JP3514530B2 - 自動車用フロントガラス曇り除去装置 - Google Patents
自動車用フロントガラス曇り除去装置Info
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Description
曇り除去装置に関するものである。
ば、フロントガラスに発生する曇りは、フロントガラス
の内面に設けた結露センサにより検出し、この結露セン
サから結露信号の入力があれば、送風モードをDEFモ
ードに切り替えてフロントガラスに直接冷風又は温風を
吹き付けるフロントガラス曇り除去装置により除去する
ようにしていた。
して、例えば、特開昭58─174019号公報に開示
のように、複数の結露センサを設けることにより複雑な
結露の分布状態に対応できるようにしたものがある。こ
れによれば、結露の分布状態を把握することにより、そ
れぞれの状況に応じて適切な空調を行なうことができる
という利点がある。
来のフロントガラス用曇り除去装置では、フロントガラ
スの曇り状況の検出に複数の結露センサを必要とし、高
価である上、目障りであった。また、結露センサの増加
に伴い、その制御も複雑になるという問題があった。
センサの数を抑えつつ、適切な曇り除去を可能とする自
動車用フロントガラス曇り除去装置を提供することを目
的とする。
ガラスに発生する曇りには、図4(a)〜(c)に示す
ように3つのパターンがあることを見い出した。
全体に曇りが発生している状況を示す。これは、フロン
トガラスの外面全体が外気に晒されて一様に温度低下し
ている状態で、フロントガラス内面全体で一様に湿度が
上昇して露点に達した場合に発生する。このパターンの
曇りが発生するのは、送風モードにVENTモードある
いはB/Lモードを選択した場合である。
縁部に曇りが発生した状況を示す。これは、フロントガ
ラスの内面近傍を循環する空気が周縁部ではスムーズに
流動せず、他の部分に比べて相対的に湿度が上昇し、か
つ、外気によりフロントガラスが冷却された場合に発生
する。このパターンの曇りが発生するのは、コンプレッ
サがオフ状態で、送風モードにHEATモード(フロン
トガラスに直接送風することが全くないもの)を選択し
た場合である。
内面に直接送風される部分に曇りが発生した状況を示
す。これは、コンプレッサがオフ直後に、高温ガスが逆
流することにより除湿した水分が水蒸気となって直接フ
ロントガラスに吹き出された場合に発生する。このパタ
ーンの曇りが発生するのは、送風モードにDEFモー
ド、H/DモードあるいはHEATモード(フロントガ
ラスに一部の空気を直接送風するようにしたもので、前
記HEATモードとは異なる。)を選択した場合であ
る。
ーンを踏まえて、前記目的を達成するため、請求項1記
載の発明では、外気温度を検出する外気センサと、フロ
ントガラスの内面の周縁部に配設されてフロントガラス
の曇り度合を検出する結露センサと、通常の空調制御時
には、外気センサでの検出温度が第1設定温度以上であ
る場合、コンプレッサをオン状態とする一方、外気セン
サでの検出温度が第1設定温度未満である場合、コンプ
レッサをオフ状態とすると共に、フロントガラスに送風
しないモード(VENTモード、B/Lモードあるいは
フロントガラスには直接送風することがないHEATモ
ード)で空調制御し、結露センサから結露信号の入力が
あれば、ブロアの回転数を高め、外気センサでの検出温
度が第1設定温度よりも低い第2設定温度以上である場
合、コンプレッサをオン状態とする一方、外気センサで
の検出温度が第2設定温度未満である場合、コンプレッ
サをオフ状態とし、フロントガラスに直接送風する送風
モードに切り替えると共に、車内に外気を導入する外気
モードに切り替える空調制御手段と、を設けたものであ
る。
する外気センサと、フロントガラスの内面の直接送風さ
れる位置に配設されてフロントガラスの曇り度合を検出
する結露センサと、通常の空調制御時には、外気センサ
での検出温度が第1設定温度以上である場合、コンプレ
ッサをオン状態とする一方、外気センサでの検出温度が
第1設定温度よりも低い第2設定温度以上で、かつ、第
1設定温度未満であると共に、フロントガラスに直接送
風するモード(フロントガラスに一部の空気を直接送風
するようにしたHEATモード、DEFモードあるいは
H/Dモード)である場合、コンプレッサをオン状態と
し、結露センサから結露信号の入力があれば、ブロアの
回転数を高め、外気センサでの検出温度が第2設定温度
以上である場合、コンプレッサをオン状態とする一方、
外気センサでの検出温度が第2設定温度よりも低い場
合、コンプレッサをオフ状態とし、フロントガラスに直
接送風する送風モードに切り替えると共に、車内に外気
を導入する外気モードに切り替える空調制御手段と、を
設けたものである。
する外気センサと、フロントガラスの内面の周縁部及び
直接送風される位置にそれぞれ配設されてフロントガラ
スの曇り度合を検出する第1結露センサ及び第2結露セ
ンサと、通常の空調制御時には、外気センサでの検出温
度が第1設定温度以上である場合、コンプレッサをオン
状態とする一方、外気センサでの検出温度が第1設定温
度未満である場合、コンプレッサをオフ状態とし、結露
センサのうち、いずれか一方からの結露信号の入力に基
づいて、ブロアの回転数を高め、外気センサでの検出温
度が第1設定温度よりも低い第2設定温度以上である場
合、コンプレッサをオン状態とする一方、外気センサで
の検出温度が第2設定温度未満である場合、コンプレッ
サをオフ状態とし、前記フロントガラスに直接送風する
送風モードに切り替えると共に、車内に外気を導入する
外気モードに切り替える空調制御手段と、を設けたもの
である。
B/Lモード、VENTモードあるいはHEATモード
以外が選択されることがなく、従ってフロントガラスに
は直接送風されることはない。このため、B/Lモード
あるいはVENTモードが選択されれば、フロントガラ
スの全面(図3(a)参照)に曇りが発生し、HEAT
モードが選択されれば、まず空気がスムーズに循環しに
くい周縁部(図3(b)参照)に発生する。
設けられているため、前記いずれの送風モードが選択さ
れた場合であってもフロントガラスの曇り度合を発生初
期で検出して結露信号を出力する。空調制御手段は、結
露センサから結露信号の入力を受け、除湿空調制御を開
始する。
することにより、送風量を増大させる。外気センサでの
検出温度が第2設定温度以上である場合、コンプレッサ
をオン状態として冷却により除湿を開始し、乾燥した空
気を車内に供給することによりフロントガラスの曇りを
除去する。
温度未満である場合、送風モードをDEFモードに切り
替えてフロントガラスに直接送風し、コンプレッサをオ
フ状態とすると共に外気導入モードに切り替える。そし
て、車内空気に比べて湿度の低い外気を大量にフロント
ガラスに吹き付けて発生した曇りを除去する。
時、フロントガラスに一部の空気を直接送風するHEA
Tモード(前記請求項1記載の発明に於けるHEATモ
ードとは異なる。)、DEFモードあるいはH/Dモー
ドが選択されれば、フロントガラスの直接送風される部
分に曇りが発生する(図3(c)参照)。また、VEN
TモードあるいはB/Lモードが選択されれば、前記同
様、曇りはフロントガラスの全面で発生する(図3
(a)参照)。結露センサは、フロントガラスの直接送
風される部分に設けられているため、前記いずれの送風
モードを選択した場合であっても曇りを検出する。
ードが選択されており、また、空調状況がどのようにな
っていても、第1結露センサ及び第2結露センサは確実
に曇りの発生を検出する。
明する。
た空調装置の概略図で、車内への送風は、空調ユニット
1を介して行われるようになっている。
内外気切替ダンパ2、ブロア3、エバポレータ4、エア
ミックスダンパ5、ヒータコア6が設けられ、その下流
側は送風ユニット7である。送風ユニット7には、車内
側の各吹出口(HEAT、DEF、VENT)を開閉す
る吹出口切替ダンパ8がそれぞれ回動可能に配設されて
いる。なお、本実施例では、後述する第2実施例とは異
なり、HEATモードを選択した場合、DEF吹出口は
完全に閉塞され、フロントガラス23に直接送風される
ことは全くないようになっている。
5及び吹出口切替ダンパ8はそれぞれアクチュエータ
9,10,11の駆動により回動し、ブロア3はモータ
12の駆動により回転するようになっている。各アクチ
ュエータ9,10,11及びモータ12は各駆動回路1
3,14,15,16によってそれぞれ駆動制御される
ようになっている。
の駆動により冷房サイクルを循環する冷媒が流動し、外
部を通過する空気を冷却・除湿するようになっている。
コンプレッサ17は、マグネットクラッチ18の励磁・
消磁に基づいてオン・オフし、マグネットクラッチ18
はクーラースイッチ回路19からの制御信号に基づいて
励磁・消磁するようになっている。ヒータコア6内に
は、エンジン20内のウォーターポンプ(図示せず)の
駆動により循環するエンジン冷却水の一部が流動し、前
記エアミックスダンパ5によって分流された一方の空気
を加熱するようになっている。
方部には内気センサ22が、フロントガラス23の内面
には結露センサ24がそれぞれ配設され、外気センサ2
1及び結露センサ24の検出信号はそれぞれ各判定回路
25,26に入力されるようになっている。
ガラス23の内面であって、かつ、その周縁部である
(図3(b)参照)。結露センサ24をこの位置に配設
したのは以下の理由による。すなわち、暖房時、フロン
トガラス23に発生する曇りはその内面である。しか
も、フロントガラスへは直接送風しないようにしてい
る。このため、曇りは、HEATモード(本実施例で
は、フロントガラス23に直接送風することは全くな
い。)では空気の循環しにくい周縁部に発生しやすく、
VENTモードあるいはB/Lモードでは全面に一様に
発生する。したがって、結露センサ24を少なくともフ
ロントガラス23の周縁部に設けておけば、前記いずれ
の場合であっても曇りの検出ができるというものであ
る。
れ、そこには温度設定器28、クーラースイッチ29、
送風量設定器30、送風モード設定器31、内外気切替
スイッチ32がそれぞれ設けられている。
6、操作盤27に設けた設定器28,30,31、スイ
ッチ29,32、駆動回路13,14,15,16及び
クーラースイッチ回路19からの信号は、空調制御装置
33にそれぞれ入力されるようになっている。空調制御
装置33は、これらの入力信号に基づいて内蔵するデミ
スト制御部34から各駆動回路13,14,15,16
及びクーラースイッチ回路19にそれぞれ制御信号を出
力して下記する曇り除去制御を行なうようになってい
る。
御装置33により図2に示すフローチャートに従ってフ
ロントガラス23の曇り除去制御を行なう。
まず、ステップS1で、外気センサ21での検出温度
(外気温度)Toが第1設定温度T1以上であるか否かを
判断する。第1設定温度T1はエバポレータ4に着霜し
始めると予想される温度(第2設定温度T2)よりも高
い温度(本実施例では10℃に設定している。)として
ある。
ば、ステップS2でコンプレッサ17をオン状態とし、
外気温度Toが第1設定温度T1未満であれば、ステップ
S3でオフ状態とする。そして、ステップS4で、内外
気切替ダンパ2及びエアミックスダンパ5の回動位置及
びブロア3の回転数を、外気センサ21、内気センサ2
2、操作盤27の各設定器28,30,31及び各スイ
ッチ29,32からの入力信号に基づいて従来と同様に
制御して通常の空調運転を開始する。また、ステップS
5でフロントガラス23に直接送風するモード以外のモ
ード(VENT、B/L、HEAT)を選択する。これ
により、フロントガラス23に発生する曇りは、VEN
TあるいはB/Lモードを選択した場合には図3
(a)、HEATモードを選択した場合には図3(b)
に示す状態となり、いずれの場合であっても結露センサ
24により確実に検出することができる。
らの結露信号に基づき、フロントガラス23に曇りが発
生しているか否かを判断する。発生していなければ、前
記ステップS1〜S5を繰り返し、発生していれば、ス
テップS7に移行してブロア3の回転数を増大させるこ
とにより送風量を大きくする。
の検出温度T0が第2設定温度T2以上であるか否かを判
断する。第2設定温度T2は、エバポレータ4に着霜し
始めると予想される温度(本実施例では、−5℃に設定
している。)で、前記第1設定温度T1よりも低い温度
である。
場合、エバポレータ4には着霜しないと判断されるの
で、ステップS9でコンプレッサ17をオンして積極的
に除湿を行い、車内湿度を下げてフロントガラス23の
曇りを除去する。ただし、この場合、エバポレータ4で
は通過する空気を冷却することになるので、車内温度が
低下しすぎないように、エアミックスダンパ5の回動位
置を調整して送風温度を一定に保つようにするのが好ま
しい。
である場合、エバポレータ4には着霜が発生している、
あるいは、発生しやすい状態であると判断されるので、
ステップS10で送風モードをDEFモードに切り替え
ると共に、ステップS11で内外気切替ダンパ2を回動
させて外気導入モードとする。これにより、エバポレー
タ4での着霜を防止すると共に、コンプレッサ17での
消費電力を抑制しつつ、車内に比べて湿度の低い外気を
直接フロントガラス23に吹き付けることができ、フロ
ントガラス23の曇りは効果的に除去される。
返して曇り除去制御を続行する。
空調制御ではフロントガラス23には直接送風しないよ
うにしたので、VENTモードあるいはB/Lモードで
はフロントガラス23に発生する曇りは全面に一様とな
り、この曇りの発生は前記結露センサ24によって必ず
検出することができる。特に、HEATモードではフロ
ントガラス23の内面で空気が循環しにくく、周縁部か
ら曇りが発生するが、前述のように、結露センサ24を
その位置に設けているので、曇りを発生初期段階で検出
でき、迅速な曇り除去制御が可能となる。
との間に差を設けるようにしたので、フロントガラス2
3に曇りが発生していなければ、積極的にコンプレッサ
17をオフ状態とすることにより、省エネを図ることが
可能である。
サ24は、フロントガラス23の内面の直接送風される
位置に設けられている(以下、この位置に設けた結露セ
ンサには符号24′を付す。)。この場合、空調制御
は、図3のフローチャートに従って行う。以下、前記第
1実施例と異なる点について説明する。
施例同様(ステップS5参照)、送風モードを選択する
が、選択するモードに制限はない。ただし、前記第1実
施例とは異なり、HEATモードを選択した場合、フロ
ントガラス23に空気の一部が直接送風されるようにな
っている。そして、ステップS26では、フロントガラ
ス23に直接送風されるモードであるか否か、つまりD
EFモード、H/DモードあるいはHEATモードが選
択されたか否かを判断する。
モードが選択されていれば、ステップS27で外気温度
Toが第2設定温度T2以上であるか否かを判断する。こ
こで、外気温度Toが第2設定温度T2以上であれば、た
とえ外気温度Toが第1設定温度T1より低くても、ステ
ップS28でコンプレッサ17をオンすることにより、
除湿を積極的に行なう。一方、外気温度Toが第2設定
温度T2未満であれば、コンプレッサ17をそのままの
状態に維持する。
23に直接送風されるモード以外(VENTモード、B
/Lモード)が選択されていると判断されれば、そのま
まステップS29に移行する。
ードを選択した場合、フロントガラス23に空気の一部
を直接送風するようにしたので、前記第1実施例のよう
に、フロントガラス23の周縁部で空気の流れが悪化す
ることはなく、従ってこの周縁部で曇りが発生すること
はない。
るいはHEATモードが選択されている場合、たとえフ
ロントガラス23に曇りが発生したとしても、内面の直
接送風される位置である。なお、この位置での曇りは、
コンプレッサ17がオフされると、高温ガスが逆流して
エバポレータ4内に流入し、エバポレータ4が温度上昇
して凝縮水を蒸発させ、湿度の上昇を招くことにより発
生する。一方、VENTモードあるいはB/Lモードが
選択されている場合、フロントガラス23の内面に発生
する曇りは、前記第1実施例同様、全体に一様となる。
したがって、前述のように、フロントガラス23内面の
直接送風される位置に結露センサ24′を設けるだけで
確実に曇りの発生を検出することができる。
であったとしても、フロントガラス23に直接送風する
モードが選択されていれば、外気温度Toが第2設定温
度T2以上である限り、すなわち、エバポレータ4に着
霜しない限りコンプレッサ17をオンするようにしたの
で、省エネを図りつつ曇りの発生を抑えることができ
る。
センサ24及び第2結露センサ24′の双方を設けるよ
うにしたもので、通常の空調制御で送風モードを制限す
ることはない。この場合、フローチャートは、図2中、
ステップS5の代わりに、ステップS4で送風モードの
決定も行なわせるものとすればよく、HEATモードを
選択した場合、フロントガラス23に一部を直接送風す
る・全く送風しないのいずれの送風状態としてもよい。
ラス23に直接送風しないようにした場合に発生する曇
りの検出を前記第1結露センサ24で行なうことができ
る。また、DEFモード、H/Dモードあるいはフロン
トガラス23に一部の空気を送風するようにしたHEA
Tモードでの曇りの検出を前記第2結露センサ24′で
行なうことができる。さらに、VENTモードあるいは
B/Lモードでの曇りの検出を、前記いすれかの結露セ
ンサ24,24′で行なうことができる。
1記載の発明では、通常の空調制御時、フロントガラス
に直接送風しないようにしたので、フロントガラスに発
生する曇りは周縁部又は全体となる。このため、フロン
トガラスの内面に設ける結露センサを周縁部のみの1つ
としても、曇りを発生初期段階で確実に検出することが
でき、従来のように複数のセンサを必要とせず、制御が
簡単になり、しかも安価に製作することができる。
時、HEATモードでフロントガラスに一部の空気を送
風するようにし、送風モードには制限を設けないように
したので、フロントガラスに発生する曇りは直接送風さ
れる位置又は全体となる。結露センサはフロントガラス
の直接送風される位置に設けられているため、前記請求
項1記載の発明と同様な効果が得られる。
の周縁部と直接送風される位置とに結露センサをそれぞ
れ設けるようにしたので、前記両請求項記載の発明と同
様な効果を得ることができる。すなわち、いかなる送風
モード、空調状態であっても確実にフロントガラスの曇
りを検出することができ、制御内容が複雑になることも
ない。
ャートである。
チャートである。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 外気温度を検出する外気センサと、 フロントガラスの内面の周縁部に配設されてフロントガ
ラスの曇り度合を検出する結露センサと、 通常の空調制御時には、外気センサでの検出温度が第1
設定温度以上である場合、コンプレッサをオン状態とす
る一方、外気センサでの検出温度が第1設定温度未満で
ある場合、コンプレッサをオフ状態とすると共に、フロ
ントガラスに送風しないモードで空調制御し、結露セン
サから結露信号の入力があれば、ブロアの回転数を高
め、外気センサでの検出温度が第1設定温度よりも低い
第2設定温度以上である場合、コンプレッサをオン状態
とする一方、外気センサでの検出温度が第2設定温度未
満である場合、コンプレッサをオフ状態とし、フロント
ガラスに直接送風する送風モードに切り替えると共に、
車内に外気を導入する外気モードに切り替える空調制御
手段と、 を設けたことを特徴とする自動車用フロントガラス曇り
除去装置。 - 【請求項2】 外気温度を検出する外気センサと、 フロントガラスの内面の直接送風される位置に配設され
てフロントガラスの曇り度合を検出する結露センサと、 通常の空調制御時には、外気センサでの検出温度が第1
設定温度以上である場合、コンプレッサをオン状態とす
る一方、外気センサでの検出温度が第1設定温度よりも
低い第2設定温度以上で、かつ、第1設定温度未満であ
ると共に、フロントガラスに直接送風するモードである
場合、コンプレッサをオン状態とし、結露センサから結
露信号の入力があれば、ブロアの回転数を高め、外気セ
ンサでの検出温度が第2設定温度以上である場合、コン
プレッサをオン状態とする一方、外気センサでの検出温
度が第2設定温度よりも低い場合、コンプレッサをオフ
状態とし、フロントガラスに直接送風する送風モードに
切り替えると共に、車内に外気を導入する外気モードに
切り替える空調制御手段と、 を設けたことを特徴とする自動車用フロントガラス曇り
除去装置。 - 【請求項3】 外気温度を検出する外気センサと、 フロントガラスの内面の周縁部及び直接送風される位置
にそれぞれ配設されてフロントガラスの曇り度合を検出
する第1結露センサ及び第2結露センサと、 通常の空調制御時には、外気センサでの検出温度が第1
設定温度以上である場合、コンプレッサをオン状態とす
る一方、外気センサでの検出温度が第1設定温度未満で
ある場合、コンプレッサをオフ状態とし、結露センサの
うち、いずれか一方からの結露信号の入力に基づいて、
ブロアの回転数を高め、外気センサでの検出温度が第1
設定温度よりも低い第2設定温度以上である場合、コン
プレッサをオン状態とする一方、外気センサでの検出温
度が第2設定温度未満である場合、コンプレッサをオフ
状態とし、前記フロントガラスに直接送風する送風モー
ドに切り替えると共に、車内に外気を導入する外気モー
ドに切り替える空調制御手段と、 を設けたことを特徴とする自動車用フロントガラス曇り
除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28790294A JP3514530B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 自動車用フロントガラス曇り除去装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08142805A JPH08142805A (ja) | 1996-06-04 |
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JP28790294A Expired - Fee Related JP3514530B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 自動車用フロントガラス曇り除去装置 |
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1994
- 1994-11-22 JP JP28790294A patent/JP3514530B2/ja not_active Expired - Fee Related
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