JP3464916B2 - ヒンジ構造 - Google Patents

ヒンジ構造

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JP3464916B2
JP3464916B2 JP17474998A JP17474998A JP3464916B2 JP 3464916 B2 JP3464916 B2 JP 3464916B2 JP 17474998 A JP17474998 A JP 17474998A JP 17474998 A JP17474998 A JP 17474998A JP 3464916 B2 JP3464916 B2 JP 3464916B2
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博昭 辻井
隆 権藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、加湿器、電気湯沸
し器等に採用可能なヒンジ構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば、電気湯沸し器に採用され
るヒンジ構造として、容器本体の上方開口部外縁に形成
した係止受部に、蓋体に形成した軸部を回転自在に支持
し、容器本体に係止片を設け、この係止片を回動可能と
することにより、容器本体から蓋体を係脱可能としたも
のがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ヒ
ンジ構造では、蓋体を開放(全開)した場合、蓋体内面
の結露水がヒンジ部分を伝わって容器本体の外面にまで
至る恐れがある。 【0004】そこで、本発明は、蓋体を開放した場合で
あっても、結露水が周囲に飛散することのないヒンジ構
造を提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、液体を収容する内容器と、該
内容器の液体を加熱する加熱手段とを備えた容器本体に
蓋体を着脱かつ回動可能に支持するヒンジ構造におい
て、前記容器本体の上方開口部の内面側に、該容器本体
の内部に貫通することなく凹部を形成し、該凹部に、前
記蓋体の軸部を回転自在に支持する係止受部と、該係止
受部に支持した前記蓋体の軸部を取外し可能な位置と取
外し不能な位置とに移動可能な係止片とを設け、前記容
器本体の上方開口端面と前記凹部とを連通する連通溝を
形成し、該連通溝に、前記容器本体の上方開口端面に露
出し、該上方開口端面に沿ってスライド操作可能な操作
部材と、該操作部材の操作に連動して前記係止片を移動
させる駆動部材とからなる操作スイッチを配設したもの
である。 【0006】この構成により、蓋体を開放した際、その
内面の結露水が軸部に流れたとしても、この軸部は容器
本体の上方開口部の内面側に形成した凹部に設けられて
いるため、この凹部を介して容器本体の内部に結露水が
侵入することなく、内容器内に戻される。 【0007】 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に従って説明する。 【0009】図1は、本実施形態に係るヒンジ構造を採
用した加湿器を示す。この加湿器は、大略、容器本体1
及び蓋体2から構成されている。容器本体1には、内容
器3が収容され、その下面に設けたヒータ4により収容
した水を加熱できるようになっている。 【0010】前記内容器3の上方開口部の内面には、図
2に示すように、容器本体1の内部に貫通することなく
凹部5が形成されている。この凹部5は、蒸気通路6の
上方及び両側に略コ字形に形成され、その内面上縁部に
は内方に向かって係止受部7が形成されている。係止受
部7は、凹部5の両側に所定の間隙8を残して突出する
上壁7aと、その下方の両端及び中央部に突出する下壁
7bとで略C字形となっている。また、凹部5の内側面
と容器本体1の上端面に形成した開口部1aとは連通溝
9によって連通されている。 【0011】図3に示すように、前記凹部5には係止片
10が上下動可能に配設されている。また、前記連通溝
9には、係止片10を下動させるための操作スイッチ1
1がスライド自在に配設されている。凹部5及び連通溝
9は、係止片10及び操作スイッチ11の配置後、図6
に示す閉塞板12によって覆われるようになっている。
閉塞板12には、前記凹部5の蒸気通路6及び間隙8に
対応する位置に切欠部13a,13bがそれぞれ形成さ
れている。また、閉塞板12を凹部5に取り付けた状態
では、閉塞板12の上方に係止受部7及び係止片10の
上部が露出し、側縁及び下縁には水の通過を許容する僅
かな隙間が形成されるようになっている。 【0012】前記係止片10は図4に示すように略矩形
板状で、下縁が前記蒸気通路6との干渉を避けるように
切り欠かれ、その両端の垂直壁10aにはスプリング1
4がそれぞれ装着されている。垂直壁10aの側縁は、
前記凹部5の内側面にガイドされ、係止片10のスムー
ズな上下動を可能とする。また、係止片10の背面に
は、中央部下方に傾斜面15aを備えた押圧受部15が
形成されている。さらに、係止片10の上縁10bは、
前面側に向かって徐々に上方に傾斜し、その先端は前方
に突出している。 【0013】前記操作スイッチ11は、図5に示すよう
に、操作部材16と駆動部材17とで構成されている。
操作部材16は、容器本体1の上端面に露出して手動操
作される略楕円形状の操作部18と、その下面中央部か
ら下方に延びる脚部19とからなる。操作部18は、一
部が切り欠かれることにより、指による操作が容易な形
状となっている。脚部19には所定間隔で設けた突起に
より係合溝20が形成されている。駆動部材17は、一
端に前記操作部材16の脚部19が係合する断面略コ字
形の連結部21を形成されている。連結部21には、前
記脚部の係合溝20に係合する突起21aが形成されて
いる。これにより、連通溝9に側方(内方)から駆動部
材17を位置させた状態で、前記脚部19を容器本体1
の開口部1aを介して連通溝9に配置すれば、前記係合
溝20に突起21aが係合し、操作部18の上方への脱
落が阻止される。また、駆動部材17は、他端に押圧部
22を備えている。この押圧部22は、先端に向かうに
従って徐々に上方に傾斜する傾斜面22aを有し、前記
押圧受部15の傾斜面15aを押圧することにより、係
止片10を下動させることができるようになっている。 【0014】前記係止片10及び操作スイッチ11を凹
部5及び連通溝9にそれぞれ配置し、閉塞板12で覆っ
た状態では、係止片10には上方に向かってスプリング
14による付勢力が作用する。また、係止片10の押圧
受部15には、駆動部材17の傾斜面22が当接し、ス
プリング14からの付勢力が操作スイッチ11をスライ
ドさせる力として伝達される。操作スイッチ11は、連
通溝9の内面によって移動範囲を制限されている。した
がって、係止片10は係止受部7を丁度覆う位置で停止
し、操作スイッチ11はスライド操作可能な所定位置に
位置する。 【0015】前記蓋体2には、図7に示すように、所定
間隔で突片2a,2aが形成され、そこには軸部2bが
固定されている。 【0016】次に、前記ヒンジ構造の作用を説明する。 【0017】容器本体1に蓋体2を取り付ける場合、図
3に示す状態から、蓋体2の軸部2bで係止片10をス
プリング14の付勢力に抗して押し下げながら係止受部
7に係止させる。係止片10の上縁10bは前方に突出
すると共に傾斜しているため、軸部2bで簡単に係止片
10を押し下げ、係止受部7に至らしめることができ
る。 【0018】このようにして取り付けられた蓋体2は、
容器本体1の内面の凹部5に設けた係止受部7及び係止
片10に支持された状態で回動する。したがって、蓋体
2を開放することにより、その内面の結露水が流下した
としても、この結露水は凹部5を介して内容器3に戻さ
れ、周囲に飛散することはない。 【0019】また、洗浄のため等により、蓋体2を容器
本体1から取り外す場合には、蓋体2を開放した状態で
操作スイッチ11を操作すればよい。すなわち、図3に
示す状態から、操作スイッチ11をスライド操作すれ
ば、図8に示すように、係止片10が押し下げられ、係
止受部7の前方が開放されるので、蓋体2の軸部2bを
係止受部7から簡単に取り外すことができる。この場
合、操作スイッチ11の操作部18は、平坦面である容
器本体1の上端面でスライド可能となっているため、非
常に操作性がよい。 【0020】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るヒンジ構造によれば、係止受部は容器本体の上方
開口部の内面側に形成した凹部に設けられているので、
たとえ蓋体の内面の結露水が流れ落ちたとしても、この
結露水は凹部を介して容器本体の内部に侵入することな
く、内容器内に戻され、周囲に飛散することがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本実施形態に係るヒンジ構造が適用された加
湿器の斜視図である。 【図2】 図1の加湿器に適用されるヒンジ構造を構成
する凹部の平面図(a)、正面図(b)及びA―A線断
面図(c)である。 【図3】 図2の凹部に蓋体以外の各構成部品を組み付
けた状態を示す正面図である。 【図4】 図1の加湿器に適用されるヒンジ構造を構成
する係止片の斜視図である。 【図5】 図1の加湿器に適用されるヒンジ構造を構成
する操作スイッチの分解斜視図である。 【図6】 図2の凹部を覆うための閉塞板を示す斜視図
である。 【図7】 図1の蓋体に設けた軸部を示す部分拡大斜視
図である。 【図8】 図3の状態から操作スイッチを操作した状態
を示す正面図である。 【符号の説明】 1…容器本体 2…蓋体 2b…軸部 3…内容器 4…ヒータ 5…凹部 7…係止受部 9…連通溝 10…係止片 11…操作スイッチ 15…押圧受部 16…操作部材 17…駆動部材 18…操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−14784(JP,A) 実開 平2−102136(JP,U) 実開 平3−24031(JP,U) 実開 平3−111241(JP,U) 実開 平4−28831(JP,U) 実開 昭61−198637(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101 A47J 41/00 301

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 液体を収容する内容器と、該内容器の液
    体を加熱する加熱手段とを備えた容器本体に蓋体を着脱
    かつ回動可能に支持するヒンジ構造において、 前記容器本体の上方開口部の内面側に、該容器本体の内
    部に貫通することなく凹部を形成し、該凹部に、前記蓋
    体の軸部を回転自在に支持する係止受部と、該係止受部
    に支持した前記蓋体の軸部を取外し可能な位置と取外し
    不能な位置とに移動可能な係止片とを設け、前記容器本
    体の上方開口端面と前記凹部とを連通する連通溝を形成
    し、該連通溝に、前記容器本体の上方開口端面に露出
    し、該上方開口端面に沿ってスライド操作可能な操作部
    材と、該操作部材の操作に連動して前記係止片を移動さ
    せる駆動部材とからなる操作スイッチを配設したことを
    特徴とするヒンジ構造。
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