JP3552153B2 - コネクタ取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばエンジンルーム内に配置される電気接続箱の取付面等にコネクタを取り付けるためのコネクタ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のエンジンルーム内に配置される電気接続箱の取付面に所望のコネクタを取り付ける場合、図2に示すコネクタ取付構造20が多用される。
このコネクタ取付構造20は、電気接続箱の取付面21に設けられた断面略T字状の取付部22と、コネクタ23の外側面に設けられた略T溝状の摺接部24とを係合する構成になっている。取付部22は、断面形状が略垂直に連続するように配置され、下端部に突当部25が設けられている。
【0003】
このようなコネクタ取付構造20は、取付部22に沿って摺接部24を突当部25に突き当たるまで摺接係合させることにより、コネクタ23を電気接続箱の取付面21から離脱しないように保持する。
この際、図3に示すように、取付面21に突設された突起部26は、正規のコネクタ23に対して干渉せず、外形状あるいは外形寸法が異なるコネクタ27に対しては干渉する。突起部26は、取付面21に一体成形されている。
従って、このコネクタ取付構造20は、取付面21に対して正規のコネクタ23のみが取付可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、自動車のモデルチェンジ等により、取付面21に取り付けるコネクタ23が変更された場合には、コネクタ23の外形状あるいは外形寸法に対応して突起部26の位置や形状を変更する必要がある。
しかしながら、前述したコネクタ取付構造20においては、突起部26が取付面21に一体成形されているため、電気接続箱Kの形状修正や設計変更が必要となり、製造コストが高くなるという問題がある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は取付面に取り付けられるコネクタが変更になった場合でも、正規のコネクタのみが取付可能となるコネクタ取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載したように、取付面に沿ってコネクタを摺接係合させることにより、前記コネクタを前記取付面から離脱しないように保持する固定手段と、前記取付面に突設された突起部とを備え、前記コネクタの形状,寸法に応じて前記突起部が前記コネクタの挿入を阻害し正規のコネクタのみを取付可能とするコネクタ取付構造において、前記突起部が前記取付面に対して着脱可能であることを特徴としている。
【0006】
ここで、固定手段としては、従来と同様に、例えば断面略T字状の取付部と略T溝状の摺接部とを有していればよく、取付面およびコネクタのうちの一方に取付部を設けておくとともに、取付面およびコネクタのうちの他方に摺接部を設けておけばよい。なお、取付部および摺接部としては、断面略T字状に限定せず、取付面にコネクタが取付可能であれば、構造は任意である。
また、突起部としては、コネクタの形状,寸法に対応した柱状,錘状,鍵状等に形成しとけばよく、例えば取付面を厚み方向に貫通させることにより固定してもよく、あるいは取付面の表面に設けられた嵌合穴,螺旋穴,溝に固定してもよい。
【0007】
このように構成されたコネクタ取付構造においては、突起部が取付面に対して着脱可能となっているため、例えば突起形状,突起寸法が異なる複数種類の突起部を選択的に用いることにより、外形状,外径寸法が異なる複数種類のコネクタに対応可能となる。
また、このコネクタ取付構造においては、突起部が取付面に対して着脱可能となっているため、例えばあらかじめ取付面の複数個所に設けられた係合部に対して突起部を選択的に係合させることにより外形状,外径寸法が異なる複数種類のコネクタに対応可能となる。
従って、このようなコネクタ取付構造においては、取付面に取り付けられるコネクタが変更されても、取付面の形状修正や設計変更が必要なく、これにより前述した目的が達成される。
【0008】
また、本発明においては、請求項2に記載したように、前記突起部が前記取付面の厚み方向に貫通して係合されていることを特徴としている。
このように構成されたコネクタ取付構造によれば、突起部が取付面の厚み方向に貫通して係合されているため、あらかじめ取付面に貫通孔を設けておくという極めて簡単な構造により取付面に対して突起部が着脱可能となり、これにより取付面の加工コストを低減できることになる。
【0009】
また、本発明においては、請求項3に記載したように、前記突起部が断面略矢尻形状であることを特徴としている。
このように構成されたコネクタ取付構造によれば、断面略矢尻形状の突起部を取付面に貫通させれば、突起部が簡単、かつ、確実に固定できることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1(A)および図1(B)に示すように、本発明に係る実施形態であるコネクタ接続構造10は、電気接続箱Kの取付面11にコネクタ13を固定するために、取付面11に設けられた取付部12(固定手段)と、コネクタ13の外側面に設けられた摺接部14と、取付面11に着脱可能に取り付けられた突起部16とからなる。
【0011】
取付部12には、前述した図2に示すように、T字状の断面形状が略垂直に連続するように配置され、下端部に取付ストッパーとなる突当部が設けられている。一方、摺接部14は、取付部12に対応する断面T溝状とされている。
従って、取付部12の突当部に突き当たるまで、取付部12に摺接部14を摺接係合することにより、コネクタ13が電気接続箱Kの取付面11から離脱しないように確実に保持される。
【0012】
突起部16は、矩形頭16Aと、矩形頭16Aに接続された丸ピン16Bとを有し、取付面11に設けられた突起取付面31に対して着脱可能に固定されている。
突起取付面31には、矩形溝32Aおよび孔32Bからなる装着孔32が穿設されている。矩形溝32Aは突起部16の矩形頭16Aが嵌合可能とされているとともに、孔32Bは突起部16の丸ピン16Bが嵌入可能とされている。この突起取付面31は、取付面11における複数個所に設けられている。
そして、突起部16は、矩形頭16Aが矩形溝32Aに嵌合するように、丸ピン16Bを取付面11の裏面から孔32Bを挿通させることにより、丸ピン16Bの先端を取付面11の表面から突出させている。
【0013】
以上のようなコネクタ接続構造10によれば、突起部16が取付面11に対して着脱可能となっているため、突起形状,突起寸法が異なる複数種類の突起部16を選択的に用いることにより、外形状,外径寸法が異なる複数種類のコネクタ13に対応可能となる。
さらに、このコネクタ取付構造10によれば、突起部16が取付面11に対して着脱可能となっているため、取付面11の複数個所に設けられた突起取付面31に対して突起部16を選択的に係合させることにより外形状,外径寸法が異なる複数種類のコネクタ13に対応可能となる。
従って、このようなコネクタ取付構造10によれば、取付面11に取り付けられるコネクタ13が変更されても、取付面11の形状修正や設計変更が必要なく、電気接続箱Kの製造コストが高くなるという従来の問題を解消できる。
【0014】
また、このコネクタ取付構造10によれば、突起部16が取付面11の厚み方向に貫通して係合されているため、あらかじめ取付面11に矩形溝32Aおよび孔32Bを設けておくという極めて簡単な構造により取付面11に対して突起部16が着脱可能となり、これにより取付面11の加工コストを一層低減できる。
【0015】
なお、図1(C)に示す突起部17は、矩形頭17Aに接続されたピン17Bが断面略矢尻形状とされている。
このような他の実施形態によれば、ピン17Bの先端部が完全に取付面11の表面側に露出するように貫通して係合させれば、突起部17が取付面11の裏面側に抜け難くなる。
【0016】
本発明のコネクタ接続構造は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、例えば各実施形態において例示した取付面,コネクタ,取付部(固定手段),突起部等の材質,形状,寸法,数,配置個所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
また、本発明のコネクタ取付構造は、自動車のエンジンルーム内にのみ適用可能ではなく、農業機械,二輪車,航空機,各種制御機械,船舶等の機械や装置等にも適用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれば、請求項1に記載したように、取付面に沿ってコネクタを摺接係合させることにより、前記コネクタを前記取付面から離脱しないように保持する固定手段と、前記取付面に突設された突起部とを備え、前記コネクタの形状,寸法に応じて前記突起部が、前記コネクタの挿入を阻害し正規のコネクタのみを取付可能とするコネクタ取付構造において、前記突起部が前記取付面に対して着脱可能であることを特徴としているため、コネクタの変更に伴って取付面に適正な突起部を簡単に設けることができ、取付面を新たに形成する必要がなくなり、製造コストの低減および作業工数の低減が図れる。
また、本発明においては、請求項2に記載したように、突起部が取付面の厚み方向に貫通して係合されているため、あらかじめ取付面に貫通孔を設けておけばよく、取付面の加工コストを一層低減できる。
さらに、請求項3に記載したように、突起部が断面略矢尻形状であるため、突起部が抜け難く、取付面からの離脱を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ接続構造を示す断面図および要部斜視図である。
【図2】従来のコネクタ取付構造の分解斜視図である。
【図3】従来のコネクタ取付構造の断面図である。
【符号の説明】
10 コネクタ取付構造
11 取付面
12 取付部(固定手段)
13 コネクタ
14 摺接部(固定手段)

Claims (3)

  1. 取付面に沿ってコネクタを摺接係合させることにより、前記コネクタを前記取付面から離脱しないように保持する固定手段と、前記取付面に突設された突起部とを備え、
    前記コネクタの形状,寸法に応じて前記突起部が前記コネクタの挿入を阻害し正規のコネクタのみを取付可能とするコネクタ取付構造において
    前記突起部が前記取付面に対して着脱可能であることを特徴とするコネクタ取付構造。
  2. 前記突起部が前記取付面の厚み方向に貫通して係合されていることを特徴とする請求項1に記載したコネクタ取付構造。
  3. 前記突起部が断面略矢尻形状であることを特徴とする請求項2に記載したコネクタ取付構造。
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