JP3539207B2 - サスペンションメンバの取付構造 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はサスペンションメンバの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のリヤサスペンションメンバは、図7に示すよう車体剛性の高いサイドメンバ1とクロスメンバ2の結合部に取り付けるのが一般的である。図5と図6はその取付構造の一例を示している。サスペンションメンバ(図示せず)は、サイドメンバ1とクロスメンバ2の結合部に植設したスタッドボルト50によって締結固定してあるが、該スタッドボルト50の植設には次のような構造を採用している。
【0003】
すなわち、サイドメンバ1にメインブラケット51を固着するとともに、該メインブラケット51内には一対のサブブラケット52,53を上下二段に固着配置してある。さらに、下方のブラケット52とメインブラケット51でスタッドボルト50のフランジ部50aを挟着するとともに、下方のサブブラケット52にスタッドボルト50のローレット部50bを圧入し、上方のサブブラケット53にはスタッドボルト50の小径部50cを溶接々合してある。つまり、このようにスタッドボルト50の頭部を上下二段で固定することによって、スタッドボルト50の支持剛性を高め、音振性能と操縦安定性能の向上を図っている。なお、図6において54はフロアパネルである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような構造によると、メインブラケット51の側壁をサイドメンバ1とクロスメンバ2に挟み込んで接合しなければならず、作業が非常に面倒になるばかりでなく、メインブラケット51の外に2つのサブブラケット52,53が必要になるため、部品点数が増え、コストアップの要因にもなる。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑み、組立作業が容易で、部品点数の削減も可能なサスペンションメンバの取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、サイドメンバとクロスメンバの結合部分にサスペンションメンバを締結固定してなる構造において、上記クロスメンバの底壁側縁をサイドメンバの下方まで延長するとともに、該延長部の先端を立ち上げて上記サイドメンバの側壁に固定し、断面略コ字型のブラケットを上記クロスメンバの延長部を収納するようにしてサイドメンバに固定し、サスペンションメンバを締結固定するためのボルトを上記ブラケットの底壁と上記クロスメンバの延長部とに固定支持させてなり、このボルトは、頭部がブラケットの底壁とクロスメンバの延長部とで挟持されるように、ブラケットの底壁に形成された孔に軸部を挿入することにより頭部座面をそのブラケットの底壁に着座させる一方、頭部座面と反対側の頭部頂面側をクロスメンバの延長部に溶接固定したことを特徴とする。
【0007】
上記ブラケットは、その上縁から延出して上記クロスメンバの底壁に接合される延出部を備えていてもよい。
【0008】
上記ブラケットは、その延出部の前後縁から延出して上記クロスメンバの側壁に接合される舌片を一対備えていてもよい。
【0009】
上記ブラケットは、その各舌片の側縁から延出して上記サイドメンバの側壁に接合される他の舌片を一対備えていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は図7の点線枠C内を示している。同図において、1はサイドメンバで、その湾曲した部分にはクロスメンバ2を結合してある。クロスメンバ2は、図4に示すように、その底壁2aの端部に側方へ向かって立ち下がる傾斜を設けてある。そして、該傾斜部2bの側縁を側方へ延長させるとともに、該延長部3の先端には立ち上がり部4を延設してある。延長部3はサイドメンバ1の底壁1aに倣って湾曲形成してあり、その中央部には凹部5と孔6を設けてある。なお、クロスメンバ2は前後の側壁2d,2dの上縁と側縁にフランジ部2c,2cを延設してあり、延長部3は前後のフランジ部2c,2cに跨がる幅で形成してある。
【0012】
7はメインブラケットで、その本体部は左右方向の断面が略コ字型に形成されている一方、前後方向の断面は略L型に形成されている。このメインブラケット7は、内側の側壁7aの上縁から側方に延出する延出部8と、該延出部8の前後縁からそれぞれ上方に延出する舌片9,9と、これら舌片9,9の側縁からそれぞれ前後に延出する他の舌片10,10と、底壁7bの前縁と後壁7cの上縁からそれぞれ前後に延出する延出部11,11とを備えている。また、底壁7bの中央部には孔12を形成してある。なお、図中左側の延出部8はクロスメンバ2の傾斜部2bに倣って傾斜させる一方、前後の延出部11,11はサイドメンバ1の底壁1aに倣って湾曲形成してある。
【0013】
12はサブブラケットで、その矩形平板部12aの前端部には段部12bを形成するとともに、平板部12aの前縁を残してフランジ部12cを上方に延設してある。平板部12aには孔13を形成してある。14は締結部材としてのスタッドボルトで、その頭部にはフランジ部14aとローレット部14bと小径部14cを備えている。
【0014】
本実施例はこのように構成してあるので、組み立てにあたっては、まず、スタッドボルト14のローレット部14bをサブブラケット12の孔13に圧入し、スタッドボルト14をメインブラケット7の孔12に挿入してから、サブブラケット12の平板部12aの前端部をメインブラケット7の底壁7bにスポット溶接するとともに、フランジ部12cをメインブラケット7の側壁7aと後壁7cにそれぞれスポット溶接する。次いで、メインブラケット7の延出部8と延出部11,11をクロスメンバ2の傾斜部2bと延長部3の下面にそれぞれ当接させて、スタッドボルト14の小径部14cを孔6の周縁にスポット溶接するとともに、メインブラケット7の延出部8と舌片9,9をクロスメンバ1の傾斜部2bと側壁2d , 2dにそれぞれスポット溶接する。
【0015】
そして、このようにスタッドボルト14をクロスメンバ2にサブアッセンブリしておいて、クロスメンバ2の延長部3をサイドメンバ1の底壁1aの下面に当接させた後、延出部3をサイドメンバ1の底壁1aにスポット溶接するとともに、立ち上がり部4を同側壁1bにスポット溶接し、舌片10,10を同側壁1bにスポット溶接し、クロスメンバ2のフランジ2cを同側壁1bにスポット溶接し、さらにサイドメンバ1とクロスメンバ2のフランジ1c,2c同士をスポット溶接する。最後に、図3に示すようにスタッドボルト14にサスペンションメンバ15を装着してナット16で締結固定すればよい。なお、同図において17はフロアパネルである。
【0016】
本実施例によれば、クロスメンバ1にスタッドボルト14をサブアッセンブリしておけるので、組立作業が楽になるばかりでなく、従来、スタッドボルト50の小径部50cを支持していたサブブラケット53の役割をクロスメンバ1の延長部3が兼用するので、部品点数が少なくなり、コスト的に有利になる。
【0017】
さらに、サスペンションメンバ1からの横方向荷重がメインブラケット7の延出部8と舌片9,9の接合部に対して剪断方向に作用するので、強度的に有利になる。
【0018】
また、クロスメンバ1とサイドメンバ2の組み付けに際して、メインブラケット7の舌片10,10がサイドメンバ1の側壁1bに当接して左右方向の位置決めを行うので、スタッドボルト14の取付精度が良くなる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、クロスメンバにサスペンションメンバ締結用のボルトをサブアッセンブリしておけるので、組立作業が楽になるばかりでなく、従来、ボルトの上端を支持していたサブブラケットの役割をクロスメンバの延長部が兼用するので、部品点数が少なくなり、コスト的に有利になる。
【0021】
請求項2のような構成にすると、サスペンションメンバからの横方向荷重がブラケットの延出部の接合部に対して剪断方向に作用するので、強度的に有利になる。
【0022】
請求項3のような構成にすると、ブラケットの舌片の接合部に対しても、サスペンションメンバからの横方向荷重が剪断方向に作用するので、強度的にさらに有利になる。
【0023】
請求項4のような構成にすると、クロスメンバとサイドメンバの組み付けに際して、ブラケットの他の舌片がサイドメンバの側壁に当接して左右方向の位置決めを行うので、ボルトの取付精度が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造を示す斜視図で、図7の点線枠C内を拡大して示す図。
【図2】図1のA−A線による断面図。
【図3】図1のB−B線による断面図。
【図4】図1の分解斜視図。
【図5】図2と対応する従来例を示す図。
【図6】図3と対応する従来例を示す図。
【図7】自動車の斜視図。
【符号の説明】
1…サイドメンバ
1b…側壁
2…クロスメンバ
2a…底壁
2d…側壁
3…延長部
4…立ち上がり部
7…メインブラケット
7b…底壁
8…延出部
9…舌片
10…舌片
12…孔
14…スタッドボルト
15…サスペンションメンバ
【発明の属する技術分野】
本発明はサスペンションメンバの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のリヤサスペンションメンバは、図7に示すよう車体剛性の高いサイドメンバ1とクロスメンバ2の結合部に取り付けるのが一般的である。図5と図6はその取付構造の一例を示している。サスペンションメンバ(図示せず)は、サイドメンバ1とクロスメンバ2の結合部に植設したスタッドボルト50によって締結固定してあるが、該スタッドボルト50の植設には次のような構造を採用している。
【0003】
すなわち、サイドメンバ1にメインブラケット51を固着するとともに、該メインブラケット51内には一対のサブブラケット52,53を上下二段に固着配置してある。さらに、下方のブラケット52とメインブラケット51でスタッドボルト50のフランジ部50aを挟着するとともに、下方のサブブラケット52にスタッドボルト50のローレット部50bを圧入し、上方のサブブラケット53にはスタッドボルト50の小径部50cを溶接々合してある。つまり、このようにスタッドボルト50の頭部を上下二段で固定することによって、スタッドボルト50の支持剛性を高め、音振性能と操縦安定性能の向上を図っている。なお、図6において54はフロアパネルである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような構造によると、メインブラケット51の側壁をサイドメンバ1とクロスメンバ2に挟み込んで接合しなければならず、作業が非常に面倒になるばかりでなく、メインブラケット51の外に2つのサブブラケット52,53が必要になるため、部品点数が増え、コストアップの要因にもなる。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑み、組立作業が容易で、部品点数の削減も可能なサスペンションメンバの取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、サイドメンバとクロスメンバの結合部分にサスペンションメンバを締結固定してなる構造において、上記クロスメンバの底壁側縁をサイドメンバの下方まで延長するとともに、該延長部の先端を立ち上げて上記サイドメンバの側壁に固定し、断面略コ字型のブラケットを上記クロスメンバの延長部を収納するようにしてサイドメンバに固定し、サスペンションメンバを締結固定するためのボルトを上記ブラケットの底壁と上記クロスメンバの延長部とに固定支持させてなり、このボルトは、頭部がブラケットの底壁とクロスメンバの延長部とで挟持されるように、ブラケットの底壁に形成された孔に軸部を挿入することにより頭部座面をそのブラケットの底壁に着座させる一方、頭部座面と反対側の頭部頂面側をクロスメンバの延長部に溶接固定したことを特徴とする。
【0007】
上記ブラケットは、その上縁から延出して上記クロスメンバの底壁に接合される延出部を備えていてもよい。
【0008】
上記ブラケットは、その延出部の前後縁から延出して上記クロスメンバの側壁に接合される舌片を一対備えていてもよい。
【0009】
上記ブラケットは、その各舌片の側縁から延出して上記サイドメンバの側壁に接合される他の舌片を一対備えていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は図7の点線枠C内を示している。同図において、1はサイドメンバで、その湾曲した部分にはクロスメンバ2を結合してある。クロスメンバ2は、図4に示すように、その底壁2aの端部に側方へ向かって立ち下がる傾斜を設けてある。そして、該傾斜部2bの側縁を側方へ延長させるとともに、該延長部3の先端には立ち上がり部4を延設してある。延長部3はサイドメンバ1の底壁1aに倣って湾曲形成してあり、その中央部には凹部5と孔6を設けてある。なお、クロスメンバ2は前後の側壁2d,2dの上縁と側縁にフランジ部2c,2cを延設してあり、延長部3は前後のフランジ部2c,2cに跨がる幅で形成してある。
【0012】
7はメインブラケットで、その本体部は左右方向の断面が略コ字型に形成されている一方、前後方向の断面は略L型に形成されている。このメインブラケット7は、内側の側壁7aの上縁から側方に延出する延出部8と、該延出部8の前後縁からそれぞれ上方に延出する舌片9,9と、これら舌片9,9の側縁からそれぞれ前後に延出する他の舌片10,10と、底壁7bの前縁と後壁7cの上縁からそれぞれ前後に延出する延出部11,11とを備えている。また、底壁7bの中央部には孔12を形成してある。なお、図中左側の延出部8はクロスメンバ2の傾斜部2bに倣って傾斜させる一方、前後の延出部11,11はサイドメンバ1の底壁1aに倣って湾曲形成してある。
【0013】
12はサブブラケットで、その矩形平板部12aの前端部には段部12bを形成するとともに、平板部12aの前縁を残してフランジ部12cを上方に延設してある。平板部12aには孔13を形成してある。14は締結部材としてのスタッドボルトで、その頭部にはフランジ部14aとローレット部14bと小径部14cを備えている。
【0014】
本実施例はこのように構成してあるので、組み立てにあたっては、まず、スタッドボルト14のローレット部14bをサブブラケット12の孔13に圧入し、スタッドボルト14をメインブラケット7の孔12に挿入してから、サブブラケット12の平板部12aの前端部をメインブラケット7の底壁7bにスポット溶接するとともに、フランジ部12cをメインブラケット7の側壁7aと後壁7cにそれぞれスポット溶接する。次いで、メインブラケット7の延出部8と延出部11,11をクロスメンバ2の傾斜部2bと延長部3の下面にそれぞれ当接させて、スタッドボルト14の小径部14cを孔6の周縁にスポット溶接するとともに、メインブラケット7の延出部8と舌片9,9をクロスメンバ1の傾斜部2bと側壁2d , 2dにそれぞれスポット溶接する。
【0015】
そして、このようにスタッドボルト14をクロスメンバ2にサブアッセンブリしておいて、クロスメンバ2の延長部3をサイドメンバ1の底壁1aの下面に当接させた後、延出部3をサイドメンバ1の底壁1aにスポット溶接するとともに、立ち上がり部4を同側壁1bにスポット溶接し、舌片10,10を同側壁1bにスポット溶接し、クロスメンバ2のフランジ2cを同側壁1bにスポット溶接し、さらにサイドメンバ1とクロスメンバ2のフランジ1c,2c同士をスポット溶接する。最後に、図3に示すようにスタッドボルト14にサスペンションメンバ15を装着してナット16で締結固定すればよい。なお、同図において17はフロアパネルである。
【0016】
本実施例によれば、クロスメンバ1にスタッドボルト14をサブアッセンブリしておけるので、組立作業が楽になるばかりでなく、従来、スタッドボルト50の小径部50cを支持していたサブブラケット53の役割をクロスメンバ1の延長部3が兼用するので、部品点数が少なくなり、コスト的に有利になる。
【0017】
さらに、サスペンションメンバ1からの横方向荷重がメインブラケット7の延出部8と舌片9,9の接合部に対して剪断方向に作用するので、強度的に有利になる。
【0018】
また、クロスメンバ1とサイドメンバ2の組み付けに際して、メインブラケット7の舌片10,10がサイドメンバ1の側壁1bに当接して左右方向の位置決めを行うので、スタッドボルト14の取付精度が良くなる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、クロスメンバにサスペンションメンバ締結用のボルトをサブアッセンブリしておけるので、組立作業が楽になるばかりでなく、従来、ボルトの上端を支持していたサブブラケットの役割をクロスメンバの延長部が兼用するので、部品点数が少なくなり、コスト的に有利になる。
【0021】
請求項2のような構成にすると、サスペンションメンバからの横方向荷重がブラケットの延出部の接合部に対して剪断方向に作用するので、強度的に有利になる。
【0022】
請求項3のような構成にすると、ブラケットの舌片の接合部に対しても、サスペンションメンバからの横方向荷重が剪断方向に作用するので、強度的にさらに有利になる。
【0023】
請求項4のような構成にすると、クロスメンバとサイドメンバの組み付けに際して、ブラケットの他の舌片がサイドメンバの側壁に当接して左右方向の位置決めを行うので、ボルトの取付精度が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造を示す斜視図で、図7の点線枠C内を拡大して示す図。
【図2】図1のA−A線による断面図。
【図3】図1のB−B線による断面図。
【図4】図1の分解斜視図。
【図5】図2と対応する従来例を示す図。
【図6】図3と対応する従来例を示す図。
【図7】自動車の斜視図。
【符号の説明】
1…サイドメンバ
1b…側壁
2…クロスメンバ
2a…底壁
2d…側壁
3…延長部
4…立ち上がり部
7…メインブラケット
7b…底壁
8…延出部
9…舌片
10…舌片
12…孔
14…スタッドボルト
15…サスペンションメンバ
Claims (4)
- サイドメンバとクロスメンバの結合部分にサスペンションメンバを締結固定してなる構造において、
上記クロスメンバの底壁側縁をサイドメンバの下方まで延長するとともに、該延長部の先端を立ち上げて上記サイドメンバの側壁に固定し、断面略コ字型のブラケットを上記クロスメンバの延長部を収納するようにしてサイドメンバに固定し、サスペンションメンバを締結固定するためのボルトを上記ブラケットの底壁と上記クロスメンバの延長部とに固定支持させてなり、
このボルトは、頭部がブラケットの底壁とクロスメンバの延長部とで挟持されるように、ブラケットの底壁に形成された孔に軸部を挿入することにより頭部座面をそのブラケットの底壁に着座させる一方、頭部座面と反対側の頭部頂面側をクロスメンバの延長部に溶接固定したことを特徴とするサスペンションメンバの取付構造。 - 上記ブラケットは、その上縁から延出して上記クロスメンバの底壁に接合される延出部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のサスペンションメンバの取付構造。
- 上記ブラケットは、その延出部の前後縁から延出して上記クロスメンバの側壁に接合される舌片を一対備えていることを特徴とする請求項2に記載のサスペンションメンバの取付構造。
- 上記ブラケットは、その各舌片の側縁から延出して上記サイドメンバの側壁に接合される他の舌片を一対備えていることを特徴とする請求項3に記載のサスペンションメンバの取付構造。
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JP14529198A JP3539207B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | サスペンションメンバの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14529198A JP3539207B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | サスペンションメンバの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11334644A JPH11334644A (ja) | 1999-12-07 |
JP3539207B2 true JP3539207B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=15381756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14529198A Expired - Fee Related JP3539207B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | サスペンションメンバの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (1)
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KR100929527B1 (ko) * | 2008-07-31 | 2009-12-03 | 주식회사 성우하이텍 | 프론트 사이드 멤버 어셈블리 |
Families Citing this family (6)
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JP3893918B2 (ja) * | 2001-08-23 | 2007-03-14 | 日産自動車株式会社 | リヤサスペンション装置 |
JP4481875B2 (ja) * | 2005-05-19 | 2010-06-16 | 株式会社小松製作所 | 産業車輌の運転室 |
DE102007018167A1 (de) * | 2007-04-18 | 2008-10-23 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Heckseitige Fahrzeugkarosseriestruktur |
KR101765640B1 (ko) | 2016-07-18 | 2017-08-23 | 현대자동차 주식회사 | 서브 프레임용 마운팅 유닛 |
JP6597694B2 (ja) * | 2017-03-28 | 2019-10-30 | マツダ株式会社 | 自動車の前部構造 |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP14529198A patent/JP3539207B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100929527B1 (ko) * | 2008-07-31 | 2009-12-03 | 주식회사 성우하이텍 | 프론트 사이드 멤버 어셈블리 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH11334644A (ja) | 1999-12-07 |
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