JP3456160B2 - コネクタ用ロック装置 - Google Patents

コネクタ用ロック装置

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JP3456160B2 JP05184699A JP5184699A JP3456160B2 JP 3456160 B2 JP3456160 B2 JP 3456160B2 JP 05184699 A JP05184699 A JP 05184699A JP 5184699 A JP5184699 A JP 5184699A JP 3456160 B2 JP3456160 B2 JP 3456160B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタ相互或いは
コネクタとそのキャップ等の嵌合構造に係り、特に、そ
の嵌合状態を維持させるためのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】雌雄のコネクタ相互或いはコネクタとそ
の保護キャップとの間に採用されるロック装置として、
完全ロックタイプと、いわゆるセミロックタイプのロッ
クアーム方式とがある。前者は、例えば図11に示すよ
うにロックアーム1と相手方の係合突部2との係合が急
峻な係合面1A,2Aによって構成され、ロックアーム
1を押圧操作することによってのみ係合を解除すること
ができる(以後、この構造を、セミロックタイプとの区
別のために便宜上「完全ロックタイプ」と称する)。一
方、後者のセミロックタイプでは、図10に示すように
ロックアーム3には係合解除方向にロックアーム3を撓
ませる傾斜面3Aが形成されているため、単に両コネク
タを強く引き抜けばロックアーム3を弾性変形させて係
合を解除することができるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のセミ
ロックタイプでは次のような大きな問題点があった。図
11に示した完全ロックタイプでは、係合面1A,2A
が共に急峻であるから、ロックアーム1が係合突部2に
係合する瞬間は、ロックアーム1が撓み状態から弾性力
によって急激に戻り変形して係合突部2に衝突し、「パ
チ」という係合音や確実な手応えを感得することができ
る。しかし、セミロックタイプでは、ロックアーム3に
傾斜面3Aがあるため、ロックアーム3は急激な戻り変
形をせず、係合音や確実な係合の手応えを感得すること
ができないのである。
【0004】係合音が発生しないと、ロックが正規の位
置に達して確実な係合状態となったか否かが判らないか
ら、作業上は大きなマイナスとなる。従って、セミロッ
クタイプでも完全ロックタイプと同様な嵌合フィーリン
グを感得したいという要望があったが、その要望は、ロ
ックアーム3の傾斜面3Aというセミロックタイプの基
本構造を否定するものと考えられていたため、実現不能
とされていたのである。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、係合解除操作が簡単という利点があるセミロックタ
イプのロック装置でありながら、完全ロックタイプと同
様な明確な嵌合フィーリングを得ることができるコネク
タ用ロック装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用】上記課題を
解決する本発明の基本的な解決原理は、ロックアームが
嵌合時と嵌合解除時(抜脱時)とで同一方向に撓み変形
する限りは、セミロックタイプに不可欠な傾斜面の制約
から逃れられないが、ロックアームを嵌合時と嵌合解除
時とで異なる方向に撓み変形させるようにすれば、その
制約から自由になり得るという点への着目に基づく。
【0007】すなわち、請求項1の発明では、コネクタ
とこれに嵌合する相手嵌合体との間の嵌合状態を保持す
るためのロック装置であって、コネクタ及び相手嵌合体
のうちの一方に、他方に設けた係合突部と係合するロッ
クアームを弾性的な傾動可能に設け、そのロックアーム
を係合突部に係合させるようにしたものにおいて、係合
突部又は前記ロックアームの先端には、コネクタ及び相
手嵌合体の嵌合時にロックアームの先端が当接すること
によりそのロックアームを係合突部を乗り越える方向に
弾性変形させる係合案内斜面を設けると共に、そのロッ
クアーム及び係合突部には、ロックアームが係合突部を
乗り越えた後に弾性的に戻り変形して互いに係合する急
峻な係合保持面を設け、更に、係合突部又はロックアー
ムには傾斜面をなす係合解除案内斜面を設け、かつこの
係合解除案内斜面は、コネクタ及び相手嵌合体の抜脱時
にロックアームが当接することにより、係合突部を乗り
越えるときの弾性変形の方向とは異なる方向にロックア
ームを弾性変形させてロックアームと係合突部との係合
を解除するところに特徴を有する。
【0008】上記構成によれば、コネクタとその相手方
の嵌合体(例えば、対となる相手方のコネクタ又はコネ
クタに嵌合されるコネクタキャップ等)とが嵌合される
とき、次のように動作する。すなわち、係合突部又はロ
ックアームの先端に係合案内斜面が設けられているか
ら、ロックアームの先端が係合突部に当接したときにロ
ックアームが弾性的に傾動して係合突部を乗り越えるよ
うになる。そして、そのロックアーム及び係合突部に
は、互いに係合する急峻な係合保持面が設けられている
から、ロックアームが係合突部を乗り越えた後に急激に
戻り変形し、一般のロックアーム方式のロック装置と同
様に「パチ」という音と共に明確な嵌合フィーリングが
感得される。
【0009】一方、コネクタとその相手嵌合体とを抜脱
する際には、次のように動作する。係合突部又はロック
アームには係合解除案内面が形成され、これが両者の抜
脱時にロックアームを係合突部の乗り越え方向とは異な
る方向に弾性変形させる。従って、特に係合解除のため
のロック解除操作を行わなくても、セミロックタイプと
同様に引き抜くだけで簡単にロックを解除することがで
きる。
【0010】また、請求項2の発明は、ロックアームを
係合解除案内斜面を向かい合わせた状態で一対設け、係
合案内斜面は、コネクタ及び相手嵌合体の嵌合時に両ロ
ックアームを同一方向に弾性変形させ、係合解除案内面
は、コネクタ及び相手嵌合体の抜脱時に両ロックアーム
を互いに離反する方向に弾性変形させるところに特徴を
有する。この構成とすれば、係合突部に対して一対のロ
ックアームをバランスよく配置することができ、特に、
コネクタ及び相手嵌合体の抜脱時には両ロックアームが
互いに離反する方向に弾性変形するから、両者間に回転
モーメントが発生することがなく、安定的な係合及び係
合解除を行うことができる。
【0011】さらに、請求項3の発明は、ロックアーム
に、押圧することによりロックアームをこれと係合する
係合突部を乗り越える方向に弾性変形させて係合保持面
との係合を解除するための係合解除操作部を設けたとこ
ろに特徴を有する。この構成によれば、いわゆるセミロ
ックタイプとして単に強く引き抜く操作を行うだけでロ
ック解除ができると共に、完全ロックタイプと同様に係
合解除操作部を押圧操作することでロック解除ができ、
多様な使用形態が得られる。
【0012】また、請求項4の発明は、前記コネクタに
嵌合する相手嵌合体としてはコネクタキャップとし、そ
のコネクタキャップに前記ロックアームを形成する構成
としたところに特徴を有する。この構成とすると、コネ
クタにはコネクタキャップのロックアームに係合する係
合突部を設けることになる。すると、そのコネクタと嵌
合する相手コネクタにはロックアームを設けることにな
るが、コネクタ相互の嵌合ではセミロックタイプではな
く、むしろ完全ロックタイプのロック装置が好ましいと
きには、相手コネクタに完全ロックタイプのロック装置
を設け、コネクタキャップにはセミロックタイプのロッ
ク装置を設けることが可能になる。このことは、コネク
タに一時的に取り付けるコネクタキャップは簡単に外れ
て欲しいが、コネクタ相互の嵌合では両コネクタは確実
に嵌合を維持して欲しいというような要望がある場合に
好適することになる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコネクタ用
ロック装置によれば、係合解除操作が簡単という利点が
あるセミロックタイプのロック装置でありながら、完全
ロックタイプと同様な明確な嵌合フィーリングを得るこ
とができるという効果を奏する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を雄型コネクタと、
これに一時的に嵌合される嵌合体であるコネクタキャッ
プとのロック装置に適用した一実施形態について図1な
いし図9を参照して説明する。
【0015】10は機器に直接に設けられた雄型コネク
タを示し、ハウジング11にタブ12が図示しない保持
機構により支持され、そのタブ12の周囲を包囲するよ
うに筒形のフード部13がハウジング11との一体成形
により突設されている。そのフード部13の上方には、
図1に示すように橋渡し部14が形成され、その後半部
に大きな開口を形成することによって前端部に係合突部
15を下向きに突出するように形成している。係合突部
15の前面には、下方ほど奥側に後退する曲面状の係合
案内斜面15Aが形成され、後面はタブ12の延長方向
に対して直交する上下方向に急峻に切り立つ係合保持面
15Bとされている。
【0016】一方、20は上記雄型コネクタ10のフー
ド部13の外側に嵌合して装着されるコネクタキャップ
である。これは、ほぼ角筒状をなす外筒部21の内部
に、やはりほぼ角筒状をなして外筒部21よりも短い内
筒部22を後壁部23にて一体に連ねて構成した二重筒
状をなし、外筒部21は前記コネクタ10のフード部1
3の外側にほぼ接するように嵌合し、内筒部22はフー
ド部13の内側に所定の隙間を残して嵌合するようにな
っている。そして、内筒部22の基端部寄りには環状の
防水シール24が嵌合され、コネクタキャップ20をコ
ネクタ10に嵌合した状態で、防水シール24がコネク
タ10のフード部13の内周面に密接してフード部13
内への水の侵入を防止できるようになっている。なお、
内筒部22の先端側には、コネクタ10のタブ12等を
貫通させる挿通孔25A(図1参照)を備えた筒型のシ
ール用リテーナ25が前方から嵌着され、これにて防水
シール24の抜止を図っている。
【0017】さて、外筒部21の上面部は角形に開放さ
れ、ここに前方を開放したコ字型ををなす囲壁部26が
立設され、その囲壁部26の前端部に橋渡し部27が設
けられている。この橋渡し部27はコネクタ10に設け
た橋渡し部14を外側から覆い得る大きさに形成されて
いる。
【0018】一方、コネクタキャップ20の後壁部23
の上端縁からは、前方に向けて一対のロックアーム28
が片持ち状態で一体成形され、図2に示す状態から先端
を下向きに傾ける弾性的な傾動を可能にされている。こ
の各ロックアーム28の先端は、上記橋渡し部27の下
方に覆われる位置に達しており、そこに図2に示すよう
に、それぞれ先端側ほど下降する傾斜の係合案内斜面2
8Aが形成されて先細になっている。また、両ロックア
ーム28は、図3に示すように、コネクタ10の係合突
部15に対してその左右両端部に対向するように並行状
態で突設されており、各ロックアーム28のそれぞれの
係合案内斜面28A,28Aは係合突部15の下向きの
係合案内斜面15Aの左右両側に接触可能である。
【0019】また、各ロックアーム28の先端には、互
いに向かい合う側面に相手のロックアーム28側に突出
する係合保持突部29が形成され、両突部29間の間隔
寸法はコネクタ10の係合突部15の幅寸法よりも小さ
くなるように設定されている。そして、その係合保持突
部29のうちロックアーム28の基端側の面は、ロック
アーム28の厚さ方向(その撓み方向)に関しては急峻
に切り立っているが、ロックアーム28の幅方向(撓み
方向と直交する方向)に関しては、突部29の基部側ほ
ど拡がる傾斜の係合解除案内斜面29Aが形成されてい
る。
【0020】なお、両ロックアーム28の長さ方向の中
間部には、両ロックアーム28間にわたる板状の係合解
除操作部30が形成されている。また、コネクタキャッ
プ20の後壁部23の周縁には、上縁部以外について指
掛け用の突状部31が連続的に突設されている。
【0021】次に、本実施形態の作用を説明する。 (1)コネクタキャップ20の装着 図2及び図3に示すように、いまコネクタキャップ20
がコネクタ10に未装着であるとする。この状態から、
コネクタキャップ20をコネクタ10側に移動させる
と、コネクタキャップ20のシール用リテーナ25がフ
ード部13内に進入しながら、2本の両ロックアーム2
8の先端がコネクタ10の係合突部15に同時に当接す
る。
【0022】そして、更にコネクタキャップ20をコネ
クタ10側に押し付けることにより、ロックアーム28
の係合案内斜面28Aと係合突部15の係合案内斜面1
5Aとが摺接することになり、ロックアーム28の先端
を下方に抑えるように弾性変形させ、コネクタキャップ
20がコネクタ10により深く挿入される(図4及び図
5参照)。
【0023】そして、コネクタキャップ20を更にコネ
クタ10側に押さえ付けると、ロックアーム28の係合
保持突部29が係合突部15を乗り越える位置に達し、
その瞬間にロックアーム28が弾性的に戻り変形して図
6及び図7に示すような係合保持突部29が係合突部1
5の先方に位置する係合状態に至る。このとき、ロック
アーム28の係合保持面29Aはその厚さ方向に関して
急峻に切り立った形状をなしており、かつ、係合突部1
5の係合保持面15Bも上下に急峻に切り立った形状を
なしているから、ロックアーム28が弾性力によって戻
り変形するときには一気に変形し、そのために、ロック
アーム28の先端が橋掛け部14の下面に強く衝突して
「パチ」という衝撃音を発する。これにより、作業者は
コネクタキャップ20の嵌合操作が確実にされたことを
感得することができる。
【0024】(2)コネクタキャップ20の取り外し コネクタキャップ20をコネクタ10から強く引き抜
く。すると、各ロックアーム28の係合保持突部29の
うちロックアーム28の基端側の面にはその突部29の
基部側ほど拡がる係合解除案内斜面29Aがそれぞれ形
成されているから、その係合解除案内斜面29A,29
Aがコネクタ10の係合突部15の左右両側端縁を摺接
しながら、ロックアーム28は図9に示すように先端が
互いに拡がる方向に弾性変形し始める。そして、その状
態からさらにコネクタキャップ20を引き抜けば、コネ
クタキャップ20を簡単にコネクタ10から取り外すこ
とができる。このように、コネクタキャップ20をいわ
ばセミロックタイプのロック機構によって簡単に取り外
すことができるから、例えば手探りで作業をしなくては
ならない場合や、特に迅速に取り外したい場合等に好適
する。
【0025】また、特に本実施形態では、ロックアーム
28に係合解除操作部30を設けているから、完全ロッ
クタイプのロック装置と同様に、これを押圧操作するだ
けでロックアーム28を押し下げた係合解除状態にする
こともでき、その状態でコネクタキャップ20を引き抜
いて取り外し作業も行うことができる。
【0026】なお、コネクタキャップ20はコネクタ1
0内に異物が侵入することを防止すべく一時的に装着さ
れるものであるから、上述のようにセミロックタイプで
簡単に取り外せることが好ましい。これに対し、コネク
タキャップ20を取り外したコネクタ10に対して装着
される相手方のコネクタ(図示せず)については、上記
実施形態のロックアーム28ではなく、その係合解除案
内斜面29Aを備えない完全ロックタイプのロックアー
ムを備える構成としておけば、相手方のコネクタを強く
引いても、係合が解除されてしまうことはなく、嵌合状
態の維持の面から好適する。この本実施形態のように、
同一のコネクタ10に嵌合されるコネクタキャップ20
についてはセミロックタイプ、相手コネクタに対しては
完全ロックタイプと使い分けることができるのは、コネ
クタ10側に係合突部15を形成し、これに嵌合される
嵌合体であるコネクタキャップ20にはロックアーム2
8を設ける構成としたことによる。
【0027】本発明は上記記述及び図面によって説明し
た実施の形態に限定されるものではなく、例えば次のよ
うな実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さら
に、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
【0028】(1)コネクタ相互のロック装置への適用
について 上記実施形態では、コネクタキャップ20をコネクタ1
0に装着するためのロック装置に本発明を適用した例を
示したが、コネクタに嵌合される相手嵌合体としてはコ
ネクタキャップに限らず、セミロックタイプのロック装
置によることが好ましいならば、コネクタ相互の嵌合に
適用されるロック装置に応用することもできる。
【0029】(2)ロックアームの撓み方向について 上記実施形態では、ロックアーム28をその厚さ方向と
幅方向という互いに直交する方向に撓み変形させるよう
にしたが、その二方向に限られないことは勿論で、互い
に異なる二方向が相互にどのような角度となっているか
は本質的ではなく、ある方向の撓み変形に基づき係合が
行われ、これとは異なる方向への撓みによってセミロッ
クタイプの係合解除がされる構成であればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す要部の拡大斜視図
【図2】コネクタキャップを取り外した状態で示す断面
【図3】コネクタキャップを取り外した状態で示す平面
【図4】コネクタキャップの装着過程を示す断面図
【図5】コネクタキャップの装着過程を示す平面図
【図6】コネクタキャップの装着完了状態を示す断面図
【図7】コネクタキャップの装着完了状態を示す平面図
【図8】コネクタキャップの取り外し過程を示す断面図
【図9】コネクタキャップの取り外し過程を示す平面図
【図10】従来のセミロックタイプのロックアーム方式
のロック装置を示す断面図
【図11】従来の完全ロックタイプのロック装置を示す
断面図
【符号の説明】
10…コネクタ 15…係合突部 15A…係合案内斜面 15B…係合保持面 20…コネクタキャップ(嵌合体) 28…ロックアーム 28A…係合案内斜面 30…係合解除操作部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタとこれに嵌合する相手嵌合体と
    の間の嵌合状態を保持するためのロック装置であって、
    前記コネクタ及び前記相手嵌合体のうちの一方に、他方
    に設けた係合突部と係合するロックアームを弾性的な傾
    動可能に設け、そのロックアームを前記係合突部に係合
    させるようにしたものにおいて、 前記係合突部又は前記ロックアームの先端には、前記コ
    ネクタ及び相手嵌合体の嵌合時にロックアームの先端が
    当接することによりそのロックアームを前記係合突部を
    乗り越える方向に弾性変形させる係合案内斜面を設ける
    と共に、そのロックアーム及び前記係合突部には、ロッ
    クアームが係合突部を乗り越えた後に弾性的に戻り変形
    して互いに係合する急峻な係合保持面を設け、更に、前
    記係合突部又は前記ロックアームには傾斜面をなす係合
    解除案内斜面を設け、 かつこの係合解除案内斜面は、前記コネクタ及び相手嵌
    合体の抜脱時にロックアームが当接することにより、前
    記係合突部を乗り越えるときの弾性変形の方向とは異な
    る方向に前記ロックアームを弾性変形させて前記ロック
    アームと前記係合突部との係合を解除する ことを特徴と
    するコネクタ用ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記ロックアームは前記係合解除案内斜
    面を向かい合わせた状態で一対設けられ、前記係合案内
    斜面は、前記コネクタ及び相手嵌合体の嵌合時に両ロッ
    クアームを同一方向に弾性変形させ、前記係合解除案内
    面は、前記コネクタ及び相手嵌合体の抜脱時に両ロック
    アームを互いに離反する方向に弾性変形させることを特
    徴とする請求項1記載のコネクタ用ロック装置。
  3. 【請求項3】 前記ロックアームには、押圧することに
    よりロックアームを前記係合突部を乗り越える方向に弾
    性変形させて前記係合保持面との係合を解除するための
    係合解除操作部が設けられていることを特徴とする請求
    項1又は2記載のコネクタ用ロック装置。
  4. 【請求項4】 前記コネクタに嵌合する相手嵌合体はコ
    ネクタキャップであり、そのコネクタキャップに前記ロ
    ックアームが形成されていることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3記載のコネクタ用ロック装置。
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