JP3474996B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3474996B2
JP3474996B2 JP04760896A JP4760896A JP3474996B2 JP 3474996 B2 JP3474996 B2 JP 3474996B2 JP 04760896 A JP04760896 A JP 04760896A JP 4760896 A JP4760896 A JP 4760896A JP 3474996 B2 JP3474996 B2 JP 3474996B2
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忠典 民家
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、パーソナ
ルコンピュータ用のCD−ROM読取装置、光磁気ディ
スク記録再生装置、又は音楽用CD再生装置のようなデ
ィスク装置に関し、特に、ディスクが載せられたトレイ
を収納部内の待機位置とターンテーブル上の記録再生位
置との間で往復させるローディング/アンローディング
機構(以下、単に「ローディング機構」という。)に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスクを載せた複数枚のト
レイを待機位置に収納しておき、この中の1枚のトレイ
を選択的にターンテーブル上の記録再生位置まで移動さ
せ、ディスクをターンテーブル上に保持するローディン
グ機構を備えたディスク装置が種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ローディング機構は、構成部品数が多く、かつ、構成が
複雑であるためディスク装置が大型になるという問題が
あった。
【0004】そこで、本発明は、上記課題を解決するた
めになされたものであり、構成部品数の削減と構成の簡
素化によって小型化を図ることができるディスク装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のディスク装置
は、ディスクを載せるトレイを待機位置に収納する収納
部と、ディスクからの情報の読み取り又はディスクへの
情報の書き込みのうちの少なくともいずれかを一方を行
う記録再生部と、上記トレイを上記収納部から上記記録
再生部に移動させるローディング動作及び上記トレイを
上記記録再生部から上記収納部に移動させるアンローデ
ィング動作を行うローディング機構と、を有するディス
ク装置において、上記ローディング機構が、外周に雄ね
じ部を有し、上記トレイの移動方向に平行に延びるウォ
ームと、上記ウォームをその軸線を中心に回転させる駆
動機構と、上記ウォームの雄ねじ部に噛み合う雌ねじ部
と上記トレイを移動させるときに上記トレイに係合する
フックとを備え、上記ウォームの回転によって上記ウォ
ームの長手方向に移動する移動部材と、上記トレイの移
動方向に平行な直線部を持つガイド孔が形成されたガイ
ド部材を有し、上記移動部材が、上記雄ねじ部と係合溝
とを備え、上記ウォームの回転によって上記ウォームの
長手方向に移動する第1の移動部材と、上記ガイド部材
のガイド孔に係合する第1のピンと、上記ガイド部材の
ガイド孔及び上記第1の移動部材の係合溝に係合する第
2のピンと、上記フックと、突起部とを備え、上記第1
の移動部材と共に移動する第2の移動部材と、を有する
ことを特徴としている。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】また、請求項2のディスク装置は、上記ガ
イド部材のガイド孔が、上記直線部の上記収納部側の端
部から上記直線部に対して傾斜した方向に延びる第1の
傾斜部を有し、上記アンローディング動作の際には、上
記第2の移動部材を上記収納部に向かって移動させ、上
記第1のピンを上記直線部から上記第1の傾斜部に導く
ことによって、上記フックが上記トレイから離れる方向
に上記第2の移動部材を回動させ、一方、上記ローディ
ング動作の際には、上記第2の移動部材を上記収納部か
ら離れる方向に移動させ、上記第1のピンを上記第1の
傾斜部から上記直線部に導くことによって、上記フック
が上記トレイに係合する方向に上記第2の移動部材を回
動させることを特徴としている。
【0011】また、請求項3のディスク装置は、上記ガ
イド部材のガイド孔が、上記直線部の上記収納部と反対
側の端部から上記直線部に対して傾斜した方向に延びる
第2の傾斜部を有し、上記ローディング動作の際には、
上記第2の移動部材を上記収納部から離れる方向に移動
させ、上記第2のピンを上記係合溝内で移動させながら
上記直線部から上記第2の傾斜部に導くことによって、
上記フックが上記トレイから離れる方向に上記第2の移
動部材を回動させ、一方、上記アンローディング動作の
際には、上記第2の移動部材を上記収納部に向かって移
動させ、上記第2のピンを上記係合溝内で移動させなが
ら上記第2の傾斜部から上記直線部に導くことによっ
て、上記フックが上記トレイに係合する方向に上記第2
の移動部材を回動させることを特徴としている。
【0012】また、請求項4のディスク装置は、上記ガ
イド部材のガイド孔が、上記直線部の上記収納部と反対
側の端部から上記直線部に対して傾斜した方向に延びる
第2の傾斜部を有し、上記第2の移動部材が、突起部を
有し、上記ローディング機構が、ターンテーブル上にデ
ィスクを保持するクランプ手段と、上記クランプ手段を
上記ターンテーブルに向けて押すばね部材と、上記突起
部との係合に基づいて、上記クランプ手段を上記ばね部
材の附勢力に抗して上記ターンテーブルから離す方向に
保持、或るいは上記クランプ手段の保持を解除するクラ
ンプ制御部材とを有し、上記ローディング動作の際に
は、上記第2の移動部材を上記収納部から離れる方向に
移動させ、上記第2のピンを上記係合溝内で移動させな
がら上記直線部から上記第2の傾斜部に導くことによっ
て、上記フックが上記トレイから離れる方向に上記第2
の移動部材を回動させる共に、上記第2の移動部材の突
起部との係合によって上記クランプ手段の保持を解除
し、一方、アンローディング動作の際には、上記第2の
移動部材を上記収納部に向かう方向に移動させ、上記第
2のピンを上記係合溝内で移動させながら上記第2の傾
斜部から上記直線部に導くことによって、上記フックが
上記トレイに係合する方向に上記第2の移動部材を回動
させる共に、上記第2の移動部材の突起部との係合によ
って上記クランプ手段を上記ターンテーブルから離れる
方向に保持することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るディスク装置
の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0014】図1は、本発明に係るディスク装置の一例
の外観(主要な構成のみ)を概略的に示す斜視図であ
る。このディスク装置は、パーソナルコンピュータ用の
CD−ROM読取装置である。このディスク装置は、シ
ャーシ1と、ディスクを載せるトレイが複数枚装備され
たマガジン2が挿入される収納部3と、ディスクに記録
されている情報を読み取る再生部4と、この再生部4を
支持する支持プレート5をシャーシ1の高さ方向(A方
向)に昇降させる昇降機構6とを有する。また、このデ
ィスク装置は、支持プレート5に備えられ、ディスクを
載せたトレイをマガジン2から再生部4に向けて(B1
方向に)引き出してディスクをターンテーブル上に保持
するローディング動作及びディスクの保持を解除してト
レイをマガジン2に向けて(B2方向に)押し込むアン
ローディング動作を行うローディング機構7を有する。
尚、本発明は、CD−ROM読取装置だけではなく、光
磁気ディスク記録再生装置や音楽用CD再生装置等の他
のディスク装置にも適用できる。また、本発明は、収納
部3にマガジン2を挿入するディスク装置だけではな
く、収納部3に直接トレイを挿入できる構成のディスク
装置にも適用できる。さらに、本発明は、複数枚のトレ
イを有するマルチディスク装置だけではなく、1枚のト
レイしか持たないディスク装置にも適用できる。
【0015】以下に、図1のディスク装置を、収納部
3、再生部4、昇降機構6、及び本発明の特徴部分であ
るローディング機構7の順にさらに詳細に説明する。 [収納部3]図2及び図3は、収納部3に挿入されたマ
ガジン2を保持し又はマガジン2を収納部3から排出さ
せるロック/エジェクト機構8を拡大して示す平面図で
ある。このうち、図2は、マガジン2が収納部3に一部
しか挿入されていない状態を示し、図3は、マガジン2
が収納部3に完全に挿入されロックされている状態を示
す。また、図4(a)は、図2をII−II線で切って見た
場合を概略的に示す断面図であり、図4(b)は、図3
をIII−III線で切って見た場合を概略的に示す断面図で
ある。また、図5は、トレイ9が引き出されていないと
きのマガジン2の平面図であり、図6は、マガジン2を
図5のC方向に見た正面図であり、図7はトレイ9が引
き出されたときのマガジン2の平面図である。
【0016】図6に示されるように、マガジン2の内部
にはディスク10を載せるトレイ9が5枚重ねて装備さ
れている。ディスク10は、情報が記録されている面を
上に向けてトレイ9上に載せられる。それぞれのトレイ
9は、マガジン2の開口部2aからマガジン2の両側壁
の内部に備えられた支持レール2bに沿って、図7に示
されるように、再生部4に向けてB1方向に引き出すこ
とができる。また、マガジン2の上面2cにはガイド溝
2dが形成されている。ガイド溝2dは、マガジン2の
挿入方向B1(又は排出方向B2)に延びる直線部2e
と、この直線部2eの中央付近から斜め横に突き出る枝
部2fとを有する。
【0017】また、図2乃至図4に示されるように、ロ
ック/エジェクト機構8は、シャーシ1に固定された上
板11と、この上板11に形成されたL字状のガイド孔
11aと、上板11に形成された直線状のガイド孔11
bと、上板11の下面に固定されておりマガジン2のガ
イド溝2dの直線部2eに係合するガイドピン12,1
3とを有する。また、ロック/エジェクト機構8は、上
板11上に移動可能に備えられたロック板14を有す
る。このロック板14には、ガイド孔11a及びマガジ
ン2のガイド溝2dに係合する係合ピン14aと、ガイ
ド孔11bに係合する係合部14bと、上方に突起した
端部14cとが備えられている。さらに、ロック/エジ
ェクト機構8は、ロック板14の端部14cを上板14
上に突起した突起部11cに向けて引き付けるコイルば
ね15を有する。
【0018】図2及び図4(a)に示されるように、使
用者が収納部3の開口部3aからB1方向にマガジン2
を押し込むと、マガジン2は、そのガイド溝2dの直線
部2eを上板11に固定されたガイドピン12及びロッ
ク板14に固定された係合ピン14aに係合させなが
ら、かつ、シャーシ1の内面に沿ってB1方向に進み、
マガジン2の先端部2gをロック板14の係合部14b
に当接させる。さらにマガジン2をB1方向に押し込む
と、マガジン2の先端部2gによって係合部14bを押
されたロック板14は図2に示される位置からB1方向
に進み、ガイド溝2dの直線部2eを上板11に固定さ
れているガイドピン13にも係合させる。さらにマガジ
ン2を押し込むと、ロック板14に固定された係合ピン
14aがガイド孔11aの曲り部11dに到達し、図3
及び図4(b)に示されるように、ロック板14は、コ
イルばね15によるD方向の引張力によって突起部2g
をほぼ中心にして時計方向(E1方向)に回動し、ロッ
ク板14の係合ピン14aをガイド溝2dの枝部2f内
に移動させる。この状態でマガジン2は収納部3内にロ
ックされる。
【0019】収納部3の開口部3aからマガジン2をB
2方向に排出させるときには、図3及び図4(b)に示
される状態において、シャーシ1より外側に僅かに突出
しているロック板14の端部14dを押し、コイルばね
15による時計方向(E1方向)の力に打ち勝ってロッ
ク板14を係合部14bを中心にして反時計方向 (E
2方向)に回動させて、ロック板14の係合ピン14a
をマガジン2のガイド溝2dの枝部2fから直線部2e
に移動させる。すると、ロック板14によるロックは解
除され、ロック板14はコイルばね15によるD方向の
引張力によってB2方向に進み、ロック板14の係合部
14bに押されたマガジン2もB2方向に排出される。
【0020】このようにマガジン2を押し込むだけでマ
ガジン2を収納部3にロックさせることができ、シャー
シ1の外側に突出する端部14dを僅かに押すだけで、
マガジン2を収納部3から排出させることができるの
で、上記ロック/エジェクト機構8を用いれば、マガジ
ン2の交換が極めて簡単になる。また、ロック/エジェ
クト機構8は、ロック板14、コイルばね15、上板1
1のガイド孔11a,11b等の極めて少なく部材で、
かつ、極めて簡単な構成だけで構成されているので、装
置の小型軽量化及び低価格化を図ることができる。 [再生部4]図8は、図1のディスク装置を概略的に示
す平面図であり、図9は、図1のディスク装置を概略的
に示す底面図である。また、図10は、図8に示される
光ピックアップの移動機構を拡大して示す平面図であ
り、図11は、図10の光ピックアップのディスク径方
向の位置を検出するためのパルス発生部の回転部材を示
す正面図である。
【0021】図8又は図10に示されるように、再生部
4は、支持プレート5と、この支持プレート5に形成さ
れた開口部5a(支持プレート5とは別個の部材によっ
て開口部5aを形成してもよい。)と、支持プレート5
の開口部5aを跨ぐように支持プレート5に取り付けら
れたターンテーブル20とを有する。また、図8に示さ
れるように、再生部4は、支持プレート5上に固定され
た軸受部材21,22と、これら軸受部材21,22に
より回転可能に支持された外周にねじ山(雄ねじ部)を
有するウォーム23と、支持プレート5上に固定された
支持部材24,25と、これら支持部材24,25によ
りウォーム23に平行に支持されたガイドシャフト26
と、ウォーム23及びガイドシャフト26に支持された
光ピックアップ27と、ウォーム23を回転させる駆動
機構28とを有する。光ピックアップ27は、ウォーム
23を通す貫通孔を有し、この貫通孔の内面に備えられ
たねじ溝をウォーム23の雄ねじ部に噛合させている。
従って、ウォーム23を回転させると、光ピックアップ
27はディスク径方向(F方向)に移動する。
【0022】さらに、図9に示されるように、再生部4
は、ディスク10をターンテーブル20上に保持する板
状の可動部材29と、この可動部材29の先端に取付け
られ、ディスク10の中心部をターンテーブル20と共
に挟み付ける円盤状の保持部材29aと、支持プレート
5に取り付けられており、可動部材29をターンテーブ
ル20に向けて押す板ばね30とを有する。尚、可動部
材29、保持部材29a、及び板ばね30を再生部4の
構成として説明したが、これらは、同時に、後述するロ
ーディング機構7のディスク保持機構7bの構成でもあ
る。換言すれば、これらの構成は、ディスク再生中は再
生部4の構成として機能するが、ディスク再生中以外
は、ディスクをターンテーブル20上に保持するローデ
ィング機構7のディスク保持機構7bとして機能する。
尚、可動部材29は支持部材31及び32により支持プ
レート5に取付けられており、後述するローディング機
構7の欄で説明するように、板ばね30の付勢力に抗し
て回動アーム91の押圧ピン92によって保持部材29
をターンテーブル20から離す方向に付勢する。
【0023】また、図10に示されるように、光ピック
アップ27の駆動機構28は、モータ33と、このモー
タ33の回転シャフト33aに固定されたギヤ34と、
このギヤ34に噛み合うギヤ35と、このギヤ35に噛
み合いウォーム23に固定されているギヤ36とを有す
る。尚、モータ33の回転シャフト33aには、図11
に示されるような、複数枚の羽根(図では10枚)を有
する回転部材37が取り付けられており、この回転部材
37の羽根の片側に発光素子38が備えられ、その反対
側には発光素子38からの光を受光する受光素子39と
が備えられている。このように、発光素子38と、この
発光素子38からの光を遮る羽根を持つ回転部材37
と、受光素子39とにより、モータ33の回転シャフト
33aの回転数に応じた数のパルス信号を出力するパル
ス発生部40が構成されている。
【0024】モータ33を駆動させ、回転シャフト33
aの駆動力をギヤ34,35,36からなるギヤ列を介
してウォーム23に伝えて、ウォーム23をその軸線を
中心に回転させると、ウォーム23に噛み合う雌ねじ部
27aを有する光ピックアップ27はディスク径方向
(F方向)に移動する。このとき、パルス発生部40か
ら出力されるパルス数に基づいて光ピックアップ27の
ディスク径方向の位置を検出することができる。 [昇降機構6]図12は、支持プレート5が最も低い位
置にあるとき(図8及び図9に対応)の右スライド板5
6を示す側面図であり、図13は、支持プレート5が最
も低い位置にあるとき(図8及び図9に対応)の左スラ
イド板57を示す側面図である。また、図14乃至図1
7は、支持プレート5が最も高い位置にあるときを示し
ており、図14はディスク装置の平面図であり、図15
はディスク装置の底面図であり、図16は右スライド板
56を示す側面図であり、図17は左スライド板57を
示す側面図である。
【0025】図8及び図14に示されるように、昇降機
構6は、モータ50と、このモータ50の回転シャフト
50aに固定されたギヤ51と、このギヤ51に噛み合
い、軸52aを中心に回転する大径のギヤ52と、この
ギヤ52に同心状に固定されている小径のギヤ53と、
このギヤ53に噛み合い、軸54aを中心に回転する大
径のギヤ54と、このギヤ54に同心状に固定された小
径のギヤ55とを有する。また、昇降機構6は、シャー
シ1に対して前後方向(B2又はB1方向)に移動可能に
支持された右スライド板56と、シャーシ1に対して前
後方向(B2又はB1方向)に移動可能に支持された左ス
ライド板57と、シャーシ1に固定された底板58と、
この底板58に固定された軸59aと、この軸59aに
回動自在に支持された回動アーム59とを有する。
【0026】図8、図9、又は図12に示されるよう
に、右スライド板56は、前後方向(B2又はB1方向)
に延びるスライド孔56a,56b,56cと、後方
(収納部3の反対側)を高くした階段状のカム孔56d
と、ギヤ55に噛み合うラック56eと、回動アーム5
9に連結されるカム孔56fを備えた駆動端56gと、
例えば、フォトインタラプタ方式の検出器又は機械式ス
イッチを持つ検出器(図示せず)により右スライド板5
6の位置を知らせる複数の突起部56hとを有する。図
12に示されるように、直線状のスライド孔56aには
シャーシ1に固定されたピン60が係合し、直線状のス
ライド孔56bにはシャーシ1に固定されたピン61,
62が係合し、直線状のスライド孔56cにはシャーシ
1に固定されたピン63が係合している。一方、階段状
のスライド孔56dには、シャーシ1に形成された上下
方向に長いスライド孔1aを通して支持プレート5に固
定されたピン64が係合している。
【0027】また、図13に示されるように、左スライ
ド板57は、前後方向(B2又はB1方向)に延びるスラ
イド孔57a,57bと、前方(収納部3側)を高くし
た階段状のカム孔57c,57dと、回動アーム59に
連結されるカム孔57eを有する従動端57fとを有す
る。直線状のスライド孔57aにはシャーシ1に固定さ
れたピン65が係合し、直線状のスライド孔57bには
シャーシ1に固定されたピン66が係合している。一
方、階段状のスライド孔57cには、シャーシ1に形成
された上下方向に長いスライド孔1bを通して支持プレ
ート5に固定されたピン67が係合し、階段状のスライ
ド孔57dには、シャーシ1に形成された上下方向に長
いスライド孔1cを通して支持プレート5に固定された
ピン68が係合している。
【0028】図8、図9、図12、及び図13に示され
る支持プレート5が最も低い位置から、図14乃至図1
7に示される支持プレート5が最も高い位置に、支持プ
レート5を上昇させる場合には、モータ50を駆動させ
て、ギヤ51,52,53,54によって、ギヤ55を
図8における反時計方向(G方向)に回転させる。する
と、ギヤ55に噛み合うラック56eを備えた右スライ
ド板56は、装置後方(B1方向)に向けてスライドす
る。この右スライド板56のB1方向へのスライドに連
動して、駆動端56gのカム孔56fに係合するピンを
一方の端部に備えた回動アーム59は、軸59aを中心
にして図8及び図9に示すH方向に回動する。この回動
アーム59の回動に連動して、回動アーム59の他方の
端部にピンによって係合する従動端57fを持つ左スラ
イド板57は装置前方(B2方向)に向けて移動する。
このように、右スライド板56がB1方向にスライドす
ると同時に左スライド板57がB2方向にスライドする
と、右スライド板56の階段状のカム孔56dに係合す
るピン64と、左スライド板57の階段状のカム孔57
c,57dにそれぞれ係合するピン67,68とによっ
て支持されている支持プレート5は、カム孔56d,5
7c,57dに沿って、上昇する。尚、本実施の形態に
おいては、カム孔56d,57c,57dは全て同じ形
状であり、すべて5段の水平部と、各水平部をつなぐ傾
斜部とを有しており、各水平部の高さは収納部3に収納
されたマガジン2の各トレイの高さに対応する。また、
支持プレート5の高さは、右スライド板56の検出端5
6hを、例えば、光学的に検出することによって、知る
ことができる。
【0029】また、図14乃至図17に示される支持プ
レート5が最も高い位置から、図8、図9、図12、及
び図13に示される支持プレート5が最も低い位置に、
支持プレート5を下降させる場合には、モータ50を駆
動させて、ギヤ51,52,53,54によって、ギヤ
55を図8における時計方向(J方向)に回転させる。
すると、上記した支持プレート5が上昇する場合と、ま
ったく逆の動作によって、支持プレート5はシャーシ1
に対して下降する。
【0030】このように昇降機構6は、モータ50、ギ
ヤ列、2枚のスライド板56,57、回動アーム59等
の極めて少なく構成部材で、かつ、極めて簡単な構成だ
けで構成されているので、装置の小型軽量化及び低価格
化を図ることができる。 [ローディング機構7]図18乃至図28は、図1のデ
ィスク装置のローディング機構7に関するものである。
このローディング機構7は、マガジン2からターンテー
ブル20近傍(再生位置)までトレイ9を引き出し又は
ターンテーブル20近傍からマガジン2(待機位置)ま
でトレイ9を押し戻すトレイ移動機構7aと、ターンテ
ーブル20近傍にあるトレイ9上のディスク10をター
ンテーブル20上に保持し又はその保持を解除するディ
スク保持/解除機構(以下、単に「ディスク保持機構」
という。)7bとを有する。但し、トレイ移動機構7a
とディスク保持機構7bとは互いに完全に独立した別個
の機構ではなく、構成は一部共通しており、トレイ移動
機構7aによるトレイ9の移動動作(B1方向)が完了
した後、引き続いてディスク保持機構7bによるディス
ク保持動作が実行され、また、ディスク保持機構7bに
よるディスク保持の解除動作が実行された後、引き続い
トレイ9の移動動作(B2方向)が実行される。
【0031】図18は、ローディング機構7を概略的に
示す平面図である。図18に示されるように、ローディ
ング機構7は、支持プレート5に形成されたガイド孔7
0と(このため、支持プレート5はガイド部材として機
能する。)、外周に螺旋状のねじ山(雄ねじ部)を持ち
ディスク装置の前後方向(B2又はB1方向)に延びる長
尺円柱状のウォーム71と、このウォーム71をその軸
線を中心に回転させる駆動機構72とを有する。また、
ローディング機構7は、ウォーム71の雄ねじ部に噛み
合うねじ溝(雌ねじ部)73a(図19に示す。)と、
後述の第2のピン75に係合する係合溝73bとを備
え、ウォーム71の回転によってウォーム71の長手方
向に移動する第1の移動部材73を有する。さらに、ロ
ーディング機構7は、ガイド孔70に係合する第1のピ
ン74と、ガイド孔70及び第1の移動部材73の係合
溝73bに係合する第2のピン75と、トレイ9を移動
させるときにトレイ9の突起部9aに係合するフック7
6aとを備え、第1の移動部材73と共に移動する第2
の移動部材76を有する。ウォーム71は、図18に示
されるように、支持プレート5に固定された軸受77,
78により回転可能に支持されている。また、ウォーム
71はガイド孔70の直線部70aに平行に配置されて
いる。
【0032】さらに、ローディング機構7は、支持プレ
ート5上に立設された回動軸90と、この回動軸90に
支持された回動プレート91とを有する。回動プレート
91は、第1の凹部91aと第2の凹部91bとを有す
る。また、回動プレート91の下面には支持プレート5
の下に備えられた可動部材29(図9、図15及び後述
の図24、図25に示す。)の端部に形成された折曲部
29aに当接する押圧ピン92が備えられている。尚、
図18において、93は支持プレート5に形成されたカ
ム孔5b,5cに沿ってスライドするスライド板、94
及び95はそれぞれスライド板93に立設され、カム孔
5b,5cに係合するピン、96は回動プレート91の
第2の凹部91bに係合するピン94を後方(B1
向)に引き寄せるコイルばねである。
【0033】さらに、ローディング機構7は、ターンテ
ーブル20にディスク10を押し付けるディスク保持部
材29bと、ディスク保持部材29bを支持する可動部
材29と、可動部材29を支持プレート5に支持する支
持部材31,32と、可動部材29をターンテーブル2
0に向けて付勢する板ばね30とを有する。
【0034】駆動機構72は、図18に示されるよう
に、支持プレート5上に備えられたモータ80と、この
モータ80の回転シャフト80aの先端に固定されたギ
ヤ81と、このギヤ81に噛み合う大径のギヤ82と、
このギヤ82に同心状に固定された小径のギヤ83と、
このギヤ83に噛み合うアイドルギヤ84と、このアイ
ドルギヤ84に噛み合いウォーム71に固定されたギヤ
85とを有する。従って、モータ80を駆動させると、
駆動力はギヤ81,82,83,84からなるギヤ列を
介してギヤ85に伝わり、ギヤ85が回転して同時にウ
ォーム71が回転する。
【0035】図19は、第1の移動部材73を示すもの
であり、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)
においてK方向に見た正面図、同図(c)は同図(a)
(又は同図(b))においてL方向に見た側面図、同図
(d)は底面図である。図19に示されるように、第1
の移動部材73は、ウォーム71に係合する貫通孔とね
じ溝から形成された雌ねじ部73aと、底面に形成され
た係合溝73bと、底面に形成された凹部73cと、上
面に形成され回動プレート91の第1の凹部91aに係
合する突起部73dと、後述の位置検出スイッチに当接
する当接部73eとを有する。第1の移動部材73は、
ウォーム71とこれに噛み合う雌ねじ部73aとによっ
て、ウォーム71の回転に伴って、ディスク装置の前後
方向 (B2又はB1方向)に移動する。尚、図18にお
いて、97及び98は、それぞれ第1の移動部材73の
当接部73eに当接して第1の移動部材73の位置を検
出するスイッチである。
【0036】図20(a)は、第2の移動部材76を示
す平面図であり、図20(b)は、同図(a)において
M方向に見た側面図である。また、図21は、ウォーム
71と、ガイド孔70と、第1の移動部材73と、第2
の移動部材76との関係を説明するための断面図であ
る。図20(a),(b)に示されるように、第2の移
動部材76は、マガジン2からトレイ9を引き出すとき
にトレイ9の突起部9aに係合するフック76aと、マ
ガジン2にトレイ9を押す戻すときにトレイ9の突起部
9aを押すフック76aの基部76bとを有する。ま
た、第2の移動部材76の上面には、支持プレート5の
ガイド孔70に係合する第1のピン74と、ガイド孔7
0及び第1の移動部材73の係合溝73bに係合する第
2のピン75とが備えられている。図21に示されるよ
うに、ウォーム71が回転して、第1の移動部材73が
前後方向(B2又はB1方向)に移動すると、第1の移動
部材73の係合溝73bと第2の移動部材76の第2の
ピン75との係合によって、第2の移動部材76も第1
の移動部材73と共にガイド孔70に沿って移動する。
【0037】次に、ローディング機構7のトレイ移動機
構7aの動作を説明する。図22及び図23は、マガジ
ン2からトレイ9を引き出す動作を説明するための動作
説明図であり、図22は、第1及び第2の移動部材7
3,76が最も収納部3側にあり第2の移動部材76が
傾斜している状態を示し、図23は、第1及び第2の移
動部材73,76が図22よりも少し後方(B1方向)
に移動し第2の移動部材76のフック76aがトレイ9
に接している状態を示す。
【0038】使用者がマガジン2を収納部3に挿入する
とき及びマガジン2を収納部3から取り出すときには、
第1及び第2の移動部材73,76は、図22に示され
るように、最も収納部3側にある。このとき、ウォーム
71の回転によって第1の移動部材73は最も収納部3
側に移動しており、第1の移動部材73と共に最も収納
部3側に移動した第2の移動部材76は、図22に示さ
れるように、第2のピン75を中心にして時計方向に回
動している。この回動は、第1の移動部材73を最も収
納部3側に移動させるときに、第1のピン74が第1の
傾斜部70bに入り込むことによって、起こる。
【0039】マガジン2を収納部3に開口部3aから挿
入した後、使用者が操作ボタン(図示せず)により希望
するディスクの再生を指令すると、既に説明した昇降機
構6によって、再生部4及びローディング機構7を備え
た支持プレート5は上下に移動し、選択されたディスク
10を載せたトレイ9に対応する高さで停止する。その
後、駆動機構72によってウォーム71が回転すると、
第1の移動部材73は、図22に示される最も収納部3
側から後方(B1方向)に向かって移動する。このと
き、第1の移動部材73と共に第2の移動部材76も後
方(B1方向)に移動する。第2の移動部材76が図2
2に示される位置から後方(B1方向)に移動すると、
第1のピン74が第1の傾斜部70bから出て直線部7
0aに入りこむい。このとき、第2の移動部材76は第
2のピン75を中心にして回動(図22及び図23にお
ける反時計方向に)する。この第2の移動部材76が回
動し終わると、図23に示されるように、第2の移動部
材76のフック76aはトレイ9の突起部9aの近傍に
位置する。この状態(図23に示される)からさらにウ
ォーム71が回転すると、第2の移動部材76のフック
76aがトレイ9の突起部9aを引っ掛け、ウォーム7
1を回動させると、後方(B1方向)に進む第2の移動
部材76と共に、トレイ9がマガジン2から引き出され
る。
【0040】次に、ローディング機構7のディスク保持
機構7bの動作を説明する。図24は、第2の移動部材
76によるトレイ9の引き出し動作が終了した状態を示
す平面図であり、図25は、引き出されたトレイ9上の
ディスク10をターンテーブル20上に保持する動作を
説明するための平面図である。また、図26は、図24
に対応する要部拡大図であり、図27は、図25に対応
する要部拡大図である。また、図28(a)は、図24
をN方向に見た場合におけるディスク保持機構7bを概
略的に示す正面図であり、図28(b)は、図25をN
方向に見た場合におけるディスク保持機構7bを概略的
に示す正面図である。
【0041】ディスク保持機構7bによるディスク10
の保持動作は、トレイ9が完全に引き出された図24、
図26及び図28(a)の状態から始まる。この状態
で、ウォーム71を回転させ第1の移動部材73をさら
に後方(B1方向)に移動させると、第1の移動部材7
3の突起部73dが回動プレート91の凹部91aに係
合し、回動プレート91は時計方向(P方向)に回動す
る。これと同時に、第2の移動部材76の第2のピン7
5は、ガイド孔70の直線部70aから第2の傾斜部7
0cに入り込み、図25及び図27に示されるように、
フック76aがトレイ9から離れる方向に第2の移動部
材76が回動する。さらに、回動プレート91の回動に
よって、図28(b)に示されるように、回動プレート
91に備えられた押圧ピン92が可動部材29の端部2
9aから離れる。すると、可動部材29は板ばね30に
よってターンテーブル20に向けて押し付けられ、保持
部材29bによってディスク10をターンテーブル20
との間に挟み付けられる。以上で、ディスクのローディ
ング動作が完了する。ディスク保持状態を解除する場合
には、ローディング動作の場合と逆にウォーム71を回
転させることによって、図25、図27及び図28
(b)に示されるディスク保持状態から、回動プレート
91が回動し、押圧ピン92が可動部材29の折曲部2
9bに接触し、折曲部29bを下方に押す。すると、可
動部材29は下がり、保持部材29aはターンテーブル
20から離れ、図24、図26、及び図28(a)に示
されるディスク保持の解除状態に移行する。その後、ウ
ォーム71を回転させ続けることによって、第2の移動
部材76のフック76aの基部76bによってトレイ9
をマガジン2に押し込む。即ち、図24及び図26に示
される状態から図23に示される状態に移行する。これ
で、トレイ9をマガジン2に押し込む動作は完了する。
その後、さらにウォーム71が回転して、図22に示さ
れる状態に移行する。即ち、第1の移動部材76のフッ
ク76aをトレイ9の突起部9aから離し、マガジン2
を収納部3から排出することが可能になる。以上で、ア
ンローディング動作が完了する。
【0042】以上説明したように、ディスク装置の前後
方向に長いガイド孔70と、ウォーム71、第1及び第
2の移動部材73,76、回動プレート91、可動部材
29と保持部材29a、及び板ばね30といった極めて
少ない構成部品で、かつ、極めて簡単な構成でトレイ2
をマガジン2から引き出し、ディスク10をターンテー
ブル20に保持するという複雑なローディング動作及び
その逆のアンローデイング動作を実行できるので、ディ
スク装置の小型軽量化を図ることができる。また、ロー
ディング機構7の構成は、支持プレート5の左半分にだ
け備えられているので、他の機構の構成配置が極めて容
易になる。さらに、ローディング機構7の構成には、支
持プレート5から外側に飛出ているものがないので、デ
ィスク装置の幅方向の小型化を図りたい場合に特に有効
である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
極めて少ない構成部品により、かつ、極めて簡単な構成
によって、トレイをマガジンから引き出し、ディスクを
記録再生位置に保持するという複雑なローディング動作
及びその逆のアンローディング動作を実行できるので、
ディスク装置の小型軽量化を図ることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク装置の一例の外観(主要
な構成のみ)を概略的に示す斜視図である。
【図2】マガジンが挿入され始めたときのロック/エジ
ェクト機構を拡大して示す平面図である。
【図3】マガジンが収納部に保持されているときのロッ
ク/エジェクト機構を拡大して示す平面図である。
【図4】(a)は概略的な図2のII−II線断面図であ
り、(b)は概略的な図3のIII−III線断面図である。
【図5】トレイが引き出されていないときのマガジンの
平面図である。
【図6】マガジンを図5のC方向に見た正面図である。
【図7】トレイが引き出されたときのマガジンの平面図
である。
【図8】支持プレートが最も低い位置にあるときのディ
スク装置を概略的に示す平面図である。
【図9】支持プレートが最も低い位置にあるときのディ
スク装置を概略的に示す底面図である。
【図10】光ピックアップの移動機構を拡大して示す平
面図である。
【図11】パルス発生部の回転部材を拡大して示す正面
図である。
【図12】支持プレートが最も低い位置にあるときの右
スライド板を示す側面図である。
【図13】支持プレートが最も低い位置にあるときの左
スライド板を示す側面図である。
【図14】支持プレートが最も高い位置にあるときのデ
ィスク装置を概略的に示す平面図である。
【図15】支持プレートが最も高い位置にあるときのデ
ィスク装置を概略的に示す底面図である。
【図16】支持プレートが最も高い位置にあるときの右
スライド板を示す側面図である。
【図17】支持プレートが最も高い位置にあるときの左
スライド板を示す側面図である。
【図18】ローディング機構を示す平面図である。
【図19】(a)は第1の移動部材の平面図、(b)は
図18においてK方向に見た第1の移動部材の正面図、
(c)は図18においてL方向に見た第1の移動部材の
側面図、同図(d)は第1の移動部材の底面図である。
【図20】支持プレートが最も高い位置にあるときの左
スライド板を示し、同図(a)は平面図、同図(b)は
同図(a)においてM方向に見たときの側面図である。
【図21】ウォームと、ガイド孔と、第1の移動部材
と、第2の移動部材との関係を示す断面図である。
【図22】マガジンからトレイを引き出す動作を説明す
るための動作説明図(その1)である。
【図23】マガジンからトレイを引き出す動作を説明す
るための動作説明図(その2)である。
【図24】第2の移動部材によるトレイの引き出し動作
が終了した状態を示す平面図である。
【図25】引き出されたトレイ上のディスクをターンテ
ーブル上に保持する動作を説明するための平面図であ
る。
【図26】図24に対応する要部拡大図である。
【図27】図25に対応する要部拡大図である。
【図28】(a)は図24をN方向に見た場合における
ディスク保持機構を概略的に示す正面図であり、(b)
は、図25をN方向に見た場合におけるディスク保持機
構を概略的に示す正面図である。
【符号の説明】
1 シャーシ 2 マガジン 2d ガイド溝 2e 直線部 2f 枝部 3 収納部 4 再生部 5 支持プレート 6 昇降機構 7 ローディング機構 7a トレイ移動機構 7b ディスク保持機構 8 ロック/エジェクト機構 9 トレイ 10 ディスク 11 上板 11a ガイド孔 11b ガイド孔 14 ロック板 14a 係合ピン 14b 突起部 14c 端部 15 コイルばね 23 ウォーム 26 ガイドシャフト 27 光ピックアップ 28 駆動機構 20 ターンテーブル 29 保持部材 30 板ばね 37 回転部材 38 発光素子 39 受光素子 40 パルス発生部 56 右スライド板 57 左スライド板 59 回動アーム 70 ガイド孔 70a 直線部 70b 第1の傾斜部 70c 第2の傾斜部 71 ウォーム 73 第1の移動部材 73a 雌ねじ部 73b 係合溝 73d 突起部 74 第1のピン 75 第2のピン 76 第2の移動部材 76a フック 76b フックの基部 80 モータ 91 回動プレート 91a 凹部 92 押圧ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−347064(JP,A) 特開 平3−171467(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを載せるトレイを待機位置に収
    納する収納部と、 ディスクからの情報の読み取り又はディスクへの情報の
    書き込みのうちの少なくともいずれかを一方を行う記録
    再生部と、 上記トレイを上記収納部から上記記録再生部に移動させ
    るローディング動作及び上記トレイを上記記録再生部か
    ら上記収納部に移動させるアンローディング動作を行う
    ローディング機構と、 を有するディスク装置において、 上記ローディング機構が、 外周に雄ねじ部を有し、上記トレイの移動方向に平行に
    延びるウォームと、 上記ウォームをその軸線を中心に回転させる駆動機構
    と、 上記ウォームの雄ねじ部に噛み合う雌ねじ部と上記トレ
    イを移動させるときに上記トレイに係合するフックとを
    備え、上記ウォームの回転によって上記ウォームの長手
    方向に移動する移動部材と、上記トレイの移動方向に平行な直線部を持つガイド孔が
    形成されたガイド部材を有し、 上記移動部材が、 上記雄ねじ部と係合溝とを備え、上記ウォームの回転に
    よって上記ウォームの長手方向に移動する第1の移動部
    材と、 上記ガイド部材のガイド孔に係合する第1のピンと、上
    記ガイド部材のガイド孔及び上記第1の移動部材の係合
    溝に係合する第2のピンと、上記フックと、突起部とを
    備え、上記第1の移動部材と共に移動する第2の移動部
    材と、 を有することを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記ガイド部材のガイド孔が、上記直線
    部の上記収納部側の端部から上記直線部に対して傾斜し
    た方向に延びる第1の傾斜部を有し、 上記アンローディング動作の際には、上記第2の移動部
    材を上記収納部に向かって移動させ、上記第1のピンを
    上記直線部から上記第1の傾斜部に導くことによって、
    上記フックが上記トレイから離れる方向に上記第2の移
    動部材を回動させ、一方、上記ローディング動作の際に
    は、上記第2の移動部材を上記収納部から離れる方向に
    移動させ、上記第1のピンを上記第1の傾斜部から上記
    直線部に導くことによって、上記フックが上記トレイに
    係合する方向に上記第2の移動部材を回動させることを
    特徴とする請求項に記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイド部材のガイド孔が、上記直線
    部の上記収納部と反対側の端部から上記直線部に対して
    傾斜した方向に延びる第2の傾斜部を有し、 上記ローディング動作の際には、上記第2の移動部材を
    上記収納部から離れる方向に移動させ、上記第2のピン
    を上記係合溝内で移動させながら上記直線部から上記第
    2の傾斜部に導くことによって、上記フックが上記トレ
    イから離れる方向に上記第2の移動部材を回動させ、一
    方、上記アンローディング動作の際には、上記第2の移
    動部材を上記収納部に向かって移動させ、上記第2のピ
    ンを上記係合溝内で移動させながら上記第2の傾斜部か
    ら上記直線部に導くことによって、上記フックが上記ト
    レイに係合する方向に上記第2の移動部材を回動させる
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載のデ
    ィスク装置。
  4. 【請求項4】 上記ガイド部材のガイド孔が、上記直線
    部の上記収納部と反対側の端部から上記直線部に対して
    傾斜した方向に延びる第2の傾斜部を有し、 上記第2の移動部材が、突起部を有し、 上記ローディング機構が、 ターンテーブル上にディスクを保持するクランプ手段
    と、 上記クランプ手段を上記ターンテーブルに向けて押すば
    ね部材と、 上記突起部との係合に基づいて、上記クランプ手段を上
    記ばね部材の附勢力に抗して上記ターンテーブルから離
    す方向に保持、或るいは上記クランプ手段の保持を解除
    するクランプ制御部材とを有し、 上記ローディング動作の際には、上記第2の移動部材を
    上記収納部から離れる方向に移動させ、上記第2のピン
    を上記係合溝内で移動させながら上記直線部から上記第
    2の傾斜部に導くことによって、上記フックが上記トレ
    イから離れる方向に上記第2の移動部材を回動させる共
    に、上記第2の移動部材の突起部との係合によって上記
    クランプ手段の保持を解除し、 一方、アンローディング動作の際には、上記第2の移動
    部材を上記収納部に向かう方向に移動させ、上記第2の
    ピンを上記係合溝内で移動させながら上記第2の傾斜部
    から上記直線部に導くことによって、上記フックが上記
    トレイに係合する方向に上記第2の移動部材を回動させ
    る共に、上記第2の移動部材の突起部との係合によって
    上記クランプ手段を上記ターンテーブルから離れる方向
    に保持することを特徴とする請求項乃至のいずれか
    に記載のディスク装置。
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