JP3557752B2 - テープ状ラベル作成装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、入力した文字を所定の書式で印刷可能なテープ状ラベル作成装置に関し、入力画面で入力可能な文字数を示すことができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テープ状ラベル作成装置には、複数種類のラベルを簡単に且つ迅速に作成し得るように、「ビデオテープ」、「ビデオテープのケース」、「オーディオテープ」や「オーディオテープのケース」などの複数のラベル名と、各ラベル名に付随する「タイトル(記録内容)」、「記録内容のジャンル」や「記録日」などの複数の入力指示メッセージとを表示する為の表示情報と、各入力指示メッセージに基づいて入力されるテキストデータを所定の書式で印字する為の印字用書式情報とを予め設定しておき、複数のラベル名のうちから選択されたラベル名について、その入力指示メッセージを順次ディスプレイに表示するとともに、入力指示メッセージの表示を介して入力されたテキストデータを、入力指示メッセージの項目毎に記憶し、これらのテキストデータを印字用書式情報を用いてテープに印字して、これらビデオテープやオーディオテープに貼着可能なテープ状ラベルを簡単に作成する機能を備えるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来装置では、前記ラベル名毎に作成されるラベルの印字長が設定されている場合や、各入力指示メッセージの項目毎にその印字長が設定されている場合があり、設定されている場合には、前記印字用書式情報に前記印字長に関するデータも含まれている。このように印字長が設定されている場合には、その印字長から入力可能な文字数が決まり、入力できる文字数が制限される。
【0004】
しかしながら、前述したように、「ビデオテープ」や「オーディオテープ」などの複数のラベル名と、各ラベル名に付随する複数の入力指示メッセージとを所定の書式で表示する為の表示情報と、入力されるテキストデータを所定の書式で印字する為の印字用書式情報とを予め設定しておき、入力指示メッセージの表示を介して入力されたテキストデータを、印字用書式情報を用いてテープに印字してテープ状ラベルを作成する場合、制限された文字数を越えて文字入力すると、印字処理に際してエラーが発生して印字できないという問題がある。また、入力文字数を制限内に収めようとしても、入力画面上ではどこまで入力できるのかわかりにくいという問題がある。
【0005】
本発明は、前記従来の問題点を解消するためになされたものであり、入力画面で入力可能な文字数を示し、所望のテープ状ラベルを簡単に且つ迅速に作成し得るようなテープ状ラベル作成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載のテープ状ラベル作成装置は、種々のデータや指令を入力する為の入力手段と、ディスプレイを有する表示手段と、印字対象体であるテープに印字する印字手段と、入力手段と表示手段と印字手段とを制御する制御手段とを備えたテープ状ラベル作成装置であって、複数のラベル名と、各ラベル名に付随する文字入力エリアへの入力可能文字数に関する表示とを所定の書式で表示する為の表示情報と、文字入力開始位置に関する表示情報と、イラストを印字するためのイラストデータを備えると共にイラストデータが存在することを表示するための表示情報とを含み、各文字入力エリアに入力されるテキストデータを所定の書式で印字する為の印字用書式情報を、予め設定して格納した書式情報記憶手段と、前記書式情報記憶手段の記憶情報と入力手段から入力された指令に基づいて、複数のラベル名を順々にディスプレイに表示させ、ラベル名が選択されたときには、そのラベル名に付随する入力可能文字数に関する表示と、入力開始位置に関する表示と、イラストデータの存在を示す表示としてイラストを印字する位置をディスプレイに表示させる表示制御手段とを備えている。
【0007】
このように構成された請求項1に係るテープ状ラベル作成装置は、書式情報記憶手段には、複数のラベル名と、各ラベル名に付随する文字入力エリアを示す表示とを所定の書式で表示する為の表示情報と、文字入力開始位置に関する表示情報と、イラストを印字するためのイラストデータを備えると共にイラストデータが存在することを表示するための表示情報とを含み、各文字入力エリアに入力されるテキストデータを所定の書式で印字する為の印字用書式情報が、予め設定して格納されているので、表示制御手段は、書式情報記憶手段の記憶情報と入力手段から入力された指令に基づいて、複数のラベル名を順々にディスプレイに表示させ、ラベル名が選択されたときには、そのラベル名に付随する入力可能文字数に関する表示と、入力開始位置に関する表示と、イラストデータの存在を示す表示としてイラストを印字する位置をディスプレイに表示させる。
【0008】
そして、入力可能文字数の範囲で入力開始位置から入力されたテキストデータは、イラスト共に、選択された印字用書式情報に基づいて、印字手段により印字対象体であるテープに印字され、ラベルが作成される。
【0009】
【0010】
【0011】
また、請求項2記載のテープ状ラベル作成装置は、請求項1に係るテープ状ラベル作成装置と同様の構成を有するが、前記入力可能文字数に関する表示情報と前記文字入力開始位置に関する表示情報が、入力開始位置から入力可能文字数分だけマークを表示するための表示情報である。
【0012】
このように構成された請求項2に係るテープ状ラベル作成装置は、請求項1に係るテープ状ラベル作成装置と同様の作用を有するが、さらに、表示制御手段が選択されたラベル名に関して、入力開始位置から入力可能な文字数だけマークを表示する。
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0016】
本実施形態は、ひらかなや漢字や記号などの多数のキャラクタを印字対象体であるラミネートテープ(印字テープ)に印字してテープ状のラベルを作成する、テープ状ラベル作成装置に本発明を適用した場合のものである。
【0017】
図1に示すように、テープ状ラベル作成装置1の本体フレーム2の前部にはキーボード3が配設され、キーボード3の後方で本体フレーム2内にはサーマル印字機構PMが配設され、またキーボード3の直ぐ後側には、入力した文字や記号を1行分表示可能な液晶ディスプレイ4が設けられている。ここで、符号5は、印字機構PMのカバーケースを開ける為の操作ツマミである。
【0018】
キーボード(入力手段に相当する)3には、アルファベット文字や数字や記号を入力する為の文字キー、スペースキー、改行キー、カーソルKを上下左右方向に夫々移動させる為のカーソル移動キー、パノラマラベルを簡単に作成するパノラマキー、実行キーや取消しキーなどの編集キー、印字を指令する印字キー、電源をON・OFFする為の電源キーなどが設けられている。
【0019】
次に、サーマル印字機構(印字手段に相当する)PMについて、図2に基いて簡単に説明する。
【0020】
このサーマル印字機構PMには、着脱自在に矩形状のテープカセット10が装着されており、このテープカセット10には、印字対象体であるラミネートテープ11が巻装されたテープスプール12と、インクリボン13が巻装されたリボンスプール14と、このインクリボン13を巻取るリボン巻取りスプール15と、ラミネートテープ11と同一幅を有する両面テープ16が剥離紙を外側にして巻装された供給スプール17と、これらラミネートテープ11と両面テープ16とを押圧して接合させる接合ローラ18とが回転自在に設けられている。
【0021】
前記ラミネートテープ11とインクリボン13とが重なる位置には、サーマルヘッド19が立設され、これらラミネートテープ11とインクリボン13とをサーマルヘッド19に押圧するプラテンローラ20と、ラミネートテープ11と両面テープ16とを接合ローラ18に押圧してテープ状ラベル23を作成しながらテープ送りする送りローラ21とは、本体フレーム2に回動自在に枢着されたローラ支持体22に回転可能に枢支されている。このサーマルヘッド19には、64個の発熱素子が上下方向に列設されている。
【0022】
従って、テープ送りモータ36(図3参照)の所定回転方向への駆動により、接合ローラ18とリボン巻取りスプール15とが所定回転方向に夫々同期して駆動されながら、サーマルヘッド19の複数の発熱素子に通電されたとき、ラミネートテープ11の裏面側には、複数のドット列により文字や記号が鏡像で印字され、しかもラミネートテープ11の裏面側に両面テープ16が接合されてテープ状ラベル23が作成され、テープ送り方向Tに送給されて、図1・図2に示すように、本体フレーム2の外部に繰出される。尚、サーマル印字機構PMの詳細については、特開平2−106555号公報を参照。
【0023】
ところで、前記テープカセット10として、テープスプール12に巻装されたラミネートテープ11のテープ幅が、6mm、9mm、12mm、18mm、24mmである5種類が準備されており、このテープカセット10の底壁部には、3つの検出用穴24〜26が形成され、これら5種類のテープ幅の何れかを検出できるように、これら検出用穴24〜26の幾つかが組合せて塞がれている。そして、このテープカセット10の下側を支持する本体フレーム2には、これら塞がれた検出用穴24〜26の組合せから、テープ幅やテープ種類などを検出してテープカセット情報を出力するカセットセンサ30(図3参照)が取付けられている。
【0024】
次に、テープ状ラベル作成装置1の制御系は、図3のブロック図に示すように構成されている。
【0025】
制御装置Cの入出力インターフェース44には、キーボード3と、カセットセンサ30と、液晶ディスプレイ(LCD)4に表示データを出力する為のビデオRAM31を有するディスプレイコントローラ(LCDC)32と、警告用ブザー33の為の駆動回路34と、サーマルヘッド19を駆動する為の駆動回路35と、テープ送りモータ36を駆動する為の駆動回路37とが、夫々接続されている。
【0026】
制御装置Cは、CPU40と、このCPU40にデータバスなどのバス45を介して接続された入出力インターフェース44、表示用キャラクタジェネレータROM(表示用CGROM)41、印字用キャラクタジェネレータROM(印字用CGROM)42、ROM43及びRAM50とから構成されている。
【0027】表示用CGROM41には、アルファベット文字や記号などの多数のキャラクタの各々に関して、所定文字サイズの表示用ドットパターンデータが格納されている。
【0028】
印字用CGROM42には、アルファベット文字や記号などの多数のキャラクタの各々に関して、印字用ドットパターンデータが、各書体毎にコードデータに対応させて、複数の印字文字サイズ分格納されている。また、パノラマのイラストに関しても、印字用ドットパターンデータが、各ラベルのラベルインデックステーブルに対応させて、格納されている。
【0029】
ROM43には、キーボード3から入力された文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータに対応させてディスプレイコントローラ32を制御する表示駆動制御プログラム、印字に供する1ドット列毎のドットパターンデータを順次サーマルヘッド19やテープ送りモータ36に転送して印字する印字駆動制御プログラム、本願特有の後述のテキスト入力制御、パノラマラベル名選択制御、パノラマラベルデータ入力制御などの制御プログラムが格納されている。
【0030】
ところで、このテープ状ラベル作成装置1で作成可能なラベル名として、「つなひき」、「かけっこ」、「合唱」、・・・など、多数設けられている。
【0031】
即ち、このROM43には、図4に示すように、これら複数のラベル名の各々について、ラベル印字の為のラベル固有情報の先頭アドレスとラベル名テーブルの先頭アドレスと印字用CGROM42内のイラストデータの先頭アドレスを記憶したラベルインデックステーブルと、各ラベル毎の固有データを記憶したラベル固有情報と、ラベル名を表示する表示データを記憶したラベル名テーブルとが設けられている。ここで、ラベルインデックステーブルにおいて、図示の複数のラベル名の各々には、ラベル名固有のラベル番号「0」、「1」、「2」、・・・・が各ラベル名毎に格納されている。
【0032】
更に、複数のラベル固有データの各々には、図6に示すように、文字入力エリア数、各エリアの文字数、印字の際に文字の印字位置を示す文字先頭位置に関する情報が格納されている。
【0033】
また、図5に示すように、このROM43には、全てのパノラマラベルに共通するパノラマ用全体書式データが格納されている。
【0034】
前記RAM50には、テキスト入力制御により、キーボード3から入力されたキャラクタのコードデータや、パノラマラベルデータ入力制御により、キーボード3から入力されたテキストデータを格納するテキストメモリ51、パノラマラベルの全体書式情報を格納する全体書式情報メモリ52、図4に示すように、ラベルインデックステーブルに格納されたラベルを順次指示するラベルポインタのポインタ値LPを格納するポインタメモリ53、そのテキストメモリ51に格納されたキャラクタコードに対応するドットパターンデータを展開して格納する印字データバッファ55、その他CPU40で演算した演算結果を一時的に格納するメモリやバッファなどが設けられている。
【0035】
次に、テープ状ラベル作成装置1の制御装置Cで行なわれる、テキスト入力制御、パノラマラベル名選択制御、パノラマラベルデータ入力制御・・などのルーチンについて、図7〜図13の概略フローチャートに基いて説明する。尚、図中符号Si(i=10、11、12・・・・)は各ステップである。
【0036】
キーボード3上の電源キーの操作により電源が投入されると、先ず、文書データを入力する通常のテキスト入力制御が起動され、ディスプレイ4には、テキスト入力画面が表示される。そして、文字キーや数字キーや記号キー、更には改行キーや改ブロックキーなどの、編集キー以外の印字可能キーが操作されたときには(S10・S11:Yes )、その入力されたキーに対応するコードデータが文書データとしてテキストメモリ51に格納されるとともに、その操作されたキーに対応する文字や記号がディスプレイ4に表示され(S15)、S10に戻る。
【0037】
次に、印字キーが操作されたときには(S10:Yes 、S11:No、S12:Yes )、入力されたテキストメモリ51が印字処理され(S16)、S10に戻る。
【0038】
ところで、所望のパノラマラベルを作成する為に、パノラマキーが操作されたときには(S10:Yes 、S11・S12:No、S13:Yes )、このテキスト入力制御を終了して、パノラマラベル名選択制御(図8参照)が起動されて実行される(S17)。
【0039】
まず、パノラマラベル名選択制御が開始され、右カーソル移動キーが操作されたときには(S19・S20:Yes )、次のラベル名表示処理制御(図9参照)が実行される(S24)。
【0040】
この制御が開始されると、先ずラベルポインタ値LPが読込まれ(S29)、このラベルポインタ値LPが最大値MAX でないときには(S30:No)、このラベルポインタ値LPが1つインクリメントされ(S31)、このラベルポインタ値LPで指示するラベル名が、ラベル名テーブルから読出されてビデオRAM31に展開され、ディスプレイ4に表示され(S32)、この制御を終了して、パノラマラベル名選択制御のS19にリターンする。例えば、図15に示すように、次のラベル名「かけっこ」が表示される。
【0041】
ところで、読込んだラベルポインタ値LPが最大値MAX のときには(S29、S30:Yes )、ラベルポインタ値LPとして「0」(S33)、つまりラベルインデックステーブルの最初のラベル名「つなひき」が指示され、S32を経て前記S19にリターンする。例えば、図4・図14に示すように、ディスプレイ4には、先頭のラベル名「つなひき」が表示される。
【0042】
前記パノラマラベル名選択制御において、左カーソル移動キーが操作されたときには(S19:Yes、S20:No、S21:Yes )、前のラベル名表示処理制御(図10参照)が実行される(S25)。
【0043】
この制御が開始されると、先ずラベルポインタ値LPが読込まれ(S35)、このラベルポインタ値LPが「0」でないときには(S36:No)、このラベルポインタ値LPが1つデクリメントされ(S37)、このラベルポインタ値LPで指示するラベル名がディスプレイ4に表示され(S38)、この制御を終了して、パノラマラベル名選択制御のS19にリターンする。また、読込んだラベルポインタ値LPが「0」のときには(S36:Yes )、ラベルポインタ値LPとして、最大値MAX がセットされ(S39)、S38以降が実行される。
【0044】
一方、取消しキーが操作されたときには(S19:Yes 、S20〜S22:No、S23:Yes )、この制御を終了して、テキスト入力制御が起動されるが(S27)、実行キーが操作されたときには(S19:Yes 、S20〜S21:No、S22:Yes )、このラベル名選択制御を終了して、パノラマラベルデータ入力制御(図11参照)が起動されて実行される(S26)。
【0045】
次に、パノラマラベルデータ入力制御において、全体書式情報が全体書式情報メモリ52に展開されるとともに、選択したラベルの固有データを読み込みパノラマテキストバッファに展開し(S41)、文字入力エリア数と、各エリアの文字数とに基づいて、入力画面がディスプレイに表示される(S42)。例えば、図16に示すように、パノラマラベルの先頭を示すマークPSと、最終を示すマークPEと、イラストを印字する位置を示すマークPIと、文字入力エリアを示すマークPKが表示される。イラストを印字する位置を示すマークが各文字入力エリアの間に表示されると、イラストを印字する位置と文字を印字する位置がわかり、実際の印字結果がイメージしやすくなる。また、文字入力エリアを示すマークは各文字入力エリアに入力可能な文字数分表示されるため、文字の入力がしやすくなる。カーソルKは先頭の文字入力エリアの先頭に表示される。
【0046】
次に、印字可能キーが操作されたときには(S43・S44:Yes )、その操作されたキーに対応するコードデータ又は変換されたシンボルやマークのコードデータが、テキストメモリ51の所定格納位置に挿入により格納され且つカーソルKの直前に表示され(S49)、S43に戻る。例えば、図17に示すように、文字「あ」のキーが操作されたときには文字「あ」をカーソルKの直前の入力位置に挿入して表示される。そして、文字入力エリアいっぱいに文字を入力すると、図18のように最終を示すマークがディスプレイ4に表示される。
【0047】
次に、選択した固定ラベル名に関して各文字入力エリアに、テキストデータを入力した後、印字キーが操作されたときには(S43:Yes 、S44:No、S45:Yes )、全体書式情報メモリ52に格納された全体書式情報と、選択したラベルの固有データと、選択したラベルのラベルインデックステーブルと、テキストメモリ51に格納されたテキストデータとに基づいて、印字処理が実行され(S50)、この制御を終了して、テキスト入力制御を起動して実行される(S52)。例えば、固定ラベル名「かけっこ」について、入力されたテキストデータの印字位置は、夫々設定されているので、これらのテキストデータが夫々の印字位置に印字され、図21に示すように、かけっこのパノラマのテープ状ラベル23が簡単に作成できる。
【0048】
また、印字キーのかわりにカラフル印字キーが操作されたときには(S43:Yes、S44〜S45:No、S46:Yes)、カラフル印字制御(図12参照)が実行される(S51)。
【0049】
この制御が開始されると、先ず何色目かを表す値nが0に設定される(S54)。次にこの何色目かを表す値nが1つインクリメントされ(S55)、「nインク?」がディスプレイ4に表示される(S56)。例えば、図19のように表示される。
【0050】そして、実行キーが操作されたときには(S57:Yes)、カラフル印字処理(図13参照)が実行される(S58)。
【0051】
この処理が開始されると、先ずパノラマテキストバッファを検索し(S63)、文字コードと選択したラベルのイラストに対応するCGデータを印字バッファに格納する(S64)。そして、全体書式情報メモリ52に格納された全体書式情報と、選択したラベルの固有データとに基づいて印字を行うが、nが1であれば(S65:Yes)印字バッファの文字部分をクリアし(S66)、1ラインずつヘッドに送り(S69)、印字を実行する。nが1でなく(S65:No)文字が有れば(S67:Yes)、印字バッファのイラスト部分をクリアして(S68)から、1ラインずつヘッドに送り(S69)、印字を実行する。文字が無ければ(S67:No)、そのまま印字を終了する。印字が終了すると(S70:Yes)、カラフル印字制御のS59にリターンする。
【0052】
カラフル印字処理を終了した時、nが2であれば(S59:Yes)テキスト入力制御を起動し(S60)、nが2でなければ(S59:No)、例えば図20のようなテープ巻き戻し確認画面をディスプレイ4に表示して(S61)、S55にもどる。
【0053】
また、前記パノラマラベルデータ入力制御において、取消しキーが操作されたときには(S43:Yes、S44〜S46:No、S47:Yes)、この制御を終了して、テキスト入力制御が起動されて実行される(S48)。
【0054】
本発明の実施形態は上記に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
【0055】
例えば、同一画面上にて入力開始位置をカーソルで示し、入力可能な残り文字数を数値で示すことも可能である。その場合、図22で示すように、入力可能な残り文字数を示す数値PNがディスプレイ4に表示される。そして、印字可能キーが操作されたときには、その操作されたキーに対応するコードデータ又は変換されたシンボルやマークのコードデータが、テキストメモリ51の所定格納位置に挿入格納され且つカーソルKの直前に表示される。例えば、図23に示すように、文字「あ」のキーが操作されたときには文字「あ」をカーソルKの直前の入力位置に挿入して表示され、入力可能な残り文字数PNが1文字減少する。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したことから明かなように、請求項1記載のテープ状ラベル作成装置によれば、選択されたラベル名に関して、入力可能な文字数と入力開始位置とが表示されるので、テキストデータの入力が容易になり、所望のテープ状ラベルを簡単に且つ迅速に作成することができる。また、印字用書式情報にイラストデータが備えられている場合には、その旨がイラストを印字する位置として表示されるので、使用者は容易に確認することができる。
【0057】
【0058】
また、請求項2記載のテープ状ラベル作成装置によれば、請求項1に係るテープ状ラベル作成装置と同様の効果を奏するが、入力開始位置から入力可能文字数分だけマークが表示されるので、入力開始位置及び入力可能文字数が視覚的に容易に確認でき、テキストデータの入力が一段と容易になる。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ状ラベル作成装置の平面図である。
【図2】テープカセットを装着したサーマル印字機構の概略平面図である。
【図3】テープ状ラベル作成装置の制御系のブロック図である。
【図4】ROMに格納された、複数のパノラマの各々のラベルに関する情報を説明する説明図である。
【図5】ROMに格納された全てのパノラマラベルに共通する情報を説明する図である。
【図6】パノラマラベル固有情報テーブルのデータを説明する説明図である。
【図7】テキスト入力制御ルーチンの概略フローチャートである。
【図8】パノラマラベル名選択制御のルーチンの概略フローチャートである。
【図9】次のラベル名表示処理制御のルーチンの概略フローチャートである。
【図10】前のラベル名表示処理制御のルーチンの概略フローチャートである。
【図11】パノラマラベルデータ入力制御のルーチンの概略フローチャートである。
【図12】カラフル印字制御のルーチンの概略フローチャートである。
【図13】カラフル印字処理のルーチンの概略フローチャートである。
【図14】パノラマラベル名を選択するときのラベル名選択画面のデフォルト表示例を示す図である。
【図15】パノラマラベル名を選択するときのラベル名選択画面の表示例を示す図である。
【図16】パノラマ入力画面のデフォルト表示例を示す図である。
【図17】パノラマ入力画面の文字入力したときの表示例を示す図である。
【図18】パノラマ入力画面のテキスト最終位置の表示例を示す図である。
【図19】カラフル印刷制御のインク色確認画面の表示例を示す図である。
【図20】カラフル印刷制御のテープまきもどし確認画面の表示例を示す図である。
【図21】パノラマラベル名「かけっこ」で作成したテープ状ラベルの図である。
【図22】他の実施態様におけるパノラマ入力画面のデフォルト表示例を示す図である。
【図23】他の実施態様におけるパノラマ入力画面の文字入力したときの表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 テープ状ラベル作成装置
3 キーボード
4 液晶ディスプレイ
11 ラミネートテープ
40 CPU
43 ROM
50 RAM
51 テキストメモリ
PM サーマル印字機構
C 制御装置
Claims (2)
- 種々のデータや指令を入力する為の入力手段と、ディスプレイを有する表示手段と、印字対象体であるテープに印字する印字手段と、入力手段と表示手段と印字手段とを制御する制御手段とを備えたテープ状ラベル作成装置において、
複数のラベル名と、各ラベル名に付随する文字入力エリアへの入力可能文字数に関する表示とを所定の書式で表示する為の表示情報と、文字入力開始位置に関する表示情報と、イラストを印字するためのイラストデータを備えると共にイラストデータが存在することを表示するための表示情報とを含み、各文字入力エリアに入力されるテキストデータを所定の書式で印字する為の印字用書式情報とを、予め設定して格納した書式情報記憶手段と、
前記書式情報記憶手段の記憶情報と入力手段から入力された指令に基づいて、複数のラベル名を順々にディスプレイに表示させ、ラベル名が選択されたときには、そのラベル名に付随する入力可能文字数に関する表示と、入力開始位置に関する表示と、イラストデータの存在を示す表示としてイラストを印字する位置をディスプレイに表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするテープ状ラベル作成装置。 - 前記入力可能文字数に関する表示情報と前記文字入力開始位置に関する表示情報は、入力開始位置から入力可能文字数分だけマークを表示するための表示情報であることを特徴とする請求項1に記載のテープ状ラベル作成装置。
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