JP3482998B2 - 電子商取引管理サーバ及び電子商取引方法 - Google Patents

電子商取引管理サーバ及び電子商取引方法

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JP3482998B2
JP3482998B2 JP2000082474A JP2000082474A JP3482998B2 JP 3482998 B2 JP3482998 B2 JP 3482998B2 JP 2000082474 A JP2000082474 A JP 2000082474A JP 2000082474 A JP2000082474 A JP 2000082474A JP 3482998 B2 JP3482998 B2 JP 3482998B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子商取引に関
し、特に、電子商取引を支援する店舗を活用して行なわ
れる電子商取引に関する。
【0002】
【従来の技術】近年インターネットの発達によりいわゆ
る電子商取引が盛んに行なわれている。特に、商品提供
者が消費者に対してインターネットを介して通信販売を
行なう対消費者向けの電子商取引の進展は目覚ましい。
対消費者向けの電子商取引の仕組みを以下に簡単に説明
する。まず、商品提供者は電子商取引を管理するサーバ
上に提供しようとする商品に関する写真、説明等の情報
を表示する電子商取引用のホームページを登録し、これ
をインターネット上で消費者に公開する。消費者はこの
ホームページを見て購入したい商品があると、この商品
を購入する意思を示す情報と、氏名、住所等の消費者に
関する情報とを前記サーバへと送信する。商品提供者は
これらの情報に基づいて商品を消費者へと発送する。代
金の決済は銀行振込、着払い、クレジットカード決済な
どにより行なわれる。
【0003】ところで、このような電子商取引において
は通常のカタログやテレビ番組を通じた通信販売と同
様、消費者は商品を直接手にとって見ることができない
という問題がある。また、商品によっては取りつけなど
の消費者にとっては困難な作業が必要になるものもあ
り、このような商品は通信販売を行ないたくても行なう
ことができない。このような問題に対処して、カタログ
による通信販売の分野においては一部店舗販売を併用す
るという方法も取られている。これは地域に協力店舗を
設置しておき、この店舗を通じてカタログを配布すると
ともに商品を陳列し、顧客が店舗に来ることにより実際
に商品を手にとって検分することができるようにしてい
る。また、この店舗によって商品取り付け等のアフター
サービスを提供することもできる。
【0004】このような店舗を併用したカタログ通信販
売においては、顧客はまず最初に店舗からカタログを提
供される。即ち、店舗が営業の拠点となっているのでカ
タログを手にした顧客は店舗がどこにあるのかは当然に
知っている。また、店舗側ではカタログ販売に貢献した
見返りとして、店舗で顧客が商品を購入した場合や店舗
が配布したカタログから顧客が商品を購入した場合に一
定のロイヤリティが支払われる。このロイヤリティの額
は、店舗において商品が購入された場合は店舗での売上
の集計から算出することができる。また、配布したカタ
ログから商品が購入された場合は、カタログに添付され
る商品購入を請求するはがきなどに店舗の識別子を予め
記入しておきこれを顧客に利用してもらうことで、配布
したカタログにより購入された商品の売上を集計でき、
これからロイヤリティを算出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、店舗を
使って商品を展示することや商品取り付けサービス等を
提供する方法はインターネットを利用した電子商取引に
おいても用いることができ、これにより通信販売におけ
る問題は解決することができるであろう。しかし、イン
ターネットを利用した電子商取引において上記のような
商品の展示等を行なう店舗を併用した販売を行なおうと
すると次のような問題が生じる。まず、このような電子
商取引においては、顧客はまず商品提供者が運営する電
子商取引用のホームページのURL(Uniform Resource
Locator)をブラウザに自ら打ち込んだり、検索用のホ
ームページから探し出したり、他のホームページのリン
クをたどったりすることで、このインターネット上に公
開された電子商取引用のホームページの閲覧を行なう。
従って、上記のような店舗を設けたとしても、ホームペ
ージを見ている顧客は店舗の場所を知らない場合が多い
と考えられる。
【0006】また、店舗側の観点に立つと店舗の展示商
品を見た顧客が自己のコンピュータを用いて商品を購入
するような場合、商品の売上と店舗との関連付けがなさ
れないために上記のようなロイヤリティの計上がなされ
ないことになる。同様にホームページ上から先に商品を
購入した顧客が、その後店舗で商品取り付け等のアフタ
ーサービスを受けるような場合、顧客や商品をその都度
特定することは容易ではなく、やはりロイヤリティの計
上は困難である。このようにロイヤリティが計上されな
いと、店舗のモラールが低下し各店舗の管理にも支障が
生じる。
【0007】また、インターネットを通じて得られた顧
客をリピーターとして販売促進活動を行なったりサービ
スを提供することは、インターネットの性質上容易であ
り積極的に行なわれるべきである。しかし、この場合で
も店舗を利用しているにもかかわらず店舗に対して情報
を残さない顧客に対しては店舗側としては対処のしよう
がなく、折角の販売促進機会を失うことになる。本発明
はこのような問題に鑑み、電子商取引を支援する店舗を
利用した電子商取引において、顧客には支援する店舗に
ついての情報を提供するとともに、店舗に対してもロイ
ヤリティを確実に加算でき、また、顧客情報も提供し得
るようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上課題を解決するため
に、本発明は次のような構成を有する。まず、請求項1
に記載の発明は、電気通信回線によるネットワーク上で
1以上のユーザコンピュータに接続される電子商取引を
管理するサーバにおいて、2以上の店舗について店舗の
位置情報と店舗の属性情報とを記憶する店舗情報記憶手
段と各店舗ごとに各店舗に支払う手数料を算出するため
の手数料算出データを記憶する店舗手数料記憶手段とを
設けておく。「店舗の属性情報」は店舗名、店舗の電話
番号、店舗のファックス番号等の店舗の属性を示す情報
で構成され、店舗の位置情報を含んでもよい。そして、
住所情報受付手段によりユーザコンピュータから送信さ
れる住所情報と顧客情報とを受け付ける。「顧客情報」
としては、顧客を特定できる情報であれば足り、例え
ば、顧客の氏名、顧客のID、顧客のユーザアカウン
ト、顧客の電子メールアドレス等が挙げられる。さら
に、担当店舗抽出手段により、受け付けた住所情報に基
づいて前記店舗情報記憶手段から、この住所情報に示さ
れる住所に最も近い位置に存在する店舗の属性情報を抽
出し、抽出された店舗の属性情報が示す店舗と受け付け
た顧客情報が示す顧客とを担当顧客記憶手段に関連付け
て記憶する。なお、担当顧客記憶手段は「店舗」と「顧
客」を関連付けて記憶するが、これは特定の顧客から特
定の店舗が導きだせるように記憶しておけばよく、例え
ば、店舗を店舗情報により表わし、顧客を顧客情報によ
り表わしてもよいが、別の表現、即ち店舗や顧客の識別
子等により表わしても差し支えない。そして、担当店舗
通知手段により前記ユーザコンピュータに抽出された店
舗の属性情報の少なくとも一部を通知する。この店舗情
報の通知は直ちに行なってもよいし、ユーザコンピュー
タからの要求があった後に通知してもよい。さらに、前
記ユーザコンピュータから取引注文を受け付けた場合に
は、手数料取得店舗抽出手段が、顧客記憶手段からこの
取引注文を行なった顧客に関連付けられた店舗を抽出し
て、手数料追加手段がこの抽出された店舗について、前
記店舗手数料記憶手段に所定の手数料算出データを新た
に追加する。なお、手数料算出データの追加は、手数料
に関する数値を累積的に加算していくような方法であっ
てもよいし、手数料に関するデータを注文取引を受け付
ける度に個々に記憶していくような方法であってもよ
い。
【0009】このような構成により、店舗を利用する可
能性の高い顧客情報が店舗に関連づけられて記憶されて
いき、ユーザコンピュータから取引注文を受け付ける度
に、担当店舗の手数料すなわちロイヤリティを算出する
ためのデータが追加されて記憶されていくことになる。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記電子商取引
管理サーバにおいて、前記店舗抽出手段は、店舗の位置
情報を記憶することに代えて、店舗の担当エリアを記憶
している。そして、前記店舗情報記憶手段は前記住所情
報に示される住所に最も近い位置に存在する店舗の店舗
情報を抽出することに代えて、前記住所情報に示される
住所を担当エリア内に持つ店舗の店舗情報を抽出する。
これは予め店舗ごとに担当エリアを定めてある場合に、
この担当エリアに顧客が送信してきた住所が存在するか
どうかの判断により、この顧客を担当することになる店
舗を抽出するようにしたものである。
【0011】
【0012】請求項3に記載の発明は、電気通信回線に
よるネットワークを通じて行なわれる電子商取引方法に
おいて、商品提供者側のコンピュータで、店舗位置登録
ステップにより2以上の店舗の位置を登録し、住所情報
受付ステップで顧客から送られる住所情報と顧客情報と
を受け付ける。そして、担当店舗登録ステップで受け付
けた住所情報に基づいて、この住所情報に示される住所
に最も近い店舗を抽出し、前記顧客情報が示す顧客の担
当店舗として登録する。一方、担当店舗通知ステップに
おいて前記顧客に担当店舗を通知する。さらに、手数料
登録ステップにより、顧客との取引が成立するとこの顧
客の担当店舗に支払う所定の手数料を算出するためのデ
ータを登録する。このような動作により、店舗側では顧
客情報が示す顧客の担当店舗として登録され、取引が成
立する度に担当店舗に支払う手数料即ちロイヤリティを
算出するためのデータが登録されていくことになる。
【0013】請求項4に記載の発明では、前記電子商取
引方法において、前記店舗登録ステップに代わる担当エ
リア登録ステップにおいて2以上の店舗の担当エリアを
登録し、前記担当店舗登録ステップは、前記住所情報に
示される住所に最も近い店舗を抽出することに代えて、
前記住所情報に示される住所が担当エリアに存在する店
舗を抽出する。この抽出された店舗はやはり前記顧客情
報が示す顧客の担当店舗として登録される。この電子商
取引方法では、やはり予め店舗の担当エリアが決まって
いる場合において、この担当エリアを元にして、顧客か
ら送られた住所情報に示される住所を含む担当エリアを
持つ店舗をこの顧客の担当店舗として登録し、また、こ
の顧客へ担当店舗の通知を行なう。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。まず、本発明に適用される電
子商取引の形態について簡単に述べておく。この電子商
取引においては、インターネット上で商品を提供するに
際して電子商取引を支援する実在の店舗が用いられるこ
とが特徴となる。具体的に説明すると、まず、商品提供
者はインターネット上の電子商取引管理サーバに電子商
取引用のホームページを設け取引する商品の写真、説明
等を顧客に提示する。一方、顧客が存在すると想定され
る地域ごとに支援店舗を設置し、ここに商品の見本を展
示する。また、支援店舗は商品の取り付けや修理等のア
フターサービスも行なう。
【0016】このような支援店舗をもつことで、顧客が
ホームページを閲覧し気に入った商品を見つけたが実際
に商品を確かめないと購入には不安があるような場合、
前記の支援店舗へ行くことで商品を確かめることができ
る。そして商品の購入を決めた場合は前記ホームページ
から商品を注文することで商品を得ることができる。ま
た、例えば自動車ハンドルのような商品においては、顧
客は商品を購入しても自分では取り付けができないよう
な場合もある。このようなときに前記ホームページを通
じて購入した自動車ハンドルを前記支援店舗へ持ち込
み、自己の自動車に取り付けてもらうこともできる。本
発明はこのような形態の電子商取引に好適なものであ
り、顧客と支援店舗の利便性を向上させるものである。
【0017】図1に本実施の形態に係る電子通信回線に
よるネットワークを概念的に表わす図を示す。図1にお
けるネットワークは電気通信回線としてインターネット
を使用し、商品提供者側で運営する電子商取引管理サー
バA、顧客が操作するユーザコンピュータB、支援店舗
Cが操作する店舗コンピュータCより構成される。な
お、図ではユーザコンピュータB、店舗コンピュータC
は1台ずつしか示されていないが、実際は複数のユーザ
コンピュータB、店舗コンピュータCが接続される。こ
れらのコンピュータの内、本発明に関与するのは電子商
取引管理サーバAとユーザコンピュータBである。ま
た、ここでは電気通信回線によるネットワークとしてイ
ンターネットを利用しているが双方向性の通信ができれ
ばどのようなネットワークでもよい。
【0018】電子商取引管理サーバA、ユーザコンピュ
ータB、店舗コンピュータCはそれぞれ、一般的なコン
ピュータであり中央処理装置としてのCPUを中心とし
て作業領域となるRAM、制御プログラム等を記憶する
ROM、アプリケーションソフトや各種データを記憶す
るハードディスク、情報の入力を行なうためのキーボー
ドやマウス、情報を出力するためのモニタやプリンタ、
通信を行なうためのルータもしくはターミナルアダプタ
やデータサービスユニット、モデムなどを含んでいる。
【0019】図2に電子商取引管理サーバAの本発明に
係る部分の構成を機能的に表わした機能ブロック図を示
す。これらの機能は電子商取引管理サーバAにこれらの
機能を実現させるソフトウエアを組み込むことにより実
現される。この電子商取引管理サーバAにおいて特に本
発明に係わる部分は、住所情報受付部101、顧客ID
生成部102、担当店舗抽出部103、店舗情報記憶部
104、担当顧客記憶部105、担当店舗通知部10
6、顧客ID受付部107、取引注文受付部108、手
数料取得店舗抽出部109、手数料追加部110、店舗
手数料記憶部111により構成される。なお、この電子
商取引管理サーバAはユーザコンピュータBに商品提示
を行なうホームページの公開を行ない、このホームペー
ジを介して商品の受注を行なうという機能を当然に有す
るが、これらの機能は公知であるので説明は省略する。
【0020】住所情報受付部101は、ユーザコンピュ
ータBから送られてくる顧客属性情報を受け付ける。顧
客属性情報には住所情報と顧客を特定する顧客情報が含
まれる。具体的には、前記の商品提示を行なうホームペ
ージに図3に示すようなユーザコンピュータBを使用す
る顧客の属性を入力するような会員登録フォーム画面2
00を表示するようなリンクが設定されており、この画
面を通じて顧客は自己の属性情報を入力する。属性の入
力は「氏名」「住所」「電話番号」「ファックス番号」
「電子メールアドレス」「生年月日」「職業」のような
属性を示す項目をキーボード及びマウス等を使用して入
力ボックス201〜207へ入力することにより行な
う。また、性別はラジオボタン208の選択により指定
する。これらの属性の内、「氏名」「住所」「電話番
号」「ファックス番号」「電子メールアドレス」は顧客
を特定できるので顧客情報と考えることができる。
【0021】この会員登録フォーム画面200には「担
当店舗によるサービスを希望する住所」を記入する入力
ボックス209が設けられている。これは、前記支援店
舗のサービスを受けるに当たっては顧客の住所に近い支
援店舗をこの顧客を担当する店舗と設定するのが通常で
あるが、顧客によっては例えば職場の住所に近い店舗を
サービスを受ける店舗として希望するような場合があ
る。このように自己の住所以外の住所を基礎にしてサー
ビスを受ける店舗を定めたいような場合には顧客はこの
入力ボックス209に希望する住所を入力する。ここへ
住所が入力された場合はこの住所データが住所情報とな
り、入力されない場合は入力ボックス202に入力され
る顧客の住所データが住所情報となる。顧客側では以上
のような入力が完了した後、電子商取引管理サーバAへ
この登録フォームを送る場合は送信ボタン210を選択
し、送信を取りやめるときはキャンセルボタン211を
選択する。送信ボタン210が選択されると登録フォー
ムに入力された顧客属性情報が電子商取引管理サーバA
へと送られ、住所情報受付部101がこれを受け付け
る。
【0022】顧客ID生成部102は住所情報受付部1
01が受け付けた属性情報に基づいて登録フォームを送
信してきた顧客に対して固有の顧客IDを付与する。こ
の顧客IDと顧客属性情報は担当顧客記憶部105へと
送られる。店舗情報記憶部104は、複数の支援店舗の
位置情報を含む各店舗の属性情報を記憶している。図4
に店舗の属性情報についての記憶内容を模式的に表わし
た図を示す。この図において、各行が一つの店舗につい
ての情報を示しており、各列が記憶している項目を表わ
している。項目としては個々の店舗に割り振られる店舗
ID301があり、位置情報として緯度データ302、
経度データ303がある。その他に店舗名、店舗住所、
電話番号、ファックス番号などの店舗の属性も記憶され
ている。また店舗情報記憶部104には地図データも記
憶されている。
【0023】担当店舗抽出部103は、住所情報受付部
101が受け付けた住所情報に基づいて店舗情報記憶部
104から、住所情報に示される住所に最も近い位置に
存在する店舗を抽出する。具体的には、担当店舗抽出部
103は住所と経度・緯度との関連を記憶する経度・緯
度テーブルを記憶しており、これに基づいて住所情報に
示される住所を経度・緯度へと変換する。そして、住所
情報受付部101に記憶されている各店舗の緯度データ
302及び経度データ303を用いて、住所情報に示さ
れる住所と各店舗との間の距離を計算する。そして、最
も距離の短い店舗の店舗IDを抽出する。抽出された店
舗IDは担当顧客記憶部105へ送られる。なお、ここ
では抽出された店舗と住所情報に示される住所との距離
が20km以上の場合は支援店舗として遠すぎるので店
舗IDは担当顧客記憶部105へは送らない。
【0024】担当顧客記憶部105は、顧客の属性情報
を記憶する。顧客の属性情報には担当店舗抽出部103
で抽出された店舗IDが含まれる。即ち、担当顧客記憶
部105は抽出された店舗と受け付けた顧客情報が示す
顧客とを関連付けて記憶することになる。図5に担当顧
客記憶部105が記憶する顧客属性情報の内容を模式的
に表わす図を示す。この図において、各行が一人の顧客
についての情報を示しており、各列が記憶している項目
を表わしている。項目としては前述した顧客ID401
があり、顧客名402やその他の住所、電話番号、ファ
ックス番号等の顧客の属性が記憶されている。そして、
担当店舗として前記担当店舗抽出部103が抽出した店
舗IDが記憶される。なお、担当店舗抽出部103が店
舗IDを送ってこない場合はこの顧客IDに対する店舗
ID403のエリアは空欄を示すデータが書き込まれる
ようになっている。
【0025】担当店舗通知部106は担当店舗抽出部1
03が抽出した店舗の属性情報を前記ユーザコンピュー
タへと通知する。具体的には、担当店舗抽出部103が
新たに店舗IDを抽出して担当顧客記憶部105にこの
店舗IDが新たに記憶されると、担当店舗通知部106
はこの新たに記憶された店舗IDを抽出して店舗情報記
憶部104からこの店舗IDを持つ店舗の「店舗名」
「住所」「電話番号」「ファックス番号」等の属性情報
を抽出する。さらに、この店舗の「住所」に基づいて店
舗情報記憶部104に記憶されている地図データから店
舗を含む近隣の地図データを抽出する。そして、これら
の店舗を特定するための属性情報と抽出した地図データ
とをユーザコンピュータBへと送信する。なお、ここで
は新たに顧客に付与された顧客IDも一緒にユーザコン
ピュータBへ送られるものとする。また、担当顧客記憶
部105の顧客IDに対する店舗ID403のエリアに
空欄を示すデータがある場合には担当店舗通知部106
は「店舗なし」というテキストデータをユーザコンピュ
ータBへ送るものとする。
【0026】顧客ID受付部107は、ユーザコンピュ
ータBから送信される顧客IDを受け付ける。具体的に
は、前述のようにして顧客IDを生成された顧客が前記
ホームページから商品を購入しようとする場合には顧客
IDを入力するようになっている。そして、ここに入力
された顧客IDが電子商取引管理サーバAへと送信され
るので、これを顧客ID受付部107は受け付ける。取
引注文受付部108は、顧客が前記ホームページから商
品を選択して注文した場合に送られてくる、商品の指定
等を含む商品注文情報を受け付ける。なお、この受け付
けられた商品注文情報と顧客IDとは電子商取引管理サ
ーバ内の図示しない商品の受注を行なう取引機能部分へ
と送られ、商品の発送処理、代金清算処理等が行なわれ
る。手数料取得店舗抽出部109は、商品注文情報を受
け付けることにより取引が成立すると、顧客ID受付部
107が受け付けた顧客IDに基づき担当顧客記憶部1
05から、この取引注文をした顧客の担当店舗の店舗I
Dを抽出する。なお、前述したように担当顧客記憶部1
05の顧客IDに対応する店舗IDが記憶されていない
場合があり得る。このような場合は、手数料取得店舗抽
出部109は店舗IDを抽出できずに処理を終える。
【0027】店舗手数料記憶部111は、前記各店舗ご
との手数料即ちロイヤリティを算出するための手数料算
出データを記憶する。この手数料算出データは、取引ご
との属性情報の一部として記憶される。図6に店舗手数
料記憶部111が記憶する取引属性情報の内容を模式的
に表わす図を示す。この図において各行は各取引につい
ての属性情報を示している。記憶される項目としては、
取引ごとに付与される取引番号501を主キーとして、
取引の成立した日時データ、取引された商品の商品番
号、取引された商品の数量、取引をした顧客の顧客ID
等の属性情報が含まれ、さらに、前記手数料取得店舗抽
出部109が抽出した店舗ID502が記憶されてい
る。このように一つの取引ごとに店舗IDが記憶されて
いくので、このデータより特定の店舗IDの取引回数を
抽出することができ、これに基づいて手数料が算出でき
ることになる。即ち、ここでは店舗ID自体が手数料算
出データを形成する。なお、前記手数料取得店舗抽出部
109が店舗IDを抽出できなかった場合は、店舗ID
502のエリアには空欄を示すデータが書き込まれる。
手数料追加部110は、手数料取得店舗抽出部109が
抽出した担当店舗の店舗IDに対応する店舗手数料記憶
部111の記憶領域へ所定の手数料算出データを新たに
追加する。具体的には、手数料追加部110は商品注文
情報により特定される取引に取引番号を付与し、商品注
文情報と取引時間と顧客IDから取引ごとの属性情報を
生成して、これらの属性情報に関連する前記手数料取得
店舗抽出部109が抽出した店舗IDを手数料算出デー
タとして店舗手数料記憶部111へ送り記憶させる。
【0028】続いて、以上のような構成をもつ電子商取
引管理サーバAを中心としたシステムの動作について説
明する。まず、電子商取引値管理サーバAにおける、担
当店舗を顧客へ通知するとともに、担当店舗と顧客と関
連付ける動作について説明する。図7にこの動作を表わ
すフローチャートを示す。なお、前提として店舗情報記
憶部104には複数の店舗について図4に示すような店
舗属性情報が収集され登録されているものとする。ま
ず、最初に顧客がユーザコンピュータBを使って電子商
取引管理サーバAに接続し、商品提供者が設置した電子
商取引用のホームページをブラウザソフトウエアにより
閲覧する。そして、顧客は会員登録をすべく、このホー
ムページにリンクが設定してある図3に示すような会員
登録フォーム画面200を呼び出し、必要な属性情報を
入力して電子商取引管理サーバAへとこの入力した顧客
属性情報を送信する。
【0029】この顧客情報および住所情報を含んでいる
顧客属性情報を住所情報受付部101は受け付け(s1
01)、顧客ID生成部102は受け付けられた顧客情
報から顧客IDを生成して、これを担当顧客記憶部10
5へ登録する(s102)。一方、担当店舗抽出部10
3は受け付けられた住所情報を経度・緯度へと変換して
(s103)、店舗情報記憶部104が記憶している各
店舗の経度・緯度から受け付けた住所と各店舗の住所と
の距離を計算する(s104)。そして、最も距離の近
い店舗の店舗IDを抽出する(s105)。ここで、担
当店舗抽出部103はこの最も短い距離が20km以下
かどうかを判断する(s106)。そして、20km以
下の時は担当顧客記憶部105に新たに記憶された顧客
IDの記憶領域に抽出された店舗IDを関連付けて記憶
させる(s107)。また、担当店舗通知部106は、
この店舗IDから店舗に関する属性情報を呼び出し、地
図データと共にユーザコンピュータBへと通知する(s
108)。一方、最も近い距離が20kmを超える場合
は、担当店舗抽出部103は担当顧客記憶部105に店
舗IDを送ることはなく、担当店舗通知部106は「店
舗無し」という表示用のテキストデータをユーザコンピ
ュータBへと通知する。以上で顧客に担当店舗を通知す
ると共に、顧客と担当店舗を関連付ける動作は完了す
る。
【0030】このようにして、顧客は指定した住所に支
援店舗がある場合は支援店舗の名称、住所、電話番号、
ファックス番号等の店舗に関する属性情報を得るととも
に、店舗の近隣の地図データを得ることができる。従っ
て、実際に商品を手にとって確かめたい場合や商品のア
フターサービスを受けたいような場合に、このデータを
頼りに目的の店舗を探しだすことができる。また、顧客
の属性情報と店舗IDとが関連付けられて記憶されるの
で、店舗側では店舗コンピュータCから電子商取引管理
サーバAへ接続することで、どのような顧客の担当店舗
となったのかを知ることができ、これらの顧客に対して
販売促進活動等を直接行なうことができる。
【0031】次に、各店舗に手数料算出データを追加す
る動作について説明する。図8にこの動作を表わすフロ
ーチャートを示す。ここでも、最初に顧客がユーザコン
ピュータBを使って電子商取引管理サーバAに接続し、
商品提供者が設置した電子商取引用のホームページをブ
ラウザソフトウエアにより閲覧する。ここで顧客が商品
を購入しようとすると、ホームページ上で注文する商品
を選択し、発注する商品の数、顧客IDを入力して送信
を確定すると、商品注文情報及び顧客IDが電子商取引
管理サーバAへと送られる。
【0032】電子商取引管理サーバAでは、顧客ID受
付部107が顧客IDを受け付け、取引注文受付部10
8が商品注文情報を受け付ける(s201)。続いて、
手数料取得店舗抽出部109が受け付けられた顧客ID
に基づいて担当顧客記憶部105にこの顧客IDを持つ
顧客の担当店舗がないかどうかを検索する(s20
2)。ここで担当店舗がある場合、即ち対応する店舗I
Dが見つかったときは、手数料取得店舗抽出部109は
この店舗IDを抽出して、手数料追加部110へ送り、
手数料追加部110は取引番号を生成すると共に、商品
注文情報等から取引の属性情報を生成して、これらを抽
出された店舗IDと合わせて店舗手数料記憶部111へ
記憶させる(s204)。一方、担当店舗がない場合、
即ち対応する店舗IDが見つからないときは、手数料追
加部110は取引番号と取引の属性情報を生成して、こ
れらのみを店舗手数料記憶部111へ記憶させる(s2
05)。以上で各店舗に手数料を追加する動作は完了す
る。
【0033】このような動作を行なうことにより、店舗
手数料記憶部111には手数料を算出するためのデータ
が蓄積され、これを用いて各支援店舗に支払われるべき
手数料の算出を行なうことができる。具体的には、取引
回数に応じて手数料が定まる場合は、各支援店舗IDを
集計しこれに一定の手数料額をかけることで手数料の総
額を得ることができる。また、商品の売上に応じて手数
料額を算出する場合は、各店舗IDに対応して記憶され
る商品番号をもとに図示しない商品マスタから商品価格
を導きだし、これに、同様に各店舗IDに対応して記憶
される商品の個数をかけ合わせ、これらを積算すること
で各店舗に対応する商品の売上を得ることができるの
で、これに一定のロイヤリティ率をかけ合わせれば手数
料を算出することができる。
【0034】また、店舗手数料記憶部111には取引の
属性情報が記憶されているので、店舗側では店舗コンピ
ュータCから電子商取引管理サーバAへと接続して、こ
れらの取引の属性情報を得ることができる。そして、こ
の取引の属性情報と前記担当顧客の属性情報を用いれ
ば、自己の店舗が担当する顧客について、どのような属
性をもつ顧客が、いつ、どのような商品を、どのくら
い、いくらで購入してかというデータを得ることができ
る。従って、これに基づいて展示する商品を選定した
り、個々の顧客の嗜好に応じた販売促進活動を行なうこ
とができる。
【0035】なお、上記の実施の形態では店舗情報記憶
部104においては店舗の属性情報に店舗の位置情報を
記憶させたが、位置情報に代えて各店舗の担当エリア情
報を記憶させることもできる。図9に店舗の位置情報に
代えて各店舗の担当エリア情報を記憶させた場合の属性
情報の内容を模式的に表わす図を示す。この図はやは
り、各行が一つの店舗についての情報を示しており、各
列が記憶している項目を表わしている。この図が図4に
示す店舗の属性情報の内容を表わす図と相違するのは、
図4における緯度データ302および経度データ303
の項目に代えて、担当エリアデータ350が設けられて
いる点である。図において担当エリアデータは、地域に
おける市町村ごとに付与された市町村識別子によって表
される。例えば、一番上の店舗ID「AA0081」について
見てみる。ここで、「A101」はA県のX町を表わす市町
村識別子、「A102」がA県のY町を表わす市町村識別
子、「A103」がA県のZ町を表わす市町村識別子である
ものとする。すると、「AA0081」を店舗IDとしてもつ
店舗の担当エリアデータ350は「A101/A102/A103」で
あるのでは担当エリアはA県のX町、Y町及びZ町であ
ることがわかる。
【0036】このように、各店舗の属性情報として店舗
の担当エリアデータを記憶させる場合、担当店舗抽出部
103は、受け付けた住所情報に示される住所が属する
担当エリアをもつ店舗を抽出することになる。具体的に
は、担当店舗抽出部103に各市町村とこれらに予め付
与される市町村識別子との関係を示した市町村識別子テ
ーブルを記憶させておき、受け付けた住所情報に示され
る住所を市町村識別子へ変換させる。そして、変換して
得られた市町村識別子が関連付けられている店舗IDを
店舗情報記憶部104から抽出するようにさせる。な
お、住所情報に示される住所を担当エリアにもつ店舗は
ない場合もあるので、この場合は、担当店舗抽出部10
3はなにも抽出しない。
【0037】このように、店舗情報記憶部104に店舗
の担当エリアを記憶させた場合の電子商取引管理サーバ
Aの動作を簡単に説明しておく。図10にこの動作を表
わすフローチャートを示す。最初はやはり顧客が会員登
録フォームに記入し送信してくる顧客情報や会員情報を
含む顧客属性データを住所情報受付部101が受け付け
(s301)、顧客ID生成部102が受け付けられた
顧客情報から顧客IDを生成して、これを担当顧客記憶
部105へ登録する(s302)。そして、担当店舗抽
出部103は、住所情報を市町村識別子へと変換し店舗
情報記憶部104からこの市町村識別子をもつ店舗ID
を検索する(s303)。ここで、店舗IDがあった場
合は、抽出される店舗IDを新たに記憶された顧客ID
の記憶領域に記憶し担当店舗として登録する(s30
4、s305)。そして、担当店舗通知部106は、こ
の店舗IDから店舗に関する属性情報を呼び出してユー
ザコンピュータBへ送信する(s306)。一方、前記
市町村識別子を持つ店舗IDがなかった場合は、担当店
舗通知部106はユーザコンピュータBへ「担当店舗な
し」のテキストデータを送信する(s304、s30
7)。このように店舗の属性情報に担当エリアデータを
使用すると距離の計算を行なう必要がなくなり電子商取
引管理サーバAの負荷を低減させることができる。ま
た、ここでは担当エリアを市町村識別子により表したが
たとえば、担当店舗の位置を経度・緯度で表わしてお
き、これを中心とした半径20km以内を担当エリアと
して表現するようなことも可能である。
【0038】それから、上記実施の形態においては住所
情報に示される住所と、すべての店舗との距離を算出す
るようにしているが、これは上記のようなエリアデータ
を併用することで計算量を少なくすることができる。即
ち、例えば各店舗が存在する都道府県を示す情報をエリ
アデータとして記憶しておき、住所情報に示される住所
がこれらのエリアデータ含まれるかどうかをまず判断し
て、含まれるものだけ距離を算出するようにすれば計算
量を減らすことができる。さらに、上記実施の形態にお
いては担当店舗を抽出するタイミングとして顧客が会員
登録をするときとしているが、これも限定されるもので
はない。例えば、商品の購入時に顧客の住所等が送られ
るようにしているのであれば、商品の取引が行なわれる
度に担当店舗を抽出して登録・更新していくようにして
もよい。
【0039】同様に、担当店舗を顧客のユーザコンピュ
ータBへ送るタイミングも顧客が会員登録したときであ
る必要はなく、例えば、担当店舗を知りたい顧客から担
当店舗情報を要求する指示が電子商取引管理サーバAへ
送られたときにはじめて担当店舗情報をユーザコンピュ
ータBへ送るようにしてもよい。また、上記実施の形態
では顧客IDを生成して顧客を管理しているが、これは
顧客情報に含まれる顧客名等をそのまま使用すれば、必
ずしも顧客IDを使用する必要はない。そして、上記実
施の形態では手数料算出データとして店舗IDをそのま
ま使用しているが、これは手数料が最終的に算出できれ
ばどのようなデータでもよい。例えば、取引回数によっ
て手数料が定まるのであれば取引回数を累積的にカウン
トするようにしてもよく、手数料そのものを累積的もし
くは取引ごとに個々に記憶するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から、本発明は次のような効
果を奏する。まず、請求項1に記載の電子商取引管理サ
ーバでは、支援店舗を用いる電子商取引において、店舗
側で近隣の住所に存在する顧客と店舗とが関連付けられ
るので、どのような顧客が自己の店舗を利用するかを知
ることができ、販売促進活動等に役立てることができる
とともに、ユーザコンピュータから取引注文を受けるた
びに担当店舗の手数料を算出するためのデータが自動的
に記録されていくので、多数の担当店舗に対して多数の
顧客が存在する場合にも容易かつ確実に各担当店舗に対
する手数料を算出することができる。
【0041】請求項2に記載の電子商取引管理サーバで
は、担当エリアに基づいて店舗を抽出するので距離の計
算をする必要がなくなり負荷が軽減される。
【0042】請求項3に記載の電子商取引方法では、支
援店舗を用いて行なわれる電子商取引において、支援店
舗に近隣の顧客が登録されることになるので、来店の可
能性が高い顧客を知ることができる。従って、この顧客
情報に基づいて販売促進活動やサービス活動を行なうこ
とでさらで全体の収益をあげることができる。また、取
引が成立する度に担当店舗に対する所定の手数料を算出
するためのデータが確実に登録されていくので、担当店
舗のモチベーションを維持し、適性な各店舗の管理を行
なうことができる。
【0043】請求項4に記載の電子商取引方法では、予
め店舗の担当エリアを決めておけるので、店舗規模や処
理能力に応じて担当エリアの大きさを設定することで、
顧客に対して不満の生じないサービスを提供するように
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るネットワーク構成を示す図で
ある。
【図2】電子商取引管理サーバの機能ブロック図であ
る。
【図3】会員登録フォーム画面の例を示す図である。
【図4】店舗情報記憶部における店舗属性情報の内容を
示す図である。
【図5】担当顧客記憶部における顧客属性情報の内容を
示す図である。
【図6】店舗手数料記憶部における取引属性情報の内容
を示す図である。
【図7】電子商取引管理サーバの担当店舗を顧客へ通知
し、担当店舗と顧客とを関連付ける動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】電子商取引管理サーバの各店舗へ手数料算出デ
ータを追加する動作を示すフローチャートである。
【図9】店舗情報記憶部における店舗属性情報の内容の
他の例を示す図である
【図10】図9の店舗属性情報を用いた電子商取引管理
サーバAにおける担当店舗を顧客へ通知し、担当店舗と
顧客とを関連付ける動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A 電子商取引管理サーバ B ユーザコンピュータ 101 住所情報受付部 102 顧客ID生成部 103 担当店舗抽出部 104 店舗情報記憶部 105 担当顧客記憶部 106 担当店舗通知部 107 顧客ID受付部 108 取引注文受付部 109 手数料取得店舗抽出部 110 手数用追加部 111 店舗手数料記憶部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気通信回線によるネットワーク上で
    1以上のユーザコンピュータに接続される電子商取引を
    管理するサーバであって、商品の見本を展示し前記電子商取引を支援する 2以上の
    店舗について店舗の位置情報と店舗の属性情報とを記憶
    する店舗情報記憶手段と、 ユーザコンピュータから送信される住所情報と顧客情報
    とを受け付ける住所情報受付手段と、 受け付けた住所情報に基づいて前記店舗情報記憶手段よ
    り、この住所情報に示される住所に最も近い位置に存在
    する店舗の属性情報を抽出する担当店舗抽出手段と、 抽出された店舗の属性情報が示す店舗と受け付けた顧客
    情報が示す顧客とを関連付けて記憶する担当顧客記憶手
    段と、 各店舗ごとに各店舗に支払う手数料を算出するための手
    数料算出データを記憶する店舗手数料記憶手段と、 前記ユーザコンピュータに、前記抽出された店舗の属性
    情報の少なくとも一部を通知する担当店舗通知手段と、 前記ユーザコンピュータから取引注文を受け付けた場合
    に、前記担当顧客記憶手段からこの取引注文をした顧客
    に関連付けられた店舗を抽出する手数料取得店舗抽出手
    段と、 この抽出された店舗について、前記店舗手数料記憶手段
    に所定の手数料算出データを新たに追加する手数料追加
    手段とを有する電子商取引管理サーバ。
  2. 【請求項2】 前記電子商取引管理サーバにおいて、 前記店舗情報記憶手段は、店舗の位置情報を記憶するこ
    とに代えて、店舗の担当エリアを記憶し、 前記店舗抽出手段は、前記住所情報に示される住所に最
    も近い位置に存在する店舗の属性情報を抽出することに
    代えて、前記住所情報に示される住所を前記担当エリア
    内に持つ店舗の属性情報を抽出する請求項1に記載の電
    子商取引管理サーバ。
  3. 【請求項3】 電気通信回線によるネットワークを通じ
    て行なわれる電子商取引方法であって、商品提供者側の
    コンピュータにおいて、商品の見本を展示し電子商取引を支援する 2以上の店舗
    の位置を店舗情報記憶手段により登録する店舗位置登録
    ステップと、 顧客から送られる住所情報と顧客情報とを住所情報受付
    手段により受け付ける住所情報受付ステップと、 受け付けた住所情報と登録した店舗の位置とに基づい
    て、この住所情報に示される住所に最も近い店舗を担当
    店舗抽出手段により抽出し、前記顧客情報が示す顧客の
    担当店舗として担当顧客記憶手段により登録する担当店
    舗登録ステップと、 前記顧客に担当店舗を担当店舗通知手段により通知する
    担当店舗通知ステップと、 顧客との取引が成立すると、この顧客の担当店舗に支払
    う所定の手数料を算出するためのデータを手数料追加手
    段により手数料記憶手段に登録する手数料登録ステップ
    とを有する電子商取引方法。
  4. 【請求項4】 前記電子商取引方法において、前記店舗
    登録ステップに代えて、商品の見本を展示し電子商取引を支援する 2以上の店舗
    の担当エリアを店舗情報記憶手段に登録する担当エリア
    登録ステップを有し、 前記担当店舗登録ステップは、前記住所情報に示される
    住所に最も近い店舗を店舗抽出手段により抽出すること
    に代えて、前記住所情報に示される住所が担当エリアに
    存在する店舗を店舗抽出手段により抽出する請求項3に
    記載の電子商取引方法。
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