JP3551706B2 - エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、エンジンの吸気制御装置に関し、特に、吸気系開口面積から吸入空気量を高精度に推定できるようにした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンのおける吸入空気量の推定を、スロットル弁の開度に基づいて行なうものがあり、また、スロットル弁をバイパスする通路に設けられる補助空気弁(アイドル制御弁) の開度も考慮して吸入空気量の推定を行なうようにしたものもある(特開平3−952号公報等参照) 。
【0003】
一方、近年ではエンジンの運転条件の変化に応じて、可能な限り良好な燃焼状態が得られるように、吸気の流動状態を可変に制御する手段を備えることも一般化している。例えば、吸・排気弁の開閉時期を可変に制御してバルブオーバーラップ等を変えて出力, 燃費, 排気エミッションの改善を図った可変バルブタイミング制御手段(以下VTCという) や、低速・低負荷時に燃焼室内のスワールを強化して燃料との混合性を改善して燃費, 排気エミッションの改善を図ったスワール制御弁などの手段を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記VTCやスワール制御弁等の吸気の流動状態を可変に制御する手段を備えたエンジンにおいて、スロットル弁の開度やこれに補助空気弁の開度も考慮して吸入空気量を推定する方法を適用する場合、VTCやスワール制御弁の作動状態に応じて吸気の流動状態が変化することを考慮していないため、吸入空気量の精度を高精度に検出することができなかった。
【0005】
例えば、VTCによるバルブオーバラップ量(以下O/L量という) を大きくするとシリンダ内の残留排気量が増大して新気割合が減少するため、スロットル弁の開度やこれに補助空気弁の開度を加えた開度が同一であっても、新気割合ηnの低下により実際の吸入空気量Qaが減少する(図8参照) 。また、スワール制御弁の開度を減少した場合もスワール制御弁の流通抵抗の増大によって同様に吸入空気量が減少することがあるため、前記スロットル弁等の開度で吸入空気量を精度よく推定することができない。
【0006】
また、電子制御スロットル弁や補助空気弁を備えたエンジンでは、これらの弁開度を制御して目標吸入空気量を得る制御を行なっているが、前記VTCやスワール制御弁等を備えた場合、前記同様の理由で目標吸入空気量に応じたスロットル弁の開度がVTCやスワール制御弁の作動状態に応じて異なることとなるが、従来これに対処できていなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため請求項1に係る発明は図1に示すように、
吸気系の開口面積を制御又は調整して吸入空気量を制御又は調整する空気量計量弁と、
該空気量計量弁を開閉駆動する手段と、吸気の流動状態を可変とするように制御される流動状態制御手段を備えたエンジンの吸気制御装置において、
エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、
エンジンの運転状態に基づいて、目標吸入空気量を演算する目標吸入空気量演算手段と、
前記目標吸入空気量に基づいて、前記流動状態制御手段の基準制御状態に応じた吸気系の基準開口面積を演算する基準開口面積演算手段と、
前記流動状態制御手段の制御状態に応じた吸気系開口面積に対する流動状態補正係数を演算する流動状態補正係数演算手段と、
前記基準開口面積を前記流動状態補正係数により補正して吸気系の目標開口面積を演算する目標開口面積演算手段と、
実際の吸気系の開口面積を検出する開口面積検出手段と、
前記吸気系の目標開口面積に基づいて、前記空気量計量弁の開度を制御する空気量計量弁制御手段と、
からなることを特徴とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に係る発明は図1に示すように、
吸気系の開口面積を制御又は調整して吸入空気量を制御又は調整する空気量計量弁と、該空気量計量弁を開閉駆動する手段と、吸気の流動状態を可変とするように制御される流動状態制御手段を備えたエンジンの吸気制御装置において、
エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、
エンジンの運転状態に基づいて、目標吸入空気量を演算する目標吸入空気量演算手段と、
前記目標吸入空気量に基づいて、前記流動状態制御手段の基準制御状態に応じた吸気系の基準開口面積を演算する基準開口面積演算手段と、
前記流動状態制御手段の制御状態に応じた吸気系開口面積に対する流動状態補正係数を演算する流動状態補正係数演算手段と、
前記基準開口面積を前記流動状態補正係数により補正して吸気系の目標開口面積を演算する目標開口面積演算手段と、
実際の吸気系の開口面積を検出する開口面積検出手段と、
前記吸気系の目標開口面積に基づいて、前記空気量計量弁の開度を制御する空気量計量弁制御手段と、
吸入空気量を制御する吸入空気量制御手段と、
からなることを特徴とする。
【0009】
このようにすれば、まず、流動状態制御手段の基準の制御状態に応じて目標吸入空気量が得られる吸気系の基準開口面積が演算され、該基準開口面積に対して、流動状態制御手段の制御状態が変化したときに、該変化に応じた流動状態補正係数が演算される。
そして、該流動状態補正係数を用いて基準開口面積を補正することにより、目標開口面積に補正され、該目標開口面積に応じて空気量計量弁の開度を制御することにより、流動状態制御手段の制御状態が変化しても、当初設定した目標吸入空気量を得ることができる。
【0011】
また、請求項2に係る発明は、
前記流動状態制御手段は、吸・排気弁の開閉時期を可変に制御する可変バルブタイミング制御手段を含んでいることを特徴とする。
可変バルブタイミング制御手段で吸・排気弁の開閉時期を可変に制御すると、吸・排気弁のバルブオーバーラップ量が変化し、これにより、シリンダ内の残留排気量が変化して新気割合が変化し、吸気の流動状態が変化する。
【0012】
したがって、該吸気の流動状態の変化による新気割合の変化に対して吸気系の開口面積を補正することにより、目標吸入空気量を維持することができる。
また、請求項3に係る発明は、
前記流動状態制御手段は、燃焼室内に生じるスワール力を制御するスワール制御弁を含んでいることを特徴とする。
【0013】
スワール制御弁の開度を変化すると前後圧力が変化して吸気の流動状態が変化する。例えば、開度を減少すると流動抵抗が増大するので、吸気系のスロットル弁等の開口面積を増大補正するなどして、目標吸入空気量を維持することができる。
また、請求項4に係る発明は、
前記空気量計量弁は、吸気系に主通路に介装される電子制御式のスロットル弁であることを特徴とする。
【0014】
例えば、目標トルクを決定し、該目標トルクに対応する目標吸入空気量を得るように開度制御される電子制御式のスロットル弁を備える場合には、該スロットル弁を、空気量の全量を制御する空気量計量弁としての機能を有する。
また、請求項5に係る発明は、
前記空気量計量弁は、吸気系の主通路をバイパスする通路に介装される補助空気弁であり、主通路に介装されたスロットル弁の開度に対して補助空気弁の開度を調整して目標吸入空気量が得られるようにしたことを特徴とする。
【0015】
スロットル弁をアクセル操作に連動する方式のものでも、一般にアイドル回転速度制御用に、バイパス通路に補助空気制御弁を備えており、該補助空気弁をスロットル弁からの新気量の不足分を調整する空気量計量弁として機能させることができる。
また、請求項6に係る発明は、
アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段を含んで構成され、
前記目標吸入空気量演算手段は、前記検出されたアクセル開度と、前記運転状態制御手段によって検出されたエンジン回転速度とに基づいて目標吸入空気量を演算することを特徴とする。
【0016】
アクセル開度とエンジン回転速度とに基づいて、例えば、目標トルクに対応した目標吸入空気量を算出することにより、高いエンジン運転性能を得ることができる。
また、請求項7に係る発明は、
実際の吸気系の開口面積を検出する開口面積検出手段と、
前記検出された吸気系の開口面積に基づいて吸気脈動を表す第1の変数を演算する第1変数演算手段と、
前記第1の変数を用いて定常時のエアフローメータで検出された吸入空気量の平滑化のための加重平均演算の重み付けを算出することを特徴とする。
検出された実際の吸気系の開口面積に基づいて、吸気脈動を表す変数を求めることができ、該変数を用いて例えば定常時のエアフロメータで検出された吸入空気量の平滑化のための加重平均演算の重み付けを算出できる。
また、請求項8に係る発明は、
前記検出された吸気系の開口面積を前記流動状態補正係数で除算した吸入空気量を表す第2の変数を演算する第2変数演算手段と、
前記第2の変数を用いて過渡状態時に吸入空気量を推定することを特徴とする。
検出された実際の吸気系の開口面積を前記流動状態補正係数で除算することにより、流動状態制御手段の基準制御状態に応じた開口面積を求めることができる。そして、該開口面積は流動状態制御手段の実際の制御状態に影響されないため、実際の吸入空気量を表す変数として求められる。なお、定常運転時は該開口面積は、基準開口面積演算手段によって演算される基準開口面積と一致するが、過渡状態では電子制御スロットル弁や補助空気弁の動作遅れにより一致しない。即ち、実際の開口面積を流動状態補正係数で除算して得た変数により、過渡状態でも高精度に吸入空気量を推定することができる。この点エアフロメータで検出される吸入空気量は定常時には高精度であるが、過渡時には遅れにより精度が低い。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図2は、本発明の一実施形態のシステム構成を示す。
アクセル開度センサ1は、ドライバーによって操作されるアクセルペダルの開度を検出する。
【0018】
運転状態検出手段の1つであるクランク角センサ2は、単位クランク角毎のポジション信号及び気筒行程位相差毎の基準信号を発生し、前記ポジション信号の単位時間当りの発生数を計測することにより、あるいは前記基準信号発生周期を計測することにより、エンジン回転速度を検出できる。
同じく運転状態検出手段の1つであるエアフローメータ3は、エンジン4への吸入空気量 (単位時間当りの吸入空気量) を検出する。
【0019】
同じく運転状態検出手段の1つである水温センサ5は、エンジンの冷却水温度を検出する。
エンジン4には、燃料噴射信号によって駆動し、燃料を直接燃焼室内に噴射供給する燃料噴射弁6、燃焼室に装着されて点火を行う点火栓7が設けられる。該燃焼室内への直接噴射方式により、層状燃焼によるリーン化が可能となり、空燃比を広範囲に可変制御することができる。また、エンジン4の吸気通路8には、スロットル弁9が介装され、該スロットル弁9の開度をDCモータ等により電子制御するスロットル弁制御装置10が備えられている。なお、スロットル弁9は、空気量の全量を制御する空気量計量弁を構成する。また、前記スロットル弁9の開度を検出するスロットルセンサ21が設けられる。
【0020】
前記各種センサ類からの検出信号は、コントロールユニット11へ入力され、該コントロールユニット11は、前記センサ類からの信号に基づいて検出される運転状態に応じて前記スロットル弁制御装置10を介してスロットル弁9の開度を制御し、前記燃料噴射弁6を駆動して燃料噴射量 (燃料供給量) を制御し、点火時期を設定して該点火時期で前記点火栓7を点火させる制御を行う。
【0021】
また、エンジン4の吸気弁12を開閉するカム13の回転角位相を可変に制御して吸気弁12の開閉時期を可変に制御するVTC14が備えられると共に、吸気通路8の吸気ポート部分に燃焼室内のスワール力を制御するように開閉制御されるスワール制御弁15が備えられている。
そして、前記コントロールユニット11により、後述するようにして、アクセル開度θaとエンジン回転速度Neとに基づいて目標吸入空気量を演算し、該目標吸入空気量が得られるように前記スロットル弁制御装置10に駆動信号を出力してスロットル弁9の開度を制御すると共に、運転条件に応じた吸気弁の開閉時期が得られるようにVTC14を制御し、かつ、スワール制御弁15の開閉を制御する。
【0022】
前記排気通路16には、排気中の特定成分例えば酸素の濃度を検出して混合気の空燃比を検出する空燃比センサ17が設けられる。
図3は、本実施形態における吸気量制御(スロットル弁開度制御) ルーチンのフローチャートを示す。
ステップ1では、前記各センサによって検出されたアクセル操作量θa,エンジン回転速度Neを入力する。
【0023】
ステップ2では、前記各検出値θa, Neに基づいて目標吸入空気量Qaを演算する。
ステップ3では、前記目標吸入空気量Qaに応じたスロットル弁9の基準開口面積Ath0 を演算する。ここで、前記目標吸入空気量Qaに対応するスロットル弁9の基準開口面積Ath0 は、前記VTC14が吸・排気弁のバルブオーバーラップ量(以下O/L量という) を基準値(例えば0) とした場合で、かつ、スワール制御弁15が開かれているときを基準とした場合の開口面積として求められる。具体的には、目標吸入空気量Qaに対するスロットル弁9の基準開口面積Ath0 の関係を予め実験で求め、該データから作成したマップからの検索により求めてもよい。
【0024】
ステップ4では、実際のVTC14によるO/L量と、スワール制御弁15の開度ASCV を読み込む。これらの値は、VTCやスワール制御弁の制御ルーチンからの制御値を読み込めばよい。
ステップ5では、前記O/L量とスワール弁の開閉状態とに基づいて、VTC14による前記基準開口面積Ath0 に対する補正係数KATVCと、スワール制御弁15による基準開口面積Ath0 に対する補正係数KASCVとを演算する。該補正係数の演算については後に詳述する。
【0025】
ステップ6では、基準開口面積Ath0 にVTCによる補正係数KATVCとスワール制御弁による補正係数KASCVとを乗じて、スロットル弁9の目標開口面積ATHを算出する。
ステップ7では、前記スロットル弁の目標開口面積Athに応じてスロットル弁制御装置10によりスロットル弁9の開度を制御する。
【0026】
ステップ8では、前記スロットルセンサ21により検出されたスロットル弁9の開度TVOを読み込む。
ステップ9では、前記検出されたスロットル弁9の開度TVO(又は換算した開口面積Athr)に基づいて、吸気脈動を表す変数QH1を算出する。該変数QH1は、例えば定常時にエアフロメータ3で検出される吸入空気量の吸気脈動による変動を加重平均して平滑化する際に用いられる重み付けの設定に使用される。
【0027】
ステップ10では、前記スロットル弁9の検出開度TVOを開口面積Athr に換算し、該開口面積Athr を前記VTCによる補正係数KATVCとスワール制御弁による補正係数KASCVとで除算することにより、VTC及びスワール制御弁の基準の制御状態に応じた開口面積つまり実際の吸入空気量を表す変数QH2を算出する。この変数QH2は、例えばエアフロメータでは精度の得られない過渡時実際の吸入空気量が必要となる燃料噴射量や蒸発燃料の吸気系へのパージ量の算出に使用される。
【0028】
次に、スロットル弁をアクセル操作に機械的に連動させる非電子制御式のものに適用した第2の実施形態について説明する。
図4は、該実施形態のシステム構成を示す。基本的な構成は前記第1の実施形態と同様であり、異なる部分を説明すると、スロットル弁9’がアクセル操作に連動し、該スロットル弁9’の開度を制御するスロットルセンサ21が設けられ、その検出信号がコントロールユニット11に入力される。また、スロットル弁9’をバイパスして吸気通路8に接続される補助空気通路22と、該補助空気通路22内に介装された補助空気弁23とを備える。該補助空気弁23は、コントロールユニット11からの駆動信号を入力する補助空気弁制御装置24を介して駆動される。 そして、アイドル運転時に該補助空気弁23を駆動して補助空気通路22を流れる空気量を制御することにより、エンジン回転速度を目標回転速度にフィードバック制御する通常のアイドル回転速度制御を行なうと共に、本実施の形態では、スロットル弁開度(アクセル開度) TVOとエンジン回転速度Neとに基づいて目標吸入空気量Qaを設定し、スロットル弁9’を流れる主吸入空気量の目標吸入空気量に対する不足分を、補助空気量で調整することにより、吸入空気量を目標値に制御できるようになっている。
【0029】
図5は、本実施形態における吸気量制御(補助空気弁開度制御) のメインルーチンのフローチャートを示す。
ステップ11では、スロットル弁開度TVOとエンジン回転速度Neを入力する。
ステップ12では、前記各検出値TVO, Neに基づいて目標吸入空気量Qaを演算する。
【0030】
ステップ13では、前記目標吸入空気量Qaに基づいて、吸気系における基準開口面積Aa0 を演算する。
ステップ14, ステップ15では第1の実施の形態と同様、実際のVTC14によるO/L量と、スワール制御弁15の開度ASCV を読み込み、これらO/L量とスワール弁の開閉状態とに基づいて、VTC14による前記基準開口面積Ath0 に対する補正係数KATVCと、スワール制御弁15による基準開口面積Aa0に対する補正係数KASCVとを演算する。
【0031】
ステップ16では、基準開口面積Aa0にVTCによる補正係数KATVCとスワール制御弁による補正係数KASCVとを乗じて、吸気系の目標開口面積Aaを算出する。
ステップ17では、前記吸気系の目標開口面積Aa から前記スロットル弁9’の開口面積Athを差し引いて補助空気弁23の目標開口面積Abpa を算出する。
【0032】
ステップ18では、補助空気弁23の目標開口面積Abpa に応じて補助空気弁制御装置24により補助空気弁23の開度を制御する。
ステップ19では、実際の吸気系の開口面積Aarを検出する。これは、前記スロットルセンサ21で検出されたスロットル弁9’の開口面積Athr に現在の補助空気弁23の開口面積Abpr を加算して算出する。
【0033】
ステップ20では、ステップ19で算出された実際の吸気系の開口面積Aarに基づいて吸気脈動を表す変数QH1を算出する。
ステップ21では、前記実際の吸気系の開口面積を前記VTCによる補正係数KATVCとスワール制御弁による補正係数KASCVとで除算することにより、前記同様実際の吸入空気量を表す変数QH2を算出する。
【0034】
前記変数QH1を、定常時にエアフロメータ3で検出される吸入空気量の吸気脈動による変動を加重平均して平滑化する際に用いられる重み付けの設定に使用し、変数QH2を、過渡時実際の吸入空気量が必要となる燃料噴射量や蒸発燃料の吸気系へのパージ量の算出に使用することは、前記実施形態と同様である。
次に、前記各実施の形態において使用した前記基準開口面積Ath0 に対するVTC14による補正係数KATVCと、スワール制御弁15による補正係数KASCVの演算について説明する。
【0035】
図6は、エンジン各部のガス状態量を示す。
いまVTCによる吸・排気弁のO/L量が基準O/L量(例えば0) であるときの吸気系の基準開口面積Aa0(補助空気弁を備えない電子制御スロットル弁の場合は、スロットル弁の開口面積Ath0)に対して、O/L量が変化しても吸入空気量Qa一定にするために必要な吸気系の開口面積Aa1(又はAth1)は、
Qa=Aa0・ρa0・Va0=Aa1・ρa1・Va1
ここで、ρa0, Va0は基準O/L量(例えば0) 時のスロットル弁通過空気の密度及び流速, ρa1, Va1は変化したO/L量時のスロットル弁通過空気の密度及び流速である。
【0036】
したがって、前記基準開口面積Aa0に対するO/L量変化時の補正係数KAVTCは、次式で表される。
【0037】
【数1】
Figure 0003551706
【0038】
ここで、Pa0はスロットル弁上流の圧力(≒大気圧) , Pm0, Pm1はスロットル弁下流の基準O/L量時における吸気圧力及び実際のO/L量時の吸気圧力, κaは空気の比熱比(≒1.4)、であり、吸気圧力Pm は状態方程式から次式のように求められる。
【0039】
【数2】
Figure 0003551706
【0040】
したがって、圧力比Pm0/Pa0及びPm1/Pa0は、それぞれ、
Pm0/Pa0=Tp/(Tp100 ・η0) ・・・▲2▼
Pm1/Pa0=Tp/(Tp100 ・η1) ・・・▲3▼
ここで、Tpはエアフロメータで検出された吸入空気量Qに基づいて算出されるシリンダ吸入空気量(=k・Q/Ne;kは定数) 、Tp100 は充填効率100 %としたときのシリンダ吸入空気量であり、したがってTp/Tp100 は実際の充填効率ηを表す。また、η0 は前記基準開口面積Aa0で目標吸入空気量Qaが得られるときの充填効率, η1 はO/L量変化時に対応する開口面積Aa1で目標吸入空気量Qaが得られるときの充填効率を示し、具体的には各O/L量毎にエンジン回転速度Neと目標吸入空気量Qaとに基づいて設定したマップからの検索等で求めることができる。この場合、VTCがO/L量を基準値と単一の変化時O/L量との2段階に切り換える場合は、ηnのマップは2つあればよく、また、リニアに可変制御する場合でも基準値と最大値との2つのマップを用意し、或いはそれに中間値を加えた3つ程度のマップを用意して、補間演算により求めることができる。
【0041】
このようにして、求められたスロットル弁前後の圧力比Pm0/Pa0及びPm1/Pa0を前記▲1▼式に代入してO/L量変化時の補正係数KAVTCを算出することができる。
次に、スワール制御弁15について説明する。該スワール制御弁が開閉しても吸入空気量Qa一定とするために必要な導入空気用の開口面積Aaは、スワール制御弁開時を基準としたときの基準開口面積をAa1, スワール制御弁閉時の開口面積をAa2とすると、
Qa=Aa1・ρa1・Va1=Aa2・ρa2・Va2
ここで、ρa1, Va1はスワール制御弁開時のスワール制御弁通過空気の密度及び流速, ρa2, Va2はスワール制御弁閉時のスワール制御弁通過空気の密度及び流速である。
【0042】
したがって、前記スワール制御弁開時の基準開口面積Aa1に対するスワール制御弁閉時の補正係数KASCVは、VTCによる補正係数KAVTCを求めるのと同様にして算出でき、次式で表される。
【0043】
【数3】
Figure 0003551706
【0044】
ここで、Pa0はスロットル弁上流の圧力(≒大気圧) , Pm1, Pm2はスワール制御弁開時及び閉時のスワール制御弁下流の吸気圧力である。
圧力比Pm1/Pa0は、スワール制御弁開時のスワール制御弁下流の圧力は前記スロットル弁下流の圧力と等しくPm1であるため、▲3▼で求めた値をそのまま用いればよい。
【0045】
一方、スワール制御弁閉時のスワール制御弁の前後圧力比は、スワール制御弁上流の吸気ポート圧力Ppがスワール制御弁開時の吸気圧力Pm1と等しいので、圧力比=Pm2/Pm1となり、この値は、スワール制御弁を通過する空気量を目標吸入空気量Qaとする次式より求められる。
【0046】
【数4】
Figure 0003551706
【0047】
具体的には、目標吸入空気量Qaに対する圧力比Pm2/Pm1のマップを設定し、検索等で求めればよい。
そして、前記▲4▼式の中の圧力比Pm2/Pa0は、
Pm2/Pa0=(Pm1/Pa0) ・(Pm2/Pm1)
である。したがって、前記▲3▼式から求めた圧力比Pm1/Pa0と、前記▲5▼式から求めた圧力比Pm2/Pm1から、圧力比Pm2/Pa0を算出でき、該圧力比Pm2/Pa0を前記▲4▼式に代入することにより、スワール制御弁による補正係数KASCVを算出できる。
【0048】
以下、図7のフローチャートに従って、VTC補正係数KAVTCとスワール制御弁 の補正係数KASCVとを演算する過程を説明する。
ステップ31では、エンジン回転速度Neと目標吸入空気量Qaとに基づいてVTCの基準O/L量時の新気割合(シリンダ吸入新気量のシリンダ排気量に対する割合) ηn0をマップからの検索等により演算する。
【0049】
ステップ32では、前記新気割合ηn0を用いて、VTCによる基準O/L量におけるスロットル弁前後の圧力比Pm0/Pa0を演算する。
ステップ33では、前記圧力比Pm0/Pa0を用いて、基準O/L量における差圧補正項Kpa0 (▲1▼式の分子の値) を、マップからの検索等により算出する。
ステップ34では、VTCによるO/L量変化時の新気割合ηn1をマップからの検索等により演算する。
【0050】
ステップ35では、前記新気割合ηn1を用いて、VTCによるスロットル弁前後の圧力比Pm1/Pa0を演算する。
ステップ36では、前記圧力比Pm1/Pa0を用いて、O/L量変化時における差圧補正項Kpa1 (▲1▼式の分母の値) を、マップからの検索等により算出する。
ステップ37では、前記2つの差圧補正項Kpa0,Kpa1 を用いて、VTC補正係数KAVTC(=Kpa0 /Kpa1)を算出する。
【0051】
ステップ38では、目標吸入空気量Qaに基づいてマップからの検索等によりスワール制御弁開度に応じた圧力比Pm2/Pm1を算出する。なお、一般的なスワール制御弁が全開又は全閉の2段階に切り換えられる場合、全開時はPm2=Pm1であり、圧力比Pm2/Pm1=1となり、スワール制御弁補正係数KASCV=1となりスワール制御弁による補正は行なわれず、全閉時に対する圧力比Pm2/Pm1のマップを1枚持てばよいが、スワール制御弁の開度をリニアに変化させる場合は、VTCの場合と同様2枚乃至3枚程度の開度に応じたマップを用いて補間演算等により求めればよい。
【0052】
ステップ39では、前記圧力比Pm1/Pa0とPm2/Pm1とを用いて、圧力比Pm2/Pa0を算出する。
ステップ40では、前記圧力比Pm2/Pa0を用いて、差圧補正項Kpa2 (前記▲4▼式の分母の値) をマップからの検索等により算出する。
ステップ41では、前記ステップ36で求めた差圧補正項Kpa1 と前記ステップ30で求めた差圧補正項Kpa2 とに基づいて、スワール制御弁補正係数KASCV(=Kpa1 /Kpa2 ) を算出する。
【0053】
以上示したように、VTCやスワール制御弁等の流動状態制御手段の制御状態に応じて算出した補正係数を用いて、吸気系の開口面積を補正することにより、該流動状態制御手段の制御状態に影響されることなく、目標吸入空気量を精度良く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成・機能を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施形態のシステム構成を示す図。
【図3】同上実施形態のスロットル弁制御ルーチンを示すフローチャート。
【図4】本発明の別の実施形態のシステム構成を示す図。
【図5】同上実施形態の補助空気弁制御ルーチンを示すフローチャート。
【図6】同上の各実施形態における空気の各部の状態変化を示す図。
【図7】同上の各実施形態に使用されるVTC及びスワール制御弁換算係数を算出するルーチンのフローチャート。
【図8】新気割合ηnの相違による吸入空気量Q, ブースト圧の変化を示す図。
【符号の説明】
1 アクセル開度センサ
2 クランク角センサ
3 エアフロメータ
4 エンジン
6 燃料噴射弁
8 吸気通路
9,9’スロットル弁
10 スロットル弁制御装置
11 コントロールユニット
21 スロットルセンサ
22 補助空気通路
23 補助空気弁
24 補助空気弁制御装置

Claims (8)

  1. 吸気系の開口面積を制御又は調整して吸入空気量を制御又は調整する空気量計量弁と、
    該空気量計量弁を開閉駆動する手段と、吸気の流動状態を可変とするように制御される流動状態制御手段を備えたエンジンの吸気制御装置において、
    エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    エンジンの運転状態に基づいて、目標吸入空気量を演算する目標吸入空気量演算手段と、
    前記目標吸入空気量に基づいて、前記流動状態制御手段の基準制御状態に応じた吸気系の基準開口面積を演算する基準開口面積演算手段と、
    前記流動状態制御手段の制御状態に応じた吸気系開口面積に対する流動状態補正係数を演算する流動状態補正係数演算手段と、
    前記基準開口面積を前記流動状態補正係数により補正して吸気系の目標開口面積を演算する目標開口面積演算手段と、
    実際の吸気系の開口面積を検出する開口面積検出手段と、
    前記吸気系の目標開口面積に基づいて、前記空気量計量弁の開度を制御する空気量計量弁制御手段と、
    からなることを特徴とするエンジンの吸気制御装置。
  2. 前記流動状態制御手段は、吸・排気弁の開閉時期を可変に制御する可変バルブタイミング制御手段を含んでいる請求項1に記載のエンジンの吸気制御装置。
  3. 前記流動状態制御手段は、燃焼室内に生じるスワール力を制御するスワール制御弁を含んでいる請求項1又は請求項2に記載のエンジンの吸気制御装置。
  4. 前記空気量計量弁は、吸気系に主通路に介装される電子制御式のスロットル弁であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの吸気制御装置。
  5. 前記空気量計量弁は、吸気系の主通路をバイパスする通路に介装される補助空気弁であり、主通路に介装されたスロットル弁の開度に対して補助空気弁の開度を調整して目標吸入空気量が得られるようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの吸気制御装置。
  6. アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段を含んで構成され、前記目標吸入空気量演算手段は、前記検出されたアクセル開度と、前記運転状態制御手段によって検出されたエンジン回転速度とに基づいて目標吸入空気量を演算することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のエンジンの吸気制御装置。
  7. 実際の吸気系の開口面積を検出する開口面積検出手段と、
    前記検出された吸気系の開口面積に基づいて吸気脈動を表す第1の変数を演算する第1変数演算手段と、
    前記第1の変数を用いて定常時のエアフローメータで検出された吸入空気量の平滑化のための加重平均演算の重み付けを算出することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載のエンジンの吸気制御装置。
  8. 前記検出された吸気系の開口面積を前記流動状態補正係数で除算した吸入空気量を表す第2の変数を演算する第2変数演算手段と、
    前記第2の変数を用いて過渡状態時に吸入空気量を推定することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載のエンジンの吸気制御装置。
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