JP6130444B2 - 型締装置の制御方法および型締装置 - Google Patents

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本発明は、型締装置の制御方法および型締装置に関するものである。
従来、サーボ機構を用いて金型取付盤の移動を行う型開閉手段と型締を行う型締手段を備えた型締装置としては特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1では固定盤と可動盤に取付けられた金型を開閉手段により型合わせしサーボモータで位置決めした後、型締に移行する工程等で、サーボモータにより位置決めされている可動盤が外力により変位させられたとき、可動盤の位置決め目標位置を可動盤が外力により変位させられた変位量に応じて移動させるものである。
特開2003−320567号公報(請求項1、0002、0010、0014、図2)
しかし特許文献1のように可動盤が外力により変位させられた変位量に応じてサーボモータのトルクを低下させて目標位置を移動させる制御は、制御が複雑になるという問題があった。また一般的に型合せ後の外力による可動盤の変位量は極めて小さいため、外力を検出するための変位量を最適な値に設定することが難しいという問題があった。
そこで本発明では上記の問題を鑑みて、サーボ機構を用いて金型取付盤の移動を行う型開閉手段と型締を行う型締手段を備えた型締装置において、型開閉手段と型締手段による一連の作動の制御を容易にするとともに作動を良好に行うことができる型締装置の制御方法および型締装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の型締装置の制御方法は、サーボ機構を用いて金型取付盤の移動を行う型開閉手段と油圧により型締を行う型締シリンダを備えた型締装置の制御方法において、型閉時に型開方向に反発力が発生する金型を金型取付盤に取付けて前記金型の型閉完了後に前記サーボ機構により金型取付盤の位置保持制御を行い、型締シリンダの型締昇圧開始後に油圧センサまたはタイバーセンサもしくはロードセルを用いて型締力を検出し予め設定された型締力に到達したら前記サーボ機構の位置保持制御を解除することを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の型締装置の制御方法は、サーボ機構を用いて金型取付盤の移動を行う型開閉機構と油圧により型締を行う型締シリンダを備えた型締装置の制御方法において、型閉時に型開方向に反発力が発生する金型を金型取付盤に取付けて型締工程を行い型締シリンダの降圧開始後に油圧センサまたはタイバーセンサもしくはロードセルを用いて型締力を検出し予め設定された型締力に到達したら前記サーボ機構の位置保持制御を開始することを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の型締装置は、サーボ機構を用いて金型取付盤の移動を行う型開閉手段と油圧により型締を行う型締シリンダを備えた型締装置において、型閉時に型開方向に反発力が発生する金型を金型取付盤に取付けて前記金型の型閉完了後に前記サーボ機構により金型取付盤の位置保持制御を行いつつ型締シリンダの型締昇圧開始後に油圧またはタイバーセンサもしくはロードセルを用いて型締力を検出し予め設定された型締力に到達したら前記サーボ機構の位置保持制御を解除するか、または型締シリンダの降圧開始後に油圧またはタイバーセンサやロードセルを用いて型締力を検出し予め設定された型締力に到達したら前記サーボ機構の位置保持制御を開始することを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の型締装置は、請求項3において、前記サーボ機構はサーボモータを用いたものであり前記型締機構は型締シリンダを用いたものであって、昇圧開始後の型締シリンダの油圧を検出して予め設定されたサーボロック解除設定圧に到達したら前記サーボモータによる位置保持制御を解除するかまたは降圧開始後の型締シリンダの油圧を検出して予め設定されたサーボロック解除設定圧に到達したら前記サーボモータによる位置保持制御を開始することを特徴とする。
本発明の型締装置の制御方法は、サーボ機構を用いて金型取付盤の移動を行う型開閉手段と油圧により型締を行う型締シリンダを備えた型締装置の制御方法において、型閉時に型開方向に反発力が発生する金型を金型取付盤に取付けて前記金型の型閉完了後に前記サーボ機構により金型取付盤の位置保持制御を行い、型締シリンダの型締昇圧開始後に油圧センサまたはタイバーセンサもしくはロードセルを用いて型締力を検出し予め設定された型締力に到達したら前記サーボ機構の位置保持制御を解除するので、型閉時に型開方向に反発力が発生する金型を金型取付盤に取付けて行う型開閉手段と型締手段による一連の作動の制御を容易にするとともに作動を良好に行うことができる。また本発明の型締装置も同様に型閉時に型開方向に反発力が発生する金型を金型取付盤に取付けて行う型開閉手段と型締手段による一連の作動を良好に行うことができる。
本発明の実施形態の射出成形機の型締装置の概略説明図である。 本発明の実施形態の型締工程のうち型閉開始から型締昇圧完了までのフローチャート図である。 本発明の実施形態の型締工程のうち圧抜開始(降圧開始)から型開完了までのフローチャート図である。 本発明の実施形態の型閉工程および型締工程の力の関係を模式的に示した模式図である。 別の実施形態の射出成形機の型締装置の概略説明図である。 更に別の実施形態の射出成形機の型締装置の概略説明図である。
本発明の実施形態の射出成形機11について、図1を参照して説明する。横型の射出成形機11は、型締装置13と射出装置14とから構成されている。型締装置13は、固定金型15が取付けられる固定盤16がベッド12上に固定的に配置されている。また固定盤16に対して可動金型17が取付けられる金型取付盤である可動盤18がベッド上面のガイド19の上を型開閉方向に移動可能に設けられている。本実施形態において使用される成形金型は、バネ金型である。バネ金型は固定金型15と可動金型17の少なくとも一方にバネ20が設けられ、型閉時に型開方向Oに向けて反発力f1を発生させ、他のアクチュエータを用いずに成形後の離型を可能にする等の効果を有する。
固定盤16の四隅近傍には型締手段である型締シリンダ21がそれぞれ設けられ、型締シリンダ21のロッドがタイバ22を構成しており可動盤18の四隅近傍のガイド穴に挿通されている。型締シリンダ21は油圧により作動され、タンク23に接続して設けられたポンプ24から切換弁25を介して型締シリンダ21の型締側油室26または型開側油室27に作動油が供給されるようになっている。また型締シリンダ21の少なくとも型締側油室26への管路28には油圧センサ29が設けられ、油圧センサ29は制御装置30に接続されている。なお図1における油圧回路は発明に関する要部のみを記載したものであり、これに限定されるものではない。また型締手段についても図1の型締シリンダ21に限定されない。
また固定盤16の側面のブラケットには型開閉手段のサーボモータ31が固定され、サーボモータ31の駆動軸にボールねじ32が連結されている。サーボモータ31の駆動軸とボールねじ32の連結方式は、図1のように直接連結固定されたもの以外に、ベルトを介して連結されたものでもよい。また可動盤18の側面のブラケットには前記ボールねじ32が挿通されるボールねじナット33が固定されている。そして前記サーボモータ31が駆動することによりボールねじ32が回転され、可動盤18が型開閉方向に移動可能となっている。なお型開閉手段は、サーボ機構であるサーボモータを用いたものであれば、サーボモータがベッド上に設けられボールねじナットが可動盤に設けられたものや、サーボモータが可動盤に設けられボールねじナットが固定盤またはベッドに設けられたものでもよい。また型締装置の型開閉手段の数は一般的には1〜4基が設けられるが、前記に限定されない。
本実施形態のサーボモータ31は電磁ブレーキ34を備えたサーボモータ31であって、サーボアンプ35に接続され、サーボアンプ35からの指令値により駆動可能となっている。またサーボアンプ35の指令により電気的に駆動軸の回転をサーボロックすることが可能となっている。またサーボモータ31にはロータリエンコーダ36が取付けられ、駆動軸の回転角度は、前記ロータリエンコーダ36によりサーボアンプ35に送信される。更にサーボアンプ35は制御装置30と接続されている。
固定盤16の外側(固定金型15の取付面とは反対側)には、射出装置14の加熱筒37およびノズル38が挿入可能な、凹部(すり鉢部)が形成されている。またタイバ22の外周には複数の溝からなる係止部39が設けられている。一方可動盤18の外側(可動金型17の取付面とは反対側)の壁面のタイバ22が挿通される部分の周囲には結合手段であるハーフナット40が設けられている。ハーフナット40は複数の係止歯を有しており、図示しない駆動手段により進退移動されて、タイバ22の係止部39に前記係止歯が係止されるようになっている。結合手段は型開閉手段により型閉を行った後にタイバ等と可動盤等を結合するものであって、固定盤16に設けられたものでもよく、ブロック挿入または摩擦力を利用して両者を結合するものでもよい。
次に本実施形態の射出成形機11の制御方法、とりわけ型締装置13の制御方法について説明する。最初に型開完了位置Aにおいて可動金型17から前回の成形品が取出されると次に、制御装置30からサーボアンプ35を介して型開閉手段のサーボモータ31に信号が送られて型閉開始する(s1)。型閉工程の開始とともに可動盤18等は、型閉完了位置Bに向けてサーボモータ31による位置制御により移動され(s2)、型閉完了位置Bに到達すると停止される(s3)。そして型閉完了後にサーボモータ31は、電気的にサーボロック状態とされ(s4)、可動盤18および可動金型17は型閉完了位置Bにて位置保持制御される。この際に成形金型がバネ金型である場合は、図4の模式図に示されるように型閉完了位置Bの手前から固定金型15の一部と可動金型17の一部が当接され、可動金型17の型閉方向Cへの前進に対してバネ20による型開方向Oへの反発力f1が働き始める。しかしながら型閉完了位置Bまで可動盤18および可動金型17を移動させる際のサーボモータ31による前進方向への駆動力F2とサーボロック状態の保持力F3は、それぞれの可動金型18の位置におけるバネ20による型開方向Oへの反発力f1よりも大きく設定されている。
次に型締工程を開始するに際して型閉完了位置B(結合位置)においてハーフナット40の係止歯がタイバ22の係止部39に係止される(s5)。型締工程のうちの昇圧工程では制御装置30からの信号(ソレノイドを作動させるものの他、パイロット圧を用いたものを含む)により切換弁25の切換えが行われ、型締シリンダ21の型締側油室26に作動油が送られ型締昇圧を開始する(s6)。型締シリンダ21のロッドであるタイバ22が図1において右方向に移動し、最初の段階ではハーフナット40の係止歯とタイバ22の係止部39が係止された際に存在していた隙間を無くす。そして前記隙間が無くなると型締シリンダ21の型締力F1が直接可動盤18を介して可動金型17に伝達される。また同時に図4に示されるように型締シリンダ21の型締側油室26の作動油の油圧(型締手段の型締力F1)も顕著に上昇し始める。型締側油室26の作動油の油圧は油圧センサ29により検出されている。
次に前記油圧センサ29の油圧がサーボロック解除設定圧P1まで上昇したことが検出されたら(s7)、サーボモータ31のサーボロックを解除する(s8)そして型締シリンダ21の型締力F1のみにより、バネ金型のバネ20の型開方向Oへの反発力f1に対抗する。従って本実施形態では、サーボモータ31による可動盤18の位置保持の解除を型締力F1(油圧値×型締シリンダ21の受圧面積×型締シリンダ21の数)を検出して最適の型締力F1になった際に行うことができる。この際にサーボロック解除設定圧P1の設定値が高すぎると、可動盤18等が型閉方向Cに移動されてしまいサーボモータ31が保持位置へ戻そうと制御されることにより過負荷状態が発生する。また設定された油圧値が低すぎるとサーボモータ31の位置保持制御を解除した際に、バネ金型のバネ20の反発力f1が勝って型開してしまうので、両者を勘案して前記サーボロック解除設定圧P1の設定・調整がなされる。そして型締力F1のみの検出によりサーボロックを解除するので設定および制御が容易である。また金型の熱膨張により検出位置がずれたとしても型締力F1のみによって制御を行うので演算補正等の必要がない。そして更に型締シリンダ21は型締設定圧P2まで昇圧され(s9)、型締設定圧P2が検出されると型締昇圧完了となる(s10)。
なお上記においてサーボモータ31による位置保持制御の開始は、可動盤18が型閉完了位置Bに到達した後、サーボモータ31による位置保持制御を先に行ってからハーフナット40の係止を行うことが望ましいが、ハーフナット40の係止を先に行ってからでもよい。更に型閉完了位置Bの手前で一旦可動盤18を停止してハーフナット40を係止し、型締シリンダ21による型締作動とサーボモータ31による型閉制御(位置制御)を並行して継続するものでもよい。その場合サーボモータ31が型閉完了位置Bに到達して型閉完了後にサーボロックを行い、更に型締シリンダ21による昇圧を行い、型締シリンダ21の型締側油室26の油圧がサーボロック解除設定圧P1まで昇圧されたらサーボロックを解除しサーボフリーとする。また更に型開閉手段のサーボモータ31による可動盤18の移動中にハーフナット40の係止を行うものなどでもよい。また型閉完了位置Bは、金型同士の一部が当接してバネ20による反発力f1が発生している位置であれば、パーティング面同士が当接している位置とは限らない。
型締工程のうちの増圧工程では、射出装置14から成形金型のキャビティ41に対して溶融樹脂が射出され、その後の型締工程のうちの冷却工程ではキャビティ41内の溶融樹脂は冷却固化される。また冷却工程では射出装置14の側では並行して次の射出のための溶融樹脂の計量が行われる。冷却工程が完了すると、型締装置13の側では、制御装置30から指令を送り型締工程のうちの圧抜工程(降圧工程)を開始する(s11)。型締手段の圧抜(降圧)は、切換弁25を切換えて型締シリンダ21の型締側油室26内の作動油をドレン(タンク23)に落とすことにより行う。または型締側油室26内の作動油の圧力をコントロールしながら圧力を低下させる。そのことによりやがてバネ20の反発力f1が型締力F1を上回り固定金型15から可動金型17の離型が行われる。従って本実施形態では離型時に型締シリンダ21の型開側油室27に作動油を供給して離型を行う強力型開工程は実施していない。
そして圧抜開始後(降圧開始後)の型締力F1(型締シリンダ21の型締側油室26の作動油の圧力)を検出して予め設定されたサーボロック開始設定圧力P3となったら(s12)、フリーとなっていたサーボモータ31による位置保持制御を再び開始する。具体的にはサーボモータ31を電気的にサーボロックして固定盤16に対する可動盤18の位置保持制御を行う(s13)。このように型締シリンダ21の圧力が低下(型締力F1が低下)し始めてから、バネ金型のバネ20の反発力f1が型締力F1に勝る前に型開閉手段のサーボモータ31により位置保持制御を行うことにより、バネ20の反発力f1により可動盤18がハーフナット40の離脱位置を超えて型開方向Oに更に移動してしまうことが防止できる。
そして次に型締側油室26の油圧が常圧となったことが検出され、型締シリンダ21による圧抜工程が完了したら(s14)、ハーフナット40の駆動手段を作動させ、タイバ22の係止部39に係止されたハーフナット40の係止歯を離脱させる(s15)。
そして型開閉手段のサーボモータ31のサーボロックを解除するとともに型開を開始する(s16)。型開工程では可動盤18および可動金型17は、型開完了位置Aに向けてサーボモータによる位置制御により移動され(s17)、型開完了位置Aに到達すると停止される(s18)。そして上記したように型開完了位置Aにおいて、可動金型17の図示しないエジェクタが作動されて成形品の取出しが行われる。
上記の実施形態では、型閉工程および型締工程における型締昇圧開始後に型締力を検出して前記サーボ機構の位置保持制御を解除、または離型工程における型締手段の降圧開始後の型締力を検出して前記サーボ機構の位置保持制御を開始の両方を行うが、本発明では型閉工程および型締工程における型締昇圧開始後に型締力を検出して前記サーボ機構の位置保持制御を解除、または離型工程における型締手段の降圧開始後の型締力を検出して前記サーボ機構の位置保持制御の少なくとも一方を行うものでもよい。
そして本発明は、型閉時に型開方向Oに反発力f1が発生する金型の場合に特に有効である。上記の実施形態では、反発力f1を離型に用いるバネ金型の例について記載したが、3枚プレート金型であってスプルを抜くために固定金型または中央プレートに設けたバネの反発力が用いられるものでもよい。更には型閉時にエジェクタピンおよびエジェクタプレートがバネの反発力を上回って後退し型開時にはバネの反発力によりエジェクタピンが前進するものでもよい。更に成形金型は、油圧シリンダにより型閉時に型開方向Oに反発力f1が発生する金型であってもよく、ゴムや別の部材により型閉時に型開方向Oに反発力f1が発生する金型であってもよい。またアンギュラピン等を用いて駒を移動させるものであって、型閉時に駒の自重や摩擦により型開方向Oに反発力f1が発生するものでもよい。
また本発明の型締装置は、図5に示されるような複合成形品の射出成形機51の場合にも有効である。複合成形品の射出成形機51の型締装置52は、固定金型53が取付けられる固定盤54の四隅近傍には型締手段の型締シリンダ55が設けられ、型締シリンダ55のロッドがタイバ56となっている。そしてタイバ56は、固定盤54に対して型開閉方向に移動可能に設けられる金型取付盤である可動盤57と、固定盤54と可動盤57の間にあって型開閉方向に移動可能に設けられた金型取付盤である中間盤58にも挿通されている。また可動盤57には可動金型59が取付けられ、可動盤57の外側面のタイバ56の挿通部分の近傍にはハーフナット60が設けられている。中間盤58には回転盤61が回転可能に取付けられ、回転盤61の両面にはそれぞれ中間金型62,62が取付けられる。
また射出成形機51は可動盤57を型開閉方向に移動させる型開閉手段63と、中間盤58(回転盤61を含む)を型開閉方向に移動させる型開閉手段64が設けられている。可動盤の型開閉手段63は、ベッド65上に固定されたサーボモータ66の駆動軸とベッド65上に軸支されたボールねじ軸67とがベルト68等を介して連結されている。また可動盤57の側方にはボールねじナット69が固定され、ボールねじナット69にボールねじ軸67が挿入されている。図5では1組の可動盤の型開閉手段63しか図示されていないが、一般的には2組〜4組の可動盤の型開閉手段63が設けられる。中間盤の型開閉手段64については、可動盤57の側面にサーボモータ70が固定され、中間盤58にボールねじナット71が固定され、前記ボールねじナット71に挿通されるボールねじ72が、サーボモータ70の駆動軸と連結されている。図5では1組の中間盤の型開閉手段64しか図示されていないが、一般的には2組〜4組の中間盤の型開閉手段64が設けられる。なお可動盤の型開閉手段63と中間盤の型開閉手段64の取付けられる盤、サーボモータ66,70の駆動軸とボールねじ67,72の連結方法などもこれに限定されない。
また固定盤54の外側のベッド65上には第1の射出装置73が設けられ、可動盤57の外側には可動盤57とともに移動する第2の射出装置74が設けられている。
次に複合成形品の射出成形機51を用いた型締装置の制御方法について説明する。本実施形態では、可動金型59がバネ76の取付けられたバネ金型となっており、可動金型59と中間金型62が型閉される際に型開方向Oへの反発力f1が働く。最初の段階では、固定金型53と中間金型62、中間金型62と可動金型59の間がそれぞれ型開きされ、一方の金型間(例えば中間金型62と可動金型59の間)で成形された成形品が取出される。その際他方の金型間では1次成形品が成形され中間金型62に貼り付いている。その後型開された状態で、中間盤58に対して回転盤61と回転金型62が180°回転される。次に中間盤の型開閉手段64と可動盤の型開閉手段63が同時に作動して、中間盤58と可動盤57がそれぞれ型閉方向C(図5においては右方向)に移動し、固定盤54と中間盤58、中間盤58と可動盤57の間が型閉完了される。すると可動盤の型開閉手段63のサーボモータ66、中間盤の型開閉手段64のサーボモータ70をそれぞれサーボロックする。その後ハーフナット60をタイバ56の係止部75に係止し、型締シリンダ55の昇圧を開始する。そして型締シリンダ55の型締側油室に作用する油圧を検出し、設定値(サーボロック解除設定圧P1)となったら可動盤の型開閉手段63のサーボモータ66、中間盤58のサーボモータ70のサーボロックをそれぞれ解除しサーボフリーとする。そして型締シリンダ55が型締設定圧P2に昇圧されるまで増圧する。
次に型締設定圧P2に昇圧完了したら第1の射出装置73から固定金型53と中間金型62の間の第1のキャビティへ1次成形品用の樹脂を射出するとともに、第2の射出装置74から中間金型62と可動金型59の間の第2のキャビティへ2次成形品用の樹脂を射出する。その後第1のキャビティの1次成形品と第2のキャビティで2次成形が追加された複合成形品の冷却工程を行う。冷却工程が完了して圧抜工程については図3の例と同様に、設定圧(サーボロック開始設定圧P3)まで低下したら可動盤の型開閉手段63のサーボモータ66、中間盤のサーボモータ70をそれぞれサーボロックする。そしてサーボロックされた状態で圧抜を継続し、圧抜が完了したらハーフナット60の離脱を行う。その後可動盤の型開閉手段63のサーボモータ66、中間盤のサーボモータ70のサーボロックをそれぞれ解除するとともに、サーボモータ66,70を駆動して可動盤57と中間盤58をそれぞれ型開する。
前記成形においては可動金型59にバネ金型が設けられているので、可動盤57と中間盤58の間に設けた中間盤の型開閉手段64のサーボモータ70によりサーボロックを行って型閉完了位置Bから型締手段により昇圧する際に、中間盤58(回転盤61)と可動盤57の間がバネ金型の反発力f1に負けて型開方向に開いてこないようにすることが可能となる。また図5の実施形態の変形例として、中央の中間盤が移動せずに、両側に可動盤が設けられたものでもよい。更に固定盤、回転しない中間盤、可動盤によるスタックモールドに近い型締装置であって、両方の金型でそれぞれ単色の成形品を同時に成形するものでもよい。
また上記図1または図5の例においてサーボロック解除やサーボロック開始(位置保持制御解除や位置保持制御開始)に用いる型締力F1の検出は、型締シリンダ21,55の型締側油室26と型開側油室27の両方の油圧を検出してその差圧を演算して利用するものでもよい。特にバネ20,76による反発力f1が不足して離型時に型締シリンダ21,55による強力型開力も付加する場合は、前記の差圧を演算して利用することも想定される。また上記図1または図5の例において油圧を検出する以外に、タイバーセンサやロードセルを用いて型締力を検出するものでもよい。
また本発明の型締装置は、図6に示されるような垂直方向に型開閉を行う竪型の型締装置81であってもよい。ハーフナット82の係止時または係止後に自重により可動盤83に型開方向の力が加わる竪型型締装置の場合、本発明が特に有効である。これら竪型型締装置81の場合、取付けられる金型は、型閉時に型開方向に反発力f1が発生するものでなくても本発明を用いることが有効となる。
図6の例では上側の固定盤84の下面に固定金型85(上型)が取付けられている。また下側の金型取付盤である可動盤83の上面には可動金型86が取付けられている。また可動盤83の背面側(下面側)には型締盤87が設けられ、可動盤83と型締盤87の間には型締手段のトグル機構88が設けられている。そして型締盤87の背面側(下面側)には、型締手段を駆動するサーボモータ89と、結合手段であるハーフナット82が設けられている。
また上側の固定盤84の四隅近傍にはタイバ90がナット91により鉛直方向に固定され、タイバ90は可動盤83と型締盤87に挿通されている。またタイバ90の中間部分から下側にはハーフナット82が係止される係止部92が周囲に形成されている。更にタイバ90の下端側はベース盤93に固定されている。上側の固定盤84には型開閉手段のサーボモータ94が固定され、サーボモータ94の駆動軸にはボールねじ96が連結され、型締盤87または可動盤83のいずれかの盤にはボールねじナット95が固定されている。そしてボールねじナット95にはボールねじ96が挿通されている。竪型の型締装置81を射出成形機97として用いる場合、射出装置98については、図6のように、金型の側面にノズルがタッチするように水平方向に取付けてもよいし、上固定盤の上側にノズルを下向きにして取付けてもよい。
上記の竪型の型締装置81を用いた型締制御について簡単に説明する。最初に型開閉手段のサーボモータ94により可動盤83と型締盤87を上昇させ、型閉完了位置Bでサーボモータ94を位置保持制御(サーボロック)する。そして次にハーフナット82の係止歯をタイバ90の係止部92に係止する。そして次に型締手段であるトグル機構88のサーボモータ89を作動させる。すると型締盤87に対して可動盤83が上昇して型締力F1が発生する。型締力F1の検出は、型締用のサーボモータ89のトルク、タイバ90に設けた型締力センサ、盤や金型に設けたロードセル等のいずれかにより検出する。そして予め設定された型締力F1に到達したらサーボモータ94の位置保持制御(サーボロック)を解除してサーボモータ94をフリーにし、更に型締力F1を上昇させる。
また型締工程における降圧工程では、降圧開始後の型締力F1を検出して予め設定されたサーボロック開始型締力まで下降されたらサーボモータ94の位置保持制御(サーボロック)を開始し、降圧が完了または所定の型締力まで降圧されたらハーフナット82の離脱を行う。そしてハーフナット82の離脱後に位置保持制御(サーボロック)を解除するとともに、型開閉手段のサーボモータ94を作動させて可動盤83および型締盤87を下降させて型開完了位置Aへ移動させる。
また本発明の竪型の型締装置81は、射出装置98が設けられておらず、型開閉手段と型締手段の両方を有するプレス型締装置であってもよい。プレス型締装置の場合も可動盤83等に自重落下方向の力が加わる場合は、本発明が有効となる。また一般的な下側の固定盤および固定金型に対して上側の可動盤および可動金型が下降するプレス型締装置であっても、バネ付金型等で型閉時に型開方向に向けて反発力f1が発生する金型が取付けられるものでは本発明が有効となる。また金型自体が反発力f1を有していなくても、型閉時(初期加圧時)にプレス金型に載置された成形物から型開方向に向けて反発力が発生する場合にも本発明が有効である。そしてこれらプレス型締装置は、スタンピング成形に用いられるものでもよい。
本発明に用いられるサーボ機構の別の実施形態について記載する。図1等の実施形態では、サーボモータ31は、電磁ブレーキ34が設けられたサーボモータ31が使用されていて、電磁ブレーキ34は停電時や作動時の安全扉の開放時等に働くようになっている。しかしながら本発明のサーボモータ31は電磁ブレーキが設けられていないものでもよい。前記等においてバネ金型等の反発力f1が強力であってサーボロックによる力を上回る場合や停電時等の対策として、ボールねじにディスクブレーキ等を取付けるものでもよい。更には電磁ブレーキ34付のサーボモータ31を用いたものにおいて、型閉時や型開時の金型取付盤の位置保持制御を、電磁ブレーキ34の作動のみ、または電磁ブレーキ34の作動と電気的なサーボロックの併用により行ってもよい。
更にサーボ機構は、型開閉シリンダとサーボバルブを使用したものでもよい。その場合、別途に設けた位置センサにより可動盤がハーフナット係止位置にあることが検出されたら、型開閉シリンダの駆動を停止し、サーボバルブにより可動盤の位置保持制御を行う。そしてその後型締シリンダにより昇圧開始後にサーボロック解除設定圧P1が検出されたらサーボバルブによる位置保持制御を解除する。またサーボバルブを使用したものも型締手段の圧抜開始後(降圧開始後)の型締力を検出してサーボバルブによる位置保持制御を開始することができる。
本発明については、一々列挙はしないが、上記した本実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。型締装置が射出成形に用いられる場合、材料は限定されず、射出圧縮成形、発泡成形、サンドイッチ成形、インサート成形などの成形を行うものも含まれる。また型締装置がプレス装置に使用される場合も、成形物は金属、樹脂等限定されない。
11、51,97 射出成形機
13,52、81 型締装置
14,73,74,98 射出装置
15,53,85 固定金型
16,54,84 固定盤
17,59,86 可動金型
18,57、83 可動盤
20,76 バネ
21,55 型締シリンダ
29 油圧センサ
31,66,70,89,94 サーボモータ
40,60,82 ハーフナット
A 型開完了位置
B 型閉完了位置
C 型開方向
F1 型締力
O 型閉方向
P1 サーボロック解除設定圧
P3 サーボロック開始設定圧
f1 反発力

Claims (4)

  1. サーボ機構を用いて金型取付盤の移動を行う型開閉手段と油圧により型締を行う型締シリンダを備えた型締装置の制御方法において、
    型閉時に型開方向に反発力が発生する金型を金型取付盤に取付けて前記金型の型閉完了後に前記サーボ機構により金型取付盤の位置保持制御を行い、
    型締シリンダの型締昇圧開始後に油圧センサまたはタイバーセンサもしくはロードセルを用いて型締力を検出し予め設定された型締力に到達したら前記サーボ機構の位置保持制御を解除することを特徴とする型締装置の制御方法。
  2. サーボ機構を用いて金型取付盤の移動を行う型開閉機構と油圧により型締を行う型締シリンダを備えた型締装置の制御方法において、
    型閉時に型開方向に反発力が発生する金型を金型取付盤に取付けて型締工程を行い型締シリンダの降圧開始後に油圧センサまたはタイバーセンサもしくはロードセルを用いて型締力を検出し予め設定された型締力に到達したら前記サーボ機構の位置保持制御を開始することを特徴とする型締装置の制御方法。
  3. サーボ機構を用いて金型取付盤の移動を行う型開閉手段と油圧により型締を行う型締シリンダを備えた型締装置において、
    型閉時に型開方向に反発力が発生する金型を金型取付盤に取付けて前記金型の型閉完了後に前記サーボ機構により金型取付盤の位置保持制御を行いつつ型締シリンダの型締昇圧開始後に油圧またはタイバーセンサもしくはロードセルを用いて型締力を検出し予め設定された型締力に到達したら前記サーボ機構の位置保持制御を解除するか、
    または型締シリンダの降圧開始後に油圧またはタイバーセンサやロードセルを用いて型締力を検出し予め設定された型締力に到達したら前記サーボ機構の位置保持制御を開始することを特徴とする型締装置。
  4. 前記サーボ機構はサーボモータを用いたものであり前記型締機構は型締シリンダを用いたものであって、昇圧開始後の型締シリンダの油圧を検出して予め設定されたサーボロック解除設定圧に到達したら前記サーボモータによる位置保持制御を解除するかまたは降圧開始後の型締シリンダの油圧を検出して予め設定されたサーボロック解除設定圧に到達したら前記サーボモータによる位置保持制御を開始することを特徴とする請求項3に記載の型締装置。
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