JP3524205B2 - 半導体樹脂封止装置 - Google Patents

半導体樹脂封止装置

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JP3524205B2
JP3524205B2 JP09231495A JP9231495A JP3524205B2 JP 3524205 B2 JP3524205 B2 JP 3524205B2 JP 09231495 A JP09231495 A JP 09231495A JP 9231495 A JP9231495 A JP 9231495A JP 3524205 B2 JP3524205 B2 JP 3524205B2
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/84Safety devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C45/7653Measuring, controlling or regulating mould clamping forces
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、型締め成形中に停電等
により装置が異常停止した後の復旧の簡単化を図るよう
にした半導体樹脂封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体部品の樹脂モールドに用
いられる半導体樹脂封止装置は、図4に示すように構成
されている。即ち、ベース1上に立設された複数本のタ
イバー2の上端部には、上型3を有する上プラテン4が
固定され、前記ベース1と上プラテン4との間には、下
型5を有する移動プラテン6がタイバー2に沿って移動
可能に設けられている。
【0003】前記移動プラテン6は、図示しないサーボ
モータ等からなる型送り機構によって移動され、もって
下型5の上型3に対する型合せ及び型開きが行われるよ
うになっている。そして、両型3,5を油圧により高圧
で型締めするための型締め機構7が設けられている。こ
の型締め機構7は、前記ベース1に設けられた加圧ラム
8、この加圧ラム8に作動油を圧送する加圧ブースタ
9、前記移動プラテン6に設けられた伝達ブロック1
0、前記加圧ラム8と伝達ブロック10との間において
出し入れされ、加圧ラム8の押上げ力を伝達する加圧ス
ペーサ11等から構成されている。また、前記加圧ブー
スタ9と加圧ラム8とをつなぐ管路には油圧検出器12
が設けられている。
【0004】尚、型締めがなされていない型合せ状態で
は、加圧スペーサ11の出し入れを可能とするため、伝
達ブロック10と加圧スペーサ11との間には、僅かな
寸法A(例えば0.5mm)の隙間が確保されるようにな
っている。型締め機構7により型締めがなされていると
きには、加圧ラム8の押上げによりその隙間はなくな
る。従って、例えば100トンの型締め力を得るには、
タイバー2を2mm程度延ばす必要があるが、このとき加
圧ラム8は約2.5mm動作することになる。
【0005】さらに、詳しく図示はしないが、前記下型
5には、型締めされた成形型のキャビティ内に樹脂材料
を加圧注入する樹脂注入機構が設けられている。この樹
脂注入機構は、ポット5a内に供給された樹脂材料(タ
ブレット)を、プランジャ駆動用サーボモータにより上
下動されるプランジャ13によって押出すように構成さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な半導体樹脂封止装置においては、例えば停電等により
異常停止することがあるが、従来のものでは、型締め成
形中にそのような異常停止が起こると、次のような不具
合が生ずることがあった。
【0007】即ち、第1に、異常停止後の電源投入時
に、型締め機構7による型締めの解除を行う必要がある
が、樹脂注入機構のプランジャ13が動作している最中
に異常停止が発生した場合、プランジャ13に圧力が作
用している状態となり、このままで型締めを解除してし
まうと、プランジャ13に作用する圧力によって移動プ
ラテン6が下方に押戻されてしまうことがある。このよ
うに移動プラテン6が押戻されてしまうと、上型3と下
型5との間に隙間ができる一方で、伝達ブロック10と
加圧ラム8との間に加圧スペーサ11が挟まれてしまっ
て抜けなくなる不具合が生ずる。
【0008】
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、異常停止後の電源投入時に、プランジ
ャに作用する圧力によって可動型が型開き方向に押戻さ
れてしまうことを未然に防止することができ、ひいては
異常停止後の復旧の簡単化を図ることができる半導体樹
脂封止装置を提供するにある
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の半導体樹脂封止装置は、固定型
及び可動型からなる成形型と、前記可動型を固定型に対
して接離させる型送り機構と、油圧により前記成形型の
型締めを行う型締め機構と、プランジャの駆動により前
記成形型内に樹脂材料を加圧注入する樹脂注入機構と、
前記プランジャに作用する圧力を検出する圧力検出手段
と、この圧力検出手段により所定以上の圧力が検出され
ているときには前記型締め機構による型締めの解除を禁
止する禁止手段とを具備している。
【0011】また、請求項2の半導体樹脂封止装置は、
固定型及び可動型からなる成形型と、前記可動型を固定
型に対して接離させる型送り機構と、油圧により前記成
形型の型締めを行う型締め機構と、プランジャの駆動に
より前記成形型内に樹脂材料を加圧注入する樹脂注入機
構と、前記プランジャの位置を検出する位置検出手段
と、この位置検出手段により前記プランジャが所定位置
よりも注入側にあることが検出されているときには前記
型締め機構による型締めの解除を禁止する禁止手段とを
具備している。この場合、前記位置検出手段を、アブソ
リュートエンコーダを備えて構成し、常にプランジャの
位置の検出を可能とすることができる(請求項3の半導
体樹脂封止装置)。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】本発明の請求項1の半導体樹脂封止装置によれ
ば、型送り機構によって可動型が固定型に対して接触さ
れ、型締め機構によって型締めが行われ、樹脂注入機構
によって成形型内に樹脂材料が加圧注入されて半導体の
樹脂封止が行われる。そして、プランジャに作用する圧
力が圧力検出手段により検出され、その検出圧力が所定
以上であるときには、禁止手段によって、型締め機構に
よる型締めの解除が禁止される。
【0015】ここで、型締め成形中に停電等により異常
停止が起こった場合には、異常停止後の電源投入時に、
プランジャに圧力が作用していることになるが、このと
きには、型締めの解除が禁止されるので、プランジャの
圧力に起因して可動型が押戻されてしまうといったこと
が未然に防止される。
【0016】また、請求項2の半導体樹脂封止装置によ
れば、プランジャの位置が位置検出手段によって検出さ
れ、プランジャが所定位置よりも注入側にあるときに
は、禁止手段によって、型締め機構による型締めの解除
が禁止される。ここで、プランジャの位置とプランジャ
に作用する圧力とは相関関係にあり、注入側にあるほど
大きな圧力が作用することになるから、上記と同様に、
異常停止後の電源投入時に、プランジャに圧力が作用し
ているときには、型締めの解除が禁止されるので、プラ
ンジャの圧力に起因して可動型が押戻されてしまうとい
ったことが未然に防止される。
【0017】この場合、位置検出手段としてアブソリュ
ートエンコーダを採用すれば(請求項3の半導体樹脂封
止装置)、電源投入時でも、原点復帰によることなくプ
ランジャの位置を正確に検出することができるようにな
り、常にプランジャの位置検出が可能となる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1ないし
図3を参照しながら説明する。 (1)第1の実施例 まず、本発明の第1の実施例(請求項1に対応)につい
て図1及び図2を参照して述べる。
【0022】図1は、本実施例に係る半導体樹脂封止装
置の構成を概略的に示しており、ここで、矩形状をなし
床上に設置されるベース21上には、四隅部に位置して
タイバー22(2本のみ図示)が上下方向に延びて設け
られている。このタイバー22の上端部には、矩形状の
上プラテン23が固定され、この上プラテン23の下面
部に、固定型としての上型24が設けられている。
【0023】前記ベース21と上プラテン23との間に
は、同様の矩形状の移動プラテン25が、前記タイバー
22にガイドされて上下方向に移動可能に設けられてい
る。そして、この移動プラテン25の上面部に、前記上
型24と共に成形型を構成する可動型としての下型26
が設けられている。詳しく図示はしないが、前記上型2
4と下型26との間には、リードフレームが収容される
キャビティが形成されるようになっており、また、下型
26には、そのキャビティにランナ等を介して連通され
るポット26aが設けられている。
【0024】図示はしないが、前記ベース21には、前
記移動プラテン25を上下動させて成形型の型合せ、型
開き(下型26の上型24に対する接触及び離間)を行
うための型送り機構が設けられている。この型送り機構
は、サーボドライバにより駆動されるサーボモータや、
このサーボモータの回転を移動プラテン25の上下動に
変換するボールねじ機構などから構成されている。
【0025】さらに、前記移動プラテン25の下面部に
は伝達ブロック27が設けられ、前記ベース21側に
は、前記伝達ブロック27を介して移動プラテン25を
上方に加圧して成形型の高圧での型締めを行うための型
締め機構28が設けられている。この型締め機構28
は、前記ベース21に設けられた加圧ラム29、この加
圧ラム29に管路30を通して作動油を圧送する加圧ブ
ースタ31、前記加圧ラム29と伝達ブロック27との
間に出し入れ可能に挿入され加圧ラム29の押上げ力を
伝達する加圧スペーサ32等から構成されている。ま
た、前記管路30には油圧検出器33が設けられ、型締
め力が検出されるようになっている。
【0026】尚、型締めがなされていない型合せ状態で
は、加圧スペーサ32の出し入れを可能とするために、
伝達ブロック27と加圧スペーサ32との間には、僅か
な寸法A(例えば0.5mm)の隙間が確保されるように
なっている。型締め機構28により型締めがなされてい
るときには、加圧ラム29の押上げによりその隙間はな
くなる。例えば100トンの型締め力を得るには、タイ
バー22を2mm程度延ばす必要があるが、このとき加圧
ラム29は約2.5mm動作することになる。
【0027】さて、前記下型26内には、型締めされた
成形型のキャビティ内に樹脂材料を加圧注入する樹脂注
入機構が設けられている。詳しく図示はしないが、この
樹脂注入機構は、ポット26a内に供給された図示しな
い樹脂材料(タブレット)を、プランジャ駆動用サーボ
モータにより上下動されるプランジャ34によって押出
すように構成されている。また、前記プランジャ34に
作用する圧力は、圧力検出手段としての図示しない圧力
検出器により検出されるようになっている。
【0028】上記した各機構は、これも図示しない制御
装置により制御されるようになっている。これにて、上
型24及び下型26の型開き状態でのキャビティ内への
リードフレームの供給及びポット26a内への樹脂材料
の供給、型送り機構による成形型の型合せ、型締め機構
28による成形型の型締め、樹脂注入機構(プランジャ
34)による成形型内への樹脂材料の加圧注入、型締め
の解除、成形型の型開き、成形製品の取出し等が自動的
に実行されるのである。
【0029】そして、このとき、制御装置は、プランジ
ャ34に作用する圧力を検出する圧力検出器の検出信号
に基づいて、所定以上の圧力が検出されているときに
は、前記型締め機構28による型締めの解除を禁止し、
検出圧力が所定値よりも低いことを条件に型締めの解除
を実行するように構成されている。従って、この制御装
置が禁止手段としての機能を果たすのである。尚、プラ
ンジャ34による樹脂材料の加圧注入時には、前記圧力
検出器の検出信号に基づいて一定の注入圧力が確保され
るようになっている。
【0030】次に、上記構成の作用について、図2も参
照しながら述べる。半導体樹脂封止装置は、制御装置に
より、上述のように、上型24及び下型26の型開き状
態でのキャビティ内へのリードフレームの供給及びポッ
ト26a内への樹脂材料の供給、型送り機構による成形
型の型合せ、型締め機構28による成形型の設定圧力で
の型締め、樹脂注入機構による成形型内への樹脂材料の
加圧注入、型締めの解除、成形型の型開き、成形製品の
取出し等が順に自動的に実行される。
【0031】ところでこのような半導体樹脂封止装置に
おいては、例えば停電等により異常停止することがあ
り、異常停止後の電源投入時には、装置をイニシャル状
態に戻す必要がある。しかして、そのような異常停止が
型締め成形中に起ると、異常停止後の電源投入の時点
で、型締め機構28による型締め状態でプランジャ34
に圧力が作用していることになる。
【0032】この場合、もし、このままで先に型締めを
解除してしまうと、プランジャ34に作用する圧力によ
って移動プラテン25が下方に押戻されてしまうことが
あり、伝達ブロック27と加圧ラム29との間に加圧ス
ペーサ32が挟まれてしまって抜けなくなる不具合が生
ずる。ところが、本実施例では、図2に示すように、プ
ランジャ34に所定以上の圧力が作用しているときに
は、型締め機構28による型締めの解除が禁止され、プ
ランジャ34の下降動作を先に行わせて、プランジャ3
4の圧力が解除された後に、型締めの解除がなされる。
【0033】従って、本実施例によれば、従来のものと
異なり、異常停止後の電源投入時に、プランジャ34に
作用する圧力によって移動プラテン25(下型26)が
型開き方向に押戻されてしまうことを未然に防止するこ
とができ、この結果、伝達ブロック27と加圧ラム29
との間に加圧スペーサ32が挟まれてしまって抜けなく
なる不具合を未然に防止することができ、ひいては、異
常停止後の復旧の簡単化を図ることができるものであ
る。
【0034】(2)第2の実施例 次に、本発明の第2の実施例(請求項2,3に対応)に
ついて、図3を参照して述べる。尚、この実施例では、
装置の機械的構成部分については、上記第1の実施例と
ほとんどの部分が共通しているので、図1と同一部分に
ついては同一符号を付し、新たな図示及び説明を省略す
る。
【0035】本実施例が第1の上記実施例と異なるとこ
ろは、樹脂注入機構のプランジャ34の上下位置を検出
する位置検出手段としてアブソリュートエンコーダを設
け、これと共に、制御装置を、そのアブソリュートエン
コーダによりプランジャ34が所定位置よりも注入側つ
まり上側にあることが検出されているときには型締め機
構28による型締めの解除を禁止するように構成した点
にある。
【0036】ここで、樹脂材料の加圧注入時において
は、プランジャ34が上昇していって所定位置を越えた
ところで、プランジャ34を押戻そうとする圧力が作用
するようになるから、樹脂材料の量とキャビティの大き
さ等から予めその所定位置を決めておくことができる。
制御装置は、図3に示すように、プランジャ34が所定
位置よりも上方にあるときには、型締め機構28による
型締めの解除を禁止し、プランジャ34の下降動作を先
に行わせてプランジャ34の圧力が解除された後に、型
締めの解除を行うように構成されている。
【0037】従って、本実施例においても、上記第の1
実施例と同様に、異常停止後の電源投入時に、プランジ
ャ34に作用する圧力によって移動プラテン25(下型
26)が型開き方向に押戻されてしまうことを未然に防
止することができ、この結果、伝達ブロック27と加圧
ラム29との間に加圧スペーサ32が挟まれてしまって
抜けなくなる不具合を未然に防止することができ、ひい
ては、異常停止後の復旧の簡単化を図ることができるも
のである。
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】尚、本発明は上記した各実施例に限定され
るものではなく、例えば上記第1及び第2の実施例にお
いては必ずしも型送り機構にサーボモータを用いる必要
はなく、また、上型側に樹脂注入機構を設けるようにし
ても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して
実施し得るものである。
【0047】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
によれば、次のような優れた効果を奏する。即ち、請求
項1の半導体樹脂封止装置によれば、樹脂注入機構のプ
ランジャに作用する圧力を検出する圧力検出手段と、こ
の圧力検出手段により所定以上の圧力が検出されている
ときには型締め機構による型締めの解除を禁止する禁止
手段とを具備するので、異常停止後の電源投入時に、プ
ランジャに作用する圧力によって可動型が型開き方向に
押戻されてしまうことを未然に防止することができ、ひ
いては異常停止後の復旧の簡単化を図ることができる。
【0048】また、請求項2の半導体樹脂封止装置によ
れば、樹脂注入機構のプランジャの位置を検出する位置
検出手段と、この位置検出手段によりプランジャが所定
位置よりも注入側にあることが検出されているときには
前記型締め機構による型締めの解除を禁止する禁止手段
とを具備するので、異常停止後の電源投入時に、プラン
ジャに作用する圧力によって可動型が型開き方向に押戻
されてしまうことを未然に防止することができ、ひいて
は異常停止後の復旧の簡単化を図ることができるもので
ある。
【0049】この場合、位置検出手段としてアブソリュ
ートエンコーダを採用すれば(請求項3の半導体樹脂封
止装置)、電源投入時でも、原点復帰によることなくプ
ランジャの位置を正確に検出することができるようにな
り、常にプランジャの位置検出が可能となるものであ
る。
【0050】
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、全体構成
を概略的に示す正面図
【図2】制御の要部を示すフローチャート
【図3】本発明の第2の実施例を示す図2相当図
【図4】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、21はベース、23は上プラテン、24は上型
(固定型)、25は移動プラテン、26は下型(可動
型)、26aはポット、27は伝達ブロック、28は型
締め機構、29は加圧ラム、31は加圧ブースタ、32
は加圧スペーサ、33は油圧検出器、34はプランジャ
を示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/50 B29C 45/02 B29C 45/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定型及び可動型からなる成形型と、前
    記可動型を固定型に対して接離させる型送り機構と、
    圧により前記成形型の型締めを行う型締め機構と、プラ
    ンジャの駆動により前記成形型内に樹脂材料を加圧注入
    する樹脂注入機構と、前記プランジャに作用する圧力を
    検出する圧力検出手段と、この圧力検出手段により所定
    以上の圧力が検出されているときには前記型締め機構に
    よる型締めの解除を禁止する禁止手段とを具備してなる
    半導体樹脂封止装置。
  2. 【請求項2】 固定型及び可動型からなる成形型と、前
    記可動型を固定型に対して接離させる型送り機構と、
    圧により前記成形型の型締めを行う型締め機構と、プラ
    ンジャの駆動により前記成形型内に樹脂材料を加圧注入
    する樹脂注入機構と、前記プランジャの位置を検出する
    位置検出手段と、この位置検出手段により前記プランジ
    ャが所定位置よりも注入側にあることが検出されている
    ときには前記型締め機構による型締めの解除を禁止する
    禁止手段とを具備してなる半導体樹脂封止装置。
  3. 【請求項3】 前記位置検出手段は、アブソリュートエ
    ンコーダを備えてなり、常に前記プランジャの位置の検
    出が可能とされていることを特徴とする請求項2記載の
    半導体樹脂封止装置。
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