JP3027693B2 - クリップ取付構造 - Google Patents

クリップ取付構造

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JP3027693B2
JP3027693B2 JP6300692A JP30069294A JP3027693B2 JP 3027693 B2 JP3027693 B2 JP 3027693B2 JP 6300692 A JP6300692 A JP 6300692A JP 30069294 A JP30069294 A JP 30069294A JP 3027693 B2 JP3027693 B2 JP 3027693B2
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clip
locking
locking hole
hole
locked
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裕幸 片山
毅 河野
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤハーネスをフ
レーム等の取付相手側に固定するためのクリップ取付構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりワイヤハーネスを取付相手側で
あるフレーム等に固定する場合には図4に示すようなク
リップが用いられている(実開昭52−121697号
公報参照)。そしてワイヤハーネスのうち線径の細いも
のを固定する場合は、所定箇所において、あるいはワイ
ヤハーネスの幹線から枝線へ分岐する箇所等において図
4のように種類の異なる第1のクリップ1と第2のクリ
ップ3とを隣接して設けている。このように種類の異な
る第1、第2のクリップ1,3を隣接して設けるのはク
リップ1、3のフレーム5に対する係止位置を誤らない
ようにするためである。即ちクリップ1,3が同種類の
ものであるとフレーム5に対する第1、第2の係止孔
7,9への係止位置を誤り、ワイヤハーネスの固定を的
確に行なうことができなくなる恐れがあるからである。
従って上記のように種類の異なる第1のクリップ1と第
2のクリップ3とを設けることによってそれぞれの係止
孔7,9へ的確に係止させることが可能となるのであ
る。そしてこの場合、第1のクリップ1として、例えば
クリスマスツリータイプが用いられ、第2のクリップ3
としてはアンカータイプが用いられている。第1のクリ
ップ1は固定部11と係止部13とからなっている。
又、第2のクリップ3は固定部15とクリップ基部17
及びクリップ片部19とからなっている。そして両クリ
ップ1、3の固定部11,15は図示しないワイヤハー
ネスにテープ巻き等によって固定され、第1のクリップ
1の係止部13は第1の係止孔7に嵌入係止され、第2
のクリップ3は第2の係止孔9に嵌入係止されるもので
ある。これによってワイヤハーネスをフレーム5に対し
て的確に組付けることができるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造の場合でも第1の係止孔7と第2の係止孔9
との径の大きさが近似していると第2のクリップ3を第
1の係止孔7へ誤って組付ける可能性もあり、的確な組
付けにはやはり限界があった。
【0004】そこでこの発明は、より的確に組付けるこ
とのできるクリップ取付構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、取付相手側に、係止長さの長い
第1のクリップを取り付ける第1の係止孔と係止長さが
相対的に短い第2のクリップを取り付ける第2の係止孔
とを有し、前記第1の係止孔に第1のクリップを取り付
け、第2の係止孔に第2のクリップを取り付けるクリッ
プ取付構造において、前記第1の係止孔に該第1の係止
孔の高さを高くして前記第2のクリップの係止を不能に
する座部を設けたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載のクリッ
プ取付構造であって、前記第1の係止孔の座部側に、す
りばち状の導入孔部を設けたことをとする。
【0007】
【作用】第1の係止孔の高さは第2のクリップの係止を
不能にする座部を有しているため第1の係止孔に第2の
クリップを係止させることはできない。したがって、第
1の係止孔には第1のクリップを的確に嵌入係止させる
ことになる。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、第1の係止孔に第1のクリップを嵌入係止さ
せる際に、すりばち状の導入孔部が案内となり円滑に嵌
入係止させることができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。
【0010】図1はこの発明の一実施例に係り、(a)
はクリップ取付構造の断面図、(b)、(c)はクリッ
プの側面図を示し、図2は同斜視図を示している。なお
上記構成と同一構成部分には同符号を付して説明し、ま
た重複した説明は省略する。
【0011】図1ではクリスマスツリータイプの第1の
クリップ1とこれを嵌入係止する第1の係止孔7とを図
示しているが、第1のクリップ1の近傍には図4の場合
と同様にワイヤハーネスにテープ巻きによって固定され
た第2のクリップが存在し、更にフレーム5には第2の
クリップを嵌入係止させる第2の係止孔が設けられてい
るものである。
【0012】一方、この発明の実施例では、図1
(a)、図2のように第1の係止孔7の上部周囲に第1
の係止孔7の高さを高くする座部21が設けられてい
る。この座部21の部分を含めた第1の係止孔7の孔高
さは例えばt1 となっている。又、第1の係止孔7の座
部21側にはすりばち状の導入部23が設けられてい
る。導入孔部23の高さは導入孔部23を除いた第1の
係止孔7の高さがフレーム5の板厚に一致する程度のも
のとなっている。又、図1(a)で示す第1のクリップ
1の係止部13の最大係止長さはt2 となっている。
【0013】なお、図1(b)で示すように第1のクリ
ップ1に近接して配置されている第2のクリップ3の係
止高さはt3 となっている。そして、第1の係止孔7の
孔高さt1 と係止高さt2 ,t3 との寸法関係はt3
1 <t2 となっている。
【0014】従って第1のクリップ1と第2のクリップ
3とをフレーム5に係止させる際に、第2のクリップ3
は係止高さt3 と孔高さt1 との関係により第1の係止
孔7に係止させることが不能となる。このため、第1の
クリップ1を第1の係止孔7に適確に嵌入係止させるこ
とができる。
【0015】又第1の係止孔7には上記のように導入孔
部23が設けられているため第1のクリップ1を第1の
係止孔7に嵌入係止させるときガイドの役目を果させる
ことができる。従って第1のクリップ1の嵌入係止を容
易に行わせることができる。特に図3のように第1の係
止孔7を確認しながら係止作用を行なうことが困難な状
況において、(a)のように導入孔部の存在しない第1
の係止孔7の場合には第1の係止孔7と第1のクリップ
1との位置合わせが難しく、作業が困難になりやすい
が、(b)の本願発明の実施例のように導入孔部23を
有する第1の係止孔7の場合には組付け作業の際に第1
の係止孔7から第1のクリップ1が多少ずれても第1の
クリップ1の係止部13が導入孔部23に掛ればその嵌
入に応じて導入孔部23にガイドされ、係止部13を第
1の係止孔7へ円滑に嵌入させることができる。従って
第1のクリップ1の組付け作業を極めて容易に行わせる
ことができるという相乗効果奏をすることができる。こ
のようにして隣接した種類の異なる第1のクリップ1と
第2のクリップ3とを第1の係止孔7と図4で示す第2
の係止孔9とへ的確、かつ容易に嵌入係止させることが
できる。
【0016】なお、上記実施例では第1のクリップ1と
してクリスマスツリータイプのものを用いたが、図1
(c)のように第1のクリップ1としてアンカータイプ
のものを用いることもできる。この場合、係止高さをt
2 とし、前記孔高さt1 に対応した大きさにする。
【0017】
【発明の効果】以上より明らかなように請求項1の発明
によれば、係止長さの長い第1のクリップを取り付ける
第1の係止孔に係止長さが相対的に短い第2のクリップ
の係合が不能であるため、第1の係止孔には第1のクリ
ップを的確に嵌入係止させることができる。従って係止
長さの異なる第1のクリップと第2のクリップとを隣接
して設ける場合に、第1のクリップを第1の係止孔に、
第2のクリップを第2の係止孔にそれぞれ的確に嵌入係
止させることができ、ワイヤハーネスの組付けを正確に
行なうことができる。
【0018】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、すりばち状の導入孔部によって第1の係止孔
に対する第1のクリップの嵌入係止を容易に行なわせる
ことができる。従って、第1の係止孔の確認が容易でな
い作業においても第1の係止孔に対する第1のクリップ
の嵌入係止を簡単に行なわせることができ、作業性を著
しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る断面図を示し、
(a)は第1のクリップと第1の係止孔との関係の断面
図、(b)は第2のクリップの側面図、(c)はアンカ
ータイプの第1のクリップの側面図である。
【図2】この発明の一実施例に係る要部の斜視図であ
る。
【図3】この発明の作用説明図であり、(a)は導入孔
部がない場合の作業状態を示し、(b)は導入孔部の存
在する場合の作業状態を示す図である。
【図4】従来例に係る分解斜視図である。
【符号の説明】
1 第1のクリップ 3 第2のクリップ 5 フレーム(取付相手側) 7 第1の係止孔 9 第2の係止孔 21 座部 23 導入孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/22 - 3/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付相手側に、係止長さの長い第1のク
    リップを取り付ける第1の係止孔と係止長さが相対的に
    短い第2のクリップを取り付ける第2の係止孔とを隣接
    して有し、前記第1の係止孔に第1のクリップを取り付
    け、第2の係止孔に第2のクリップを取り付けるクリッ
    プ取付構造において、 前記第1の係止孔に該第1の係止孔の高さを高くして前
    記第2のクリップの係止を不能にする座部を設けたこと
    を特徴とするクリップ取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクリップ取付構造であっ
    て、 前記第1の係止孔の座部側に、すりばち状の導入孔部を
    設けたことを特徴とするクリップ取付構造。
JP6300692A 1994-12-05 1994-12-05 クリップ取付構造 Expired - Lifetime JP3027693B2 (ja)

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