JP3473769B2 - 放射線硬化性飽和ポリオレフィン感圧接着剤 - Google Patents

放射線硬化性飽和ポリオレフィン感圧接着剤

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は放射線硬化性ポリ(α−オレフィン)感圧接
着剤組成物に関する。本発明は特に酸化崩壊に対し、改
善された抵抗性を有し、そして粘着付与剤を使用するこ
となく特に高温度において優れた凝集強さを有する放射
線硬化性ポリ(α−オレフィン)感圧接着剤組成物、並
びにこれを用いて製造された積層構造物に関する。
発明の背景 感圧接着剤(PSA)における常に必要とすることは、
種々の機械的性質及び加工性を最善に調整することによ
って、包装、医療用テープ及びマスキングテープの如き
最終利用者の要望にできるだけ答え、接着剤は特注品と
されるのが良い。このような適用は、性質の適切なバラ
ンス及び最終利用者の要望の変化に関係する。
満足すべきPSAの性能に必要とされる合理的な性質の
バランスを提供できる初期の重合体には、天然ゴム及び
合成ゴムが存在していた。しかしながら、これらのPSA
は老化性に劣り、そしてこの分野では酸化安定性を改善
するためにゴム接着剤の重合体主鎖からエチレン性不飽
和基を取り除く必要性があり、このことは早くから認識
されていた。
ZN触媒の発見により、重合性α−オレフィン単量体を
高分子量のものにすることが可能となった。C6−C10
α−オレフィンの単独重合体は本来的に粘着性であっ
て、そして低毒性、耐老化性及び環境に安定(例えば、
低酸化性)であることから、PSAとして好ましい対象物
であった。この単独重合体は、化学的に不活性、可塑剤
の移行に抵抗性、そして比較的安価である。しかしなが
ら、これらは凝集強さが劣り、そしてそれ故に高温度に
おいて使用するのに必要な特性には欠けるものがある。
放射線硬化は、接着剤の重合体成分を化学的に架橋し
て塗布接着フイルムの凝集強さを改善するために、しば
しば用いられる。この結果は、架橋反応と分解反応(鎖
の切断)が同時に生ずるので好ましくない。それ故に、
特にプロピレンを含む重合体から配合された或る種のPS
Aにおいては、放射線硬化は凝集強さ及び保持力の消失
となる。
主としてC6又はこれより長鎖のα−オレフィンから得
られた接着剤は、この分野において良く知られている。
米国特許3,542,717には、オレフィン単量体とそれとは
別個の分子量のもの(例えば、11−20炭素原子のオレフ
ィンと4−20炭素原子の別個のオレフィン)から得られ
たポリオレフィン共重合体の混合物を含む接着剤組成物
が記載されている。この得られた接着剤は室温度におい
て高い剪断と剥離接着力を有しているが、しかし高温度
において、凝集強さ及び保持力は多くの場合許容できな
い程度に低い。
米国特許3,635,755には、実質的にアレルギーのない
外科用テープのための、単一成分PSAとして、PSAポリオ
レフィンが開示されている。このような接着剤は、1.5
から7.0の固有粘度、0.8から4.0のWilliams可塑度及び2
5重量%以下のアセトン/ヘプタン可溶性留分を有するC
6からC11α−オレフィンの単独重合体又はC2からC16α
−オレフィンの共重合体から得られることができる。こ
の接着剤から得られたテープは、皮膚から剥がした時に
刺激を与えない程度の低い保持力を有するものである。
しかしながら、この低い保持力は、例えばマスキング用
又は包装用のテープとしては不適切である。
米国特許3,954,697及び4,178,272には、ポリプロピレ
ン及びC6−C10α−オレフィンの共重合体から得られた
ポリオレフィンフイルムをシールするために、有用なホ
ットメルト接着剤が記載されている。'697特許には、C6
又はC8α−オレフィン共重合体は恒久的な粘着である
が、しかし凝集強さが劣りその結果保持力に欠けると述
べている。それ故に、高級α−オレフィンは、感圧接着
剤としての絶対的な要件を満足するためにプロピレンと
共重合させなければならない。このような性質の一つで
ある凝集強さは、第1欄第34−48行に述べられている。
共重合体は、特に静的剪断が1,000分を超えなければな
らないときには、40モル%以上のポリプロピレンを含ま
せなくてはならない。'272特許には、ZN触媒系を含む組
成物が記載され、またPSAとして必要とされる粘着性共
重合体を製造するのに有用な製造条件が開示されてい
る。また、PSAとしての適用には不適切である、高分子
量の結晶性ブロック共重合体を生成するステレオ調整さ
れた三元ZN触媒系が開示されているが、しかしこのもの
は、バック、カートンのシール、及び床タイルの接着剤
としては有用であると述べている。
このことは、更に米国特許4,288,358においてその内
容を発展させていて、プロピレン、1−ブテンか又は1
−ペンテンのいづれか及びC6−C10α−オレフィンの三
元共重合体;粘着付与樹脂;を含むホットメルト接着組
成物が開示されていて、そして可塑化油はこの接着剤及
びその加工性を同時に最適にするようにしている。
この文献は溶融温度において容易に接着又は押出でき
るホットメルト接着剤の製造の最適な条件を教示してい
るが、これらの接着剤は剪断に対して接着力が劣る。必
要であるためには、自動車工業で使用される高温マスキ
ングテープは高温度において良好な保持力を有していな
くてはならない。文献に述べられたポリ(α−オレフィ
ン)接着剤を含むこれらプロピレンを放射線架橋によっ
て改善する試みは、例えば保持力の如きPSA性能の退化
となっている。
米国特許2,933,480及び3,933,769には、α−オレフィ
ンと非共役ジオレフィンの混合物を共重合して、ゴム様
又はゴム状と記載されている硫黄によって加硫される不
飽和エラストマーを製造する方法が開示されている。
米国特許4,990,585には、ヘキセン−1/4−メチル−ペ
ンテン−1ランダム共重合体及びこの物の製造方法が開
示されている。この重合体はゴム防振材料、プラスチッ
ク及びゴムの改質剤並びに接着剤として有用である。
米国特許5,112,882には、優れた凝集強さ及び保持力
を有する放射線硬化性重合(α−オレフィン)感圧接着
剤組成物を用いて製造した接着テープが開示されてい
る。ポリエン及び任意には粘着付与剤を含む組成物は、
低温度及び穏和な温度において所望の剥離接着力、剪断
強さ及び酸化崩壊に対し安定性である。
発明の要旨 本発明は、要約して云えば次に示す成分を含む放射線
硬化性α−オレフィン共重合体組成物を提供する: a)次のものからの反応生成物を含む少なくとも1つの
重合体、 1) 少なくとも70%が6から10個の炭素原子である
2から32個の炭素原子を有する90.1から99.9モル%の1
つ又はそれより多い直鎖α−オレフィン、及び 2) 炭素原子の枝分れ基又は環状基に存在する少な
くとも1個のメチリデン基(第3炭素原子に1個の水素
原子を有する炭素含有基)を含む6から20個の炭素原子
を有する9.9から0.1モル%の1つ又はそれより多いα−
オレフィン、並びに b)任意には、化学線に照射して組成物を架橋するのに
十分な光活性架橋剤。
硬化後、この組成物は、好ましくは120℃以上の温度
において35N/dm又はそれ以上の剥離接着力及び凝集安定
性を有する感圧染着剤を提供する。この接着剤は、特に
高温度マスキングに必要とされるテープ及びホットメル
ト接着剤の利用に適している。
好ましくは、本発明の重合体は−70℃から0℃の範
囲、より好ましくは−60から−120℃の範囲のガラス転
移温度、並びに0.4から9.0d/g、より好ましくは0.5か
ら6.0d/g、そして最も好ましくは1.5から4.0d/gの
範囲の固有粘度を有する。この重合体の数平均分子量
は、5,000から50,000,000、好ましくは50,000から5,00
0,000の範囲である。
本発明の共重合体はエチレン性不飽和の残りを含んで
いないが、しかし第3炭素原子に容易に反応性の水素原
子を有するペンダント側基を含んでいて、好ましくは光
活性架橋剤の存在下放射によって共重合体を架橋し、そ
してそれによって接着剤の凝集強さを改善する。エチレ
ン性不飽和は共重合体に存在していないので、得られた
硬化接着剤は優れた接着力と化学的/電気的抵抗性を有
し、同時に高温度における酸化安定性を有し、また物理
的に安定である。これらの性質は、独立して剥離接着力
及び保持力の調整が望まれる広範囲な適用には、優れた
感圧接着剤として必要なことである。
6から10個の炭素原子を含むα−オレフィン単量体で
あってポリエンでないものから得られた三元重合体又は
四元重合体を含めた共重合体である1又はこれより多い
ポリ(α−オレフィン)を含むPSA組成物であって、こ
のものは更に任意には1つ又はこれより多い光活性架橋
剤を含み、そして放射線硬化によって実質的に高温度剪
断強さを有すると同様に、酸化崩壊に改善された抵抗性
を有す接着膜(フイルム)を形成できるこの組成物は、
従来知られていなかった。
本発明は、放射線硬化性であるα−オレフィン共重合
体を含む感圧接着剤組成物を提供する。α−オレフィン
共重合体を含有する接着剤組成物は、硬化して剥離接着
力と保持力との改善したバランスを有するPSA接着剤膜
を形成する。剥離接着力と保持力値は独立して変えるこ
とができ、所望の値とすることが可能である。本発明の
接着剤層は35N/dmより大きい剥離値を有し、そして少な
くとも200℃に及ぶ温度において酸化崩壊に抵抗性を有
する。放射線硬化は紫外線照射又は電子線照射によって
達成することができる。硬化に対し電子線照射を用いる
場合、光活性架橋剤は必要ない。
本発明の接着剤は、例えば溶液塗布、溶液噴霧、ホッ
トメルト押出、乳濁塗布等の広範囲な方法によって適当
な基材表面に適用して接着テープ、接着トランスファー
フイルム等を製造することができる。本発明のポリオレ
フィン組成物は、共重合体の主鎖又はペンダント基のい
づれにも不飽和を含まないので、この組成物の熱安定性
は不飽和を有するポリオレフィンを含む組成物に比較し
て優れている。更に、本発明の共重合体組成物のホット
メルト押出の課程でゲル化が最小限になるか又は生ずる
ことがない。
本発明において用いられる用語として、 “α−オレフィン共重合体”は2つ又はこれより多い
末端モノエチレン性不飽和一単体から誘導されるランダ
ム重合体を意味し、 “直鎖α−オレフィン”は、分枝していなく、わずか
1つの末端エチレン性不飽和基を有し、そして他に官能
基を有していない線状炭化水素を意味し、 “少なくとも1つのメチリデン基を有するα−オレフ
ィン”は、わづか1個の末端エチレン性不飽和基を有し
他に官能基を有せず、そしてこのエチレン性不飽和基に
ペンダントを有し、3個の炭素原子と1個の水素原子を
有する1つの炭素原子を含む基を有する炭化水素を意味
し、 “フイルム(膜)”は、層又は支持体と自己支持層を
意味し、 “光活性架橋剤”は、照射の影響によって重合体が結
合しそしてそこに導入される化合物を意味し、これによ
って接着剤の分子量が増加し、その結果コンプライアン
ス(compliance)及び他のPSA性質に不当に影響を与え
ることなくして凝集強さを増大し、 “化学線”は、好ましくは紫外範囲の電磁線を意味
し、そして“低級アルキル”はC1からC5のアルキル基を
意味する。
発明の態様の詳細な記述 本発明の放射線硬化性α−オレフィン共重合体は、次
に示す一般式(I)を有する。
ここで、 Rは水素又は低級アルキル基であり; R1は1価の有機基であってエチレン性不飽和を含まず
そして少なくとも1つのメチリデン基、 を含み、これは4から30、好ましくは4から18個の炭素
原子を有し、任意には炭素原子間に連結した酸素原子又
は珪素原子を有し、そして好ましくは次の構造式を有
し、 ここでbは1から5の値を有する整数、Qは単結合、−
O−、6から15個の炭素原子を有するアリーレン基から
成る群から選ばれた2価の基、及び (ここでいづれのR4は独立して1から4個の炭素原子の
低級アルキル基又はR3)から選ばれた結合であって、い
づれのR3は構造式、 を有するメチリデン基含有基であり、ここでのいづれの
R5は独立して1から4個の炭素原子を有するアルキル基
又は両者のR5が炭素原子の5−又は6−員環が結合した
メチリデン基と共に形成するアルキレン基を提供し、但
しQがアリーレンである時には、R3はまたメチル基又は
エチル基であり、そしてbはまた0であることができ; aは3から7の値を有する整数であり; x,y及びzは共重合体の主鎖を含む単量体単位の相対的
モル量を表わし、(x+y+z)の和は約35から400,00
0であって、zは和(x+y+z)の1から15%、好ま
しくは2から10%そして最も好ましくは2から6%、y
は和(x+y+z)の0から30%そしてxは和(x+y
+z)の64から99%、好ましくは90から98%そして最も
好ましくは94から98%である。
本発明の共重合体は、1つ又はこれより多い直鎖α−
オレフィンと1つ又はこれよい多いメチリデン基含有α
−オレフィンを共重合することによって得られる。
使用することのできる直鎖α−オレフィンは6から10
個の炭素原子を有し、例えば1−ヘキセン、1−ヘプテ
ン、1−オクテン、1−ノネン及び1−デセンである。
任意には、2から5の炭素原子を有する直鎖α−オレ
フィンである、例えばエタン、1−プロペン、1−ブテ
ン及び1−ペンテンを全体のα−オレフィンに対し30モ
ル%まで、好ましくは1から10モル%を使用することが
できる。
使用することのできる好ましいメチリデン基含有α−
オレフィンは、6から20個又はそれより多い炭素原子を
有し、4−メチル−1−ペンテン、5−及び4−メチル
−1−ヘキセン、エテニルシクロペンタン、6−,5−及
び4−メチル−1−ヘプテン、4,5−ジメチル−1−ヘ
キセン、4−エチル−1−ヘキセン、エテニルシクロヘ
キサン、7−メチル−1−オクテン、8−メチル−1−
ノネン、4,6−ジメチル−1−ヘプテン、アリルシクロ
ヘキサン、2−エテニルビシクロ〔2.2.1〕ヘプタン
(2−エテニルノルボランであって、このα−オレフィ
ンは2個のメチリデン基を有する)、2−エテニル−6
−メチルビシクロ〔2.2.1〕ヘプタン(このα−オレフ
ィンは2個のメチリデン基を有する)、2−エテニル−
6−メチルビシクロ〔2.2.1〕ヘプタン(このα−オレ
フィンは3個のメチリデン基を有する)、2−(3−プ
ロペニル)ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタン(プロペニルノ
ルボランであって、このα−オレフィンは2個のメチリ
デン基を有する)、3−(3−プロペニル)−2,6,6−
トリメチルビシクロ〔3.1.1〕ヘプタン(3−プロペニ
ルピナンであって、このα−オレフィンは3個のメチリ
デン基を有する)、1−エテニルペンタシクロ〔4.2.0.
2,5.03,8.04,7〕オクタン(エテニルキュバンであっ
て、このα−オレフィンは7個のメチリデン基を有す
る)、1−エテニルトリシクロ〔3.3.1.13,7〕デカン
(エテニルアダマンタンであって、このα−オレフィン
は3個のメチリデン基を含む)並びに1,2−ジメチル−
5−エテニルトリシクロ〔3.3.1.13,7〕デカン(1,2−
ジメチル−5−エテニルアダマンタンであって、このα
−オレフィンは2個のメチリデン基を含む)が含まれ
る。
本発明の共重合体に使用される好ましい他のメチリデ
ン基含有α−オレフィンは、アリーレン、カテナリー酸
素及びカテナリー珪素基含有α−オレフィンであって、
例えば4−(1−メチルエチル)−1−(3−プロペニ
ル)ベンゼン、4−(2−メチルプロピル)−1−(3
−プロペニル)ベンゼン、2−(1−メチルエチル)−
4−ペンチル−3−プロペニルナフタリン、4−メチル
−3−プロペニルベンゼン、3−(2−メチルプロポキ
シ)−1−プロペン、4−(2−メチルプロポキシ)−
1−ブテン、3−シクロヘキソキシ−1−プロペン、ジ
メチル(1−メチルエチル)−3−プロペニルシラン、
ビス(1−メチルエチル)メチル−3−プロペニルシラ
ン、及びビス(1−メチルエチル)メチル−4−ブテニ
ルシランの如きである。
α−オレフィンは、例えば0から140℃、好ましくは3
0から90℃の温度範囲でチーグラー・ナッタ(ZN)触媒
の存在下共重合することができる。重合は、バルク又は
不活性溶媒中で行うことができる。不活性溶媒の好まし
い例は、限定するものではないが、脂肪族、芳香族及び
脂環式炭化水素溶剤であって、即ちヘキサン、ヘプタ
ン、ベンゼン、トルエン、シクロペンタン及びシクロヘ
キサンである。使用される触媒量は、好ましくは単量体
1kgについて0.1から5グラム、より好ましくは単量体1k
gについて0.2から2グラム範囲である。α−オレフィン
とポリエン単量体の共重合は、一般に遅くそして重合体
の収率は悪いが、これに対しα−オレフィンとメチリデ
ン含有オレフィンの共重合は、通常急速に進みそして良
好な収率となる。
α−オレフィン単量体からの単独重合体及びα−オレ
フィンと非共役ポリエン単量体の混合物からの共重合体
を製造するためのZN触媒の使用はすでに古く、そして本
発明の対象でもない。ZN重合は、G.Odian著のPrinciple
s of Polymerization、第8章4節(Second Edition,J.
Wiley & Sons,New York,1981)に要約されている。α
−オレフィンの重合に関するより詳細な説明は、J.Boor
著、“Ziegler−Natta Catalysts and Polymerization
s"第19章(Academic Press,NY,1979)を参照されたい。
共重合体のNMR分析によると、エチレン性不飽和は存
在していない。有用な共重合体は、また当業者によく知
られている不飽和ポリ(α−オレフィン)の水素化によ
って得ることができる。
共重合体は、1つ又はそれより多い直鎖α−オレフィ
ンとそして0.1から9.9モル%の1個又はそれより多いメ
チリデン基(methylidyne group)含有α−オレフィン
から製造することができる。組成及び単量体の割合を変
えることによって、種々の最終利用者が必要とする剥
離、ゲル含量及び保持力性能を有するPSA膜を与える共
重合体を得ることができる。
感圧接着剤膜(フイルム)は、また接着組成物を得る
ために共重合体に光架橋剤を加え、そしてこの組成物を
基材(サブストレート)に塗布することによって製造さ
れる。好ましい光架橋剤は、限定するものではないが、
例えばベンズアルデヒド、アセトアルデヒド及びこれら
の置換誘導体の如きアルデヒド;アセトフェノン、ベン
ゾフェノン及び特に4−アルキルベンゾフェノン(アル
キル基は、メチル、エチル、ブチル、オクチル、ドデシ
ル及びオクタデシルの如き1から18個の炭素原子を有
し、市場において入手できるSandoray1000(Sandoz Che
micals,Inc.,Charlotte,NC))であるこれらの置換誘導
体の如きケトン;ベンゾキノン、アントラキノン及びこ
れらの誘導体の如きキノン;2−イソプロピルチオキサン
トン及び2−ドデシルチオキサントンの如きチオキサン
トン;並びに2,4−ビス−(トリクロロメチル)−6−
(3′,4′−ジメトキシフェニル)−sym−トリアジン
の如きクロモホール置換ハロメチル−sym−トリアジン
が含まれる。架橋剤は、(1)照射によって接着組成物
が急速にゲル化し、(2)低蒸気圧であり、そして
(3)熱安定性であるので、これらは多官能ベンゾフェ
ノン(即ち、脂肪族、芳香族、窒素、珪素を有し、2か
ら4つのベンゾイルフェノキシ基が結合している化合
物)である。このような化合物の例は、次のものが含ま
れる。
ここで、R6は水素又は1から18個の炭素原子を有するア
ルキル基; Xは−O−, 又は−CH2−; 及び R7は1から18個の炭素原子を有するアルキル基そしてe
は2,3又は4の整数である。
存在する光活性架橋剤の濃度は、架橋性共重合体の0.
05から6.0、好ましくは0.1から2、そしてより好ましく
は0.5から1.5重量%の範囲である。
本発明の接着組成物は、ナイフ塗、ロール塗、グラビ
ア塗、流し塗等の如き当業者に公知の塗布方法によっ
て、溶液から塗布することができる。本発明における有
用な塗膜の厚さは、0.5から15mg/cm2、好ましくは2.0か
ら7.0mg/cm2の範囲である。更には、本発明の或る種の
組成物は溶剤を用いず押出塗布方法を適用することがで
き、これによって溶液塗布方法により生ずる環境問題及
び毒性問題を解決することができる。
接着組成物は十分なエネルギー(例えば、波長)の化
学線源により、特に組成物に使用した光活性架橋剤に作
用し、遊離基を発生して硬化する。前述の光活性架橋剤
の好ましい波長域は400から250nmである。本発明の接着
フイルムを架橋するのに要する波長域の輻射エネルギー
は、100から1,500millijoules/cm2、そしてより好まし
くは200から800millijoules/cm2である。光硬化方法に
関する詳細な記載は、米国特許4,181,752及び4,329,384
号に開示されている。本発明の接着組成物は重合体を含
有しているので、特許'752及び'384に開示されている前
重合工程(例えば、シロップにする)は、本発明の組成
物の光硬化には必要なく、除かれる。
架橋剤を含まない接着組成物も、また電子線(E−be
am)照射により硬化することができる。本発明の接着フ
イルムを架橋するのに要する好ましい線量は、1から20
メガラド(Mrads)、好ましくは2から10Mradsである。
本発明の接着組成物を塗布したサブストレートを電子線
で硬化する好適な方法は、米国特許4,533,566に詳細に
開示されている。
ゲル含量が後で述べる可溶性粘着付与樹脂及び添加剤
で調整される場合には、架橋される接着フイルムは、2
から95、より好ましくは30から80、そして最も好ましく
は50から70重量%の範囲でゲル成分を有している。
使用する場合の架橋剤は、第3水素を抽出し、結合成
分として結合し、そして架橋された重合体を形成する。
架橋剤が多官能である場合、第3水素を複数の部分で抽
出し、そして重合体中に結合基を形成して重合体に含有
されている。
本発明の組成物に加える1つ又はそれより多い粘着付
与樹脂の添加によって、PSAに対し粘着性、低メルト粘
度、塗布性、熱安定性及び剥離接着力を改善する。粘着
付与された組成物の保持力は、放射線硬化によって剥離
接着力を失うことなく高められる。接着剤の高い内部強
度は、箱体をシールするテープ及び自動車工業における
マスキングにとって必要なことである。
本発明の放射線硬化性接着組成物に有用な相溶性粘着
付与樹脂は、5から9個の炭素原子を有する不飽和炭化
水素単量体の重合により、得られる樹脂、ポリテルペ
ン、合成ポリテルペン等が含まれる。炭化水素粘着付与
樹脂は、主としてオレフィン及びジオレフィンから成る
単量体、例えばイソプレン製造課程で副生する単量体、
を重合して得ることができる。これらの炭化水素粘着付
与樹脂は、典型的には約80℃から約145℃の環球軟化
点、(Ball and Ring Softening Points)、約0から2
の酸価及び1以下の鹸化価を示す。この種のC5オレフィ
ン留分をベースにした市場において入手できるものとし
ては、Goodyear Tire and Rubber Co.から入手できるWi
ngtack 95及びWingtack 115(Wingtack Plus)である。
他の炭化水素樹脂は、Hercules Chemical Co.Inc.(Wil
mington,DE)から入手できるRegalrez 1078及びRegalre
z 1126粘着付与樹脂、Arakawa Forest Chemical Indust
ries(Chicago,IL)から入手できるArkon P115粘着付与
樹脂の如きArkon樹脂、並びにExxon Chemical Company
から入手できるEscorez樹脂が含まれる。
他の有用な粘着付与樹脂は、カレン、異性化ピネン、
テルピネン、テルペンテン及び他のテルペン類を含む脂
環、単環、二環モノテルペン並びにこれらの混合物の如
きテルペン炭化水素を重合及び/又は共重合して得られ
る重合体樹脂状物質の如きテルペン重合体が含まれる。
テルペンタイプの市場において入手できる樹脂は、Ariz
ona Chemical Corp.(Wayne,NJ)から入手できるZonare
zテルペンB−シリーズ及び7000シリーズの粘着付与樹
脂が含まれる。Zonarezテルペン樹脂について報告され
ている代表的は性質は、約55℃から125℃の環球軟化点
(ASTM E28−67)、1以下の酸価(ASTM D465−59)及
び1以下のケン化価(ASTM D464−59)を有している。
下の例で使用されるテルペン樹脂は、ポリ(ベーターピ
ネン)樹脂であって、Hercules Chemical Co.Inc.,から
入手したPiccolyte A115樹脂で、115℃の環球軟化点、
1の酸価及び190の沃素価を有している。高温度におい
て安定であることが必要の場合、飽和粘着付与樹脂が使
用される。
組成物中に任意に存在する粘着付与樹脂の全体量は、
重合体100重量部について0から150重量部、より好まし
くは5から50重量部及び最も好ましくは25から35重量部
である。Regalrez 1078樹脂及びArkon P115樹脂の如き
飽和粘着付与樹脂は、活性架橋剤で同様に処理したもの
と比べ、よりゲル含量の多いものを生ずるので好まし
い。
本発明の放射硬化飽和ポリオレフィン感圧接着剤は、
次に示す工程によって得られる。
a)1)一般式Iを有する共重合体、 2)任意にはそして好ましくは効果的量の光活性架橋
剤 3)任意には、好ましくは飽和粘着付与剤である粘着
付与剤を含む組成物を準備し、 b)この組成物をサブストレートに塗布し、 c)この塗布した組成物を化学線又は電子線に照射して
組成物を効果的に架橋しそして放射線硬化された感圧接
着剤を提供するものであるが、ここで但し化学線で架橋
を効果的に行う場合には効果的量の光活性架橋剤を存在
させる。
特別な最終利用のための接着剤を得るために、少量の
添加剤を組成物に加えることもできる。このような添加
剤は、顔料、染料、可塑剤、充填剤、安定剤、紫外線吸
収剤、抗酸化剤、プロセス油等が含まれる。使用される
添加剤の量は、最終利用者の要望に従って0.1から50重
量%の範囲で変わる。
本発明の接着剤組成物は広範囲のサブストレート物質
に塗布することができ、サブストレート物質としては、
Dupont Chemical Co.からのポリエチレンテレフタレー
ト(PET)、及びToray Chemical Co.Ltd.又はMobil Oil
Co.からの二軸配向ポリプロピレン(BOPP)の如き重合
体支持体;織布及び不織布;アルミニウム、銅、鉛、金
等の如き金属又は金属箔;紙;ガラス;セラミックス;
並びにこれらを貼り合わせた複合材料である。感圧接着
テープ及びトランスファーテープは本発明の好ましい物
品である。
本発明の他の態様は、ポリエチレン及びポリプロピレ
ンの如き少なくとも第1サブストレート及び第2サブス
トレートを、本発明の接着組成物で各層を貼り合せたラ
ミネート構造体が含まれる。少なくともサブストレート
の1つは、接着層が硬化されるために化学線又は電子線
が透過できるものである。
或る種の適用では、接着剤がサブストレートに良好に
接着するのにプライマーが有用である。本発明を実施す
るのに有用なプライマーは、スチレン−エチレン/ブチ
レン−スチレンに無水マレイン酸をグラフトした三元ブ
ロック共重合体(Shell Chemical Co.のKraton G−1901
X共重合体)及び非晶質ポリプロピレンとKraton G−190
1X共重合体の組合せが含まれる。本発明の組成物を塗布
し、そして放射線硬化して接着トランスファーフイルム
とするための特定のサブストレートには、剥離ライナー
(米国特許4,386,135、同3,957,724及び同2,532,011に
記載されている)が存在する。
試験方法 PSA組成物及びこれから得られたテープの評価及び比
較するために、例において用いられる試験方法は工業的
に標準なテストである。これらのテストは、American S
ociety for Testing Materials(ASTM)、及びPressure
Sensitive Tape Council(PSTC)から発行された種々
の文献に詳細に記載されている。これら標準に係るもの
を示す。
剪断強さ(ASTM D−2654−78;PSTC−7) 剪断強さは接着剤の凝集又は内部強さの測定である。
これは、一定の圧力をもって表面に平行な方向に標準平
坦面から接着剤ストリップを引っ張るのに要する力量に
基づいている。一定の応力、標準負荷のもとに、ステン
レス鋼テストパネルからPSAを塗布した標準面積のシー
トを引っ張るのに要した時間の単位(分)で測定され
る。
試験は、12.7mm×12.7mmのストリップを一端を自由に
してパネルに強固に接触させる様にして、ステンレス鋼
に適用した接着剤塗布ストリップについて行う。塗布し
たストリップの自由端に1kgの重りをつるしその力を適
用して引張るために、パネルの塗布面は垂直にしたテー
プの自由端に対し182゜の角度を形成し、塗布ストリッ
プを貼ったパネルをラックの中に保持する。180゜より
大きい2゜は剥離力を打消すためのもので、従って試験
を行うテープの保持力をより正確にするために剪断力の
みが測定される。鋼パネルから剥れるテストサンプルの
時間が、剪断強さとして記録される。
破損のモード(MOF) 物体が落下する時の時間は“剪断時間”といわれ、仮
にテープが5000分後でも破損がなければ、“1000+”と
記録される。いづれの剪断において、破損のモードは次
のように表示される。
pp=pop−offであって、鋼パネルから75−100%の接
着剤が破損する。
Sp=接着剤の割れ(adhesive split)であって、両者
の面は接着剤によって完全に覆われている。
pop−off破損のモードは、接着剤の凝集の破損とは反
対に接着剤と鋼との界面の結合の接着破損を表わすこと
を意味するので、好ましいことである。本発明における
すべてのものは種々の保持力の接着剤であって、最終利
用者に対して好ましいものである(1−1,000分)。
いづれのテープについて2つのサンプルをテストし、
そして剪断テスト値は剪断値を平均して得たものであ
る。
剥離接着力(ASTM D 3330−78;PSTC−1(11/75)) 剥離接着力は、特定の角度及び取り除く速度において
PSAを塗布したテストサンプルをテストパネルから取り
除くのに要する力である。実際の例においては、この力
は塗布シートのデシメートル幅についてのNewton(N/d
m)で表わされる。この手順は次の如くである: 1)25.4mm幅のテストサンプルを水平に位置し、清浄し
たガラステスト板に貼る。2.2kgのゴムローラーを使用
して、12.7cmの長さのサンプルを押圧してガラス表面に
強固に接触させる。
2)サンプルの自由端を折り返して二重に貼り合せ、取
り除く角度を180゜とする。この自由端を接着試験機の
スケールに結合する。
3)このガラステスト板を引張試験機のジャーにつな
ぎ、1分間に2.3メートルの一定の速度でスケールから
板を取り出せるようになっている。
4)Newtonでスケールを読み取り、これをテープがガラ
ス面から剥離されるのを記録する。
固有粘度(ASTM D 2857−70(Reapproved 1977)) 本発明の利点を理解するために、剪断強さ及び加工性
の改善とPSAの重合体成分の分子量とを関連させてみて
みる。10mの0.5g/d重合体溶液の固有粘度を25℃に
調節した水浴中でCannon−Fensk#50粘度計(Cannon In
struments Co.,State College,PAから入手)を用いて測
定した。使用した溶剤は、実施例において明らかにし
た。
%ゲルテスト(ASTM D 2618−81) パーセントゲルは硬化の程度を表わすものとして用い
られる。粘着付与樹脂を含むテープは、実際のパーセン
トゲルに補正される。補正されたパーセントゲルは、ゲ
ル化量を100倍し、ゲル化ネットワークを形成すること
のできる全体の物質量で割る。粘着付与剤及び未硬化重
合体の如き可溶性物質は、ゲル留分を測定する前に抽出
する。
化学線又は電子線による架橋は、感圧接着剤のクリー
プ及び剪断抵抗を改善する。
架橋された感圧接着剤の種々の重要な性質は、ゲル含
量によって変化する。従って、ゲル含量の決定は加工を
調整する手段を寄与し、そしてテープの性能を改善する
ことができる。
抽出試験はポリオレフィンPSAの適切なゲル含量を明
らかにし、そしてまた個々の架橋した接着剤と特定の最
終使用との比較をすることもできる。
ゲル含量測定 約0.06gのPSAを含んだ正方形のテストサンプル(3.81
cm×3.81cm)をテープから切り出し、そして約4×8cm
の120−メッシュのステンレス鋼バスケットに入れた。
内容物は秤量すると殆んど0.1mgであり、そして次いで
サンプルを十分に覆う量のトルエンを含む栓付きビーカ
ーに浸漬した。24から48時間抽出した後、バスケット
(サンプルを含んでいる)を取り出し、液体を除き、そ
して69℃において炉の中に置いた。バスケット及びサン
プルを一定重量になるように乾燥し、そして次の如くし
てゲル含量を測定した。
粘着付与された感圧接着テープにおいては、粘着付与
樹脂の重量は、次の如く補正したゲル含量を算出する前
に引いておく。
いづれのテープについて2つのサンプルをテストし、そ
してその結果を平均してゲル含量値とした。
パネルテスト このテストは、高温度においてマスキングテープとし
て使用する接着剤の効果を評価するのに用いる。このテ
ストにはアルミニウムパネルを使用し、このパネルの表
面はペイントが塗られ、これにマスキングテープを貼る
ものであって、このものは、例えばFord Motor Co.の自
動車のベースコート/クリアーコート(BC/CC)アクリ
ルエナメル塗料系又は自動車の50Jアクリルエナメル塗
料系である。
テープを室温においてテスト表面に貼り、4.5ポンド
(2kg)のゴムを塗布した金属ローラーで2回押圧し
た。121℃又は150℃のいづれかにおいて1時間空気循環
炉の中に置いた後、テープが熱い間に、パネルの半分を
約1.9m/分の速度で45゜の角度においてテープを剥離す
る。室温に冷却した後、パネルの残り半分を剥離した。
染着剤の残査について、目視でパネルを検査した。
例 共重合体1の製造 撹拌機及びコンデンサーを有するガラス製反応器を乾
燥し、アルゴンを充満し、そして水を循環させ、次に示
す反応体を送入した:474グラムの1−ヘキセン、1971グ
ラムのトルエン、18.75グラムの4−メチル−1−ペン
テン(アルミナ/シリカを通して不純物を除き、そして
分子篩で乾燥した)及び2.7mのジエチルアルミニウム
塩化物(トルエン中1.8M)。共重合反応は、0.5グラム
のAATiCl3(アルミニウム活性化還元塩化チタン、Stauf
fer触媒)を加えて開始した。共重合体の分子量は、反
応中60cc/minの割合で水を通して調節した。反応は、反
応工程中25℃に維持した。3時間反応させた後、共重合
反応を止めそして大過剰のメタノールで重合体を沈殿さ
せ残った触媒を抽出した。次いで、メタノール溶液を別
の容器に移して、沈殿した重合体を分離した。この共重
合体は、0.25重量%のIrganox 100抗酸化剤(Ciba Geig
y社から入手)で安定化し、そして70−80℃において真
空炉の中で乾燥した。
得られた320グラム(65%の転化)の共重合体は、NMR
分析により1.5モル%の4−メチルペンテン単位及び98.
5モル%の1−ヘキセン単位を有していた。また、固有
粘度(IV)は、25℃においてヘキサン中0.5g/dの濃度
で2.0d/gであり、ガラス転位温度(Tg)は−44℃であ
った。示差走査熱量計(DSC)分析によっては、結晶度
は検出できなかった。
共重合体2の製造 単量体の割合を変えて使用した(419グラムの1−ヘ
キセン及び74グラムの4−メチルペンテン)以外、共重
合体1の製造手順を繰返した。共重合反応は25℃におい
て1時間行った。50%の転化率で粘着性非晶質共重合体
が得られ、これは1.5d/gのIV及び−38℃のTgを有して
いた。この共重合体は6.2モル%の4−メチルペンテン
を含んでいた。
共重合体3の製造 150グラムの1−オクテン及び12.5グラムの4−メチ
ルペンテンを使用した以外、共重合体1の製造手順に従
って繰返した。60%の転化率で粘着性非晶質の共重合体
が得られ、このものは2.3d/gのIV、−59℃のTg及び1.
7モル%の4−メチルペンテンを有していた。
共重合体4の製造 1−デセン及び4−メチル−1−ペンテン(150グラ
ムの1−デセン及び10グラムの4−メチルペンテン)を
使用した以外、共重合体1の製造手順に従って繰返し
た。65%の転化率で粘着性非晶質の共重合体が得られ、
このものは、1.9d/gのIVを有していた。この共重合体
は3.0モル%の4−メチルペンテンを含んでいた。
例1−18 いづれの共重合体1,2,3及び4(照射したもの及びし
ないもの)の溶液0.15又は1.0重量%の光架橋剤のベン
ゾフェノン(B)、Sandoray 1000架橋剤(置換ベンゾ
フェノン)(S)、2,4−ビス(トリクロロメチル)−
6−(3,4−ジメトキシフェニル)−s−トリアジン
(T)又は2−イソプロピルチオキサンタン(I)のト
ルエン溶液を表Iに示したようにして準備し、そして手
動塗布機を用い25ミクロン(μm)のポリエチレンテレ
フタレートフイルム(PET)に塗布し、80℃においてト
ルエンを除くため乾燥し、約37.5ミクロンの乾燥した厚
さの接着剤膜を得た。光架橋剤を含む塗膜を、窒素気流
中に紫外線を照射し、いづれの塗膜についても測定しそ
してその結果を下の表Iに示す。
表Iは、本発明の未照射の組成物はゲル化を生ぜず、
そしてこれらを使用して得たテープの接着剤は割れによ
って失敗であったこと、を示している。しかしながら、
照射された組成物は、共重合体自体、架橋及び照射量に
応じて、約36から80%ゲル化していた。これらの組成物
から得られた照射されたテープはpop−offを生じ、そし
て割れることはなかった。
例19−32 共重合体1−4についてすでに述べたようにして、い
づれの共重合体1,2,3及び4の溶液を、0.15又は1.0重量
%の光架橋剤B,S,I及びT、並びに25重量%のRegalrez
1126粘着付与剤と共にトルエン溶液として準備し、塗
布、乾燥及び窒素気流中紫外線に照射した。得られたい
づれの接着剤の特性を表IIに示す。
表IIは、Regalrez 1078粘着付与剤を含んだ本発明の
照射した接着組成物は剪断及び剥離接着力が増大してい
ること、を明らかにしている。
例33−45 前に述べた例で得られた塗膜を、すでに述べたパネル
テストに従って試験を行い、その結果を表IIIに詳細に
示す。
表IIIは、粘着付与を行わない接着組成物(例33−4
2)及び粘着付与した接着組成物(例43−45)を使用し
て得たマスキングテープは450mJ/cm2以上の紫外線を照
射するとパネルテストで殆んど残査を残さないこと、を
明らかにしている。
例46 機械的撹拌機を有する1リットル反応容器を110℃に
おいて一晩乾燥し、そしてそこに450mの蒸留トルエ
ン、200mの1−ヘキセン、25グラムの4−メチルペン
テン−1及びトルエン中1mの1.8モル(C2H52AlClを
加えた。1時間撹拌しながら溶液に水素を通した後、0.
15グラムのTiCl3を加えた。反応混合物が目視で粘度が
観察できるまで、このような条件に従って反応を行った
(約45分)。
次いで、エチレンガスを反応容器に導入した。2時間
後、更に3時間反応混合物中にエチレンを導入し、そし
てメタノールを加えた。生成物は、5モル%のエチレン
を含んだ感圧接着剤であった。
この共重合体溶液を15重量%のArkon P115及び1重量
%のベンゾフェノンと混ぜ合せ、そして0.04mmの厚さ
(1.5m)のポリエチレンテレフタレートに塗布し、次
いで紫外線による硬化を行った。この硬化した接着剤は
30N/dmの剥離強さ及び1320分の剪断強さを有するのに対
し、同じ組成の未硬化接着剤は30N/dmの剥離強さ及び32
分の剪断強さを有していた。
本発明の種々の改良及び変更は、本発明の範囲及び精
神から逸脱することなく、当業者において明白なことで
あり、また本発明は本願において述べた説明のための態
様に不当に限定されるものでないことも理解されるべき
である。
フロントページの続き (72)発明者 ピーターソン,ジェイムズ アール. アメリカ合衆国.ミネソタ 55133― 3427,セントポール,ポスト オフィス ボックス 33427(番地なし) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 123/02 C08F 10/00 C09J 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着付与樹脂の存在又は不存在下で組成物
    に放射線を照射して硬化したときに少なくとも35N/dmの
    剥離接着力を有する感圧接着剤を生じ、この組成物は、 a) 次の一般式を有する少なくとも1つの共重合体、 ここで、x,y及びzは共重合体の主鎖の単量体単位のモ
    ル量を表わす数値であって、 (1)x+y+zの合計は35から400,000 (2)zは合計(x+y+z)の0.1から9.9%、yは0
    から30%そしてxは60.1から99.9%であり、 aは3から7の整数、 Rは水素又は低級アルキル基、そして R1は次の構造を有する一価の有機基、 ここで、bは1から5の整数、 Qは単結合、−O−、6から15個の炭素原子を有するア
    リーレン基から成る群から選ばれた2価の基、及び ここで、いづれのR4は独立して1から4個の炭素原子の
    低級アルキル基又はR3であり、このR3は式、 のメチリデン基であり、 ここで、(1)いづれのR5は独立して1から4個の炭素
    原子を有するアルキル基、又は (2)両者のR5が結合したメチリデン基と共に炭素原子
    の5−又は6−員環を形成するアルキレン基を提供し、
    但しQがアリーレン基である時にはbは0であり、並び
    に b) 放射線を該組成物に照射して架橋させることがで
    きる光活性水素除去剤であって、このものはアルデヒ
    ド、ケトン、キノン、チオキサントン及び発色団置換ハ
    ロメチル−s−トリアジンから成る群から選ばれるもの
    である、 を含む組成物。
  2. 【請求項2】請求項1記載の組成物を放射線に照射する
    ことにより得られた感圧接着剤。
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