JP3452853B2 - アンチロックブレーキシステム用ソレノイド弁 - Google Patents

アンチロックブレーキシステム用ソレノイド弁

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンチロックブレー
キシステムに係り、より詳しくはスリップ制御時のオイ
ルの供給量を可変して一層効率的な制動性能を奏するア
ンチロックブレーキシステム用ノーマルオープン型ソレ
ノイド弁に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アンチロックブレーキシステム
(アンチロック装置付きブレーキ)は車両のホイールに
設けられ、油圧(液圧)により制動力を発生するホイー
ルシリンダと、制動油圧を形成してホイールシリンダに
伝える倍力装置及びマスタシリンダと、制動油圧を制御
するモジュレータ及びECUより構成されて制動力を制御
する。このうち、モジュレータにはオイルの供給を制御
するためのノーマルオープン型ソレノイド弁とノーマル
クロズ型ソレノイド弁が設けられている。
【0003】前記アンチロックブレーキシステムに使わ
れた従来の一般のノーマルオープン型ソレノイド弁は、
一般制動時には常に開放されていてマスタシリンダから
発生された油圧を減圧せずに各ホイールシリンダに伝達
するようになる。また、制動時に車両の輪からスリップ
が発生する場合は、弁の開閉が断続的になされてオイル
の流動を調節することにより制動力を制御するように機
能する。
【0004】このような従来の一般のノーマルオープン
型ソレノイド弁は単純にプランジャの開閉動作によりオ
イルの流れを制限して流量を調節するので、スリップ制
御時にこの弁を通過するオイル量が一般制動時のオイル
の通過流量と同一になる。従って、このような従来のソ
レノイド弁を採用すれば、油圧の流量を精度良く調節す
ることが難しくなって、正確なスリップ制御を行えなく
なり、弁のプランジャの開閉動作にともなうオイルの脈
動によりウォーターハンマリング(water hammering)現
象が生じてノイズが発生するだけではなく、部品の耐久
性を悪化させる。
【0005】このような問題点を改善するためにスリッ
プ制御時は一般制動時とは違って、ホイールシリンダに
供給されるオイルの量をスリップ率に合せて適切に減ら
す一方、オイルの脈動を低減させるノーマルオープン型
ソレノイド弁が開発されている。例えば、図9に示した
ように、アメリカ特許(USP)5,647,644号
には前述したような効果を得るためのアンチロックブレ
ーキシステム用ノーマルオープン型ソレノイド弁が開示
されている。このソレノイド弁は、モジュレータブロッ
ク610に設けられた弁ハウジング620の内部に設け
られる弁シート623、マグネチックコア621、プラ
ンジャ622、そしてピストン624を備えている。前
記弁シート623はその内部に貫通ホールが形成されて
弁ハウジング620の下部に押し込まれ、前記マグネチ
ックコア621は弁ハウジング620の上部に設けられ
ている。前記プランジャ622はマグネチックコア62
1に貫着され、その下端が前記弁シート623の上端部
に隣接して配置される。そして、前記ピストン624は
スプリング625により図中下向に押しつけた状態に弁
シート623の外周縁に配置される。このノーマルオー
プン型ソレノイド弁は二つのオリフィスが形成されるよ
うに構成されるが、その一つは中空に形成された弁シー
ト623の上端部に設けられた固定オリフィス630で
あり、もう一つはスリップ制御時にピストン624がマ
グネチックコア621に接触する時にピストン624の
上端部に形成されたスロット626により形成される可
変オリフィス640である。
【0006】一方、弁シート623の下端部の一側面に
は当該弁シート623と弁ハウジング620との間にオ
イルが流動できる補助流路631が形成されているが、
スリップ制御時に入口部627を通じて流入されたオイ
ルが前記補助流路631を通じて流動してピストン62
4を図中上側に移動させる。また、前記弁シート623
の下端部の他側面には弁シート623を弁ハウジング6
20内に押込成形させて固定するように段差部623a
が形成されている。
【0007】前述したような従来のノーマルオープン型
ソレノイド弁において、一般制動時に、プランジャ62
2は上向きにピストン624は下向きに保たれ、オイル
は弁の入口部627に流入されて、開放された固定オリ
フィス630を通じて弁の出口部628に吐き出され
る。
【0008】一方、スリップ制御時にはプランジャ62
2が図中下向に移動して固定オリフィス630を閉鎖す
るようになり、入口部627を通じて流入されたオイル
が補助流路631を通じて流動してピストン624を上
向きに移動させてマグネチックコア621と接触させ
る。その後、プランジャ622が上向きに移動するよう
になれば、マスタシリンダから発生された油圧はマグネ
チックコア621に接触されたピストン624のスロッ
ト626により形成される可変オリフィス640を通過
してホイールシリンダに伝えられる。
【0009】前記制動力が解除されればホイールシリン
ダのオイルは、まずオイルの入口部627と出口部62
8とを連結するように弁ハウジング620に形成された
復帰流路629を通じてマスタシリンダに復帰され、以
後プランジャ622が図中上向きに移動して弁はオープ
ン状態に復元するようになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来のノーマルオープン型ソレノイド弁において、弁
シートの外側面にはスリップ制御時に弁シートと弁ハウ
ジングとの間にオイルを流動させてピストンを上向き移
動させる補助流路と、当該弁シートを弁ハウジング内に
固定させる段差部とが形成され、さらに、当該補助流路
側の弁シートの外側面と弁ハウジングとの隔離距離が常
に一定に維持されるように製造されるので、弁シートの
製造工程及び組立工程が煩雑になる問題点がある。ま
た、従来のソレノイド弁はマグネチックコア、弁シー
ト、ピストン、オイル流路を内設するための弁ハウジン
グを別個に設けられるので、弁全体のサイズが大きくな
る問題点がある。
【0011】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、スリップ制動時にオ
イルの流量を可変させられるアンチロックブレーキシス
テム用ソレノイド弁を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、マグネチックコアに
オイル流路とオリフィスを形成することにより構造が単
純で製造に容易なアンチロックブレーキシステム用ソレ
ノイド弁を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るアンチロックブレーキシステム用ソレ
ノイド弁は、印加された電流により電磁場を形成するよ
うにヨークの内部に捲線されたコイルと、ヨークを貫通
して電磁場により上下動するアーマチュアと、アーマチ
ュアに結合されて先端部には球体が設けられているプラ
ンジャと、前記ソレノイド弁の下端部に備えられている
前記オイル流入路内のオイルに含まれた異物が内部に流
入されることを防止するフィルターと、前記モジュレー
タブロックのボアに端部が結合され、当該ボアの内部に
前記プランジャに設けられている球体に安着する第1シ
ート面と、ピストンの上端に安着する第2シート面とが
各々形成されて、当該プランジャにより開閉されて前記
オイル流入路と前記オイル流出路とを連通させる固定オ
リフィスを備えたマグネチックコアと、一般制動時には
前記固定オリフィスと離隔され、スリップ制御時には前
記固定オリフィスと当接するように前記マグネチックコ
アの下部に上下動自在に設けられ、内部には当該固定オ
リフィスの形成された弁シートが押し込まれ、内部には
前記オイル流出路と連通されるバイパス流路が貫着さ
れ、前記ピストンの内部には当該バイパス流路と当該オ
イル流入路とを連通させる復帰流路が形成され、当該復
帰流路にはチェック弁が設けられて、当該マグネチック
コアの中心部には前記ピストンの上端が前記固定オリフ
ィスと当接した場合に当該固定オリフィスと連通されて
当該固定オリフィスの直径より小さく形成された可変オ
リフィス付きピストンとを備える。一方、スリップ制御
時にはピストンが固定オリフィスと当接することにより
マスタシリンダからオイル流入路を通じてソレノイド弁
内に流入されたオイルのうち一部だけ可変オリフィスと
固定オリフィスを順次通過した後にオイル流出路を通じ
てホイールシリンダに供給される。従って、スリップ制
動時にオイルの流量を可変させられる。また、マグネチ
ックコアにオイル流路とオリフィスを形成することによ
り構造が単純で製造を容易にできる。
【0014】前記ピストンの内部にはオイル流入路と可
変オリフィスとを連通させるように下端まで軸方向に貫
着されたピストン流路と、一般制動時にオイル流入路を
通じてソレノイド弁内に流入されたオイルが固定オリフ
ィスを円滑に流動するようにピストン流路から所定の角
度をなしながら分岐されてピストンの側端まで延設され
る複数の分岐流路が備えられており、前記可変オリフィ
スはピストン流路からピストンの上端まで軸方向に延設
される。望ましくは、前記角度を90゜〜150゜にす
る。前記ピストンの外周面には、少なくとも一つ以上の
Oリングが設けられ、マグネチックコアとピストンとの
間には一般制動時にピストンが固定オリフィスと離隔さ
れた状態を維持するようにピストンを弾性支持するスプ
リングが備えられている。また、前記マグネチックコア
の側面には固定オリフィスを通過したオイルがオイル流
出路側に流動するように流出孔が形成されており、当該
マグネチックコアの外周面とモジュレータブロックのボ
アとの間にはオイルがオイル流出路側に漏出することを
防止するリップシールが設けられる。そして、本発明に
係るソレノイド弁は前記モジュレータブロックのボアに
押し込まれて固定され、前記ピストンを支持してピスト
ンの下向移動を制限すると同時に、マスタシリンダから
オイル流入路を通じて供給されるオイルをピストンの可
変オリフィス側に案内する液圧案内部材をさらに備え
る。前記液圧案内部材の中心部にはピストンの内部にそ
の一部が突設されオイル流入路と連通される案内流路の
形成されているガイド部が備えられており、当該ガイド
部の上端には案内流路と可変オリフィスとを連通させる
第1連通孔が形成され、当該ガイド部の側面にはスリッ
プ制御時にピストンの下端に油圧が作用するようにピス
トンの下端部と当接する部分に複数の第2連通孔が形成
されている。一方、液圧案内部材の外周面とモジュレー
タブロックのボアとの間にはオイルがオイル流出路側に
漏出することを防止するリップシールが設けられる。ま
た、本発明に係るソレノイド弁の他の実施の形態とし
て、前記可変オリフィスはピストンの上端からその幅が
固定オリフィスの直径より小さく前記ピストンの上端か
ら下端の斜め方向に溝が形成された複数のオイル溝より
なり、当該ピストンの内部にはオイル流入路と連通する
ように下端まで軸方向に貫着されたピストン流路と、一
般制動時にオイル流入路を通じてソレノイド弁内に流入
されたオイルが固定オリフィスを円滑に流動するように
ピストン流路から所定の角度をなしながら分岐されてピ
ストンの側端まで延設される複数の分岐流路が備えられ
ている。望ましくは、前記所定の角度を90゜〜150
゜にする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の実施の形態を詳細に説明する。一般に、アンチロ
ックブレーキシステム(アンチロック装置付きブレー
キ)は車両のホイールに設けられて油圧により制動力を
発生するホイールシリンダと、制動油圧を形成してホイ
ールシリンダに伝達する倍力装置及びマスタシリンダ
と、制動油圧を制御するモジュレータ及び電子制御装置
(ECU)とから構成されている。このうち、モジュレータ
にはマスタシリンダからホイールシリンダに流動する油
圧を制御するためのノーマルオープン型ソレノイド弁が
備えられているが、図1を参照して本発明にともなうア
ンチロックブレーキシステム用ノーマルオープン型ソレ
ノイド弁の第1実施の形態を説明する。
【0016】図1に示したように、第1実施の形態にと
もなうノーマルオープン型ソレノイド弁100は印加さ
れた電流により電磁場を形成するようにヨーク101の
内部に捲線されたコイル102と、ヨーク101の中心
部を軸方向に貫着される一面が開口された円筒状のスリ
ーブ103と、スリーブ103の内部に設置されて電磁
場により上下動するアーマチュア(armature)104及び
当該アーマチュア104に結合されたプランジャ105
と、モジュレータブロック150のボア153に端部が
結合されるマグネチックコア106とを含む。
【0017】前記マグネチックコア106の内部には所
定の直径を有する固定オリフィス111(invariable or
ifice)の形成された弁シート110が押し込まれ、当該
弁シート110内には後述する可変オリフィス121(v
ariable orifice)の形成されたピストン120が前記固
定オリフィス111と当接または離隔するように上下動
自在に設けられている。前記プランジャ105はマグネ
チックコア106の内部を貫通して弁シート110の固
定オリフィス111と隣接するように位置し、プランジ
ャ105の先端部には固定オリフィス111の上部を開
閉するように球体105aが設けられている。
【0018】前記固定オリフィス111の上下部には前
記プランジャ105の球体105aが安着する第1シー
ト面111aと、ピストン120の上端が安着する第2
シート面111bが各々形成されている。前記弁シート
110とプランジャ105との間には、平常時に固定オ
リフィス111が開放された状態を維持するようにプラ
ンジャ105を図中上向きに弾性支持する第1スプリン
グ107が備えられ、前記ピストン120とマグネチッ
クコア106との間には一般制動時にピストン120が
固定オリフィス111と離隔された状態を維持するよう
にピストン120を図中下向に弾性支持する第2スプリ
ング127が備えられている。
【0019】一方、前記モジュレータブロック150に
はマスタシリンダ90及び液圧ポンプ91と連結された
オイル流入路151と、ホイールシリンダ92と連結さ
れたオイル流出路152が形成され、マスタシリンダ9
0または液圧ポンプ91から吐き出されるオイルがオイ
ル流入路151、固定オリフィス111、オイル流出路
152を通じてホイールシリンダ92へ供給されて制動
を行なうが、以下、詳細に説明する。
【0020】前記マグネチックコア106はモジュレー
タブロック150に対して段差を有するように加工され
たボア153に押込成形されて一体に結合されるが、当
該マグネチックコア106の内部には弁シート110と
ピストン120が挿着されるように受入れ部106aが
設けられ、側面には固定オリフィス111を通過したオ
イルが前記オイル流出路152側に流動するように流出
孔106bが形成されている。前記弁シート110はマ
グネチックコア106の受入れ部106aに押し込ま
れ、この弁シート110の内部にはピストン120の上
部120aが摺動自在に挿入されるよう液圧室112が
設けられている。ピストン120の上部120aの外周
面にはピストン120と弁シート110との間にオイル
が漏出することを防止するためのOリング124(OーRi
ng)が設けられている。
【0021】また、ピストン120の下部120bはモ
ジュレータブロック150のボア153の底部に摺動自
在に結合されるように配置され、下部120bの外周面
にはオイルがピストン120とボア153との間に前記
オイル流出路152側に漏出することを防止するための
リップシール(Lip-Seal)152が設けられている。そし
て、ピストン120の底部にはボア153に押圧されて
固定され、ピストン120を支えて当該ピストン120
の図中下向移動を制限すると同時に、マスタシリンダ9
0または液圧ポンプ91から供給されるオイルをピスト
ン120側に案内する液圧案内部材130が備えられ、
当該液圧案内部材130の中心部にはオイル流入路15
1と連通される案内流路131が貫着されている。
【0022】前記ピストン120の内部には前記オイル
流入路151と固定オリフィス111とを連通させるよ
うに下端まで軸方向に貫着されたピストン流路123
と、当該ピストン流路123から垂直に分岐されてピス
トン120の側端まで延設される複数の分岐流路122
と、ピストン流路123からピストン120の上端まで
軸方向に延設される可変オリフィス121が備えられて
いる。この際、前記可変オリフィス121の直径は固定
オリフィス111の直径より小さく形成する。また、前
記液圧案内部材130の底部にはオイルに含まれた異物
の流入を防ぐためのフィルター135が設けられてい
る。
【0023】以下、上記の通りに構成された第1実施の
形態にともなうノーマルオープン型ソレノイド弁100
の作動及び効果を図1乃至図4に基づいて説明する。ま
ず、一般制動時に、運転手がブレーキペダルを踏んでマ
スタシリンダ90で形成された制動油圧はノーマルオー
プン型ソレノイド弁100を通じてホイールシリンダ9
2に伝えられる。即ち、平常時にノーマルオープン型ソ
レノイド弁100は開放状態に維持されるため、制動油
圧は図1において矢印で示したように、オイル流入路1
51、液圧案内部材130の案内流路131、ピストン
120のピストン流路123、分岐流路122及び可変
オリフィス121、固定オリフィス111、流出孔10
6b、オイル流出路152を順次通過した後にホイール
シリンダ92に伝えられて制動ブレーキがなされる。こ
の際、制動油圧が案内流路131と、分岐流路122及
び可変オリフィス121を通じて固定オリフィス111
側に円滑に伝えられて制動応答が迅速に発生される。逆
に、運転手がブレーキペダルから足を外すと、ホイール
シリンダ92内の制動油圧は開放されたノーマルオープ
ン型ソレノイド弁100を通じてマスタシリンダ90に
復帰されて制動力が減ったり全く解除される。
【0024】一方、車両のスリップが生ずれば、制動油
圧の減圧、維持、増圧を通してスリップを制御するアン
チロックブレーキ制御が作動されるが、この際の本発明
に係るノーマルオープン型ソレノイド弁100の作動を
説明する。まず、制動油圧の減圧及び維持モード時に、
ホイールシリンダ92内の制動油圧を適正圧力に下げた
り維持させるためにノーマルオープン型ソレノイド弁1
00を閉鎖させる。即ち、ソレノイド弁100に電流が
印加されれば、図2に示したように、プランジャ105
が第1スプリング107を圧縮しながら下降し、球体1
05aが第1シート面111aに安着して固定オリフィス
111が完全に閉鎖される。これにより、制動ブレーキ
油圧はこれ以上ホイールシリンダ92に伝えられなくな
る。
【0025】一方、制動油圧はオイル流入路151を通
じて供給し続けられるため、ソレノイド弁100内の圧
力が急速に上昇することになる。このように上昇した制
動油圧はピストン120の下端と液圧案内部材130の
上端との間でも作用するようになり、固定オリフィス1
11を中心にオイル流入路151側とオイル流出路15
2側が所定の圧力差以上になる時、制動油圧が第2スプ
リング127を圧縮しながらピストン120を上昇さ
せ、図3に示したように、ピストン120の上端を第2
シート面111bに安着させる。これにより、固定オリ
フィス111の上部がプランジャ105の球体105a
により完全に閉鎖された状態で、固定オリフィス111
の下部はピストン120の可変オリフィス121と連通
された状態を保つ。
【0026】このような状態で制動油圧を増圧させる場
合、ノーマルオープン型ソレノイド弁100に電流供給
が中断され、図4に示したように、第1スプリング10
7の弾性復元力によりプランジャ105が図中上側に移
動して固定オリフィス111の上部が開放されることに
より、可変オリフィス121内のオイルが固定オリフィ
ス111と流出孔106bを通してホイールシリンダ9
2に伝えられて制動油圧が上昇される。この際、固定オ
リフィス111の上部側と下部側には相当な圧力差が生
じるが、直径が相対的に小さな可変オリフィス121を
通じて油圧が安定に伝えられる。
【0027】継続的な油圧伝達により固定オリフィス1
11の上部側と下部側の圧力差が解消されれば、第2ス
プリング127の弾性復元力によりピストン120が図
中下側に移動して弁シート110の第2シート面111
bから離隔され、これにより、制動油圧は可変オリフィ
ス121だけではなく、分岐流路122を通じても固定
オリフィス111に円滑に伝えられる。結局、スリップ
制御時に制動油圧の維持モード後に増圧モードを行う場
合は、まず可変オリフィス121と固定オリフィス11
1を通じて制動油圧が安定に伝えられることにより、固
定オリフィス111の上部側と下部側の境界上での油圧
衝撃及びノイズが相当減り、制動作用もやはり安定にな
る。
【0028】図5は本発明に係るアンチロックブレーキ
システム用ソレノイド弁の第2実施の形態を示した断面
図である。前記第1実施の形態のソレノイド弁と同じ部
分は同一番号を付しその詳細な説明は省略する。図5に
示したように、第2実施の形態にともなうノーマルオー
プン型ソレノイド弁200において、マグネチックコア
206の内部には固定オリフィス211の形成された弁
シート210が押し込まれ、前記弁シート210内には
可変オリフィス221の形成されたピストン220が前
記弁シート210と当接または離隔されるように上下動
自在に設けられている。前記弁シート210とプランジ
ャ105との間には平常時に固定オリフィス211が開
放された状態を維持するようにプランジャ105を図中
上側方向に弾性支持する第1スプリング107が備えら
れ、前記ピストン220と弁シート210との間には一
般制動時にピストン220が固定オリフィス211と離
隔された状態を維持するようにピストン220を図中下
側方向に弾性支持する第2スプリング227が備えられ
ている。
【0029】前記固定オリフィス211の上下部にはプ
ランジャ105の球体105aが安着される第1シート
面211aと、ピストン220の上端の安着される第2
シート面211bが各々形成されている。前記マグネチ
ックコア206はモジュレータブロック150に段差を
有するように加工されたボア153に押込成形されて一
体に結合されるが、マグネチックコア206の内部には
弁シート210とピストン220が挿着されるように受
入れ部206aが設けられ、側面には固定オリフィス2
11を通過したオイルがオイル流出路152に流動する
ように流出孔206bが形成されている。前記弁シート
210はマグネチックコア206の受入れ部206aに
押し込まれ、このような弁シート210の内部にはピス
トン220の上部220aが摺動自在に挿入されるよう
に液圧室212が設けられている。
【0030】一方、ピストン220の底部にはボア15
3に押し込まれて固定され、ピストン220の下部22
0bを支持してピストン220の図中下向き移動を制限
すると同時に、マスタシリンダ90または液圧ポンプ9
1から供給されるオイルをピストン220に案内する液
圧案内部材230が備えられている。前記液圧案内部材
230の中心部にはピストン220側に突設されてオイ
ル流入路151と連通される案内流路231を形成する
ガイド部230aが備えられている。このガイド部23
0aはその一部(図中上部)がピストン220の内部に挿
着され、その上端には案内流路231内のオイルをピス
トン220側に流動させる第1連通孔232が形成され
ており、側面には前記ピストン220の下端部と当接す
る部分に複数の第2連通孔233が形成されているが、
これについては後述する。
【0031】前記ピストン220の内部にはガイド部2
30aの案内流路231と固定オリフィス211を連通
させるように下端まで軸方向に貫着されたピストン流路
223と、前記ピストン流路223から垂直に分岐され
ピストン220の側端まで延設される複数の分岐流路2
22と、前記ピストン流路223からピストン220の
上端まで軸方向に延設される可変オリフィス221とが
備えられている。この際、前記可変オリフィス221の
直径は固定オリフィス211の直径より小さく形成され
る。前記ピストン220の下部220bの外周面には第
1及び第2のOリング224a、224bが設けられ、液
圧案内部材230の外周面にはオイルが液圧案内部材2
30とボア153との間隙に前記オイル流出路152側
に漏出することを防ぐためのリップシール225が備え
られている。また、前記液圧案内部材230の底部には
オイルに含まれた異物の流入を防ぐためのフィルター1
35が設けられている。
【0032】以下、上記の通り構成された第2実施の形
態にともなうノーマルオープン型ソレノイド弁200の
作動及び効果を図5乃至図8に基づき説明する。まず、
一般制動時に、マスタシリンダ90で形成された制動油
圧は図5において矢印で示したように、オイル流入路1
51、ガイド部230aの案内流路231、ピストン2
20のピストン流路223、分岐流路222及び可変オ
リフィス221、固定オリフィス211、流出孔206
b、オイル流出路152を順次通過した後にホイールシ
リンダ92に伝えられて制動される。この際、制動油圧
が案内流路231と、分岐流路222及び可変オリフィ
ス221を通じて固定オリフィス211側に円滑に伝え
られて制動応答が迅速に生ずる。以後、制動が完了すれ
ば、ホイールシリンダ92内の制動油圧は開放されたノ
ーマルオープン型ソレノイド弁200を通じてマスタシ
リンダ90に復帰される。
【0033】一方、車両のスリップにともなう制動油圧
の減圧及び維持モード時には、ノーマルオープン型ソレ
ノイド弁200に電流が印加されれば、図6に示したよ
うに、プランジャ105が第1スプリング107を圧縮
しながら下降し、球体105aが第1シート面211aに
安着して固定オリフィス211が完全に閉鎖される。こ
れにより、制動油圧はこれ以上ホイールシリンダ92に
伝えられなくなる。
【0034】前記制動油圧はオイル流入路151を通じ
て供給し続けられるため、ソレノイド弁200内の圧力
が急速に上昇するようになる。このように上昇した制動
油圧はガイド部230aの第2連通孔233を通してピ
ストン220の下端と液圧案内部材230の上端間でも
作用するようになり、固定オリフィス211を中心にオ
イル流入路151側とオイル流出路152側が所定の圧
力差以上になる時、第2スプリング227を圧縮しなが
らピストン220を上昇させ、図7に示したように、ピ
ストン220の上端を第2シート面211bに安着させ
る。これにより、前記固定オリフィス211の上部がプ
ランジャ105の球体105aにより完全に閉鎖された
状態で、固定オリフィス211の下部がピストン220
の可変オリフィス221と連通した状態を維持するよう
になる。
【0035】このような状態で制動油圧を増圧させる場
合は、ノーマルオープン型ソレノイド弁200に電流供
給が中断され、図8に示したように、第1スプリング1
07の弾性復元力によりプランジャ105が図中上側に
移動して固定オリフィス211の上部が開放されること
により可変オリフィス221内のオイルが固定オリフィ
ス211と流出孔206bを通してホイールシリンダ9
2に供給されて制動油圧が上昇する。この際、固定オリ
フィス211の上部側と下部側には相当な圧力差が生じ
るが、直径が相対的に小さな可変オリフィス221を通
じて油圧が安定に供給される。
【0036】継続的な油圧伝達によって固定オリフィス
211の図中上部側と下部側の圧力差が解消されれば、
第2スプリング227の弾性復元力によりピストン22
0が下側に移動して弁シート210の第2シート面21
1bから離隔され、これにより、制動油圧は可変オリフ
ィス221だけではなく、分岐流路222を通じても固
定オリフィス211に円滑に伝えられる。結局、スリッ
プ制御時に制動油圧の維持モード後、増圧モードを行う
場合は、まず可変オリフィス221と固定オリフィス2
11を通じて制動油圧を安定に伝達させることにより、
固定オリフィス211の図中上部側と下部側の境界上で
の油圧衝撃及びノイズが相当に減少され、制動作用もや
はり安定になる。
【0037】図9は本発明に係るアンチロックブレーキ
システム用ソレノイド弁の第3実施の形態を示した断面
図である。前記第1実施の形態のソレノイド弁と同じ部
分は同一番号を与してその詳細な説明は省略する。図9
に示したように、第3実施の形態にともなうノーマルオ
ープン型ソレノイド弁300において、マグネチックコ
ア306の内部には固定オリフィス311が形成され、
可変オリフィス321の形成されたピストン320が前
記固定オリフィス311と当接または離隔されるように
上下動自在に設けられている。前記マグネチックコア3
06とプランジャ105との間には平常時に固定オリフ
ィス311が開放された状態を維持するようにプランジ
ャ105を図中上向きに弾性支持する第1スプリング1
07が備えられ、前記ピストン320とマグネチックコ
ア306との間には一般制動時にピストン320が固定
オリフィス311から離隔状態を維持するようにピスト
ン320を図中下向に弾性支持する第2スプリング32
7が備えられている。前記マグネチックコア306はモ
ジュレータブロック150に段差を有するように加工さ
れたボア153に押込成形され一体に結合されるが、マ
グネチックコア306の内部にはピストン320が摺動
自在に挿着されるよう受入れ部306aが設けられ、側
面には固定オリフィス311を通過したオイルがオイル
流出路152側に流動するように流出孔306bが形成
されている。
【0038】前記固定オリフィス311の上下部には前
記プランジャ105の球体105aが安着される第1シ
ート面311aと、ピストン320の上端の安着される
第2シート面311bが各々形成されている。前記ピス
トン320の外周面にはマグネチックコア306との間
にオイルが漏出することを防ぐための第1及び第2のO
リング324a、324bが設けられており、マグネチッ
クコア306の外周面にもボア153との間にオイルが
漏出することを防ぐための第3のOリング324cが設
けられている。また、ピストン320の内部にはオイル
流入路151と固定オリフィス311とを連通させるよ
うに下端まで軸方向に貫着されたピストン流路323
と、ピストン流路323から垂直に分岐されてピストン
320の側端まで延設される複数の分岐流路322と、
前記ピストン流路323からピストン320の上端まで
軸方向に延設される可変オリフィス321が備えられて
いる。この際、前記可変オリフィス321の直径は固定
オリフィス311の直径より小さく形成する。
【0039】そして、マグネチックコア306の内部に
はオイル流出路152と連通されるバイパス流路307
が貫着され、ピストン320の内部には前記バイパス流
路307とオイル流入路151を連通させるための復帰
流路328が形成されており、この復帰流路328内に
はチェック弁329が設けられている。一方、ピストン
320の底部にはオイルに含まれた異物の流入を防止す
るためのフィルター135が配置されている。
【0040】以下、上記の通り構成された第3実施の形
態にともなうノーマルオープン型ソレノイド弁300の
作動及び効果を図9乃至図12を参照して説明する。ま
ず、一般制動時に、マスタシリンダ90で形成された制
動油圧は図9で矢印に示したように、オイル流入路15
1、ピストン320のピストン流路323、分岐流路3
22及び可変オリフィス321、固定オリフィス31
1、流出孔306b、オイル流出路152を順次通過し
た後にホイールシリンダ92に伝えられて制動が行われ
る。以後、制動が完了すれば、ホイールシリンダ92内
の制動油圧はバイパス流路307と復帰流路328を通
じてマスタシリンダ90に復帰される。
【0041】一方、車両のスリップにともなう制動油圧
の減圧及び維持モード時にノーマルオープン型ソレノイ
ド弁300に電流が印加されれば、図10に示したよう
に、プランジャ105が第1スプリング107を圧縮し
ながら下降して球体105aが第1シート面311aに安
着して固定オリフィス311の上部が完全に閉鎖され
る。これにより、制動油圧はこれ以上ホイールシリンダ
92に伝えられなくなる。一方、前記制動油圧はオイル
流入路151を通じて供給し続けられるため、ソレノイ
ド弁300内の圧力が急速に上昇する。このように上昇
された制動油圧はピストン320の下端に作用するよう
になり、固定オリフィス311を中心にオイル流入路1
51側とオイル流出路152側が所定の圧力差以上にな
る時、第2スプリング327を圧縮しながらピストン3
20を上昇させ、図11に示したように、ピストン32
0の上端を第2シート面311bに安着させる。これに
より、固定オリフィス311の上部がプランジャ105
の球体105aにより完全に閉鎖された状態で、固定オ
リフィス311の下部が可変オリフィス321と連通状
態を維持する。
【0042】このような状態で制動油圧を増圧する場合
は、ノーマルオープン型ソレノイド弁300に電流供給
が中断され、図12に示したように、第1スプリング1
07の弾性復元力によりプランジャ105が図中上側に
移動して固定オリフィス311の上部が開放されること
により、可変オリフィス321内のオイルが固定オリフ
ィス311と流出孔306bを通してホイールシリンダ
92に伝えられて制動油圧が上昇する。この際、固定オ
リフィス311の上部側と下部側には相当な圧力差が生
じるが、直径が相対的に小さな可変オリフィス321を
通じて油圧が安定に供給される。
【0043】継続的な油圧伝達により固定オリフィス3
11の上部側と下部側の圧力差が解消されれば、第2ス
プリング327の弾性復元力によりピストン320が図
中下側に移動して第2シート面311bから離隔され、
これにより、制動油圧は可変オリフィス321だけでな
く、分岐流路322を通じても固定オリフィス311に
円滑に伝えられる。結局、スリップ制御時の制動油圧の
維持モード後に増圧モードを行う場合は、まず可変オリ
フィス321と固定オリフィス311を通じて制動油圧
を安定に伝達させることにより、固定オリフィス311
の上部側と下部側の境界上での油圧衝撃及びノイズがか
なり減少され制動ブレーキ作用もやはり安定になる。
【0044】図13(A)及び図13(B)は各々本発
明に係るピストンの他の実施の形態を示した斜視図及び
断面図である。これらに示したように、ピストン420
の内部には軸方向に貫着されたピストン流路423と、
ピストン流路423から所定の角度θ1をなしながら分
岐されてピストン420の側端まで延設される複数の分
岐流路422と、ピストン流路423からピストン42
0の上端まで軸方向に延設される可変オリフィス421
が備えられているが、当該可変オリフィス421の直径
は固定オリフィスの直径より小さく形成される。また、
一般制動時に分岐流路422を通過したオイルが固定オ
リフィスに円滑に流動するように前記角度(θ1)を約9
0゜〜150゜に形成することが望ましい。
【0045】図14(A)及び図14(B)は各々本発
明に係るピストンのさらに他の実施の形態を示した斜視
図及び断面図である。これらに示したように、ピストン
520の内部には軸方向に貫着されたピストン流路52
3と、ピストン流路523から所定の角度(θ2)をなし
ながら分岐されてピストン520の側端まで延設される
複数の分岐流路522が備えられており、当該ピストン
520の上端には図中下向切開された複数のオイル溝5
21が備えられている。この際、前記オイル溝521の
幅は固定オリフィスの直径より小さく形成され、前述し
た可変オリフィス421(図13(A)及び図13
(B)参照)の機能を行う。即ち、スリップ制御時にピ
ストン520の分岐流路522を通過したオイルがオイ
ル溝521を通じて固定オリフィスに流入されることに
より油圧を安定に供給できるようにする。望ましくは、
前記角度(θ2)を約90゜〜150゜に形成する。
【0046】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明に係るノーマル
オープン型ソレノイド弁は固定オリフィスと共に、オイ
ルの圧力を減圧して供給できる可変オリフィスを備える
ので、制動力を容易に調節することができて正確なスリ
ップ制御を行える。また、二重のオリフィス構造により
オイル流路上で急激な圧力の変化を防止できてウォータ
ーハンマリング現象が発生しなくなるので、作動ノイズ
を減らすことができ衝撃による部品の損傷を防止でき
る。更に、本発明に係るノーマルオープン型ソレノイド
弁は固定オリフィス、可変オリフィスの形成されたピス
トン、オイル流路を全てマグネチックコアの内部に備え
ることで、弁のサイズと構造を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンチロックブレーキシステム用
ソレノイド弁の第1実施の形態の断面図であって、一般
制動時に固定オリフィスが完全に開放された状態を示し
た図である。
【図2】図1のソレノイド弁の断面図であって、スリッ
プ制御時に固定オリフィスがプランジャにより完全に閉
鎖された状態を示した図である。
【図3】図1のソレノイド弁の断面図であって、スリッ
プ制御時に固定オリフィスにピストンが当接した状態を
示した図である。
【図4】図1のソレノイド弁の断面図であって、スリッ
プ制御時に固定オリフィスが完全に開放された状態を示
した図である。
【図5】本発明に係るアンチロックブレーキシステム用
ソレノイド弁の第2実施の形態の断面図であって、一般
制動時に固定オリフィスが完全に開放された状態を示し
た図である。
【図6】図5のソレノイド弁の断面図であって、スリッ
プ制御時に固定オリフィスがプランジャにより完全に閉
鎖された状態を示した図である。
【図7】図5のソレノイド弁の断面図であって、スリッ
プ制御時に固定オリフィスにピストンが当接する状態を
示した図である。
【図8】図5のソレノイド弁の断面図であって、スリッ
プ制御時に固定オリフィスが完全に開放された状態を示
した図である。
【図9】本発明に係るアンチロックブレーキシステム用
ソレノイド弁の第3実施に形態の断面図であって、一般
制動時に固定オリフィスが完全に開放された状態を示し
た図である。
【図10】図9のソレノイド弁の断面図であって、スリ
ップ制御時に固定オリフィスがプランジャにより完全に
閉鎖された状態を示した図である。
【図11】図9のソレノイド弁の断面図であって、スリ
ップ制御時に固定オリフィスにピストンが当接した状態
を示した図である。
【図12】図9のソレノイド弁の断面図であって、スリ
ップ制御時に固定オリフィスが完全に開放された状態を
示した図である。
【図13】(A)は本発明に係るピストンの他の実施の
形態を示した斜視図であり、(B)は同図(A)のピス
トンの断面図である。
【図14】(A)は本発明に係るピストンのさらに他の
実施の形態を示した斜視図であり、(B)は同図(A)
のピストンの断面図である。
【図15】従来のアンチロックブレーキシステム用ソレ
ノイド弁の断面図である。
【符号の説明】
105 プランジャ 106 マグネチックコア 110 弁シート 111 固定オリフィス 120 ピストン 121 可変オリフィス 122 分岐流路 123 ピストン流路 130 液圧案内部材 131 案内流路 150 モジュレータブロック 151 オイル流入路 152 オイル流出路 153 ボア
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−81219(JP,A) 特開 平10−71940(JP,A) 特開 平10−119747(JP,A) 特開 平10−103557(JP,A) 特開 平8−320086(JP,A) 実開 平6−63461(JP,U) 国際公開98/009856(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/34 - 8/36

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイールシリンダと、制動油圧を前記ホ
    イールシリンダに伝達するマスタシリンダと、前記マス
    タシリンダと連通されるオイル流入路及び前記ホイール
    シリンダと連通されるオイル流出路が形成されたモジュ
    レータと、前記モジュレータ内に挿着され前記マスタシ
    リンダからホイールシリンダに流動する油圧を制御する
    ソレノイド弁を備えたアンチロックブレーキシステムに
    おいて、 前記ソレノイド弁は、 印加された電流により電磁場を形成するようにヨークの
    内部に捲線されたコイルと、 前記ヨークを貫通して電磁場により上下動するアーマチ
    ュアと、 前記アーマチュアに結合されて先端部には球体が設けら
    れているプランジャと、前記ソレノイド弁の下端部に備えられている前記オイル
    流入路内のオイルに含まれた異物が内部に流入されるこ
    とを防止するフィルターと、 前記モジュレータブロックのボアに端部が結合され、当
    該ボアの内部に前記プランジャに設けられている球体に
    安着する第1シート面と、ピストンの上端に安着する第
    2シート面とが各々形成されて、当該プランジャにより
    開閉されて前記オイル流入路と前記オイル流出路とを連
    通させる固定オリフィスを備えたマグネチックコアと、 一般制動時には前記固定オリフィスと離隔され、スリッ
    プ制御時には前記固定オリフィスと当接するように前記
    マグネチックコアの下部に上下動自在に設けられ、内部
    には当該固定オリフィスの形成された弁シートが押し込
    まれ、内部には前記オイル流出路と連通されるバイパス
    流路が貫着され、前記ピストンの内部には当該バイパス
    流路と当該オイル流入路とを連通させる復帰流路が形成
    され、当該復帰流路にはチェック弁が設けられて、当該
    マグネチックコアの中心部には前記ピストンの上端が前
    記固定オリフィスと当接した場合に当該固定オリフィス
    と連通されて当該固定オリフィスの直径より小さく形成
    された可変オリフィス付きピストンとを具備して、 前記スリップ制御時に前記ピストンが前記固定オリフィ
    スと当接することにより前記マスタシリンダから前記オ
    イル流入路を通じて前記ソレノイド弁内に流入されたオ
    イルのうち一部だけ前記可変オリフィスと前記固定オリ
    フィスを順次通過した後に当該オイル流出路を通じて前
    記ホイールシリンダに供給されることを特徴とするアン
    チロックブレーキシステム用ソレノイド弁。
  2. 【請求項2】 前記ピストンの内部には前記オイル流入
    路と前記可変オリフィスとを連通させるように下端まで
    軸方向に貫着されたピストン流路と、一般制動時に前記
    オイル流入路を通じて前記ソレノイド弁内に流入された
    オイルが前記固定オリフィスを円滑に流動するように前
    記ピストン流路から所定の角度を有して分岐され、当該
    ピストンの側端まで延設される複数の分枝流路とが備え
    られて、当該可変オリフィスは当該ピストン流路から当
    該ピストンの上端まで軸方向に延設されていることを特
    徴とする請求項1に記載のアンチロックブレーキシステ
    ム用ソレノイド弁。
  3. 【請求項3】 前記所定の角度は90゜〜150゜であ
    ることを特徴とする請求項に記載のアンチロックブレ
    ーキシステム用ソレノイド弁。
  4. 【請求項4】 前記ピストンの外周面には、少なくとも
    一つ以上のOリングが設けられていることを特徴とする
    請求項に記載のアンチロックブレーキシステム用ソレ
    ノイド弁。
  5. 【請求項5】 前記マグネチックコアと前記ピストンと
    の間には一般制動時に前記ピストンが前記固定オリフィ
    スと離隔された状態を保つよう当該ピストンを弾性支持
    するスプリングが備えられていることを特徴とする請求
    に記載のアンチロックブレーキシステム用ソレノイ
    ド弁。
  6. 【請求項6】 前記マグネチックコアの側面には前記固
    定オリフィスを通過したオイルが前記オイル流出路側に
    流動するように流出孔が形成されていることを特徴とす
    る請求項に記載のアンチロックブレーキシステム用ソ
    レノイド弁。
  7. 【請求項7】 前記マグネチックコアの外周面と前記モ
    ジュレータブロックのボアとの間にはオイルが前記オイ
    ル流出路側に漏出することを防止するリップシールが設
    けられていることを特徴とする請求項に記載のアンチ
    ロックブレーキシステム用ソレノイド弁。
  8. 【請求項8】 前記ソレノイド弁は前記モジュレータブ
    ロックのボアに押し込まれて固定され、前記ピストンを
    支持して当該ピストンの下向移動を制限すると同時に、
    前記マスタシリンダから前記オイル流入路を通じて供給
    されるオイルを当該ピストンの可変オリフィス側に案内
    する液圧案内部材をさらに備えることを特徴とする請求
    項1に記載のアンチロックブレーキシステム用ソレノイ
    ド弁。
  9. 【請求項9】 前記液圧案内部材の中心部には前記ピス
    トンの内部に当該液圧案内部材の一部が突設され、前記
    オイル流入路と連通される案内流路の形成されているガ
    イド部が備えられていることを特徴とする請求項に記
    載のアンチロックブレーキシステム用ソレノイド弁。
  10. 【請求項10】 前記ガイド部の上端には前記案内流路
    と前記可変オリフィスとを連通させる第1連通孔が形成
    され、当該ガイド部の側面にはスリップ制御時に前記ピ
    ストンの下端に油圧が作用するように当該ピストンの下
    端部と当接する部分に複数の第2連通孔が形成されてい
    ることを特徴とする請求項に記載のアンチロックブレ
    ーキシステム用ソレノイド弁。
  11. 【請求項11】 前記液圧案内部材の外周面と前記モジ
    ュレータブロックのボアとの間にはオイルが前記オイル
    流出路側に漏出することを防止するリップシールが設け
    られていることを特徴とする請求項に記載のアンチロ
    ックブレーキシステム用ソレノイド弁。
  12. 【請求項12】 前記可変オリフィスは前記ピストンの
    上端で当該可変オリフィスの幅が前記固定オリフィスの
    直径より小さく前記ピストンの上端から下端の斜め方向
    に溝が形成された複数のオイル溝よりなり、当該ピスト
    ンの内部には前記オイル流入路と連通するように下端ま
    で軸方向に貫着されたピストン流路と、一般制動時に前
    記オイル流入路を通じて前記ソレノイド弁内に流入され
    たオイルが前記固定オリフィスを全て通過するように前
    記ピストン流路から所定の角度を有しながら分岐され、
    当該ピストンの側端まで延設される複数の分岐流路が備
    えられていることを特徴とする請求項1に記載のアンチ
    ロックブレーキ用ソレノイド弁。
  13. 【請求項13】 前記所定の角度は90゜〜150゜で
    あることを特徴とする請求項12に記載のアンチロック
    ブレーキシステム用ソレノイド弁。
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