JP3565179B2 - 通信端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末装置に関し、より詳しくはコピー、FAX、ネットワークスキャナ、ネットワークプリンタとして機能する通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信端末装置に代表される複写機能付きファクシミリ装置(以下、複合機という)を通信ネットワークに接続させて、複合機の記録部をネットワークプリンタとして、また複合機の読取部をネットワークスキャナとして使用する場合がある。このため、複合機のプリントとしては、コピー指示に基づくプリント、FAX受信に基づくプリント、通信ネットワークに接続されたパソコンからの指示に基づくネットワークプリントがある。また、複合機のスキャナとしては、FAX送信の指示に基づく原稿の読み取り、通信ネットワークに接続されたパソコンからの指示に基づくネットワークスキャナがある。そして、プリント動作及びスキャナ動作が終了した場合には、複合機は、これらの動作が終了した旨を報知するための終了音を鳴動していた。加えて、FAX送信が終了した場合や、FAX受信を行った後、受信画データを記録紙に記録した場合にも、その旨を報知するための終了音を鳴動していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの動作が終了しても、同一の終了音が鳴動されるため、いずれの動作が終了したのかを終了音に基づいて判断することはできなかった。
【0004】
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、いずれの動作が終了したかを報知することが可能な通信端末装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、通信ネットワークに接続する接続手段と、原稿を読み取る読取手段と、画データを記録する記録手段と、動作指示を行う操作手段と、画データを送受信する通信手段と、異なる音を構成する設定値を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された音を鳴動する鳴動手段と、記憶手段に記憶された音の設定値に基づいて、操作手段からの指示に基づく読取手段の動作終了時、記録手段の動作終了時及び通信手段の動作終了時、接続手段を介した外部端末からの指示に基づく読取手段の動作終了時及び記録手段の動作終了時、並びに、通信手段からの受信に基づく記録手段の動作終了時に、異なる音を鳴動手段から鳴動させる制御手段とを備えた。
【0006】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の通信端末装置において、制御手段は、操作手段からの入力に基づいて、異なる音を構成する設定値を記憶手段に記憶させる。
【0007】
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の通信端末装置において、音を構成する設定値は、ON時間/OFF時間、ON時間の周波数、及び、ON時間とOFF時間との繰り返し周期で構成されている。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の通信端末装置において、読取手段は静止原稿を読み取るFBSを備え、制御手段は、読取手段のFBSで原稿を読み取ってFAX送信又はコピーする場合、読取手段の動作が終了しても、音を鳴動手段から鳴動させない。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の通信端末装置において、読取手段は原稿台に載置された原稿を給送しながら読み取るADFをさらに備え、制御手段は、読取手段のADFで原稿を読み取ってFAX送信又はコピーする場合、読取手段の動作終了時に、音を鳴動手段から鳴動させる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る通信端末装置を複合機に具体化した一実施形態について、図面を用いて説明する。
【0009】
図1に示すように、複合機1は、ファクシミリ装置本体1aとオプションボード30とから構成されている。
ファクシミリ装置本体1aは、MPU11、ROM12、RAM13、読取部14、記録部15、操作部16、表示部17、画像メモリ18、コーデック19、モデム20、NCU21、オプションボードスロット部22及び鳴動部23から構成されるとともに、各部11〜23がバス24を介してそれぞれ接続されている。
【0010】
MPU11は、複合機1を構成する各部を制御する。ROM12は、複合機1を制御するためのプログラムを記憶する。RAM13は、複合機1に関する各種情報を一時的に記憶する。
【0011】
読取部14は、原稿上の画像データを読み取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部15は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画データの記録動作やコピー動作において、受信された画データ或いは読取部14にて読み取られた原稿の画データを記録紙上に記録する。
【0012】
操作部16は、電話番号を入力するためのテンキー(*,#キーを含む)16a、短縮番号の登録又は短縮番号から発信するための短縮キー16b、予め登録した電話番号又はFAX番号をワンタッチで指定するためのワンタッチキー16c、原稿の読み取り動作を開始させるためのスタートキー16d、FAXモードに設定するためのFAXキー16e、コピーモードに設定するためのコピーキー16f等の各種操作キーを備えている。LCD等よりなる表示部17は、複合機1の動作状態等の各種情報の表示を行う。
【0013】
画像メモリ18は、受信画データや読取部14で読み取られて2値化され、コーデック19でMMR方式に従って符号化された画データを一時的に記憶する。また、画像メモリ18は、パソコン2からオプションボードスロット部22を介して送出されてきた画データを一時的に記憶する。
【0014】
コーデック19は、読取部14にて読み取られた画データを送信のためにMH,MR,MMR方式等に従って符号化(エンコード)する。また、コーデック19は、受信画データを復号(デコード)する。
【0015】
モデム20は、ITU−T勧告T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順及びV.17,V.27ter,V.29等に従った送受信データの変調及び復調を行う。NCU21は、電話回線Lの閉結及び開放を行うとともに、相手先のFAX番号に対応したダイヤル信号の送出及び着信を検出する機能等を備えている。
【0016】
オプションボードスロット部22には、通信ネットワークTに接続するためのオプションボード30が装備される。オプションボード30は、通信ネットワークTへ接続するためのインターフェース30aを備えている。このインターフェース30aは、通信ネットワークTを介して複合機1とパソコン2との間の制御を行う。すなわち、このオプションボード30をオプションボードスロット部22に装備すると、通信ネットワークTへの接続が可能となる。鳴動部23は、MPU11からの制御信号に基づいて、操作部16から設定された音を鳴動する。
【0017】
次に、音を設定するときの動作について、図2に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、ROM12に記憶されたプログラムに基づき、MPU11の制御により実行される(以下、複合機1の動作について同じ)。
【0018】
ステップS1においては、キー受付音を設定するか否かのメッセージが表示部17に表示される。そして、テンキー16aからの入力に基づいて、キー受付音を設定するか否かが判断される。具体的には、テンキー16aから「1」が入力された場合は、キー受付音を設定すると判断する。一方、テンキー16aから「0」が入力された場合は、キー受付音を設定しないと判断する(以下、音の設定及び音の作成処理について同じ)。そして、キー受付音を設定すると判断した場合は、ステップS10に移行する。一方、キー受付音を設定しないと判断した場合は、ステップS2に移行する。
【0019】
ステップS2においては、キー拒否音を設定するか否かのメッセージが表示部17に表示される。テンキー16aからの入力に基づいて、キー拒否音を設定すると判断した場合は、ステップS10に移行する。一方、テンキー16aからの入力に基づいて、キー拒否音を設定しないと判断した場合は、ステップS3に移行する。
【0020】
ステップS3においては、FAX送信の指示に基づく原稿の読取終了音、つまりFAX送信の読取終了音を設定するか否かのメッセージが表示部17に表示される。テンキー16aからの入力に基づいて、FAX送信の読取終了音を設定すると判断した場合は、ステップS10に移行する。一方、テンキー16aからの入力に基づいて、FAX送信の読取終了音を設定しないと判断した場合は、ステップS4に移行する。
【0021】
ステップS4においては、FAX送信の終了音を設定するか否かのメッセージが表示部17に表示される。テンキー16aからの入力に基づいて、FAX送信の終了音を設定すると判断した場合は、ステップS10に移行する。一方、テンキー16aからの入力に基づいて、FAX送信の終了音を設定しないと判断した場合は、ステップS5に移行する。
【0022】
ステップS5においては、パソコン2からの指示に基づく原稿の読取終了音、つまりネットワークスキャナの終了音を設定するか否かのメッセージが表示部17に表示される。テンキー16aからの入力に基づいて、ネットワークスキャナの終了音を設定すると判断した場合は、ステップS10に移行する。一方、テンキー16aからの入力に基づいて、ネットワークスキャナの終了音を設定しないと判断した場合は、ステップS6に移行する。
【0023】
ステップS6においては、コピー指示に基づく原稿の読取終了音、つまりコピーの読取終了音を設定するか否かのメッセージが表示部17に表示される。テンキー16aからの入力に基づいて、コピーの読取終了音を設定すると判断した場合は、ステップS10に移行する。一方、テンキー16aからの入力に基づいて、コピーの読取取終了音を設定しないと判断した場合は、ステップS7に移行する。
【0024】
ステップS7においては、コピー指示に基づくプリント終了音、つまりコピーの終了音を設定するか否かのメッセージが表示部17に表示される。テンキー16aからの入力に基づいて、コピーの終了音を設定すると判断した場合は、ステップS10に移行する。一方、テンキー16aからの入力に基づいて、コピーの終了音を設定しないと判断した場合は、ステップS8に移行する。
【0025】
ステップS8においては、FAX受信に基づくプリント終了音、つまりFAX受信の記録終了音を設定するか否かのメッセージが表示部17に表示される。テンキー16aからの入力に基づいて、FAX受信の記録終了音を設定すると判断した場合は、ステップS10に移行する。一方、テンキー16aからの入力に基づいて、FAX受信の記録終了音を設定しないと判断した場合は、ステップS9に移行する。
【0026】
ステップS9においては、パソコン2からの指示に基づくプリント終了音、つまりネットワークプリントの終了音を設定するか否かのメッセージが表示部17に表示される。テンキー16aからの入力に基づいて、ネットワークプリントの終了音を設定すると判断した場合は、ステップS10に移行する。一方、テンキー16aからの入力に基づいて、ネットワークプリントの終了音を設定しないと判断した場合は、この処理を終了する。
【0027】
ステップS10においては、音の作成処理が実行される。
次に、音の作成処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。ステップS11においては、音のON/OFFのパターンにおけるON時間と、OFF時間とを入力させるメッセージが表示部17に表示される。その結果、テンキー16aからON時間と、OFF時間とが入力される。具体的には、ON時間として300〔ms〕、OFF時間として300〔ms〕が入力される。そして、ON時間とOFF時間とが入力されると、ステップS12に移行する。
【0028】
ステップS12においては、音のON/OFFのパターンにおけるON時間の周波数を入力させるメッセージが表示部17に表示される。その結果、テンキー16aから周波数が入力される。具体的には、ON時間の周波数として、800〔Hz〕が入力される。そして、ON時間の周波数が入力されると、ステップS13に移行する。
【0029】
ステップS13においては、音のON/OFFのパターンの繰り返し時間、つまりON/OFFのパターンの繰り返し周期を入力させるメッセージが表示部17に表示される。その結果、テンキー16aから繰り返し周期が入力される。具体的には、繰り返し周期として、3〔回〕が入力される。そして、繰り返し周期が入力されると、ステップS14に移行する。
【0030】
ステップS14においては、前記ステップS11〜S13において入力されたすべての入力値が、既にRAM13に記憶されている音の設定値と同一であるか否かが判断される。入力値と既にRAM13に記憶されている音の設定値と同一である場合は、その旨を示すメッセージが表示部17に表示される。そして、前記ステップS11に戻る。一方、入力値と既にRAM13に記憶されている音の設定値と同一でない場合は、ステップS15に移行する。
【0031】
ステップS15においては、前記ステップS11〜S13において入力された値がRAM13に記憶される。
ステップS16においては、次の音を作成するか否かのメッセージが表示部17に表示される。テンキー16aからの入力に基づいて、次の音を作成すると判断した場合は、ステップS11に戻る。その結果、次に設定する音のメッセージが表示部17に表示される。具体的には、「キー受付音」の作成が終了した後、次の音を作成すると判断した場合は、「キー拒否音」の設定である旨のメッセージが表示部17に表示される。一方、テンキー16aからの入力に基づいて、次の音を作成しないと判断した場合は、この処理を終了する。
【0032】
次に、このように設定された音を鳴動するときの動作について、図4〜図6に示すフローチャートを用いて説明する。
図4に示すステップS21においては、操作部16からのキー入力であるか否かが判断される。キー入力である場合は、ステップS22に移行する。一方、キー入力でない場合は、ステップS25に移行する。
【0033】
ステップS22においては、現在受付可能なキーであるか否かが判断される。ここで、現在受付可能なキーとは、FAX送信における相手先のFAX番号を入力するメッセージや、コピー部数を入力するメッセージに対して、テンキー16aの「0〜9」キーが入力された場合等が挙げられる。一方、現在受付不可能なキーとは、FAX送信における相手先のFAX番号を入力するメッセージや、コピー部数を入力するメッセージに対して、テンキー16aの「*」キーや「#」キーが入力された場合等が挙げられる。そして、現在受付可能なキーである場合は、ステップS22に移行する。一方、現在受付可能なキーでない場合は、ステップS24に移行する。
【0034】
ステップS23においては、入力されたキーが有効であることを報知するため、キー受付音が鳴動部23から鳴動される。
ステップS24においては、入力されたキーが無効であることを報知するため、キー拒否音が鳴動部23から鳴動される。その後、前記ステップS1に戻る。
【0035】
ステップS25においては、FAX送信であるか否かが判断される。具体的には、FAXキー16eが操作されて、FAXモードに設定されたか否かに基づいて、FAX送信であるか否かが判断される。そして、FAX送信である場合は、ステップS26に移行する。一方、FAX送信でない場合は、図5に示すステップS41に移行する。
【0036】
ステップS26においては、原稿が読取部14で読み取られ、読み取られた原稿の画データがコーデック19で符号化されて、画像メモリ18に記憶される。ステップS27においては、すべての原稿の読み取りが終了するのが待たれる。そして、すべての原稿の読み取りが終了すると、ステップS28に移行する。
【0037】
ステップS28においては、FAX送信の指示に基づく原稿の読み取りが終了したため、FAX送信の読取終了音が鳴動部23から鳴動される。
ステップS29においては、前記ステップS26において読み取った原稿の画データが送信される。
【0038】
ステップS30においては、画データの送信が終了するのが待たれる。そして、画データの送信が終了すると、ステップS31に移行する。
ステップS31においては、FAX送信が終了したため、FAX送信の終了音が鳴動部23から鳴動される。
【0039】
図5に示すステップS41においては、ネットワークスキャナであるか否かが判断される。具体的には、パソコン2からの指示が読取部14をネットワークスキャナとして使用する指示であるか否かに基づいて、ネットワークスキャナであるか否かが判断される。そして、ネットワークスキャナである場合は、ステップS42に移行する。一方、ネットワークスキャナでない場合は、ステップS45に移行する。
【0040】
ステップS42においては、原稿が読取部14で読み取られ、読み取られた原稿の画データが、オプションボード30及び通信ネットワークTを介して、ネットワークスキャナを指示したパソコン2に転送される。
【0041】
ステップS43においては、すべての原稿の読み取りが終了するのが待たれる。そして、すべての原稿の読み取りが終了すると、ステップS44に移行する。
ステップS44においては、パソコン2からの指示に基づく原稿の読み取りが終了したため、ネットワークスキャナの終了音が鳴動部23から鳴動される。
【0042】
ステップS45においては、コピーであるか否かが判断される。具体的には、コピーキー16fが操作されて、コピーモードに設定されたか否かに基づいて、コピーであるか否かが判断される。そして、コピーである場合は、ステップS46に移行する。一方、コピーでない場合は、図6に示すステップS61に移行する。
【0043】
ステップS46においては、原稿が読取部14で読み取られ、、読み取られた原稿の画データがコーデック19で符号化されて、画像メモリ18に記憶される。
【0044】
ステップS47においては、すべての原稿の読み取りが終了するのが待たれる。そして、すべての原稿の読み取りが終了すると、ステップS48に移行する。ステップS48においては、コピー指示に基づく原稿の読み取りが終了したため、コピーの読取終了音が鳴動部23から鳴動される。
【0045】
ステップS49においては、画像メモリ18に記憶された画データがコーデック19で復号されて、記録部15で記録紙に記録される。つまり、記録部15で記録紙にコピーされる。
【0046】
ステップS50においては、記録部15でのコピーが終了するのが待たれる。つまりコピーが終了するのが待たれる。そして、コピーが終了すると、ステップS51に移行する。
【0047】
ステップS51においては、コピーが終了したため、コピーの終了音が鳴動部23から鳴動される。
図6に示すステップS61においては、FAX受信であるか否かが判断される。具体的には、交換機からの呼出信号に基づきNCU21が電話回線Lを接続した後、モデム20でFAXである旨を示すCNG信号を受信したか否かに基づいて、FAX受信であるか否かが判断される。そして、FAX受信である場合は、ステップS62に移行する。一方、FAX受信でない場合は、ステップS65に移行する。
【0048】
ステップS62においては、画データが受信されて、受信画データが画像メモリ18に記憶される。その後、受信画データがコーデック19で復号されて、記録部15で記録紙に記録される。
【0049】
ステップS63においては、受信画データの記録が終了するのが待たれる。そして、受信画データの記録が終了すると、ステップS64に移行する。
ステップS64においては、受信画データの記録が終了したため、FAX受信の記録終了音が鳴動部23から鳴動される。
【0050】
ステップS65においては、ネットワークプリントであるか否かが判断される。具体的には、パソコン2からの指示が記録部15をネットワークプリンタとして使用する指示であるか否かに基づいて、ネットワークプリントであるか否かが判断される。そして、ネットワークプリントである場合は、ステップS66に移行する。一方、ネットワークプリントでない場合は、この処理を終了する。
【0051】
ステップS66においては、パソコン2から通信ネットワークT及びオプションボード30を介して転送されてきた画データが、記録部15で記録紙に記録される。つまり、記録部15で記録紙にプリントされる。
【0052】
ステップS67においては、記録部15でのプリントが終了するのが待たれる。そして、プリントが終了すると、ステップS68に移行する。
ステップS68においては、プリントが終了したため、ネットワークプリントの終了音が鳴動部23から鳴動される。
【0053】
以上、詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
(1)RAM13には、FAX送信の読取終了音、FAX送信の終了音、ネットワークスキャナの終了音、コピーの読取終了音、コピーの終了音、FAX受信の記録終了音、ネットワークプリントの終了音等が、それぞれ異なる音を構成する設定値で記憶されている。このため、それぞれの動作が終了した場合には、異なる終了音が鳴動部23から鳴動される。従って、いずれの動作が終了したかを報知することができる。
【0054】
(2)音を構成する設定値は、ON時間/OFF時間、ON時間の周波数、及び、ON時間とOFF時間との繰り返し周期で構成されている。このため、所望の音を設定することができる。しかも、操作部16から入力した入力値が、既にRAM13に記憶されている設定値と同一の場合には、その旨が表示部17に表示される。このため、同一の音がRAM13に設定されることを防止することができる。
【0055】
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・FAX送信の読取終了音及びFAX送信の終了音において、読み取った原稿の画データを画像メモリ18に記憶してから相手先に送信する、いわゆるメモリ送信の場合と、読み取った原稿の画データを画像メモリ18に記憶することなく、相手先に送信する、いわゆるスキャナ送信の場合とで、異なる音を設定する構成にしても良い。
【0056】
・音の設定値として、音量も設定する構成にしても良い。
・図3に示すステップS13において、繰り返し周期の入力させる構成に代えて、鳴動時間を入力させる構成にしても良い。
【0057】
・原稿台に載置された原稿を給送しながら読み取るADFと、静止原稿を読み取るFBSとで読取部14が構成されている場合には、ADFで原稿を読み取る場合にのみ、前記実施形態を適用する構成にしても良い。このように構成すれば、ADFの原稿台に大量の原稿を載置した場合には、原稿の読取終了音に基づいて、原稿を素早く回収することができる。一方、FBSで原稿を読み取る度に、原稿の読取終了音が鳴動されないため、読取終了音を煩わしく感じることはない。
【0058】
・また、ADFで原稿を読み取る場合であっても、原稿が所定枚数(例えば5枚)以下の場合は、読取終了音を鳴動させない構成にしても良い。すなわち、所定枚数であれば、使用者が複合機1から離れることは想定し難い。そこで、所定枚数以下の原稿をADFで読み取った場合には、読取終了音を鳴動させない構成にしても良い。
【0059】
・短縮キー16b、ワンタッチキー16cに登録されている相手先毎に異なる音を設定し、TSI信号に含まれる相手先のFAX番号に基づいて、設定された音を鳴動部23から鳴動する構成にしても良い。このように構成すれば、いずれの相手先からのFAXを受信したかを異なる音で認識することができる。
【0060】
さらに、上記実施形態より把握される技術的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。
〔1〕制御手段は、読取手段のFBSで原稿を読み取ってFAX送信又はコピーする場合は、読取手段の動作が終了しても、音を鳴動手段から鳴動させない通信端末装置。このように構成すれば、FBSで原稿を読み取った場合には、原稿の読取終了音が鳴動されないため、煩わしく感じることはない。
【0061】
〔2〕制御手段は、操作手段からの指示に基づく読取手段の動作は、コピー動作とFAX送信動作であって、それぞれの動作終了時に、異なる音を鳴動手段から鳴動させる通信端末装置。このように構成すれば、いずれの動作が終了したかを報知することができる。
【0062】
〔3〕メッセージを表示する表示手段を備え、制御手段は、操作手段から音の設定のために入力された入力値が、記憶手段に記憶されている音を構成する設定値と同一である場合は、その旨を表示手段に表示させる通信端末装置。このように構成すれば、同一の音が記憶手段に設定されることを防止することができる。
【0063】
なお、明細書中における通信ネットワークには、例えばパソコン2等の外部機器と複合機1とを直接接続して、複合機1をローカルプリンタやローカルスキャナとして使用する場合も含むものとする。
【0064】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
各請求項に記載の発明によれば、いずれの動作が終了したかを報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複合機の構成を示すブロック図。
【図2】音の設定処理を示すフローチャート。
【図3】音の作成処理を示すフローチャート。
【図4】音を鳴動するときの動作を示すフローチャート。
【図5】音を鳴動するときの動作を示すフローチャート。
【図6】音を鳴動するときの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…通信端末装置としての複合機、2…外部端末としてのパソコン、11…制御手段を構成するMPU、12…制御手段を構成するROM、13…記憶手段及び制御手段を構成するRAM、14…読取手段としての読取部、15…記録手段としての記録部、16…操作手段としての操作部、17…表示手段としての表示部、20…通信手段を構成するモデム、21…通信手段を構成するNCU、30…接続手段としてのオプションボード、T…通信ネットワーク。
Claims (5)
- 通信ネットワークに接続する接続手段と、原稿を読み取る読取手段と、画データを記録する記録手段と、動作指示を行う操作手段と、画データを送受信する通信手段と、異なる音を構成する設定値を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された音を鳴動する鳴動手段と、記憶手段に記憶された音の設定値に基づいて、操作手段からの指示に基づく読取手段の動作終了時、記録手段の動作終了時及び通信手段の動作終了時、接続手段を介した外部端末からの指示に基づく読取手段の動作終了時及び記録手段の動作終了時、並びに、通信手段からの受信に基づく記録手段の動作終了時に、異なる音を鳴動手段から鳴動させる制御手段とを備えた通信端末装置。
- 請求項1に記載の通信端末装置において、制御手段は、操作手段からの入力に基づいて、異なる音を構成する設定値を記憶手段に記憶させる通信端末装置。
- 請求項1または請求項2に記載の通信端末装置において、音を構成する設定値は、ON時間/OFF時間、ON時間の周波数、及び、ON時間とOFF時間との繰り返し周期で構成されている通信端末装置。
- 請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の通信端末装置において、読取手段は静止原稿を読み取るFBSを備え、制御手段は、読取手段のFBSで原稿を読み取ってFAX送信又はコピーする場合、読取手段の動作が終了しても、音を鳴動手段から鳴動させない通信端末装置。
- 請求項4に記載の通信端末装置において、読取手段は原稿台に載置された原稿を給送しながら読み取るADFをさらに備え、制御手段は、読取手段のADFで原稿を読み取ってFAX送信又はコピーする場合、読取手段の動作終了時に、音を鳴動手段から鳴動させる通信端末装置。
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