JP2531107Y2 - チャック台 - Google Patents
チャック台Info
- Publication number
- JP2531107Y2 JP2531107Y2 JP1991108945U JP10894591U JP2531107Y2 JP 2531107 Y2 JP2531107 Y2 JP 2531107Y2 JP 1991108945 U JP1991108945 U JP 1991108945U JP 10894591 U JP10894591 U JP 10894591U JP 2531107 Y2 JP2531107 Y2 JP 2531107Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- disk
- index
- hub
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は磁気ディスクや光ディス
クのデータを読み書きする記録装置のディスク駆動用チ
ャック台に関する。
クのデータを読み書きする記録装置のディスク駆動用チ
ャック台に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気ディスクや光ディスクへデータの書
き込みおよび読み出しをする記録装置は、アウタロータ
モータに取り付けたチャック台にディスクを装着してデ
ィスクを回転させるようにしてある。
き込みおよび読み出しをする記録装置は、アウタロータ
モータに取り付けたチャック台にディスクを装着してデ
ィスクを回転させるようにしてある。
【０００３】このような記録装置では、ディスクの記録
開始基準位置を捉えるためにモータのロータヨークにイ
ンデックスマグネットを、またこれを検知するためのホ
ール素子よりなる磁気検出素子をプリント基板上に設け
てある。
開始基準位置を捉えるためにモータのロータヨークにイ
ンデックスマグネットを、またこれを検知するためのホ
ール素子よりなる磁気検出素子をプリント基板上に設け
てある。
【０００４】従来の記録装置では図３、４に示すように
インデックスマグネット４は、モータ１０のロータヨー
ク９外周に回転軸たるスピンドル５を中心としてチャッ
ク台１に設けられたドライブピン６と図中矢印Ａで示す
ディスクの回転方向へ一定の角度をなすようにして取り
付けられ、磁気検出素子７はロータヨーク９の外側方に
おけるプリント基板８上に固定してある。
インデックスマグネット４は、モータ１０のロータヨー
ク９外周に回転軸たるスピンドル５を中心としてチャッ
ク台１に設けられたドライブピン６と図中矢印Ａで示す
ディスクの回転方向へ一定の角度をなすようにして取り
付けられ、磁気検出素子７はロータヨーク９の外側方に
おけるプリント基板８上に固定してある。
【０００５】前記ドライブピン６はディスクのハブに形
成した基準孔と係合し、モータの駆動によりディスクを
回転させるためのものであり、また、ディスクの記録開
始基準位置を決めるものとしてもある。
成した基準孔と係合し、モータの駆動によりディスクを
回転させるためのものであり、また、ディスクの記録開
始基準位置を決めるものとしてもある。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】上述のように従来のモ
ータを備える記録装置では、インデックスマグネットを
モータのロータヨーク外周に設けてあるので、組立ての
際にロータヨークに設けられたインデックスマグネット
とチャック台に設けられたドライブピンとの位置関係を
正確にセットする必要があり、この位置関係に組立てに
よるズレが生じると磁気記録特性が不安定になるといっ
た問題が生じていた。
ータを備える記録装置では、インデックスマグネットを
モータのロータヨーク外周に設けてあるので、組立ての
際にロータヨークに設けられたインデックスマグネット
とチャック台に設けられたドライブピンとの位置関係を
正確にセットする必要があり、この位置関係に組立てに
よるズレが生じると磁気記録特性が不安定になるといっ
た問題が生じていた。
【０００７】また、インデックスマグネットはモータの
ロータヨーク外周から外側方へ突出しているとともに、
これを検知する磁気検出素子はさらにモータのロータヨ
ーク外側方のプリント基板上に設けてあるので、ロータ
ヨークまわりのプリント基板上にその他の部品を設ける
ことは実際上不可能で、プリント基板上の部品実装スペ
ースが有効に活用されておらず、記録装置のより一層の
小型化という要望には応えられなかった。
ロータヨーク外周から外側方へ突出しているとともに、
これを検知する磁気検出素子はさらにモータのロータヨ
ーク外側方のプリント基板上に設けてあるので、ロータ
ヨークまわりのプリント基板上にその他の部品を設ける
ことは実際上不可能で、プリント基板上の部品実装スペ
ースが有効に活用されておらず、記録装置のより一層の
小型化という要望には応えられなかった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、本考案のチャック台は中心にモータの回転軸
と固嵌するための孔を有するハブ台と、該ハブ台のまわ
りにディスク装着用のチャッキングマグネットを備える
とともに、該チャッキングマグネットの片面に設けた板
ばねによりハブ台もしくはチャッキングマグネットの孔
から突出させられるドライブピンを有するチャック台の
前記チャッキングマグネットにインデックスマグネット
を一体成形により設け、かつインデックスマグネットの
円軌道近傍におけるプリント基板上の適所に、インデッ
クスマグネットの到来を検知する磁気検出素子を設け、
インデックスマグネットは高さＬと断面積Ａの比がＬ／
Ａ≧１．０である構造のものとしてある。
るために、本考案のチャック台は中心にモータの回転軸
と固嵌するための孔を有するハブ台と、該ハブ台のまわ
りにディスク装着用のチャッキングマグネットを備える
とともに、該チャッキングマグネットの片面に設けた板
ばねによりハブ台もしくはチャッキングマグネットの孔
から突出させられるドライブピンを有するチャック台の
前記チャッキングマグネットにインデックスマグネット
を一体成形により設け、かつインデックスマグネットの
円軌道近傍におけるプリント基板上の適所に、インデッ
クスマグネットの到来を検知する磁気検出素子を設け、
インデックスマグネットは高さＬと断面積Ａの比がＬ／
Ａ≧１．０である構造のものとしてある。
【０００９】
【実施例】図１〜２は本考案に係るチャック台を備える
アウタロータモーターの一例を示す一部縦断平面図であ
る。
アウタロータモーターの一例を示す一部縦断平面図であ
る。
【００１０】図において符号１はチャック台を示し、中
央にはアウタロータモータ１０のスピンドル５に固嵌さ
れたハブ台２を有し、そのまわりにディスク装着用のチ
ャッキングマグネット３が設けられ、チャッキングマグ
ネット３の下面にはこれと一体にモールド成形された丸
軸状のインデックスマグネット４が突出させられてい
る。
央にはアウタロータモータ１０のスピンドル５に固嵌さ
れたハブ台２を有し、そのまわりにディスク装着用のチ
ャッキングマグネット３が設けられ、チャッキングマグ
ネット３の下面にはこれと一体にモールド成形された丸
軸状のインデックスマグネット４が突出させられてい
る。
【００１１】スピンドル５を中心としてチャック台の前
記インデックスマグネット４から矢印Ａで示すディスク
回転方向に向かって８７°をなす位置にはドライブピン
６をチャック台上面に突出させるための孔１ａがあけら
れている。
記インデックスマグネット４から矢印Ａで示すディスク
回転方向に向かって８７°をなす位置にはドライブピン
６をチャック台上面に突出させるための孔１ａがあけら
れている。
【００１２】ドライブピン６はハブ台下面に取り付けら
れた板ばね１１の遊端部に設けられており、この板ばね
１１の弾性によって前記孔１ａよりチャック台上面に突
出させられ、ディスクのハブにあけられた基準孔と係合
してディスクを回転駆動させる。
れた板ばね１１の遊端部に設けられており、この板ばね
１１の弾性によって前記孔１ａよりチャック台上面に突
出させられ、ディスクのハブにあけられた基準孔と係合
してディスクを回転駆動させる。
【００１３】インデックスマグネット４の磁力を検知し
てディスクの記録開始基準位置を捉えるための磁気検出
素子７は、インデックスマグネット４がチャック台１と
ともに回転する円軌道直下のプリント基板８上に設けら
れている。インデックスマグネット４は、例えば丸軸状
の柱状に形成してあって、高さＬと断面積Ａの比はＬ／
Ａ≧１．０としてある。
てディスクの記録開始基準位置を捉えるための磁気検出
素子７は、インデックスマグネット４がチャック台１と
ともに回転する円軌道直下のプリント基板８上に設けら
れている。インデックスマグネット４は、例えば丸軸状
の柱状に形成してあって、高さＬと断面積Ａの比はＬ／
Ａ≧１．０としてある。
【００１４】チャック台７の回転動力源たるアウタロー
タモータ１０は、その回転軸となるスピンドル５のチャ
ック台とプリント基板８をはさんだ反対側に設けられて
いる。
タモータ１０は、その回転軸となるスピンドル５のチャ
ック台とプリント基板８をはさんだ反対側に設けられて
いる。
【００１５】アウタロータモータ１０の構造は、軟磁性
円盤よりなり外周フランジにロータマグネット１４を有
するロータヨーク９がスピンドル５の下端に設けてあ
り、スピンドル５には内外輪１３ａ、１３ｂよりなるラ
ジアルボールベアリング１３の内輪１３ａを嵌合せしめ
てあり、外輪１３ａはコイル１６を軟磁性の極板に捲装
したステータ１５を外周に固嵌しプリント基板にあけら
れたに嵌入固着されたハウジング１２に固嵌されてい
る。
円盤よりなり外周フランジにロータマグネット１４を有
するロータヨーク９がスピンドル５の下端に設けてあ
り、スピンドル５には内外輪１３ａ、１３ｂよりなるラ
ジアルボールベアリング１３の内輪１３ａを嵌合せしめ
てあり、外輪１３ａはコイル１６を軟磁性の極板に捲装
したステータ１５を外周に固嵌しプリント基板にあけら
れたに嵌入固着されたハウジング１２に固嵌されてい
る。
【００１６】
【００１７】
【００１８】
【００１９】
【００２０】
【００２１】
【００２２】
【００２３】
【００２４】
【００２５】
【００２６】なお、チャッキングマグネット３とハブ台
２は一体に形成させることもできる。
２は一体に形成させることもできる。
【００２７】
【考案の効果】本考案は上述した構造のものであるの
で、インデックスマグネットのドライブピンに対する位
置が組立ての際にズレることがなく、ディスクの記録開
始基準位置の検出を高精度で行うことができ、より安定
した磁気記録特性を発揮する。
で、インデックスマグネットのドライブピンに対する位
置が組立ての際にズレることがなく、ディスクの記録開
始基準位置の検出を高精度で行うことができ、より安定
した磁気記録特性を発揮する。
【００２８】また、プリント基板におけるロータヨーク
外側方に磁気検出素子を設ける必要がなく、プリント基
板上のスペースを有効に利用でき、部品の実装を集約化
できて、記録装置をより一層小型化できる利点がある。
さらに インデックスマグネットは高さＬと断面積Ａの
比がＬ／Ａ≧１．０となるようにしてあるので 磁気抵
抗が小であり、しかも低温時の減磁を少なくすることが
できる。
外側方に磁気検出素子を設ける必要がなく、プリント基
板上のスペースを有効に利用でき、部品の実装を集約化
できて、記録装置をより一層小型化できる利点がある。
さらに インデックスマグネットは高さＬと断面積Ａの
比がＬ／Ａ≧１．０となるようにしてあるので 磁気抵
抗が小であり、しかも低温時の減磁を少なくすることが
できる。
【図１】 本考案に係るチャック台を備えるアウタロー
タモーターの一例を示す一部破断平面図。
タモーターの一例を示す一部破断平面図。
【図２】 同上の一部縦断正面図。
【図３】 従来の記録装置の一部破断平面図。
【図４】 同上の一部縦断正面図。
１ チャック台 １ａ 孔 ２ ハブ台 ３ チャッキングマグネット ４ インデックスマグネット ５ スピンドル ６ ドライブピン ７ 磁気検出素子 ８ プリント基板 ９ ロータヨーク １０ アウタロータモータ １１ 板ばね １２ ハウジング １３ ベアリング １３ａ 内輪 １３ｂ 外輪 １４ ロータマグネット １５ ステータ １６ コイル １７ 切欠孔 Ａ ディスク回転方向
Claims (1)
- 【請求項１】中心にモータの回転軸と固嵌するための孔
を有するハブ台と、該ハブ台のまわりにディスク装着用
のチャッキングマグネットを備えるとともに、該チャッ
キングマグネットの片面に設けた板ばねによりハブ台も
しくはチャッキングマグネットの孔から突出させられる
ドライブピンを有するチャック台の前記チャッキングマ
グネットにインデックスマグネットを一体成形により設
け、かつインデックスットの到来を検知する磁気検出素
子を設け、インデックスマグネットは高さＬと断面積Ａ
の比がＬ／Ａ≧１．０であるチャック台。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991108945U JP2531107Y2 (ja) | 1991-12-07 | 1991-12-07 | チャック台 |
| DE69232492T DE69232492T2 (de) | 1991-12-07 | 1992-12-07 | Motor zum Andrehen einer Platte |
| DE69224362T DE69224362T2 (de) | 1991-12-07 | 1992-12-07 | Aussenrotormotor |
| EP97108703A EP0798709B1 (en) | 1991-12-07 | 1992-12-07 | A motor for rotating a disc |
| EP92311139A EP0546785B1 (en) | 1991-12-07 | 1992-12-07 | Outer rotor motor |
| US07/986,581 US5304879A (en) | 1991-12-07 | 1992-12-07 | Outer rotor motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991108945U JP2531107Y2 (ja) | 1991-12-07 | 1991-12-07 | チャック台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550563U JPH0550563U (ja) | 1993-07-02 |
| JP2531107Y2 true JP2531107Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=14497634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991108945U Expired - Lifetime JP2531107Y2 (ja) | 1991-12-07 | 1991-12-07 | チャック台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531107Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2592170B1 (fr) * | 1985-12-20 | 1988-02-05 | Guigan Jean | Procede et dispositif pour delivrer une quantite predeterminee de plasma a partir d'un echantillon de sang en vue d'analyses. |
-
1991
- 1991-12-07 JP JP1991108945U patent/JP2531107Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0550563U (ja) | 1993-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |