JP3454189B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等に装備
される車両用空調装置に関し、特に、前席と後席の風量
配分制御において、各種空調効率を向上させる車両用空
調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置としては、例え
ば、図6,図7に示す実開昭55−175512号公報
に開示された「自動車における冷気又は外気の吹出装
置」がある。この先行技術では、インストルメントパネ
ル104の低い位置に複数の前席吹出口1501が、真
直ぐ後方に向いたダクト1601を有して開口するよう
に設けられている。また、前席吹出口1501の上の高
い位置に後席吹出口1052が、斜め上方のルーフ側に
向いたダクト1602を有して車両左右方向に横長に開
口するように設けられている。
【0003】インストルメントパネル104の内部にあ
っては、空調ユニット1603からのダクト1604が
各吹出口1501,1502のダクト1601,160
2に連通し、ダクト1604に風量配分ドア1605が
設けられている。これにより後堰吹出口1502から空
調風を上方に向けて吹出し、この気流を前席乗員とルー
フの間の上方空間を通して後席へ送る。また、風量配分
ドア1605により前後席への風量配分調整を可能にす
ることが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような「自動車における冷気又は外気の吹出装置」にあ
っては、風量配分ドア1605を制御しても、前後独立
して各々適切に温度調節することが難しいという問題点
があった。
【0005】この発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、前後席の風量配分を適切に制御して、後席側の空調
効率等を向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、前席熱環境条件および(あるいは)後席
熱環境条件に基づいて装置全体を制御する制御手段を備
え、前記制御手段は前後席の室温と設定室温との差の大
きい方を選択する前後席信号選択手段と、前記前後席信
号選択手段により選択された信号を用いて目標吹出し空
気温を算出する目標吹出し空気温算出手段と、前記目標
吹出し空気温算出手段により算出された目標吹出し空気
温に基づいてエアーミックスドア開度を算出し、ドア開
度信号をエアーミックスドアに出力するエアーミックス
ドア開度算出手段と、前後席の検出室温と設定室温の差
により全体のファン印加電圧を算出し、ブロワファンの
モータ電圧を制御するファン電圧算出手段と、前記ファ
ン電圧算出手段により算出された前後席のファン電圧比
から前後席の風量配分ドア開度を算出し、ドア開度信号
を風量配分ドアに出力する風量配分ドア開度算出手段と
を具備する車両用空調装置を提供するものである。
【0007】また、前記前後席信号選択手段は、前後席
の室温と設定室温との差により過度または定常を判断
し、前後席のいずれかが定常の場合には、定常側の差の
小さい方を選択するものである。
【0008】(作用)この発明による車両用空調装置の
空調制御では、前後席の室温と設定室温との差の大きい
方を選択し、選択された信号を用いて目標吹出し空気温
を算出し、エアーミックスドア開度、ファン印加電圧、
風量配分ドア開度を算出する。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
の第1実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1
と図2において、前後席の吹出口構造について説明す
る。一般的な乗用車の場合にあっては、車体100の内
部には前席102と後席103が配置され、前席の前方
の車両左右方向全域にインストルメントパネル104が
配置され、インストルメントパネル104の内部には空
気調和装置110が収納配置されている。
【0010】空気調和装置110は、図2に示すように
インストルメントパネル104に開口して配置される例
えば、4つの前席吹出口111と、1つの後席吹出口1
12とを有する。また、空調ユニット130からのダク
ト113が二叉に分岐したダクト114,115に連通
し、一方のダクト114が前席吹出口111に連通し、
他方のダクト115が後席吹出口112に連通する。そ
して、ダクト114,115の分岐部に風量配分を変化
させる風量配分ドア116が設けられている。
【0011】前記吹出し口111はインストルメントパ
ネル104の低い位置に開口し、そのダクト114は前
席乗員の胸元に向くように略水平に配置されている。後
席吹出口112はインストルメントパネル104におい
て前席吹出口111より高い位置の中央部で、前席乗員
に気流が当たらない範囲の横長に開口させる。そして、
ダクト115は真直ぐ車両後方に向いた状態で、上に凸
に湾曲した形状であり、ダクト115から吹出す気流A
が後席に送られる際に、後席乗員の胸元に達するように
形成されている。
【0012】一方、車体100の外部に外気温を検出す
る外気温センサ120が設けられ、インストルメントパ
ネル104の上部に日射量を検出する日射センサ121
が設けられる。また、前席乗員の足下には前席室温セン
サ122と前席室温設定器123が設けられ、後席乗員
の足下には後席室温センサ124と後席室温競っていき
125が設けられている。
【0013】図3において、空調ユニットと制御系につ
いて説明する。空調ユニット13はメインダクト331
を有し、このメインダクト331の内部にブロワファン
332が設けられている。ブロワファン332の上流に
はインテークドア333が配置され、下流にはエバポレ
ータ334、エアーミックスドア335、ヒータコア3
36が各々配置される。そして、エアーミックスチャン
バ337が、ベンチレータドア338、ダクト113を
介して前席吹出口111と後席吹出口112に連通す
る。
【0014】制御手段としての制御部340は、前後席
信号選択手段341、目標吹出し空気温算出手段34
2、エアーミックスドア開度算出手段343、ファン電
圧算出手段344、風量配分ドア開度算出手段345に
より構成される。前後席信号選択手段341は、上記外
気温センサ120、日射センサ121、前席室温センサ
122、後席室温センサ124と前席室温設定器12
3、後席室温設定器125からの入力信号により、前後
席の検出室温と設定室温の差を求め、いずれか大きい方
の信号を使用するように選択する。目標吹出し空気温算
出手段342は、前後席信号選択手段341により選択
された検出室温と設定室温の差の信号を用いて目標吹出
し空気温を算出する。
【0015】エアーミックスドア開度算出手段343
は、目標吹出し空気温算出手段342により算出された
目標吹出し空気温に基づいてエアーミックスドア開度を
算出し、ドア開度信号をエアーミックスドア335のア
クチュエータ346に出力する。ファン電圧算出手段3
44は、前後席の検出室温と設定室温の差により全体の
ファン印加電圧を算出し、ブロワファン332における
モータ339の電圧を制御する。風量配分ドア開度算出
手段345は、前後席のファン電圧比から前後席の風量
配分ドア開度を算出し、ドア開度信号を風量配分ドア1
16のアクチュエータ347に出力する。
【0016】次に、この実施形態の動作について説明す
る。先ず、ベントモードでエアコンを使用すると、空調
ユニット130で生じる空調風がインストルメントパネ
ル104のダクト113に導かれ、風量配分ドア116
の開度により配分される。そして、前席吹出口111か
ら所定風量の空調風が、前席102に向かって吹出す。
また、後席吹出口112からも同時に所定風量の空調風
が吹出すが、この場合における気流A(図1参照)はダ
クト形状と吹出口配置により、図1に示した矢印のよう
に、車両左右方向中心位置から前席乗員Fに当たること
なく真直ぐ後方へ向かい、後席103の乗員Rで胸元の
高さに達するように流れる。これにより後席103には
空調風が満遍なく行き渡り、前席102との気流干渉も
生じることがなくなる。
【0017】次いで、空調制御動作を図4に示すフロー
チャートを用いて説明する。先ず、エアコンスイッチを
ONした後に、日射量S、外気温Ta、前席室温Tic
h、後席室温Ticr、前席設定室温Tsetf、後席
設定室温Tsetrの各種データが入力され(S40
1)、その後、ベントモードか否かを判断する(S40
2)。ベントモードであると判断した場合には、検出室
温と設定室温の差が前後席のどちらが大きいか(Tic
r−Tsetr<Ticf−Tsetf)を判断する
(S403)。
【0018】ここで、前席102の方が大きいと判断し
た場合には、前席の検出室温Ticfと設定室温Tse
tf、日射量S、外気温Taを用いて目標吹出し空気温
Tθfを算出する(S404)。これにより充分な冷房
能力が確保される。次に、目標吹出し空気温Tθfに基
づいてエアーミックスドア開度Xを計算する(S40
5)ことで、上記冷房能力に相当する空調風が得られ
る。さらに、前席102と後席103でそれぞれ必要な
ファン電圧(風量)Vff、Vfrを、検出室温と設定
室温の差により計算し(S406)、その合計電圧がフ
ァン印加電圧VFとなる。そして、前席に対する後席の
ファン電圧比Vfr/Vffから前後席の風量配分ドア
開度Rを計算し(S407)、その後、上記ステップS
401に戻る。
【0019】ここで、風量配分ドア116は、図3に示
すように前席吹出口111を全閉する場合にはドア開度
Rが0%であり、後席吹出口112を全閉する場合には
ドア開度Rが100%に設定される。そこで、風量配分
ドア開度Rのマップは、ドア開度が50%〜100%の
範囲でファン電圧比Vfr/Vffに対して減少関数的
に設定され、前席102のファン電圧、すなわち、温度
差が大きい程ドア開度Rが大きくなって前席102の風
量配分を増すようになる。
【0020】従って、前席102の検出室温と設定室温
の差が大きい場合にあっては、その差に応じて充分冷え
た空調風が、前席吹出口111から多く吹出して優先的
に空調され、前席102の温度差が効率良く低減され
る。また、後席吹出口112からは半分以下の風量配分
で吹出すため、後席103では温度差の少ない良好な空
調状態に保持される。こうして前後席102,103で
は、冷房能力不足を生じることなく温度調節され、前後
席の吹出口111,112の配置により温度干渉も低減
され、このため前後席が独立しても各々適切に温度調節
される。
【0021】上記ステップS403において、検出室温
と設定室温の差において、後席103の方が大きいと判
断した場合には、後席信号を用いて目標吹出し空気温T
θfを計算する(S408)。そして、エアーミックス
ドア開度Xを計算し(S409)、ファン印加電圧VF
を計算し(S410)、後席に対する前席のファン電圧
比Vff/Vfrから前後席の風量配分ドア開度Rを計
算し(S411)、上記ステップS401に戻る。
【0022】この場合は、風量配分ドア開度Rのマップ
がドア開度Rが0%〜50%の範囲でファン電圧比Vf
f/Vfrに対して増大関数的に設定され、後席103
のファン電圧、すなわち、温度差が大きい程ドア開度R
が小さくなって後席103の風量配分を増すようにな
る。従って、後席103の検出室温と設定室温の差が大
きい場合にあっては、その差に応じて充分冷えた空調風
が、後席吹出口112から多く吹出して優先的に空調さ
れ、後席103の温度差が同様に効率良く低減される。
【0023】さらに、上記ステップS402において、
ベントモードではないと判断した場合には、前席102
と後席103の平均信号値を用いて目標吹出し空気温T
θfを計算し(S412)、そして、エアーミックスド
ア開度Xを計算し(S413)、ファン印加電圧VFを
計算し(S414)、上記ステップS401に戻る。従
って、この場合にあっては、車室全体で必要な平均的な
冷房能力の空調風が他の吹出口から吹出す。
【0024】(第2実施形態)次に、空調制御に関する
第2実施形態について説明する。この実施形態では、図
3に示した前後席信号選択手段341が、上記外気温セ
ンサ120、日射センサ121、前席室温センサ12
2、後席室温センサ124と前席室温設定器123、後
席室温設定器125からの入力信号により、前後席10
2,103の検出室温と設定室温の差を求める。そし
て、前後席102,103の差がいずれも設定値より大
きくて前後席共に過度の場合にあっては、差の大きい方
の信号を選択し、いずれか一方または両方が設定値より
小さい定常の場合にあっては、差の小さい方の信号を選
択する。そして、目標吹出し空気温算出手段342は、
前後席信号選択手段341により選択された検出室温と
設定室温との差の信号を用いて目標吹出し空気温を算出
する。なお、これ以外は同じであるから、その説明を省
略する。
【0025】次に、上記実施形態の空調制御動作を、図
5に示すフローチャートを用いて説明する。先ず、エア
コンスイッチをONした後、日射量S、外気温Ta、前
席室温Ticf、後席室温Ticr、前席設定室温Ts
etf、後席設定室温Tsetrの各種データが入力さ
れ(S501)、次に、ベントモードか否かを判断する
(S502)。ベントモードであると判断した場合に
は、前席102の室温Ticfと設定室温Tsetfの
差が3度以上か否か(3℃<Ticf−Tsetf)を
判断する(S503)。ここで、3度以上であると判断
した場合には、前席102が過度状態と判断し、さら
に、後席103の室温Ticrと設定室温Tsetrの
差が3度以上か否か(3℃<Ticr−Tsetr)を
判断する(S504)。
【0026】ここで、3度以上であると判断した場合に
は、後席103も過度状態と判断し、前後席の室温と設
定室温の差の大小関係を比較(Ticf−Tsetf<
Ticr−Tsetr)/判断する(S505)。その
結果、後席103の方が大きいと判断した場合には後席
信号を用い、図4に示した場合と同様に目標吹出し空気
温Tθfを計算し(S506)、エアーミックスドア開
度Xを計算し(S507)、ファン電圧VFを計算し
(S508)、風量配分ドア開度Rを計算し(S50
9)て、上記ステップS501に戻る。
【0027】また、上記ステップS504において、後
席103の室温Ticrと設定室温Tsetrの差が3
度以下であると判断した場合には、後席103は定常と
判断し、後席信号を使用して上記ステップS506以降
に移行する。従って、前席102が過度で後席103が
定常な場合にあっては、後席103の温度差のより少な
い信号を用いて目標吹出し空気温Tθfが算出されるこ
とで、冷却能力は必要最小限となり、定常な後席103
の快適な状態が優先して維持される。
【0028】さらに、上記ステップS505において、
前席102の方が室温Ticfと設定室温Tsetfの
差が大きいと判断した場合には、前席信号を用い、図4
に示した場合と同様に目標吹出し空気温Tθfを計算し
(S510)、エアーミックスドア開度Xを計算し(S
511)、ファン電圧VFを計算し(S512)、風量
配分ドア開度Rを計算し(S513)て、上記ステップ
S501に戻る。
【0029】また、上記ステップS503において、前
席102の室温Ticfと設定室温Tsetfの差が3
度以下であると判断した場合には、前席102が定常と
判断し、次に、後席103の状態(3℃<Ticr−T
setr)を判断する(S514)。ここで、後席10
3の室温Ticrと設定室温Tsetrの差が3度以下
であると判断した場合には、後席103が過度と判断し
て前席の信号を使用する。その後、上記ステップS51
0以降に進む。従って、この場合にあっては、定常な前
席102の信号により目標吹出し空気温Tθfが算出さ
れることで、同様に定常な前席102の快適な状態が優
先して維持される。
【0030】さらに、上記ステップS514において、
後席103の室温Ticrと設定室温Tsetrの差が
3度以下であると判断した場合には、前後席102,1
03が共に定常と判断し、前後席102,103の差の
いずれが小さいか((Ticf−Tsetf<Ticr
−Tsetr)を判断する(S515)。ここで、前席
102が小さいと判断した場合には、前席102がより
定常と判断し、前席信号を使用して上記ステップS51
0以降に進む。上記ステップS515において、後席1
03の方が小さいと判断した場合には、後席信号を使用
して上記ステップS506以降に進む。このようにして
定常側が優先される。
【0031】また、上記ステップS502において、ベ
ントモードではないと判断した場合には、図4に示した
場合と同様に前後席信号の平均値を使用して目標吹出し
空気温Tθfを計算し(S516)、エアーミックスド
ア開度Xを計算し(S517)、ファン電圧VFを計算
し(S518)、上記ステップS501に戻る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、車両用空調装置の空調制御では、前後席の室温と設
定室温との差の大きい方を選択し、選択された信号を用
いて目標吹出し空気温を算出し、エアーミックスドア開
度、ファン印加電圧、風量配分ドア開度を算出する構成
であるから、前後席を、冷却能力不足を生じることな
く、所望の温度に効率良く空調することができる。ま
た、温度干渉も少なくなって、前記各々独立した温調性
能を向上させることができる。
【0033】前後席における信号の選択の際にあって
は、前後席の室温と設定室温との差により過度または定
常を判断し、前後席のいずれかが定常の場合は、定常側
の差の小さい方を選択する構成であるから、定常に近い
側で温風が低いことによるフィーリングの悪化を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る車両用空調装置
の概略構成を示す断面図である。
【図2】図1に示したインストルメントパネルの前席吹
出口、後席吹出口の配置状態を示す斜視図である。
【図3】この発明の第1実施形態に係る空調制御部の概
略構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示した空調制御部の動作例を示すフロー
チャートである。
【図5】図3に示した空調制御部の第2実施形態に係る
動作例を示すフローチャートである。
【図6】従来におけるインストルメントパネルの構成を
示す斜視図である。
【図7】図6に示したインストルメントパネルを用いた
車両用空調装置の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
332 ブロワファン 341 前後席信号選択手段 342 目標吹出し空気温算出手段 343 エアーミックスドア開度算出手段 344 ファン電圧算出手段 345 風量配分ドア開度算出手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−218420(JP,A) 特開 昭61−105204(JP,A) 特開 昭63−121519(JP,A) 特開 昭59−53224(JP,A) 実開 昭62−127449(JP,U) 実開 平2−63213(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/00 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前席熱環境条件および後席熱環境条件に
    基づいて装置全体を制御する制御手段を備え、前記制御
    手段は前後席の室温と設定室温との差の大きい方を選択
    する前後席信号選択手段と、前記前後席信号選択手段に
    より選択された信号を用いて目標吹出し空気温を算出す
    る目標吹出し空気温算出手段と、前記目標吹出し空気温
    算出手段により算出された目標吹出し空気温に基づいて
    エアーミックスドア開度を算出し、ドア開度信号をエア
    ーミックスドアに出力するエアーミックスドア開度算出
    手段と、前後席の検出室温と設定室温の差により全体の
    ファン印加電圧を算出し、ブロワファンのモータ電圧を
    制御するファン電圧算出手段と、前記ファン電圧算出手
    段により算出された前後席のファン電圧比から前後席の
    風量配分ドア開度を算出し、ドア開度信号を風量配分ド
    アに出力する風量配分ドア開度算出手段とを具備するこ
    とを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記前後席信号選択手段は、前後席の室
    温と設定室温との差により過度または定常を判断し、前
    後席のいずれかが定常の場合には、定常側の差の小さい
    方を選択することを特徴とする請求項1記載の車両用空
    調装置。
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