JPH06247137A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH06247137A
JPH06247137A JP3150793A JP3150793A JPH06247137A JP H06247137 A JPH06247137 A JP H06247137A JP 3150793 A JP3150793 A JP 3150793A JP 3150793 A JP3150793 A JP 3150793A JP H06247137 A JPH06247137 A JP H06247137A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 後席へ適切に気流を送り,かつ,前後席での
気流干渉を少なくするように後席吹出口を配設し,さら
に前後席の風量配分を適切に制御して,後席側の空調効
率等を向上させる。 【構成】 後席吹出口112はインストルメントパネル
104の左右方向の略中央位置で,前席乗員に気流が当
たらない範囲の横幅を有して開口するように設け,後席
吹出口112のダクト115を真直ぐ車両後方へ向けた
状態で,ダクト115から吹出される空調風が後席乗員
上半身位置に及ぶように湾曲させて形成し,前席吹出口
111と後席吹出口112を風量配分ドア116を介し
て空調ユニット130に連通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,自動車等に装備され
る車両用空調装置に関し,特に,空調風の吹出口の構
造,前席と後席の風量配分制御において,各種空調効率
を向上させる車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,車両用空調装置としては,例え
ば,図15,図16に示す実開昭55−175512号
公報に開示された「自動車における冷気又は外気の吹出
装置」がある。この先行技術では,インストルメントパ
ネル104の低い位置に複数の前席吹出口1501が,
真直ぐ後方に向いたダクト1601を有して開口するよ
うに設けられている。また,前席吹出口1501の上の
高い位置に後席吹出口1502が,斜め上方のルーフ側
に向いたダクト1602を有して車両左右方向に横長に
開口するように設けられている。
【0003】インストルメントパネル104の内部にあ
っては,空調ユニット1603からのダクト1604が
各吹出口1501,1502のダクト1601,160
2に連通し,ダクト1604に風量配分ドア1605が
設けられている。これにより後席吹出口1502から空
調風を上方に向けて吹出し,この気流を前席乗員とルー
フの間の上方空間を通して後席へ送る。また,風量配分
ドア1605により前後席への風量配分調整を可能にす
ることが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
ような「自動車における冷気又は外気の吹出装置」にあ
っては,後席吹出口1502から後席への気流が,前席
乗員の上方を通る構成であるため,後席に至った気流
は,主としてリヤパーセルへ流れる気流と,前席シート
の間を通って前席へ流れ込む気流となり,後席居住空間
を満遍なく対流するような気流が発生しない。このた
め,後席における空調効率が劣化する。
【0005】また,前席にあっては,後席からの気流と
の干渉が発生し,所望の室温を作ることができず,肘,
膝等の片冷えが起こる。さらに,前後席の気流干渉があ
るので,風量配分ドア1605を制御しても,前後独立
して各々適切に温度調節することが難しいという問題点
があった。
【0006】この発明は,この点に鑑みてなされたもの
で,後席に対し適切に空調風(気流)を送り,かつ,前
後席での気流干渉を少なくするように後席吹出口を配設
し,さらに前後席の風量配分を適切に制御して,後席側
の空調効率等を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は,上記目的を
達成するため,インストルメントパネルに空調ユニット
からの空調風を前席と後席とにそれぞれ吹出す前席吹出
口と後席吹出口が配設される車両用空調装置において,
前記後席吹出口は前記インストルメントパネルの左右方
向の略中央位置で,前席乗員に気流が当たらない範囲の
横幅を有して開口するように設け,前記後席吹出口のダ
クトを車両後方へ向けた状態で,該ダクトから吹出され
る空調風が後席乗員上半身位置に及ぶように湾曲させて
形成し,前席吹出口と後席吹出口を風量配分ドアを介し
て空調ユニットに連通させる車両用空調装置を提供する
ものである。
【0008】また,前席熱環境条件および(あるいは)
後席熱環境条件に基づいて装置全体を制御する制御手段
を備え,前記制御手段は前後席の室温と設定室温との差
の大きい方を選択する前後席信号選択手段と,前記前後
席信号選択手段により選択された信号を用いて目標吹出
し空気温を算出する目標吹出し空気温算出手段と,前記
目標吹出し空気温算出手段により算出された目標吹出し
空気温に基づいてエアーミックスドア開度を算出し,ド
ア開度信号をエアーミックスドアに出力するエアーミッ
クスドア開度算出手段と,前後席の検出室温と設定室温
の差により全体のファン印加電圧を算出し,ブロワファ
ンのモータ電圧を制御するファン電圧算出手段と,前記
ファン電圧算出手段により算出された前後席のファン電
圧比から前後席の風量配分ドア開度を算出し,ドア開度
信号を風量配分ドアに出力する風量配分ドア開度算出手
段とを具備する車両用空調装置を提供するものである。
【0009】また,前記前後席信号選択手段は,前後席
の室温と設定室温との差により過渡または定常を判断
し,前後席のいずれかが定常の場合には,定常側の差の
小さい方を選択するものである。
【0010】また,ステアリングメンバに直交して被着
されるダクトケースと,前記ダクトケース内部に回転可
能に設けられるダンパと,前記ダンパの位置を変化させ
て風向を変える操作レバーとからなる空気吹出口装置を
具備する車両用空調装置を提供するものである。
【0011】また,インストルメントパネルの吹出口に
風向制御機構が設けられ,該風向制御機構は吹出口の内
部に複数のルーバーが連結ロッドの直線移動により平行
配置した状態で回転して気流を変向するように配設さ
れ,前記連結ロッドと中間ルーバーが少なくとも気流下
向き,気流上向きおよび気流水平の3位置に変向するよ
うに連結され,前記連結ロッドと両端ルーバーの連結部
に,前記3位置の位置決めをすると共に,前記両端ルー
バーを気流水平と気流下向きまたは気流上向きのいずれ
か一方の2位置に変向する変向手段が設けられている車
両用空調装置を提供するものである。
【0012】
【作用】この発明による車両用空調装置は,ベントモー
ドでエアコンを使用すると,空調ユニットで生じる空調
風が,風量配分ドアにより配分されて前席吹出口と後席
吹出口に導かれる。そして,前席吹出口からは所定風量
の空調風が前席に向かって吹出す。また,後席吹出口か
らも同時に所定風量の空調風が吹出し,この場合におけ
る気流は車両左右方向中心位置から前席乗員に当たるこ
となく真直ぐ後方へ向かい,後席乗員の間で胸元の高さ
に達するように流れ,後席には空調風が満遍なく行き渡
り,前席との気流干渉も生じなくなる。
【0013】
【実施例】
〔実施例1〕以下,この発明の一実施例を図面に基づい
て説明する。まず,図1と図2において,前後席の吹出
口構造について説明する。一般的な乗用車の場合にあっ
ては,車体100の内部には前席102と後席103が
配置され,前席の前方の車両左右方向全域にインストル
メントパネル104が配置され,インストルメントパネ
ル104の内部には空気調和装置110が収納配置され
ている。
【0014】空気調和装置110は,図2に示すように
インストルメントパネル104に開口して配置される例
えば,4つの前席吹出口111と,1つの後席吹出口1
12とを有する。また,空調ユニット130からのダク
ト113が二叉に分岐したダクト114,115に連通
し,一方のダクト114が前席吹出口111に連通し,
他方のダクト115が後席吹出口112に連通する。そ
して,ダクト114,115の分岐部に風量配分を変化
させる風量配分ドア116が設けられている。前席吹出
口111はインストルメントパネル104の低い位置に
開口し,そのダクト114は前席乗員の胸元に向くよう
に略水平に配置されている。後席吹出口112はインス
トルメントパネル104において前席吹出口111より
高い位置の中央部で,前席乗員に気流が当たらない範囲
の横長に開口させる。そして,ダクト115は真直ぐ車
両後方に向いた状態で,上に凸に湾曲した形状であり,
ダクト115から吹出す気流Aが後席に送られる際に,
後席乗員の胸元に達するように形成されている。
【0015】一方,車体100の外部に外気温を検出す
る外気温センサ120が設けられ,インストルメントパ
ネル104の上部に日射量を検出する日射センサ121
が設けられる。また,前席乗員の足下には前席室温セン
サ122と前席室温設定器123が設けられ,後席乗員
の足下には後席室温センサ124と後席室温設定器12
5が設けられている。
【0016】図3において,空調ユニットと制御系につ
いて説明する。空調ユニット130はメインダクト33
1を有し,このメインダクト331の内部にブロワファ
ン332が設けられている。ブロワファン332の上流
にはインテークドア333が配置され,下流にはエバポ
レータ334,エアーミックスドア335,ヒータコア
336が各々配置される。そして,エアーミックスチャ
ンバ337が,ベンチレータドア338,ダクト113
を介して前席吹出口111と後席吹出口112に連通す
る。
【0017】制御部340は,前後席信号選択手段34
1,目標吹出し空気温算出手段342,エアーミックス
ドア開度算出手段343,ファン電圧算出手段344,
風量配分ドア開度算出手段345により構成される。前
後席信号選択手段341は,上記外気温センサ120,
日射センサ121,前席室温センサ122,後席室温セ
ンサ124と前席室温設定器123,後席室温設定器1
25からの入力信号により,前後席の検出室温と設定室
温の差を求め,いずれか大きい方の信号を使用するよう
に選択する。目標吹出し空気温算出手段342は,前後
席信号選択手段341により選択された検出室温と設定
室温の差の信号を用いて目標吹出し空気温を算出する。
【0018】エアーミックスドア開度算出手段343
は,目標吹出し空気温算出手段342により算出された
目標吹出し空気温に基づいてエアーミックスドア開度を
算出し,ドア開度信号をエアーミックスドア335のア
クチュエータ346に出力する。ファン電圧算出手段3
44は,前後席の検出室温と設定室温の差により全体の
ファン印加電圧を算出し,ブロワファン332における
モータ339の電圧を制御する。風量配分ドア開度算出
手段345は,前後席のファン電圧比から前後席の風量
配分ドア開度を算出し,ドア開度信号を風量配分ドア1
16のアクチュエータ347に出力する。
【0019】次に,この実施例の動作について説明す
る。先ず,ベントモードでエアコンを使用すると,空調
ユニット130で生じる空調風がインストルメントパネ
ル104のダクト113に導かれ,風量配分ドア116
の開度により配分される。そして,前席吹出口111か
ら所定風量の空調風が,前席102に向かって吹出す。
また,後席吹出口112からも同時に所定風量の空調風
が吹出すが,この場合における気流A(図1参照)はダ
クト形状と吹出口配置により,図1に示した矢印のよう
に,車両左右方向中心位置から前席乗員Fに当たること
なく真直ぐ後方へ向かい,後席103の乗員Rで胸元の
高さに達するように流れる。これにより後席103には
空調風が満遍なく行き渡り,前席102との気流干渉も
生じることがなくなる。
【0020】次いで,空調制御動作を図4に示すフロー
チャートを用いて説明する。先ず,エアコンスイッチを
ONした後に,日射量S,外気温Ta,前席室温Tic
f,後席室温Ticr,前席設定室温Tsetf, 後
席設定室温Tsetrの各種データが入力され(S40
1),その後,ベントモードか否かを判断する(S40
2)。ベントモードであると判断した場合には,検出室
温と設定室温の差が前後席のどちらが大きいか(Tic
r−Tsetr<Ticf−Tsetf)を判断する
(S403)。
【0021】ここで,前席102の方が大きいと判断し
た場合には,前席の検出室温Ticfと設定室温Tse
tf,日射量S,外気温Taを用いて目標吹出し空気温
Tθfを算出する(S404)。これにより充分な冷房
能力が確保される。次に,目標吹出し空気温Tθfに基
づいてエアーミックスドア開度Xを計算する(S40
5)ことで,上記冷房能力に相当する空調風が得られ
る。さらに,前席102と後席103でそれぞれ必要な
ファン電圧(風量)Vff,Vfrを,検出室温と設定
室温の差により計算し(S406),その合計電圧がフ
ァン印加電圧VFとなる。そして,前席に対する後席の
ファン電圧比Vfr/Vffから前後席の風量配分ドア
開度Rを計算し(S407),その後,上記ステップS
401に戻る。
【0022】ここで,風量配分ドア116は,図3に示
すように前席吹出口111を全閉する場合にはドア開度
Rが0%であり,後席吹出口112を全閉する場合には
ドア開度Rが100%に設定される。そこで,風量配分
ドア開度Rのマップは,ドア開度が50%〜100%の
範囲でファン電圧比Vfr/Vffに対して減少関数的
に設定され,前席102のファン電圧,すなわち,温度
差が大きい程ドア開度Rが大きくなって前席102の風
量配分を増すようになる。
【0023】従って,前席102の検出室温と設定室温
の差が大きい場合にあっては,その差に応じて充分冷え
た空調風が,前席吹出口111から多く吹出して優先的
に空調され,前席102の温度差が効率良く低減され
る。また,後席吹出口112からは半分以下の風量配分
で吹出すため,後席103では温度差の少ない良好な空
調状態に保持される。こうして前後席102,103で
は,冷房能力不足を生じることなく温度調節され,前後
席の吹出口111,112の配置により温度干渉も低減
され,このため前後席が独立して各々適切に温度調節さ
れる。
【0024】上記ステップS403において,検出室温
と設定室温の差において,後席103の方が大きいと判
断した場合には,後席信号を用いて目標吹出し空気温T
θfを計算する(S408)。そして,エアーミックス
ドア開度Xを計算し(S409),ファン印加電圧VF
を計算し(S410),後席に対する前席のファン電圧
比Vff/Vfrから前後席の風量配分ドア開度Rを計
算し(S411),上記ステップS401に戻る。
【0025】この場合は,風量配分ドア開度Rのマップ
がドア開度Rが0%〜50%の範囲でファン電圧比Vf
f/Vfrに対して増大関数的に設定され,後席103
のファン電圧,すなわち,温度差が大きい程ドア開度R
が小さくなって後席103の風量配分を増すようにな
る。従って,後席103の検出室温と設定室温の差が大
きい場合にあっては,その差に応じて充分冷えた空調風
が,後席吹出口112から多く吹出して優先的に空調さ
れ,後席103の温度差が同様に効率良く低減される。
【0026】さらに,上記ステップS402において,
ベントモードではないと判断した場合には,前席102
と後席103の平均信号値を用いて目標吹出し空気温T
θfを計算し(S412),そして,エアーミックスド
ア開度Xを計算し(S413),ファン印加電圧VFを
計算し(S414),上記ステップS401に戻る。従
って,この場合にあっては,車室全体で必要な平均的な
冷房能力の空調風が他の吹出口から吹出す。
【0027】〔実施例2〕次に,空調制御に関する他の
実施例について説明する。この実施例では,図3に示し
た前後席信号選択手段341が,上記外気温センサ12
0,日射センサ121,前席室温センサ122,後席室
温センサ124と前席室温設定器123,後席室温設定
器125からの入力信号により,前後席102,103
の検出室温と設定室温の差を求める。そして,前後席1
02,103の差がいずれも設定値より大きくて前後席
共に過渡の場合にあっては,差の大きい方の信号を選択
し,いずれか一方または両方が設定値より小さい定常の
場合にあっては,差の小さい方の信号を選択する。そし
て,目標吹出し空気温算出手段342は,前後席信号選
択手段341により選択された検出室温と設定室温との
差の信号を用いて目標吹出し空気温を算出する。なお,
これ以外は同じであるから,その説明を省略する。
【0028】次に,上記実施例の空調制御動作を,図5
に示すフローチャートを用いて説明する。先ず,エアコ
ンスイッチをONした後,日射量S,外気温Ta,前席
室温Ticf,後席室温Ticr,前席設定室温Tse
tf, 後席設定室温Tsetrの各種データが入力さ
れ(S501),次に,ベントモードか否かを判断する
(S502)。ベントモードであると判断した場合に
は,前席102の室温Ticfと設定室温Tsetfの
差が3度以上か否か(3℃<Ticf−Tsetf)を
判断する(S503)。ここで,3度以上であると判断
した場合には,前席102が過渡状態と判断し,さら
に,後席103の室温Ticrと設定室温Tsetrの
差が3度以上か否か(3℃<Ticr−Tsetr)を
判断する(S504)。
【0029】ここで,3度以上であると判断した場合に
は,後席103も過渡状態と判断し,前後席の室温と設
定室温の差の大小関係を比較(Ticf−Tsetf<
Ticr−Tsetr)/判断する(S505)。その
結果,後席103の方が大きいと判断した場合には後席
信号を用い,図4に示した場合と同様に目標吹出し空気
温Tθfを計算し(S506),エアーミックスドア開
度Xを計算し(S507),ファン電圧VFを計算し
(S508),風量配分ドア開度Rを計算し(S50
9)て,上記ステップS501に戻る。
【0030】また,上記ステップS504において,後
席103の室温Ticrと設定室温Tsetrの差が3
度以下であると判断した場合には,後席103は定常と
判断し,後席信号を使用して上記ステップS506以降
に移行する。従って,前席102が過渡で後席103が
定常な場合にあっては,後席103の温度差のより少な
い信号を用いて目標吹出し空気温Tθfが算出されるこ
とで,冷却能力は必要最小限となり,定常な後席103
の快適な状態が優先して維持される。
【0031】さらに,上記ステップS505において,
前席102の方が室温Ticfと設定室温Tsetfの
差が大きいと判断した場合には,前席信号を用い,図4
に示した場合と同様に目標吹出し空気温Tθfを計算し
(S510),エアーミックスドア開度Xを計算し(S
511),ファン電圧VFを計算し(S512),風量
配分ドア開度Rを計算し(S513)て,上記ステップ
S501に戻る。
【0032】また,上記ステップS503において,前
席102の室温Ticfと設定室温Tsetfの差が3
度以下であると判断した場合には,前席102が定常と
判断し,次に,後席103の状態(3℃<Ticr−T
setr)を判断する(S514)。ここで,後席10
3の室温Ticrと設定室温Tsetrの差が3度以上
であると判断した場合には,後席103が過渡と判断し
て前席の信号を使用する。その後,上記ステップS51
0以降に進む。従って,この場合にあっては,定常な前
席102の信号により目標吹出し空気温Tθfが算出さ
れることで,同様に定常な前席102の快適な状態が優
先して維持される。
【0033】さらに,上記ステップS514において,
後席103の室温Ticrと設定室温Tsetrの差が
3度以下であると判断した場合には,前後席102,1
03が共に定常と判断し,前後席102,103の差の
いずれが小さいか((Ticf−Tsetf<Ticr
−Tsetr)を判断する(S515)。ここで,前席
102が小さいと判断した場合には,前席102がより
定常と判断し,前席信号を使用して上記ステップS51
0以降に進む。上記ステップS515において,後席1
03の方が小さいと判断した場合には,後席信号を使用
して上記ステップS506以降に進む。このようにして
定常側が優先される。
【0034】また,上記ステップS502において,ベ
ントモードではないと判断した場合には,図4に示した
場合と同様に前後席信号の平均値を使用して目標吹出し
空気温Tθfを計算し(S516),エアーミックスド
ア開度Xを計算し(S517),ファン電圧VFを計算
し(S518),上記ステップS501に戻る。
【0035】〔実施例3〕次に,図6〜図12を用い
て,この発明の他の実施例としてのステアリングメンバ
を利用した風向可変の空気吹出口装置について説明す
る。図6と図7において,空気吹出口装置600は,イ
ンストルメントパネル104の内部におけるステアリン
グメンバ601の箇所に配置される。そこで,2分割し
たダクトケース602,603がステアリングメンバ6
01に直交して被着され,ダクトケース602,603
の先に細長い吹出口604が形成され,ダクトケース6
02,603の後部がダクト113を介して空調ユニッ
ト130に連通される。
【0036】また,ダクトケース602,603の内部
には,モナカ状のダンパ605が,図8(図6のA−A
断面図)に示すように摺動部材800を介して回転可能
に収容され,ダンパ605の両側に流路607,608
が設けられる。さらに,図9のように,操作レバー90
0がダクトケース602,603の長孔901を介して
ダンパ605に連結され,操作レバー900の途中のピ
ン902が位置決めガイド903に嵌合される。
【0037】次に,この実施例の動作について説明す
る。先ず,操作レバー900を水平にすると,ダンパ6
05も水平に位置して2つの流路607,608の面積
が等しくなり,このため空気が水平に吹出す。また,操
作レバー900によりダンパ605を,図10(a)に
示すように上方に位置させると,下側の流路607の面
積が大きくなって空気が斜め上に吹出す。逆にダンパ6
05を,図10(b)のように下方に位置させると,上
側の流路608の面積が大きくなって空気が斜め下に吹
出す。こうして空気の風向が任意に可変される。
【0038】なお,この実施例では,図11と図12に
示すように,ダクトケース側に凹部1101を設け,ダ
ンパ側に凸部1102を設け,これら凸部1102と凹
部1101の嵌合によりダンパ605をダクトケース6
02,603に摺動可能に取付けることもできる。
【0039】〔実施例4〕図13と図14において,イ
ンストルメントパネルの吹出口に設けられる風向制御機
構の実施例について説明する。図13において,インス
トルメントパネル104には空調風の吹出口1301を
有する筒状のルーバーケース1302が突設され,ルー
バーケース1302に風向制御機構1310が設けられ
ている。風向制御機構1310は,吹出口の内部に例え
ば,4つのルーバー1311,1312,1313が,
中間を支軸1314により支持されて上下に等間隔で平
行配置され,2つの中間ルーバー1312は上下に任意
に回転するが,上下端ルーバー1311,1313はケ
ース側の内面1315と溝1316により規制されて水
平から上下の一方にのみ回転するように設けられてい
る。これらルーバー1311,1312,1313の気
流上流側には連結ロッド1317が,上下に直線移動す
るように設置されている。そして,連結ロッド1317
に中間ルーバー1312が端部のピン1318により連
結され,連結ロッド1317の上下移動により中間ルー
バー1312を気流下向き,気流水平あるいは気流上向
きの3位置に回転するように取付けられている。
【0040】また,連結ロッド1317と上下端ルーバ
ー1311,1313の連結部には,位置決め手段13
20が設けられている。位置決め手段1320は,連結
ロッド1317に長孔1321が形成され,長孔132
1には耳形の板ばね1322が装着されている。そし
て,板ばね1322にルーバー1311,1313の端
部のピン1318が係合され,連結ロッド1317の移
動の際に板ばね1322を弾性変形して任意に位置決め
をする。また,上端ルーバー1311については気流水
平と気流下向きの2位置に回転し,気流上向きの位置へ
移行する場合はルーバー水平状態でロッド移動を許容す
る。下端ルーバー1313については気流水平と気流上
向きの2位置に回転し,気流下向きの位置へ移行する場
合はルーバー水平状態でロッド移動を許容するように構
成されている。
【0041】次に,この実施例の動作を,図14を用い
て説明する。先ず,連結ロッド1317を上方へ移動さ
せると,(a)に示すように下端ルーバー1313はケ
ース内面1315により水平に規制され,他の3つのル
ーバー1311,1312は一体的に時計方向に回転し
て,空調風の気流が流路面積を減少したり,通気抵抗を
増加することなく下向きに変向される。このとき上下端
ルーバー1311,1313のピン1318は,いずれ
も板ばね1322の下部に係合して位置決めされる。次
いで,連結ロッド1317を少し下げると,(b)に示
すように3つのルーバー1311,1312は,その位
置を水平方向に移行し,このとき上下端ルーバー131
1,1313のピン1318が板ばね1322の途中に
弾性接触して位置決めされる。
【0042】また,連結ロッド1317をさらに下げる
と,(c)に示すように中間ルーバー1312は水平と
なり,かつ,上端ルーバー1311は水平に規制され
る。また,下端ルーバー1313はピン1318が板ば
ね1322の中間に弾性接触することで少し上向きに回
転するが,この状態で気流は略水平に吹出す。そして,
連結ロッド1317を下限に移動すると,(d)に示す
ように上端ルーバー1311は水平に保った状態で他の
3つのルーバー1312,1313が反時計方向に回転
して,気流が上述と同様に流路面積を減少することなく
上向きに変向される。このとき上下端ルーバー131
1,1313のピン1318は,いずれも板ばね132
2の上部に係合して位置決めされている。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように,この発明によれ
ば,車両用空調装置において,後席吹出口はインストル
メントパネルの左右方向の略中央位置で,前席乗員に気
流が当たらない範囲の横幅を有して開口するように設
け,後席吹出口のダクトを真直ぐ車両後方へ向けた状態
で,該ダクトから吹出される空調風が放物線を描いて後
席乗員上半身位置に及ぶように湾曲して形成するので,
後席へ気流を満遍なく行き渡らせることができ,前後席
の気流の干渉も少なくなって,空調効率が向上する。ま
た,後席の乗員には気流の直撃がないので片冷え等がな
く,マイルドな気流感が得られる。後席吹出口がインス
トルメントパネルの中央部のみですみ,インストルメン
トパネルに対するデザインの自由度が増す。さらに,リ
ヤダクトが不要になり,低コスト化が図れる。
【0044】空調制御では,前後席の室温と設定室温と
の差の大きい方を選択し,選択された信号を用いて目標
吹出し空気温を算出し,エアーミックスドア開度,ファ
ン印加電圧,風量配分ドア開度を算出する構成であるか
ら,前後席を,冷却能力不足を生じることなく,所望の
温度に効率良く空調することができる。また,温度干渉
も少なくなって,前後各々独立した温調性能を向上させ
ることができる。
【0045】前後席における信号の選択の際にあって
は,前後席の室温と設定室温との差により過渡または定
常を判断し,前後席のいずれかが定常の場合は,定常側
の差の小さい方を選択する構成であるから,定常に近い
側で風温が低いことによるフィーリングの悪化を防止す
ることができる。
【0046】また,空気吹出口装置をステアリングメン
バを利用して構成するので,コンパクトにインストルメ
ントパネルに収納でき,ステアリングメンバをダンパの
回動軸に利用するので,部品点数が低減する。
【0047】さらに,風向制御機構は,両端ルーバーが
連結ロッドに対して位置決めと変向の機能を有する手段
で連結され,両端ルーバーがケース内面により規制され
る場合は,両端ルーバーを水平に保つように構成される
ので,流路面積を減少したり,ベンチュリー効果で通気
抵抗を増加することが防止され,変向性能が向上する。
連結ロッドの移動位置に応じてルーバーが位置決めされ
るので,気流の変向状態を確実に保持できる。位置決め
手段は長孔に設けられた耳形の板ばねとピンの係合によ
り構成されるので,動作がスムースであり,構造も簡単
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る車両用空調装置の概略構成を示
す断面図である。
【図2】図1に示したインストルメントパネルの前席吹
出口,後席吹出口の配置状態を示す斜視図である。
【図3】この発明に係る空調制御部の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図3に示した空調制御部の動作例を示すフロー
チャートである。
【図5】図3に示した空調制御部の他の動作例を示すフ
ローチャートである。
【図6】この発明に係る空気吹出口装置の構成を示す断
面図である。
【図7】図6に示した空気吹出口装置の構成を示す分解
斜視図である。
【図8】図6に示した空気吹出口装置のA−A断面図で
ある。
【図9】図6に示した空気吹出口装置の構成を示す側面
図である。
【図10】図6に示した空気吹出口装置の動作状態を示
す側面図である。
【図11】この発明に係る空気吹出口装置の他の構成を
示す断面図である。
【図12】図11に示した空気吹出口装置のダンパの構
成を示す斜視図である。
【図13】この発明に係る風向制御機構の構成を示す断
面図である。
【図14】図13に示した風向制御機構の動作状態を示
す断面図である。
【図15】従来におけるインストルメントパネルの構成
を示す斜視図である。
【図16】図15に示したインストルメントパネルを用
いた車両用空調装置の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
104 インストルメントパネル 110 空気調和装置 111 前席吹出口 112 後席吹出口 115 ダクト 116 風量配分ドア 130 空調ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルに空調ユニット
    からの空調風を前席と後席とにそれぞれ吹出す前席吹出
    口と後席吹出口が配設される車両用空調装置において,
    前記後席吹出口は前記インストルメントパネルの左右方
    向の略中央位置で,前席乗員に気流が当たらない範囲の
    横幅を有して開口するように設け,前記後席吹出口のダ
    クトを車両後方へ向けた状態で,該ダクトから吹出され
    る空調風が後席乗員上半身位置に及ぶように湾曲させて
    形成し,前席吹出口と後席吹出口を風量配分ドアを介し
    て空調ユニットに連通させることを特徴とする車両用空
    調装置。
  2. 【請求項2】 前席熱環境条件および後席熱環境条件に
    基づいて装置全体を制御する制御手段を備え,前記制御
    手段は前後席の室温と設定室温との差の大きい方を選択
    する前後席信号選択手段と,前記前後席信号選択手段に
    より選択された信号を用いて目標吹出し空気温を算出す
    る目標吹出し空気温算出手段と,前記目標吹出し空気温
    算出手段により算出された目標吹出し空気温に基づいて
    エアーミックスドア開度を算出し,ドア開度信号をエア
    ーミックスドアに出力するエアーミックスドア開度算出
    手段と,前後席の検出室温と設定室温の差により全体の
    ファン印加電圧を算出し,ブロワファンのモータ電圧を
    制御するファン電圧算出手段と,前記ファン電圧算出手
    段により算出された前後席のファン電圧比から前後席の
    風量配分ドア開度を算出し,ドア開度信号を風量配分ド
    アに出力する風量配分ドア開度算出手段とを具備するこ
    とを特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記前後席信号選択手段は,前後席の室
    温と設定室温との差により過渡または定常を判断し,前
    後席のいずれかが定常の場合には,定常側の差の小さい
    方を選択することを特徴とする請求項2記載の車両用空
    調装置。
  4. 【請求項4】 ステアリングメンバに直交して被着され
    るダクトケースと,前記ダクトケース内部に回転可能に
    設けられるダンパと,前記ダンパの位置を変化させて風
    向を変える操作レバーとからなる空気吹出口装置を具備
    することを特徴とする車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 インストルメントパネルの吹出口に風向
    制御機構が設けられ,該風向制御機構は吹出口の内部に
    複数のルーバーが連結ロッドの直線移動により平行配置
    した状態で回転して気流を変向するように配設され,前
    記連結ロッドと中間ルーバーが少なくとも気流下向き,
    気流上向きおよび気流水平の3位置に変向するように連
    結され,前記連結ロッドと両端ルーバーの連結部に,前
    記3位置の位置決めをすると共に,前記両端ルーバーを
    気流水平と気流下向きまたは気流上向きのいずれか一方
    の2位置に変向する変向手段が設けられていることを特
    徴とする車両用空調装置。
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