JP3502582B2 - 玄関ドア - Google Patents

玄関ドア

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JP3502582B2
JP3502582B2 JP30186599A JP30186599A JP3502582B2 JP 3502582 B2 JP3502582 B2 JP 3502582B2 JP 30186599 A JP30186599 A JP 30186599A JP 30186599 A JP30186599 A JP 30186599A JP 3502582 B2 JP3502582 B2 JP 3502582B2
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哲夫 三輪
智弘 山田
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新日軽株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアパネルの表面
に採光のための採光窓を形成すると共に、装飾のための
額縁を取り付けるようにした玄関ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、玄関ドアにおいては、ドアパネル
の表面に採光のための採光窓を設けたり、また、装飾の
ためにドアの外表面に額縁を設けるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドアパ
ネルの表面に採光窓を設けたものは、外部からの光をこ
の採光窓を介して取り入れることができて室内を明るく
することはできても、同時に外部の通行者等から採光窓
を介して室内を透かし見られるという問題を有してお
り、居住者にとって外部から室内を透かし見られること
は、精神的に不快なものであると共に、防犯上も好まし
いものではなかった。そのため、ドアパネルに採光窓を
設けた場合においても、この採光窓から室内を透かし見
られない構造の玄関ドアの開発が望まれていた。
【0004】そこで本発明は、玄関ドアの外表面には装
飾のために額縁を取り付けることに着目し、この額縁を
上記ドアパネルの採光窓に関連付けて取り付けることに
よって、採光窓からは十分な光を室内に取り入れると共
に、上記額縁による装飾効果を維持しつつこの額縁によ
って外部から室内を透かし見られるのを防止できるよう
にした玄関ドアを提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決する手段】このような従来の玄関ドアにお
ける問題点を解決するために、請求項1に記載の本発明
は、方形状をしたドアパネルの四周を上下框と左右縦框
にて框組みしてなる玄関ドアにおいて、上記ドアパネル
の適所に長方形状の開口部を設けると共に、該開口部に
框組みしたガラス体を装着して採光窓を形成してなり、
上記ドアパネルの屋外側において上記採光窓の側縁部
に、長尺状に形成され本体表面を装飾面としてなる額縁
を取り付けてなり、かつこの額縁の端縁部を採光窓側へ
突出させ、該端縁部により採光窓の一部を長手方向に覆
うことで採光窓の屋外側を細幅にて露出させると共に、
この端縁部の内側面が採光窓のガラス表面に対し所定角
度の仰角を有した傾斜面にて形成されていることを特徴
として構成されている。
【0006】また、請求項2に記載の本発明は、請求項
1記載において、額縁の端縁部の内側面が採光窓に対し
所定角度で採光するための傾斜光路を形成してなること
を特徴として構成されている。
【0007】また、請求項3に記載の本発明は、請求項
1又は2に記載の本発明において、額縁の本体の基部を
ドアパネルの表面に固定すると共に、内側面の端部を採
光窓の框に係止することにより、額縁をドアパネルの表
面に取り付け自在としてなることを特徴として構成され
ている。
【0008】 また、請求項4に記載の本発明は、請求
項1乃至3のいずれか1項に記載の本発明において、額
縁を取り付けた採光窓の側縁部の対向側に、長尺状に形
成され本体表面を装飾面としてなる補助額縁を取り付け
てなり、この補助額縁の端縁部が採光窓側へ突出してな
ることを特徴として構成されている。
【0009】更に、請求項5に記載の本発明は、請求項
4に記載の本発明において、額縁の端縁部の内側面と補
助額縁の端縁部とによって採光窓に対し、所定角度で採
光するための傾斜光路を形成してなることを特徴として
構成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態に
おける玄関ドアの正面図、図2は図1の拡大横断面図、
図3は図1の拡大縦断面図、図4は図2の要部拡大図、
図5は図4の分解図である。
【0011】図1に示すように、本発明の玄関ドアは、
方形状をしたドアパネル10の四周を上框11と下框1
2と左右の縦框13,13にて框組みして構成される。
このドアパネル10は、一例として表裏2枚のパネル間
にウレタン樹脂等を充填して貼り合わせてなる。そし
て、上記ドアパネル10の長手方向2個所に縦長方形状
の開口部14,14を設けると共に、該開口部14に内
框15にて框組みしたガラス体16を嵌め殺し状に装着
して採光窓20を形成するようにしてなる。なお、上記
ドアパネル10は、実施例に示すように縦長の3枚のパ
ネル体を、それぞれの間に開口部14、14を設ける様
に組み合わせて構成することもできる。また、必要によ
り、開口部14を横長の長方形状に形成することもでき
る。
【0012】上記ドアパネル10の屋外側において上記
採光窓20の側縁部に、長尺状に形成され本体31の表
面を装飾面としてなる額縁30を取り付けるようにして
なる。そして、この額縁30の端縁部32を採光窓20
の一部を部分的に覆うように採光窓20側へ突出せしめ
ると共に、この端縁部32の内側面33が採光窓20の
ガラス表面に対し所定角度の仰角aを有した傾斜面にて
形成されている。なお、この傾斜面は実施例においては
平坦面にて形成されているが、凹面状、もしくは凸面状
に形成されていてもよい。
【0013】上記端縁部32は、採光窓20すなわち、
そのガラス体16の一部を縦長方向に覆っているので、
外部から正面視してガラス体16が縦長方向において僅
かな細幅にて目視できる構成となっている。そして上記
額縁30の端縁部32の内側面33が、図4において矢
視するように採光窓20に対し所定角度で採光するため
の傾斜光路Zを形成してなる。すなわち、この傾斜光路
Zから、外部の光が室内に対し斜方向から入光すること
となる。
【0014】上記額縁30の本体31の基部34をドア
パネル10の表面に係止具36によって固定すると共
に、内側面33の端部に設けた係止部35を採光窓20
の内框15に係止することにより、額縁30をドアパネ
ル10の表面に取り付け自在としてなる。上記したよう
に、額縁30はその本体31の表面が任意の装飾面とし
て形成されているため化粧モールを構成することとな
る。
【0015】上記した採光窓20は、内框15とガラス
体16とから構成されるもので、この内框15は上下框
と左右の縦框とからなり、これらを框組みして開口部1
4に取り付ける。そして框内にガラス体16を装着し、
内側から押縁17,17で嵌め殺し状に固定する。ガラ
ス体16は、実施例においては二重構造の複層ガラスに
て構成されて、防犯上の効果をあげているが、一般的な
一枚のガラスから構成してもよい。
【0016】次に、上記額縁30を取り付けた採光窓2
0の側縁部の対向側に、縦長状に形成され本体41の表
面を装飾面としてなる補助額縁40を取り付けてなり、
この補助額縁40の端縁部42を採光窓20側へ突出さ
せてなる。前記した額縁30が主体的な化粧モールを構
成するもので、この額縁30の端縁部32の内側面33
と、他方の化粧モールを構成する上記補助額縁40の端
縁部42とによって、上記採光窓20に対し所定角度で
採光するための傾斜光路Zが形成されてなる。
【0017】図1、図2に示すように、採光窓20はド
アパネル10の対称位置に2個所設けられており、各採
光窓20,20にはそれぞれ勝手違い状に額縁30と補
助額縁40とが設けられている。そして、中間部に背合
わせ状に配置された補助額縁40,40を部分的に被覆
するように中央額縁50が設けられている。これら主体
的な額縁30と、補助的な補助額縁40と、上記中央額
縁50とによって、本発明の玄関ドアの外表面が十分な
る装飾が施されてなる。しかしながら、これら補助額縁
40と中央額縁50は、あくまで補助的な装飾体である
ので、必ずしも設ける必要はない。
【0018】なお上記した額縁30、補助額縁40、中
央額縁50と各種框材は、各々アルミニウムの押出し型
材より構成される。
【0019】さてこれまで本発明の一実施形態について
説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、そ
の技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施
されてよいものであり、以下、これら異なる形態につい
て説明する。本実施形態では、額縁30に対し、補助額
縁40を対向させて設けたが、この補助額縁40は、必
ずしも設ける必要はなく、また、これら各額縁30,4
0の表面の装飾面は、種々の模様を付けたり、無模様で
あったり、凹凸模様であったり、任意に選択できるもの
である。
【0020】
【発明の効果】上述したように請求項1に記載の本発明
は、方形状をしたドアパネルの四周を框組みしてなる玄
関ドアにおいて、ドアパネルの適所に長方形状の開口部
を設けると共に、該開口部に框組みしたガラス体を装着
して採光窓を形成し、上記ドアパネルの屋外側において
上記採光窓の側縁部に長尺状に形成され本体表面を装飾
面としてなる額縁を取り付け、この額縁の端縁部を採光
窓側へ突出させ、この端縁部により採光窓の一部を長手
方向に覆うことで採光窓の屋外側を細幅にて露出させる
と共に、この端縁部の内側面が採光窓のガラス表面に対
し所定角度の仰角を有した傾斜面にて形成してなること
により、傾斜面を有する額縁を設けた採光窓からは十分
な光を室内に取り入れることができると共に、額縁の端
縁部が採光窓側へ覆う様に突出してあることによって、
外部から室内を透かし見られるのを確実に防止できる効
果がある。
【0021】しかも本発明によれば、額縁の端縁部の内
側面は、採光窓のガラス面に対して傾斜した傾斜光路を
有するため、外部の斜め方向からはこの傾斜光路を介し
てガラス面が広く外部に対応して採光性を十分に高める
ことができる。更にまた本発明は、額縁の端縁部が採光
窓側へ覆う様に突出してあることから、ガラス面が外部
と直接対応する面を少なくして防犯上の効果を向上する
ことができる。
【0022】また、請求項3に記載の本発明は、額縁の
本体の基部をドアパネルの表面に固定すると共に、内側
面の端部を採光窓の框に係止することにより、額縁をド
アパネルの表面に取り付け自在としてなることから、額
縁の取り付けを簡易に行うことができる。
【0023】また、請求項4に記載の本発明は、額縁を
取り付けた採光窓の側縁部の対向側に、長尺状に形成さ
れ本体表面を装飾面としてなる補助額縁を取り付け、こ
の補助額縁の端縁部が採光窓側へ突出してなることか
ら、額縁と補助額縁とが相まって、外部から透かし見ら
れることを一層防止できると共に、防犯効果と装飾効果
を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における玄関ドアの正面図
である。
【図2】図1の拡大横断面図である。
【図3】図1の拡大縦断面図である。
【図4】図2の部分拡大図である。
【図5】図4の分解図である。
【符号の説明】
10 ドアパネル 11 上框 12 下框 13 縦框 14 開口部 15 内框 16 ガラス体 17 押縁 20 採光窓 30 額縁 31 本体 32 端縁部 33 内側面 34 基部 35 係止部 36 係止具 40 補助額縁 41 本体 42 端縁部 50 中央額縁 a 仰角 Z 傾斜光路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 3/54 - 3/88

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状をしたドアパネルの四周を上下框
    と左右縦框にて框組みしてなる玄関ドアにおいて、 上記ドアパネルの適所に長方形状の開口部を設けると共
    に、該開口部に框組みしたガラス体を装着して採光窓を
    形成してなり、 上記ドアパネルの屋外側において上記採光窓の側縁部
    に、長尺状に形成され本体表面を装飾面としてなる額縁
    を取り付けてなり、かつこの額縁の端縁部を採光窓側へ
    突出させ、該端縁部により採光窓の一部を長手方向に覆
    うことで採光窓の屋外側を細幅にて露出させると共に、
    この端縁部の内側面が採光窓のガラス表面に対し所定角
    度の仰角を有した傾斜面にて形成されていることを特徴
    とする玄関ドア。
  2. 【請求項2】 上記額縁の端縁部の内側面が採光窓に対
    し所定角度で採光するための傾斜光路を形成してなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の玄関ドア。
  3. 【請求項3】 上記額縁の本体の基部をドアパネルの表
    面に固定すると共に、内側面の端部を採光窓の框に係止
    することにより、額縁をドアパネルの表面に取り付け自
    在としてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    玄関ドア。
  4. 【請求項4】 上記額縁を取り付けた採光窓の側縁部の
    対向側に、長尺状に形成され本体表面を装飾面としてな
    る補助額縁を取り付けてなり、この補助額縁の端縁部が
    採光窓側へ突出してなることを特徴とする請求項1乃至
    のいずれか1項に記載の玄関ドア。
  5. 【請求項5】 上記額縁の端縁部の内側面と補助額縁の
    端縁部とによって採光窓に対し、所定角度で採光するた
    めの傾斜光路を形成してなることを特徴とする請求項4
    に記載の玄関ドア。
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