JP2013138689A - 刈払機 - Google Patents

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亮介 伊藤
Koji Haneda
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Abstract

【課題】 操作性に優れた刈払機を提供する。
【解決手段】 刈払機は、メインポールと、メインポールの前端に設けられている刈刃と、メインポールの後端に設けられており、刈刃を駆動する原動機と、メインポールの中間位置に設けられているハンドルを備えている。ハンドルは、ユーザが把持するグリップを有している。刈払機はさらに、刈刃を駆動させる駆動スイッチと、刈刃の回転速度を調整する速度調整スイッチと、操作されることによって駆動スイッチの機械的なロックを解除する保護スイッチを備えている。駆動スイッチと速度調整スイッチと保護スイッチは、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく操作可能な位置に設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、草木を刈り払う刈払機に関する。
特許文献1に、刈払機が開示されている。この刈払機は、メインポールと、メインポールの前端に配設されている刈刃と、メインポールの後端に配設されているモータユニットと、メインポールの中間位置に配設されているハンドルを備えている。ハンドルは、ユーザが把持するグリップを有している。グリップには、刈刃を駆動させる駆動スイッチ(特許文献1では把持スイッチと称している)が設けられている。
特開2008−271830号公報
特許文献1の刈払機には、刈刃の回転速度を調整する速度調整スイッチ(特許文献1ではスロットルレバーと称している)がさらに設けられている。速度調整スイッチは、ハンドルに固定されており、グリップの下方に位置している。この構成によると、ユーザは、速度調整スイッチを操作する際に、グリップから手を放す必要があり、操作性が悪い。
上記の問題を鑑み、本発明は、刈払機をしっかりと保持したままで、ユーザが必要な操作を行うことができる刈払機を提供する。
本発明によって具現化される刈払機は、メインポールと、メインポールの前端に設けられている刈刃と、メインポールの後端に設けられており、刈刃を駆動する原動機と、メインポールの中間位置に設けられているハンドルを備えている。ハンドルは、ユーザが把持するグリップを有している。グリップには、刈刃を駆動させる駆動スイッチと、刈刃の回転速度を調整する速度調整スイッチが設けられている。駆動スイッチと速度調整スイッチは、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく操作可能な位置に設けられている。
上記した刈払機では、駆動スイッチを操作して草木を刈り払う時も、調整スイッチを操作して刈刃の回転速度又は回転方向を調整する時も、ユーザは、グリップから手を放すことなく、各スイッチを操作することができる。
上記した刈払機では、駆動スイッチがグリップの前面に位置していることが好ましい。この場合、速度調整スイッチは、グリップの側面の上部に位置していることが好ましい。
ユーザがグリップを把持すると、概して、グリップの前面にはユーザの第2指(人差し指)から第5指(小指)の先端側部分が位置し、グリップの前面とは反対側に位置するグリップの後面にはユーザの掌が位置し、グリップの一方の側面にはユーザの第1指(親指)が位置し、グリップの他方の側面には第2指から第5指の基端側部分が位置する。ユーザは、グリップを把持した状態で、第1指をグリップの一方の側面の上部及び後面の上部において比較的に自由に動かすことができ、第2指をグリップの他方の側面の上部及び前面の上部において比較的に自由に動かすことができ、第3指から第5指をグリップの前面の下部において比較的に自由に動かすことができる。そのことから、上記した構成によると、ユーザは、グリップをしっかりと把持したままで、第2指〜第5指のいずれかによって駆動スイッチを操作できるとともに、第1指又は第2指によって調整スイッチを操作することができる。
グリップには、駆動スイッチの状態にかかわらず原動機の作動を禁止する保護スイッチが、さらに設けられていることが好ましい。この場合、保護スイッチについても、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく操作可能な位置に設けられていることが好ましい。
この構成によると、例えば駆動スイッチが故障した場合でも、ユーザは、グリップから手を放すことなく、保護スイッチを操作することによって、モータの駆動を停止させることができる。
上記した保護スイッチを付加した形態では、駆動スイッチがグリップの前面に位置しており、速度調整スイッチと保護スイッチは、グリップの側面の上部に位置していることが好ましい。さらに、速度調整スイッチは、保護スイッチよりも前方に位置していることが好ましい。
この構成によると、ユーザは、グリップをしっかりと把持したままで、第2指から第5指のいずれかによって駆動スイッチを操作し、第1指又は第2指によって調整スイッチ及び保護スイッチを操作することができる。さらに、ユーザが操作する頻度に応じて、各スイッチがユーザにとって操作しやすい位置に配置される。
速度調整スイッチは、グリップの一方の側面から突出する第1の操作突起と、グリップの他方の側面から突出する第2の操作突起とを有することが好ましい。この場合、第1及び第2の操作突起は、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく、グリップを把持する手によって、操作可能な位置に設けられていることが好ましい。
速度調整スイッチは、第1位置と第2位置との間で操作可能であるとともに、第1切欠部及び第2切欠部を有することが好ましい。この場合、速度調整スイッチが第1位置にあるときは、ユーザによって操作された駆動スイッチが速度調整スイッチの第1切欠部に受入れられ、速度調整スイッチが第2位置にあるときは、ユーザによって操作された駆動スイッチが速度調整スイッチの第2切欠部に受入れられることが好ましい。そして、第1切欠部と第2切欠部の深さは互いに異なっており、速度調整スイッチが第1位置にあるのか第2位置にあるのかに応じて、駆動スイッチの最大操作量が変更されることが好ましい。
グリップには、刈刃の回転方向を切り替える方向切替スイッチがさらに設けられていることが好ましい。この場合、方向切替スイッチもまた、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく、グリップを把持する手によって、操作可能な位置に設けられていることが好ましい。
この構成によると、ユーザは、グリップをしっかりと把持したままで、第2指〜第5指のいずれかによって駆動スイッチを操作し、第1指又は第2指によって方向切替スイッチと速度調整スイッチと保護スイッチを操作することができる。
方向切替スイッチは、グリップに形成された凹部の内部に配置されていることが好ましい。このような構成によると、方向切替スイッチがその周囲に対して突出せず、方向切替スイッチの誤操作が防止される。
方向切替スイッチは、刈刃の回転方向を正方向に設定するときにユーザが操作する第1部分と、刈刃の回転方向を逆方向に設定するときにユーザが操作する第2部分とを有することができる。この場合、方向切替スイッチの第1部分が配置された凹部の第1部分は、方向切替スイッチの第2部分が配置された凹部の第2部分よりも、大きく開口していることが好ましい。
本発明に係る刈払機によれば、ユーザは、グリップから手を放すことなく、各スイッチを操作することができる。ユーザは、刈払機をしっかりと保持したままで、様々な操作を行うことができる。
実施例の刈払機の全体を示す図。 右グリップの右側面を示す図。 右グリップの左側面を示す図。 右グリップの前面及び左側面を示す斜視図。 右グリップの後面及び左側面を示す斜視図。 右グリップの後面の上部を示す図。 右グリップの内部構造を示す断面図。 図7に示すVIII−VIII線断面図。 速度調整スイッチの前面を示す斜視図。 速度調整スイッチの後面を示す斜視図。
最初に、以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。
(特徴1) 駆動スイッチには、トリガタイプのスイッチが採用されている。駆動スイッチは、グリップの前面において、グリップを把持するユーザの第2指及び第3指が配置される位置に設けられている。駆動スイッチは、ユーザによる操作量に応じて、刈刃の回転速度を変化させる。即ち、ユーザが駆動スイッチを大きく引くほど、刈刃の回転速度は速くなる。
(特徴2) 保護スイッチは、押しボタンタイプのスイッチである。保護スイッチは、グリップの側面の上部であって、グリップを把持するユーザの第1指が届く範囲に位置している。保護スイッチは、駆動スイッチの状態にかかわらず、ユーザによって操作された時のみ、モータと電源を電気的に接続する。また、保護スイッチは、駆動スイッチの動作を機械的に禁止するスイッチでもある。即ち、保護スイッチは、駆動スイッチの動作を機械的に禁止するとともに、ユーザによって操作された時のみ、駆動スイッチが動作することを許容する。即ち、ユーザが保護スイッチを操作しなければ、刈刃の駆動が電気的にも機械的にも禁止される。
(特徴3) 方向切替スイッチには、ロッカータイプ(シーソータイプ)のスイッチが採用されている。方向切替スイッチは、グリップの後面の上部であって、グリップを把持するユーザの第1指が届く範囲に位置している。
(特徴4) 速度調整スイッチは、回動式の操作部材である。速度調整スイッチは、その回動位置に応じて、駆動スイッチの最大操作量を制限する。即ち、速度調整スイッチが第1位置にある場合は、駆動スイッチを大きく操作することができなくなり、刈刃の最大回転速度を遅くする。一方、速度調整スイッチが第2位置にある場合は、駆動スイッチを大きく操作することが可能となり、刈刃の最大回転速度を速くする。このように、速度調整スイッチは、駆動スイッチの最大操作量を機械的に調整することによって、刈刃の最大回転速度を変化させる。
実施例の刈払機10について図面を参照しながら説明する。刈払機10は、動力工具の一種であり、草や細木を刈り払うために用いられる。図1に示すように、刈払機10は、メインポール12と、メインポール12の前端12aに設けられている刈刃ユニット20と、メインポール12の後端12bに設けられているモータユニット30を備えている。
メインポール12は、中空のパイプ部材である。メインポール12の内部には、モータユニット30から刈刃ユニット20まで伸びる回転シャフト(図示省略)が設けられている。
刈刃ユニット20は、刈刃22を回転可能に支持している。刈刃22は、刈刃ユニット20に対して着脱可能となっている。刈刃ユニット20には、図1に示す板状の刈刃22に代えて、ナイロンコードのような紐状の刈刃を取り付けることもできる。
モータユニット30は、刈刃22を駆動するユニットであり、モータ、減速機、制御回路を内蔵している。モータユニット30は、前記した回転シャフトによって、刈刃ユニット20の刈刃22に接続されている。回転シャフトは、モータユニット30の出力トルクを、刈刃ユニット20の刈刃22に伝達する。それにより、刈刃22は回転駆動される。
モータユニット30には、再充電可能な電池パック32が取り付けられている。電池パック32は、モータユニット30に電力を供給する電源であり、モータユニット30に対して着脱可能となっている。
刈払機10はさらに、ユーザが刈払機10を取り扱うためのハンドル40を備えている。ハンドル40は、棒材であり、概してU字状に湾曲している。ハンドル40は、メインポール12の中間部分(前端12aと後端12bの間の部分)に固定されている。ハンドル40は、メインポール12と交差する向きで、取り付けられている。
ハンドル40には、左グリップ42と右グリップ44が設けられている。左グリップ42は、ハンドル40の一方の端部に設けられており、右グリップ44は、ハンドル40の他方の端部に設けられている。右グリップ44は、電気コード46を介して、モータユニット30に電気的に接続されている。図1では、電気コード46の一部が図示省略されている。
ユーザは、左グリップ42を左手によって把持し、右グリップ44を右手によって把持して、刈払機10を取り扱う。このとき、刈刃ユニット20はユーザの前方に位置し、モータユニット30はユーザの後方に位置する。
図1に示すように、本明細書では、右グリップ44の刈刃ユニット20側に位置する表面44aを右グリップ44の前面44aと称し、右グリップ44のモータユニット30側に位置する表面44bを右グリップ44の後面44bと称する。そして、これらの前面44a及び後面44bを基準に、右グリップ44の左側に位置する表面44dを右グリップ44の左側面44dと称し、右グリップ44の右側に位置する表面44cを右グリップ44の右側面44cと称する(図1では右側面44cが図示されていない)。即ち、右グリップ44の前面44aと後面44bは、メインポール12の長手方向において、互いに反対側に位置している。右グリップ44の右側面44cと左側面44dは、メインポール12の長手方向に略直交する方向において、互いに反対側に位置している。ユーザが右グリップ44を右手で把持すると、右グリップ44の前面44aにはユーザの第2指から第5指の先端側部分が位置し、右グリップ44の後面44bにはユーザの掌が位置し、右グリップ44の右側面44cにはユーザの第2指から第5指の基端側部分が位置し、右グリップ44の左側面44dにはユーザの第1指が位置する。
図2、図3、図4、図5に示すように、右グリップ44には、駆動スイッチ52と、保護スイッチ54と、速度調整スイッチ56と、方向切替スイッチ58が設けられている。
駆動スイッチ52は、刈刃22をモータユニット30によって駆動させるためのスイッチである。駆動スイッチ52には、トリガタイプのスイッチが採用されている。ユーザが駆動スイッチ52をオン操作すると(即ち、ユーザが駆動スイッチ52を引くと)、モータユニット30によって刈刃22が駆動され、ユーザが駆動スイッチ52をオフ操作すると(即ち、ユーザが駆動スイッチ52を戻すと)、モータユニット30による刈刃22の駆動が中止される。
駆動スイッチ52は、右グリップ44の前面44aに配置されており、特に、右グリップ44を把持したユーザの右手の第2指及び第3指が届く範囲に配置されている。この構成により、ユーザは、右グリップ44を右手によって把持したままで、駆動スイッチ52を右手の第2指及び第3指によって操作することができる。
ここで、駆動スイッチ52は、ユーザによる操作量に応じて、刈刃22の回転速度を変化させる。即ち、ユーザが駆動スイッチ52を大きく引くほど、刈刃22はより高速で回転駆動される。
保護スイッチ54は、刈刃22の誤作動を防止するスイッチである。保護スイッチ54には、押しボタンタイプのスイッチが採用されている。保護スイッチ54が押されていない状態では、保護スイッチ54が駆動スイッチ52に係合することによって、駆動スイッチ52のオン操作が機械的に禁止される。即ち、ユーザは、保護スイッチ54を押している間のみ、駆動スイッチ52を引くことができる。このように、保護スイッチ54は、駆動スイッチ52の誤操作を防止することによって、刈刃22の誤作動を機械的に禁止する。保護スイッチ54は、押されることによって駆動スイッチ52のロックを解除するスイッチであることから、ロックオフスイッチとも称される。
また、保護スイッチ54が押されていない状態では、電池パック32からモータユニット30への通電が禁止される。図示省略するが、電池パック32とモータユニット30を接続する電気回路には、保護スイッチ54が押されている間のみターンオンされる半導体スイッチ(詳しくは電界効果トランジスタ)が設けられている。この構成により、保護スイッチ54が押されていなければ、駆動スイッチ52の状態にかかわらず、電池パック32からモータユニット30への通電が禁止される。そして、保護スイッチ54が押されている間のみ、駆動スイッチ52の操作に応じて、電池パック32からモータユニット30への通電が行われる。保護スイッチ54は、例えば駆動スイッチ52の短絡が生じた場合でも、刈刃22の誤作動を電気的にも禁止することができる。
保護スイッチ54は、右グリップ44の左側面44dの上部に配置されており、特に、右グリップ44を把持したユーザの右手の第1指が届く範囲に配置されている。この構成により、ユーザは、右グリップ44を右手によって把持したままで、保護スイッチ54を右手の第1指で押しつつ、駆動スイッチ52を右手の第2指及び第3指によって操作することができる。ユーザは、右グリップ44を握り直すことなく、刈刃22を駆動したり、刈刃22を停止させたりすることができる。
速度調整スイッチ56は、刈刃22の回転速度を調整するためのスイッチであり、より詳しくは、刈刃22の最大回転速度を調整するためのスイッチである。速度調整スイッチ56は、「1」と表示された第1位置と、「2」と表示された第2位置の間で、回動可能に支持されている。速度調整スイッチ56が第1位置にある場合、刈刃22の最大回転速度は低速に設定され、刈刃22の最大回転速度は低速に設定される。
速度調整スイッチ56は、右グリップ44の右側面44cの上部と、右グリップ44の左側面44dの上部の、両方に設けられている。ここで、右側面44cの速度調整スイッチ56と、左側面44dの速度調整スイッチ56は、単一の部材によって構成されている。右側面44cの上部に位置する速度調整スイッチ56は、右グリップ44を把持したユーザの右手の第2指が届く範囲に配置されている。左側面44dの上部に位置する速度調整スイッチ56は、右グリップ44を把持したユーザの右手の第1指が届く範囲に配置されている。この構成により、ユーザは、右グリップ44を右手によって把持したままで、速度調整スイッチ56を右手の第1指又は第2指によって操作することができる。ユーザは、右グリップ44を握り直すことなく、駆動スイッチ52をオフ操作して刈刃22を停止させ、速度調整スイッチ56を操作して刈刃22の最大回転速度を変更し、保護スイッチ54及び駆動スイッチ52を再操作して刈刃22を再駆動することができる。
右グリップ44の左側面44dの上部において、速度調整スイッチ56は、保護スイッチ54よりも、前方(刈刃ユニット20側)に位置している。即ち、ユーザから見て、速度調整スイッチ56は保護スイッチ54よりも奥側に配置されている。速度調整スイッチ56は、保護スイッチ54よりも、操作される頻度が少ない。そのことから、ユーザが保護スイッチ54を操作しやすいように、速度調整スイッチ56をユーザから見て奥側に配置し、保護スイッチ54をユーザから見て手前側に配置している。
ここで、速度調整スイッチ56は、駆動スイッチ52の最大操作量を機械的に調整することによって、刈刃22の最大回転速度を変化させる。速度調整スイッチ56が第1位置にある場合は、駆動スイッチ52を大きく操作することができなくなり、刈刃22の最大回転速度は遅くなる。一方、速度調整スイッチ56が第2位置にある場合は、駆動スイッチ52を大きく操作することが可能となり、刈刃22の最大回転速度は速くなる。速度調整スイッチ56の構成については後段において詳細に説明する。
方向切替スイッチ58は、刈刃22の回転方向を切り替えるためのスイッチである。方向切替スイッチ58には、ロッカータイプ(シーソータイプ)のスイッチが採用されている。即ち、図5に示すように、方向切替スイッチ58は、右側部分58cと左側部分58dが択一的に押される構造となっている。ユーザが方向切替スイッチ58の左側部分58dを押すと刈刃22の回転方向は正方向に設定され、右側部分58cを押すと刈刃22の回転方向は逆方向に設定される。刈刃ユニット20が草木を噛み込み、刈刃22が回転不能となったときに、ユーザは方向切替スイッチ58を操作して刈刃22を逆方向に駆動することができる。
方向切替スイッチ58は、右グリップ44の後面44bの上部に配置されており、特に、右グリップ44を把持したユーザの右手の第1指が届く範囲に配置されている。この構成により、ユーザは、右グリップ44を右手によって把持したままで、方向切替スイッチ58を右手の第1指によって操作することができる。ユーザは、右グリップ44を握り直すことなく、駆動スイッチ52をオフ操作して刈刃22を停止させ、方向切替スイッチ58を操作して刈刃22の回転方向を逆方向に設定し、保護スイッチ54及び駆動スイッチ52を再操作して刈刃22を逆方向に駆動することができる。
図5、図6に示すように、方向切替スイッチ58は、周囲に対して突出しないように、凹部48の内部に配置されている。それにより、方向切替スイッチ58の誤操作が防止される。
図6に示すように、凹部48は、左右非対称に開口している。具体的には、凹部48の右側部分48cでは開口48aの面積が小さくなっており、凹部48の左側部分48dでは開口48aの面積が大きくなっている。凹部48の左側部分48dには、方向切替スイッチ58の左側部分58dが位置している。方向切替スイッチ58の左側部分58dは、刈刃22の回転方向を正方向に設定する際に、ユーザが操作する部分である。一方、方向切替スイッチ58の右側部分58cは、刈刃22の回転方向を逆方向に設定する際に、ユーザが操作する部分である。凹部48を左右非対称に開口させることにより、ユーザによる方向切替スイッチ58の誤操作が、視覚的にも物理的にも防止される。この場合、ユーザは、刈刃22を正方向に回転させるために、方向切替スイッチ58の左側部分58dを操作することが多いことから、凹部48の左側部分48dを大きく開口させることが好ましい。
本実施例のように、正方向に対応する方向切替スイッチ58の左側部分58dに対応させて、凹部48の左側部分48dを大きく開口させることにより、ユーザによる方向切替スイッチ58の誤操作が視覚的にも物理的にも防止される。
以上のように、右グリップ44には、駆動スイッチ52と保護スイッチ54と速度調整スイッチ56と方向切替スイッチ58の4つのスイッチが設けられている。なお、これらの4つのスイッチを除いて、刈払機10に他のスイッチは設けられていない。刈払機10では、全てのスイッチが右グリップ44に集約されているので、ユーザは右グリップ44から手を放すことなく、各スイッチを操作することができる。即ち、ユーザは、左右のグリップ42、44を把持した状態で、刈刃22の駆動、刈刃22の停止、刈刃22の回転速度の調整、刈刃22の回転方向の切り替えを、適宜行うことができる。
次に、図7、図8を参照して、右グリップ44の内部構造について説明する。図7に示すように、駆動スイッチ52は、ピン52bによって支持されており、ピン52bを中心に揺動可能に支持されている。駆動スイッチ52の上部には、板状に突出するストッパ52aが設けられている。ストッパ52aは、駆動スイッチ52が右グリップ44から最も突出する位置で、右グリップ44の内面に当接する。
駆動スイッチ52の裏側には、スイッチモジュール60が設けられている。スイッチモジュール60は、第1可動子62を有している。第1可動子62は、駆動スイッチ52に対して進退可能に支持されているとともに、駆動スイッチ52に向けて付勢されている。第1可動子62の先端は、駆動スイッチ52に当接しており、ユーザによる駆動スイッチ52の操作量に応じて、第1可動子62は進退する。スイッチモジュール60は、第1可動子62の位置に応じた電圧信号を、刈刃22の駆動指令信号として出力する。スイッチモジュール60が出力する駆動指令信号は、電気コード46を通じて、モータユニット30に入力される。モータユニット30は、受け取った駆動指令信号に基づいて、内蔵するモータの回転速度を調節する。
スイッチモジュール60はさらに、第2可動子64を備えている。スイッチモジュール60は、第2可動子64の位置に応じて、オン信号を出力する。後述するように、第2可動子64は、保護スイッチ54に接続されている。
図7、図8に示すように、保護スイッチ54は、右グリップ44によってスライド可能に支持されているとともに、コイルばね55によって右グリップ44から突出する向きに付勢されている。保護スイッチ54には、駆動スイッチ52に当接する当接部54aが設けられている。保護スイッチ54が押されていない間、保護スイッチ54の当接部54aは、駆動スイッチ52に対向する位置に存在する。この場合、ユーザが駆動スイッチ52を引いこうとしても、駆動スイッチ52が保護スイッチ54の当接部54aに当接することから、ユーザは駆動スイッチ52を引くことができない。一方、保護スイッチ54が押されると、保護スイッチ54の当接部54aは、駆動スイッチ52に対向しない位置に移動する。それにより、ユーザは駆動スイッチ52を引くことができるようになる。
保護スイッチ54の当接部54aには、スイッチモジュール60の第2可動子64が接続されている。それにより、スイッチモジュール60は、保護スイッチ54の位置に応じて、オン信号を出力する。詳しくは、保護スイッチ54が押されていない間、スイッチモジュール60はオン信号を出力せず、保護スイッチ54が押されている間のみ、スイッチモジュール60はオン信号を出力する。スイッチモジュール60が出力するオン信号は、電気コード46を通じて、モータユニット30に入力される。モータユニット30は、オン信号を受けている間のみ、電池パック32と内蔵するモータを電気的に接続する。ここで、モータユニット30は、スイッチモジュール60から前記した駆動指令信号を受け取っていても、スイッチモジュール60からオン信号を受けていなければ、電池パック32とモータを電気的に切断する。
図7、図9、図10に示すように、速度調整スイッチ56は、主に、円板部70と、円板部70の中心軸に沿って伸びるシャフト部72を備えている。シャフト部72は右グリップ44によって支持されている。それにより、速度調整スイッチ56は、一方方向に回転した第1位置と、他方方向に回転した第2位置との間で、回動可能となっている。速度調整スイッチ56の前面56aには、駆動スイッチ52のストッパ52aが対向している。また、速度調整スイッチ56の後面56bには、コイルばね84によって付勢された係合球82が当接している。
速度調整スイッチ56の円板部70には、二つの操作突起74c、74dが設けられている。二つの操作突起74c、74dは、円板部70の中心軸を挟んで反対側に位置している。一方の操作突起74cは、右グリップ44の右側面44cから突出し、他方の操作突起74dは、右グリップ44の左側面44dから突出する(図2−図5参照)。一方の操作突起74cはユーザの第2指によって操作され、他方の操作突起74dはユーザの第1指によって操作される。ユーザは、いずれの操作突起74c、74dを操作しても、速度調整スイッチ56を回動させることができる。
図7に示すように、速度調整スイッチ56の前面56aには、駆動スイッチ52のストッパ52aが対向している。図7、図9に示すように、速度調整スイッチ56には、駆動スイッチ52が引かれたときに、そのストッパ52aを受入れる切欠部76が設けられている。切欠部76は、第1切欠部76aと、第1切欠部76aよりも深いと第2切欠部76bを有している。速度調整スイッチ56が第1位置にあるときは、駆動スイッチ52のストッパ52aが第1切欠部76aによって受入れられ、速度調整スイッチ56が第2位置にあるときは、駆動スイッチ52のストッパ52aが第2切欠部76bによって受入れられる。それにより、速度調整スイッチ56が第1位置にある場合、ユーザは駆動スイッチ52を大きく操作することができなくなり、刈刃22の最大回転速度は遅くなる。一方、速度調整スイッチ56が第2位置にある場合、ユーザは駆動スイッチ52を大きく操作することができ、刈刃22の最大回転速度は速くなる。図10に示すように、第2切欠部76bは、速度調整スイッチ56の後面56bまで達している。
ここで、速度調整スイッチ56には、二つの切欠部76a、76bに限らず、より多数の切欠部76を設けることもできる。より多数の切欠部76を設けることにより、刈刃22の回転速度をより多段階に調整することが可能となる。
図10に示すように、速度調整スイッチ56の後面56bには、係合球82を受入れる複数の凹部78が形成されている。複数の凹部78は、第1凹部78aと第2凹部78bを有している。速度調整スイッチ56が第1位置にある場合、係合球82は第1凹部78aに係合し、速度調整スイッチ56が第2位置にある場合、係合球82は第2凹部78bに係合する。係合球82が凹部78に係合することにより、速度調整スイッチ56が意図せず動いてしまうことが防止される。
以上のように、本実施例の速度調整スイッチ56は、駆動スイッチ52の最大操作量を変化させることによって、刈刃22の最大回転速度を変更する。速度調整スイッチ56は、機械的な構造のみを有しており、専用の電気回路を有していない。この構造によれば、右グリップ44の内部構造を簡素にし、右グリップ44のサイズが大きくなることを避けることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:刈払機
12:メインポール
12a:メインポールの前端
12b:メインポールの後端
20:刈刃ユニット
22:刈刃
30:モータユニット
32:電池パック
40:ハンドル
42:左グリップ
44:右グリップ
44a:右グリップの前面
44b:右グリップの後面
44c:右グリップの右側面
44d:右グリップの左側面
52:駆動スイッチ
54:保護スイッチ
56:速度調整スイッチ
58:方向切替スイッチ
本発明によって具現化される刈払機は、メインポールと、メインポールの前端に設けられている刈刃と、メインポールの後端に設けられており、刈刃を駆動する原動機と、メインポールの中間位置に設けられているハンドルを備えている。ハンドルは、ユーザが把持するグリップを有している。刈払機はさらに、刈刃を駆動させる駆動スイッチと、刈刃の回転速度を調整する速度調整スイッチと、操作されることによって駆動スイッチの機械的なロックを解除する保護スイッチを備えている。駆動スイッチと速度調整スイッチと保護スイッチは、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく、グリップを把持する手によって操作可能な位置に設けられている。特に、駆動スイッチは、グリップを把持する手の第2指及び第3指が届く範囲に配置されており、保護スイッチは、グリップを把持する手の第1指が届く範囲に配置されており、速度調整スイッチは、グリップを把持する手の第2指が届く範囲に配置されている。
上記した刈払機では、駆動スイッチを操作して草木を刈り払う時も、調整スイッチを操作して刈刃の回転速度を調整する時も、ユーザは、グリップから手を放すことなく、各スイッチを操作することができる。例えば駆動スイッチを操作するときは、第1指で保護スイッチを操作しつつ、第2指及び第3指によって駆動スイッチを操作することができる。そして、この状態から第2指を速度調整スイッチへ移動させることで、第3指で駆動スイッチを操作したまま、速度調整スイッチを操作することもできる。
ーザがグリップを把持すると、概して、グリップの前面にはユーザの第2指(人差し指)から第5指(小指)の先端側部分が位置し、グリップの前面とは反対側に位置するグリップの後面にはユーザの掌が位置し、グリップの一方の側面にはユーザの第1指(親指)が位置し、グリップの他方の側面には第2指から第5指の基端側部分が位置する。ユーザは、グリップを把持した状態で、第1指をグリップの一方の側面の上部及び後面の上部において比較的に自由に動かすことができ、第2指をグリップの他方の側面の上部及び前面の上部において比較的に自由に動かすことができ、第3指から第5指をグリップの前面の下部において比較的に自由に動かすことができる。そのことから、保護スイッチは、グリップの側面に位置することが好ましい。この場合、速度調整スイッチは、保護スイッチよりも操作される頻度が少ないので、保護スイッチよりも前方に位置することが好ましい。また、駆動スイッチは、グリップの前面に配置されていることが好ましい。
駆動スイッチは、トリガタイプのスイッチであり、保護スイッチは、押しボタンタイプのスイッチであることが好ましい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
本明細書によって開示される他の発明として、刈払機は、メインポールと、メインポールの前端に設けられている刈刃と、メインポールの後端に設けられており、刈刃を駆動する原動機と、メインポールの中間位置に設けられているハンドルを備えている。ハンドルは、ユーザが把持するグリップを有している。グリップには、刈刃を駆動させる駆動スイッチと、刈刃の回転速度を調整する速度調整スイッチが設けられている。駆動スイッチと速度調整スイッチは、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく操作可能な位置に設けられている。
記した刈払機では、駆動スイッチを操作して草木を刈り払う時も、調整スイッチを操作して刈刃の回転速度又は回転方向を調整する時も、ユーザは、グリップから手を放すことなく、各スイッチを操作することができる。
上記した刈払機では、駆動スイッチがグリップの前面に位置していることが好ましい。この場合、速度調整スイッチは、グリップの側面の上部に位置していることが好ましい。
ユーザがグリップを把持すると、概して、グリップの前面にはユーザの第2指(人差し指)から第5指(小指)の先端側部分が位置し、グリップの前面とは反対側に位置するグリップの後面にはユーザの掌が位置し、グリップの一方の側面にはユーザの第1指(親指)が位置し、グリップの他方の側面には第2指から第5指の基端側部分が位置する。ユーザは、グリップを把持した状態で、第1指をグリップの一方の側面の上部及び後面の上部において比較的に自由に動かすことができ、第2指をグリップの他方の側面の上部及び前面の上部において比較的に自由に動かすことができ、第3指から第5指をグリップの前面の下部において比較的に自由に動かすことができる。そのことから、上記した構成によると、ユーザは、グリップをしっかりと把持したままで、第2指〜第5指のいずれかによって駆動スイッチを操作できるとともに、第1指又は第2指によって調整スイッチを操作することができる。
グリップには、駆動スイッチの状態にかかわらず原動機の作動を禁止する保護スイッチが、さらに設けられていることが好ましい。この場合、保護スイッチについても、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく操作可能な位置に設けられていることが好ましい。
この構成によると、例えば駆動スイッチが故障した場合でも、ユーザは、グリップから手を放すことなく、保護スイッチを操作することによって、モータの駆動を停止させることができる。
上記した保護スイッチを付加した形態では、駆動スイッチがグリップの前面に位置しており、速度調整スイッチと保護スイッチは、グリップの側面の上部に位置していることが好ましい。さらに、速度調整スイッチは、保護スイッチよりも前方に位置していることが好ましい。
この構成によると、ユーザは、グリップをしっかりと把持したままで、第2指から第5指のいずれかによって駆動スイッチを操作し、第1指又は第2指によって調整スイッチ及び保護スイッチを操作することができる。さらに、ユーザが操作する頻度に応じて、各スイッチがユーザにとって操作しやすい位置に配置される。
速度調整スイッチは、グリップの一方の側面から突出する第1の操作突起と、グリップの他方の側面から突出する第2の操作突起とを有することが好ましい。この場合、第1及び第2の操作突起は、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく、グリップを把持する手によって、操作可能な位置に設けられていることが好ましい。
速度調整スイッチは、第1位置と第2位置との間で操作可能であるとともに、第1切欠部及び第2切欠部を有することが好ましい。この場合、速度調整スイッチが第1位置にあるときは、ユーザによって操作された駆動スイッチが速度調整スイッチの第1切欠部に受入れられ、速度調整スイッチが第2位置にあるときは、ユーザによって操作された駆動スイッチが速度調整スイッチの第2切欠部に受入れられることが好ましい。そして、第1切欠部と第2切欠部の深さは互いに異なっており、速度調整スイッチが第1位置にあるのか第2位置にあるのかに応じて、駆動スイッチの最大操作量が変更されることが好ましい。
グリップには、刈刃の回転方向を切り替える方向切替スイッチがさらに設けられていることが好ましい。この場合、方向切替スイッチもまた、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく、グリップを把持する手によって、操作可能な位置に設けられていることが好ましい。
この構成によると、ユーザは、グリップをしっかりと把持したままで、第2指〜第5指のいずれかによって駆動スイッチを操作し、第1指又は第2指によって方向切替スイッチと速度調整スイッチと保護スイッチを操作することができる。
方向切替スイッチは、グリップに形成された凹部の内部に配置されていることが好ましい。このような構成によると、方向切替スイッチがその周囲に対して突出せず、方向切替スイッチの誤操作が防止される。
方向切替スイッチは、刈刃の回転方向を正方向に設定するときにユーザが操作する第1部分と、刈刃の回転方向を逆方向に設定するときにユーザが操作する第2部分とを有することができる。この場合、方向切替スイッチの第1部分が配置された凹部の第1部分は、方向切替スイッチの第2部分が配置された凹部の第2部分よりも、大きく開口していることが好ましい。

Claims (7)

  1. メインポールと、
    メインポールの前端に設けられている刈刃と、
    刈刃を駆動する原動機と、
    メインポールの中間位置に設けられており、ユーザが把持するグリップを有するハンドルを備え、
    グリップには、刈刃を駆動させる駆動スイッチと、刈刃の回転速度を調整する速度調整スイッチと、駆動スイッチの状態にかかわらず原動機の作動を禁止する保護スイッチが設けられており、
    駆動スイッチと速度調整スイッチと保護スイッチは、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく、グリップを把持する手によって、操作可能な位置に設けられており、
    駆動スイッチは、グリップの前面に位置しており、
    速度調整スイッチと保護スイッチは、グリップの側面の上部に位置しているとともに、速度調整スイッチは保護スイッチよりも前方に位置していることを特徴とする刈払機。
  2. 速度調整スイッチは、グリップの一方の側面から突出する第1の操作突起と、グリップの他方の側面から突出する第2の操作突起とを有し、
    第1及び第2の操作突起は、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく、グリップを把持する手によって、操作可能な位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の刈払機。
  3. 速度調整スイッチは、第1位置と第2位置との間で操作可能であるとともに、ユーザによって操作された駆動スイッチを受入れる第1切欠部及び第2切欠部を有し、
    速度調整スイッチが第1位置にあるときは、ユーザによって操作された駆動スイッチが速度調整スイッチの第1切欠部に受入れられ、
    速度調整スイッチが第2位置にあるときは、ユーザによって操作された駆動スイッチが速度調整スイッチの第2切欠部に受入れられ、
    第1切欠部と第2切欠部の深さは互いに異なっており、速度調整スイッチが第1位置にあるのか第2位置にあるのかに応じて、駆動スイッチの最大操作量が変更されることを特徴とする請求項1又は2に記載の刈払機。
  4. グリップには、刈刃の回転方向を切り替える方向切替スイッチがさらに設けられており、
    方向切替スイッチもまた、グリップを把持するユーザが、グリップから手を放すことなく、グリップを把持する手によって、操作可能な位置に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の刈払機。
  5. 方向切替スイッチは、グリップに形成された凹部の内部に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の刈払機。
  6. 方向切替スイッチは、刈刃の回転方向を正方向に設定するときにユーザが操作する第1部分と、刈刃の回転方向を逆方向に設定するときにユーザが操作する第2部分とを有し、 方向切替スイッチの第1部分が配置された凹部の第1部分は、方向切替スイッチの第2部分が配置された凹部の第2部分よりも、大きく開口していることを特徴とする請求項5に記載の刈払機。
  7. 前記原動機は、前記メインポールの後端に配設されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の刈払機。
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