JP3505455B2 - 道路料金収受システム、無線機器および道路料金処理方法 - Google Patents
道路料金収受システム、無線機器および道路料金処理方法Info
- Publication number
- JP3505455B2 JP3505455B2 JP35320399A JP35320399A JP3505455B2 JP 3505455 B2 JP3505455 B2 JP 3505455B2 JP 35320399 A JP35320399 A JP 35320399A JP 35320399 A JP35320399 A JP 35320399A JP 3505455 B2 JP3505455 B2 JP 3505455B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- vehicle
- data
- wireless device
- road
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、有料道
路を通行する車両の通行料金を無線カードなどの無線機
器を利用して収受する道路料金収受システム、および、
これに用いる無線機器および道路料金処理方法に関す
る。
路を通行する車両の通行料金を無線カードなどの無線機
器を利用して収受する道路料金収受システム、および、
これに用いる無線機器および道路料金処理方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、記録媒体である無線カード（無線
機器）を車両に搭載して有料道路を走行させ、無線カー
ドに記録されているデータに基づいて通行料金を算出す
るシステムにおいては、各無線カードからの読取データ
に対して書込データが１対１に処理されることが必要で
ある。すなわち、従来のシステムでは、有料道路の主要
地点に設置され、車両の通過をチェックするバリア（通
過地点）で、無線カードからの読取データの発生順序
（バリアへの車両に進入順序）に応じて無線カードヘの
書込データを作成して送信し、無線カードから書込み結
果データを受信して１件の処理が完了したものとしてい
る。
機器）を車両に搭載して有料道路を走行させ、無線カー
ドに記録されているデータに基づいて通行料金を算出す
るシステムにおいては、各無線カードからの読取データ
に対して書込データが１対１に処理されることが必要で
ある。すなわち、従来のシステムでは、有料道路の主要
地点に設置され、車両の通過をチェックするバリア（通
過地点）で、無線カードからの読取データの発生順序
（バリアへの車両に進入順序）に応じて無線カードヘの
書込データを作成して送信し、無線カードから書込み結
果データを受信して１件の処理が完了したものとしてい
る。
【０００３】たとえば、図６に示すように、無線カード
を搭載した車両＃１，＃２，…＃５が連続してバリアに
進入して、進入順に読取データがリードアンテナ３１を
介してバリアの処理部３２に送られると、処理部３２は
読取データをその順序にしたがって処理する。処理され
たデータは、処理部３２からライトアンテナ３３へ同じ
順序で送られ、各車両に順次送信され、各車両の無線カ
ードは書込み結果データを処理部３２へ返す。
を搭載した車両＃１，＃２，…＃５が連続してバリアに
進入して、進入順に読取データがリードアンテナ３１を
介してバリアの処理部３２に送られると、処理部３２は
読取データをその順序にしたがって処理する。処理され
たデータは、処理部３２からライトアンテナ３３へ同じ
順序で送られ、各車両に順次送信され、各車両の無線カ
ードは書込み結果データを処理部３２へ返す。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線カードを用
いたシステムにおいては、車両がリードアンテナ３１を
通過した順序でライトアンテナ３３を通過すれば、シス
テムは正常に動作する。しかしながら、図７に示すよう
に、車両＃１の処理完了後に、オートバイ＃３が車両＃
２を追い越してライトアンテナ３３に先に到達した場合
には、従来のシステムではデータを読取った無線カード
のカード番号とデータを書込もうとしている無線カード
のカード番号とが相違することから、オートバイ＃３に
搭載した無線カードにはデータの書込みは行なわれな
い。 その後、車両＃２がライトアンテナ３３に到達する
と、車両＃２へのデータの書込みが行なわれ、処理部３
２は次にオートバイ＃３へ書込データを送信しようとす
るが、このときには既にオートバイ＃３は送受信有効範
囲外へ走り去っており、オートバイ＃３への処理が不可
能となる。 また、図８に示すように、リードアンテナ３
１を通過した車両＃４が、Ｕターンあるいはバックによ
り後退し、列を離れてライトアンテナ３３の前を通過し
ない場合にも処理を完了しない。 このように、従来のシ
ステムにあっては、バリアへの車両の進入順序と退出順
序とが一致していない場合には、処理が完了しないとい
う問題がある。
いたシステムにおいては、車両がリードアンテナ３１を
通過した順序でライトアンテナ３３を通過すれば、シス
テムは正常に動作する。しかしながら、図７に示すよう
に、車両＃１の処理完了後に、オートバイ＃３が車両＃
２を追い越してライトアンテナ３３に先に到達した場合
には、従来のシステムではデータを読取った無線カード
のカード番号とデータを書込もうとしている無線カード
のカード番号とが相違することから、オートバイ＃３に
搭載した無線カードにはデータの書込みは行なわれな
い。 その後、車両＃２がライトアンテナ３３に到達する
と、車両＃２へのデータの書込みが行なわれ、処理部３
２は次にオートバイ＃３へ書込データを送信しようとす
るが、このときには既にオートバイ＃３は送受信有効範
囲外へ走り去っており、オートバイ＃３への処理が不可
能となる。 また、図８に示すように、リードアンテナ３
１を通過した車両＃４が、Ｕターンあるいはバックによ
り後退し、列を離れてライトアンテナ３３の前を通過し
ない場合にも処理を完了しない。 このように、従来のシ
ステムにあっては、バリアへの車両の進入順序と退出順
序とが一致していない場合には、処理が完了しないとい
う問題がある。
【０００５】そこで、本発明は、車両に搭載された無線
機器から連続してデータが発生された場合に、無線機器
への先行する書込み処理が遅れたりあるいは完了しなく
ても、後続のデータ処理が抜けや漏れなしに完了するこ
とができる道路料金収受システム、無線機器および道路
料金処理方法を提供することを目的とする。
機器から連続してデータが発生された場合に、無線機器
への先行する書込み処理が遅れたりあるいは完了しなく
ても、後続のデータ処理が抜けや漏れなしに完了するこ
とができる道路料金収受システム、無線機器および道路
料金処理方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の道路料金収受シ
ステムは、有料道路に沿い設けられ、車両に搭載され固
有の識別コードを含むデータを記憶している無線機器と
の間で無線通信を行なう道路料金収受システムにおい
て、有料道路に沿い設けられ、走行している車両に搭載
されている前記無線機器より固有の識別コードを含むデ
ータを受信する第１アンテナと、この第１アンテナで前
記無線機器より受信した固有の識別コードを含むデータ
に対応させて車両の通行料金に関係する書込データを作
成する作成手段、および、この作成手段で作成された書
込データを複数の前記無線機器分登録する登録手段を備
えた処理部と、有料道路に沿い、かつ、車両の進行方向
について前記第１アンテナの後段に設けられ、走行して
いる車両に搭載されている前記無線機器に対して前記登
録手段に登録されている車両の通行料金に関係する書込
データを順次送信する第２アンテナとを具備している。
ステムは、有料道路に沿い設けられ、車両に搭載され固
有の識別コードを含むデータを記憶している無線機器と
の間で無線通信を行なう道路料金収受システムにおい
て、有料道路に沿い設けられ、走行している車両に搭載
されている前記無線機器より固有の識別コードを含むデ
ータを受信する第１アンテナと、この第１アンテナで前
記無線機器より受信した固有の識別コードを含むデータ
に対応させて車両の通行料金に関係する書込データを作
成する作成手段、および、この作成手段で作成された書
込データを複数の前記無線機器分登録する登録手段を備
えた処理部と、有料道路に沿い、かつ、車両の進行方向
について前記第１アンテナの後段に設けられ、走行して
いる車両に搭載されている前記無線機器に対して前記登
録手段に登録されている車両の通行料金に関係する書込
データを順次送信する第２アンテナとを具備している。
【０００７】また、本発明の無線機器は、有料道路に沿
い設けられ、走行している車両に搭載されている無線機
器に対して固有の識別コードを含むデータの送信要求を
行ない、かつ、送信される前記データを受信する第１ア
ンテナと、この第１アンテナで前記無線機器より受信し
た固有の識別コードを含むデータに対応させて車両の通
行料金に関係する書込データを作成する作成手段、およ
び、この作成手段で作成された書込データを複数の前記
無線機器分登録する登録手段を備えた処理部と、有料道
路に沿い、かつ、車両の進行方向について前記第１アン
テナの後段に設けられ、走行している車両に搭載されて
いる前記無線機器に対して前記登録手段に登録されてい
る車両の通行料金に関係する書込データを順次送信する
第２アンテナとから構成される道路料金収受システムと
無線通信を行なうもので、車両に搭載され、固有の識別
コードを含むデータを記憶する記憶手段と、前記第１ア
ンテナからのデータ送信要求に応答して前記記憶手段で
記憶している固有の識別コードを含むデータを送信する
送信手段と、前記第２アンテナから送信される書込デー
タを受信して書込む書込手段とを具備している。
い設けられ、走行している車両に搭載されている無線機
器に対して固有の識別コードを含むデータの送信要求を
行ない、かつ、送信される前記データを受信する第１ア
ンテナと、この第１アンテナで前記無線機器より受信し
た固有の識別コードを含むデータに対応させて車両の通
行料金に関係する書込データを作成する作成手段、およ
び、この作成手段で作成された書込データを複数の前記
無線機器分登録する登録手段を備えた処理部と、有料道
路に沿い、かつ、車両の進行方向について前記第１アン
テナの後段に設けられ、走行している車両に搭載されて
いる前記無線機器に対して前記登録手段に登録されてい
る車両の通行料金に関係する書込データを順次送信する
第２アンテナとから構成される道路料金収受システムと
無線通信を行なうもので、車両に搭載され、固有の識別
コードを含むデータを記憶する記憶手段と、前記第１ア
ンテナからのデータ送信要求に応答して前記記憶手段で
記憶している固有の識別コードを含むデータを送信する
送信手段と、前記第２アンテナから送信される書込デー
タを受信して書込む書込手段とを具備している。
【０００８】
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００１０】図２は、本発明の実施の形態に係る道路料
金収受システム１０の構成を示す上面図である。この道
路料金収受システム１０は無線カードシステムであり、
記録媒体としての無線カード（無線機器）２を搭載した
車両３がリードアンテナ（第１アンテナ）１１およびラ
イトアンテナ（第２アンテナ）１３の前を通過すること
により、無線カード２に記憶されているデータの読取
り、書込みが行なわれ、通行料金の支払いが行なわれ
る。読取り処理用のリードアンテナ１１および書込み処
理用のライトアンテナ１３は、無線方式により車両３に
搭載された無線カード２と交信可能にアイランド９上に
設置されている。処理部１２は、料金所のアイランド９
に設置されたブース内に配置され、リードアンテナ１１
およびライトアンテナ１３に接続されて、それらの制御
と送受信データの処理を行なう。
金収受システム１０の構成を示す上面図である。この道
路料金収受システム１０は無線カードシステムであり、
記録媒体としての無線カード（無線機器）２を搭載した
車両３がリードアンテナ（第１アンテナ）１１およびラ
イトアンテナ（第２アンテナ）１３の前を通過すること
により、無線カード２に記憶されているデータの読取
り、書込みが行なわれ、通行料金の支払いが行なわれ
る。読取り処理用のリードアンテナ１１および書込み処
理用のライトアンテナ１３は、無線方式により車両３に
搭載された無線カード２と交信可能にアイランド９上に
設置されている。処理部１２は、料金所のアイランド９
に設置されたブース内に配置され、リードアンテナ１１
およびライトアンテナ１３に接続されて、それらの制御
と送受信データの処理を行なう。
【００１１】図３は図２の処理部１２の構成を示すブロ
ック図である。処理部１２は、全体を制御するＣＰＵ２
１、制御プログラム等を記憶するＲＯＭ２２、車両の識
別データを記憶し、処理待ちキューが設けられているＲ
ＡＭ２３、各部にＤＣ電圧を供給するＤＣ電源２４、及
び無線カードインターフェース２５から構成されてい
る。
ック図である。処理部１２は、全体を制御するＣＰＵ２
１、制御プログラム等を記憶するＲＯＭ２２、車両の識
別データを記憶し、処理待ちキューが設けられているＲ
ＡＭ２３、各部にＤＣ電圧を供給するＤＣ電源２４、及
び無線カードインターフェース２５から構成されてい
る。
【００１２】次に、本発明の道路料金収受システム１０
の動作について図１、図４および図５を参照して説明す
る。
の動作について図１、図４および図５を参照して説明す
る。
【００１３】図４は無線カード２における処理手順を説
明するフローチャートであり、図５は処理部１２におけ
る処理手順を説明するフローチャートである。無線カー
ド２はプリペイドカードであり、固有の識別コードを有
しているものとする。リードアンテナ１１は処理部１２
の処理とは無関係に一定時間間隔で読取データ送信要求
を送信（ポーリング）している（図１のａ）。車両がバ
リアに進入してきて、リードアンテナ１１の送受信有効
範囲内に入ると、車両３に搭載されている無線カード２
が、読取データ送信要求に応答して、このプリペイドカ
ードの残額、前回使用情報等のカードデータを読み取る
（図４のステップＳＴ１０）。無線カード３はこの読取
データをリードアンテナ１１に送信する（図１のｂ、図
４のステップＳＴ１１）。リードアンテナ１１は読取り
データを処理部１２へ送信する（図１のｃ）。処理部１
２は待機状態にあり（図５のステップＳＴ２０）、リー
ドアンテナ１１から読取りデータを受信すると（図５の
ステップＳＴ２１）、受信したデータの有効／無効、残
額等のチェックを行ない、料金計算を行なって、予め支
払われている金額から料金を引き去った後、書込みデー
タを作成し（図１のｄ、図５のステップＳＴ２２）、処
理部１２内に設けられる処理待ちキューへ書込みデータ
を登録する（図１のｄ、図５のステップＳＴ２３）。
明するフローチャートであり、図５は処理部１２におけ
る処理手順を説明するフローチャートである。無線カー
ド２はプリペイドカードであり、固有の識別コードを有
しているものとする。リードアンテナ１１は処理部１２
の処理とは無関係に一定時間間隔で読取データ送信要求
を送信（ポーリング）している（図１のａ）。車両がバ
リアに進入してきて、リードアンテナ１１の送受信有効
範囲内に入ると、車両３に搭載されている無線カード２
が、読取データ送信要求に応答して、このプリペイドカ
ードの残額、前回使用情報等のカードデータを読み取る
（図４のステップＳＴ１０）。無線カード３はこの読取
データをリードアンテナ１１に送信する（図１のｂ、図
４のステップＳＴ１１）。リードアンテナ１１は読取り
データを処理部１２へ送信する（図１のｃ）。処理部１
２は待機状態にあり（図５のステップＳＴ２０）、リー
ドアンテナ１１から読取りデータを受信すると（図５の
ステップＳＴ２１）、受信したデータの有効／無効、残
額等のチェックを行ない、料金計算を行なって、予め支
払われている金額から料金を引き去った後、書込みデー
タを作成し（図１のｄ、図５のステップＳＴ２２）、処
理部１２内に設けられる処理待ちキューへ書込みデータ
を登録する（図１のｄ、図５のステップＳＴ２３）。
【００１４】ここで、処理部１２は処理待ちキューに未
処理データが登録されているか否か判断する（図５のス
テップＳＴ２４）。処理部１２は図５のステップ２１に
おいて、読取りデータを受信しなかった場合にも未処理
のデータがあるか絶えずチェックしている。処理待ちキ
ューに未処理データが登録されている場合には、処理部
１２は処理待ちデータを書込みデータとして順次にライ
トアンテナ１３へ送信する（図５のステップＳＴ２
５）。処理部１２は書込みデータ送信後に更に処理待ち
キュー内に未処理データがあるか処理待ちキューを検索
する（図５のステップＳＴ２６）。未処理データが存在
する場合には（図５のステップＳＴ２７）、更に書込み
データとしてライトアンテナ１３に送信する。未処理デ
ータがある限リステップＳＴ２５、ＳＴ２６、ＳＴ２７
が繰返される。ライトアンテナ１３は処理部１２から書
込みデータを受信すると直ちに無線カード２に向けて順
次送信する（図１のｆ）。
処理データが登録されているか否か判断する（図５のス
テップＳＴ２４）。処理部１２は図５のステップ２１に
おいて、読取りデータを受信しなかった場合にも未処理
のデータがあるか絶えずチェックしている。処理待ちキ
ューに未処理データが登録されている場合には、処理部
１２は処理待ちデータを書込みデータとして順次にライ
トアンテナ１３へ送信する（図５のステップＳＴ２
５）。処理部１２は書込みデータ送信後に更に処理待ち
キュー内に未処理データがあるか処理待ちキューを検索
する（図５のステップＳＴ２６）。未処理データが存在
する場合には（図５のステップＳＴ２７）、更に書込み
データとしてライトアンテナ１３に送信する。未処理デ
ータがある限リステップＳＴ２５、ＳＴ２６、ＳＴ２７
が繰返される。ライトアンテナ１３は処理部１２から書
込みデータを受信すると直ちに無線カード２に向けて順
次送信する（図１のｆ）。
【００１５】車両に搭載されている無線カード２は書込
みデータを受信すると（図４のステップＳＴ１２）、カ
ード内にデータを書込み（図４のステップＳＴ１３）、
この書込んだデータを読取って（図４のステップＳＴ１
４）、書込み結果データとしてライトアンテナ１３へ送
信する（図１のｇ、図４のステップＳＴ１５）。ライト
アンテナ１３は送受信有効範囲内にある無線カード２か
ら書込み結果データを受信するとこのデータを処理部１
２へ送信する（図１のｈ）。
みデータを受信すると（図４のステップＳＴ１２）、カ
ード内にデータを書込み（図４のステップＳＴ１３）、
この書込んだデータを読取って（図４のステップＳＴ１
４）、書込み結果データとしてライトアンテナ１３へ送
信する（図１のｇ、図４のステップＳＴ１５）。ライト
アンテナ１３は送受信有効範囲内にある無線カード２か
ら書込み結果データを受信するとこのデータを処理部１
２へ送信する（図１のｈ）。
【００１６】処理部１２はライトアンテナ１３から書込
み結果データを受信すると（図５のステップＳＴ２
８）、書込み結果データと処理待ちキュー内の未処理デ
ータとを比較し、一致する未処理データがあれば該当す
る未処理データを処理待ちキューから削除する（図１の
ｉ、図５のステップＳＴ２９）。ここで、その処理待ち
データについての処理が完了する。図６、図７に示した
ように車両のリードアンテナ１１ヘの到達順序とライト
アンテナ１３への到達順序が違ってもデータの書込み処
理が実行できる。
み結果データを受信すると（図５のステップＳＴ２
８）、書込み結果データと処理待ちキュー内の未処理デ
ータとを比較し、一致する未処理データがあれば該当す
る未処理データを処理待ちキューから削除する（図１の
ｉ、図５のステップＳＴ２９）。ここで、その処理待ち
データについての処理が完了する。図６、図７に示した
ように車両のリードアンテナ１１ヘの到達順序とライト
アンテナ１３への到達順序が違ってもデータの書込み処
理が実行できる。
【００１７】また、図８のような場合は、データがいつ
までも処理待ちキュー内に残るため書込みデータの送信
を一定時間又は一定回数だけ繰返しても書込み結果デー
タが受信されない場合にはエラー処理扱いとして、処理
待ちキューから削除するようにしてもよい。
までも処理待ちキュー内に残るため書込みデータの送信
を一定時間又は一定回数だけ繰返しても書込み結果デー
タが受信されない場合にはエラー処理扱いとして、処理
待ちキューから削除するようにしてもよい。
【００１８】更に、処理部１２には無線カードだけでは
なく現金、回数券等の支払い処理機能を持たせることも
出来る。
なく現金、回数券等の支払い処理機能を持たせることも
出来る。
【００１９】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、車
両に搭載された無線機器から連続してデータが発生され
た場合に、無線機器への先行する書込み処理が遅れたり
あるいは完了しなくても、後続のデータ処理が抜けや漏
れなしに完了することができる道路料金収受システム、
無線機器および道路料金処理方法を提供できる。
両に搭載された無線機器から連続してデータが発生され
た場合に、無線機器への先行する書込み処理が遅れたり
あるいは完了しなくても、後続のデータ処理が抜けや漏
れなしに完了することができる道路料金収受システム、
無線機器および道路料金処理方法を提供できる。
【図１】本発明の実施の形態に係る道路料金収受システ
ムにおける処理手順を説明する概念図。
ムにおける処理手順を説明する概念図。
【図２】本発明の実施の形態に係る道路料金収受システ
ムの構成を示す上面図。
ムの構成を示す上面図。
【図３】図２における処理部の構成を示すブロック図。
【図４】無線カードにおける処理順序を説明するフロー
チャート。
チャート。
【図５】処理部における処理順序を説明するフローチャ
ート。
ート。
【図６】従来の道路料金収受システムにおける処理手段
を説明する概念図。
を説明する概念図。
【図７】従来の道路料金収受システムの問題点を説明す
る概念図。
る概念図。
【図８】従来の道路料金収受システムの問題点を説明す
る概念図。
る概念図。
２…無線カード（無線機器）、３…車両、９…アイラン
ド、１０…道路料金収受システム、１１，３１…リード
アンテナ（第１アンテナ）、１２，３２…処理部、１
３，３３…ライトアンテナ（第２アンテナ）、２１…Ｃ
ＰＵ、２２…ＲＯＭ、２３…ＲＡＭ、２４…ＤＣ電源、
２５…無線カードインターフェース。
ド、１０…道路料金収受システム、１１，３１…リード
アンテナ（第１アンテナ）、１２，３２…処理部、１
３，３３…ライトアンテナ（第２アンテナ）、２１…Ｃ
ＰＵ、２２…ＲＯＭ、２３…ＲＡＭ、２４…ＤＣ電源、
２５…無線カードインターフェース。
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平４−248693（ＪＰ，Ａ)
特開 平４−111195（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−127392（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−266590（ＪＰ，Ａ)
特表 平５−508492（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G07B 15/00 510
Claims (3)
- 【請求項１】 有料道路に沿い設けられ、車両に搭載さ
れ固有の識別コードを含むデータを記憶している無線機
器との間で無線通信を行なう道路料金収受システムにお
いて、 有料道路に沿い設けられ、走行している車両に搭載され
ている前記無線機器より固有の識別コードを含むデータ
を受信する第１アンテナと、 この第１アンテナで前記無線機器より受信した固有の識
別コードを含むデータに対応させて車両の通行料金に関
係する書込データを作成する作成手段、および、この作
成手段で作成された書込データを複数の前記無線機器分
登録する登録手段を備えた処理部と、この処理部の登録手段により登録されている複数の無線
機器分の書込データを繰り返し検索する検索手段と、 有料道路に沿い、かつ、車両の進行方向について前記第
１アンテナの後段に設けられ、走行している車両に搭載
されている前記無線機器に対して前記検索手段で検索さ
れた書込データを順次送信する第２アンテナと、 を具備したことを特徴とする道路料金収受システム。 - 【請求項２】 有料道路に沿い設けられ、走行している
車両に搭載されている無線機器に対して固有の識別コー
ドを含むデータの送信要求を行ない、かつ、送信される
前記データを受信する第１アンテナと、この第１アンテ
ナで前記無線機器より受信した固有の識別コードを含む
データに対応させて車両の通行料金に関係する書込デー
タを作成する作成手段、および、この作成手段で作成さ
れた書込データを複数の前記無線機器分登録する登録手
段を備えた処理部と、この処理部の登録手段により登録
されている複数の無線機器分の書込データを繰り返し検
索する検索手段と、有料道路に沿い、かつ、車両の進行
方向について前記第１アンテナの後段に設けられ、走行
している車両に搭載されている前記無線機器に対して前
記検索手段で検索された書込データを順次送信する第２
アンテナとから構成される道路料金収受システムと無線
通信を行なうもので、 車両に搭載され、固有の識別コードを含むデータを記憶
する記憶手段と、 前記第１アンテナからのデータ送信要求に応答して前記
記憶手段で記憶している固有の識別コードを含むデータ
を送信する送信手段と、 前記第２アンテナから送信される書込データを受信して
書込む書込手段と、 を具備したことを特徴とする無線機器。 - 【請求項３】 有料道路に沿い設けられ、車両に搭載さ
れ固有の識別コードを含むデータを記憶している無線機
器との間で通信を行なう道路料金処理方法であって、 有料道路に沿い設けられる第１アンテナを介し、走行し
ている車両に搭載されている前記無線機器より固有の識
別コードを含むデータを受信し、 前記無線機器より受信した固有の識別コードを含むデー
タに対応させて車両の通行料金に関係する書込データを
作成し、 この作成された書込データを複数の前記無線機器分登録
し、この登録されている複数の無線機器分の書込データを繰
り返し検索し、 有料道路に沿い、かつ、車両の進行方向について前記第
１アンテナの後段に設けられる第２アンテナを介し、走
行している車両に搭載されている前記無線機器に対して
前記検索された書込データを順次送信することを特徴と
する道路料金処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35320399A JP3505455B2 (ja) | 1991-03-30 | 1999-12-13 | 道路料金収受システム、無線機器および道路料金処理方法 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9099091A JP3160305B2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 道路料金収受システム、道路料金収受方法および無線機器 |
| JP35320399A JP3505455B2 (ja) | 1991-03-30 | 1999-12-13 | 道路料金収受システム、無線機器および道路料金処理方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Family
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Family Applications (1)
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1999
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