より短い場合には前値保持方式の方が直線補間方式より補正誤差が少ないので、補正方式判定回路22が補正期間信号の方がパルス性ノイズ発生期間より短いと判定した場合、前値保持方式を選択する補正方式選択信号を出力し、パルス性ノイズを含んだFM復調信号を前値保持方式補正回路14により補正する。
【0040】
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2であるノイズ抑圧装置のブロック構成図である。図において、1はFM復調回路、5はステレオ復調回路、14は前値保持方式補正回路、21はノイズ検出回路、22は補正方式判定回路、23は直線補間方式補正回路、24はスイッチ回路、40はフィルターである。なお、図1と同一部分については重複する説明は省略する。
【0041】
図7において、フィルター40としてHPF(高域通過フィルター)を用いてFM復調信号の低域成分を抑圧した後、補正方式判定回路22に入力する。パルス性ノイズは高域成分を多く含んでいるので、フィルター40によるパルス性ノイズの減衰は小さい。また、フロアーノイズの成分は全帯域に広く分布しているので、補正方式判定回路22にはフロアーノイズの高域成分とパルス性ノイズを主成分とした信号が入力される。
【0042】
図8(a)、(b)にパルス性ノイズがt1の期間に発生した場合のフィルター40(HPF)の入力信号と出力信号波形例を示すが、出力信号ではパルス性ノイズの割合が大きくなっており、低域成分が減衰されていることが分かる。この出力信号を補正方式判定回路22に入力すると、図6のレベル検出回路36の出力レベルPは主にフロアーノイズの平均的なレベルになる。なお、このレベルPはフロアーノイズが大きい場合に、フロアーノイズをパルス性ノイズとして誤った判定をすることを防止するために用いられる。一方、フィルター40によるパルス性ノイズの抑圧は小さいので、補正期間信号が短い場合、ホールド回路32はパルス性ノイズが無く、フロアーノイズを主成分とする振幅が小さい部分のレベルを保持し、ホールド回路33はパルス性ノイズ部分のレベルを保持するので、絶対値回路35の出力|S−E|の方がレベル検出回路36の出力より大きくなる。
【0043】
以上のように、補正方式判定回路22の入力として、FM復調信号の低域成分(主に、正規のオーディオ信号)を減衰させた信号を用いたので、判定回路39の2つの入力信号|S−E|とPがオーディオ信号をほとんど含まない。そのため、パルス性ノイズの発生期間と補正期間信号の大小関係の判定がオーディオ信号の影響を受けにくくなるので、補正方式の判定精度が向上する。
【0044】
さらに、フィルター40で複数の帯域に分割して、補正方式判定回路22において各々の帯域毎にパルス性ノイズの発生期間と補正期間信号の大小関係を判定し、何れかの帯域で補正期間信号がパルス性ノイズの発生期間より小さいと判定された場合に前値保持方式による補正を選択しても良い。この処理によりパルス性ノイズが特定の周波数成分に偏った場合も検出できる可能性が高まり補正方式選定の判定の確度が向上する。
【0045】
実施の形態3.
実施の形態3は入力信号に含まれるパルス性ノイズの発生期間より補正期間信号の方が短い場合に、補正期間信号がパルス性ノイズの発生期間に一致するような補正(以下、補正期間信号の修正)を実施することにより、補正されたFM復調信号にパルス性ノイズが残留しないようにするものである。
【0046】
図9に実施の形態3のブロック構成図を示す。図において、1はFM復調回路、5はステレオ復調回路、21はノイズ検出回路、23は直線補間方式補正回路、25は補正期間信号の妥当性を判定する補正期間判定回路、41は補正期間修正回路である。なお、図1、図7と同一部分については重複する説明は省略する。
【0047】
ノイズ検出回路21でFM復調信号に含まれるパルス性ノイズを検出して補正期間信号を出力するが、すでに説明したようにパルス性ノイズの発生期間が長い場合はパルス性ノイズを検出して得た補正期間信号が実際のパルス性ノイズより短くなる場合がある。図9においては、補正期間判定回路25によりノイズ検出回路21による補正期間信号の終了後についてもパルス性ノイズの状態を監視続け、パルス性ノイズ有無についての判定信号を出力し、補正期間修正回路41により補正期間信号の修正を実施するようにしている。
【0048】
補正期間修正回路41は、直線補間方式補正回路23を制御する修正補正期間信号をノイズ検出回路21から出力される補正期間信号によりセットし、補正期間判定回路25から出力される補正期間信号の終了後のパルス性ノイズ無しの判定信号により、前記修正補正期間信号をリセットするように動作する。
【0049】
図10に補正期間判定回路25の構成例を示す。図10に入力されるFM復調信号はA/D変換器42でディジタル化される。メモリ43はA/D変換器42が新しいデータをサンプリング毎に最も古いデータを捨て新しいデータを蓄積するとともに、制御回路44は補正期間修正回路41から出力される修正補正期間信号の立ち上がり直前のデータをデータSとしてメモリ43に記憶させる。また、修正補正期間信号の存続期間中のデータをデータEとして逐一メモリ43に記憶させる。さらに、減算回路45と絶対値回路46により|S−E|を演算により求める。
【0050】
レベル検出回路47は絶対値回路47aとLPF47bにより構成され、FM復調信号の平均的な振幅Pを求める。判定回路48は絶対値回路46の出力信号|S−E|とレベル検出回路47の出力Pを比較し、|S−E|>Pの場合、パルス性ノイズの発生期間が終了していないことを示す信号として、パルス性ノイズ有の判定信号(例えば「1」)を出力する。また、|S−E|<=Pの場合、パルス性ノイズの発生期間が終了したことを示す信号として、パルス性ノイズ無しの判定信号(例えば「0」)を出力する。
【0051】
補正期間判定回路25は以上のように動作するので、補正期間修正回路41出力の修正補正期間信号をパルス性ノイズ発生期間に一致させることができる。
【0052】
直線補間方式補正回路23は、前記修正補正期間信号によりFM復調信号におけるパルス性ノイズ発生部分を直線補間により補正する。
【0053】
図11は直線補間による補正波形の一例を示す。図中(a)はパルス性ノイズ発生期間より短い補正期間信号を、(b)は修正補正期間信号を用いた補正波形を示すが、修正補正期間信号を用いることにより、パルス性ノイズ発生部分において良好な直線補間が実現されていることが分かる。
【0054】
以上のように、パルス性ノイズ発生期間を検出後、補正期間の始点のFM復調信号の値を基準に、FM復調信号の変化を検出し、その変化値がその近傍における平均的なFM復調信号振幅を上回る範囲をパルス性ノイズ発生期間と判定し、パルス性ノイズ発生期間に一致する修正補正期間信号を得てFM復調信号を補正するようにしたので、パルス性ノイズ発生部分の補正が正しく行える。
【0055】
実施の形態4.
図12はこの発明の実施の形態4であるノイズ抑圧装置のブロック構成図である。図において、1はFM復調回路、5はステレオ復調回路、21はノイズ検出回路、23は直線補間方式補正回路、25は補正期間判定回路、40はフィルター、41は補正期間修正回路である。なお、図7、図9と同一部分については重複する説明は省略する。
【0056】
図12において、フィルター40としてHPF(高域通過フィルター)を用いてFM復調信号の低域成分を抑圧した後、補正期間判定回路25に入力する。パルス性ノイズは高域成分を多く含んでいるので、フィルター40によるパルス性ノイズの減衰は小さい。故に、補正期間判定回路25にはパルス性ノイズを主成分とした信号が入力される。
【0057】
図8にパルス性ノイズがt1の期間に発生した場合のフィルター40の入力信号と出力信号波形を示す。図8(b)はパルス性ノイズの割合が大きくなっており、低域成分が減衰されている。このフィルター40の出力信号を補正期間判定回路25に入力すると、図10のレベル検出回路47の出力レベルPが小さくなる。
【0058】
一方、フィルター40によるパルス性ノイズの抑圧は小さいので、メモリ43に記憶される補正期間の始点のデータSはパルス性ノイズが無く振幅が極めて小さい部分の値であるので、データEが修正補正期間信号の存続期間中のパルス性ノイズ部分の値であるか否かにより、絶対値回路46の出力|S−E|の値が大きく異なる。そのため、補正期間判定回路25における補正期間信号の妥当性の判断が極めて容易になる。
【0059】
以上のように、補正期間判定回路25の入力として、FM復調信号の低域成分(主に、正規のオーディオ信号)を減衰させた信号を用いたので、判定回路48の2つの入力信号|S−E|とPがオーディオ信号をほとんど含まない。そのため、パルス性ノイズの発生期間と補正期間信号の大小関係の判定がオーディオ信号の影響を受けにくくなるので、補正方式の判定精度が向上する。
【0060】
さらに、フィルター40で複数の帯域に分割して、補正期間判定回路25において各々の帯域毎にパルス性ノイズの有無を検出し、何れかの帯域でパルス性ノイズが検出され続ける範囲において補正期間信号を延長して修正補正期間信号を得るようにしても良い。この処理によりパルス性ノイズが特定の周波数成分に偏った場合でも補正期間信号の妥当性を正しく判定できる可能性が高まり、補正期間信号の修正の確度が向上する。
【0061】
なお、実施の形態1ないし4に記載の各回路は集積回路の中に組み込まれても、また、マイクロプロセッサのソフトウェアにより実現されても良いことは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】
上述したように、この発明によれば以下に述べる効果を奏する。
【0063】
本発明に係わる請求項1のノイズ抑圧装置は、ノイズ検出手段により得られた補正期間信号が実際のノイズ発生期間より短いと判定された場合に、実際のノイズの発生期間より補正期間信号が短いことによる補正誤差の発生が少ない前値保持方式によりノイズ発生期間のFM復調信号を補正するようにしたので、補正誤差の少ないFM復調信号が得られる。
【0064】
請求項2のノイズ抑圧装置は、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の差の絶対値がFM復調信号の平均的な振幅より大きい場合に前記補正期間信号が実際のノイズ発生期間より短いと判定するようにしたので、補正期間信号の妥当性の判定が容易になる。
【0065】
請求項3のノイズ抑圧装置は、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の高域成分の差の絶対値がFM復調信号の高域成分の平均的な振幅より大きい場合に前記補正期間信号が実際のノイズ発生期間より短いと判定するので、FM復調信号に影響されずに補正期間信号の妥当性の判定精度が向上する。
【0066】
請求項4のノイズ抑圧装置は、複数の帯域に分割されたFM復調信号の高域成分の何れかの帯域において、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の高域成分の差の絶対値がFM復調信号の高域成分の平均的な振幅より大きい場合に前記補正期間信号が実際のノイズ発生期間より短いと判定するので、ノイズの周波数成分に偏りが発生した場合においても補正期間信号の妥当性について精度の良い判定が得られる。
【0067】
請求項5のノイズ抑圧装置は、前記補正期間信号の始端に対応するFM復調信号と前記補正期間信号の終端以後のFM復調信号の差の絶対値がFM復調信号の平均的な振幅より小さくなった時点まで補正期間信号を延長した修正補正期間信号により補間補正するようにしたので、良好なFM復調信号の補間補正が可能になる。
【0068】
請求項6のノイズ抑圧装置は、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の高域成分の差の絶対値が、FM復調信号の高域成分の平均的な振幅より小さくなった時点まで補正期間信号を延長した修正補正期間信号により補間補正するようにしたので、更に良好なFM復調信号の補間補正が可能になる。
【0069】
請求項7のノイズ抑圧装置は、複数の帯域に分割されたFM復調信号の高域成分の何れかの帯域において、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の高域成分の差の絶対値がFM復調信号の高域成分の平均的な振幅より小さくなった時点まで補正期間信号を延長した修正補正期間信号により補間補正するようにしたので、ノイズの周波数成分に偏りが発生した場合においても良好なFM復調信号の補間補正が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるノイズ抑圧装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1におけるノイズ検出回路の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1におけるノイズ検出回路の動作を説明する図である。
【図4】短い補正期間信号による直線補間方式の補正と前値保持方式の補正を説明する図である。
【図5】実施の形態1における補正方式判定回路の動作を説明する図である。
【図6】実施の形態1における補正方式判定回路の構成を示すブロック図である。
【図7】実施の形態2におけるノイズ抑圧装置の構成を示すブロック図である。
【図8】実施の形態2におけるフィルター40の動作を説明する図である。
【図9】実施の形態3におけるノイズ抑圧装置の構成を示すブロック構成図である。
【図10】実施の形態3における補正方式判定回路の構成を示すブロック構成図である。
【図11】短い補正期間信号と修正補正期間信号による直線補間を説明する図である。
【図12】実施の形態4におけるノイズ抑圧装置の構成を示すブロック構成図である。
【図13】従来のパルス性ノイズ抑圧装置の構成を示すブロック図である。
【図14】補正期間信号によるパルス性ノイズ部分の前値保持方式と直線補間方式の補正を説明する図である。
【図15】短い補正期間信号によるパルス性ノイズ部分の直線補間補正を説明する図である。
【符号の説明】
1 FM復調回路、5 ステレオ復調回路、11 ノイズ検出回路、14 前値保持方式補正回路、21 ノイズ検出回路、22 補正方式判定回路、23 直線補間方式補正回路、24 スイッチ回路、25 期間判定回路、40 フィルター、41は補正期間修正回路。
Claims (7)
- FM復調信号からノイズ発生期間を検出して補正期間信号を出力するノイズ検出手段と、
前記補正期間信号に基づき、前記ノイズ発生期間のFM復調信号を前記ノイズ発生期間直前の信号を用いて補正する前値保持方式補正手段と、
前記補正期間信号に基づき、前記ノイズ発生期間のFM復調信号を前記ノイズ発生期間の前後の信号を用いて補間補正する補間方式補正手段と、
前記補正期間信号が実際のノイズ発生期間より短いと判定された場合に、前記前値保持方式の選択を決定する補正方式判定手段と、
前記補正方式判定手段の出力に応じて前記前値保持方式補正手段と前記補間方式補正手段の何れかを選択する補正方式選択手段とを備えることを特徴とするノイズ抑圧装置。 - 補正方式判定手段が、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の差の絶対値がFM復調信号の平均的な振幅より大きい場合に前記補正期間信号が実際のノイズ発生期間より短いと判定することを特徴とする請求項1に記載のノイズ抑圧装置。
- 補正方式判定手段が、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の高域成分の差の絶対値がFM復調信号の高域成分の平均的な振幅より大きい場合に前記補正期間信号が実際のノイズ発生期間より短いと判定することを特徴とする請求項1に記載のノイズ抑圧装置。
- 補正方式判定手段が、複数の帯域に分割されたFM復調信号の高域成分の何れかの帯域において、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の高域成分の差の絶対値がFM復調信号の高域成分の平均的な振幅より大きい場合に前記補正期間信号が実際のノイズ発生期間より短いと判定することを特徴とする請求項1に記載のノイズ抑圧装置。
- FM復調信号からノイズ発生期間を検出して補正期間信号を出力するノイズ検出手段と、
前記補正期間信号の始端に対応するFM復調信号と前記補正期間信号の終端以後のFM復調信号の差の絶対値がFM復調信号の平均的な振幅より小さくなった時点で、ノイズ発生期間終了の判定信号を出力する補正期間判定手段と、
補正期間信号終了後から前記判定信号が出力されるまでの間、前記補正期間信号を延長して修正補正期間信号を出力する補正期間修正手段と、
前記修正補正期間信号に基づき、前記ノイズ発生期間のFM復調信号を前記ノイズ発生期間の前後の信号を用いて補間補正する補間方式補正手段とを備えることを特徴とするノイズ抑圧装置。 - 補正期間判定手段が、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の高域成分の差の絶対値がFM復調信号の高域成分の平均的な振幅より小さくなった時点で、ノイズ発生期間終了の判定信号を出力することを特徴とする請求項5に記載のノイズ抑圧装置。
- 補正期間判定手段が、複数の帯域に分割されたFM復調信号の高域成分の何れかの帯域において、補正期間信号の始端と終端に対応するFM復調信号の高域成分の差の絶対値がFM復調信号の高域成分の平均的な振幅より小さくなった時点で、ノイズ発生期間終了の判定信号を出力することを特徴とする請求項5に記載のノイズ抑圧装置。
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