JPH084082A - 温水洗浄装置 - Google Patents
温水洗浄装置Info
- Publication number
- JPH084082A JPH084082A JP12624394A JP12624394A JPH084082A JP H084082 A JPH084082 A JP H084082A JP 12624394 A JP12624394 A JP 12624394A JP 12624394 A JP12624394 A JP 12624394A JP H084082 A JPH084082 A JP H084082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- heater
- control circuit
- water tank
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ヒータ12にて加温された温水タンク10内
の温水がポンプ16により洗浄ノズル18に供給され
る。ヒータ12及びポンプ16は制御回路20により制
御される。水温調節回路30は水温調節スイッチ34及
びサーミスタ36からの信号に基いて、該タンク10内
の温水が所定温度となるようにヒータ12への通電を制
御する。水温調節スイッチ34は温度調節機能のみを備
えており、節電モード(ヒータ12への通電を停止する
機能)を有していない。 【効果】 冬期にうっかり節電モードを選択して温水タ
ンク内の水を凍結させる事態が確実に防止される。
の温水がポンプ16により洗浄ノズル18に供給され
る。ヒータ12及びポンプ16は制御回路20により制
御される。水温調節回路30は水温調節スイッチ34及
びサーミスタ36からの信号に基いて、該タンク10内
の温水が所定温度となるようにヒータ12への通電を制
御する。水温調節スイッチ34は温度調節機能のみを備
えており、節電モード(ヒータ12への通電を停止する
機能)を有していない。 【効果】 冬期にうっかり節電モードを選択して温水タ
ンク内の水を凍結させる事態が確実に防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体臀部を温水で洗浄
するための温水洗浄装置に係り、特に寒冷地仕様に好適
な温水洗浄装置に関する。
するための温水洗浄装置に係り、特に寒冷地仕様に好適
な温水洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】温水洗浄装置は、周知の通り、ヒータを
有する温水タンクと、該温水タンクから温水が供給され
る洗浄ノズルとを備えており、洗浄スイッチを操作する
ことにより該ノズルから温水が噴出されるよう構成され
ている。
有する温水タンクと、該温水タンクから温水が供給され
る洗浄ノズルとを備えており、洗浄スイッチを操作する
ことにより該ノズルから温水が噴出されるよう構成され
ている。
【0003】通常の温水洗浄装置は、このヒータを制御
する回路に水温調節スイッチが接続されており、噴出さ
れる温水の水温を調節できるようになっている。
する回路に水温調節スイッチが接続されており、噴出さ
れる温水の水温を調節できるようになっている。
【0004】従来の温水洗浄装置は、温水タンクへの通
電を停止させる機能を備えている。即ち、夏などの高温
時には該ヒータへの通電を停止しても、それ程冷たい水
は噴出されないので、節電を希望する使用者のために、
水温調節スイッチに、ヒータへの通電を停止する節電モ
ードを組み込んでいる。
電を停止させる機能を備えている。即ち、夏などの高温
時には該ヒータへの通電を停止しても、それ程冷たい水
は噴出されないので、節電を希望する使用者のために、
水温調節スイッチに、ヒータへの通電を停止する節電モ
ードを組み込んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】水温調節スイッチが節
電モードを有した温水洗浄装置においては、冬期におい
てもうっかりして節電モードを作動させてしまうことが
ある。北海道などの寒冷地において冬期にヒータへの通
電が停止されると、温水タンク内の水が凍結して該温水
タンクあるいは該タンクに接続された配管等が損壊する
おそれがある。
電モードを有した温水洗浄装置においては、冬期におい
てもうっかりして節電モードを作動させてしまうことが
ある。北海道などの寒冷地において冬期にヒータへの通
電が停止されると、温水タンク内の水が凍結して該温水
タンクあるいは該タンクに接続された配管等が損壊する
おそれがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の温水洗浄装置
は、ヒータを有する温水タンクと、該温水タンクから温
水が供給される洗浄ノズルと、該ヒータへの通電量を制
御する制御回路と、該制御回路に接続された水温調節ス
イッチとを備えてなる温水洗浄装置において、前記水温
調節スイッチは、温度設定機能のみを備えていることを
特徴とするものである。
は、ヒータを有する温水タンクと、該温水タンクから温
水が供給される洗浄ノズルと、該ヒータへの通電量を制
御する制御回路と、該制御回路に接続された水温調節ス
イッチとを備えてなる温水洗浄装置において、前記水温
調節スイッチは、温度設定機能のみを備えていることを
特徴とするものである。
【0007】請求項2の温水洗浄装置は、ヒータを有す
る温水タンクと、該温水タンクから温水が供給される洗
浄ノズルと、該ヒータへの通電量を制御する制御回路
と、該制御回路に接続された水温調節スイッチとを備え
てなる温水洗浄装置において、前記制御回路は、商用電
源からの給電を受けると、前記温水タンク内の水温が所
定温度以上となるように前記ヒータを制御するものであ
ることを特徴とするものである。
る温水タンクと、該温水タンクから温水が供給される洗
浄ノズルと、該ヒータへの通電量を制御する制御回路
と、該制御回路に接続された水温調節スイッチとを備え
てなる温水洗浄装置において、前記制御回路は、商用電
源からの給電を受けると、前記温水タンク内の水温が所
定温度以上となるように前記ヒータを制御するものであ
ることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1の温水洗浄装置においては、水温調節
スイッチが温度設定機能のみを備えているため、水温調
節スイッチをうっかりして節電モードにすることがな
い。
スイッチが温度設定機能のみを備えているため、水温調
節スイッチをうっかりして節電モードにすることがな
い。
【0009】請求項2の温水洗浄装置においては、プラ
グをコンセントに差し込んだり、あるいはメインスイッ
チをONにすることにより制御回路に商用電源から給電
が行なわれると、必ず、温水タンク内の水温が所定温度
以上となるようにヒータへの通電が行なわれる。
グをコンセントに差し込んだり、あるいはメインスイッ
チをONにすることにより制御回路に商用電源から給電
が行なわれると、必ず、温水タンク内の水温が所定温度
以上となるようにヒータへの通電が行なわれる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る温水洗浄装置の系統
図である。
る。第1図は本発明の実施例に係る温水洗浄装置の系統
図である。
【0011】水道水が温水タンク10内に導入され、該
温水タンク10内のヒータ12によって加温される。こ
の温水は、配管14及びポンプ16を介して洗浄ノズル
18に送られる。この洗浄ノズル18は、シリンダ18
aと、該シリンダ18aから突出可能なピストン状のノ
ズル本体18bとを備えており、温水が供給されるとノ
ズル本体18bが前進し、その先端から温水が上方に噴
出される。
温水タンク10内のヒータ12によって加温される。こ
の温水は、配管14及びポンプ16を介して洗浄ノズル
18に送られる。この洗浄ノズル18は、シリンダ18
aと、該シリンダ18aから突出可能なピストン状のノ
ズル本体18bとを備えており、温水が供給されるとノ
ズル本体18bが前進し、その先端から温水が上方に噴
出される。
【0012】ヒータ12及びポンプ16を制御するため
に制御回路20が設けられている。この制御回路20
は、メインスイッチ22、電気配線24及びプラグ26
を介して商用電源から給電される。制御回路20は、洗
浄強さ調節回路28と水温調節回路30とを備えてお
り、それぞれ洗浄強さ調節スイッチ32及び水温調節ス
イッチ34から信号が入力され、ポンプ16及びヒータ
12の作動を制御する。
に制御回路20が設けられている。この制御回路20
は、メインスイッチ22、電気配線24及びプラグ26
を介して商用電源から給電される。制御回路20は、洗
浄強さ調節回路28と水温調節回路30とを備えてお
り、それぞれ洗浄強さ調節スイッチ32及び水温調節ス
イッチ34から信号が入力され、ポンプ16及びヒータ
12の作動を制御する。
【0013】洗浄強さ調節スイッチ32は、ポンプ16
の回転数を制御することにより洗浄ノズル18からの噴
出水の強さを制御するためのものであり、本実施例では
ダイヤル式のものとなっている。このダイヤルを時計回
り方向に回すことにより洗浄強さが次第に強くなる。本
実施例では、この洗浄強さ調節スイッチ32は切モード
を備えており、ダイヤルをこの切モードに合わせること
によりポンプ16が停止され、洗浄が停止される。
の回転数を制御することにより洗浄ノズル18からの噴
出水の強さを制御するためのものであり、本実施例では
ダイヤル式のものとなっている。このダイヤルを時計回
り方向に回すことにより洗浄強さが次第に強くなる。本
実施例では、この洗浄強さ調節スイッチ32は切モード
を備えており、ダイヤルをこの切モードに合わせること
によりポンプ16が停止され、洗浄が停止される。
【0014】水温調節スイッチ34もダイヤル式のもの
となっており、時計回り方向に回転させることにより温
水タンク10内の温水の温度が高いものとなる。本実施
例では、この水温調節スイッチ34は温度設定機能のみ
を備えている。即ち、従来のものと異なり、この水温調
節スイッチ34には節電モードが設けられていない。
となっており、時計回り方向に回転させることにより温
水タンク10内の温水の温度が高いものとなる。本実施
例では、この水温調節スイッチ34は温度設定機能のみ
を備えている。即ち、従来のものと異なり、この水温調
節スイッチ34には節電モードが設けられていない。
【0015】温水タンク10には水温検出用サーミスタ
36が設けられており、その検出信号は水温調節回路3
0に入力されている。
36が設けられており、その検出信号は水温調節回路3
0に入力されている。
【0016】このように構成された温水洗浄装置にあっ
ては、水温調節スイッチ34に節電モードを選択するた
めの機能が備えられていないため、寒冷地において冬期
にうっかり節電モードを選択することがない。従って、
温水タンク10内の水が凍結して該タンク10やポンプ
16、洗浄ノズル18等を破損させるおそれが全くな
い。
ては、水温調節スイッチ34に節電モードを選択するた
めの機能が備えられていないため、寒冷地において冬期
にうっかり節電モードを選択することがない。従って、
温水タンク10内の水が凍結して該タンク10やポンプ
16、洗浄ノズル18等を破損させるおそれが全くな
い。
【0017】上記実施例は本発明の一例であり、本発明
は図示以外の構成としても良い。例えば、上記実施例で
はポンプ16を用いて温水を洗浄ノズル18に供給して
いるが、水道水の給水圧によって温水タンク10内の温
水を洗浄ノズル18に供給するよう構成しても良い。ま
た、本発明ではメインスイッチ22を省略し、プラグ2
6をコンセントに差し込むと必ず制御回路20に給電さ
れ、温水タンク10内の水がヒータ12によって加温さ
れるよう構成しても良い。
は図示以外の構成としても良い。例えば、上記実施例で
はポンプ16を用いて温水を洗浄ノズル18に供給して
いるが、水道水の給水圧によって温水タンク10内の温
水を洗浄ノズル18に供給するよう構成しても良い。ま
た、本発明ではメインスイッチ22を省略し、プラグ2
6をコンセントに差し込むと必ず制御回路20に給電さ
れ、温水タンク10内の水がヒータ12によって加温さ
れるよう構成しても良い。
【0018】また、上記実施例ではスイッチ32,34
はダイヤル式のものであり、弱から強あるいは低から高
に無段階に洗浄強さあるいは水温を調節するよう構成さ
れているが、洗浄強さや水温を段階的に調節するよう構
成されたものであっても良い。
はダイヤル式のものであり、弱から強あるいは低から高
に無段階に洗浄強さあるいは水温を調節するよう構成さ
れているが、洗浄強さや水温を段階的に調節するよう構
成されたものであっても良い。
【0019】
【発明の効果】請求項1,2の温水洗浄装置は、温水タ
ンク内の水が常にヒータで加温されるよう構成されたも
のであるため、寒冷地に設置された場合であっても温水
タンク内の水が凍結して該タンクやあるいはポンプ、洗
浄ノズル等を損壊させるおそれが全くない。
ンク内の水が常にヒータで加温されるよう構成されたも
のであるため、寒冷地に設置された場合であっても温水
タンク内の水が凍結して該タンクやあるいはポンプ、洗
浄ノズル等を損壊させるおそれが全くない。
【0020】また、温水タンクの放熱によって便器のト
ラップを暖めるよう構成した場合、該トラップの凍結を
確実に防止できる。
ラップを暖めるよう構成した場合、該トラップの凍結を
確実に防止できる。
【図1】実施例に係る温水洗浄装置の系統図である。
10 温水タンク 12 ヒータ 16 ポンプ 18 洗浄ノズル 20 制御回路 30 水温調節回路 34 水温調節スイッチ 36 サーミスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 ヒータを有する温水タンクと、該温水タ
ンクから温水が供給される洗浄ノズルと、該ヒータへの
通電量を制御する制御回路と、該制御回路に接続された
水温調節スイッチとを備えてなる温水洗浄装置におい
て、 前記水温調節スイッチは、温度設定機能のみを備えてい
ることを特徴とする温水洗浄装置。 - 【請求項2】 ヒータを有する温水タンクと、該温水タ
ンクから温水が供給される洗浄ノズルと、該ヒータへの
通電量を制御する制御回路と、該制御回路に接続された
水温調節スイッチとを備えてなる温水洗浄装置におい
て、 前記制御回路は、商用電源からの給電を受けると、前記
温水タンク内の水温が所定温度以上となるように前記ヒ
ータを制御するものであることを特徴とする温水洗浄装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12624394A JPH084082A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 温水洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12624394A JPH084082A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 温水洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084082A true JPH084082A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=14930346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12624394A Pending JPH084082A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 温水洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084082A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000291106A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Toto Ltd | 人体洗浄装置 |
JP2009281139A (ja) * | 2009-07-31 | 2009-12-03 | Toto Ltd | 人体洗浄装置 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP12624394A patent/JPH084082A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000291106A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Toto Ltd | 人体洗浄装置 |
JP4560747B2 (ja) * | 1999-04-07 | 2010-10-13 | Toto株式会社 | 人体洗浄装置 |
JP2009281139A (ja) * | 2009-07-31 | 2009-12-03 | Toto Ltd | 人体洗浄装置 |
JP4560807B2 (ja) * | 2009-07-31 | 2010-10-13 | Toto株式会社 | 人体洗浄装置 |
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