JPH0450602Y2 - - Google Patents

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JPH0450602Y2
JPH0450602Y2 JP1986117768U JP11776886U JPH0450602Y2 JP H0450602 Y2 JPH0450602 Y2 JP H0450602Y2 JP 1986117768 U JP1986117768 U JP 1986117768U JP 11776886 U JP11776886 U JP 11776886U JP H0450602 Y2 JPH0450602 Y2 JP H0450602Y2
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JP
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bushing
hub
plastic magnet
disk
thickness
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JP1986117768U
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JPS6324740U (ja
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、一般に3.5インチフロツピーデイス
クと呼ばれている磁気デイスクを磁気吸着して回
転させるために好適なデイスク回転台に関する。
[従来の技術] 従来の3.5インチフロツピーデイスク装置のデ
イスクチヤツキング機構は、例えば実開昭60−
163547号公報に開示されているように、金属製の
回転台の中に永久磁石を配置することによつて構
成されている。また、コストの低減を図るため
に、第5図及び第6図に示す如くプラスチツクマ
グネツト1を使用することが提案されている。第
5図の場合には回転軸2にブシユ3を一体化し、
このブシユ3を囲むようにプラスチツクマグネツ
ト1が配設されている。第6図の場合は、ブシユ
を使用しないでプラスチツクマグネツト1を直接
に回転軸2に一体化している。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、実開昭60−163547号公報に開示され
ている様に永久磁石を使用する場合は、回転軸と
永久磁石との合計の厚みが3mm以上になり、装置
の薄型化が困難になるという問題、及びコスト高
になるという問題がある。一方、第5図の吸着回
転台は、コストの低減を図ることができるが、ブ
シユ3の上面を含むようにプラスチツクマグネツ
ト1で囲むために、厚みを3mm以下にすることが
困難であるという問題点を有する。また、第6図
の吸着回転台は、ブシユを使用しないために、厚
みを1.5mm程度にすることができるという長所を
有する反面、デイスクチヤツキングの繰り返しに
よつて回転台に歪みが発生し、吸着面の面振れが
増大し、ヘツドタツチが悪くなるという問題を有
する。
そこで、本考案の目的は薄型化及び低コスト化
が可能であると共に機械的安定性を大きくするこ
とが可能なデイスク回転台を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本考案は、実施例を
示す図面の符号を参照して説明すると、中央に磁
気吸引可能な金属製のハブ18を備えている記録
媒体デイスク17を吸引保持するためのものであ
つて、回転軸10と、前記ハブ18よりも小さな
径を有して前記回転軸10に固着され且つ側面に
凹部19又は凸部を有している金属製ブシユ11
と、前記ハブ18よりも小さな径を有して前記ブ
シユ11の上面に固着され且つ前記ハブ18を載
置するように形成された滑性の大きい樹脂リング
16と、前記ブシユ11をリング状に囲むように
配置され且つ前記ブシユ11の前記凹部19又は
凸部を有する側面に噛み合うように前記ブシユ1
1に一体成形され、且つ前記樹脂リング16の上
面よりも低い上面を有し、且つ前記ブシユ11の
外周部の厚さと実質的に同一の厚さを有している
プラスチツクマグネツト12とを備えていること
を特徴とするデイスク回転台に係わるものであ
る。
[考案の作用及び効果] 本考案は次の作用効果を有する。
(イ) プラスチツクマグネツト12はブシユ11の
凹部19又は凸部を有する側面に噛み合うよう
にブシユ11に一体に成形され且つブシユ11
の外周部と同一の厚さに形成されているので、
デイスク回転台の薄型化を達成することがで
き、且つ薄型化されているにも拘らずプラスチ
ツクマグネツト12の機械的安定性を保つこと
ができる。
(ロ) 滑性の大きい樹脂リング16をブシユ11の
上に配置し、プラスチツクマグネツト12の上
面の高さを樹脂リング16の上面よりも低くし
たので、ハブ18とプラスチツクマグネツト1
2との間に所望の間隙を容易に得ることがで
き、且つプラスチツクマグネツト12のハブ1
8に対する接触を防ぐことができる。この結
果、プラスチツクマグネツト12の変形を防ぐ
ことができる。
[実施例] 次に、第1図〜第4図によつて本考案の実施例
に係わる磁気デイスク装置のデイスク回転台を説
明する。このデイスク回転台は、実開昭60−
163547号公報に開示されている3.5インチフロツ
ピーデイスクを吸着保持して回転するものであ
り、モータ(図示せず)に結合される回転軸10
と、ここに固着されたデイスク載置台11と、こ
のデイスク載置台11の外周に一体成形されたプ
ラスチツクマグネツト12と、板バネ13に支持
されている駆動ピン14とから成る。
デイスク載置台11は回転軸10に固着された
金属製(真ちゆう、アルミニウム等)のブシユ1
5とこの上に固着された滑性の大きい弗素樹脂製
リング16とから成り、ブシユ15及びリング1
6は磁気デイスク17の中心に固着された磁性金
属製ハブ18の径よりも小さい径を有し、ハブ1
8の内周側部分が載置されるように形成されてい
る。
プラスチツクマグネツト12はハブ18を吸引
するものであつて、ハブ18の外周側部分に対向
するように形成されている。このプラスチツクマ
グネツト12はブシユ15の上面を覆つておら
ず、凹部19を有するブシユ外周面に噛み合うよ
うに一体成形されている。従つて、ブシユ15と
プラスチツクマグネツト12とは実質的に同一の
厚さに形成されている。
プラスチツクマグネツト12には、駆動ピン1
4を挿入するための孔20、板バネ13の固定に
利用するための孔21が設けられている。なお、
板バネ13は第4図に示す如く形成されており、
駆動ピン取付部13aとブシユ係合部13bとの
間に固定用孔22を有している。このプラスチツ
クマグネツト12の磁化は、円周方向にN極とS
極とが交互に配置されるようになされている。
上述の如く構成されたデイスク回転台の上にフ
ロツピーデイスクが挿入されると、ハブ18の中
央孔に回転軸10の先端が挿入される。一方、駆
動ピン14は、ハブ18に設けられている孔に直
ちに挿入されるとは限らないが、回転台及びハブ
の回転に基づいて挿入される。
プラスチツクマグネツト12の上面の高さはデ
イスク回転台11のリング16の上面の高さより
も低いために、ハブ18がプラスチツクマグネツ
ト12に接触しない。しかし、ハブ18とプラス
チツクマグネツト12との間の空隙は極めて狭い
ので、プラスチツクマグネツト12のN極からハ
ブ18を通つてS極に戻る磁気回路が形成され、
ハブ18を吸引することができる。
本実施例によれば、プラスチツクマグネツト1
2がブシユ15と同一の厚さに形成されるので、
薄型化が達成される。またブシユ15の側面の凹
19に噛み合うようにプラスチツクマグネツト1
2が一体化されているので、プラスチツクマグネ
ツト12の安定的な結合が達成される。
[変形例] 本考案は上述の実施例に限定されるものではな
く、変形が可能なものである。例えば、ブシユ1
5の外周面に凸部を設け、ここにプラスチツクマ
グネツト12を一体成形してもよい。またプラス
チツクマグネツト12における磁化をN極とS極
とがストライプ状に交互に配置されるように行つ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わるデイスク回転
台の断面図、第2図は駆動ピンと板バネを取り外
した状態で回転台を示す平面図、第3図は第2図
の−線断面図、第4図は第1図の板バネの平
面図である。第5図は従来の回転台を示す断面図
である。第6図は従来の別の回転台を示す断面図
である。 10……回転軸、11……デイスク載置台、1
2……プラスチツクマグネツト、15……ブシ
ユ、16……リング、18……ハブ、19……凹
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央に磁気吸引可能な金属製のハブ18を備え
    ている記録媒体デイスク17を吸引保持するため
    のものであつて、 回転軸10と、 前記ハブ18よりも小さな径を有して前記回転
    軸10に固着され且つ側面に凹部19又は凸部を
    有している金属製ブシユ11と、 前記ハブ18よりも小さな径を有して前記ブシ
    ユ11の上面に固着され且つ前記ハブ18を載置
    するように形成された滑性の大きい樹脂リング1
    6と、 前記ブシユ11をリング状に囲むように配置さ
    れ且つ前記ブシユ11の前記凹部19又は凸部を
    有する側面に噛み合うように前記ブシユ11に一
    体成形され、且つ前記樹脂リング16の上面より
    も低い上面を有し、且つ前記ブシユ11の外周部
    の厚さと実質的に同一の厚さを有しているプラス
    チツクマグネツト12と を備えていることを特徴とするデイスク回転台。
JP1986117768U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0450602Y2 (ja)

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JP1986117768U JPH0450602Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JPS6324740U JPS6324740U (ja) 1988-02-18
JPH0450602Y2 true JPH0450602Y2 (ja) 1992-11-30

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ID=31003592

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2520664Y2 (ja) * 1990-02-14 1996-12-18 東洋プラスチック精工株式会社 ターンテーブル装置

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JPS6161655B2 (ja) * 1982-02-01 1986-12-26 Canon Kk
JPS6239262B2 (ja) * 1979-10-22 1987-08-21 Nippon Denso Co

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JPS6324740U (ja) 1988-02-18

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