JP3527172B2 - ロットの搬送装置および方法 - Google Patents

ロットの搬送装置および方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロットの搬送装置
および方法に関し、特に半導体製造装置の拡散ラインの
ような製造対象であるロットを自動搬送する自動化工場
において、複数のロットを同時に、複数の製造装置間に
流して製造する場合の特急ロットの自動搬送装置および
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置の拡散ラインでは、各製
造装置間においてロットを自動搬送する自動搬送システ
ムを備えているが、カスタマサンプルや試作のためのロ
ットといった納期を最速にする必要がある特急ロットの
搬送については、自動搬送システムを使わずに人手によ
る搬送を行っている。
【0003】その理由は、従来の自動搬送システムは、
各製造装置からの要求に応じて搬送するロットを決定す
るイベント駆動型であるため、各工程前に必ず待ち時間
が必要となる。これに対し、特急ロットについては、自
動搬送システムに従うことなく、意図的に人手により先
工程に必要な製造装置の使用を予約して確保しておいた
ほうが各工程前の待ち時間を最小限にすることが出来、
特急ロットの製造が結果的に早くなるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特急ロットの
先工程のために製造装置を意図的に空けておくことによ
る製造装置の稼働率ダウンや運用の非効率化、特急ロッ
トを人手で管理するための管理負担増といった問題点が
あった。
【0005】
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のロットの搬送装
置は、ロットの製造工程の作業を行う製造装置(図1の
6)と、仕掛かりのロットを保管するストッカ(図1の
10)と、前記製造装置および前記ストッカ間において
ロットを搬送する工程内搬送装置(図1の8)と、前記
製造装置からのロード要求に従い前記ストッカ中のロッ
トから選択したロットを前記製造装置に送るように前記
工程内搬送装置に指示するロット搬送制御部(図1の
1)と、特急ロットについて各工程の作業開始予定時刻
の一定時間前に各工程の作業の割付予約を前記ロット搬
送制御部に送信する特急ロットスケジュール部(図1の
4)とを含み、前記ロット搬送制御部は、割付予約をし
た特急ロットの工程の作業を実施可能な複数の製造装置
の内から、現在作業中のロットの工程の作業終了予定時
刻が、割付予約した特急ロットの工程の作業開始予定時
刻より遅くはなく、しかもその作業開始予定時刻に最も
近い製造装置に特急ロットの割付予約を行い、前記割付
予約がされている製造装置に送るように選択した特急ロ
ット以外のロットの当該割付予約がされている製造装置
での作業終了予定時刻が、特急ロットの作業開始予定時
刻より遅くなるときは、当該選択したロットの搬送を指
示せずに、当該割付予約がされた製造装置を空けておく
ことを特徴とする。
【0008】本発明のロットの搬送装置は、ロットの製
造工程の作業を行う製造装置(図1の6)と、仕掛かり
のロットを保管するストッカ(図1の10)と、前記製
造装 置および前記ストッカ間においてロットを搬送す
る工程内搬送装置(図1の8)と、前記製造装置からの
ロード要求に従い前記ストッカ中のロットから選択した
ロットを前記製造装置に送るように前記工程内搬送装置
に指示するロット搬送制御部(図1の1)と、特急ロッ
トについて各工程の作業開始予定時刻の一定時間前に
工程の作業の割付予約を前記ロット搬送制御部に送信す
る特急ロットスケジュール部(図1の4)とを含み、前
記ロット搬送制御部は、割付予約をした特急ロットの工
程の作業を実施可能な複数の製造装置の内から、現在作
業中のロットの工程の作業終了予定時刻が割付予約した
特急ロットの作業開始予定時刻より遅くはなく、しかも
その作業開始予定時刻に最も近い製造装置に特急ロット
の割付予約を行い、この後に、割付予約をした特急ロッ
トの工程の作業を前記実施可能な複数の製造装置の内の
いずれかで、新たにロードすべく決定されたロットの工
程の作業終了予定時刻が割付予約した特急ロットの作業
開始予定時刻より遅くはなく、当該特急ロットの割付予
約がされた製造装置での現在作業中のロットの工程の作
業終了予定時刻より遅い時は、当該新たにロットのロー
ドが決定された製造装置に特急ロットの割付予約を変更
し、前記割付予約がされている製造装置に送るように選
択した特急ロット以外のロットの当該割付予約がされて
いる製造装置での作業終了予定時刻が、特急ロットの作
業開始予定時刻より遅くなるときは、当該選択したロッ
トの搬送を指示せずに、当該割付予約がされた製造装置
を空けておくことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】本発明のロットの搬送方法は、ストッカ
(図1の10)に仕掛かりのロットを保管し、ロットの
製造工程の作業を行う製造装置(図1の6)からのロー
ド要求に従い前記ストッカ中のロットから選択したロッ
トを前記製造装置に送り、特急ロットについては各工程
の作業開始予定時刻の一定時間前に各工程の作業の割付
予約をしておき、割付予約をした特急ロットの工程の作
業を実施可能な複数の製造装置の内から現在作業中のロ
ットの工程の作業終了予定時刻が割付予約した特急ロッ
トの作業開始予定時刻より遅くはなく、しかもその作業
開始予定時刻に最も近い製造装置に特急ロットの割付予
約を行い、前記割付予約がされている製造装置に送るよ
うに選択した特急ロット以外のロットの当該割付予約が
されている製造装置での作業終了予定時刻が特急ロット
の作業開始予定時刻より遅くなるときは当該選択したロ
ットの搬送をせずに、当該割付予約がされた製造装置を
空けておくことを特徴とする。
【0012】本発明のロットの搬送方法は、ストッカ
(図1の10)に仕掛かりのロットを保管し、ロットの
製造工程の作業を行う製造装置(図1の6)からのロー
ド要求に従い前記ストッカ中のロットから選択したロッ
トを前記製造装置に送り、特急ロットについては各工程
の作業開始予定時刻の一定時間前に各工程の作業の割付
予約をしておき、割付予約をした特急ロットの工程の作
業を実施可能な複数の製造装置の内から現在作業中のロ
ットの工程の作業終了予定時刻が割付予約した特急ロッ
トの作業開始予定時刻より遅くはなく、しかもその作業
開始予定時刻に最も近い製造装置に特急ロットの割付予
約を行い、この後に、割付予約をした特急ロットの工程
の作業を前記実施可能な複数の製造装置の内のいずれか
で新たにロードすべく決定されたロットの工程の作業終
了予定時間が割付予約した特急ロットの作業開始予定時
刻より遅くはなく、当該特急ロットの割付予約がされた
製造装置での現在作業中のロットの工程の作業終了予定
時刻より遅い時は、当該新たにロットのロードが決定さ
れた製造装置に特急ロットの割付予約を変更し、前記割
付予約がされている製造装置に送るように選択した特急
ロット以外のロットの当該割付予約がされている製造装
置での作業終了予定時刻が特急ロットの作業開始予定時
刻より遅くなるときは当該選択したロットの搬送をせず
に、当該割付予約がされた製造装置を空けておくことを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態の特急ロット
の自動搬送装置のブロック図である。
【0015】図1において、複数の製造装置6それぞれ
での製造工程を経たロットは、次工程のための製造装置
に送られるまでロット保管ストッカ10に保管され、製
造装置6およびストッカ10の間でのロットの搬送は、
工程内搬送装置8により行われる。製造装置6、工程内
搬送装置8およびストッカ10それぞれは、製造装置制
御部5、工程内搬送制御部7およびストッカ制御部9に
接続されている。また、製造装置制御部5、工程内搬送
制御部7およびストッカ制御部9のほかロット搬送制御
部1、マスタ管理部2、工程進捗管理部3および特急ロ
ットスケジュール部4が備えられ、これらが互いに接続
されている。また、この特急ロットの自動搬送装置に
は、図示していないがキーボードおよび画像表示装置等
の入出力装置も接続されている。製造装置制御部5、製
造装置6、工程内搬送制御部7、工程内搬送装置8、ス
トッカ制御部9およびストッカ10は、それぞれ複数台
のもので構成されている。
【0016】ロット搬送制御部1は、ロット保管ストッ
カ10内のロットの情報を常に把握しており、ストッカ
10内のロットの中から、製造装置6に搬送するべきロ
ットを決定し、ストッカ制御部9に対して搬送指示を出
す。マスタ管理部2は、ロットの工程手順や作業条件、
作業時間等のマスタデータを管理する。工程進捗管理部
3は、ロットの工程進捗データを保持する。特急ロット
スケジュール部4は、特急ロットの工程進捗予定を管理
する。ストッカ制御部9は、ロット搬送制御部1からの
指示によりストッカ10からロットを入出庫させる。工
程内搬送制御部7は、ロット搬送制御部1からの指示に
よりストッカ10から出庫されたロットを製造装置6に
搬送したり、逆に製造装置6からロットをストッカ10
に回収するように工程内搬送装置8を制御する。製造装
置制御部5は、ロット搬送制御部1に対して、製造装置
6から次に作業すべきロットの搬送を要求するロード要
求や、製造装置6で作業が終了したロットをストッカ1
0へ戻すアンロード要求を出す。次に、本発明の実施の
形態の動作について図面を参照して説明する。
【0017】工程進捗管理部3で管理されているロット
の中の一つを入力装置から特急ロット対象として指定す
ると、このタイミングで工程進捗管理部3は、その特急
ロットの情報を特急ロットスケジュール部4に送信す
る。特急ロットスケジュール部4は、工程進捗管理部3
から送られてきた特急ロットについて、マスタ管理部2
にある工程手順と作業時間からガントチャートを作成
し、画像表示装置上に表示する。図2は、このようなガ
ントチャートの一例を示し、特急ロットの各作業工程1
1〜16の予定時間帯を示し、工程12に付した”AA
A201”のように、各工程について使用する製造装置
のID(識別番号)を可能であれば付しておく。また、
工程14の部分は、他の工程のものよりずれて示してあ
るが、これはこの工程に使用予定の製造装置が故障中で
あるというようなアラームを示している。
【0018】特急ロットスケジュール部4では、特急ロ
ットについてガントチャートが作成できない工程、例え
ば作業時間がマスタ管理部2に登録されていない場合
や、作業できる製造装置がマスタ管理部2に登録されて
いない場合、特急ロット同士で競合した場合には、エラ
ーを表示する。このエラー表示に対しては、作業者が入
力装置により、変更情報または追加情報を入力すること
により、ガントチャートを修正、変更することができ
る。また、ガントチャート上で、あらかじめ特急ロット
の各工程の作業をする製造装置を指定することもでき
る。
【0019】特急ロットスケジュール部4は、作成した
ガントチャートに基づいて、工程毎の作業開始予定時刻
の一定時間前になった時点で、ロット搬送制御部1に特
急ロットのための製造装置使用の割付予約を送信する。
例えば、図3に示すように、特急ロットについて工程
A、BおよびCが順次に行われる予定のときに、工程C
の作業開始予定時刻21の一定時間22前の時刻23の
時点で工程Cに使用する製造装置の割付予約をする。こ
の割付予約では、ロットID、開始予定時刻および製造
装置IDを指定する場合と、ロットIDおよび開始予定
時刻のみを指定して製造装置IDを指定しない場合とが
ある。
【0020】次に、通常時のロット搬送制御部1の処理
について説明する。
【0021】ロット搬送制御部1は、特急ロットの割付
予約が無い場合には、イベント駆動型で処理を行う。具
体的には、製造装置6は作業を行うために、製造装置制
御部5を通して、ロットの搬送要求(ロード要求)をロ
ット搬送制御部1に送信する。ロット搬送制御部1は、
当該製造装置の所属する仕掛ストッカ10内のロットの
中から、作業条件について工程進捗管理部3とマスタ管
理部2の情報を参照し、ロット搬送制御部1に設定され
たディスパッチルールに従い、搬送ロットを決定してい
る。
【0022】搬送ロットが決定すると、ロット搬送制御
部1はストッカ制御部9を通してストッカ10に出庫指
示を送信し、ストッカ10から、その搬送ロットの出庫
完了を受信すると、引き続き工程内搬送制御部7を通し
て工程内搬送装置8に対して製造装置6への搬送ロット
の搬送を指示するように送信する。以上を行うことによ
って製造装置へロットを搬送する。
【0023】次に、特急ロットの割付予約を受信したと
きのロット搬送制御部1の処理について説明する。
【0024】まず、割付予約に製造装置IDがセットさ
れていた場合のロット搬送制御部1の処理は、次のよう
になる。
【0025】当該製造装置を特急ロット割付装置として
予約する。図4に示す例では、当該ロットの工程に使用
可能な製造装置として001号機、002号機および0
03号機がある場合に、割付予約の製造装置として00
2号機が指定されたときに、その割付予約の時点から一
定時間後を作業開始予定時刻21として特急ロットの割
付予約31を行う。割付予約した後も、図5に示すよう
に、当該装置の002号機からのロード要求で、当該製
造装置の所属する仕掛ストッカ10内のロットを示す待
ちキュー41の中のロットA、BおよびCからディスパ
ッチルールに従って次ロットBを決定するが、この次ロ
ットBの終了予定時刻が割付予約した特急ロットの作業
開始予定時刻21を上回ってしまう場合には、ロット搬
送を開始せず、製造装置(002号機)を空けておく。
【0026】特急ロットが前工程の作業を終了し仕掛ス
トッカ10に特急ロットが入庫したら、ロット搬送制御
部1は割付予約してある製造装置(002号機)に特急
ロットを出庫する指示をストッカ制御部9および工程内
搬送制御部7へ送信する。
【0027】割付予約に製造装置IDがセットされてい
ない場合のロット搬送制御部1の処理は、次のようにな
る。
【0028】特急ロットの工程の作業可能な製造装置を
マスタ管理部2の工程情報から検索し、検索できた作業
可能な製造装置についての現在作業しているロットの工
程の作業終了予定時刻を工程進捗管理部3とマスタ管理
部2の作業時間から推測する。作業終了予定時刻が特急
ロットの割付予約の作業開始予定時刻より前で、しかも
一番遅くなる製造装置を特急ロット割付装置として仮予
約する。図6の例では、特急ロットの作業可能装置とし
て検索された001号機、002号機および003号機
の製造装置それぞれの現在作業しているロットの工程5
1、52および53の内の工程52の作業終了予定時間
が一番遅いので002号機の製造装置に割付予約31を
行う。
【0029】その後、特急ロットの工程の作業が可能な
製造装置(001号機、002号機および003号機)
からロード要求が送信されてくる度に当該製造装置の所
属する仕掛ストッカ10内のロットの中からディスパッ
チルールに従って次ロットを決定する。その際に、次ロ
ットの作業終了予定時刻が、特急ロットの割付予約を仮
予約した製造装置の現在作業しているロットの作業終了
予定時刻よりも遅く、かつ特急ロットの割付予約の作業
開始予定時刻を下回っている場合には、割付予約を仮予
約する製造装置を、その次ロットの作業をする製造装置
に変更する。図7の例では、002号機の製造装置に特
急ロットの割付予約を仮予約している場合に、002号
機の前のロットの工程61の作業の終了により、ストッ
カ10内のロットB、CおよびDの内からロットBを次
ロットとして決定したところ、003号機の製造装置に
おけるロットBの作業終了時刻が002号機の製造装置
の割付予約の前のロットの作業終了時刻よりも後で、割
付予約の作業開始予定時刻21よりも前なので、特急ロ
ットの割付予約を仮予約する製造装置を002号機から
003号機へ変更する。
【0030】割付予約として仮予約した製造装置からの
ロード要求で、当該製造装置の所属する仕掛ストッカ1
0内のロットの中からディスパッチルールに従って次ロ
ットを決定するが、その次ロットの作業終了予定時刻が
割付予約した特急ロットの開始予定時刻を上回ってしま
う場合には、その次ロットの搬送を開始せず、製造装置
を空けておく(図5)。
【0031】特急ロットの前工程の作業終了をもって割
付装置の仮予約を本決定する。仕掛ストッカ10に特急
ロットが入庫したら、ロット搬送制御部1は割付予約し
た製造装置に特急ロットを出庫するよう工程内搬送制御
部7およびストッカ制御部9に指示を送信する。
【0032】
【発明の効果】従来、人手搬送で特急ロットを搬送して
いた場合、先工程の製造装置の確保(予約)を特急ロッ
トの担当者が行っているためロスが生じ、最適でない製
造装置の確保による稼働率の低下や装置の確保遅れによ
る待ちロスから、特急ロットの納期を下げていた。本発
明によれば、各製造装置においては、特急ロットの到着
を予想でき、かつ特急ロットを待たせずに、しかも全体
の稼働率を上げるように通常ロットを充填しながら作業
していくことができるため効率的な製造装置、生産ライ
ンの運用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のロットの搬送装置のブロ
ック図である。
【図2】図1中の特急ロットスケジュール装置が作成す
る特急ロットのガントチャートの図である。
【図3】図1中の特急ロットスケジュール装置が行う特
急ロットの割付予約を示す図である。
【図4】図1中のロット搬送制御部1が製造装置に対し
て行う特急ロットの割付予約を示す図である。
【図5】図1中のロット搬送制御部1が特急ロットの割
付予約がされている製造装置からのロード要求に対する
処理を示す図である。
【図6】図1中のロット搬送制御部1が特急ロットの工
程の作業が可能な複数の製造装置から選択した1つの製
造装置にする割付予約を示す図である。
【図7】図1中のロット搬送制御部1が特急ロットの割
付予約をした製造装置の変更を示す図である。
【符号の説明】
1 ロット搬送制御部 2 マスタ管理部 3 工程進捗管理部 4 特急ロットスケジュール部 5 製造装置制御部 6 製造装置 7 工程内搬送制御部 8 工程内搬送装置 9 ストッカ制御部 10 ストッカ 11〜16 工程 21 作業開始予定時刻 22 一定時間 23 時刻 31 割付予約 41 キュー 51〜53 工程 61 工程

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロットの製造工程の作業を行う製造装置
    と、仕掛かりのロットを保管するストッカと、前記製造
    装置および前記ストッカ間においてロットを搬送する工
    程内搬送装置と、前記製造装置からのロード要求に従い
    前記ストッカ中のロットから選択したロットを前記製造
    装置に送るように前記工程内搬送装置に指示するロット
    搬送制御部と、特急ロットについて各工程の作業開始予
    定時刻の一定時間前に各工程の作業の割付予約を前記ロ
    ット搬送制御部に送信する特急ロットスケジュール部と
    を含み、 前記ロット搬送制御部は、 割付予約をした特急ロットの工程の作業を実施可能な複
    数の製造装置の内から、現在作業中のロットの工程の作
    業終了予定時刻が、割付予約した特急ロットの工程の作
    業開始予定時刻より遅くはなく、しかもその作業開始予
    定時刻に最も近い製造装置に特急ロットの割付予約を行
    い、 前記割付予約がされている製造装置に送るように選択し
    た特急ロット以外のロットの当該割付予約がされている
    製造装置での作業終了予定時刻が、特急ロットの作業開
    始予定時刻より遅くなるときは、当該選択したロットの
    搬送を指示せずに、当該割付予約がされた製造装置を空
    けておくことを特徴とするロットの搬送装置。
  2. 【請求項2】 ロットの製造工程の作業を行う製造装置
    と、仕掛かりのロットを保管するストッカと、前記製造
    装置および前記ストッカ間においてロットを搬送する工
    程内搬送装置と、前記製造装置からのロード要求に従い
    前記ストッカ中のロットから選択したロットを前記製造
    装置に送るように前記工程内搬送装置に指示するロット
    搬送制御部と、特急ロットについて各工程の作業開始予
    定時刻の一定時間前に各工程の作業の割付予約を前記ロ
    ット搬送制御部に送信する特急ロットスケジュール部と
    を含み、 前記ロット搬送制御部は、 割付予約をした特急ロットの工程の作業を実施可能な複
    数の製造装置の内から、現在作業中のロットの工程の作
    業終了予定時刻が割付予約した特急ロットの作業開始予
    定時刻より遅くはなく、しかもその作業開始予定時刻に
    最も近い製造装置に特急ロットの割付予約を行い、 この後に、割付予約をした特急ロットの工程の作業を
    実施可能な複数の製造装置の内のいずれかで、新たに
    ロードすべく決定されたロットの工程の作業終了予定時
    刻が割付予約した特急ロットの作業開始予定時刻より遅
    くはなく、当該特急ロットの割付予約がされた製造装置
    での現在作業中のロットの工程の作業終了予定時刻より
    遅い時は、当該新たにロットのロードが決定された製造
    装置に特急ロットの割付予約を変更し、 前記割付予約がされている製造装置に送るように選択し
    た特急ロット以外のロットの当該割付予約がされている
    製造装置での作業終了予定時刻が、特急ロットの作業開
    始予定時刻より遅くなるときは、当該選択したロットの
    搬送を指示せずに、当該割付予約がされた製造装置を空
    けておくことを特徴とするロットの搬送装置。
  3. 【請求項3】 ストッカに仕掛かりのロットを保管し、
    ロットの製造工程の作業を行う製造装置からのロード要
    求に従い前記ストッカ中のロットから選択したロットを
    前記製造装置に送り、特急ロットについては各工程の作
    業開始予定時刻の一定時間前に各工程の作業の割付予約
    をしておき、割付予約をした特急ロットの工程の作業を
    実施可能な複数の製造装置の内から現在作業中のロット
    の工程の作業終了予定時刻が割付予約した特急ロットの
    作業開始予定時刻より遅くはなく、しかもその作業開始
    予定時刻に最も近い製造装置に特急ロットの割付予約を
    行い、前記割付予約がされている製造装置に送るように
    選択した特急ロット以外のロットの当該割付予約がされ
    ている製造装置での作業終了予定時刻が特急ロットの作
    業開始予定時刻より遅くなるときは当該選択したロット
    の搬送をせずに、当該割付予約がされた製造装置を空け
    ておくことを特徴とするロットの搬送方法。
  4. 【請求項4】 ストッカに仕掛かりのロットを保管し、
    ロットの製造工程の作業を行う製造装置からのロード要
    求に従い前記ストッカ中のロットから選択したロットを
    前記製造装置に送り、特急ロットについては各工程の作
    業開始予定時刻の一定時間前に各工程の作業の割付予約
    をしておき、割付予約をした特急ロットの工程の作業を
    実施可能な複数の製造装置の内から現在作業中のロット
    の工程の作業終了予定時刻が割付予約した特急ロットの
    作業開始予定時刻より遅くはなく、しかもその作業開始
    予定時刻に最も近い製造装置に特急ロットの割付予約を
    行い、この後に、割付予約をした特急ロットの工程の作
    業を前記実施可能な複数の製造装置の内のいずれかで新
    たにロードすべく決定されたロットの工程の作業終了予
    定時間が割付予約した特急ロットの作業開始予定時刻よ
    り遅くはなく、当該特急ロットの割付予約がされた製造
    装置での現在作業中のロットの工程の作業終了予定時刻
    より遅い時は、当該新たにロットのロードが決定された
    製造装置に特急ロットの割付予約を変更し、前記割付予
    約がされている製造装置に送るように選択した特急ロッ
    ト以外のロットの当該割付予約がされている製造装置で
    の作業終了予定時刻が特急ロットの作業開始予定時刻よ
    り遅くなるときは当該選択したロットの搬送をせずに、
    当該割付予約がされた製造装置を空けておくことを特徴
    とするロットの搬送方法。
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