JP3512533B2 - ディスク状記録媒体 - Google Patents
ディスク状記録媒体Info
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/022—Positioning or locking of single discs
- G11B17/028—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/0014—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture record carriers not specifically of filamentary or web form
- G11B23/0021—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture record carriers not specifically of filamentary or web form discs
- G11B23/0028—Details
- G11B23/0035—Details means incorporated in the disc, e.g. hub, to enable its guiding, loading or driving
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/0301—Details
- G11B23/0312—Driving features
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば磁気ディスクカ
ートリッジなどに用いられるディスク状記録媒体に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来のディスク状記録媒体は、例えば実
公昭60−6938号公報に記載されているように、磁
気ディスクの中央部に絞り加工した皿状のセンターハブ
を固定してディスク状記録媒体を構成し、このディスク
状記録媒体は扁平型のカートリッジケース内に回転可能
に収納されて磁気ディスクカートリッジを構成してい
る。 【0003】この磁気ディスクカートリッジをドライブ
装置に装着すると、ドライブ装置側のスピンドルと駆動
ピンとが前記センターハブの中央孔と駆動ピン挿入孔に
それぞれ挿入され、センターハブの中央底面部がドライ
ブ装置の受け台に載置されるとともに、その受け台の外
周部に設置された永久磁石で磁性を有するセンターハブ
がドライブ装置側に磁気的に吸引・固定される仕組みに
なっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで従来のディス
ク状記録媒体では、次のような問題点を有している。 .センターハブの中央底面部がドライブ装置の受け台
に支持されるがその面積は比較的狭く、またその受け台
の外周部に設置されている永久磁石の磁極面は受け台の
上面より若干段落ちしており、従って磁極面とセンター
ハブの下面との間に隙間が形成されている。 【0005】そのためディスク状記録媒体が斜めの状態
で挿入されると、斜めのまま磁気的に吸引・固定される
ことがあり、チャツキングエラーを引き起こす。 【0006】.センターハブを製作するときの絞り加
工により、センターハブフランジ部におけるディスク接
着面の平坦精度が出し難い。そのためディスク状記録媒
体を回転したときに磁気ディスクのばたつきがあり、磁
気ヘッドとのコンタクトが悪くなり、出力の低下をきた
す。 【0007】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、チャツキングエラーなどを生じないで、し
かもヘッドとのコンタクトが良好で安定した出力特性を
有するディスク状記録媒体を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、例えば磁気ディスクなどの記録ディスクの中
央部にセンターハブを固定し、そのセンターハブがドラ
イブ装置の受け面に当接する当接面と、ドライブ装置の
固定用永久磁石と対向して磁気的に吸引される吸引面と
を有するディスク状記録媒体において、前記前記センタ
ーハブが、フラットな円板状の磁性金属板と、その磁性
金属板にアウトサート成形された合成樹脂製の環状体と
を有し、前記磁性金属板の前記合成樹脂製の環状体より
径方向内側部分が前記吸引面となり、前記合成樹脂製の
環状体の下面が前記当接面となり、前記磁性金属板の前
記合成樹脂製の 状体より径方向外側に突出した部分の
表面が記録ディスクとの接合面となることを特徴とする
ものである。 【0009】 【作用】本発明は前述のように、センターハブの当接面
を吸引面の径方向外側にその吸引面を囲むように環状に
設けることにより、当接面の範囲(面積)が拡張される
とともに、実質的にセンターハブの外周部近くに当接面
があることにより、ドライブ装置に対してディスク状記
録媒体が常に安定した状態で装着でき、そのためチャツ
キングエラーが解消され、動作信頼性の向上が図れる。 【0010】また、フラットな円板状の磁性金属板を使
用することによりディスクとの接合面の平坦性が確実に
確保でき、そのためディスク状記録媒体を回転したとき
に記録ディスクの上下の振動が少なく、ヘッドとのコン
タクトが良好である。 【0011】さらに、環状体の下面が当接面となり、そ
の環状体より径方向外側に突出した磁性金属板部分の表
面が記録ディスクとの接合面となっておれば、当接面
(ドライブ装置に対する上下方向の位置決め面)に対し
て接合面が隣接することになり、そのため記録ディスク
のドライブ装置に対する上下方向の位置決め精度が向上
し、ヘッドとのコンタクト状態が良好となるなどの特長
を有している。 【0012】 【実施例】次に本発明の実施例を図とともに説明する。
図1は実施例に係る磁気ディスクカートリッジの要部縦
断面図、図2は磁気ディスクカートリッジに用いるセン
ターハブの平面図、図3は前記磁気ディスクカートリッ
ジをドライブ装置に装着した状態を示す一部縦断面図で
ある。なお、図1は図2のX−X線上での断面図であ
る。 【0013】磁気ディスクカートリッジは図1に示すよ
うに、ディスク状記録媒体1と、それを回転可能に収納
したカートリッジケース2と、カートリッジケース2の
内面に配置されたクリーニングシート3と、カートリッ
ジケース2の設けられているヘッド挿入口を開閉するシ
ャツター(図示せず)から主に構成されている。 【0014】前記ディスク状記録媒体1は、薄いフレキ
シブルな磁気ディスク4と、それの中央部に接着剤など
で固定したセンターハブ5とから構成されている。さら
にセンターハブ5は、例えば磁性ステンレス鋼板からな
るフラットな円板状の磁性金属板6と、それにアウトサ
ート成形された合成樹脂(例えばポリブチレンテレフタ
レートなど)からなる環状体7とから構成されている。 【0015】この環状体7は、中央にスピンドル挿入穴
8を有する内側環状体7aと、それより径方向外側に所
定の間隔をおいて設けられた外側環状体7bとを有して
いる。前記内側環状体7aの内周面には、デイスク面に
対して略垂直な方向に延びたV溝状の位置決め面9が形
成されている。前記外側環状体7bの下面は前記磁性金
属板6の下面より所定寸法だけ(後記永久磁石10の高
さより若干長く)下方へ突出して、平坦な当接面11と
なっている(図1参照)。 【0016】前記磁性金属板6の内側環状体7aならび
に外側環状体7bと対向する位置には、周方向に沿って
略等間隔に複数の透孔12がそれぞれ形成され、この透
孔12を通して前記内側環状体7aと外側環状体7bが
磁性金属板6から外れないようにアウトサート成形され
ている。 【0017】また磁性金属板6の内側環状体7aと外側
環状体7bの間でかつ前記位置決め面9近傍には、扇形
をした駆動ピン挿入穴13が設けられている。磁性金属
板6の外側環状体7bから突出した外周部の上面または
下面(本実施例では上面)が、ディスク接合面14とな
っている(図2参照)。 【0018】ドライブ装置は図3に示すように、スピン
ドル15の外周には前記外側環状体7bと対向する位置
まで平坦面が広がっており、その平坦面上に永久磁石1
0が複数個設置され、また駆動ピン17が平坦面より突
出している。この永久磁石10は同図に示すように、内
側環状体7aと外側環状体7bの間から露呈している磁
性金属板6の部分と対向、近接するように設けられ、従
って図2で斜線で示す領域が永久磁石10によって磁気
的に吸引される吸引面18となる。 【0019】この平坦面のうちで永久磁石10より外側
の円環部分が受け面16となり、外側環状体7bの当接
面11と対面する。従ってディスク状記録媒体1を斜め
にしてドライブ装置に装着しても広範囲の受け面16に
よってディスク状記録媒体1が水平に受け止められて、
永久磁石10により確実に支持され、駆動ピン17の回
転モーメントに基づいてスピンドル15の周面が位置決
め面9に当接することにより、ディスク状記録媒体1の
芯出しが行われる。 【0020】前記実施例では磁気記録用のディスク状記
録媒体について説明したが、本発明はこれに限定するも
のではなく、例えば光記録用あるいは光−磁気記録用の
ディスク状記録媒体にも適用可能である。 【0021】 【発明の効果】本発明は前述のように、センターハブの
当接面を吸引面の径方向外側にその吸引面を囲むように
環状に設けることにより、当接面の範囲(面積)が拡張
されるとともに、実質的にセンターハブの外周部近くに
当接面があることにより、ドライブ装置に対してディス
ク状記録媒体が常に安定した状態で装着でき、そのため
チャツキングエラーが解消され、動作信頼性の向上が図
れる。 【0022】また、フラットな円板状の磁性金属板を使
用することによりディスクとの接合面の平坦性が確実に
確保でき、そのためディスク状記録媒体を回転したとき
に記録ディスクの上下の振動が少なく、ヘッドとのコン
タクトが良好である。 【0023】さらに、環状体の下面が当接面となり、そ
の環状体より径方向外側に突出した磁性金属板部分の表
面が記録ディスクとの接合面となっておれば、当接面
(ドライブ装置に対する上下方向の位置決め面)に対し
て接合面が隣接することになり、そのため記録ディスク
のドライブ装置に対する上下方向の位置決め精度が向上
し、ヘッドとのコンタクト状態が良好となるなどの特長
を有している。
ートリッジなどに用いられるディスク状記録媒体に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来のディスク状記録媒体は、例えば実
公昭60−6938号公報に記載されているように、磁
気ディスクの中央部に絞り加工した皿状のセンターハブ
を固定してディスク状記録媒体を構成し、このディスク
状記録媒体は扁平型のカートリッジケース内に回転可能
に収納されて磁気ディスクカートリッジを構成してい
る。 【0003】この磁気ディスクカートリッジをドライブ
装置に装着すると、ドライブ装置側のスピンドルと駆動
ピンとが前記センターハブの中央孔と駆動ピン挿入孔に
それぞれ挿入され、センターハブの中央底面部がドライ
ブ装置の受け台に載置されるとともに、その受け台の外
周部に設置された永久磁石で磁性を有するセンターハブ
がドライブ装置側に磁気的に吸引・固定される仕組みに
なっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで従来のディス
ク状記録媒体では、次のような問題点を有している。 .センターハブの中央底面部がドライブ装置の受け台
に支持されるがその面積は比較的狭く、またその受け台
の外周部に設置されている永久磁石の磁極面は受け台の
上面より若干段落ちしており、従って磁極面とセンター
ハブの下面との間に隙間が形成されている。 【0005】そのためディスク状記録媒体が斜めの状態
で挿入されると、斜めのまま磁気的に吸引・固定される
ことがあり、チャツキングエラーを引き起こす。 【0006】.センターハブを製作するときの絞り加
工により、センターハブフランジ部におけるディスク接
着面の平坦精度が出し難い。そのためディスク状記録媒
体を回転したときに磁気ディスクのばたつきがあり、磁
気ヘッドとのコンタクトが悪くなり、出力の低下をきた
す。 【0007】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、チャツキングエラーなどを生じないで、し
かもヘッドとのコンタクトが良好で安定した出力特性を
有するディスク状記録媒体を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、例えば磁気ディスクなどの記録ディスクの中
央部にセンターハブを固定し、そのセンターハブがドラ
イブ装置の受け面に当接する当接面と、ドライブ装置の
固定用永久磁石と対向して磁気的に吸引される吸引面と
を有するディスク状記録媒体において、前記前記センタ
ーハブが、フラットな円板状の磁性金属板と、その磁性
金属板にアウトサート成形された合成樹脂製の環状体と
を有し、前記磁性金属板の前記合成樹脂製の環状体より
径方向内側部分が前記吸引面となり、前記合成樹脂製の
環状体の下面が前記当接面となり、前記磁性金属板の前
記合成樹脂製の 状体より径方向外側に突出した部分の
表面が記録ディスクとの接合面となることを特徴とする
ものである。 【0009】 【作用】本発明は前述のように、センターハブの当接面
を吸引面の径方向外側にその吸引面を囲むように環状に
設けることにより、当接面の範囲(面積)が拡張される
とともに、実質的にセンターハブの外周部近くに当接面
があることにより、ドライブ装置に対してディスク状記
録媒体が常に安定した状態で装着でき、そのためチャツ
キングエラーが解消され、動作信頼性の向上が図れる。 【0010】また、フラットな円板状の磁性金属板を使
用することによりディスクとの接合面の平坦性が確実に
確保でき、そのためディスク状記録媒体を回転したとき
に記録ディスクの上下の振動が少なく、ヘッドとのコン
タクトが良好である。 【0011】さらに、環状体の下面が当接面となり、そ
の環状体より径方向外側に突出した磁性金属板部分の表
面が記録ディスクとの接合面となっておれば、当接面
(ドライブ装置に対する上下方向の位置決め面)に対し
て接合面が隣接することになり、そのため記録ディスク
のドライブ装置に対する上下方向の位置決め精度が向上
し、ヘッドとのコンタクト状態が良好となるなどの特長
を有している。 【0012】 【実施例】次に本発明の実施例を図とともに説明する。
図1は実施例に係る磁気ディスクカートリッジの要部縦
断面図、図2は磁気ディスクカートリッジに用いるセン
ターハブの平面図、図3は前記磁気ディスクカートリッ
ジをドライブ装置に装着した状態を示す一部縦断面図で
ある。なお、図1は図2のX−X線上での断面図であ
る。 【0013】磁気ディスクカートリッジは図1に示すよ
うに、ディスク状記録媒体1と、それを回転可能に収納
したカートリッジケース2と、カートリッジケース2の
内面に配置されたクリーニングシート3と、カートリッ
ジケース2の設けられているヘッド挿入口を開閉するシ
ャツター(図示せず)から主に構成されている。 【0014】前記ディスク状記録媒体1は、薄いフレキ
シブルな磁気ディスク4と、それの中央部に接着剤など
で固定したセンターハブ5とから構成されている。さら
にセンターハブ5は、例えば磁性ステンレス鋼板からな
るフラットな円板状の磁性金属板6と、それにアウトサ
ート成形された合成樹脂(例えばポリブチレンテレフタ
レートなど)からなる環状体7とから構成されている。 【0015】この環状体7は、中央にスピンドル挿入穴
8を有する内側環状体7aと、それより径方向外側に所
定の間隔をおいて設けられた外側環状体7bとを有して
いる。前記内側環状体7aの内周面には、デイスク面に
対して略垂直な方向に延びたV溝状の位置決め面9が形
成されている。前記外側環状体7bの下面は前記磁性金
属板6の下面より所定寸法だけ(後記永久磁石10の高
さより若干長く)下方へ突出して、平坦な当接面11と
なっている(図1参照)。 【0016】前記磁性金属板6の内側環状体7aならび
に外側環状体7bと対向する位置には、周方向に沿って
略等間隔に複数の透孔12がそれぞれ形成され、この透
孔12を通して前記内側環状体7aと外側環状体7bが
磁性金属板6から外れないようにアウトサート成形され
ている。 【0017】また磁性金属板6の内側環状体7aと外側
環状体7bの間でかつ前記位置決め面9近傍には、扇形
をした駆動ピン挿入穴13が設けられている。磁性金属
板6の外側環状体7bから突出した外周部の上面または
下面(本実施例では上面)が、ディスク接合面14とな
っている(図2参照)。 【0018】ドライブ装置は図3に示すように、スピン
ドル15の外周には前記外側環状体7bと対向する位置
まで平坦面が広がっており、その平坦面上に永久磁石1
0が複数個設置され、また駆動ピン17が平坦面より突
出している。この永久磁石10は同図に示すように、内
側環状体7aと外側環状体7bの間から露呈している磁
性金属板6の部分と対向、近接するように設けられ、従
って図2で斜線で示す領域が永久磁石10によって磁気
的に吸引される吸引面18となる。 【0019】この平坦面のうちで永久磁石10より外側
の円環部分が受け面16となり、外側環状体7bの当接
面11と対面する。従ってディスク状記録媒体1を斜め
にしてドライブ装置に装着しても広範囲の受け面16に
よってディスク状記録媒体1が水平に受け止められて、
永久磁石10により確実に支持され、駆動ピン17の回
転モーメントに基づいてスピンドル15の周面が位置決
め面9に当接することにより、ディスク状記録媒体1の
芯出しが行われる。 【0020】前記実施例では磁気記録用のディスク状記
録媒体について説明したが、本発明はこれに限定するも
のではなく、例えば光記録用あるいは光−磁気記録用の
ディスク状記録媒体にも適用可能である。 【0021】 【発明の効果】本発明は前述のように、センターハブの
当接面を吸引面の径方向外側にその吸引面を囲むように
環状に設けることにより、当接面の範囲(面積)が拡張
されるとともに、実質的にセンターハブの外周部近くに
当接面があることにより、ドライブ装置に対してディス
ク状記録媒体が常に安定した状態で装着でき、そのため
チャツキングエラーが解消され、動作信頼性の向上が図
れる。 【0022】また、フラットな円板状の磁性金属板を使
用することによりディスクとの接合面の平坦性が確実に
確保でき、そのためディスク状記録媒体を回転したとき
に記録ディスクの上下の振動が少なく、ヘッドとのコン
タクトが良好である。 【0023】さらに、環状体の下面が当接面となり、そ
の環状体より径方向外側に突出した磁性金属板部分の表
面が記録ディスクとの接合面となっておれば、当接面
(ドライブ装置に対する上下方向の位置決め面)に対し
て接合面が隣接することになり、そのため記録ディスク
のドライブ装置に対する上下方向の位置決め精度が向上
し、ヘッドとのコンタクト状態が良好となるなどの特長
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る磁気ディスクカートリ
ッジの要部縦断面図である。 【図2】その磁気ディスクカートリッジに用いるセンタ
ーハブの平面図である。 【図3】その磁気ディスクカートリッジをドライブ装置
に装着した状態を示す一部縦断面図である。 【符号の説明】 1 ディスク状記録媒体 2 カートリッジケース 4 磁気ディスク 5 センターハブ 6 磁性金属板 7a 内側環状体 7b 外側環状体 8 スピンドル挿入穴 9 位置決め面 10 永久磁石 11 当接面 13 駆動ピン挿入孔 14 ディスク接合面 15 スピンドル 16 受け面 17 駆動ピン 18 吸引面
ッジの要部縦断面図である。 【図2】その磁気ディスクカートリッジに用いるセンタ
ーハブの平面図である。 【図3】その磁気ディスクカートリッジをドライブ装置
に装着した状態を示す一部縦断面図である。 【符号の説明】 1 ディスク状記録媒体 2 カートリッジケース 4 磁気ディスク 5 センターハブ 6 磁性金属板 7a 内側環状体 7b 外側環状体 8 スピンドル挿入穴 9 位置決め面 10 永久磁石 11 当接面 13 駆動ピン挿入孔 14 ディスク接合面 15 スピンドル 16 受け面 17 駆動ピン 18 吸引面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G11B 23/00 601
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】記録ディスクの中央部にセンターハブを固
定し、そのセンターハブがドライブ装置の受け面に当接
する当接面と、ドライブ装置の固定用永久磁石と対向し
て磁気的に吸引される吸引面とを有するディスク状記録
媒体において、 前記センターハブが、フラットな円板状の磁性金属板
と、その磁性金属板にアウトサート成形された合成樹脂
製の環状体とを有し、前記磁性金属板の前記合成樹脂製
の環状体より径方向内側部分が前記吸引面となり、前記
合成樹脂製の環状体の下面が前記当接面となり、前記磁
性金属板の前記合成樹脂製の環状体より径方向外側に突
出した部分の表面が記録ディスクとの接合面となること
を特徴とするディスク状記録媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22191695A JP3512533B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | ディスク状記録媒体 |
DE1996135270 DE19635270C2 (de) | 1995-08-30 | 1996-08-30 | Scheibenförmiges Aufzeichnungsmedium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22191695A JP3512533B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | ディスク状記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0969271A JPH0969271A (ja) | 1997-03-11 |
JP3512533B2 true JP3512533B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=16774173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22191695A Expired - Fee Related JP3512533B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | ディスク状記録媒体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3512533B2 (ja) |
DE (1) | DE19635270C2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11149739A (ja) * | 1997-11-14 | 1999-06-02 | Sony Corp | ディスクカートリッジ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3430966A (en) * | 1967-04-03 | 1969-03-04 | Gauss Electrophysics Inc | Transparent recording disc |
KR940009470B1 (ko) * | 1985-02-16 | 1994-10-13 | 히다찌마구세루 가부시기가이샤 | 디스크 카트리지 및 디스크 구동장치 |
-
1995
- 1995-08-30 JP JP22191695A patent/JP3512533B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-08-30 DE DE1996135270 patent/DE19635270C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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DE19635270A1 (de) | 1997-03-06 |
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