JP2517680B2 - ディスクプレ―ヤにおけるディスク装填装置 - Google Patents

ディスクプレ―ヤにおけるディスク装填装置

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JP2517680B2 JP1268662A JP26866289A JP2517680B2 JP 2517680 B2 JP2517680 B2 JP 2517680B2 JP 1268662 A JP1268662 A JP 1268662A JP 26866289 A JP26866289 A JP 26866289A JP 2517680 B2 JP2517680 B2 JP 2517680B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスクプレーヤなどにおいてディスク
をディスク駆動部のターンテーブルに設置するディスク
装填装置に係り、特にディスクトレイを有するスライド
テーブルの進退方向と交叉する方向にディスク駆動部が
配置されているプレーヤに適用されるディスク駆動装置
に関する。
〔従来の技術〕
CD(コンパクトディスク)などのディスクが装填され
るディスクプレーヤには、ディスクが設置されるディス
クトレイが装置本体に対して進退動作するものがある。
この種のプレーヤでは、ディスクトレイが突出している
ときにこれにディスクが設置され、ディスクトレイが装
置本体内に引き込まれたときに、ディスクがその位置に
て駆動ユニット内のターンテーブルとクランプ部材とに
挟持され、ディスクの再生動作が行なわれるようになっ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ディスクプレーヤに今後期待される種
々の態様を考慮すると、必ずしもディスクトレイが引き
込まれた位置にディスク駆動ユニットを配置できないも
のが想定される。例えば、最近の車載用のCDプレーヤで
は、複数枚のディスクが収納されたカートリッジが装填
され、このカートリッジ内からディスクが引き出されて
再生されるディスクチェンジャを装備したものがある。
このディスクチェンジャを装備したプレーヤを家庭用と
して使用する場合には、カートリッジの装着部のみなら
ず、単体のディスクをすぐに供給できるディスクトレイ
を兼備したものが必要となる。この場合、ディスクトレ
イが引き込まれた位置にディスク駆動ユニットが設けら
れていると、カートリッジから取り出されたディスクを
再生することが困難になる。そこでこの種のディスクプ
レーヤでは、ディスクトレイによって装置本体内に供給
されたディスクをディスクトレイの進退動作領域から外
れる位置に取り出すことが必要になる。ところがディス
クトレイからディスクを取り出してディスク駆動ユニッ
トへ送り込むためには非常に複雑な機構が必要になる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、ディ
スクトレイが装置本体内に収納されたときに、このディ
スクトレイの進退動作領域の側方に位置するディスク駆
動ユニットにディスクを簡単に供給できるようにしたデ
ィスクプレーヤにおけるディスク装填装置を提供するこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるディスクプレーヤにおけるディスク装填
装置は、装置本体から進退自在に設けられたスライドテ
ーブルと、前記スライドテーブル上にてこのスライドテ
ーブルの進退方向に沿ってさらに相対的に移動するトレ
イホルダと、前記スライドテーブルが装置本体内に進退
した後にトレイホルダをスライドテーブルよりもさらに
装置本体内に後退させる駆動機構と、前記トレイホルダ
に前記進退方向と交叉する方向へ突出自在に支持された
ディスクトレイと、装置本体内に後退したトレイホルダ
からディスクトレイを送り出す送り込み機構と、送り出
されたディスクトレイに載置されているディスクを駆動
するディスク駆動ユニットと、が設けられていることを
特徴とするものである。
上記において、スライドテーブルには、トレイホルダ
からディスクトレイが突出するのを規制するトレイスト
ッパが設けられ、前記トレイホルダがスライドテーブル
上にて相対的に装置本体内へ後退したときに、前記トレ
イストッパによる規制が外れてディスクトレイが突出可
能とされることが好ましい。
また、スライドテーブルには、装置本体内に後退した
ときに装置本体の一部に係止され装置本体内から前進す
るときに前記係止が解除される方向へ動作する停止スト
ッパが設けられ、トレイホルダがスライドテーブル上に
て相対的に装置本体内へ移動するときにこのトレイホル
ダと共に装置本体内へ移動して前記停止ストッパの解除
方向への動作を規制するストッパ規制部が設けられてい
る構造とすることにより、スライドテーブルの突出規制
を簡単な構造で実現できる。
さらに、装置本体内に後退したトレイホルダからディ
スクトレイを送り出す送り込み機構には、ディスクトレ
イを挟んで移動力を与えるローラが設けられ、且つディ
スクトレイを前記ローラに当たる位置へ排出する排出部
材が設けられている構造とすることが可能である。
また、本発明は、装置本体内に後退したスライドテー
ブルと重なる位置に、複数枚のディスクが収納されたデ
ィスクカートリッジが装填されるカートリッジ装着部が
設けられており、カートリッジ装填部に装填されたディ
スクカートリッジからのディスク引き出し方向が前記デ
ィスクトレイの突出方向と同じであり、ディスクカート
リッジから引き出されたディスクと、前記ディスクトレ
イに載置されたディスクとが共通のディスク駆動ユニッ
トにより駆動されるものとすることができる。
〔作 用〕
上記手段では、装置本体から突出しているスライドテ
ーブル上のディスクトレイにディスクが設置される。ス
ライドテーブルが装置本体内に後退すると、このスライ
ドテーブル上に設けられたディスクトレイが、ディスク
を設置したままこのディスクと共に横方向へ押出され、
ディスク送り込み機構によりディスクトレイがディスク
と共にディスク駆動ユニットに送り込まれる。そしてこ
のディスク駆動ユニット内でディスクがターンテーブル
とクランプ部材とに挟持され、ディスクの再生動作が行
なわれる。
上記において、ディスクトレイを支持しているトレイ
ホルダは、スライドテーブルに対して相対的に移動で
き、スライドテーブルが装置本体内へ移動した後に、さ
らにトレイホルダが装置内方へ移動するため、ディスク
駆動ユニットが装置本体の内方に位置していても、トレ
イホルダから横方向へ突出するディスクトレイをこの駆
動ユニットに確実に装填できる。
またスライドテーブルにトレイストッパを設け、スラ
イドテーブルが本体内に後退したときのみディスクトレ
イが突出できるようにすることにより、スライドテーブ
ルが装置本体から出ているときにディスクトレイが動く
のを防止できるようになる。
またスライドテーブルが装置本体の内部に後退してい
るときに、装置本体の一部に係止させる停止ストッパを
設け、またトレイホルダがさらに後退したときに停止ス
トッパの解除動作が規制できるようにすることにより、
ディスクトレイがディスク駆動ユニットの方向へ移動し
ているときにスライドテーブルの突出が防止できる。
さらにスライドテーブルが装置本体が引き込まれたと
きに、ディスクトレイが横方向へディスクと共に引き出
されるため、スライドテーブルとディスクカートリッジ
とを2段に備えた場合であっても、昇降テーブルに設け
られたディスク送り込み機構によりカートリッジ内のデ
ィスクとディスクトレイとを同じ条件で引き出してディ
スク駆動部へ送れるようになる。
またディスクトレイの側方へ移動した送り込み機構の
ローラを開くことにより、同じ送り込み機構によりカー
トリッジ内のディスクの引き込みと、ディスクトレイの
引き込みの両動作ができるようになる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面により説明する。
第1図はディスクチェンジャを装備した家庭用のCDプ
レーヤの全体構造を示す斜視図、第2図はその正面図で
ある。
この装置は、本体シャーシ1内に、符号Dで示すカー
トリッジ装着部と、Eで示す単体ディスク供給部と、F
で示すディスク駆動部とが配設されている。複数のディ
スク(図の実施例の場合には6枚のコンパクトディス
ク)が収納されているディスクカートリッジC(第16図
参照)は、カートリッジ装着部Dに対して前方から矢印
(イ)方向へ挿入される。カートリッジ装着部Dの下側
にはカートリッジテーブル2が設置されている。ディス
クカートリッジCはこのカートリッジテーブル2にガイ
ドされて装着される。装置本体の天井板1aには押圧ロー
ラ3が一対設けられている(第1図では片側の押圧ロー
ラだけが現われている)。この押圧ローラ3はそれぞれ
板ばね4によって付勢されており、装填されたディスク
カートリッジCは、上記板ばね4の付勢力により、カー
トリッジテーブル2に押し付けられる。
前記単体ディスク供給部Eは、カートリッジ装着部D
よりも下の段に配置されている。この単体ディスク供給
部Eでは、本体シャーシ1からスライドテーブル5が進
退動作する。このスライドテーブル5の上にはトレイホ
ルダ6a,6bとこのトレイホルダ6a,6bに支持されたディス
クトレイ7が設けられている。このディスクトレイ7は
CDとCDシングルなどのように径の相違するディスクを位
置決めして設置できるようになっている。ディスクトレ
イ7に設置されたCDなどは、スライドテーブル5の退行
によって本体シャーシ1内に供給される。
一方、第1図ならびに第2図に示すように、本体シャ
ーシ1内の3箇所には、昇降機構70a,70b,70cが設けら
れている。この各昇降機構70a,70b,70cは、いずれもガ
イドシャフト71、昇降スクリュー72ならびにこの昇降ス
クリュー72の下端に固定されたギヤ73とから構成されて
いる。3箇所の昇降機構70a〜70cのそれぞれに設けられ
ているギヤ73は、本体シャーシ1の底板1bの下面に設け
られた駆動機構によってそれぞれ同期して回転駆動され
るようになっている。
前記ディスク駆動部Fは、上記昇降機構70a〜70cによ
って、本体シャーシ1内にて昇降駆動される。
第3図は上記単体ディスク供給部Eに設けられたディ
スク装填装置を示す平面図、第4図と第5図は動作別の
斜視図、第6図は第3図のVI矢視図をディスクトレイを
上向きにして示した側面図である。
第1図と第4図に示すように、前記本体シャーシ1の
底板1bの上面には、ガイド部材8a,8b,8cが設けられてい
る。なお第4図では第1図に示す最前段のガイド部材8a
の図示を省略している。またこれらのガイド部材8a,8b,
8cと対向する位置(第1図と第4図の図示左斜め上方位
置)にも、これと同じガイド部材が対向して設けられて
おり、このガイド部材により前記スライドテーブル5が
(ロ)−(ハ)方向へ移動自在に支持されている。第1
図はスライドテーブル5が(ロ)方向へ突出した状態を
示しており、第3図と第4図などはスライドテーブル5
が(ハ)方向へ移動して本体シャーシ1内に後退した状
態を示している。
スライドテーブル5はその前端に前側板5aが立ち上が
って形成されており、その右端には直角に連続するトレ
イストッパ5bが形成されている。またスライドテーブル
5の(ハ)方向の後部には一対の突出部5cと5dが形成さ
れている。前記トレイホルダ6aと6bは、上記スライドテ
ーブル5上にて対向して設けられており、その各々が一
定の間隔のままスライドテーブル5に対して(ロ)−
(ハ)方向へ相対的に移動できるようになっている。す
なわち第3図と第6図に示すように、トレイホルダ6aの
下面からは一対の突起6cが延びており、この一対の突起
6cはスライドテーブル5に形成された長穴5eを通過して
その下面に延びている。同様にトレイホルダ6bの下面に
は一対の突起6dが延びており、これがスライドテーブル
5に形成された長穴を通過してその下面方向へ延びてい
る。そしてスライドテーブル5の下面にはスライド板6e
が設けられ、このスライド板6eと前記各突起6cと6dとが
固定されている。このようにスライドテーブル5の上面
に設けられた一対のトレイホルダ6aと6bは、スライドテ
ーブル5の下面に設けられたスライド板6eと一体となっ
ており、トレイホルダ6a,6bとスライド板6eとが長穴5e
ならびに他の長穴をガイドとして、スライドテーブル5
に対し相対的に(ロ)−(ハ)方向へ摺動できるように
構成されている。第3図と第4図ならびに第5図は、い
ずれもトレイホルダ6a,6bがスライドテーブル5に対し
て(ハ)方向へ移動した状態を示している。
第3図に示すように、スライドテーブル5と上記スラ
イド板6eとの間にはトーションスプリング9が設けられ
ている。このトーションスプリング9の一方の腕9aはス
ライドテーブル5の下面の支持ピン5fに掛けられ、他方
の腕9bは前記スライド板6eの上面の支持ピン6fに掛けら
れている。第3図はスライド板6eと各トレイホルダ6a,6
bとが一体となってスライドテーブル5に対して(ハ)
方向へ移動している状態を示しているが、このときには
トーションスプリング9によりスライド板6eなどがスラ
イドテーブル5に対して(ハ)方向へ付勢されている。
逆に第1図に示すようにスライド板6eとトレイホルダ6
a,6bとがスライドテーブル5に対して(ロ)方向へ移動
している状態では、トーションスプリング9の力点が変
転してスライド板6eなどはスライドテーブル5に対して
(ロ)方向へ付勢されることになる。
上記スライド板6eの側面(第3図における図示上側の
側面)にはラック6gが形成されている。また本体シャー
シ1の底板1bの上面には、上記ラック6gと噛み合う駆動
ギヤ11が設けられている。第3図に示すように、この駆
動ギヤ11には大径ギヤ11aが一体に設けられており、こ
の大径ギヤ11aが減速ギヤ12と噛み合っている。さらに
減速ギヤ12には従動プーリ12aが一体化されており、こ
の従動プーリ12aと、モータにて駆動される駆動プーリ1
3との間にベルト14が掛けられている。モータの動力は
ベルト14ならびに減速ギヤ12を介して駆動ギヤ11に伝達
される。この駆動ギヤ11の回転により、ラック6gを有し
ているスライド板6eならびにこれと一体のトレイホルダ
6a,6bが(ロ)−(ハ)方向へ駆動される。ここで第1
図に示すようにスライドテーブル5が(ロ)方向へ突出
しているときには、(ロ)方向へ駆動されたスライド板
6eは前記トーションスプリング9により(ロ)方向へ付
勢されており、トレイホルダ6aがスライドテーブル5の
前側板5aに当る状態となっている。そしてこの位置から
モータの動力によりラック6gを介してスライド板6eと各
トレイホルダ6a,6bとが(ハ)方向へ駆動されると、第
1図に示すようにトレイホルダ6aがスライドテーブル5
の前側板5aに当った状態のままスライドテーブル5が一
緒に(ハ)方向へ移動する。そしてスライドテーブル5
が本体シャーシ1の内部に後退し、図示しないストッパ
に当ってそれ以上(ハ)方向へ移動できなくなると、継
続している駆動ギヤ11の回転によって、スライド板6eと
トレイホルダ6a,6bとがさらに(ハ)方向へ送られる。
そして、第3図や第4図に示すように、スライドテーブ
ル5が停止したままスライド板6eがスライドテーブル5
に対して相対的に(ハ)方向へ移動し、トレイホルダ6a
が前側板5aから離れる。その後モータの動力を切ったと
しても、このときには前記トーションスプリング9の力
点が変転して、スライド板6eがスライドテーブル5に対
して(ハ)方向へ付勢されるため、トレイホルダ6a,6b
がスライドテーブル5上にて(ハ)方向へ移動した状態
にて保持されるようになる。
第3図ならびに第10図〜第13図に示すように、スライ
ドテーブル5の後方に延びる突出部5c内には停止ストッ
パ15が設けられている。この停止ストッパ15の基部には
支持突部15aが一体に形成されておりこの支持突部15aが
前記突出部5c内に回動自在に支持されている。また第11
図に示すように、停止ストッパ15の先部15bは下方向へ
延びている。この停止ストッパ15は前記支持突部15aを
支点として自由に回動できるようになっている。よって
まず第1図の状態からスライドテーブル5が(ハ)方向
へ移動するときには、停止ストッパ15の先部15bの下端
が自重により底板1b上を摺動し、停止ストッパ15は第11
図にて破線で示すように反時計方向へ持ち上げられた状
態で移動する。スライドテーブル5が(ハ)方向への移
動を完了すると、第11図にて実線で示すように、停止ス
トッパ15の自重により先部15bが本体シャーシ1の底板1
bの後側面に掛止される。さらに前記スライド板6eの後
方にはストッパ規制部6hが突出しており、スライドテー
ブル5が(ハ)方向へ移動し、さらにスライド板6eが
(ハ)方向へ移動すると、第12図と第13図に示すよう
に、上記ストッパ規制部6hが停止ストッパ15の上へ移動
し、停止ストッパ15が上方へ回動できないように規制さ
れる。よってこの状態では、停止ストッパ15の先部15b
が底板1bの後側面に係止した状態から動くことができ
ず、よってスライドテーブル5は(ロ)方向へ動けなく
なる。排出動作のときには、前記駆動ギヤ11によりラッ
ク6gを有するスライド板6eならびにトレイホルダ6a,6b
が(ロ)方向へ駆動されるが、このとき前記停止ストッ
パ15によりスライドテーブル5の(ロ)方向への移動が
規制されているため、まずスライド板6eとトレイホルダ
6a,6bだけが(ロ)方向へ移動する。そしてトレイホル
ダ6aがスライドテーブル5の前側板5aに当ったときある
いはその直前にスライド板6eに形成されているストッパ
規制部6hが停止ストッパ15の上から外れ、停止ストッパ
15が第11図において破線で示す方向へ回動できるように
なる。よってその後は駆動ギヤ11により駆動されるスラ
イド板6eと共にスライドテーブル5が(ロ)方向へ移動
し、停止ストッパ15は、図示上方に自由な状態で先部15
bが底板1bの図示右端に当り、図示左方向へ移動するた
めに、第11図において破線で示す状態に回動して、先部
15bが底板1bの上を摺動して(ロ)方向へ移動する。
第6図に示すように、一対の前記トレイホルダ6aと6b
の対向面には支持凹部6iと6jが形成されており、この支
持凹部6iと6jによって前記ディスクトレイ7が(ニ)−
(ホ)方向(スライドテーブル5の進退方向と直交する
方向)へ摺動自在に支持されている。
第3図に示すように、ディスクトレイ7の両側部前端
には傾斜面7aが形成されている。一方、第4図に示すよ
うに前記スライド板6eにはアーム17が回動自在に支持さ
れ、このアーム17に押圧ローラ16が自転自在に設けられ
ている。前記アーム17はそれぞれスプリングにより付勢
されており、その付勢力により押圧ローラ16が前記傾斜
面7aに圧接されている。ディスクトレイ7をトレイホル
ダ6a,6bから少し引き出した程度では、この押圧ローラ1
6が傾斜面7aに圧接することにより、ディスクトレイ7
は(ニ)方向へ戻されるようになる。またディスクトレ
イ7が長く引き出されているときは、押圧ローラ16は傾
斜面7aから外れ、ディスクトレイ7の両側面を転動す
る。
上記ディスクトレイ7の(ホ)方向前端から中心部に
かけて切欠き7bが形成されている。またこのディスクト
レイ7の上面には、大径の段差7cによって形成される凹
部と、さらにその内側に位置する小径の段差7dにより形
成される凹部とが設けられている。大径の段差7cの内側
にはCDが設置され、小径の段差7dの内側にはCDシングル
などの径の相違するディスクが位置決めされて位置され
る。
第14図は第4図のXIV−XIV断面図で、第15図はその一
部拡大図である。第3図と第4図において、ディスクト
レイ7の前記小径の段差7dのうちの前記切欠き7bと逆側
に位置する部分を(A)部とすると、少なくともこの
(A)部では段差7dが傾斜面となっている。よって、第
15図に示すように、この小径の段差7dの内側に設置され
たCDシングルなどの小径のディスクDS1をディスクトレ
イ7から取り出すときには、切欠き7b内に指を入れディ
スクDS1の外周を(A))方向へ押す。これによりディ
スクDS1の他端部は段差7dの傾斜面に沿って第15図にて
破線で示す位置へ片上がりし、ディスクを指で保持しや
すくなる。
また第4図などに示すように、ディスクトレイ7の後
部には一対の突部7eが設けられており、その前面には乗
り上げ斜面7fが形成されている。
第7図はディスク駆動部Fを第2図と同じ方向から見
た正面図である。
第1図ならびに第7図に示すように、ディスク駆動部
Fには昇降テーブル20が設けられている。この昇降テー
ブル20にはディスク引き出し部21が直線的に延びてい
る。そしてこの昇降テーブル20の前記昇降機構70a〜70c
に対応する位置にはそれぞれ、ガイド穴22とこれに隣接
する雌ねじ穴23が設けられている。前記昇降機構70a〜7
0cのガイドシャフト71は昇降テーブル20に設けられたそ
れぞれのガイド穴22に挿入され、また昇降スクリュー72
はそれぞれの雌ねじ穴23に螺合されている。本体シャー
シ1の底板1bの下面に設けられている駆動機構によって
3個のギヤ73が同期して駆動され、3箇所の昇降機構70
a〜70cのそれぞれの昇降スクリュー72が同期して回転す
ることによって、第7図に示す昇降テーブル20が本体シ
ャーシ1内にて昇降駆動される。この昇降動作によっ
て、この昇降テーブル20が、前述のディスクカートリッ
ジC内に挿入されているディスクのうちのいずれか、ま
たはディスクトレイ7を取り出す位置に移行できるよう
になる。
第2図ならびに第7図に示すように、ディスク駆動部
Fでは、昇降テーブル20の下側に所定の間隔を開けて中
間テーブル25が設けられている。この中間テーブル25の
さらに下側にはクランプシャーシ26が設けられている。
このクランプシャーシ26はその後端(第2図と第7図に
おける右端)が上記中間テーブル25に対し回動支点27と
なるように係止されており、クランプシャーシ26は中間
テーブル25に対し上記回動支点27を中心として上下に昇
降揺動できるようになっている。上記クランプシャーシ
26の下側にディスク再生ユニット30が取付けられてい
る。このディスク再生ユニット30のピックアップシャー
シ31は上記クランプシャーシ26に対しダンパ支持機構32
を介して取付けられている。上記ピックアップシャーシ
31にはターンテーブル33ならびにこれを回転させるスピ
ンドルモータ34、対物レンズを有する光ピクアップ35、
さらには光ピックアップ35をディスクの記録面に沿って
移動させる走査用モータ37などが搭載されている。また
前記昇降テーブル20には上記ターンテーブル33に対向す
るクランパ36が設けられている。
第7図に示すように、ディスク駆動部Fの前記中間テ
ーブル25の図示左側にはブラケット41が上向きに折曲げ
形成されており、このブラケット41にディスク供給機構
を構成する下側ローラ42が支持されている。また中間テ
ーブル25には回動ブラケット44が軸45により支持されて
おり、この回動ブラケット44に上側ローラ43が支持され
ている。回動ブラケット44はスプリング46により反時計
方向へ付勢されており、この付勢力により上側ローラ43
が下側ローラ42に圧接されている。昇降テーブル20に搭
載された図示しないモータ駆動機構により、上側ローラ
43は反時計方向ならびに時計方向へ駆動されるようにな
っており、この反時計方向への駆動力により、ディスク
を搭載したディスクトレイ7あるいはディスクカートリ
ッジC内のディスクが上下のローラ42と43とにより挟持
されてターンテーブル33の方向へ送り込まれる。逆に上
側ローラ43の時計方向の回動によりディスクトレイ7あ
るいはディスクが戻される。また上側ローラ43が支持さ
れている回動ブラケット44には底板1bの方向に延びるア
ーム44aが形成されている。単体ディスク供給部Eにお
けるディスクトレイ7を引き出そうとする場合には、昇
降テーブル20が最下部に移動して各ローラ42と43がディ
スクトレイ7の側方に対向する。このとき第8図に示す
ように、回動ブラケット44のアーム44aの先端が本体シ
ャーシ1の底板1bに当り、回動ブラケット44が時計方向
へ回動させられて、上側ローラ43が下側ローラ42から離
れ、両ローラ42と43の間隔がこのときだけ開かれる。こ
の間隔により前記ディスクトレイ7の厚みにかかわら
ず、このディスクトレイ7を両ローラ42と43の曲に挟持
し、ディスク駆動部Fの方向へ送り込むことが可能にな
る。
また第7図に示すように、上記回動ブラケット44の右
側には駆動レバー51が設けられている。この駆動レバー
51は、ディスクトレイ7あるいはディスクがターンテー
ブル33の上に移動したときに図示しない駆動機構によ
り、第7図に示す姿勢から反時計方向へ駆動される。こ
の駆動レバー51により、クランプシャーシ26が時計方向
へ押されて、ターンテーブル33が上昇し、ターンテーブ
ル33とクランパ36とでディスクが挟持される。ディスク
トレイ7が送り込まれる場合には、これに設置されたデ
ィスクがターンテーブル33によりディスクトレイ7から
持ち上げられてクランプされる。また上記駆動レバー51
により前記回動ブラケット44が時計方向へ押され、ディ
スクがクランプされるときには、上側ローラ43が上方に
逃げるようになる。
さらに第7図に示すように、昇降テーブル20の図示左
端には排出部材52が設けられている。ディスクトレイ7
に設置されたディスクの再生が行なわれるときには昇降
テーブル20の下降にともなって、第4図に示すように前
記排出部材52がディスクトレイ7の後方に対向し、この
排出部材52が図の右方向へ駆動されてディスクトレイ7
が(ホ)方向へ押し出される。またディスクカートリッ
ジC内のディスクが再生される場合には、昇降テーブル
20の上昇により排出部材52がカートリッジの後方におい
てカートリッジ内の所望のディスクの後方に移動する。
そしてこの排出部材52により第16図に示すディスクカー
トリッジCのイジェクタ61が押され、内部のディスクが
押し出される。
次に、上記ディスクプレーヤの動作について説明す
る。
この実施例におけるディスクプレーヤは、ディスクカ
ートリッジCと単体のディスクの双方を装填できるよう
になっている。
先ず単体のディスクを使用する場合について説明す
る。
図示しない操作釦を押すと、モータにより第3図に示
す駆動プーリ13が駆動され、駆動ギヤ11が時計方向へ回
転してラック6gが駆動される。よってスライド板6eと共
にスライドテーブル5が(ロ)方向へ突出して第1図に
示す状態になる。このときトレイホルダ6aはスライドテ
ーブル5の前側板5aに当る位置まで移動しており、トレ
イホルダ6aと6bに保持されているディスクトレイ7の
(ホ)方向の端部にはトレイストッパ5bが対向してい
る。よってスライドテーブル5が(ロ)方向へ突出して
いるときには、ディスクトレイ7が(ホ)方向へは突出
できないようになっている。
CDはディスクトレイ7の大径の段差7cの内側に設置さ
れる。またCDシングルなどのような小径のディスクを再
生する場合には、小径の段差7dの内側に設置される。図
示しない装填釦を押すと、モータの動力により第3図に
示す駆動プーリ13が回転し、駆動ギヤ11が反時計方向へ
駆動されて、ラック6gが(ハ)方向へ駆動される。トー
ションスプリング9の付勢力により第1図に示すように
トレイホルダ6aが前側板5aに当った状態で、スライド板
6eとスライドテーブル5が一緒に(ハ)方向へ駆動され
る。スライドテーブル5は本体シャーシ1内へ収納され
た時点で図示しないストッパに当る。駆動ギヤ11は継続
して駆動され、その後はスライド板6eとトレイホルダ6
a、6bが(ハ)方向へ移動し、トレイホルダ6aが前側板5
aから離れる(第3図などの状態)。このときトレイホ
ルダ6a,6bに支持されているディスクトレイ7が前記ト
レイストッパ5bから外れ、ディスクトレイ7は本体シャ
ーシ1内にて(ホ)方向へ突出できる状態となる。
上記の移動操作において、第10図〜第13図に示すよう
に、先ずスライドテーブル5の(ハ)方向の移動により
停止ストッパ15が底板1b上を摺動し(第11図の破線状
態)、スライドテーブル5が(ハ)方向へ移動し終った
ときに停止ストッパ15の先部15bが底板1bの後側面に係
止される(第11図の実線の状態)。その後のスライド板
6eの(ハ)方向への移動によりストッパ規制部6hが第12
図と第13図に示すように停止ストッパ15の上へ移動し、
停止ストッパ15の上方への回動が阻止されて、スライド
テーブル5がロックされる。
再生動作では、各昇降機構70a〜70cの昇降スクリュー
72の回転によって、第7図に示すディスク駆動部Fが昇
降テーブル20と共に本体シャーシ1内にて下方向へ移動
する。そして第8図に示すように、ディスク送り込み機
構の各ローラ42と43がディスクトレイ7の側方に対向す
る位置となる。このとき回動ブラケット44のアーム44a
の下端が底板1bに当って、時計方向へ回動するため、上
側ローラ43は下側ローラ42からわずかに離れる。その後
昇降テーブル20内の駆動機構により排出部材52が第7図
の右方向へ駆動される。第4図に示すように前述の昇降
テーブル20の下降により排出部材52はディスクトレイ7
の後方に位置しているため、排出部材52の動作により、
ディスクトレイ7はディスクDSを搭載したまま(ホ)方
向へ押される。さらにディスクDSを搭載したディスクト
レイ7は下側ローラ42と上側ローラ43とに挟まれるが、
このとき既に上側ローラ43は反時計方向へ駆動されてい
るため、第5図に示すように、ディスクトレイ7はディ
スクDSを搭載したまま両ローラ42と43に挟まれて(この
挟持力はスプリング46による)(ホ)方向へ送られる。
そしてディスクトレイ7がディスク駆動部F内に送ら
れると、第7図に示す駆動レバー51の時計方向への回動
により、クランプシャーシ26が上昇し、またこのとき駆
動レバー51により回動ブラケット44が時計方向へ押され
て上側ローラ43がディスクトレイ7から離れる。そして
上昇するターンテーブル33によりディスクトレイ7上の
ディスクDSのみが持ち上げられ、このターンテーブル33
とクランパ36によりクランプされる。そしてディクスDS
がターンテーブル33により回転させられ、光ピックアッ
プ35により再生が行なわれる。
なお上記のローラ42と43とによりディスクトレイ7が
(ホ)方向へ送られるとき、ディスクトレイ7がディス
ク駆動部F内に完全に送り込まれたにもかかわらず、第
9図に示すようにディスクトレイ7がローラ42と43とで
挟まれた状態で上側ローラ43が反時計方向へ回転し続け
ることがある。すなわちディスクトレイ7の送り込みが
完了した後に駆動レバー51によって回動ブラケット44が
時計方向へ駆動されるが、この駆動と上側ローラ43とが
同じモータを駆動源としている場合には、ディスクトレ
イ7の移動が完了した後も、上側ローラ43がディスクト
レイ7から離れるまで未だ回転し続けることがある。こ
のとき上側ローラ43が送り終ったディスクトレイ7に圧
接して回転し続けようとすると、上側ローラ43がディス
クトレイ7に喰い付いてモータが停止するおそれがあ
る。ところがこの実施例においては、ディスクトレイ7
の後方の突部7eに傾斜した乗り上げ斜面7fが形成されて
いるため、第9図に示すようにディスクトレイ7の送り
が完了してさらに上側ローラ43が反時計方向へ回転し続
けると、上側ローラ43が乗り上げ斜面7fに乗り上がる。
このとき上側ローラ43と下側ローラ42とによるディスク
トレイ7への挟持力はなくなる。そして、上側ローラ43
は乗り上げ斜面7fに乗り上がった位置で空転し続ける。
このようにローラ42と43による挟持力が解除されて上側
ローラ43が空転するため、喰い付きによるモータの停止
は生じなくなる。すなわち前記乗り上げ斜面7fを設ける
ことにより、クラッチ機構を別途に設ける必要がなくな
る。
次にディスクの演奏が終了しディスクを排出するとき
には、まず第7図に示す駆動レバー51の時計方向の回動
によりクランプシャーシ26が下方向へ戻され、ディスク
のクランプが解除されてディスクDSがディスクトレイ7
の上に戻される。さらに回動ブラケット44が反時計方向
へ回動して上側ローラ43と下側ローラ42とでディスクト
レイ7が挟まれ、上側ローラ43の時計方向の回動により
ディスクトレイ7がトレイホルダ6a,6bの方向へ戻され
る。ディスクトレイ7がローラ42と43とから離れると、
ローラ42と43とによる戻し力は作用しなくなるが、この
時点では、第3図に示すように押圧ローラ16がスプリン
グの力により傾斜面7aに圧接するので、この圧接力によ
りディスクトレイ7はトレイホルダ6a,6b内に確実に戻
される。
そして第3図に示す駆動ギヤ11によるラック6gが
(ロ)方向へ戻される。そして第1図に示すようにスラ
イドテーブル5が本体シャーシ1から突出する。この突
出動作の際、第12図と第13図に示すように、停止ストッ
パ15によりスライドテーブル5がロックされている状態
から、まずスライド板6eに形成されたストッパ規制部6h
が停止ストッパ15の上から外れる。このときトレイホル
ダ6aはスライドテーブル5の前側板5aに当る。その後停
止ストッパ15が上方回動できるため、スライドテーブル
5は本体シャーシ1から突出する。
次にディスクカートリッジC内のディスクの再生を行
なうときには、昇降テーブル20が上昇してディスクカー
トリッジCの側方に対向する位置へ至る。昇降テーブル
20が上昇すると、第7図に示すように回動ブラケット44
のアーム44aが底板1bから離れ、上側ローラ43はスプリ
ング46の力により下側ローラ42に密着する。昇降テーブ
ルがディスクカートリッジC内の所定のディスクに対向
する位置へ至ると、排出部材52が第16図に示すディスク
カートリッジCのイジェクタ61を押し、所望のディスク
が排出される。そして密着している上側ローラ43と下側
ローラ42とでディスクが挟持され、上側ローラ43の回転
によりディスクがディスク駆動部Fへ送られ、再生が行
なわれる。
〔効果〕
以上のように本発明によれば、以下に列記する効果を
奏するようになる。
請求項1記載の発明では、スライドテーブルが装置本
体内に後退すると、このスライドテーブル上に設けられ
たディスクトレイが、ディスクを設置したままこのディ
スクと共に横方向へ押出され、ディスク送り込み機構に
よりディスクトレイがディスクと共にディスク駆動ユニ
ットに送り込まれる。よってディスクトレイにディスク
が位置決めされたまま最後まで送られるようになり、ス
ライドテーブルの進退動作領域以外にディスク駆動部が
設けられていても、ディスクが確実にターンテーブルに
クランプされる位置に装填されるようになる。
また、ディスクトレイを支持しているトレイホルダ
は、スライドテーブルが装置本体内に移動したときにさ
らに装置本体内へ移動し、その位置でトレイホルダから
ディスクトレイが突出する。よって、ディスク駆動ユニ
ットが装置本体の内方に位置していても、ディスクトレ
イをディスク駆動ユニットに確実に装填できる。
請求項2記載の発明では、スライドテーブルにトレイ
ストッパを設け、スライドテーブルが本体内に後退した
ときのみディスクトレイが突出できるようにしているた
め、スライドテーブルが装置本体から出ているときには
ディスクトレイが動くのを防止できるようになる。
請求項3記載の発明では、スライドテーブルが装置本
体の内部に後退しているときに、装置本体の一部に係止
させる停止ストッパを設け、またトレイホルダがさらに
後退したときに停止ストッパの解除動作が規制できるよ
うにしているため、ディスクトレイがディスク駆動ユニ
ットの方向へ移動しているときにスライドテーブルの突
出が防止できる。
請求項4記載の発明では、トレイホルダからディスク
トレイが引き出されるとき、ディスクトレイがローラの
力を直接に受けて移動させられるため、ディスクトレイ
の移動が確実である。
請求項5記載の発明では、スライドテーブルが装置本
体が引き込まれたときに、ディスクトレイが横方向へデ
ィスクと共に引き出されるため、スライドテーブルとデ
ィスクカートリッジとを2段に備えた場合であっても、
昇降テーブルに設けられた共通のディスク送り込み機構
により、カートリッジ内のディスクとディスクトレイと
を同じ条件で引き出してディスク駆動部へ送れるように
なる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであり、第1図はディ
スクチェンジャを備えたディスクプレーヤの外観を示す
斜視図、第2図はその正面図、第3図はディスクトレイ
の移動部を示す平面図、第4図と第5図はディスクトレ
イの支持状態を動作別に示す斜視図、第6図は第3図の
VI矢視においてトレイ上面を上向きにして示した側面
図、第7図は昇降動作するディスク駆動部を示す正面
図、第8図と第9図は第7図の一部分を動作別に示した
部分正面図、第10図は停止ストッパの取付け部を示す平
面図、第11図はその断面図、第12図は停止ストッパが規
制されている状態を示す平面図、第13図はその断面図、
第14図はディスクトレイを示す第4図のXIV−XIV断面
図、第15図はディスクの取り出し動作を示す第14図の部
分図、第16図はディスクカートリッジの斜視図である。 C……ディスクカートリッジ、D……カートリッジ装着
部、E……単体ディスク供給部、F……ディスク駆動
部、DS……ディスク、5……スライドテーブル、5a……
前側板、5b……トレイストッパ、6a,6b……トレイホル
ダ、6e……スライド板、6g……ラック、6h……ストッパ
規制部、7……ディスクトレイ、11……駆動ギヤ、15…
…停止ストッパ、20……昇降テーブル、30……ディスク
再生ユニット、33……ターンテーブル、35……光ピック
アップ、42……下側ローラ、43……上側ローラ、44……
回動ブラケット、52……排出部材、70a〜70c……昇降機
構、72……昇降スクリュー。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体から進退自在に設けられたスライ
    ドテーブルと、前記スライドテーブル上にてこのスライ
    ドテーブルの進退方向に沿ってさらに相対的に移動する
    トレイホルダと、前記スライドテーブルが装置本体内に
    後退した後にトレイホルダをスライドテーブルよりもさ
    らに装置本体内に後退させる駆動機構と、前記トレイホ
    ルダに前記進退方向と交叉する方向へ突出自在に支持さ
    れたディスクトレイと、装置本体内に後退したトレイホ
    ルダからディスクトレイを送り出す送り込み機構と、送
    り出されたディスクトレイに載置されているディスクを
    駆動するディスク駆動ユニットと、が設けられているこ
    とを特徴とするディスクプレーヤにおけるディスク装填
    装置。
  2. 【請求項2】スライドテーブルには、トレイホルダから
    ディスクトレイが突出するのを規制するトレイストッパ
    が設けられ、前記トレイホルダがスライドテーブル上に
    て相対的に装置本体内へ後退したときに、前記トレイス
    トッパによる規制が外れてディスクトレイが突出可能と
    される請求項1記載のディスクプレーヤにおけるディス
    ク装填装置。
  3. 【請求項3】スライドテーブルには、装置本体内に後退
    したときに装置本体の一部に係止され装置本体内から前
    進するときに前記係止が解除される方向へ動作する停止
    ストッパが設けられ、トレイホルダがスライドテーブル
    上にて相対的に装置本体内へ移動するときにこのトレイ
    ホルダと共に装置本体内へ移動して前記停止ストッパの
    解除方向への動作を規制するストッパ規制部が設けられ
    ている請求項1または2記載のディスクプレーヤにおけ
    るディスク装填装置。
  4. 【請求項4】装置本体内に後退したトレイホルダからデ
    ィスクトレイを送り出す送り込み機構には、ディスクト
    レイを挟んで移動力を与えるローラが設けられ、且つデ
    ィスクトレイを前記ローラに当たる位置へ排出する排出
    部材が設けられている請求項1ないし3のいずれかに記
    載のディスクプレーヤにおけるディスク装填装置。
  5. 【請求項5】装置本体内に後退したスライドテーブルと
    重なる位置に、複数枚のディスクが収納されたディスク
    カートリッジが装填されるカートリッジ装着部が設けら
    れており、カートリッジ装填部に装填されたディスクカ
    ートリッジからのディスク引き出し方向が前記ディスク
    トレイの突出方向と同じであり、ディスクカートリッジ
    から引き出されたディスクと、前記ディスクトレイに載
    置されたディスクとが共通のディスク駆動ユニットによ
    り駆動される請求項1ないし4のいずれかに記載のディ
    スクプレーヤにおけるディスク装填装置。
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