JP3211059B2 - 合成樹脂製の窓枠 - Google Patents
合成樹脂製の窓枠Info
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- JP3211059B2 JP3211059B2 JP04183197A JP4183197A JP3211059B2 JP 3211059 B2 JP3211059 B2 JP 3211059B2 JP 04183197 A JP04183197 A JP 04183197A JP 4183197 A JP4183197 A JP 4183197A JP 3211059 B2 JP3211059 B2 JP 3211059B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製の出窓
や合成樹脂製の連窓などの複数の開口部を有する合成樹
脂製の窓枠に関する。
や合成樹脂製の連窓などの複数の開口部を有する合成樹
脂製の窓枠に関する。
【０００２】
【従来の技術】合成樹脂製の出窓は、合成樹脂製の左右
の縦枠と上枠と下枠と複数の方立を連結して複数の開口
部を有する合成樹脂製の窓枠とし、その窓枠の各開口部
にガラスや障子を装着したものである。合成樹脂製の連
窓も同様である。
の縦枠と上枠と下枠と複数の方立を連結して複数の開口
部を有する合成樹脂製の窓枠とし、その窓枠の各開口部
にガラスや障子を装着したものである。合成樹脂製の連
窓も同様である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、複数の
開口部を有する合成樹脂製の窓枠は上枠、下枠が長く、
その上枠と下枠に方立を連結してあるが、縦枠、上枠、
下枠と方立が合成樹脂製であって剛性が弱いために窓枠
全体の強度を向上するために縦枠、上枠、下枠、方立の
見付け方向寸法を大きくしているので、窓枠の見付け方
向の大きさに比べて開口部の見付け方向大きさが小さ
く、採光性の悪いものとなる。
開口部を有する合成樹脂製の窓枠は上枠、下枠が長く、
その上枠と下枠に方立を連結してあるが、縦枠、上枠、
下枠と方立が合成樹脂製であって剛性が弱いために窓枠
全体の強度を向上するために縦枠、上枠、下枠、方立の
見付け方向寸法を大きくしているので、窓枠の見付け方
向の大きさに比べて開口部の見付け方向大きさが小さ
く、採光性の悪いものとなる。
【０００４】特に、合成樹脂製の出窓の場合には縦枠が
建物躯体に直接的に取付けられるが、上枠と下枠は建物
躯体に直接的に取付けられないので窓枠全体の強度を強
くする必要があり、各枠の見付け方向寸法を大きくする
必要があるので、前述の課題が著しいものとなる。
建物躯体に直接的に取付けられるが、上枠と下枠は建物
躯体に直接的に取付けられないので窓枠全体の強度を強
くする必要があり、各枠の見付け方向寸法を大きくする
必要があるので、前述の課題が著しいものとなる。
【０００５】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした合成樹脂製の窓枠を提供することを目的とす
る。
ようにした合成樹脂製の窓枠を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】第１の発明は、合成樹脂
製の上枠、下枠、左右の縦枠を方形枠組みし、その上枠
室外寄りと下枠室外寄りとに亘ってアルミ製の方立を連
結して複数の開口部を形成し、この方立の室内側面に合
成樹脂製の室内側縦材を取付け、この室内側縦材の上面
を上枠室内寄りに接し、室内側縦材の下面を下枠室内寄
りに接したことを特徴とする合成樹脂製の窓枠である。
製の上枠、下枠、左右の縦枠を方形枠組みし、その上枠
室外寄りと下枠室外寄りとに亘ってアルミ製の方立を連
結して複数の開口部を形成し、この方立の室内側面に合
成樹脂製の室内側縦材を取付け、この室内側縦材の上面
を上枠室内寄りに接し、室内側縦材の下面を下枠室内寄
りに接したことを特徴とする合成樹脂製の窓枠である。
【０００７】第２の発明は、第１の発明における前記合
成樹脂製の上枠、下枠を、見込み方向に向う平坦面の室
内側に室内側内向突起部を有する形状とし、前記アルミ
製の方立の上部、下部に連結金具を固着し、この連結金
具を上枠、下枠の平坦面に固着して方立を上枠、下枠の
平坦面に連結し、この方立の室内側面に取付けた合成樹
脂製の室内側縦材を上枠、下枠の室内側内向突起部に接
した合成樹脂製の窓枠である。
成樹脂製の上枠、下枠を、見込み方向に向う平坦面の室
内側に室内側内向突起部を有する形状とし、前記アルミ
製の方立の上部、下部に連結金具を固着し、この連結金
具を上枠、下枠の平坦面に固着して方立を上枠、下枠の
平坦面に連結し、この方立の室内側面に取付けた合成樹
脂製の室内側縦材を上枠、下枠の室内側内向突起部に接
した合成樹脂製の窓枠である。
【０００８】
【作 用】第１の発明によれば、アルミ製の方立によ
って窓枠の強度を強くしているから、合成樹脂製の上
枠、下枠、縦枠の見付け方向寸法を小さくして窓枠の強
度を強いものにできる。
って窓枠の強度を強くしているから、合成樹脂製の上
枠、下枠、縦枠の見付け方向寸法を小さくして窓枠の強
度を強いものにできる。
【０００９】これによって、合成樹脂製の窓枠の複数の
開口部の見付け方向寸法が大きくなって採光性が向上す
る。
開口部の見付け方向寸法が大きくなって採光性が向上す
る。
【００１０】また、アルミ製の方立の室内側面に合成樹
脂製の室内側縦材を取付けたことによって、窓枠の室内
側面が全て合成樹脂材となるから、窓枠の室内側面に結
露が発生することがない。
脂製の室内側縦材を取付けたことによって、窓枠の室内
側面が全て合成樹脂材となるから、窓枠の室内側面に結
露が発生することがない。
【００１１】第２の発明によれば、アルミ製の方立が合
成樹脂製の上枠、下枠の室内側内向突起部よりも室外寄
りの平坦面に連結金具で連結してあることによって、ア
ルミ製の方立を合成樹脂製の上枠、下枠に強固に連結で
きるし、アルミ製の方立の室内側面に発生した結露水は
平坦面に流れ落ちて室内側内向突起部によって室内に流
れることを防止できる。
成樹脂製の上枠、下枠の室内側内向突起部よりも室外寄
りの平坦面に連結金具で連結してあることによって、ア
ルミ製の方立を合成樹脂製の上枠、下枠に強固に連結で
きるし、アルミ製の方立の室内側面に発生した結露水は
平坦面に流れ落ちて室内側内向突起部によって室内に流
れることを防止できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１に示すように、合成樹脂製の
上枠１、下枠２、左右の縦枠３を方形形状に連結すると
共に、上枠１と下枠２とに亘って複数のアルミ製の方立
４を連結して左右の開口部５と中間の開口部６を有する
窓枠としてある。左右の開口部５には合成樹脂製の障子
７を装着し、中間の開口部６にガラス８が装着してあ
る。これによって、合成樹脂製の出窓を構成している。
上枠１、下枠２、左右の縦枠３を方形形状に連結すると
共に、上枠１と下枠２とに亘って複数のアルミ製の方立
４を連結して左右の開口部５と中間の開口部６を有する
窓枠としてある。左右の開口部５には合成樹脂製の障子
７を装着し、中間の開口部６にガラス８が装着してあ
る。これによって、合成樹脂製の出窓を構成している。
【００１３】前記上枠１は一側上枠１ａと中間上枠１ｂ
と他側上枠１ｃを平面形状ほぼ台形状に連結してある。
前記下枠２も同様に一側下枠２ａと中間下枠２ｂと他側
下枠２ｃを平面形状ほぼ台形状に連結してある。この上
枠１の連結部と下枠２の連結部間に方立４が連結してあ
る。
と他側上枠１ｃを平面形状ほぼ台形状に連結してある。
前記下枠２も同様に一側下枠２ａと中間下枠２ｂと他側
下枠２ｃを平面形状ほぼ台形状に連結してある。この上
枠１の連結部と下枠２の連結部間に方立４が連結してあ
る。
【００１４】前記合成樹脂製の縦枠３は図２に示すよう
に、見込み方向に向う室内寄り平坦面１０、見込み方向
に向う室外寄り平坦面１１、室内寄り平坦面１０と室外
寄り平坦面１１を連結する見付け方向に向う連結面１
２、室内側内向突起部１３で階段形状となった内面１４
と、外面１５と、室内側面１６と、室外側面１７で囲ま
れた複数の中空部を有する本体１８及び、この本体１８
の外面１５に一体的に設けた外向き取付片１９並びに、
室内側面１６に一体的に設けた室内向き取付片２０で構
成してある。この外向き取付片１９と室内向き取付片２
０は直角となっている。
に、見込み方向に向う室内寄り平坦面１０、見込み方向
に向う室外寄り平坦面１１、室内寄り平坦面１０と室外
寄り平坦面１１を連結する見付け方向に向う連結面１
２、室内側内向突起部１３で階段形状となった内面１４
と、外面１５と、室内側面１６と、室外側面１７で囲ま
れた複数の中空部を有する本体１８及び、この本体１８
の外面１５に一体的に設けた外向き取付片１９並びに、
室内側面１６に一体的に設けた室内向き取付片２０で構
成してある。この外向き取付片１９と室内向き取付片２
０は直角となっている。
【００１５】前記外向き取付片１９と室内向き取付片２
０がスチール製の取付用縦材２１に連結され、この取付
用縦材２１が建物躯体Ａの開口部Ｂの縦縁部に取付けて
ある。前記取付用縦材２１は本体２２と、室外側取付片
２３と、室内側取付片２４を有し、その本体２２と室外
側取付片２３との間に凹部２５を有している。
０がスチール製の取付用縦材２１に連結され、この取付
用縦材２１が建物躯体Ａの開口部Ｂの縦縁部に取付けて
ある。前記取付用縦材２１は本体２２と、室外側取付片
２３と、室内側取付片２４を有し、その本体２２と室外
側取付片２３との間に凹部２５を有している。
【００１６】前記室外側取付片２３が建物躯体Ａの室外
面に固着具２６で固着され、室内側取付片２４が開口部
Ｂの縦内面に固着具２７で取付けてある。縦枠３の外向
き取付片１９が凹部２５に嵌合固定され、室内向き取付
片２０が本体２２にビス２８で固着される。
面に固着具２６で固着され、室内側取付片２４が開口部
Ｂの縦内面に固着具２７で取付けてある。縦枠３の外向
き取付片１９が凹部２５に嵌合固定され、室内向き取付
片２０が本体２２にビス２８で固着される。
【００１７】このようであるから、縦枠３を建物躯体Ａ
に強固に取付けできるし、室外面と直角に対して斜めに
取付けできる。また、取付用縦材２１を用いなければ縦
枠３を室外面と直角に取付けできる。例えば、外向き取
付片１９を建物躯体の室外面に固着すると共に、室内向
き取付片２０を開口部Ｂの内面に固着することで縦枠３
を室外面と直角に取付けできる。
に強固に取付けできるし、室外面と直角に対して斜めに
取付けできる。また、取付用縦材２１を用いなければ縦
枠３を室外面と直角に取付けできる。例えば、外向き取
付片１９を建物躯体の室外面に固着すると共に、室内向
き取付片２０を開口部Ｂの内面に固着することで縦枠３
を室外面と直角に取付けできる。
【００１８】前記縦枠３の室内側面１６と室内向き取付
片２０とに亘って合成樹脂製のカバー体３０が取付けて
ある。このカバー体３０は建物躯体Ａの開口部Ｂ縦内面
に取付けた木製の縦額縁Ｃに固着具３１で固着される。
片２０とに亘って合成樹脂製のカバー体３０が取付けて
ある。このカバー体３０は建物躯体Ａの開口部Ｂ縦内面
に取付けた木製の縦額縁Ｃに固着具３１で固着される。
【００１９】このようであるから、スチール製の取付用
縦材２１が合成樹脂製のカバー体３０で覆われて窓枠の
内面に結露が発生しない。
縦材２１が合成樹脂製のカバー体３０で覆われて窓枠の
内面に結露が発生しない。
【００２０】前記アルミ製の方立４は図２に示すよう
に、室内側板４０と室外側板４１と一側板４２と他側板
４３で中空形状としてあり、その室内側板４０に一側係
止片４４と他側係止片４５が一体的に設けてある。前記
一側板４２と他側板４３の室外寄りに内向凹条溝４６が
形成してあり、室内寄り内面にビスホール４７が形成し
てある。
に、室内側板４０と室外側板４１と一側板４２と他側板
４３で中空形状としてあり、その室内側板４０に一側係
止片４４と他側係止片４５が一体的に設けてある。前記
一側板４２と他側板４３の室外寄りに内向凹条溝４６が
形成してあり、室内寄り内面にビスホール４７が形成し
てある。
【００２１】前記方立４の見込み方向寸法（室内側板４
０と室外側板４１との間の寸法）は前記縦枠３の室内寄
り平坦面１０の見込み方向寸法と同一である。方立４の
室内側には合成樹脂製の室内側縦枠５０が取付けてあ
る。この室内側縦枠５０の室外側面５１には一側係合凹
部５２と他側係合凹部５３と室外側に開口した一側凹部
５４と他側凹部５５が形成してある。
０と室外側板４１との間の寸法）は前記縦枠３の室内寄
り平坦面１０の見込み方向寸法と同一である。方立４の
室内側には合成樹脂製の室内側縦枠５０が取付けてあ
る。この室内側縦枠５０の室外側面５１には一側係合凹
部５２と他側係合凹部５３と室外側に開口した一側凹部
５４と他側凹部５５が形成してある。
【００２２】方立４と室内側縦材５０は一側係止片４４
と一側係合凹部５２、他側係止片４５と他側係合凹部５
３を係合することで連結してあり、その室内側縦材５０
の見付け方向両側部は方立４の一側板４２、他側板４３
よりも見付け方向内方に突出している。
と一側係合凹部５２、他側係止片４５と他側係合凹部５
３を係合することで連結してあり、その室内側縦材５０
の見付け方向両側部は方立４の一側板４２、他側板４３
よりも見付け方向内方に突出している。
【００２３】このようであるから、アルミ製の方立４が
合成樹脂製の室内側縦材５０で覆われ、窓枠の室内側面
が全て合成樹脂材となるので、窓枠の室内側面に結露が
生じることがない。
合成樹脂製の室内側縦材５０で覆われ、窓枠の室内側面
が全て合成樹脂材となるので、窓枠の室内側面に結露が
生じることがない。
【００２４】また、室内側縦材５０の一側凹部５４には
障子７用の縦気密材５６が装着され、他側凹部５５には
ガラス用縦気密材５７が装着してある。方立４の他側板
４３の内向凹条溝４６には押縁５８が装着されて室内側
縦材５０の他側部とによってガラス取付用凹部５９を形
成している。
障子７用の縦気密材５６が装着され、他側凹部５５には
ガラス用縦気密材５７が装着してある。方立４の他側板
４３の内向凹条溝４６には押縁５８が装着されて室内側
縦材５０の他側部とによってガラス取付用凹部５９を形
成している。
【００２５】このようであるから、方立４と室内側縦材
５０との見付け方向一側部に障子７、他側部にガラス８
を装着することが可能となるし、その見付け方向両側部
に障子７又はガラス８をそれぞれ装着することも可能で
あって、汎用性に優れたものとなる。
５０との見付け方向一側部に障子７、他側部にガラス８
を装着することが可能となるし、その見付け方向両側部
に障子７又はガラス８をそれぞれ装着することも可能で
あって、汎用性に優れたものとなる。
【００２６】次に、下枠２と方立４の連結構造を説明す
る。図３に示すように下枠２は縦枠３と同一断面形状で
あり、その室内寄り平坦面１０に連結金具６０で方立４
が連結してある。この連結金具６０は方立４の中空部内
に嵌合する中間部６１と、この中間部６１の室内寄りに
一体的に設けた一側部６２、他側部６３を有する板状体
である。前記中間部６１の室外寄り両側部は切り起しさ
れて係止片６４としてあり、中間部６１の室内寄りの両
側に孔６５が形成してある。前記一側部６２、他側部６
３には孔６６がそれぞれ形成してある。
る。図３に示すように下枠２は縦枠３と同一断面形状で
あり、その室内寄り平坦面１０に連結金具６０で方立４
が連結してある。この連結金具６０は方立４の中空部内
に嵌合する中間部６１と、この中間部６１の室内寄りに
一体的に設けた一側部６２、他側部６３を有する板状体
である。前記中間部６１の室外寄り両側部は切り起しさ
れて係止片６４としてあり、中間部６１の室内寄りの両
側に孔６５が形成してある。前記一側部６２、他側部６
３には孔６６がそれぞれ形成してある。
【００２７】前記方立４の一側板４２、他側板４３の下
端部室内寄りには連結金具６０の一側部６２、他側部６
３が嵌合する一側切欠部６７、他側切欠部６８がそれぞ
れ形成してある。この一側切欠部６７、他側切欠部６８
に連結金具６０の一側部６２、他側部６３を図４に示す
ように嵌合して中間部６１を方立４の中空部内に嵌合
し、孔６５よりビス６９を方立４のビスホール４７にそ
れぞれ螺合して連結金具６０が方立４の下部に連結して
ある。
端部室内寄りには連結金具６０の一側部６２、他側部６
３が嵌合する一側切欠部６７、他側切欠部６８がそれぞ
れ形成してある。この一側切欠部６７、他側切欠部６８
に連結金具６０の一側部６２、他側部６３を図４に示す
ように嵌合して中間部６１を方立４の中空部内に嵌合
し、孔６５よりビス６９を方立４のビスホール４７にそ
れぞれ螺合して連結金具６０が方立４の下部に連結して
ある。
【００２８】これによって、図４に示すように連結金具
６０の一側部６２が方立４の一側板４２よりも側方に突
出し、他側部６３が他側板４３よりも側方に突出する。
この一側部６２の孔６６、他側部６３の孔６６からビス
７０を下枠２の中空部内に設けた裏板７１にそれぞれ螺
合して連結する。
６０の一側部６２が方立４の一側板４２よりも側方に突
出し、他側部６３が他側板４３よりも側方に突出する。
この一側部６２の孔６６、他側部６３の孔６６からビス
７０を下枠２の中空部内に設けた裏板７１にそれぞれ螺
合して連結する。
【００２９】前記方立４の一側係止片４４、他側係止片
４５の下部寄りはそれぞれ切欠きされ、その切欠部７２
が下枠２の室内側内向突部１３の上面に当接している。
４５の下部寄りはそれぞれ切欠きされ、その切欠部７２
が下枠２の室内側内向突部１３の上面に当接している。
【００３０】このようであるから、アルミ製の方立４の
室内側面に生じた結露水は下枠２の室内側内向突起部１
３よりも室外寄りに流れ落ちるので、その結露水が室内
側に流れ込むことはない。
室内側面に生じた結露水は下枠２の室内側内向突起部１
３よりも室外寄りに流れ落ちるので、その結露水が室内
側に流れ込むことはない。
【００３１】下枠３の室内側にも図２に示すように合成
樹脂製の下カバー体７３が縦枠３と同様に取付けてあ
る。
樹脂製の下カバー体７３が縦枠３と同様に取付けてあ
る。
【００３２】前記上枠１は下枠２と同一断面形状であ
り、方立４の上部と上枠１は下枠２と同様に連結金具６
０で連結してある。以上の実施の形態は台形出窓である
が、三角出窓、弓形出窓、四角出窓及び連窓にも適用で
きることは勿論である。
り、方立４の上部と上枠１は下枠２と同様に連結金具６
０で連結してある。以上の実施の形態は台形出窓である
が、三角出窓、弓形出窓、四角出窓及び連窓にも適用で
きることは勿論である。
【００３３】
【発明の効果】第１の発明によれば、アルミ製の方立に
よって窓枠の強度を強くしているから、合成樹脂製の上
枠、下枠、縦枠の見付け方向寸法を小さくして窓枠の強
度を強いものにできる。
よって窓枠の強度を強くしているから、合成樹脂製の上
枠、下枠、縦枠の見付け方向寸法を小さくして窓枠の強
度を強いものにできる。
【００３４】これによって、合成樹脂製の窓枠の複数の
開口部の見付け方向寸法が大きくなって採光性が向上す
る。
開口部の見付け方向寸法が大きくなって採光性が向上す
る。
【００３５】また、アルミ製の方立の室内側面に合成樹
脂製の室内側縦材を取付けたことによって、窓枠の室内
側面が全て合成樹脂材となるから、窓枠の室内側面に結
露が発生することがない。
脂製の室内側縦材を取付けたことによって、窓枠の室内
側面が全て合成樹脂材となるから、窓枠の室内側面に結
露が発生することがない。
【００３６】第２の発明によれば、アルミ製の方立が合
成樹脂製の上枠、下枠の室内側内向突起部よりも室外寄
りの平坦面に連結金具で連結してあることによって、ア
ルミ製の方立を合成樹脂製の上枠、下枠に強固に連結で
きるし、アルミ製の方立の室内側面に発生した結露水は
平坦面に流れ落ちて室内側内向突起部によって室内に流
れることを防止できる。
成樹脂製の上枠、下枠の室内側内向突起部よりも室外寄
りの平坦面に連結金具で連結してあることによって、ア
ルミ製の方立を合成樹脂製の上枠、下枠に強固に連結で
きるし、アルミ製の方立の室内側面に発生した結露水は
平坦面に流れ落ちて室内側内向突起部によって室内に流
れることを防止できる。
【図１】本発明の実施例を示す合成樹脂製の出窓の外観
図である。
図である。
【図２】合成樹脂製の出窓の一部横断面図である。
【図３】下枠と方立と連結金具の分解斜視図である。
【図４】方立と下枠、上枠の分解外観図である。
１…上枠 ２…下枠 ３…縦枠 ４…方立 ５…開口部 ６…開口部 ７…障子 ８…ガラス １０…室内寄り平坦面 １３…室内側内向突起部 ５０…室内側縦材 ６０…連結金具 ６９…ビス ７０…ビス ７１…裏板。
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂製の上枠、下枠、左右の縦枠を
方形枠組みし、その上枠室外寄りと下枠室外寄りとに亘
ってアルミ製の方立を連結して複数の開口部を形成し、
この方立の室内側面に合成樹脂製の室内側縦材を取付
け、この室内側縦材の上面を上枠室内寄りに接し、室内
側縦材の下面を下枠室内寄りに接したことを特徴とする
合成樹脂製の窓枠。 - 【請求項２】 前記合成樹脂製の上枠、下枠を、見込み
方向に向う平坦面の室内側に室内側内向突起部を有する
形状とし、前記アルミ製の方立の上部、下部に連結金具
を固着し、この連結金具を上枠、下枠の平坦面に固着し
て方立を上枠、下枠の平坦面に連結し、この方立の室内
側面に取付けた合成樹脂製の室内側縦材を上枠、下枠の
室内側内向突起部に接した請求項１記載の合成樹脂製の
窓枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04183197A JP3211059B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 合成樹脂製の窓枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04183197A JP3211059B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 合成樹脂製の窓枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10238222A JPH10238222A (ja) | 1998-09-08 |
| JP3211059B2 true JP3211059B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=12619221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04183197A Expired - Fee Related JP3211059B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 合成樹脂製の窓枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3211059B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7596912B2 (en) | 2007-06-26 | 2009-10-06 | Ykk Corporation Of America | Integrated window assembly and components |
| JP7219893B2 (ja) * | 2018-12-20 | 2023-02-09 | 日鉄神鋼建材株式会社 | 透光パネルの下枠構造 |
-
1997
- 1997-02-26 JP JP04183197A patent/JP3211059B2/ja not_active Expired - Fee Related
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