JP3480319B2 - 即湯ユニット - Google Patents

即湯ユニット

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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は即湯ユニットに関す
る。具体的にいうと、熱源器と出湯端末との間にあっ
て、開栓時すみやかに湯を出湯できるようにするための
即湯ユニットに関する。 【0002】 【従来の技術】一般の出湯システムでは、給湯栓等の先
栓が開かれて水が流れると、ガスバーナー等の熱源器が
点火して水を加熱して出湯するので、開栓直後には水が
出湯され徐々に湯が出湯される。このため、先栓を開い
てもただちに設定温度の湯が出湯されず、使用感が悪
い。 【0003】そこで、先栓を開くとただちに湯が出湯さ
れるようにした即出湯システムが従来より提案されてい
る。このような即出湯システム1の構成を図1に示す
(特開平4−260731号公報)。この即出湯システ
ム1にあっては、熱源器2と先栓3とを結ぶ給湯管4か
ら分岐させるようにして、給湯管4と並列に戻り管5を
設けている。戻り管5には、温度センサ6、循環ポンプ
7、電気ヒータ8、逆止弁9が設けられている。 【0004】しかして、リモートコントローラ(図示せ
ず)に設けられた即湯スイッチをオンにすると、温度セ
ンサ6で監視されている戻り管5内の湯温が出湯設定温
度よりも下がったとき、電気ヒータ8がオンになると共
に循環ポンプ7が動いて即湯運転が開始し、戻り管5と
給湯管4の間で湯を循環させながら湯を出湯設定温度ま
で加熱し、戻り管5内の湯温が出湯設定温度まで上昇す
ると循環ポンプ7が停止すると共に電気ヒータ8がオフ
になって即湯運転が終了する。従って、給湯管4及び戻
り管5内には、常に設定温度付近の湯が存在している。 【0005】給湯管4内の湯温は設定温度付近に保持さ
れているので、先栓3が開かれるとただちに設定温度付
近の湯が出湯され、ついで熱源器2で加熱された湯が先
栓3から出湯される。このとき、戻り管5には逆止弁9
が設けられているので、戻り管5内の湯は出湯されず、
また熱源器2で加熱された湯も戻り管5を通過しない。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上記のような即出湯シ
ステムにあっては、即湯運転時には、戻り管内の湯も循
環して流動するが、先栓が開かれた場合には、給湯管内
の湯のみが出湯されると共に熱源器で加熱された湯も給
湯管だけを通過し、戻り管内の湯は流動しない。従っ
て、夏場など、長期間にわたって即湯スイッチがオフに
されていると、戻り管内の湯はまったく流動せず、レジ
オネラ菌が繁殖するおそれがある。このレジオネラ菌
は、通常の水温から40〜50℃程度の温度で水が滞留
していると繁殖し易く、人体に取り入れられると肺炎の
ような症状を起こす。 【0007】本発明は上述の問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、長期間に
わたって即湯運転が行われない場合でも、即湯ユニット
内部でレジオネラ菌等の細菌や雑菌が繁殖するのを防止
することにある。 【0008】 【発明の開示】請求項1に記載の即湯ユニットは、加熱
された湯が流入する入湯部と出湯端末につながる出湯部
とを結ぶ給湯管と、入湯管から分岐して他方端部が出湯
端末につながる戻り管と、給湯管と戻り管との間で湯を
循環させるための循環駆動手段と、給湯管と戻り管の間
を循環する湯を加熱するための保温手段と、給湯管と戻
り管の間で湯を循環させて加熱保温する即湯運転モード
を設定する手段とを備えた即湯ユニットにおいて、前記
設定手段により即湯運転モードが設定されていない場合
には、定期的に前記循環駆動手段を駆動して給湯管と戻
り管との間で湯を循環させることを特徴としている。こ
こで、即湯運転モードとは、一定の条件を満たした場合
(例えば、戻り管内の湯温が設定温度以下となった場
合)には、循環駆動手段を駆動させて保温手段によって
湯を加熱保温することができる運転状態をいう。 【0009】この即湯ユニットにあっては、即湯ユニッ
トが即湯運転モードになっていない場合には、定期的に
前記循環駆動手段を駆動して給湯管と戻り管との間で湯
を循環させるようにしているので、即湯運転モードがオ
フの場合でも、戻り管内の湯は定期的に強制循環させら
れる。従って、設定手段によって即湯運転モードがオン
になっていない場合でも、戻り管内に湯が長時間滞留す
るのを防止することができ、レジオネラ菌等の細菌や雑
菌が繁殖するのを防止できる。 【0010】 【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図2は本発明
の一実施形態による即出湯システム11を示す概略構成
図である。この即出湯システム11は、熱源器12、リ
モートコントローラ13、即湯ユニット14及び循環配
管15から構成されている。熱源器12は瞬間湯沸かし
器と呼ばれているものであって、市水等から供給された
水を加熱して出湯する。リモートコントローラ13は、
台所等に設置されており、熱源器12から出湯される湯
の出湯温度を設定するためのスイッチ32、即出湯シス
テム11の運転スイッチ30、即湯ユニット14を即湯
運転モードにセットするための即湯スイッチ31などを
備えている。 【0011】即湯ユニット14は主として給湯管16、
戻り管17及びコントローラ18によって構成されてい
る。給湯管16は、熱源器12から供給された湯を循環
配管15を通して給湯栓等の先栓28に供給するための
配管であって、給湯管16の一端は熱源器12に接続す
るための入湯側接続部19となっており、他端は循環配
管15を接続するための出湯側接続部20となってい
る。入湯側接続部19内には、逆止弁27が設けられて
いる。戻り管17は給湯管16の入湯側接続部19より
も下流側から分岐しており、戻り管17には、保温ヒー
タ(電気ヒータ)22を備えた熱交換タンク21、循環
ポンプ23、温度センサ(サーミスタ)24、水量セン
サ25が設けられており、戻り管17の端には循環配管
15を接続するための回収側接続部26となっている。
回収側接続部26内には逆止弁29が設けられており、
戻り管17内には即湯運転時の循環方向(順方向)にの
み湯が流れるようになっている。コントローラ18は、
熱源器12内のコントローラ(図示せず)を介して[あ
るいは、直接に]リモートコントローラ13と通信する
ようになっている。 【0012】しかして、即湯ユニット14の入湯側接続
部19に、熱源器12からの出湯管を接続し、出湯側接
続部20及び回収側接続部26の間に、循環配管15を
接続して、即出湯システム11が構成されている。各種
先栓28は、この循環配管15に設けられている。 【0013】図3は、先栓28が開かれておらず、先栓
28から出湯していない場合の即出湯システム11の動
作を示すフローチャートである。以下、このフローチャ
ートを用いて即出湯システム11の動作を説明する。 【0014】(即湯運転モード)この即出湯システム1
1においては、リモートコントローラ13の運転スイッ
チ30をオンにすると(S1)、リモートコントローラ
13の運転ランプが点灯する。ついで、即湯スイッチ3
1をオンにすると(S2)、リモートコントローラ13
の即湯ランプが点灯し、即湯運転モードにセットされる
(S3)。即湯運転モードにおいて、先栓28が閉じら
れていて熱源器12が給湯運転していない場合には、コ
ントローラ18は、温度センサ24で検知している戻り
管17内の湯温を取り込み(S4)、リモートコントロ
ーラ13で設定されている出湯設定温度と温度センサ2
4で検知した湯温とを比較し(S5)、戻り管17内の
湯温が設定温度以下に下がった場合には、循環ポンプ2
3を作動させて即湯運転を開始する(S6)。循環ポン
プ23が作動すると、戻り管17、給湯管16及び循環
配管15の間で、図2に実線矢印で示す方向に、内部の
湯が循環する。循環ポンプ23が作動した後、水量セン
サ25が最低作動流量以上の水量を検出すると、熱交換
タンク21内の保温ヒータ22が通電され(S7)、循
環している湯を加熱する。 【0015】こうして戻り管17、給湯管16及び循環
配管15を循環している湯の温度が設定温度に達すると
(S5)、保温ヒータ22がオフになって(S8)循環
ポンプ23も停止され(S9)、即湯運転が終了して待
機状態となる。従って、即湯スイッチ31がオンになっ
ている場合には、循環配管15、給湯管16及び戻り管
17内の湯温は設定温度に保温される。 【0016】また、即湯運転中であっても、先栓28が
開かれて熱源器12からコントローラ18へ給湯燃焼信
号が送信されると、保温ヒータ22をオフにすると共に
循環ポンプ23を停止され、即湯運転を停止し、一時的
に待機状態となる。 【0017】さらに、即湯スイッチ31がオフになると
(S10)、後述のような即湯運転オフモードとなり、
運転スイッチ30がオフになると(S11)、即出湯シ
ステムの運転が終了する(S12)。 【0018】(即湯運転オフモード)即湯スイッチ31
がオフになった場合には(S2又はS10)、コントロ
ーラ18内の時限タイマがタイムアップしているか否か
判定し、時限タイマがタイムアップしていなければ時限
タイマがタイムアップするまで待機する(S13)。時
限タイマがタイムアップすると循環ポンプ23をオンに
し、給湯管16、循環回路15及び戻り管17で湯を循
環させる(S14)。一定時間継続して循環ポンプ23
が運転されると(S15)、循環ポンプ23は運転を停
止され(S16)、時限タイマをリセットしてスタート
させる(S17)。従って、即湯運転オフモードにおい
ては、時限タイマにセットされている設定時間毎に循環
ポンプ23を一定時間だけ運転し、戻り管17内の湯を
強制循環させる。従って、即湯ユニット11が即湯運転
モードにセットされていない場合でも、定期的に戻り管
17内の湯が強制循環されるので、即湯スイッチ31が
オフにされていて長時間にわたって即湯運転が行われな
い場合でも、戻り管17内にレジオネラ菌のような細菌
や雑菌が繁殖するのを防止することができ(レジオネラ
菌は水が流動していると繁殖しにくい)、即湯ユニット
14を衛生的に使用できるようになる。 【0019】さらに、即湯スイッチ31がオンになると
(S18)即湯運転モードに切り換わり、運転スイッチ
30がオフになると(S19)、即出湯システムの運転
が終了する(S20)。 【0020】(出湯動作)先栓28が開かれると、熱源
器12に流れる水量を検知して熱源器12が燃焼運転を
開始し、まず循環配管15及び給湯管16の湯が先栓2
8から出湯される。従って、先栓28を開くと同時に設
定温度に近い湯温の湯がただちに出湯され、良好な使い
心地で先栓28を使用することができる。続いて、熱源
器12で加熱された湯が、図2に破線の矢印で示すよう
に給湯管16を流れ(戻り管17には逆止弁29が設け
られているので、このときには湯は流れない)、循環配
管15を通って先栓28から出湯される。 【0021】なお、上記実施形態においては、即湯ユニ
ットと熱源器とは別々に構成していたが、即湯ユニット
と熱源器は一体に構成してもよい。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来の即出湯システムを示す概略構成図であ
る。 【図2】本発明の一実施形態による即出湯システムを示
す概略構成図である。 【図3】同上の即出湯システムの動作を説明するフロー
チャートである。 【符号の説明】 12 熱源器 14 即湯ユニット 15 循環配管 16 給湯管 17 戻り管 18 コントローラ 19 入湯側接続部(入湯部) 20 出湯側接続部(出湯部) 21 熱交換タンク 22 保温ヒータ(保温手段) 23 循環ポンプ(循環駆動手段) 28 先栓(出湯端末) 31 即湯スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24D 17/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 加熱された湯が流入する入湯部と出湯端
    末につながる出湯部とを結ぶ給湯管と、入湯管から分岐
    して他方端部が出湯端末につながる戻り管と、給湯管と
    戻り管との間で湯を循環させるための循環駆動手段と、
    給湯管と戻り管の間を循環する湯を加熱するための保温
    手段と、給湯管と戻り管の間で湯を循環させて加熱保温
    する即湯運転モードを設定する手段とを備えた即湯ユニ
    ットにおいて、 前記設定手段により即湯運転モードが設定されていない
    場合には、定期的に前記循環駆動手段を駆動して給湯管
    と戻り管との間で湯を循環させることを特徴とする即湯
    ユニット。
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